アラーナ Allanah
アラーナ(ジャックマニー系 新枝咲き)。クレマチス
クレマチス ‘アラーナ’ 育て方完全ガイド|心を奪うルビーレッドの女王
「つる植物の女王」と称されるクレマチス。その中でも、ひときわ目を引くベルベットのような深紅の花を咲かせる品種がクレマチス ‘アラーナ’ (Clematis 'Allanah') です。
「こんなに美しい花、育てるのが難しいのでは…?」
「クレマチスは剪定が複雑だと聞いて、手が出せないでいる」
もしあなたがそう思っているなら、この記事はまさにあなたのためにあります。実はこの‘アラーナ’、息をのむほどの美しさとは裏腹に、驚くほど強健で育てやすく、クレマチス初心者にも自信をもっておすすめできる品種なのです。
この記事では、‘アラーナ’の基本的な魅力から、植え付け、日々の管理、そして栽培の最重要ポイントである「剪定」まで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。読み終わる頃には、あなたもきっとルビーレッドの女王を、ご自身の庭へお迎えしたくなっているはずです。
クレマチス「アラーナ」とは?基本情報と3つの魅力
まずは、この美しいクレマチスが一体どんな植物なのか、そのプロフィールと特筆すべき魅力をご紹介します。
基本情報
系統:ジャックマニー系(遅咲き大輪系)
花色:深みのあるルビーレッド、ベルベットのような質感
花径:約12cm~18cm(大輪)
開花期:5月~10月(主に初夏と秋)
つるの長さ:2.0m~3.5m
咲き方:新枝咲き(その年に伸びた新しいつるに花が咲く)
剪定:強剪定(冬に地際近くで強く切り戻す)
耐寒性:強い
耐暑性:比較的強い
作出:1968年、ニュージーランド
魅力①:吸い込まれるような「ルビーレッド」の花色
‘アラーナ’の最大の魅力は、なんといってもその花色にあります。ただの「赤」ではありません。光を受けると輝くようなルビー色、日陰では深みを増すクリムゾン色。ベルベットの生地を思わせるしっとりとした質感の花弁は、高級感と生命力に満ち溢れています。
花の中心にある花芯(しべ)は、花弁よりもさらに濃いバーガンディ色。この花芯が全体を引き締め、シックで情熱的な印象を完成させています。洋風の庭はもちろん、和風の庭やモダンな空間にも不思議と調和する、普遍的な美しさを持つクレマチスです。
魅力②:初心者でも安心!驚くほど「強健で育てやすい」
「美しい花には棘がある」と言いますが、‘アラーナ’には当てはまりません。この品種が属する「ジャックマニー系」は、原種の強健な性質を受け継いでおり、病気に強く、日本の気候にもよく適応します。
そして何より、クレマチス初心者が最もつまずきやすい「剪定」が非常にシンプルなのです。‘アラーナ’は「新枝咲き」という性質のため、難しいことを考えずに冬にバッサリと強く切り戻すだけでOK。この「強剪定」については、後ほど詳しく解説しますが、この管理の単純さが、‘アラーナ’が世界中で愛され続ける大きな理由の一つです。
魅力③:初夏から秋まで長く咲く「返り咲き性」
クレマチスには一季咲きの品種も多い中、‘アラーナ’は非常に返り咲きしやすい性質を持っています。
まず初夏(5月~6月頃)に一番花が見事に咲き誇ります。そして、花が終わった後に軽い剪定と追肥を行うことで、夏から秋にかけて二番花、三番花を次々と咲かせてくれるのです。春のバラの季節から、庭が少し寂しくなる夏、そして秋の澄んだ空気の中まで、長い期間その美しい姿で庭を彩ってくれるのは、ガーデナーにとってこの上ない喜びと言えるでしょう。
【実践編】アラーナの育て方パーフェクトガイド
それでは、実際に‘アラーナ’を育てるための具体的なステップを見ていきましょう。一つひとつのポイントを丁寧に行えば、誰でも見事な花を咲かせることができます。
植え付け:成功への第一歩
クレマチス栽培は、最初の植え付けが非常に重要です。
時期:真夏と真冬を除いた、生育が穏やかな時期(3月~5月、9月~10月が最適)。
場所:「頭は太陽に、足元は日陰に」がクレマチスの栽培環境の鉄則です。つるが伸びていく先は日当たりと風通しが良い場所を選び、根元には直射日光が当たり続けないようにします。建物の東側や、株元に他の植物(ホスタや宿根ゼラニウムなど)が植えてある場所が理想的です。
用土:水はけと水もちの良い、肥沃な土を好みます。市販の「クレマチス専用土」を使うのが最も手軽で確実です。自分で配合する場合は、「赤玉土(小粒)6:腐葉土4」などが基本の配合です。
植え方(最重要ポイント):クレマチスは「深植え」が基本です。買ってきた苗の根鉢を崩さずに、現在の土の表面よりも5cm~10cm(1~2節分)深くなるように植え付けます。
なぜ深植え? これにより、地中に埋まった節から新しい芽や根が出やすくなります。万が一、地際でつるが折れたり、「立ち枯れ病」で地上部が枯れたりしても、地中の芽から復活できる可能性が格段に高まるのです。これは‘アラーナ’を守るための「保険」のようなものです。
日常の管理:水やりと肥料
水やり:
鉢植えの場合:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。特に生育期や開花期は水切れに注意してください。
庭植えの場合:植え付け直後と、雨が降らずに乾燥が続く夏場以外は、基本的に水やりの必要はありません。
肥料:
元肥(寒肥):2月頃、冬の剪定と同時に、株元にゆっくり効く有機質肥料や緩効性化成肥料を施します。
追肥:春に新芽が伸び始めてから、花が咲き終わる秋まで、月に1~2回のペースで液体肥料を与えるか、2ヶ月に1回程度のペースで緩効性化成肥料を施します。花をたくさん咲かせる分、エネルギーを多く消費するので、定期的な追肥を忘れないようにしましょう。
剪定:アラーナ栽培の最重要ポイント
ここが‘アラーナ’栽培のハイライトです。難しく考えず、ポイントを押さえましょう。
剪定のタイプ:強剪定(グループ3)
冬の剪定(本剪定):
時期:2月~3月上旬。新芽が動き出す少し前がベストタイミングです。
方法:地際から数えて2~3節(ぷっくりと膨らんだ芽が確認できる節)を残し、そこから上をすべてハサミで切り落とします。「こんなに切って大丈夫?」と不安になるくらい、思い切ってバッサリと切るのが成功のコツです。この作業により、春には地際から力強い新芽が何本も発生し、それらが伸びてたくさんの花をつけます。
花後の剪定(返り咲きのため):
時期:一番花が咲き終わった後。
方法:咲き終わった花から1~2節下で切り戻します。同時に追肥を行うことで、株の体力が回復し、次の開花の準備が促されます。
誘引:美しく仕立てる技術
つるを美しく伸ばすための「誘引」も楽しみの一つです。
方法:つるが伸びてきたら、こまめに支柱やフェンス、オベリスクなどに麻ひもなどで優しく結びつけます。つるは自然に絡まろうとしますが、全体にバランス良く広がるように、人の手で少し手助けしてあげましょう。
アイディア:
オベリスク仕立て:鉢植えでも庭植えでも楽しめる定番の仕立て方。螺旋状に巻きつけると立体的になります。
フェンスやトレリス:壁面を彩るキャンバスのように、つるを扇状に広げて誘引します。
つるバラとの共演:開花期が近い白やピンクのつるバラと絡ませると、プロのガーデナーのような見事な景観を作り出せます。
よくある質問とトラブルシューティング(Q&A)
ここでは、‘アラーナ’を育てる上でよくある疑問や悩みにお答えします。
Q1. 数年経っても花が咲きません…
A1. いくつかの原因が考えられます。
日照不足:1日に最低でも5~6時間の日照が必要です。場所を見直してみましょう。
肥料不足:特にリン酸分が不足すると花つきが悪くなります。春からの追肥を徹底してみてください。
根詰まり(鉢植えの場合):2~3年に一度は、一回り大きな鉢に植え替えを行いましょう。
Q2. 葉っぱが黄色くなってきました…
A2. 主に水の過不足か、肥料の過不足が原因です。
水のやりすぎ:土が常にジメジメしていると根腐れを起こします。水やりの頻度を見直しましょう。
栄養不足:特定の栄養素(窒素やマグネシウムなど)が不足している可能性があります。バランスの取れた肥料を与えてみてください。
Q3. 元気だったつるが、急にぐったりとしおれてしまいました!
A3. それは「クレマチス立ち枯れ病」の可能性が高いです。地際の茎に傷がついたり、土壌が過湿になったりすると発生しやすい病気です。
対処法:残念ながら、一度しおれたつるは元に戻りません。すぐに根元から切り取り、他に広がらないように処分してください。
最大の予防策:植え付け時の「深植え」です。深植えしてあれば、たとえ地上部が枯れても、土に埋まった節から新しい芽が伸びてきて、株全体が復活する可能性が非常に高くなります。
アラーナを120%楽しむ!他の赤色系品種との比較
‘アラーナ’の個性をより深く知るために、他の人気の赤色系クレマチスと比較してみましょう。
アラーナ (Allanah)
花色:鮮やかなルビーレッド。 花形:丸弁の星形、大輪。 剪定:強剪定。 系統:ジャックマニー系。 特徴:バランスの取れた花形と育てやすさが魅力。
ニオベ (Niobe)
花色:咲き始めは黒に近いダークレッド。 花形:剣弁でシャープな印象、大輪。 剪定:弱剪定(古い枝にも咲く)。 系統:ジャックマニー系。 特徴:ドラマチックな花色の変化が楽しめます。
マダム・ジュリア・コレボン (Mme Julia Correvon)
花色:明るいワインレッド。 花形:花弁が反り返る、中輪。 剪定:強剪定。 系統:ヴィチセラ系。 特徴:圧倒的な多花性と強健さを誇ります。
このように比較すると、‘アラーナ’は「大輪の華やかさ」と「強剪定の管理のしやすさ」を両立している、非常にバランスの取れた優良品種であることが分かります。
まとめ:さあ、あなたもルビーレッドの女王を庭へ
クレマチス ‘アラーナ’について、その魅力から具体的な育て方、トラブル対処法まで、徹底的に解説してきました。
最後に、‘アラーナ’の魅力をもう一度おさらいしましょう。
心を奪う、ベルベットのようなルビーレッドの大輪花
初心者でも安心の、強健でシンプルな「強剪定」
初夏から秋まで、長く楽しめる豊かな返り咲き性
‘アラーナ’は、クレマチス栽培の醍醐味である「育てる喜び」と「咲かせる感動」を、最もストレートに味あわせてくれる品種の一つです。この記事をガイドブックとして、ぜひあなたの手で、ルビーレッドの女王を庭に咲かせてみませんか?その一輪は、きっとあなたのガーデンライフを、より一層豊かで情熱的なものに変えてくれるはずです。
再生リスト
再生リスト クレマチス
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2025年07月11日
赤い花でも派手すぎない、気品ある佇まい。クレマチス・アラーナ、感動の開花シーンをご覧ください。2025年7月8日
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2025年06月21日
梅雨の庭に咲く一輪の幸福。クレマチス「サムシングブルー」の青色に心から癒される。2025年6月12日
サムシング・ブルー Something Blue
サムシング・ブルー(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス
クレマチス 'サムシングブルー' 育て方の完全ガイド|失敗しない剪定から奇跡の青い花の魅力まで徹底解説!
「庭に、吸い込まれるような美しい青い花があったら…」
ガーデニングを愛する人なら、一度はそんな夢を抱いたことがあるのではないでしょうか。数ある花の中でも、真の「青」を持つものは少なく、だからこそ私たちは青い花に特別な憧れを抱きます。
もし、あなたが、
育てやすくて、見応えのある青い花を探している
クレマチスに挑戦したいけれど、剪定が難しそうで不安
毎年たくさんの花を咲かせてくれる、コストパフォーマンスの高い品種が欲しい
そう思っているなら、この記事はあなたのためのものです。
今回ご紹介するのは、クレマチス「サムシングブルー」。
その名の通り、花嫁を幸せに導くというおまじない「サムシング・ブルー」を彷彿とさせる、奇跡のような青紫色の花を咲かせる品種です。
しかし、この花の魅力は、ただ美しいだけではありません。クレマチス栽培で多くの人がつまずく「剪定が驚くほど簡単」で、「病気にも強く非常に強健」、そして「春から秋まで次々と花を咲かせる」という、まさに夢のような特徴を兼ね備えているのです。
この記事では、クレマチス「サムシングブルー」の基本情報から、心惹かれるその魅力、そして初心者の方が絶対に失敗しない育て方の全手順を、年間カレンダーと共に徹底的に解説します。さらに、多くの方が悩む剪定方法は写真を見るように分かりやすく、病害虫対策やおしゃれな飾り方、人気品種との比較まで、あなたが知りたい情報のすべてを詰め込みました。
読み終える頃には、サムシングブルーへの愛が深まり、「私にも育てられる!」という自信に満ち溢れているはず。さあ、あなたもこの記事をガイドブックに、庭に奇跡の青を咲かせる第一歩を踏み出してみませんか?
クレマチス「サムシングブルー」とは? 基本情報と心惹かれる5つの魅力
まずは、この魅力的なクレマチスのプロフィールと、ガーデナーたちの心を掴んで離さない5つの秘密に迫ります。
魅力1:心を奪う、奇跡の「サムシングブルー」
この花の最大の魅力は、何と言ってもその花色にあります。澄み渡る初夏の空のような、清らかな青紫色。派手さはありませんが、見る人の心を静かに満たすような、気品と透明感を湛えています。
花びらはまるで丁寧に作られた和紙のような独特の質感で、光を受けると繊細な濃淡が浮かび上がり、その表情は実に豊か。この花が庭で風にそよぐ姿は、まさに生きた芸術品です。
そして、その名は、結婚式で花嫁が身につけると幸せになれるというヨーロッパの伝統的なおまじない「サムシング・フォー(Something Four)」の一つ、「サムシング・ブルー(Something Blue)」に由来します。青は聖母マリアのシンボルカラーであり、「純潔」「清らかさ」「誠実な愛情」を象徴する特別な色。
そんな幸福のストーリーを秘めたクレマチスは、お庭を彩るだけでなく、見る人の心にも幸せを運んでくれるような、特別な存在となってくれるでしょう。
魅力2:初心者でも安心!驚くほど「育てやすい」強健さ
「クレマチスは美しいけれど、繊細で育てるのが難しい…」そんなイメージをお持ちではないでしょうか? 特に「立ち枯れ病」は、多くのガーデナーを悩ませる病気です。
しかし、このサムシングブルーは、そんな心配を吹き飛ばしてくれるほどの強健さを誇ります。
本種は「インテグリフォリア系」という系統に属し、この系統はもともと丈夫な性質を持つことで知られています。中でもサムシングブルーは、生産者が「耐うどんこ病・耐立ち枯れ病・耐葉ダニ」を謳うほど、病害虫への耐性が高いのが特徴です。
もちろん、完璧に病気にならないわけではありませんが、基本的な育て方を守れば、元気に育ち、毎年たくさんの花を咲かせてくれます。クレマチス栽培の入門編として、これほど頼もしい品種はないでしょう。
魅力3:春から秋まで咲き続ける「四季咲き性」
お気に入りの花が、一瞬で咲き終わってしまうのは寂しいもの。その点、サムシングブルーは期待を裏切りません。
開花期は4月頃から始まり、適切な剪定を行うことで8月頃まで、返り咲きを繰り返します。春の芽吹きと共に最初の花が咲き誇り、花が終わった後に切り戻しをすると、夏から秋にかけて再び美しい花を咲かせてくれるのです。
この「四季咲き性」の強さが、ガーデナーにとってどれほど嬉しいことか。一つの株で長期間にわたって花を楽しめるため、庭の彩りが途切れることがありません。開花の喜びを何度も味わえる、非常にコストパフォーマンスの高い品種と言えます。
魅力4:扱いやすいコンパクトな樹形
クレマチスには、フェンスや壁を覆うほど大きく成長する「つる性」の品種が多いですが、サムシングブルーは性質が少し異なります。
つるが自ら絡みつくのではなく、支柱などにもたれかかりながら成長する「木立性(半つる性)」のクレマチスです。草丈も1~1.5mと比較的コンパクトにまとまるため、大きな庭がなくても大丈夫。
鉢植えやコンテナでベランダガーデニング
花壇の前景~中景で草花との混植を楽しむ
小さめのオベリスクやトレリスに誘引して立体感を出す
など、限られたスペースでもその魅力を存分に発揮できます。大きくなりすぎないので管理がしやすく、日本の住宅事情にもぴったりの品種です。
魅力5:大輪で上向き咲き!花の表情を楽しめる
サムシングブルーの花は、直径12~15cmにもなる中輪~大輪サイズ。コンパクトな株姿に、この大きさの花が咲く姿は非常に見応えがあります。
さらに特筆すべきは、その「上向き咲き」という性質。
クレマチス、特にこのインテグリフォリア系には、俯きがちに咲く奥ゆかしい品種が多い中、サムシングブルーはしっかりと空を見上げるように花を開きます。
これにより、鉢植えや花壇など、目線が上からになりがちな場所でも、花の美しい表情を一つひとつ楽しむことができます。他の植物と混植しても花が埋もれにくく、その存在感をしっかりとアピールしてくれるのも嬉しいポイントです。
基本情報まとめ表
項目 詳細
系統 インテグリフォリア系
性質 木立性(半つる性)・落葉性
開花期 4月~8月(四季咲き性が強い)
花色 青紫色
花径 約12~15cm(中輪~大輪)
咲き方 一重咲き・上向き咲き
草丈 約1~1.5m
剪定 強剪定(新枝咲き)
耐寒性 強い
耐暑性 普通
耐病性 非常に強い
【完全ガイド】クレマチス「サムシングブルー」の育て方|12ヶ月の作業カレンダー
ここからは、いよいよ実践編です。サムシングブルーを元気に育て、たくさんの花を咲かせるための具体的な手順を、年間カレンダーと共に詳しく解説していきます。
年間作業カレンダー(目安)
月 主な作業 ポイント
1月 植え付け・植え替え・寒肥 休眠期。作業の最適期。
2月 冬の強剪定・植え付け 芽が動き出す前に剪定を済ませる。
3月 芽かき・追肥(開始) 新芽が伸び始める。元気な芽を残す。
4月 誘引・追肥・開花 つるが伸びるので支柱に誘引する。
5月 開花・花後の剪定 一番花が終わったら剪定し二番花を促す。
6月 花後の剪定・追肥 病害虫の発生に注意する。
7月 花後の剪定・水やり 夏越し。水切れに注意。
8月 水やり・夏越し 高温期は株が休みがち。
9月 追肥(再開)・開花 秋の花が咲き始める。
10月 開花・追肥(終了) 花が終わったらお礼肥を。
11月 黄葉・落葉 自然に葉が枯れていく。
12月 休眠期・植え付け 植え付け・植え替えの最適期。
(1) 植え付け・植え替え(最適期:12月~2月)
クレマチス栽培の成功は、最初の植え付けで決まると言っても過言ではありません。
苗の選び方: 節と節の間が詰まっていて、茎ががっしりとした苗を選びましょう。ポットの底から白い根が見えているものは、元気に育っている証拠です。
鉢の選び方: サムシングブルーは根を深く張るため、深さのある「深鉢」がおすすめです。植え付ける苗のポットより2回りほど大きいサイズ(例:4号ポット苗なら6号鉢)を選びます。
用土: 水はけと水持ちのバランスが良い土を好みます。市販の「クレマチス専用の土」を使うのが最も簡単で確実です。自分で配合する場合は、「赤玉土(小粒)6:腐葉土4」に、根腐れ防止のゼオライトや緩効性肥料を少量混ぜ込むと良いでしょう。
最重要ポイント「深植え」: クレマチスを植える際は、現在の土の表面よりも、地上部の節が1~2つ土の中に埋まるように深く植える「深植え」が基本です。
なぜ深植え?
