2026年9月6日 ホムセン見切り苗、10年たったらこうなりました。16品種の成長記録と育て方
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ホームセンターの園芸コーナー、とくに赤いシールが貼られた「見切り品」や「おつとめ品」のワゴンの前。皆さんは行きますか?
私はお店に入ったら、吸い寄せられるように真っ先に向かって確認してしまいます。インフレが始まり、あらゆる物価が高騰している今の日本において、「安いことは正義」という実感がますます強くなっていますよね。
やっぱセールって、ロザリアン(バラ愛好家)にとって抗いがたい魅力があるんです。そこにバラ苗がポツンと置かれていれば、花が終わっていようが、葉っぱが黄色くなっていようが、枝がヒョロヒョロだろうが、「安い」というただそれだけの理由でお迎えしてしまう。それが、私たちロザリアンの逃れられない業なのです。
今でこそ私は、自分の庭の限界キャパシティを冷静に判断し、本当に欲しいバラ以外はセールで見かけても涙をのんでスルーできるようになりました。しかし、バラ沼にズブズブと頭まで嵌っていった2016年当時は全く違いました。半額シールが貼られているのを見ただけで「救出しなければ!」という謎の使命感に駆られ、全確保です。当時は、やすいのは絶対的な正義だったのです。
庭のグランドデザインやカラーコーディネートなどは完全に無視。「安いから買う」。ただ、それだけのシンプルな思考回路でした。 現在でこそ我が家にはバラが150株近くひしめき合う隙間のない庭ですが、2016年当時はまだまだ土が見えるガラガラの状態でした。だからこそ、好きなだけバラを買って次々と植えられるという、今思えばとんでもない贅沢が味わえたのです。当時はそれがどんなに幸せな環境か分からず、ただ後先考えずに適当にカートに放り込んでいましたが。
今冷静に振り返れば、10年前に庭のコンセプトをしっかりと明確にして、グランドデザインを決め、計画的にバラの配置を確保して庭を作るべきだったのです。本当に欲しいバラをカタログでじっくり吟味して、何としても育ててみたい品種だけを厳選すべきでした。耐病性が高い品種を選ぶとか、成長した時の樹形がどうなるとか、そんな考慮も一切なし。何度も言いますが「安かった」、ただそれだけの理由で買っていたのです。
しかし、そんな無計画な理由で我が家にやってきた見切りのバラたちですが、10年たったら驚くべき姿を見せてくれました。安いからという理由で拾ってきたヒョロヒョロのバラたちが、10年の時を経てたくましく立派に育ち、今や我が家の景観には絶対になくてはならない重要なシンボルローズへと成長を遂げたのです。
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