地中の節から新しい根や芽が出やすくなり、株立ちが豊かになる。
もし地上部が立ち枯れ病などで枯れても、土の中の芽から復活できる可能性が高まる。
地温の上昇を抑え、根を保護する効果がある。
(2) 置き場所・日当たり
クレマチスは「足元は日陰、顔は日向」を好むと言われます。
日当たり: 1日5時間以上は直射日光が当たる、日当たりと風通しの良い場所が理想です。日照不足だと花つきが悪くなります。
株元の保護: ただし、根が張っている株元(地際)に夏の強い西日が長時間当たると、地温が上がりすぎて株が弱る原因になります。
対策:
マルチング材(バークチップや腐葉土など)で株元を覆う。
株元に日陰を作るような、背の低い草花(コンパニオンプランツ)を植える。
鉢植えの場合は、二重鉢にするのも効果的です。
(3) 水やり
水を好む植物ですが、常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。
基本: 「鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える」のが鉄則です。
季節ごとの目安:
春・秋: 1日1回程度。
夏: 乾燥が激しい時期は、朝と夕方の2回必要になることも。
冬: 生育が止まるので、土の表面が乾いてから2~3日後に与える程度でOK。
注意点: 地植えの場合は、根付いてしまえば基本的に降雨に任せて大丈夫ですが、乾燥が続く夏場は様子を見て水やりをしてください。
(4) 肥料の与え方(施肥)
四季咲きのサムシングブルーは、次々と花を咲かせるためにたくさんのエネルギーを必要とします。適切な時期に肥料を与えることが、花数を増やす重要なポイントです。
緩効性固形肥料(置き肥):
時期: 春の芽が動き出す3月頃と、秋の花が終わった後のお礼肥として10月頃に与えます。
役割: ゆっくりと長期間効果が持続し、株の基本的な体力をつけます。
液体肥料:
時期: 4月~7月、9月~10月の生育期に、月2~3回程度与えます。
役割: 即効性があり、開花や新芽の成長を直接的にサポートします。
寒肥(かんごえ):
時期: 1月~2月の休眠期に、有機質肥料(油かすや骨粉など)を与えます。
役割: 春からの力強い成長のための土作りと、栄養補給の役割があります。
【最重要】失敗しない!サムシングブルーの剪定方法
「クレマチスの剪定は種類によって違って、なんだか難しそう…」
この「剪定の壁」で、クレマチス栽培を諦めてしまう方は少なくありません。
しかし、ご安心ください。サムシングブルーの剪定は、クレマチスの中でも最も簡単な「強剪定」タイプです。これさえマスターすれば、毎年たくさんの花を咲かせることができます。
なぜ剪定が必要? 3つの理由
花数を増やすため: 古い枝を整理し、新しい枝の発生を促すことで、花つきが格段に良くなります。
株の若返りのため: 剪定は人間でいう新陳代謝。株の健康を保ち、寿命を延ばします。
病気を防ぐため: 枝が混み合うのを防ぎ、風通しを良くすることで、うどんこ病などの発生を抑えます。
サムシングブルーは「新枝咲き・強剪定」タイプ
クレマチスは、花の咲く枝の性質によって剪定方法が異なりますが、サムシングブルーは「新枝咲き」に分類されます。
新枝咲きとは? 春に新しく伸びてきた「その年の枝」に花が咲くタイプのこと。 つまり、冬の間に古い枝を思い切って短く切ってしまっても、春になれば新しい枝が伸びて、そこにちゃんと花が咲くのです。古い枝を残す必要がないため、剪定で迷うことがほとんどありません。これが「初心者向け」と言われる最大の理由です。
実践!2つのタイミング別剪定方法
サムシングブルーの剪定は、主に「花が終わった後」と「冬」の年2回行います。
① 花後の剪定(5月~7月頃):二番花、三番花を咲かせるために
一番花が咲き終わったら、二番花を咲かせるために切り戻し剪定を行います。
手順:
咲き終わった花(花がら)をまずカットします。
次に、その花が咲いていた枝を辿り、株元から数えて2~3節目の充実した芽の上でカットします。
すると、残した節の葉の付け根から新しい芽が伸びてきて、約40~50日後に再び花を咲かせます。
株全体の花が7~8割咲き終わったタイミングで、全体の半分くらいの高さでバッサリと切り戻す方法も有効です。
この作業を繰り返すことで、夏から秋にかけて何度も返り咲きを楽しむことができます。
② 冬の剪定(2月頃):来年の花のために【最重要】
冬になり、地上部が枯れてきたら、来春の準備のための最も重要な剪定を行います。これが「強剪定」です。
手順:
時期は、本格的な寒さで地上部が完全に枯れ込み、新しい芽が動き出す直前の2月頃が最適です。
枯れたつるを、地際(地面すれすれ)から2~3節(5~15cm)残して、思い切ってバッサリと切り戻します。
「こんなに短くして大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、全く問題ありません。地中に蓄えた栄養と、残した節の芽から、春には新しい元気なつるがたくさん伸びてきます。
この冬の強剪定を行うことで、株がリフレッシュされ、翌年も力強く成長し、美しい花をたくさん咲かせてくれるのです。
病害虫と対策
非常に強健なサムシングブルーですが、可能性のあるトラブルと対処法を知っておけば、さらに安心です。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになる病気。風通しが悪いと発生しやすいです。発生初期であれば、専用の薬剤を散布したり、重曹を薄めたスプレーなどで対処できます。まずは風通しの良い場所で管理することが一番の予防です。
立ち枯れ病: ある日突然、株の一部または全体が萎れて枯れてしまうクレマチスの代表的な病気。もし発生してしまったら、残念ながら回復は難しいです。被害が広がらないよう、萎れた部分はすぐに株元から切り取り、処分しましょう。「深植え」をしておけば、地中の芽から復活する可能性があります。
アブラムシ・ハダニ: 新芽や蕾につきやすい害虫。見つけ次第、粘着テープで取り除いたり、牛乳を薄めたスプレーを吹きかけるのが効果的です。数が多い場合は、専用の殺虫剤を使用します。
ネマトーダ(センチュウ): 根に寄生する微小な生物。株の生育が悪くなります。対策として、コンパニオンプランツのマリーゴールドを近くに植えると、その根がセンチュウを抑制する効果があると言われています。
サムシングブルーの魅力を引き出す!おしゃれな飾り方・楽しみ方
コンパクトで扱いやすいサムシングブルーは、様々な楽しみ方ができます。
鉢植え・コンテナガーデンで: ベランダや玄関先で、主役として飾るのに最適。深さのあるテラコッタ鉢などと合わせると、ナチュラルで素敵な雰囲気になります。
オベリスクや小さめのフェンスに: 木立性ですが、つるは1.5mほど伸びます。小さめのオベリスクやトレリスに軽く誘引してあげると、立体的な美しい姿を楽しめます。
バラとの組み合わせ(ローズアンドクレマチス): ガーデナーの憧れ、バラとクレマチスの共演。サムシングブルーの涼やかな青紫色は、特に白、淡いピンク、アプリコット系のバラと相性抜群。お互いの美しさを引き立て合います。
切り花として: 花もちも良いので、切り花として室内に飾るのもおすすめです。一輪挿しにするだけで、お部屋に清涼感と気品をもたらしてくれます。
【品種比較】他の人気クレマチスとの違いは?
「他の青系のクレマチスとどう違うの?」そんな疑問にお答えします。
品種名 サムシングブルー ロウグチ ベル・オブ・ウォーキング アフロディーテ・エレガフミナ
写真イメージ (上品な青紫の大輪花) (濃紫の小さなベル型) (淡い紫の豪華な八重咲き) (深い紫色の整った中輪花)
系統 インテグリフォリア インテグリフォリア パテンス八重 インテグリフォリア
花形 平咲き・大輪 ベル型・小輪 八重咲き・大輪 平咲き・中輪
花色 青紫色 濃い青紫色 淡い藤色・薄紫色 深い紫色
剪定 強剪定 強剪定 弱剪定(旧枝咲き) 強剪定
特徴 育てやすく華やか 野趣あふれる可愛らしさ ゴージャスで圧倒的な存在感 シックで多花性
こんな人へ 初心者で華やかさが欲しい ナチュラルガーデンが好き とにかく豪華な花が好き バラと合わせたい、シックな庭に
このように、同じ青・紫系のクレマチスでも、それぞれに全く異なる魅力があります。サムシングブルーは、「クレマチスらしい華やかな大輪の花を、簡単な管理で楽しみたい」という方に、まさにぴったりの品種と言えるでしょう。
入手方法と価格の目安
サムシングブルーは人気品種のため、春のガーデニングシーズンには園芸店やホームセンターでも見かけることがあります。確実なのは、品揃えの豊富なオンラインの園芸ショップです。
主なオンラインショップ: 園芸ネット、楽天市場内の園芸店など
価格の目安: 苗の大きさによりますが、3.5号~4号ポットの若い苗で1,200円~1,800円程度、5号ポット以上の充実した苗で2,500円~3,500円程度が相場です。
注意点: 大変な人気品種のため、春には売り切れになっていることがほとんどです。秋や冬の販売時期を狙うか、ショップの「再入荷通知」を登録しておくことを強くおすすめします。
まとめ:さあ、あなたも庭に奇跡の青を
この記事でご紹介した基本的な育て方とシンプルな剪定ルールを守れば、あなたの庭やベランダでも、きっとあの幸福の青い花を毎年楽しむことができます。ぜひ、サムシングブルーで素敵なガーデニングライフを始めてみてください。
この記事では、クレマチス「サムシングブルー」の尽きない魅力と、誰でも成功できる育て方の全てをご紹介してきました。
幸福を呼ぶ、清らかな青紫色の美しい花
病気に強く、初心者でも安心の強健さ
春から秋まで繰り返し咲く、優れた四季咲き性
鉢植えにも最適な、扱いやすいコンパクトな樹形
そして何より、失敗しない「強剪定」という手軽さ
これほど多くの長所を兼ね備えたクレマチスは、他にそうありません。
最初にサムシングブルーの苗を植え付け、冬に思い切って剪定し、春に力強い新芽が伸びてきた時の感動。そして、待ちわびた蕾がほころび、あの奇跡のような青い花が目の前で開いた時の喜びは、きっとあなたのガーデニングライフを、より一層豊かで特別なものにしてくれるはずです。
さあ、次はあなたの番です。
このガイドを手に、クレマチス「サムシングブルー」で、あなただけの美しい庭作りを始めてみませんか? その一輪が、きっと日々の暮らしに幸福と彩りをもたらしてくれることでしょう。
サムシング・ブルー Something Blue
再生リスト クレマチス
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サムシング・ブルー(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス
クレマチス 'サムシングブルー' 育て方の完全ガイド|失敗しない剪定から奇跡の青い花の魅力まで徹底解説!
「庭に、吸い込まれるような美しい青い花があったら…」
ガーデニングを愛する人なら、一度はそんな夢を抱いたことがあるのではないでしょうか。数ある花の中でも、真の「青」を持つものは少なく、だからこそ私たちは青い花に特別な憧れを抱きます。
もし、あなたが、
育てやすくて、見応えのある青い花を探している
クレマチスに挑戦したいけれど、剪定が難しそうで不安
毎年たくさんの花を咲かせてくれる、コストパフォーマンスの高い品種が欲しい
そう思っているなら、この記事はあなたのためのものです。
今回ご紹介するのは、クレマチス「サムシングブルー」。
その名の通り、花嫁を幸せに導くというおまじない「サムシング・ブルー」を彷彿とさせる、奇跡のような青紫色の花を咲かせる品種です。
しかし、この花の魅力は、ただ美しいだけではありません。クレマチス栽培で多くの人がつまずく「剪定が驚くほど簡単」で、「病気にも強く非常に強健」、そして「春から秋まで次々と花を咲かせる」という、まさに夢のような特徴を兼ね備えているのです。
この記事では、クレマチス「サムシングブルー」の基本情報から、心惹かれるその魅力、そして初心者の方が絶対に失敗しない育て方の全手順を、年間カレンダーと共に徹底的に解説します。さらに、多くの方が悩む剪定方法は写真を見るように分かりやすく、病害虫対策やおしゃれな飾り方、人気品種との比較まで、あなたが知りたい情報のすべてを詰め込みました。
読み終える頃には、サムシングブルーへの愛が深まり、「私にも育てられる!」という自信に満ち溢れているはず。さあ、あなたもこの記事をガイドブックに、庭に奇跡の青を咲かせる第一歩を踏み出してみませんか?
クレマチス「サムシングブルー」とは? 基本情報と心惹かれる5つの魅力
まずは、この魅力的なクレマチスのプロフィールと、ガーデナーたちの心を掴んで離さない5つの秘密に迫ります。
魅力1:心を奪う、奇跡の「サムシングブルー」
この花の最大の魅力は、何と言ってもその花色にあります。澄み渡る初夏の空のような、清らかな青紫色。派手さはありませんが、見る人の心を静かに満たすような、気品と透明感を湛えています。
花びらはまるで丁寧に作られた和紙のような独特の質感で、光を受けると繊細な濃淡が浮かび上がり、その表情は実に豊か。この花が庭で風にそよぐ姿は、まさに生きた芸術品です。
そして、その名は、結婚式で花嫁が身につけると幸せになれるというヨーロッパの伝統的なおまじない「サムシング・フォー(Something Four)」の一つ、「サムシング・ブルー(Something Blue)」に由来します。青は聖母マリアのシンボルカラーであり、「純潔」「清らかさ」「誠実な愛情」を象徴する特別な色。
そんな幸福のストーリーを秘めたクレマチスは、お庭を彩るだけでなく、見る人の心にも幸せを運んでくれるような、特別な存在となってくれるでしょう。
魅力2:初心者でも安心!驚くほど「育てやすい」強健さ
「クレマチスは美しいけれど、繊細で育てるのが難しい…」そんなイメージをお持ちではないでしょうか? 特に「立ち枯れ病」は、多くのガーデナーを悩ませる病気です。
しかし、このサムシングブルーは、そんな心配を吹き飛ばしてくれるほどの強健さを誇ります。
本種は「インテグリフォリア系」という系統に属し、この系統はもともと丈夫な性質を持つことで知られています。中でもサムシングブルーは、生産者が「耐うどんこ病・耐立ち枯れ病・耐葉ダニ」を謳うほど、病害虫への耐性が高いのが特徴です。
もちろん、完璧に病気にならないわけではありませんが、基本的な育て方を守れば、元気に育ち、毎年たくさんの花を咲かせてくれます。クレマチス栽培の入門編として、これほど頼もしい品種はないでしょう。
魅力3:春から秋まで咲き続ける「四季咲き性」
お気に入りの花が、一瞬で咲き終わってしまうのは寂しいもの。その点、サムシングブルーは期待を裏切りません。
開花期は4月頃から始まり、適切な剪定を行うことで8月頃まで、返り咲きを繰り返します。春の芽吹きと共に最初の花が咲き誇り、花が終わった後に切り戻しをすると、夏から秋にかけて再び美しい花を咲かせてくれるのです。
この「四季咲き性」の強さが、ガーデナーにとってどれほど嬉しいことか。一つの株で長期間にわたって花を楽しめるため、庭の彩りが途切れることがありません。開花の喜びを何度も味わえる、非常にコストパフォーマンスの高い品種と言えます。
魅力4:扱いやすいコンパクトな樹形
クレマチスには、フェンスや壁を覆うほど大きく成長する「つる性」の品種が多いですが、サムシングブルーは性質が少し異なります。
つるが自ら絡みつくのではなく、支柱などにもたれかかりながら成長する「木立性(半つる性)」のクレマチスです。草丈も1~1.5mと比較的コンパクトにまとまるため、大きな庭がなくても大丈夫。
鉢植えやコンテナでベランダガーデニング
花壇の前景~中景で草花との混植を楽しむ
小さめのオベリスクやトレリスに誘引して立体感を出す
など、限られたスペースでもその魅力を存分に発揮できます。大きくなりすぎないので管理がしやすく、日本の住宅事情にもぴったりの品種です。
魅力5:大輪で上向き咲き!花の表情を楽しめる
サムシングブルーの花は、直径12~15cmにもなる中輪~大輪サイズ。コンパクトな株姿に、この大きさの花が咲く姿は非常に見応えがあります。
さらに特筆すべきは、その「上向き咲き」という性質。
クレマチス、特にこのインテグリフォリア系には、俯きがちに咲く奥ゆかしい品種が多い中、サムシングブルーはしっかりと空を見上げるように花を開きます。
これにより、鉢植えや花壇など、目線が上からになりがちな場所でも、花の美しい表情を一つひとつ楽しむことができます。他の植物と混植しても花が埋もれにくく、その存在感をしっかりとアピールしてくれるのも嬉しいポイントです。
基本情報まとめ表
項目 詳細
系統 インテグリフォリア系
性質 木立性(半つる性)・落葉性
開花期 4月~8月(四季咲き性が強い)
花色 青紫色
花径 約12~15cm(中輪~大輪)
咲き方 一重咲き・上向き咲き
草丈 約1~1.5m
剪定 強剪定(新枝咲き)
耐寒性 強い
耐暑性 普通
耐病性 非常に強い
【完全ガイド】クレマチス「サムシングブルー」の育て方|12ヶ月の作業カレンダー
ここからは、いよいよ実践編です。サムシングブルーを元気に育て、たくさんの花を咲かせるための具体的な手順を、年間カレンダーと共に詳しく解説していきます。
年間作業カレンダー(目安)
月 主な作業 ポイント
1月 植え付け・植え替え・寒肥 休眠期。作業の最適期。
2月 冬の強剪定・植え付け 芽が動き出す前に剪定を済ませる。
3月 芽かき・追肥(開始) 新芽が伸び始める。元気な芽を残す。
4月 誘引・追肥・開花 つるが伸びるので支柱に誘引する。
5月 開花・花後の剪定 一番花が終わったら剪定し二番花を促す。
6月 花後の剪定・追肥 病害虫の発生に注意する。
7月 花後の剪定・水やり 夏越し。水切れに注意。
8月 水やり・夏越し 高温期は株が休みがち。
9月 追肥(再開)・開花 秋の花が咲き始める。
10月 開花・追肥(終了) 花が終わったらお礼肥を。
11月 黄葉・落葉 自然に葉が枯れていく。
12月 休眠期・植え付け 植え付け・植え替えの最適期。
(1) 植え付け・植え替え(最適期:12月~2月)
クレマチス栽培の成功は、最初の植え付けで決まると言っても過言ではありません。
苗の選び方: 節と節の間が詰まっていて、茎ががっしりとした苗を選びましょう。ポットの底から白い根が見えているものは、元気に育っている証拠です。
鉢の選び方: サムシングブルーは根を深く張るため、深さのある「深鉢」がおすすめです。植え付ける苗のポットより2回りほど大きいサイズ(例:4号ポット苗なら6号鉢)を選びます。
用土: 水はけと水持ちのバランスが良い土を好みます。市販の「クレマチス専用の土」を使うのが最も簡単で確実です。自分で配合する場合は、「赤玉土(小粒)6:腐葉土4」に、根腐れ防止のゼオライトや緩効性肥料を少量混ぜ込むと良いでしょう。
最重要ポイント「深植え」: クレマチスを植える際は、現在の土の表面よりも、地上部の節が1~2つ土の中に埋まるように深く植える「深植え」が基本です。
なぜ深植え?
地中の節から新しい根や芽が出やすくなり、株立ちが豊かになる。
もし地上部が立ち枯れ病などで枯れても、土の中の芽から復活できる可能性が高まる。
地温の上昇を抑え、根を保護する効果がある。
(2) 置き場所・日当たり
クレマチスは「足元は日陰、顔は日向」を好むと言われます。
日当たり: 1日5時間以上は直射日光が当たる、日当たりと風通しの良い場所が理想です。日照不足だと花つきが悪くなります。
株元の保護: ただし、根が張っている株元(地際)に夏の強い西日が長時間当たると、地温が上がりすぎて株が弱る原因になります。
対策:
マルチング材(バークチップや腐葉土など)で株元を覆う。
株元に日陰を作るような、背の低い草花(コンパニオンプランツ)を植える。
鉢植えの場合は、二重鉢にするのも効果的です。
(3) 水やり
水を好む植物ですが、常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。
基本: 「鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える」のが鉄則です。
季節ごとの目安:
春・秋: 1日1回程度。
夏: 乾燥が激しい時期は、朝と夕方の2回必要になることも。
冬: 生育が止まるので、土の表面が乾いてから2~3日後に与える程度でOK。
注意点: 地植えの場合は、根付いてしまえば基本的に降雨に任せて大丈夫ですが、乾燥が続く夏場は様子を見て水やりをしてください。
(4) 肥料の与え方(施肥)
四季咲きのサムシングブルーは、次々と花を咲かせるためにたくさんのエネルギーを必要とします。適切な時期に肥料を与えることが、花数を増やす重要なポイントです。
緩効性固形肥料(置き肥):
時期: 春の芽が動き出す3月頃と、秋の花が終わった後のお礼肥として10月頃に与えます。
役割: ゆっくりと長期間効果が持続し、株の基本的な体力をつけます。
液体肥料:
時期: 4月~7月、9月~10月の生育期に、月2~3回程度与えます。
役割: 即効性があり、開花や新芽の成長を直接的にサポートします。
寒肥(かんごえ):
時期: 1月~2月の休眠期に、有機質肥料(油かすや骨粉など)を与えます。
役割: 春からの力強い成長のための土作りと、栄養補給の役割があります。
【最重要】失敗しない!サムシングブルーの剪定方法
「クレマチスの剪定は種類によって違って、なんだか難しそう…」
この「剪定の壁」で、クレマチス栽培を諦めてしまう方は少なくありません。
しかし、ご安心ください。サムシングブルーの剪定は、クレマチスの中でも最も簡単な「強剪定」タイプです。これさえマスターすれば、毎年たくさんの花を咲かせることができます。
なぜ剪定が必要? 3つの理由
花数を増やすため: 古い枝を整理し、新しい枝の発生を促すことで、花つきが格段に良くなります。
株の若返りのため: 剪定は人間でいう新陳代謝。株の健康を保ち、寿命を延ばします。
病気を防ぐため: 枝が混み合うのを防ぎ、風通しを良くすることで、うどんこ病などの発生を抑えます。
サムシングブルーは「新枝咲き・強剪定」タイプ
クレマチスは、花の咲く枝の性質によって剪定方法が異なりますが、サムシングブルーは「新枝咲き」に分類されます。
新枝咲きとは? 春に新しく伸びてきた「その年の枝」に花が咲くタイプのこと。 つまり、冬の間に古い枝を思い切って短く切ってしまっても、春になれば新しい枝が伸びて、そこにちゃんと花が咲くのです。古い枝を残す必要がないため、剪定で迷うことがほとんどありません。これが「初心者向け」と言われる最大の理由です。
実践!2つのタイミング別剪定方法
サムシングブルーの剪定は、主に「花が終わった後」と「冬」の年2回行います。
① 花後の剪定(5月~7月頃):二番花、三番花を咲かせるために
一番花が咲き終わったら、二番花を咲かせるために切り戻し剪定を行います。
手順:
咲き終わった花(花がら)をまずカットします。
次に、その花が咲いていた枝を辿り、株元から数えて2~3節目の充実した芽の上でカットします。
すると、残した節の葉の付け根から新しい芽が伸びてきて、約40~50日後に再び花を咲かせます。
株全体の花が7~8割咲き終わったタイミングで、全体の半分くらいの高さでバッサリと切り戻す方法も有効です。
この作業を繰り返すことで、夏から秋にかけて何度も返り咲きを楽しむことができます。
② 冬の剪定(2月頃):来年の花のために【最重要】
冬になり、地上部が枯れてきたら、来春の準備のための最も重要な剪定を行います。これが「強剪定」です。
手順:
時期は、本格的な寒さで地上部が完全に枯れ込み、新しい芽が動き出す直前の2月頃が最適です。
枯れたつるを、地際(地面すれすれ)から2~3節(5~15cm)残して、思い切ってバッサリと切り戻します。
「こんなに短くして大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、全く問題ありません。地中に蓄えた栄養と、残した節の芽から、春には新しい元気なつるがたくさん伸びてきます。
この冬の強剪定を行うことで、株がリフレッシュされ、翌年も力強く成長し、美しい花をたくさん咲かせてくれるのです。
病害虫と対策
非常に強健なサムシングブルーですが、可能性のあるトラブルと対処法を知っておけば、さらに安心です。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになる病気。風通しが悪いと発生しやすいです。発生初期であれば、専用の薬剤を散布したり、重曹を薄めたスプレーなどで対処できます。まずは風通しの良い場所で管理することが一番の予防です。
立ち枯れ病: ある日突然、株の一部または全体が萎れて枯れてしまうクレマチスの代表的な病気。もし発生してしまったら、残念ながら回復は難しいです。被害が広がらないよう、萎れた部分はすぐに株元から切り取り、処分しましょう。「深植え」をしておけば、地中の芽から復活する可能性があります。
アブラムシ・ハダニ: 新芽や蕾につきやすい害虫。見つけ次第、粘着テープで取り除いたり、牛乳を薄めたスプレーを吹きかけるのが効果的です。数が多い場合は、専用の殺虫剤を使用します。
ネマトーダ(センチュウ): 根に寄生する微小な生物。株の生育が悪くなります。対策として、コンパニオンプランツのマリーゴールドを近くに植えると、その根がセンチュウを抑制する効果があると言われています。
サムシングブルーの魅力を引き出す!おしゃれな飾り方・楽しみ方
コンパクトで扱いやすいサムシングブルーは、様々な楽しみ方ができます。
鉢植え・コンテナガーデンで: ベランダや玄関先で、主役として飾るのに最適。深さのあるテラコッタ鉢などと合わせると、ナチュラルで素敵な雰囲気になります。
オベリスクや小さめのフェンスに: 木立性ですが、つるは1.5mほど伸びます。小さめのオベリスクやトレリスに軽く誘引してあげると、立体的な美しい姿を楽しめます。
バラとの組み合わせ(ローズアンドクレマチス): ガーデナーの憧れ、バラとクレマチスの共演。サムシングブルーの涼やかな青紫色は、特に白、淡いピンク、アプリコット系のバラと相性抜群。お互いの美しさを引き立て合います。
切り花として: 花もちも良いので、切り花として室内に飾るのもおすすめです。一輪挿しにするだけで、お部屋に清涼感と気品をもたらしてくれます。
【品種比較】他の人気クレマチスとの違いは?
「他の青系のクレマチスとどう違うの?」そんな疑問にお答えします。
品種名 サムシングブルー ロウグチ ベル・オブ・ウォーキング アフロディーテ・エレガフミナ
写真イメージ (上品な青紫の大輪花) (濃紫の小さなベル型) (淡い紫の豪華な八重咲き) (深い紫色の整った中輪花)
系統 インテグリフォリア インテグリフォリア パテンス八重 インテグリフォリア
花形 平咲き・大輪 ベル型・小輪 八重咲き・大輪 平咲き・中輪
花色 青紫色 濃い青紫色 淡い藤色・薄紫色 深い紫色
剪定 強剪定 強剪定 弱剪定(旧枝咲き) 強剪定
特徴 育てやすく華やか 野趣あふれる可愛らしさ ゴージャスで圧倒的な存在感 シックで多花性
こんな人へ 初心者で華やかさが欲しい ナチュラルガーデンが好き とにかく豪華な花が好き バラと合わせたい、シックな庭に
このように、同じ青・紫系のクレマチスでも、それぞれに全く異なる魅力があります。サムシングブルーは、「クレマチスらしい華やかな大輪の花を、簡単な管理で楽しみたい」という方に、まさにぴったりの品種と言えるでしょう。
入手方法と価格の目安
サムシングブルーは人気品種のため、春のガーデニングシーズンには園芸店やホームセンターでも見かけることがあります。確実なのは、品揃えの豊富なオンラインの園芸ショップです。
主なオンラインショップ: 園芸ネット、楽天市場内の園芸店など
価格の目安: 苗の大きさによりますが、3.5号~4号ポットの若い苗で1,200円~1,800円程度、5号ポット以上の充実した苗で2,500円~3,500円程度が相場です。
注意点: 大変な人気品種のため、春には売り切れになっていることがほとんどです。秋や冬の販売時期を狙うか、ショップの「再入荷通知」を登録しておくことを強くおすすめします。
まとめ:さあ、あなたも庭に奇跡の青を
この記事でご紹介した基本的な育て方とシンプルな剪定ルールを守れば、あなたの庭やベランダでも、きっとあの幸福の青い花を毎年楽しむことができます。ぜひ、サムシングブルーで素敵なガーデニングライフを始めてみてください。
この記事では、クレマチス「サムシングブルー」の尽きない魅力と、誰でも成功できる育て方の全てをご紹介してきました。
幸福を呼ぶ、清らかな青紫色の美しい花
病気に強く、初心者でも安心の強健さ
春から秋まで繰り返し咲く、優れた四季咲き性
鉢植えにも最適な、扱いやすいコンパクトな樹形
そして何より、失敗しない「強剪定」という手軽さ
これほど多くの長所を兼ね備えたクレマチスは、他にそうありません。
最初にサムシングブルーの苗を植え付け、冬に思い切って剪定し、春に力強い新芽が伸びてきた時の感動。そして、待ちわびた蕾がほころび、あの奇跡のような青い花が目の前で開いた時の喜びは、きっとあなたのガーデニングライフを、より一層豊かで特別なものにしてくれるはずです。
さあ、次はあなたの番です。
このガイドを手に、クレマチス「サムシングブルー」で、あなただけの美しい庭作りを始めてみませんか? その一輪が、きっと日々の暮らしに幸福と彩りをもたらしてくれることでしょう。
サムシング・ブルー Something Blue
再生リスト クレマチス
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posted by 02memo at 16:58| クレマチス
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2025年05月13日
満開のバラ庭周回。バラの香りに包まれる至福!クレマチスと宿根草が彩る、2025年春のマイガーデン感動開花レポート。2025年5月13日
2025年春!バラとクレマチスが咲き誇る夢の庭へ – 満開ガーデン実現の秘訣と育て方完全ガイド
2025年5月13日、朝。 まるで宝石箱をひっくり返したような、色とりどりの花々が太陽の光を浴びてキラキラと輝く庭。春の訪れと共に、庭は一年で最も華やかな表情を見せてくれます。主役はもちろん、芳醇な香りと気品あふれる花姿で私たちを魅了するバラたち。そして、その美しさを一層引き立てるように寄り添うクレマチス、足元を彩り庭に深みを与える宿根草たち…。
この記事では、そんな夢のような「バラとクレマチス、宿根草が織りなす庭」の魅力と、それを実現するための具体的な方法を、実際に咲き誇る人気品種たちの姿と共にご紹介します。バラの育て方の基本から、クレマチスとの絶妙なコンビネーション、庭全体のデザインのコツまで、あなたの庭づくりを成功に導くヒントが満載です。さあ、春爛漫の美しい庭を巡る旅に出かけましょう!
春の庭を彩る主役たち:個性豊かなバラの饗宴
一口にバラと言っても、その姿形、色、香りは千差万別。それぞれの個性が庭に豊かな表情を与えてくれます。ここでは、春の庭を彩る代表的なバラのタイプと、動画で紹介された魅力的な品種たちをいくつか見ていきましょう。
1. 多様なバラの魅力
クライミングローズ(つるバラ): フェンスやアーチ、壁面をダイナミックに彩り、庭に高さと立体感をもたらします。代表的な品種として、しっとりとした藤色が美しいドイツ・タンタウ社の「レイニーブルー」や、鮮やかなローズピンクに絞りが入るフランス・メイアン社の「フランボワーズ バニーユ」、純白の花が清楚なドイツ・コルデス社の「つるアイスバーグ」、そして言わずと知れた名花、クリームとピンクのグラデーションが美しいメイアン社の「ピエール・ドゥ・ロンサール」などがあります。
シュラブローズ: 木立性とつる性の中間のような樹形で、自然な雰囲気を持ちながらも華やか。フランスのドミニク・マサド氏作の「ベル・デ・セゴサ」は、赤紫色と白の個性的なバイカラーとフルーティーな強香が魅力。ドイツ・コルデス社の「プロローグ」はライラック色の房咲きが美しい品種です。イギリスのデビッド・オースチン社が生み出すイングリッシュローズも多くはこのタイプで、ソフトピンクの「オリビア・ローズ・オースチン」やアプリコットオレンジの「レディ・オブ・シャーロット」は特に人気です。
ミニチュアローズ(ミニバラ): コンパクトな樹形で、鉢植えや花壇の前景に最適。ピンクの小花が愛らしい「ミスピーチ姫」や、鮮やかな赤の剣弁高芯咲き「カリエンテ」など、手軽にバラを楽しめるのが魅力です。
ランブラーローズ: よりしなやかに長く枝を伸ばし、ダイナミックな景観を作るのに適しています。フランス生まれでクリームホワイトの「アルベリック・バルビエ」や明るい桃色の「フランソワ・ジュランヴィル」、日本生まれで淡いピンクのポンポン咲き「群舞(ぐんまい)」など、野趣あふれる魅力があります。
これらのバラは、花の色(紫、赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、複色、絞りなど)、花の形(ロゼット咲き、カップ咲き、剣弁高芯咲き、平咲き、ポンポン咲きなど)、そして香り(微香から強香、フルーティー系、ティー系、ミルラ系など)も様々。それぞれの個性を理解し、組み合わせることで、より深みのある庭が生まれます。
2. バラ選びで失敗しないためのポイント
美しいバラの庭を実現するためには、まず品種選びが重要です。以下のポイントを参考に、ご自身の庭にぴったりのバラを見つけましょう。
日照条件: ほとんどのバラは日当たりを好みます(1日5~6時間以上)。半日陰でも育つ品種もありますが、基本的には日当たりの良い場所を選びましょう。
スペース: クライミングローズやランブラーローズは大きく育つため、広いスペースと誘引する場所が必要です。シュラブローズやミニバラは比較的コンパクトにまとまります。
好みの花色・形・香り: 自分の好きなタイプのバラを選ぶのが一番長続きする秘訣です。
耐病性: 特に初心者の方は、病気に強いとされる品種を選ぶと管理が楽になります。例えば、「レディ・オブ・シャーロット」や「つるアイスバーグ」は強健で知られています。
開花習性: 四季咲き(春から秋まで繰り返し咲く)、返り咲き(主に春と秋に咲く)、一季咲き(春に一度だけ豪華に咲く)など、咲き方も様々です。長く楽しみたいなら四季咲きや返り咲きがおすすめです。
庭の名脇役:クレマチスと宿根草が織りなす魔法
バラの美しさを一層引き立て、庭に奥行きと彩りを加えてくれるのが、クレマチスや宿根草といった名脇役たちです。
1. クレマチス:つる植物の女王、バラとの最高のパートナー
「つる植物の女王」とも称されるクレマチスは、その多様な花色、花形、開花期で、バラとの相性が抜群です。
魅力: バラの開花期と合わせて咲く品種を選べば、より一層華やかな景観を作り出せます。バラの株元や、バラが誘引されたフェンスやアーチに一緒に絡ませることで、色彩のコントラストやハーモニーを生み出し、立体的な庭を演出できます。
注目品種「アンドロメダ」: 早咲き大輪系(パテンス系)で、新旧両枝咲きのクレマチス。白地に中心がピンクの筋が入るバイカラーの花が特徴で、半八重咲きになることもあり非常に華やかです。
育て方の基本:
日当たり: 花を咲かせるためには十分な日照が必要ですが、株元に直射日光が当たるのを嫌います。株元には他の草花を植えたり、マルチング材で保護しましょう。
土壌: 水はけと水もちの良い、弱アルカリ性~中性の土壌を好みます。
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷりと。乾燥に注意しましょう。
肥料: 生育期には定期的に液体肥料や緩効性肥料を与えます。
剪定: 系統によって剪定方法が大きく異なります。「アンドロメダ」のような新旧両枝咲きは、花後に軽く、冬に半分程度切り戻すのが基本です。必ず品種の系統を確認し、適切な剪定を行いましょう。
バラとの組み合わせ事例: 動画でも紹介されているように、「ピエール・ドゥ・ロンサール」とクレマチス「アサオ」(鮮やかなローズピンクの大輪)の組み合わせは、まさに絵画のような美しさです。
2. 宿根草:庭に安定感と季節の彩りをもたらす
宿根草は、毎年同じ場所に花を咲かせてくれる頼もしい存在。バラやクレマチスの足元を飾り、雑草を抑え、庭全体の調和を生み出す重要な役割を担います。
魅力: 多種多様な葉の色や形、草姿があり、花のない時期でも庭に彩りを与えてくれます。バラの花が終わった後も、宿根草の花が次々と咲きリレーすることで、年間を通して楽しめる庭づくりに貢献します。比較的ローメンテナンスな品種が多いのも魅力です。
選び方のポイント: バラやクレマチスと開花時期が重なるもの、あるいは少しずれるものを選ぶと、庭の景色が単調になりません。日当たりや土壌の好みがバラと似ているものを選ぶと管理がしやすいでしょう。葉の色や形を考慮して、カラーリーフプランツとして活用するのもおすすめです。
夢の満開ガーデンを実現する!育て方の基本と効果的な庭づくり
美しいバラとクレマチス、宿根草が調和した庭を実現するためには、それぞれの植物の特性を理解し、適切な手入れを行うことが不可欠です。
1. 植物共通の育成のキホン
日当たりと風通し: 多くの花木や草花は、十分な日光と良好な風通しを好みます。日当たりは花付きを良くし、風通しは病害虫の発生を抑えます。
土壌づくり: 植物が健全に育つための基本は土づくり。水はけが良く、かつ適度な保水性があり、有機物に富んだ土壌を目指しましょう。堆肥や腐葉土を定期的に施し、土壌改良を心がけます。
水やり: 植物の種類や季節、天候、土壌の状態に合わせて水やりの頻度や量を調整します。基本は「土の表面が乾いたらたっぷりと与える」。水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意が必要です。
肥料: 植物の生育には栄養が必要です。植え付け時の元肥のほか、生育期には追肥を行います。バラやクレマチスなど花をたくさん咲かせる植物には、リン酸やカリを多く含む肥料が効果的です。有機肥料と化成肥料をバランス良く使い分けましょう。
2. バラ栽培を成功させるコツ
開花習性の理解: 四季咲き、返り咲き、一季咲きといった開花習性によって、剪定のタイミングや方法が異なります。
タイプ別剪定と誘引:
クライミングローズ/ランブラーローズ: 冬の休眠期に、古い枝や細い枝、不要な枝を整理し、元気な主幹枝をフェンスやアーチに誘引します。枝をなるべく水平に近い角度で誘引すると、花芽が多く付きやすくなります。花後の剪定も重要です。
シュラブローズ: 自然樹形を活かしつつ、冬に全体のバランスを見て切り戻します。半つる性のものは、軽く誘引することも可能です。
ミニチュアローズ: 花後に軽く切り戻す程度で、あまり強い剪定は必要ありません。
病害虫対策: バラは比較的病害虫が発生しやすい植物です。特に黒星病、うどんこ病、アブラムシ、ハダニなどには注意が必要です。
予防が第一: 風通しを良くし、株元を清潔に保ち、適切な水やりと施肥で株を健康に育てることが最大の予防策です。
早期発見・早期対処: 定期的に葉の表裏を観察し、異常を見つけたら早めに対処します。被害が少ないうちは手で取り除いたり、病葉を摘み取ったりします。必要に応じて、薬剤散布も検討しましょう。
3. クレマチス栽培を美しく楽しむコツ
系統別剪定の徹底: クレマチスは系統(早咲き大輪系、遅咲き大輪系、フロリダ系、インテグリフォリア系など)によって剪定方法が大きく異なります。間違った剪定をすると花が咲かなくなることもあるため、必ず品種の系統を確認し、適切な時期に適切な方法で剪定を行いましょう。
根元の日除け: 「頭は太陽に、足元は日陰に」と言われるように、クレマチスは根元に直射日光が当たるのを嫌います。株元に他の草花を植えたり、バークチップなどでマルチングをして保護しましょう。
4. 魅せる庭のデザインと植栽計画
植物それぞれの美しさを最大限に引き出し、調和のとれた庭を作るためには、デザインと植栽計画が重要です。
色彩計画: 同系色でまとめると統一感が生まれ、反対色を組み合わせると互いを引き立て合い、華やかな印象になります。白や淡い色の花は、他の色を引き立てる名脇役にもなります。
高低差と奥行き: 手前に背の低い草花、中景にシュラブローズや中程度の宿根草、背景にクライミングローズや背の高い宿根草を配置することで、庭に奥行きと立体感が生まれます。
開花時期のリレー: 春だけでなく、夏から秋、そして冬にも何かしらの見どころがあるように、開花時期の異なる植物を組み合わせることで、一年を通して楽しめる庭になります。
香りの演出: 香りの強いバラやハーブなどを、人がよく通る場所や窓の近くに植えると、庭を散策する楽しみが増します。
構造物の活用: フェンス、アーチ、オベリスク、パーゴラなどの構造物は、つる性のバラやクレマチスを美しく見せるための重要なアイテム。庭のフォーカルポイントにもなります。動画で紹介されているように、壁面全体を覆うようにバラを誘引するのも圧巻の美しさです。
季節のお手入れカレンダー:春の庭を美しく保つために
美しい庭を維持するためには、年間を通じた手入れが欠かせません。ここでは、大まかな季節ごとのお手入れポイントをご紹介します。
春(3月~5月):
芽出し肥の施肥。
バラやクレマチスの新芽の成長を見守り、必要に応じて誘引の調整。
開花期には、花がら摘みをこまめに行い、次の花を促す。
アブラムシなどの害虫や、うどんこ病などの病気の早期発見と対処。
梅雨時期(6月~7月):
黒星病が発生しやすい時期。雨の合間に薬剤散布を検討。風通しを良くする。
バラの一番花が終わったら、お礼肥と花後の剪定。
夏(7月~8月):
水切れに注意し、朝夕の涼しい時間帯に水やり。
ハダニが発生しやすい時期なので、葉裏をチェック。
四季咲きバラの夏剪定(軽く切り戻し、秋花を促す)。
秋(9月~11月):
秋バラのための追肥。
病害虫の発生に引き続き注意。
クレマチスの系統によっては秋剪定。
宿根草の株分けや植え替えの適期。
冬(12月~2月):
バラの休眠期剪定と誘引作業(最も重要な作業)。
寒肥の施肥。
クレマチスの系統によっては強剪定。
防寒対策(必要な場合)。
バラとクレマチス、宿根草が織りなす庭の魅力 Q&A
Q1: バラとクレマチスを同じ場所に植えたいのですが、注意点はありますか?
A1: はい、いくつかのポイントがあります。
* 植え付け間隔: 互いの根が競合しないように、少なくとも30cm~50cm程度は離して植え付けましょう。
* クレマチスの株元保護: クレマチスの株元はバラの葉で日陰になるように工夫するか、別途マルチングなどで保護します。
* 肥料: バラは肥料を好みますが、クレマチスは肥料が強すぎると根を傷めることがあるため、クレマチスの株元には直接多量の肥料が当たらないように注意します。
* 剪定時期の考慮: バラとクレマチスの剪定時期や方法が異なる場合、作業がしにくくならないように配置を工夫しましょう。
Q2: バラの足元に植える宿根草は、どんなものがおすすめですか?
A2: バラの株元の環境(日当たりや土壌)を好み、バラの美しさを引き立てるような宿根草がおすすめです。
* 日向を好むもの: ゲラニウム、サルビア、ネペタ(キャットミント)、フロックス、バーベナなど。
* 半日陰でも育つもの(バラの株元がやや日陰になる場合): ホスタ(ギボウシ)、ヒューケラ、クリスマスローズなど。
* 葉の色や形が美しいもの(ラムズイヤー、リシマキアなど)は、カラーリーフとして花のない時期も楽しめます。
* あまり草丈が高くならず、バラの生育を邪魔しない程度のものを選びましょう。
Q3: たくさんの種類のバラを植えたいのですが、ごちゃごちゃした印象になりませんか?
A3: 色彩計画と配置の工夫で、まとまりのある美しい庭を作ることができます。
* テーマカラーを決める: 例えば、ピンク系と白系でまとめる、あるいは暖色系で統一するなど、テーマカラーを決めると全体に統一感が生まれます。
* 繰り返しの配置: 同じ品種や似た色合いの品種を庭の数カ所に繰り返し配置することで、リズム感が生まれます。
* 葉の色や質感を考慮する: 花だけでなく、葉の色(緑、銅葉、斑入りなど)や質感(光沢のある葉、マットな葉など)も考慮して組み合わせると、より深みのある景観になります。
* 背景を意識する: フェンスや壁の色、周囲の景観との調和も大切です。
まとめ:あなただけの夢の庭園を、バラとクレマチス、宿根草で描こう
2025年5月13日の朝、光り輝く春の庭。そこは、丹精込めて育てられたバラたちが主役となり、クレマチスが優雅に舞い、宿根草がそっと寄り添う、まさに夢のような空間でした。
美しい花々が咲き誇る庭は、見る人に感動と癒やしを与えてくれるだけでなく、育てる人にとっては日々の努力が報われる大きな達成感と喜びをもたらしてくれます。バラやクレマチス、宿根草、それぞれの個性を理解し、愛情を込めて手入れをすれば、あなたの庭もきっと、訪れる誰もがため息をつくような素晴らしい景色を見せてくれるはずです。
この記事が、あなたの庭づくりへの情熱をかき立て、理想の庭を実現するための一助となれば幸いです。さあ、あなたも、バラとクレマチス、宿根草が織りなす、世界でたった一つの美しい庭づくりに挑戦してみませんか? きっと、そこには想像を超える感動と、心豊かな時間が待っています。
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posted by 02memo at 18:25| クレマチス
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2025年05月12日
心癒される朝露のローズガーデン。雨上がりに輝きを増す愛しのバラとクレマチスたち。春庭周回。2025年5月12日
雨上がりの朝の庭 2025年5月12日
遅咲きのバラが咲き始めた庭の周回
雨上がりの朝の庭、遅咲きのバラと初夏の草花に心癒されるひととき (2025年5月12日)
2025年5月12日、月曜日。夜半に降った雨が上がり、しっとりとした空気に包まれた朝の庭。植物たちは雨粒をきらめかせ、生命力にあふれています。我が家の庭では、遅咲きのバラたちがようやくその美しい花びらを開き始め、クレマチスや他の草花たちも競うように咲き誇り、一年で最も華やかな季節を迎えようとしています。
このブログでは、そんな雨上がりの庭の様子と、そこで咲き誇るバラやクレマチス、そして初夏を彩る草花たちの魅力、育て方のポイントなどを、ガーデニング愛好家の視点から詳しくご紹介します。ガーデニング初心者の方からベテランの方まで、皆さんの庭づくりのヒントになれば幸いです。
雨上がりの庭の情景 – 生命がきらめく特別な時間
雨上がりの朝の庭は、いつもとは違う特別な表情を見せてくれます。空気は澄み渡り、木々の緑はより一層深く、花々の色彩は鮮やかさを増します。土の匂い、濡れた葉の香り、そして鳥たちのさえずりが混ざり合い、五感を優しく刺激します。
朝日が昇るにつれて、葉や花びらに残った雨粒がダイヤモンドのようにきらめき、幻想的な風景を作り出します。この瞬間を写真に収めようとカメラを手に庭を巡る時間は、ガーデナーにとって至福のひとときと言えるでしょう。植物たちが雨の恵みを受けて生き生きと輝く姿は、私たちに自然の力強さと美しさを改めて教えてくれます。
我が家の主役たち – 遅咲きのバラが織りなす色彩のハーモニー
5月も半ばを過ぎ、我が家の庭では遅咲きのバラたちが次々と開花の準備を整え、美しい花を咲かせ始めています。それぞれのバラが持つ個性的な花色、花形、そして香りが庭全体を豊かに彩ります。ここでは、現在庭で咲き誇るバラたちを、その魅力とともにご紹介します。
レイニーブルー (Rainy Blue)
特徴:藤色がかった青みが美しい、フロリバンダ系のバラです。四季咲き性が強く、房状に花をつけます。中輪で、花弁の重なりが美しいロゼット咲き。香りは微香ですが、その名の通り雨に濡れたようなしっとりとした花色が魅力です。
魅力:青系のバラの中でも特に育てやすく、花付きが良いのが特徴です。落ち着いた色合いは、他のバラや草花とも調和しやすく、庭に深みとニュアンスを与えてくれます。雨上がりの濡れた姿は、特に風情があります。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みますが、夏の強い西日は避けた方が花色が長持ちします。うどんこ病や黒星病に注意し、定期的な薬剤散布と風通しの良い環境づくりが大切です。花後の剪定をこまめに行うことで、次の花が早く上がってきます。
ソレイユロマンティカ (Soleil Romantica)
特徴:明るいオレンジイエローの花色が太陽のように輝く、メイアン社作出のフレンチローズです。大輪で、クラシカルなカップ咲きからロゼット咲きへと変化します。フルーティーな強い香りも魅力の一つ。四季咲き性も良好です。
魅力:その名の通り「太陽」を思わせる明るい花色は、庭をパッと華やかにしてくれます。病気にも強く、初心者にも育てやすい品種です。切り花としても楽しめます。
育て方のポイント:日照を好みます。黒星病に比較的強いですが、予防的な薬剤散布は効果的です。春の芽出し前と花後に有機肥料を与えると、花付きが良くなります。
レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonard de Vinci)
特徴:鮮やかなローズピンク色の花が房咲きになる、アンティークタッチのフロリバンダローズです。中輪で、花弁がぎっしりと詰まったクォーターロゼット咲き。病気に非常に強く、育てやすいことで知られています。香りは微香。
魅力:とにかく強健で、初心者でも安心して育てられる頼れるバラです。花持ちも良く、次々と花を咲かせるため、長期間楽しめます。鮮やかなピンクは庭のアクセントになります。
育て方のポイント:日当たりと風通しの良い場所で育てます。特別な手入れはあまり必要ありませんが、定期的な追肥は花数を増やすために有効です。シュートの発生も旺盛なので、冬の剪定で樹形を整えましょう。
アントニ・ガウディ (Antoni Gaudi)
特徴:情熱的なオレンジレッドの波打つ花弁が特徴的な、個性あふれるバラです。フロリバンダ系で、房になって咲きます。花形は不規則で、まさにガウディ建築を思わせる独創的な美しさがあります。
魅力:他にはないユニークな花形と鮮烈な花色が、見る人の目を惹きつけます。庭にモダンでアーティスティックな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。やや黒星病に注意が必要な場合があるので、葉の観察を怠らず、早期発見・早期対処を心がけましょう。
つるローズうらら (Tsuru Rose Urara)
特徴:優しいサーモンピンクの花が美しい、つる性のバラです。大輪で、花弁が多く、ふんわりとしたカップ咲き。春に一斉に咲き誇る姿は見事です。返り咲き性もあります。香りは中程度。
魅力:日本の気候にもよく合い、育てやすい強健なつるバラです。アーチやフェンス、壁面などに誘引すると、空間を華やかに彩ります。優しい花色はどんな庭にも馴染みやすいでしょう。
育て方のポイント:日当たりの良い場所に植え付けます。つるバラなので、誘引作業が重要です。冬に古い枝や細い枝を整理し、新しいシュートを大切に育てましょう。
ピエール・ドゥ・ロンサール (Pierre de Ronsard)
特徴:外側が淡いグリーンがかった白で、中心に向かってピンク色が濃くなるグラデーションが美しい、世界中で愛されるつるバラの銘花です。大輪で、クラシカルなカップ咲き。一季咲きですが、その見事な花付きと花持ちは圧巻です。
魅力:そのロマンティックな花姿は、多くのガーデナーの憧れです。花もちが非常によく、開花期にはたわわに花をつけ、庭の主役となります。病気にも比較的強く、育てやすいのも魅力です。
育て方のポイント:日当たりと風通しの良い場所を選びます。開花期には多くのエネルギーを消費するため、花後のお礼肥をしっかりと与えましょう。冬の誘引剪定が翌年の花付きを左右します。
アルベリック・バルビエ (Albéric Barbier)
特徴:クリームホワイトの優しい花色を持つ、ランブラーローズです。小中輪の八重咲きで、房になって咲き、甘いフルーツ系の強い香りがあります。しなやかな枝は誘引しやすく、大きな構造物も覆うことができます。一季咲き。
魅力:強健で生育旺盛なため、パーゴラや壁面など、広い範囲を覆うのに適しています。春に咲き誇る姿は圧巻で、その香りは庭中に広がります。日陰にも比較的強いです。
育て方のポイント:半日陰でも育ちますが、日当たりが良い方が花付きは良くなります。生育が旺盛なので、植え付け場所は広めに確保しましょう。剪定は花後に、枯れ枝や込み合った枝を整理する程度で十分です。
フランソワ・ジュランビル (François Juranville)
特徴:サーモンピンクからアプリコットピンクのグラデーションが美しい、ランブラーローズです。中輪のロゼット咲きで、房になって咲き誇ります。リンゴのような爽やかな香りも楽しめます。一季咲き。
魅力:しなやかでトゲが少ない枝は扱いやすく、アーチやフェンス、オベリスクなど、様々な場所に誘引できます。病気に強く、育てやすいのも魅力です。優しい色合いがナチュラルな雰囲気の庭によく合います。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。生育旺盛なので、スペースを考慮して植え付けましょう。花後の剪定は、来年の花芽を落とさないように注意が必要です。
シティ・オブ・ヨーク (City of York)
特徴:クリームホワイトに中心が黄みがかる、セミダブル(半八重咲き)の清楚な花を咲かせるランブラーローズです。大きな房になって咲き、強いムスク香があります。非常に強健で、大きな木や壁面を覆うのに適しています。一季咲き。
魅力:野趣あふれる美しさと、強健さが魅力です。広いスペースがあれば、ダイナミックな景観を作り出すことができます。トゲが鋭いので、誘引の際は注意が必要です。
育て方のポイント:日当たりが良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。非常に大きく成長するため、植え付け場所は慎重に選びましょう。剪定はあまり必要ありませんが、込み合った部分を整理する程度で良いでしょう。
ウィンダミア (Windermere)
特徴:クリーム色がかったアプリコット色のつぼみから、開花するとほぼ純白になるイングリッシュローズです。中輪のカップ咲きで、強いフルーツ系の香りがあります。四季咲き性が強く、繰り返しよく咲きます。
魅力:上品な花色と素晴らしい香りが魅力です。樹形は直立性でコンパクトなので、鉢植えにも向いています。耐病性も比較的あります。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。花がらをこまめに摘むことで、次の花が咲きやすくなります。夏の強光で花弁が傷むことがあるので、場所によっては午後の日差しを和らげる工夫をすると良いでしょう。
ダフネ (Daphne)
特徴:アプリコットピンクのロゼット咲きの花が、房になって咲くシュラブローズです。木村卓功氏作出のロサオリエンティス。四季咲き性が強く、耐病性にも優れています。ミルラ香にスパイシーさが混じる独特の香りも魅力です。
魅力:繰り返しよく咲き、病気に強いので育てやすいのが大きな魅力です。枝はしなやかで、やや横張りに成長するので、小さめのつるバラのように誘引することも可能です。アンティークな雰囲気の花はどんな庭にもよく合います。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。うどんこ病、黒星病ともに強いですが、予防的なケアは有効です。定期的な追肥と、花後の剪定で樹形を整え、次の開花を促しましょう。
バラを引き立てる名脇役 – クレマチスたちの競演
バラの足元やフェンスを彩るクレマチスも、この時期の庭には欠かせない存在です。バラとは異なる花形や色彩が、庭に変化と奥行きを与えてくれます。
アフロディーテ・エレガフミナ (Clematis 'Aphrodite Elegafumina')
特徴:濃い紫色の大輪花を咲かせるインテグリフォリア系のクレマチスです。木立性やつるにならないタイプで、他の植物に寄りかかるように成長します。四季咲き性が強く、初夏から秋まで繰り返し花を咲かせます。
魅力:深みのあるシックな花色は、庭を引き締める効果があります。バラとの相性も抜群で、特に淡い色のバラと合わせるとお互いを引き立て合います。強健で育てやすいのも魅力です。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。強剪定(地際から1~3節残して剪定)タイプなので、花後に思い切って切り戻すことで、繰り返し花を楽しめます。根元が乾燥しすぎないようにマルチングするのも効果的です。
アンドロメダ (Clematis 'Andromeda')
特徴:白地にピンクの筋が入る、大輪の早咲き系(パテンス系)クレマチスです。八重咲きの豪華な花を春に咲かせ、その後、一重の花を返り咲きで楽しめます。
魅力:華やかで上品な花姿は、春の庭を明るく彩ります。フェンスやオベリスクに絡ませると見事です。
育て方のポイント:弱剪定タイプなので、花後に軽く剪定する程度にします。夏の暑さや乾燥にやや弱い面があるので、株元に直射日光が当たらないように工夫しましょう。
ピール (Clematis 'Piilu')
特徴:ピンク地に濃いピンクの筋が入る、可愛らしい花を咲かせる早咲き大輪系(パテンス系)のクレマチスです。春には八重咲き、夏から秋には一重咲きの花を楽しめることが多い品種です。コンパクトな樹形なので、鉢植えにも向いています。
魅力:花付きが非常によく、育てやすいのが特徴です。春の豪華な八重咲きと、その後の可憐な一重咲きで二度楽しめます。
育て方のポイント:弱剪定タイプです。日当たりと水はけの良い場所を好みます。株元へのマルチングや、周囲に他の植物を植えて地温の上昇を抑えると良いでしょう。
初夏の庭を彩るその他の草花たち
バラやクレマチス以外にも、庭では様々な草花がその美しさを競っています。
スーパーサルビア・ロックンロール 'ディープパープル' (Salvia 'Rockin' Deep Purple')
特徴:鮮やかな濃い紫色の花穂を次々と立ち上げる、大型の宿根サルビアです。開花期が非常に長く、初夏から晩秋まで楽しめます。ミツバチや蝶が集まる蜜源植物でもあります。
魅力:その名の通りロックンロールな、エネルギッシュで鮮烈な花色が魅力です。夏の暑さにも強く、手間をかけずに長期間花を楽しめます。
育て方のポイント:日当たりと水はけの良い場所を好みます。乾燥には比較的強いですが、夏場は水切れに注意しましょう。花が終わった花穂をこまめに切り戻すと、次の花が咲きやすくなります。
ニオイバンマツリ (Brunfelsia australis)
特徴:咲き始めは紫色で、徐々に色が薄くなり、最後は白色に変化する花が特徴的なナス科の植物です。ジャスミンのような強い芳香があり、特に夜間に香りが強まります。
魅力:一つの株で紫から白へのグラデーションの花が楽しめ、見た目も華やかです。そして何よりもその素晴らしい香りが魅力で、庭に甘い香りを漂わせます。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みますが、夏の強すぎる日差しは避けた方が良いでしょう。寒さにはやや弱いので、暖地以外では冬は室内や軒下で管理します。剪定は花後に行い、樹形を整えます。
庭づくりのヒント – 遅咲きのバラとクレマチスで長く楽しむ庭
我が家のように遅咲きのバラを多く取り入れることで、一般的なバラのシーズンが終わった後も、美しい花々を楽しむことができます。また、クレマチスも開花時期の異なる品種を組み合わせることで、春から秋まで途切れることなく花を咲かせることが可能です。
バラとクレマチスの組み合わせ:つるバラの足元にクレマチスを植えたり、フェンスに一緒に誘引したりすることで、お互いの美しさを引き立て合います。花色や開花時期を考慮して組み合わせを考えると、より魅力的な景観を作り出せます。
雨上がりの庭の手入れ:雨上がりは、病害虫が発生しやすいタイミングでもあります。濡れた葉が乾いたら、傷んだ葉や花がらを取り除き、風通しを良くするよう心がけましょう。また、雨で土が固まっている場合は、軽く中耕するのも効果的です。
花がら摘みの重要性:バラもクレマチスも、花が終わったら早めに花がらを摘むことで、株のエネルギー消耗を防ぎ、次の花を咲かせる準備を促します。
まとめ – 花と緑に囲まれた豊かな暮らしを
雨上がりの庭は、植物たちの生命力と美しさを最も感じられる瞬間の一つです。丹精込めて育てたバラやクレマチス、そして様々な草花たちが、日々の暮らしに彩りと癒やしを与えてくれます。
このブログが、皆さんのガーデニングライフの参考になり、花を育てる楽しさ、庭のある暮らしの豊かさを再発見するきっかけになれば大変嬉しく思います。
これからも、庭の様子やガーデニングの情報を発信していきますので、ぜひご覧ください。
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遅咲きのバラが咲き始めた庭の周回
雨上がりの朝の庭、遅咲きのバラと初夏の草花に心癒されるひととき (2025年5月12日)
2025年5月12日、月曜日。夜半に降った雨が上がり、しっとりとした空気に包まれた朝の庭。植物たちは雨粒をきらめかせ、生命力にあふれています。我が家の庭では、遅咲きのバラたちがようやくその美しい花びらを開き始め、クレマチスや他の草花たちも競うように咲き誇り、一年で最も華やかな季節を迎えようとしています。
このブログでは、そんな雨上がりの庭の様子と、そこで咲き誇るバラやクレマチス、そして初夏を彩る草花たちの魅力、育て方のポイントなどを、ガーデニング愛好家の視点から詳しくご紹介します。ガーデニング初心者の方からベテランの方まで、皆さんの庭づくりのヒントになれば幸いです。
雨上がりの庭の情景 – 生命がきらめく特別な時間
雨上がりの朝の庭は、いつもとは違う特別な表情を見せてくれます。空気は澄み渡り、木々の緑はより一層深く、花々の色彩は鮮やかさを増します。土の匂い、濡れた葉の香り、そして鳥たちのさえずりが混ざり合い、五感を優しく刺激します。
朝日が昇るにつれて、葉や花びらに残った雨粒がダイヤモンドのようにきらめき、幻想的な風景を作り出します。この瞬間を写真に収めようとカメラを手に庭を巡る時間は、ガーデナーにとって至福のひとときと言えるでしょう。植物たちが雨の恵みを受けて生き生きと輝く姿は、私たちに自然の力強さと美しさを改めて教えてくれます。
我が家の主役たち – 遅咲きのバラが織りなす色彩のハーモニー
5月も半ばを過ぎ、我が家の庭では遅咲きのバラたちが次々と開花の準備を整え、美しい花を咲かせ始めています。それぞれのバラが持つ個性的な花色、花形、そして香りが庭全体を豊かに彩ります。ここでは、現在庭で咲き誇るバラたちを、その魅力とともにご紹介します。
レイニーブルー (Rainy Blue)
特徴:藤色がかった青みが美しい、フロリバンダ系のバラです。四季咲き性が強く、房状に花をつけます。中輪で、花弁の重なりが美しいロゼット咲き。香りは微香ですが、その名の通り雨に濡れたようなしっとりとした花色が魅力です。
魅力:青系のバラの中でも特に育てやすく、花付きが良いのが特徴です。落ち着いた色合いは、他のバラや草花とも調和しやすく、庭に深みとニュアンスを与えてくれます。雨上がりの濡れた姿は、特に風情があります。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みますが、夏の強い西日は避けた方が花色が長持ちします。うどんこ病や黒星病に注意し、定期的な薬剤散布と風通しの良い環境づくりが大切です。花後の剪定をこまめに行うことで、次の花が早く上がってきます。
ソレイユロマンティカ (Soleil Romantica)
特徴:明るいオレンジイエローの花色が太陽のように輝く、メイアン社作出のフレンチローズです。大輪で、クラシカルなカップ咲きからロゼット咲きへと変化します。フルーティーな強い香りも魅力の一つ。四季咲き性も良好です。
魅力:その名の通り「太陽」を思わせる明るい花色は、庭をパッと華やかにしてくれます。病気にも強く、初心者にも育てやすい品種です。切り花としても楽しめます。
育て方のポイント:日照を好みます。黒星病に比較的強いですが、予防的な薬剤散布は効果的です。春の芽出し前と花後に有機肥料を与えると、花付きが良くなります。
レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonard de Vinci)
特徴:鮮やかなローズピンク色の花が房咲きになる、アンティークタッチのフロリバンダローズです。中輪で、花弁がぎっしりと詰まったクォーターロゼット咲き。病気に非常に強く、育てやすいことで知られています。香りは微香。
魅力:とにかく強健で、初心者でも安心して育てられる頼れるバラです。花持ちも良く、次々と花を咲かせるため、長期間楽しめます。鮮やかなピンクは庭のアクセントになります。
育て方のポイント:日当たりと風通しの良い場所で育てます。特別な手入れはあまり必要ありませんが、定期的な追肥は花数を増やすために有効です。シュートの発生も旺盛なので、冬の剪定で樹形を整えましょう。
アントニ・ガウディ (Antoni Gaudi)
特徴:情熱的なオレンジレッドの波打つ花弁が特徴的な、個性あふれるバラです。フロリバンダ系で、房になって咲きます。花形は不規則で、まさにガウディ建築を思わせる独創的な美しさがあります。
魅力:他にはないユニークな花形と鮮烈な花色が、見る人の目を惹きつけます。庭にモダンでアーティスティックな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。やや黒星病に注意が必要な場合があるので、葉の観察を怠らず、早期発見・早期対処を心がけましょう。
つるローズうらら (Tsuru Rose Urara)
特徴:優しいサーモンピンクの花が美しい、つる性のバラです。大輪で、花弁が多く、ふんわりとしたカップ咲き。春に一斉に咲き誇る姿は見事です。返り咲き性もあります。香りは中程度。
魅力:日本の気候にもよく合い、育てやすい強健なつるバラです。アーチやフェンス、壁面などに誘引すると、空間を華やかに彩ります。優しい花色はどんな庭にも馴染みやすいでしょう。
育て方のポイント:日当たりの良い場所に植え付けます。つるバラなので、誘引作業が重要です。冬に古い枝や細い枝を整理し、新しいシュートを大切に育てましょう。
ピエール・ドゥ・ロンサール (Pierre de Ronsard)
特徴:外側が淡いグリーンがかった白で、中心に向かってピンク色が濃くなるグラデーションが美しい、世界中で愛されるつるバラの銘花です。大輪で、クラシカルなカップ咲き。一季咲きですが、その見事な花付きと花持ちは圧巻です。
魅力:そのロマンティックな花姿は、多くのガーデナーの憧れです。花もちが非常によく、開花期にはたわわに花をつけ、庭の主役となります。病気にも比較的強く、育てやすいのも魅力です。
育て方のポイント:日当たりと風通しの良い場所を選びます。開花期には多くのエネルギーを消費するため、花後のお礼肥をしっかりと与えましょう。冬の誘引剪定が翌年の花付きを左右します。
アルベリック・バルビエ (Albéric Barbier)
特徴:クリームホワイトの優しい花色を持つ、ランブラーローズです。小中輪の八重咲きで、房になって咲き、甘いフルーツ系の強い香りがあります。しなやかな枝は誘引しやすく、大きな構造物も覆うことができます。一季咲き。
魅力:強健で生育旺盛なため、パーゴラや壁面など、広い範囲を覆うのに適しています。春に咲き誇る姿は圧巻で、その香りは庭中に広がります。日陰にも比較的強いです。
育て方のポイント:半日陰でも育ちますが、日当たりが良い方が花付きは良くなります。生育が旺盛なので、植え付け場所は広めに確保しましょう。剪定は花後に、枯れ枝や込み合った枝を整理する程度で十分です。
フランソワ・ジュランビル (François Juranville)
特徴:サーモンピンクからアプリコットピンクのグラデーションが美しい、ランブラーローズです。中輪のロゼット咲きで、房になって咲き誇ります。リンゴのような爽やかな香りも楽しめます。一季咲き。
魅力:しなやかでトゲが少ない枝は扱いやすく、アーチやフェンス、オベリスクなど、様々な場所に誘引できます。病気に強く、育てやすいのも魅力です。優しい色合いがナチュラルな雰囲気の庭によく合います。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。生育旺盛なので、スペースを考慮して植え付けましょう。花後の剪定は、来年の花芽を落とさないように注意が必要です。
シティ・オブ・ヨーク (City of York)
特徴:クリームホワイトに中心が黄みがかる、セミダブル(半八重咲き)の清楚な花を咲かせるランブラーローズです。大きな房になって咲き、強いムスク香があります。非常に強健で、大きな木や壁面を覆うのに適しています。一季咲き。
魅力:野趣あふれる美しさと、強健さが魅力です。広いスペースがあれば、ダイナミックな景観を作り出すことができます。トゲが鋭いので、誘引の際は注意が必要です。
育て方のポイント:日当たりが良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。非常に大きく成長するため、植え付け場所は慎重に選びましょう。剪定はあまり必要ありませんが、込み合った部分を整理する程度で良いでしょう。
ウィンダミア (Windermere)
特徴:クリーム色がかったアプリコット色のつぼみから、開花するとほぼ純白になるイングリッシュローズです。中輪のカップ咲きで、強いフルーツ系の香りがあります。四季咲き性が強く、繰り返しよく咲きます。
魅力:上品な花色と素晴らしい香りが魅力です。樹形は直立性でコンパクトなので、鉢植えにも向いています。耐病性も比較的あります。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。花がらをこまめに摘むことで、次の花が咲きやすくなります。夏の強光で花弁が傷むことがあるので、場所によっては午後の日差しを和らげる工夫をすると良いでしょう。
ダフネ (Daphne)
特徴:アプリコットピンクのロゼット咲きの花が、房になって咲くシュラブローズです。木村卓功氏作出のロサオリエンティス。四季咲き性が強く、耐病性にも優れています。ミルラ香にスパイシーさが混じる独特の香りも魅力です。
魅力:繰り返しよく咲き、病気に強いので育てやすいのが大きな魅力です。枝はしなやかで、やや横張りに成長するので、小さめのつるバラのように誘引することも可能です。アンティークな雰囲気の花はどんな庭にもよく合います。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。うどんこ病、黒星病ともに強いですが、予防的なケアは有効です。定期的な追肥と、花後の剪定で樹形を整え、次の開花を促しましょう。
バラを引き立てる名脇役 – クレマチスたちの競演
バラの足元やフェンスを彩るクレマチスも、この時期の庭には欠かせない存在です。バラとは異なる花形や色彩が、庭に変化と奥行きを与えてくれます。
アフロディーテ・エレガフミナ (Clematis 'Aphrodite Elegafumina')
特徴:濃い紫色の大輪花を咲かせるインテグリフォリア系のクレマチスです。木立性やつるにならないタイプで、他の植物に寄りかかるように成長します。四季咲き性が強く、初夏から秋まで繰り返し花を咲かせます。
魅力:深みのあるシックな花色は、庭を引き締める効果があります。バラとの相性も抜群で、特に淡い色のバラと合わせるとお互いを引き立て合います。強健で育てやすいのも魅力です。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みます。強剪定(地際から1~3節残して剪定)タイプなので、花後に思い切って切り戻すことで、繰り返し花を楽しめます。根元が乾燥しすぎないようにマルチングするのも効果的です。
アンドロメダ (Clematis 'Andromeda')
特徴:白地にピンクの筋が入る、大輪の早咲き系(パテンス系)クレマチスです。八重咲きの豪華な花を春に咲かせ、その後、一重の花を返り咲きで楽しめます。
魅力:華やかで上品な花姿は、春の庭を明るく彩ります。フェンスやオベリスクに絡ませると見事です。
育て方のポイント:弱剪定タイプなので、花後に軽く剪定する程度にします。夏の暑さや乾燥にやや弱い面があるので、株元に直射日光が当たらないように工夫しましょう。
ピール (Clematis 'Piilu')
特徴:ピンク地に濃いピンクの筋が入る、可愛らしい花を咲かせる早咲き大輪系(パテンス系)のクレマチスです。春には八重咲き、夏から秋には一重咲きの花を楽しめることが多い品種です。コンパクトな樹形なので、鉢植えにも向いています。
魅力:花付きが非常によく、育てやすいのが特徴です。春の豪華な八重咲きと、その後の可憐な一重咲きで二度楽しめます。
育て方のポイント:弱剪定タイプです。日当たりと水はけの良い場所を好みます。株元へのマルチングや、周囲に他の植物を植えて地温の上昇を抑えると良いでしょう。
初夏の庭を彩るその他の草花たち
バラやクレマチス以外にも、庭では様々な草花がその美しさを競っています。
スーパーサルビア・ロックンロール 'ディープパープル' (Salvia 'Rockin' Deep Purple')
特徴:鮮やかな濃い紫色の花穂を次々と立ち上げる、大型の宿根サルビアです。開花期が非常に長く、初夏から晩秋まで楽しめます。ミツバチや蝶が集まる蜜源植物でもあります。
魅力:その名の通りロックンロールな、エネルギッシュで鮮烈な花色が魅力です。夏の暑さにも強く、手間をかけずに長期間花を楽しめます。
育て方のポイント:日当たりと水はけの良い場所を好みます。乾燥には比較的強いですが、夏場は水切れに注意しましょう。花が終わった花穂をこまめに切り戻すと、次の花が咲きやすくなります。
ニオイバンマツリ (Brunfelsia australis)
特徴:咲き始めは紫色で、徐々に色が薄くなり、最後は白色に変化する花が特徴的なナス科の植物です。ジャスミンのような強い芳香があり、特に夜間に香りが強まります。
魅力:一つの株で紫から白へのグラデーションの花が楽しめ、見た目も華やかです。そして何よりもその素晴らしい香りが魅力で、庭に甘い香りを漂わせます。
育て方のポイント:日当たりの良い場所を好みますが、夏の強すぎる日差しは避けた方が良いでしょう。寒さにはやや弱いので、暖地以外では冬は室内や軒下で管理します。剪定は花後に行い、樹形を整えます。
庭づくりのヒント – 遅咲きのバラとクレマチスで長く楽しむ庭
我が家のように遅咲きのバラを多く取り入れることで、一般的なバラのシーズンが終わった後も、美しい花々を楽しむことができます。また、クレマチスも開花時期の異なる品種を組み合わせることで、春から秋まで途切れることなく花を咲かせることが可能です。
バラとクレマチスの組み合わせ:つるバラの足元にクレマチスを植えたり、フェンスに一緒に誘引したりすることで、お互いの美しさを引き立て合います。花色や開花時期を考慮して組み合わせを考えると、より魅力的な景観を作り出せます。
雨上がりの庭の手入れ:雨上がりは、病害虫が発生しやすいタイミングでもあります。濡れた葉が乾いたら、傷んだ葉や花がらを取り除き、風通しを良くするよう心がけましょう。また、雨で土が固まっている場合は、軽く中耕するのも効果的です。
花がら摘みの重要性:バラもクレマチスも、花が終わったら早めに花がらを摘むことで、株のエネルギー消耗を防ぎ、次の花を咲かせる準備を促します。
まとめ – 花と緑に囲まれた豊かな暮らしを
雨上がりの庭は、植物たちの生命力と美しさを最も感じられる瞬間の一つです。丹精込めて育てたバラやクレマチス、そして様々な草花たちが、日々の暮らしに彩りと癒やしを与えてくれます。
このブログが、皆さんのガーデニングライフの参考になり、花を育てる楽しさ、庭のある暮らしの豊かさを再発見するきっかけになれば大変嬉しく思います。
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posted by 02memo at 14:41| クレマチス
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2025年04月27日
藤色の優美な庭へ:ベルオブウォーキングで実現する洗練ガーデンデザイン Belle of Walking⠀紫の花が咲きだした。2025年4月27日
ベルオブウォーキング Belle of Walking⠀紫の花が咲きだした。2025年4月27日
クレマチス'ベル・オブ・ウォーキング'育て方|藤色八重咲きの魅力!弱剪定で毎年楽しむ
「ベルオブウォーキング Belle of Walking 紫の花が咲きだした。2025年4月27日」
春の庭が日に日に華やかさを増す4月27日、待ちわびたクレマチスの一つ、「ベル・オブ・ウォーキング」が、その美しい紫(藤色)の花を咲かせ始めました! まだ数は少ないかもしれませんが、幾重にも重なった花弁が織りなすポンポンのような八重咲きの花は、息をのむほどの繊細さと豪華さ。まるでシルクのドレスをまとった貴婦人のような、エレガントな雰囲気を漂わせていますね。
「ベル・オブ・ウォーキング」は、早咲き大輪系のクレマチスの中でも、特にその美しい八重咲きと、淡い青紫色(藤色やライラックブルーとも表現される)のニュアンスのある花色で人気の高い品種です。新旧両枝咲きの性質を持ち、適切な管理をすれば春と秋に花を楽しむことができます。
「この八重咲きのクレマチス、素敵!」
「ベル・オブ・ウォーキングの育て方のコツは?」
「剪定はどうすればいいの?弱剪定って?」
この記事では、そんな開花が始まったばかりの 'ベル・オブ・ウォーキング' に改めて注目し、その基本情報から人々を惹きつける魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして少し分かりにくい**「新旧両枝咲きの剪定(弱剪定)」のポイント**まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'ベル・オブ・ウォーキング' の育て方のコツをマスターし、その上品で美しい八重の花を毎年楽しむことができるようになるはずです。さあ、風に揺れる藤色のポンポンの世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、'ベル・オブ・ウォーキング' のような八重咲き品種の魅力や管理方法も発信しています。
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1. 風に揺れる藤色のポンポン:クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング' とは?
まずは、「ベル・オブ・ウォーキング」がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Belle of Woking'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス&ラヌギノーサ系
春に豪華な花を咲かせるパテンス系の性質と、返り咲き性を持つラヌギノーサ系の性質を併せ持つとされる系統です。
咲き方: 新旧両枝咲き
前年に伸びた古い枝(旧枝)と、その年に新しく伸びた枝(新枝)の両方から花が咲く可能性があるタイプ。剪定は「弱剪定」が基本です。
花色: 淡い青紫色~藤色、ライラックブルー、シルバーピンクなどと表現される、ニュアンスのある美しい色。咲き始めはややピンク色がかることもあります。
花形: 完全八重咲き。花弁が幾重にも重なり、ポンポンのような豪華な形になります。
花径: 中輪~大輪 (8cm~12cm程度)
開花期: 主に春(5月~6月頃)に一番花が咲き、適切な管理で秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: 微香またはほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 2m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすい品種とされています。耐寒性もあります。
名前の由来: イギリスのサリー州にある町、ウォーキング (Woking) にちなんで名付けられたとされています。「ウォーキングの美女」といった意味合いでしょうか。
八重咲きクレマチスの魅力
クレマチスには一重咲きの品種が多いですが、「ベル・オブ・ウォーキング」のような八重咲き品種は、花弁が重なり合うことで、より豪華で繊細、そして立体的な美しさを持っています。一輪だけでも存在感があり、見る人を魅了する特別な魅力があります。
2. なぜ人気? 'ベル・オブ・ウォーキング' が愛される理由
「ベル・オブ・ウォーキング」が多くのガーデナーに愛され、定番品種として栽培されているのには理由があります。
魅力1:他にはない! 繊細で美しいパステルカラー
淡い青みがかった紫、優しい藤色、シルバーがかったピンク… 一言では表現しきれない、ニュアンスのある美しいパステルカラーが最大の魅力です。光の当たり具合や見る角度によって、微妙に色合いが変化して見え、その繊細さが上品な雰囲気を醸し出します。
魅力2:豪華絢爛! 見応えのある完全八重咲き
花弁が幾重にも重なり合って咲く、完全な八重咲きの花形は、非常に豪華で見応えがあります。まるでダリアや芍薬のようにも見えるその姿は、他のクレマチスとは一線を画す美しさです。咲き始めのこの時期、これから完全に開いていく様子が楽しみですね。
魅力3:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つため、春に豪華な一番花を楽しんだ後、適切な剪定を行うことで秋にも返り咲きが期待できます。年に二度、その美しい花に出会えるのは嬉しいポイントです。(秋の花は春よりやや小ぶりで、一重咲きに近くなることもあります。)
魅力4:比較的育てやすい!
見た目の繊細さとは裏腹に、比較的丈夫で育てやすい品種とされています。クレマチス栽培の基本的なポイントを押さえれば、初心者の方でも十分に育てることが可能です。
魅力5:庭を優雅に演出する雰囲気
しなやかに伸びるツルと、繊細な色合いの豪華な八重咲きの花は、庭全体に優雅で上品な雰囲気をもたらします。フェンスやオベリスクに絡ませるだけで、ワンランク上の洗練された空間を演出できます。
3. クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング'の育て方【完全ガイド】
ここからは、「ベル・オブ・ウォーキング」を元気に育て、毎年美しい八重の花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
夏の西日: 強い西日は葉焼けの原因になることがあるため、できれば避けられる場所が理想です。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にします。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 (深植えのメリットは過去記事参照)
植え付けたら、支柱(オベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期(今!)は水切れしやすいです。
冬(休眠期): 水やりの回数を大幅に減らし、乾燥気味に管理します。
注意点: 過湿は根腐れの原因。メリハリが大切。受け皿の水は捨てる。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料を与えます。
花後(一番花の後): お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 肥料は控えるか、ごく薄い液体肥料を少量。
秋(二番花の開花前~開花後): 春と同様に追肥します。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:しなやかなツルを優しく、美しく
クレマチスのツルは細く、自力で絡みつく力が弱いため、誘引作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置すると絡まります。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は誘引し直しましょう。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンスなどの支柱に、ツルが重ならないように、バランス良く広げながら配置します。
麻ひも、誘引クリップなどで、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
できるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると花付きが良くなります。
ツルは折れやすいので、優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'ベル・オブ・ウォーキング' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れる。発生したら地際で切り戻す。深植えが予防に。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになる。風通しが悪いと発生しやすい。
さび病: 葉裏などにオレンジ色の斑点。
灰色かび病: 低温多湿時に花がらなどから発生。
主な害虫: アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、ハダニ。
対策と予防: 風通しの良い環境で管理。適切な水やり(過湿注意)。株元のマルチング。早期発見・早期対処。器具の消毒。
4. 【重要】'ベル・オブ・ウォーキング' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイント
クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング' の育て方で、特に理解しておきたいのが**「新旧両枝咲き・弱剪定」**という特性です。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
一般的に、春の花(一番花)は主に旧枝から咲き(これが豪華な八重咲きになる)、秋の花(二番花)はその年に伸びた新枝に咲きます(一重咲きになることが多い)。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。前年のツル(旧枝)を大切に残します。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽の上で切り戻します。
株全体のバランスを見ながら、切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝なども整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
全てのツルを地際で切る「強剪定」は行いません。 来年春の花芽を切り落としてしまいます。
4.5. 株のリフレッシュのための強剪定
株が古くなったり、下部の花付きが悪くなったりした場合、数年に一度、冬に思い切って地際近くまで強剪定することで、株を若返らせることも可能です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'ベル・オブ・ウォーキング' を楽しむガーデンアイデア:優雅な藤色を活かして
上品な藤色の八重咲きは、様々なシーンで庭を美しく演出します。
フェンスやトレリスをエレガントに: 淡い花色が、どんな背景にも優しく馴染みます。丁寧に誘引して、花の美しさを際立たせましょう。
オベリスクで優雅なタワー: 庭のアクセントとしてオベリスクに絡ませれば、豪華な八重の花が立体的に楽しめます。
バラとのロマンティックな共演:
白やソフトピンクのバラと: 同系色の優しいバラと組み合わせると、非常にロマンティックで上品な雰囲気に。'アイスバーグ' や 'ニュー・ドーン' などと。
アプリコット系のバラと: 'グラハム・トーマス' のような黄色~アプリコット系のバラと合わせると、お互いの色を引き立て合い、明るく優しい印象になります。
組み合わせの注意点: バラとの距離を適切にとり、別々に誘引するのがおすすめです。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで管理できます。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。
切り花として: 豪華な八重咲きの花は、切り花としても非常に見栄えがします。シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がエレガントな雰囲気に包まれます。
6. まとめ:風に揺れる藤色の八重咲きクレマチス
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
ベル・オブ・ウォーキングは、淡い青紫色(藤色)の豪華な完全八重咲きの花が魅力。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
今日、庭で咲き始めた 'ベル・オブ・ウォーキング' の最初の一輪。その繊細な色合いと幾重にも重なる花弁は、まさに「ウォーキングの美女」の名にふさわしい気品を感じさせますね。
少しだけ特徴のある剪定方法をマスターすれば、この美しいクレマチスと長く付き合っていくことができます。ぜひ、あなたの庭にも 'ベル・オブ・ウォーキング' をお迎えして、その優雅な姿を楽しんでみませんか?
[02memo]では、'ベル・オブ・ウォーキング' の成長記録や、他のクレマチス、バラとの組み合わせなどもブログやSNS、YouTubeでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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クレマチス'ベル・オブ・ウォーキング'育て方|藤色八重咲きの魅力!弱剪定で毎年楽しむ
「ベルオブウォーキング Belle of Walking 紫の花が咲きだした。2025年4月27日」
春の庭が日に日に華やかさを増す4月27日、待ちわびたクレマチスの一つ、「ベル・オブ・ウォーキング」が、その美しい紫(藤色)の花を咲かせ始めました! まだ数は少ないかもしれませんが、幾重にも重なった花弁が織りなすポンポンのような八重咲きの花は、息をのむほどの繊細さと豪華さ。まるでシルクのドレスをまとった貴婦人のような、エレガントな雰囲気を漂わせていますね。
「ベル・オブ・ウォーキング」は、早咲き大輪系のクレマチスの中でも、特にその美しい八重咲きと、淡い青紫色(藤色やライラックブルーとも表現される)のニュアンスのある花色で人気の高い品種です。新旧両枝咲きの性質を持ち、適切な管理をすれば春と秋に花を楽しむことができます。
「この八重咲きのクレマチス、素敵!」
「ベル・オブ・ウォーキングの育て方のコツは?」
「剪定はどうすればいいの?弱剪定って?」
この記事では、そんな開花が始まったばかりの 'ベル・オブ・ウォーキング' に改めて注目し、その基本情報から人々を惹きつける魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして少し分かりにくい**「新旧両枝咲きの剪定(弱剪定)」のポイント**まで、徹底的に解説していきます。
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1. 風に揺れる藤色のポンポン:クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング' とは?
まずは、「ベル・オブ・ウォーキング」がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Belle of Woking'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス&ラヌギノーサ系
春に豪華な花を咲かせるパテンス系の性質と、返り咲き性を持つラヌギノーサ系の性質を併せ持つとされる系統です。
咲き方: 新旧両枝咲き
前年に伸びた古い枝(旧枝)と、その年に新しく伸びた枝(新枝)の両方から花が咲く可能性があるタイプ。剪定は「弱剪定」が基本です。
花色: 淡い青紫色~藤色、ライラックブルー、シルバーピンクなどと表現される、ニュアンスのある美しい色。咲き始めはややピンク色がかることもあります。
花形: 完全八重咲き。花弁が幾重にも重なり、ポンポンのような豪華な形になります。
花径: 中輪~大輪 (8cm~12cm程度)
開花期: 主に春(5月~6月頃)に一番花が咲き、適切な管理で秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: 微香またはほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 2m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすい品種とされています。耐寒性もあります。
名前の由来: イギリスのサリー州にある町、ウォーキング (Woking) にちなんで名付けられたとされています。「ウォーキングの美女」といった意味合いでしょうか。
八重咲きクレマチスの魅力
クレマチスには一重咲きの品種が多いですが、「ベル・オブ・ウォーキング」のような八重咲き品種は、花弁が重なり合うことで、より豪華で繊細、そして立体的な美しさを持っています。一輪だけでも存在感があり、見る人を魅了する特別な魅力があります。
2. なぜ人気? 'ベル・オブ・ウォーキング' が愛される理由
「ベル・オブ・ウォーキング」が多くのガーデナーに愛され、定番品種として栽培されているのには理由があります。
魅力1:他にはない! 繊細で美しいパステルカラー
淡い青みがかった紫、優しい藤色、シルバーがかったピンク… 一言では表現しきれない、ニュアンスのある美しいパステルカラーが最大の魅力です。光の当たり具合や見る角度によって、微妙に色合いが変化して見え、その繊細さが上品な雰囲気を醸し出します。
魅力2:豪華絢爛! 見応えのある完全八重咲き
花弁が幾重にも重なり合って咲く、完全な八重咲きの花形は、非常に豪華で見応えがあります。まるでダリアや芍薬のようにも見えるその姿は、他のクレマチスとは一線を画す美しさです。咲き始めのこの時期、これから完全に開いていく様子が楽しみですね。
魅力3:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つため、春に豪華な一番花を楽しんだ後、適切な剪定を行うことで秋にも返り咲きが期待できます。年に二度、その美しい花に出会えるのは嬉しいポイントです。(秋の花は春よりやや小ぶりで、一重咲きに近くなることもあります。)
魅力4:比較的育てやすい!
見た目の繊細さとは裏腹に、比較的丈夫で育てやすい品種とされています。クレマチス栽培の基本的なポイントを押さえれば、初心者の方でも十分に育てることが可能です。
魅力5:庭を優雅に演出する雰囲気
しなやかに伸びるツルと、繊細な色合いの豪華な八重咲きの花は、庭全体に優雅で上品な雰囲気をもたらします。フェンスやオベリスクに絡ませるだけで、ワンランク上の洗練された空間を演出できます。
3. クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング'の育て方【完全ガイド】
ここからは、「ベル・オブ・ウォーキング」を元気に育て、毎年美しい八重の花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
夏の西日: 強い西日は葉焼けの原因になることがあるため、できれば避けられる場所が理想です。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にします。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 (深植えのメリットは過去記事参照)
植え付けたら、支柱(オベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期(今!)は水切れしやすいです。
冬(休眠期): 水やりの回数を大幅に減らし、乾燥気味に管理します。
注意点: 過湿は根腐れの原因。メリハリが大切。受け皿の水は捨てる。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料を与えます。
花後(一番花の後): お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 肥料は控えるか、ごく薄い液体肥料を少量。
秋(二番花の開花前~開花後): 春と同様に追肥します。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:しなやかなツルを優しく、美しく
クレマチスのツルは細く、自力で絡みつく力が弱いため、誘引作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置すると絡まります。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は誘引し直しましょう。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンスなどの支柱に、ツルが重ならないように、バランス良く広げながら配置します。
麻ひも、誘引クリップなどで、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
できるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると花付きが良くなります。
ツルは折れやすいので、優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'ベル・オブ・ウォーキング' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れる。発生したら地際で切り戻す。深植えが予防に。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになる。風通しが悪いと発生しやすい。
さび病: 葉裏などにオレンジ色の斑点。
灰色かび病: 低温多湿時に花がらなどから発生。
主な害虫: アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、ハダニ。
対策と予防: 風通しの良い環境で管理。適切な水やり(過湿注意)。株元のマルチング。早期発見・早期対処。器具の消毒。
4. 【重要】'ベル・オブ・ウォーキング' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイント
クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング' の育て方で、特に理解しておきたいのが**「新旧両枝咲き・弱剪定」**という特性です。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
一般的に、春の花(一番花)は主に旧枝から咲き(これが豪華な八重咲きになる)、秋の花(二番花)はその年に伸びた新枝に咲きます(一重咲きになることが多い)。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。前年のツル(旧枝)を大切に残します。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽の上で切り戻します。
株全体のバランスを見ながら、切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝なども整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
全てのツルを地際で切る「強剪定」は行いません。 来年春の花芽を切り落としてしまいます。
4.5. 株のリフレッシュのための強剪定
株が古くなったり、下部の花付きが悪くなったりした場合、数年に一度、冬に思い切って地際近くまで強剪定することで、株を若返らせることも可能です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'ベル・オブ・ウォーキング' を楽しむガーデンアイデア:優雅な藤色を活かして
上品な藤色の八重咲きは、様々なシーンで庭を美しく演出します。
フェンスやトレリスをエレガントに: 淡い花色が、どんな背景にも優しく馴染みます。丁寧に誘引して、花の美しさを際立たせましょう。
オベリスクで優雅なタワー: 庭のアクセントとしてオベリスクに絡ませれば、豪華な八重の花が立体的に楽しめます。
バラとのロマンティックな共演:
白やソフトピンクのバラと: 同系色の優しいバラと組み合わせると、非常にロマンティックで上品な雰囲気に。'アイスバーグ' や 'ニュー・ドーン' などと。
アプリコット系のバラと: 'グラハム・トーマス' のような黄色~アプリコット系のバラと合わせると、お互いの色を引き立て合い、明るく優しい印象になります。
組み合わせの注意点: バラとの距離を適切にとり、別々に誘引するのがおすすめです。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで管理できます。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。
切り花として: 豪華な八重咲きの花は、切り花としても非常に見栄えがします。シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がエレガントな雰囲気に包まれます。
6. まとめ:風に揺れる藤色の八重咲きクレマチス
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'ベル・オブ・ウォーキング' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
ベル・オブ・ウォーキングは、淡い青紫色(藤色)の豪華な完全八重咲きの花が魅力。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
今日、庭で咲き始めた 'ベル・オブ・ウォーキング' の最初の一輪。その繊細な色合いと幾重にも重なる花弁は、まさに「ウォーキングの美女」の名にふさわしい気品を感じさせますね。
少しだけ特徴のある剪定方法をマスターすれば、この美しいクレマチスと長く付き合っていくことができます。ぜひ、あなたの庭にも 'ベル・オブ・ウォーキング' をお迎えして、その優雅な姿を楽しんでみませんか?
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2025年04月26日
白い花が奏でるガーデンデザイン―ダッチェス・オブ・エジンバラの秘密 Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀白い花がたくさん咲いた。2025年4月26日
ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀白い花がたくさん咲いた。2025年4月26日
ダッチェス・オブ・エジンバラ:白い花の魅力と育て方ガイド
ダッチェス・オブ・エジンバラの魅力と育て方
2025年4月26日、庭に咲き誇るダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')の白い花々が、優雅な美しさで目を引きます。このクレマチスは、19世紀に導入されて以来、ガーデニング愛好家に愛される品種です。以下に、その特徴、魅力、育て方のポイントを簡単にまとめます。
主なポイント
特徴: 大輪の白い八重咲き花(10〜15cm)が特徴で、春から初夏と夏の終わりから秋にかけて2回開花します。つるは8〜12フィートまで成長し、庭に立体感を加えます。
魅力: 清楚でエレガントな花姿は、モダンな庭や日本庭園に調和し、ほのかな香りがリラックス効果をもたらします。
育て方: 日当たりが良く、根元が涼しい環境を好みます。剪定は春先に軽く行い、排水性の良い土壌で育てます。
注意点: 根元を日陰にするため、地面を覆う植物やマルチングが必要です。過湿は根腐れの原因になるため注意しましょう。
ダッチェス・オブ・エジンバラとは?
ダッチェス・オブ・エジンバラは、キョウチクトウ科のつる性植物で、純白の八重咲き花が特徴です。花はカップ状またはロゼット状に開き、遠くからでも存在感があります。2025年4月26日現在、庭で白い花がたくさん咲いており、春の訪れを華やかに彩っています。
なぜ人気?
この品種は、長い開花期間と丈夫な性質で知られています。アーチやフェンスに這わせると、庭に高級感をプラス。初心者でも育てやすく、ガーデニングの楽しみを広げます。
育て方のコツ
日当たり: 1日6〜8時間の直射日光が理想。半日陰でも育ちます。
土壌: 排水性の良い、弱アルカリ性の土壌を好みます。植える際は、根元を3インチ深く埋めると丈夫に育ちます。
水やり: 土が乾いたらたっぷり与えますが、過湿は避けてください。
剪定: 剪定グループ2に属し、春先に弱い枝を切り、残りを6〜9インチに剪定します。
ガーデニングへの活用
アーチやトレリスに這わせて花のカーテンを作ったり、コンテナでベランダを飾ったりできます。バラや低木と組み合わせると、庭に奥行きが生まれます。
詳細な育て方やデザインのアイデアは、以下でさらに解説します。ガーデニングのインスピレーションを得るなら、02memoのブログやYouTubeチャンネルをチェック!
ダッチェス・オブ・エジンバラの完全ガイド:特徴、育て方、ガーデンデザイン
はじめに:2025年4月26日の庭の輝き
2025年4月26日、02memoの庭では、ダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')の白い花が満開を迎えています。このクレマチスは、19世紀に導入されて以来、そのエレガントな姿でガーデニング愛好家を魅了し続けています。純白の八重咲き花は、庭に高級感と洗練された美しさをもたらし、春の訪れを祝うかのようです
ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴と魅力
優雅な花姿と色彩
ダッチェス・オブ・エジンバラは、大輪(10〜15cm)の純白の八重咲き花が特徴です。花びらは細長く、先端が軽く反り返り、カップ状またはロゼット状に開きます。開花初期には、緑がかった色合いが現れることもあり、独特の美しさを放ちます。花の中心には白い雄しべとクリーム色の葯があり、立体感を加えます。2025年4月26日現在、庭ではこれらの花が群生し、遠くからでも目を引く存在感を示しています。
長い開花期間と耐久性
この品種は、剪定グループ2に属し、春から初夏(5月〜7月)と夏の終わりから秋(8月〜9月)の2回開花します。2回目の花は初回より小さい場合がありますが、適切な手入れで安定した開花が期待できます。つるは8〜12フィート(約2.4〜3.6m)まで成長し、丈夫で適応力が高いため、さまざまな気候で育てやすいです。詳細な開花の様子は、YouTubeの専用プレイリストで確認できます。
微妙な香りのアクセント
ダッチェス・オブ・エジンバラは、ほのかな香りが特徴です。強く主張しない香りは、朝夕の涼しい時間帯に特に際立ち、庭にリラックスした雰囲気をもたらします。他の花や緑との組み合わせでも調和し、ガーデニングの楽しみを深めます。
なぜ愛されるのか?
そのエレガントな姿は、モダンな庭からクラシカルな日本庭園まで幅広くマッチします。初心者でも扱いやすく、庭に立体感や高級感を加えるため、ガーデニング愛好家に広く支持されています。Instagramの@02memo2では、この品種の美しい写真を多数公開中です。
育て方と手入れのポイント
ダッチェス・オブ・エジンバラを美しく育てるには、適切な環境と手入れが重要です。以下に、初心者から上級者まで役立つ育て方のポイントを詳しく解説します。
生育環境の基本
日当たり: 1日6〜8時間の直射日光が理想ですが、半日陰でも育ちます。強い午後の日差しは避けると、花の色がより鮮やかに保たれます。
土壌: 排水性の良い、弱アルカリ性の土壌を好みます。有機質肥料(腐葉土や堆肥)を混ぜ込むと、根の健康が保たれます。土壌が酸性の場合は、石灰を加えて調整しましょう。
根元の保護: クレマチスは「頭は日向、足は日陰」を好みます。根元を涼しく保つため、低木や多年草を近くに植えるか、2〜3インチのマルチ(樹皮や小石)を敷きます。
植え付けのコツ
時期: 春(4月〜5月)または秋(9月〜10月)が最適。2025年4月26日は植え付けに良いタイミングです。
方法: 植える際は、元のポットより3インチ(約7.5cm)深く植えます。最初の葉のセットを土で覆うことで、強い新芽の成長を促し、クレマチス萎凋病を防ぎます。植え付け後はたっぷり水を与え、根の定着を助けます。
水やりと肥料
水やり: 土が乾いたら根元にたっぷり水を与えますが、過湿は根腐れの原因になるため注意。2025年4月26日時点で雨が少ない場合は、週1〜2回の水やりを目安にしてください。
肥料: 春に緩効性肥料を1回与えます。開花期には、2週間に1回薄めた液体肥料を追加すると、花付きが良くなります。
剪定のポイント
ダッチェス・オブ・エジンバラは剪定グループ2に属し、旧枝と新枝の両方で花を咲かせます。適切な剪定で、2回の開花を最大限に楽しめます。
春の剪定: 2月〜3月に、枯れた枝や弱い枝を切り取り、残りの枝を6〜9インチ(15〜23cm)の健康な芽の上で剪定します。これにより、新芽の成長と2回目の開花が促されます。
花後の剪定: 初回の開花後、軽く剪定すると、夏の終わりから秋の2回目の開花が期待できます。ただし、過度な剪定は次の花を減らす可能性があるため注意が必要です。
支柱と誘引
つる性植物のため、トレリス、アーチ、フェンスなどの支柱が必要です。つるを優しく誘引し、風で傷つかないよう固定します。美しい曲線を描く姿は、庭のデザインを一層引き立てます。Pinterestの@02memoで、支柱を使ったデザイン例をチェックできます。
病害虫対策
アブラムシやハダニが発生する可能性があります。定期的に葉をチェックし、発見したら殺虫石鹸で対処しましょう。秋にはマルチを追加して根を寒さから守ります。
ガーデンデザインへの活用アイデア
ダッチェス・オブ・エジンバラは、その優雅な姿を活かして、さまざまなガーデンデザインに取り入れられます。以下は、実際の活用例です。
アーチやフェンスの装飾
白い花がアーチやフェンスに這う姿は、まるで花のカーテンのよう。庭の入口や仕切りとして配置すると、訪れる人を魅了します。YouTubeのクレマチスプレイリストで、実際の配置例をご覧ください。
コンテナガーデン
限られたスペースでも、大きな鉢やコンテナで育てられます。ベランダやバルコニーにトレリスを設置し、垂直方向の緑を楽しみましょう。コンパクトなデザインは、都市部のガーデニングに最適です。
他の植物との組み合わせ
バラや低木、宿根草と組み合わせると、庭にリズムとコントラストが生まれます。例えば、ピンクのバラと白いクレマチスを絡ませると、華やかな景観が完成。Xの@02memo3では、組み合わせのアイデアを随時更新中です。
季節の変化を楽しむ
春の満開、夏の緑、秋の再開花と、ダッチェス・オブ・エジンバラは季節ごとに異なる表情を見せます。庭の主役として、年間を通じて楽しめる植物です。
ダッチェス・オブ・エジンバラの歴史と背景
この品種は、19世紀後半にイギリスで導入され、エジンバラの女公にちなんで名付けられました。その時代から現在まで、ガーデニングの世界で高く評価され続けています。詳細は、Gardenia.netの解説で確認できます。歴史ある品種を育てることで、庭に物語を加えましょう。
まとめ:庭にエレガンスを
ダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')は、白い八重咲き花と長い開花期間で、庭にエレガンスと魅力をもたらします。2025年4月26日、満開の花を眺めながら、ガーデニングの喜びを感じてください。適切な日当たり、排水性の良い土壌、春の剪定を心がければ、初心者でも美しい花を楽しめます。アーチ、フェンス、コンテナなど、さまざまなデザインで庭を彩りましょう。
02memoのブログでは、バラやクレマチスを中心としたガーデニング情報を発信中。YouTubeの@02memo04やInstagramの@02memo2で、最新の写真や動画をチェックして、ガーデニングのインスピレーションを得てください。あなたの庭に、ダッチェス・オブ・エジンバラの白い花を咲かせましょう!
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ダッチェス・オブ・エジンバラ:白い花の魅力と育て方ガイド
ダッチェス・オブ・エジンバラの魅力と育て方
2025年4月26日、庭に咲き誇るダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')の白い花々が、優雅な美しさで目を引きます。このクレマチスは、19世紀に導入されて以来、ガーデニング愛好家に愛される品種です。以下に、その特徴、魅力、育て方のポイントを簡単にまとめます。
主なポイント
特徴: 大輪の白い八重咲き花(10〜15cm)が特徴で、春から初夏と夏の終わりから秋にかけて2回開花します。つるは8〜12フィートまで成長し、庭に立体感を加えます。
魅力: 清楚でエレガントな花姿は、モダンな庭や日本庭園に調和し、ほのかな香りがリラックス効果をもたらします。
育て方: 日当たりが良く、根元が涼しい環境を好みます。剪定は春先に軽く行い、排水性の良い土壌で育てます。
注意点: 根元を日陰にするため、地面を覆う植物やマルチングが必要です。過湿は根腐れの原因になるため注意しましょう。
ダッチェス・オブ・エジンバラとは?
ダッチェス・オブ・エジンバラは、キョウチクトウ科のつる性植物で、純白の八重咲き花が特徴です。花はカップ状またはロゼット状に開き、遠くからでも存在感があります。2025年4月26日現在、庭で白い花がたくさん咲いており、春の訪れを華やかに彩っています。
なぜ人気?
この品種は、長い開花期間と丈夫な性質で知られています。アーチやフェンスに這わせると、庭に高級感をプラス。初心者でも育てやすく、ガーデニングの楽しみを広げます。
育て方のコツ
日当たり: 1日6〜8時間の直射日光が理想。半日陰でも育ちます。
土壌: 排水性の良い、弱アルカリ性の土壌を好みます。植える際は、根元を3インチ深く埋めると丈夫に育ちます。
水やり: 土が乾いたらたっぷり与えますが、過湿は避けてください。
剪定: 剪定グループ2に属し、春先に弱い枝を切り、残りを6〜9インチに剪定します。
ガーデニングへの活用
アーチやトレリスに這わせて花のカーテンを作ったり、コンテナでベランダを飾ったりできます。バラや低木と組み合わせると、庭に奥行きが生まれます。
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ダッチェス・オブ・エジンバラの完全ガイド:特徴、育て方、ガーデンデザイン
はじめに:2025年4月26日の庭の輝き
2025年4月26日、02memoの庭では、ダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')の白い花が満開を迎えています。このクレマチスは、19世紀に導入されて以来、そのエレガントな姿でガーデニング愛好家を魅了し続けています。純白の八重咲き花は、庭に高級感と洗練された美しさをもたらし、春の訪れを祝うかのようです
ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴と魅力
優雅な花姿と色彩
ダッチェス・オブ・エジンバラは、大輪(10〜15cm)の純白の八重咲き花が特徴です。花びらは細長く、先端が軽く反り返り、カップ状またはロゼット状に開きます。開花初期には、緑がかった色合いが現れることもあり、独特の美しさを放ちます。花の中心には白い雄しべとクリーム色の葯があり、立体感を加えます。2025年4月26日現在、庭ではこれらの花が群生し、遠くからでも目を引く存在感を示しています。
長い開花期間と耐久性
この品種は、剪定グループ2に属し、春から初夏(5月〜7月)と夏の終わりから秋(8月〜9月)の2回開花します。2回目の花は初回より小さい場合がありますが、適切な手入れで安定した開花が期待できます。つるは8〜12フィート(約2.4〜3.6m)まで成長し、丈夫で適応力が高いため、さまざまな気候で育てやすいです。詳細な開花の様子は、YouTubeの専用プレイリストで確認できます。
微妙な香りのアクセント
ダッチェス・オブ・エジンバラは、ほのかな香りが特徴です。強く主張しない香りは、朝夕の涼しい時間帯に特に際立ち、庭にリラックスした雰囲気をもたらします。他の花や緑との組み合わせでも調和し、ガーデニングの楽しみを深めます。
なぜ愛されるのか?
そのエレガントな姿は、モダンな庭からクラシカルな日本庭園まで幅広くマッチします。初心者でも扱いやすく、庭に立体感や高級感を加えるため、ガーデニング愛好家に広く支持されています。Instagramの@02memo2では、この品種の美しい写真を多数公開中です。
育て方と手入れのポイント
ダッチェス・オブ・エジンバラを美しく育てるには、適切な環境と手入れが重要です。以下に、初心者から上級者まで役立つ育て方のポイントを詳しく解説します。
生育環境の基本
日当たり: 1日6〜8時間の直射日光が理想ですが、半日陰でも育ちます。強い午後の日差しは避けると、花の色がより鮮やかに保たれます。
土壌: 排水性の良い、弱アルカリ性の土壌を好みます。有機質肥料(腐葉土や堆肥)を混ぜ込むと、根の健康が保たれます。土壌が酸性の場合は、石灰を加えて調整しましょう。
根元の保護: クレマチスは「頭は日向、足は日陰」を好みます。根元を涼しく保つため、低木や多年草を近くに植えるか、2〜3インチのマルチ(樹皮や小石)を敷きます。
植え付けのコツ
時期: 春(4月〜5月)または秋(9月〜10月)が最適。2025年4月26日は植え付けに良いタイミングです。
方法: 植える際は、元のポットより3インチ(約7.5cm)深く植えます。最初の葉のセットを土で覆うことで、強い新芽の成長を促し、クレマチス萎凋病を防ぎます。植え付け後はたっぷり水を与え、根の定着を助けます。
水やりと肥料
水やり: 土が乾いたら根元にたっぷり水を与えますが、過湿は根腐れの原因になるため注意。2025年4月26日時点で雨が少ない場合は、週1〜2回の水やりを目安にしてください。
肥料: 春に緩効性肥料を1回与えます。開花期には、2週間に1回薄めた液体肥料を追加すると、花付きが良くなります。
剪定のポイント
ダッチェス・オブ・エジンバラは剪定グループ2に属し、旧枝と新枝の両方で花を咲かせます。適切な剪定で、2回の開花を最大限に楽しめます。
春の剪定: 2月〜3月に、枯れた枝や弱い枝を切り取り、残りの枝を6〜9インチ(15〜23cm)の健康な芽の上で剪定します。これにより、新芽の成長と2回目の開花が促されます。
花後の剪定: 初回の開花後、軽く剪定すると、夏の終わりから秋の2回目の開花が期待できます。ただし、過度な剪定は次の花を減らす可能性があるため注意が必要です。
支柱と誘引
つる性植物のため、トレリス、アーチ、フェンスなどの支柱が必要です。つるを優しく誘引し、風で傷つかないよう固定します。美しい曲線を描く姿は、庭のデザインを一層引き立てます。Pinterestの@02memoで、支柱を使ったデザイン例をチェックできます。
病害虫対策
アブラムシやハダニが発生する可能性があります。定期的に葉をチェックし、発見したら殺虫石鹸で対処しましょう。秋にはマルチを追加して根を寒さから守ります。
ガーデンデザインへの活用アイデア
ダッチェス・オブ・エジンバラは、その優雅な姿を活かして、さまざまなガーデンデザインに取り入れられます。以下は、実際の活用例です。
アーチやフェンスの装飾
白い花がアーチやフェンスに這う姿は、まるで花のカーテンのよう。庭の入口や仕切りとして配置すると、訪れる人を魅了します。YouTubeのクレマチスプレイリストで、実際の配置例をご覧ください。
コンテナガーデン
限られたスペースでも、大きな鉢やコンテナで育てられます。ベランダやバルコニーにトレリスを設置し、垂直方向の緑を楽しみましょう。コンパクトなデザインは、都市部のガーデニングに最適です。
他の植物との組み合わせ
バラや低木、宿根草と組み合わせると、庭にリズムとコントラストが生まれます。例えば、ピンクのバラと白いクレマチスを絡ませると、華やかな景観が完成。Xの@02memo3では、組み合わせのアイデアを随時更新中です。
季節の変化を楽しむ
春の満開、夏の緑、秋の再開花と、ダッチェス・オブ・エジンバラは季節ごとに異なる表情を見せます。庭の主役として、年間を通じて楽しめる植物です。
ダッチェス・オブ・エジンバラの歴史と背景
この品種は、19世紀後半にイギリスで導入され、エジンバラの女公にちなんで名付けられました。その時代から現在まで、ガーデニングの世界で高く評価され続けています。詳細は、Gardenia.netの解説で確認できます。歴史ある品種を育てることで、庭に物語を加えましょう。
まとめ:庭にエレガンスを
ダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')は、白い八重咲き花と長い開花期間で、庭にエレガンスと魅力をもたらします。2025年4月26日、満開の花を眺めながら、ガーデニングの喜びを感じてください。適切な日当たり、排水性の良い土壌、春の剪定を心がければ、初心者でも美しい花を楽しめます。アーチ、フェンス、コンテナなど、さまざまなデザインで庭を彩りましょう。
02memoのブログでは、バラやクレマチスを中心としたガーデニング情報を発信中。YouTubeの@02memo04やInstagramの@02memo2で、最新の写真や動画をチェックして、ガーデニングのインスピレーションを得てください。あなたの庭に、ダッチェス・オブ・エジンバラの白い花を咲かせましょう!
再生リスト ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
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再生リスト クレマチス
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posted by 02memo at 19:44| クレマチス
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太陽と花々の共演:バラとクレマチスが織りなす2025年春の奇跡。庭の様子 2025年4月26日
庭の様子 2025年4月26日
バラとクレマチス開花!4月下旬の庭巡り - オリビア・シャーロット・アブキ達の育て方 (2025年4月26日)
2025年4月26日、庭はまさに春の輝きを迎えようとしています! 新緑が目に眩しく、空気は暖かく、そして何よりも、待ちわびた花々が次々と開花し、庭全体が一年で最も華やかな色彩と香りに包まれる季節です。今日は、そんな春爛漫の庭を一緒に周回してみましょう。
主役はもちろん、咲き始めたバラたち! オリビア・ローズ・オースチンはその優しいピンクの花を見事に咲かせ、ゴールデン・セレブレーションの鮮やかな黄色も花数を増やしています。そして、期待のレディ・オブ・シャーロットも美しいオレンジ色の花を咲かせ始めました!
壁面やフェンスに目を向ければ、クレマチス 'アブキ' の上品なピンクがまだ庭を彩り、純白の八重咲きダッチェス・オブ・エジンバラや、藤色のベル・オブ・ウォーキングも蕾を大きく膨らませ、開花の準備は万端です。
足元ではツツジのピンクの花が満開を迎え、花壇の後方ではジギタリスがすっと花穂を伸ばし、下の方からベル型の花を咲かせ始めています。早春を彩ったチューリップはそろそろ終わりですが、ふと見上げれば、梅の木には可愛い緑色の実がなり始めています。
この記事では、そんな4月下旬の「春庭周回」で見られる植物たち、特に開花が進むバラやクレマチスを中心に、それぞれの魅力と特徴、そしてこの時期に合わせた育て方のポイントを詳しくご紹介していきます。
「このバラ、なんて名前?育て方は?」
「クレマチスの剪定ってどうやるの?」
「春の庭仕事、今やるべきことは?」
そんなガーデニングを楽しむあなたの疑問に答えながら、春の庭の魅力を満喫していきましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。バラとクレマチスの組み合わせや、季節ごとの庭の移ろいを発信しています。
ブログ: https://02memo.seesaa.net/
YouTube: @02memo04 - 庭の植物たちの成長記録や管理方法を動画で詳しく解説!
Instagram: @02memo2 - 美しい庭の花々や植物の写真を毎日更新中。
Pinterest: 02memo - ガーデンデザインや植物選びのアイデアの参考に。
X (Twitter): @02memo3 - 日々のガーデニング作業や開花情報をリアルタイムで。
1. 主役たちの輝き! バラの開花状況と魅力・育て方
4月下旬、いよいよバラたちが主役の座に躍り出ます!
1.1. オリビア・ローズ・オースチン (Olivia Rose Austin) - 見頃!
現在の様子: 数日前に咲き始め、まさに今が見頃!株いっぱいに、優しく美しいソフトピンクのロゼット咲きの花を咲かせています。その完璧な花形と、周囲に漂うフルーティーな香りは格別です。病気に非常に強く、葉も生き生きとしています。
魅力: 抜群の強健さと耐病性(初心者向き!)、素晴らしい四季咲き性、美しい花と香り、扱いやすい樹形。
育て方のポイント: 日当たりと風通しが良い場所へ。四季咲き性が強いので、肥料切れに注意し、特に花後のお礼肥を忘れずに。花が終わったらこまめに5枚葉の上で切り戻す。
(より詳しい育て方は、以前のオリビア・ローズ・オースチン単独記事をご参照ください)
1.2. ゴールデン・セレブレーション (Golden Celebration) - 開花進行中!
現在の様子: 咲き始めから数日経ち、鮮やかな山吹色の花がさらに数を増やし、アーチやフェンスを明るく彩り始めています。大輪のカップ咲きは存在感たっぷり。ティー系の豊かな香りも漂い始めました。
魅力: 輝くような黄金色の花、豊かな香り、返り咲き性、つるバラとしての利用価値。
育て方のポイント: つるバラなので、冬の剪定・誘引が重要。黒星病にやや注意が必要なので、風通し良く管理し、予防も視野に。日当たりが良い場所を好む。
(より詳しい育て方は、以前のゴールデン・セレブレーション単独記事をご参照ください)
1.3. レディ・オブ・シャーロット (Lady of Shalott) - 開花スタート!
現在の様子: 待望の開花が始まりました!オレンジレッドの蕾が開き、内側のサーモンピンクと外側のゴールデンイエローのコントラストが美しい、カップ咲き~ゴブレット咲きの花が顔を見せ始めました。ティー系の良い香りも。
基本情報:
作出: 2009年 / イギリス / デビッド・オースチン
系統: S (シュラブ) / イングリッシュローズ
樹形: 半直立性のシュラブ (アーチ状に枝が伸びる)
樹高: 約1.25m × 幅1.25m
咲き方: 返り咲き (非常に良く咲く)
花色: オレンジ系複色 (表サーモンピンク/裏ゴールデンイエロー)
花形: カップ咲き~ゴブレット型、中輪 (約8-10cm)
香り: 中香~強香 (ティー系+リンゴやクローブのスパイス香)
耐病性: 非常に強い! オリビアと並び称されるほどの強健さ。
魅力: 美しいオレンジ系の色彩、豊かな香り、素晴らしい返り咲き性、そして何より抜群の強健さと耐病性。初心者にも非常におすすめできる品種です。あっという間に大きく茂ります。
育て方のポイント: 日当たりと風通しの良い場所へ。樹勢が非常に強いので、やや広めのスペースを確保。シュラブとして自然樹形で育てても良いし、アーチ状の枝を活かして低めのフェンスやオベリスクに軽く誘引するのも美しい。肥料を好むので、肥料切れに注意。花後の剪定をこまめに行うと繰り返しよく咲く。
1.4. バラの春の管理(共通)
開花期を迎えたバラたちに共通する、この時期の重要な管理です。
花がら摘み: 咲き終わった花は、病気の予防と次の開花のために、5枚葉の上でこまめに切り取ります。
病害虫対策: アブラムシ、スリップス、バラゾウムシなどの害虫や、うどんこ病、黒星病などの病気が発生しやすい時期。よく観察し、早期発見・早期対処を心がけます。薬剤散布は、花にかからないように注意して行います。
追肥: 開花は多くのエネルギーを消費します。液体肥料などを定期的に与え、開花をサポートします。
2. 壁面やアーチを彩る:クレマチスの競演
バラと共に、クレマチスも庭を彩る重要な存在です。
2.1. アブキ (阿吹 / Abuki) - 見頃継続中!
現在の様子: 前回(4/20)たくさん咲いていた優しいピンクの大輪花が、まだ美しく咲き続けていることでしょう。あるいは、一番花のピークは少し過ぎた頃かもしれません。
魅力: 上品なピンクの大輪、早咲き性、比較的育てやすい。
育て方のポイント: 早咲き大輪系。新旧両枝咲き(弱剪定)または旧枝咲き(弱剪定)として管理(※情報源により異なる場合があるため注意)。花後の剪定が秋の返り咲きを左右します。立ち枯れ病に注意。株元は日陰に。
2.2. ダッチェス・オブ・エジンバラ (Duchess of Edinburgh) - 蕾膨らむ!
現在の様子: 開花期は5月~なので、今はまだ蕾が大きく膨らんできている段階でしょう。純白の八重咲きの花が開くのが待ち遠しいですね。
基本情報:
系統: 早咲き大輪系 (パテンス系)
咲き方: 旧枝咲き(弱剪定)
花: 純白色、完全八重咲き(ポンポン咲き)、花径10-13cm、微香~中香
樹高: 2-3m
魅力: まるで芍薬のような、豪華で清楚な純白の八重咲き。存在感抜群。
育て方のポイント: 旧枝咲きなので、冬の剪定で古いツルを大切に残します。 花後は花首で切る程度。日当たりを好むが、株元は日陰に。暑さにやや弱い面があるので、夏越しに注意。
2.3. ベル・オブ・ウォーキング (Belle of Woking) - 蕾or咲き始め?
現在の様子: こちらも開花期は5月~。ダッチェス・オブ・エジンバラと同様、蕾が大きく膨らんでいるか、早いものでは咲き始めているかもしれません。
基本情報:
系統: 早咲き大輪系 (パテンス&ラヌギノーサ系とされることも)
咲き方: 新旧両枝咲き(弱剪定)とされることが多い。
花: 淡い青紫色~藤色(咲き始めピンクがかることも)、完全八重咲き、花径8-10cm、微香
樹高: 2-2.5m
魅力: 繊細で美しいパステルカラーの八重咲き。上品で優しい雰囲気。
育て方のポイント: 新旧両枝咲きなので、花後と冬に弱剪定を行うのが基本。日当たりを好むが株元は日陰に。比較的育てやすい。
2.4. クレマチスの春の管理(共通)
誘引: 伸びてきたツルをこまめに支柱やフェンスに誘引します。折れやすいので優しく。
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷり。開花期は水切れさせないように。
追肥: 開花前~開花中は液体肥料などを定期的に与えます。
立ち枯れ病: 突然ツルが枯れることがあるので注意。発生したら地際で切り戻します。
3. 春の庭を豊かにする仲間たち:名脇役たちの今
バラやクレマチス以外にも、庭には様々な植物がいます。
3.1. ジギタリス (Digitalis)
現在の様子: 花穂がすっと伸び上がり、下の方からベル型の花が咲き始めている頃でしょう。ピンク、白、紫、アプリコットなど、品種によって様々な色があります。
魅力: 存在感のある美しい花穂。ナチュラルガーデンによく合う。
育て方のポイント: 日当たり~半日陰。水はけの良い土壌。花茎が倒れないように支柱でサポート。全草に毒性があるので注意!
3.2. ツツジ (Azalea / Rhododendron)
現在の様子: まさに満開! 庭木として植えられたツツジが、鮮やかなピンク色の花を株いっぱいに咲かせ、庭を華やかに彩っていることでしょう。
魅力: 日本の庭には欠かせない花木。育てやすく、花付きが良い。
育て方のポイント: 酸性土壌を好む。半日陰でも育つ。**剪定は花後すぐ(6月上旬まで)**に行うのが鉄則! 夏以降に切ると翌年の花芽がなくなります。
3.3. 梅の実 (Ume Fruit)
現在の様子: 春先の美しい花が終わり、今は緑色の小さな実が枝にたくさん付いて、少しずつ大きくなっている頃でしょう。
魅力: 花だけでなく、実の収穫も楽しめる。梅干し、梅酒、梅シロップなどに。
管理ポイント: 実を大きくするためには、適切な摘果が必要な場合も。お礼肥を与える。病害虫(アブラムシ、カイガラムシ、黒星病など)に注意。
4. 春爛漫の庭仕事(4月下旬~5月):開花期の管理と次への準備
庭が最も美しいこの時期、やっておきたい管理作業です。
花がら摘み: バラ、クレマチス、ツツジなど、咲き終わった花はこまめに摘み取り、株の消耗を防ぎ、病気を予防し、次の開花(返り咲き品種の場合)を促します。
追肥: 開花中のバラやクレマチス、これから成長する夏野菜などに、液体肥料などで栄養を補給します。
病害虫対策の継続: 気温が上がり、活動が活発になる病害虫(アブラムシ、ハダニ、スリップス、チュウレンジハバチなど)や病気(うどんこ病、黒星病)への対策を続けます。薬剤散布は早朝や夕方に行い、花にかからないように注意。
誘引・支柱: つるバラやクレマチスの伸びてきたシュートを誘引し直したり、草丈の高くなる植物の支柱を立てたりします。
除草: 雑草も勢いづくので、こまめに取り除きます。
水やり管理: 天候を見ながら、適切な水やりを続けます。特に鉢植えは乾燥しやすいので注意。
夏への準備: 一年草の種まきや苗の植え付け、暑さに弱い植物の置き場所の検討などを始めます。
5. まとめ:百花繚乱! 春の庭のシンフォニーを楽しもう!
今回は、4月26日の春の庭を巡りながら、本格的な開花を迎えた「オリビア・ローズ・オースチン」を中心に、他のバラやクレマチス、ジギタリス、ツツジ、そして梅の実など、多様な植物たちの現在の様子と、この時期の育て方のポイントをご紹介しました。
まさに百花繚乱、一年で最も庭が輝く季節です。それぞれの植物が持つ個性的な美しさ、色、形、香りが重なり合い、素晴らしい春のシンフォニーを奏でています。
この美しい景色を維持し、さらに次の季節へと繋げていくためには、日々の観察と適切な手入れが欠かせません。植物たちの声に耳を傾けながら、愛情を込めてガーデニングを楽しんでいきましょう。
[02memo]では、これからも季節ごとの庭の様子や、様々な植物の育て方、ガーデニングのヒントなどをブログやSNSで発信していきます。ぜひチェックしてみてくださいね!
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バラとクレマチス開花!4月下旬の庭巡り - オリビア・シャーロット・アブキ達の育て方 (2025年4月26日)
2025年4月26日、庭はまさに春の輝きを迎えようとしています! 新緑が目に眩しく、空気は暖かく、そして何よりも、待ちわびた花々が次々と開花し、庭全体が一年で最も華やかな色彩と香りに包まれる季節です。今日は、そんな春爛漫の庭を一緒に周回してみましょう。
主役はもちろん、咲き始めたバラたち! オリビア・ローズ・オースチンはその優しいピンクの花を見事に咲かせ、ゴールデン・セレブレーションの鮮やかな黄色も花数を増やしています。そして、期待のレディ・オブ・シャーロットも美しいオレンジ色の花を咲かせ始めました!
壁面やフェンスに目を向ければ、クレマチス 'アブキ' の上品なピンクがまだ庭を彩り、純白の八重咲きダッチェス・オブ・エジンバラや、藤色のベル・オブ・ウォーキングも蕾を大きく膨らませ、開花の準備は万端です。
足元ではツツジのピンクの花が満開を迎え、花壇の後方ではジギタリスがすっと花穂を伸ばし、下の方からベル型の花を咲かせ始めています。早春を彩ったチューリップはそろそろ終わりですが、ふと見上げれば、梅の木には可愛い緑色の実がなり始めています。
この記事では、そんな4月下旬の「春庭周回」で見られる植物たち、特に開花が進むバラやクレマチスを中心に、それぞれの魅力と特徴、そしてこの時期に合わせた育て方のポイントを詳しくご紹介していきます。
「このバラ、なんて名前?育て方は?」
「クレマチスの剪定ってどうやるの?」
「春の庭仕事、今やるべきことは?」
そんなガーデニングを楽しむあなたの疑問に答えながら、春の庭の魅力を満喫していきましょう!
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1. 主役たちの輝き! バラの開花状況と魅力・育て方
4月下旬、いよいよバラたちが主役の座に躍り出ます!
1.1. オリビア・ローズ・オースチン (Olivia Rose Austin) - 見頃!
現在の様子: 数日前に咲き始め、まさに今が見頃!株いっぱいに、優しく美しいソフトピンクのロゼット咲きの花を咲かせています。その完璧な花形と、周囲に漂うフルーティーな香りは格別です。病気に非常に強く、葉も生き生きとしています。
魅力: 抜群の強健さと耐病性(初心者向き!)、素晴らしい四季咲き性、美しい花と香り、扱いやすい樹形。
育て方のポイント: 日当たりと風通しが良い場所へ。四季咲き性が強いので、肥料切れに注意し、特に花後のお礼肥を忘れずに。花が終わったらこまめに5枚葉の上で切り戻す。
(より詳しい育て方は、以前のオリビア・ローズ・オースチン単独記事をご参照ください)
1.2. ゴールデン・セレブレーション (Golden Celebration) - 開花進行中!
現在の様子: 咲き始めから数日経ち、鮮やかな山吹色の花がさらに数を増やし、アーチやフェンスを明るく彩り始めています。大輪のカップ咲きは存在感たっぷり。ティー系の豊かな香りも漂い始めました。
魅力: 輝くような黄金色の花、豊かな香り、返り咲き性、つるバラとしての利用価値。
育て方のポイント: つるバラなので、冬の剪定・誘引が重要。黒星病にやや注意が必要なので、風通し良く管理し、予防も視野に。日当たりが良い場所を好む。
(より詳しい育て方は、以前のゴールデン・セレブレーション単独記事をご参照ください)
1.3. レディ・オブ・シャーロット (Lady of Shalott) - 開花スタート!
現在の様子: 待望の開花が始まりました!オレンジレッドの蕾が開き、内側のサーモンピンクと外側のゴールデンイエローのコントラストが美しい、カップ咲き~ゴブレット咲きの花が顔を見せ始めました。ティー系の良い香りも。
基本情報:
作出: 2009年 / イギリス / デビッド・オースチン
系統: S (シュラブ) / イングリッシュローズ
樹形: 半直立性のシュラブ (アーチ状に枝が伸びる)
樹高: 約1.25m × 幅1.25m
咲き方: 返り咲き (非常に良く咲く)
花色: オレンジ系複色 (表サーモンピンク/裏ゴールデンイエロー)
花形: カップ咲き~ゴブレット型、中輪 (約8-10cm)
香り: 中香~強香 (ティー系+リンゴやクローブのスパイス香)
耐病性: 非常に強い! オリビアと並び称されるほどの強健さ。
魅力: 美しいオレンジ系の色彩、豊かな香り、素晴らしい返り咲き性、そして何より抜群の強健さと耐病性。初心者にも非常におすすめできる品種です。あっという間に大きく茂ります。
育て方のポイント: 日当たりと風通しの良い場所へ。樹勢が非常に強いので、やや広めのスペースを確保。シュラブとして自然樹形で育てても良いし、アーチ状の枝を活かして低めのフェンスやオベリスクに軽く誘引するのも美しい。肥料を好むので、肥料切れに注意。花後の剪定をこまめに行うと繰り返しよく咲く。
1.4. バラの春の管理(共通)
開花期を迎えたバラたちに共通する、この時期の重要な管理です。
花がら摘み: 咲き終わった花は、病気の予防と次の開花のために、5枚葉の上でこまめに切り取ります。
病害虫対策: アブラムシ、スリップス、バラゾウムシなどの害虫や、うどんこ病、黒星病などの病気が発生しやすい時期。よく観察し、早期発見・早期対処を心がけます。薬剤散布は、花にかからないように注意して行います。
追肥: 開花は多くのエネルギーを消費します。液体肥料などを定期的に与え、開花をサポートします。
2. 壁面やアーチを彩る:クレマチスの競演
バラと共に、クレマチスも庭を彩る重要な存在です。
2.1. アブキ (阿吹 / Abuki) - 見頃継続中!
現在の様子: 前回(4/20)たくさん咲いていた優しいピンクの大輪花が、まだ美しく咲き続けていることでしょう。あるいは、一番花のピークは少し過ぎた頃かもしれません。
魅力: 上品なピンクの大輪、早咲き性、比較的育てやすい。
育て方のポイント: 早咲き大輪系。新旧両枝咲き(弱剪定)または旧枝咲き(弱剪定)として管理(※情報源により異なる場合があるため注意)。花後の剪定が秋の返り咲きを左右します。立ち枯れ病に注意。株元は日陰に。
2.2. ダッチェス・オブ・エジンバラ (Duchess of Edinburgh) - 蕾膨らむ!
現在の様子: 開花期は5月~なので、今はまだ蕾が大きく膨らんできている段階でしょう。純白の八重咲きの花が開くのが待ち遠しいですね。
基本情報:
系統: 早咲き大輪系 (パテンス系)
咲き方: 旧枝咲き(弱剪定)
花: 純白色、完全八重咲き(ポンポン咲き)、花径10-13cm、微香~中香
樹高: 2-3m
魅力: まるで芍薬のような、豪華で清楚な純白の八重咲き。存在感抜群。
育て方のポイント: 旧枝咲きなので、冬の剪定で古いツルを大切に残します。 花後は花首で切る程度。日当たりを好むが、株元は日陰に。暑さにやや弱い面があるので、夏越しに注意。
2.3. ベル・オブ・ウォーキング (Belle of Woking) - 蕾or咲き始め?
現在の様子: こちらも開花期は5月~。ダッチェス・オブ・エジンバラと同様、蕾が大きく膨らんでいるか、早いものでは咲き始めているかもしれません。
基本情報:
系統: 早咲き大輪系 (パテンス&ラヌギノーサ系とされることも)
咲き方: 新旧両枝咲き(弱剪定)とされることが多い。
花: 淡い青紫色~藤色(咲き始めピンクがかることも)、完全八重咲き、花径8-10cm、微香
樹高: 2-2.5m
魅力: 繊細で美しいパステルカラーの八重咲き。上品で優しい雰囲気。
育て方のポイント: 新旧両枝咲きなので、花後と冬に弱剪定を行うのが基本。日当たりを好むが株元は日陰に。比較的育てやすい。
2.4. クレマチスの春の管理(共通)
誘引: 伸びてきたツルをこまめに支柱やフェンスに誘引します。折れやすいので優しく。
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷり。開花期は水切れさせないように。
追肥: 開花前~開花中は液体肥料などを定期的に与えます。
立ち枯れ病: 突然ツルが枯れることがあるので注意。発生したら地際で切り戻します。
3. 春の庭を豊かにする仲間たち:名脇役たちの今
バラやクレマチス以外にも、庭には様々な植物がいます。
3.1. ジギタリス (Digitalis)
現在の様子: 花穂がすっと伸び上がり、下の方からベル型の花が咲き始めている頃でしょう。ピンク、白、紫、アプリコットなど、品種によって様々な色があります。
魅力: 存在感のある美しい花穂。ナチュラルガーデンによく合う。
育て方のポイント: 日当たり~半日陰。水はけの良い土壌。花茎が倒れないように支柱でサポート。全草に毒性があるので注意!
3.2. ツツジ (Azalea / Rhododendron)
現在の様子: まさに満開! 庭木として植えられたツツジが、鮮やかなピンク色の花を株いっぱいに咲かせ、庭を華やかに彩っていることでしょう。
魅力: 日本の庭には欠かせない花木。育てやすく、花付きが良い。
育て方のポイント: 酸性土壌を好む。半日陰でも育つ。**剪定は花後すぐ(6月上旬まで)**に行うのが鉄則! 夏以降に切ると翌年の花芽がなくなります。
3.3. 梅の実 (Ume Fruit)
現在の様子: 春先の美しい花が終わり、今は緑色の小さな実が枝にたくさん付いて、少しずつ大きくなっている頃でしょう。
魅力: 花だけでなく、実の収穫も楽しめる。梅干し、梅酒、梅シロップなどに。
管理ポイント: 実を大きくするためには、適切な摘果が必要な場合も。お礼肥を与える。病害虫(アブラムシ、カイガラムシ、黒星病など)に注意。
4. 春爛漫の庭仕事(4月下旬~5月):開花期の管理と次への準備
庭が最も美しいこの時期、やっておきたい管理作業です。
花がら摘み: バラ、クレマチス、ツツジなど、咲き終わった花はこまめに摘み取り、株の消耗を防ぎ、病気を予防し、次の開花(返り咲き品種の場合)を促します。
追肥: 開花中のバラやクレマチス、これから成長する夏野菜などに、液体肥料などで栄養を補給します。
病害虫対策の継続: 気温が上がり、活動が活発になる病害虫(アブラムシ、ハダニ、スリップス、チュウレンジハバチなど)や病気(うどんこ病、黒星病)への対策を続けます。薬剤散布は早朝や夕方に行い、花にかからないように注意。
誘引・支柱: つるバラやクレマチスの伸びてきたシュートを誘引し直したり、草丈の高くなる植物の支柱を立てたりします。
除草: 雑草も勢いづくので、こまめに取り除きます。
水やり管理: 天候を見ながら、適切な水やりを続けます。特に鉢植えは乾燥しやすいので注意。
夏への準備: 一年草の種まきや苗の植え付け、暑さに弱い植物の置き場所の検討などを始めます。
5. まとめ:百花繚乱! 春の庭のシンフォニーを楽しもう!
今回は、4月26日の春の庭を巡りながら、本格的な開花を迎えた「オリビア・ローズ・オースチン」を中心に、他のバラやクレマチス、ジギタリス、ツツジ、そして梅の実など、多様な植物たちの現在の様子と、この時期の育て方のポイントをご紹介しました。
まさに百花繚乱、一年で最も庭が輝く季節です。それぞれの植物が持つ個性的な美しさ、色、形、香りが重なり合い、素晴らしい春のシンフォニーを奏でています。
この美しい景色を維持し、さらに次の季節へと繋げていくためには、日々の観察と適切な手入れが欠かせません。植物たちの声に耳を傾けながら、愛情を込めてガーデニングを楽しんでいきましょう。
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ラベル:庭
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2025年04月22日
花咲く瞬間を迎える―庭に咲く詩―ダッチェス・オブ・エジンバラで創る上品な景観 Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀白い花が少し咲きだした。2025年4月22日
ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀白い花が少し咲きだした。2025年4月22日
クレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」の特徴と魅力:白い花の女王の育て方完全ガイド
優雅な白い八重咲きの花が魅力的なクレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」(Clematis 'Duchess of Edinburgh')は、ガーデニング愛好家の間で長く愛されてきた品種です。2025年4月には、このエレガントな花が早くも咲き始め、多くの庭を彩っています。この記事では、ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴と魅力、そして成功させるための育て方を詳しくご紹介します。
目次
ダッチェス・オブ・エジンバラとは
特徴と魅力
栽培環境と基本条件
植え付けの方法
季節ごとの管理ポイント
剪定方法
病害虫対策
ガーデンデザインへの活用法
よくある質問と回答
まとめ
1. ダッチェス・オブ・エジンバラとは
ダッチェス・オブ・エジンバラは、19世紀にイギリスで育成された歴史ある品種で、クレマチスの中でも特に人気の高い花木です。その名前は、エディンバラ公爵夫人に敬意を表して名付けられました。
品種の歴史と由来
1870年代にジョージ・ジャックマン&サン社によって作出されたこの品種は、150年以上にわたって世界中のガーデナーを魅了してきました。エレガントな白い八重咲きの花は、まさに「花の女王」の名にふさわしい気品を放ちます。
分類と基本情報
科名: キンポウゲ科
属名: クレマチス属
分類: モンタナ系(早咲き大輪系)
開花時期: 主に5〜6月(条件により4月下旬や秋に再び咲くこともある)
花径: 約12〜15cm
草丈/長さ: つる性で2〜3mほど伸びる
耐寒性: 強い(マイナス15℃程度まで耐える)
剪定グループ: グループ2(早春に軽く剪定)
2. 特徴と魅力
ダッチェス・オブ・エジンバラの最大の魅力は、その美しい花にあります。
花の特徴
花色: 純白からクリーム色
花形: 八重咲きの大輪
花弁: 中心部にやや緑がかった花糸と雄しべを持ち、多数の花弁が重なり合う
香り: 軽やかな甘い香りがある
生育の特徴
ダッチェス・オブ・エジンバラは、適切な環境では非常に丈夫で長寿命です。つるは木質化して強靭になり、年々開花数が増してゆきます。
四季の変化
春: 新芽が勢いよく伸び、5〜6月に見事な大輪の花を咲かせる
夏: 緑豊かな葉を茂らせ、涼しげな緑のカーテンを形成
秋: 気候条件が良ければ、二番花が咲くこともある
冬: 休眠期に入るが、常緑性ではないため葉は落ちる
他のクレマチスとの違い
モンタナ系の中でも八重咲きという特徴を持つダッチェス・オブ・エジンバラは、一重咲きの品種と比べてより華やかさがあります。また、純白の花色は他の色のクレマチスと合わせると、鮮やかなコントラストを演出できます。
3. 栽培環境と基本条件
ダッチェス・オブ・エジンバラを健康に育てるためには、適切な環境条件を整えることが大切です。
理想的な日照条件
最適な場所: 「頭は日なたに、根は日陰に」という原則が理想的
日照時間: 1日あたり6時間以上の日光が望ましい
注意点: 西日の強い場所は避ける
土壌条件
最適な土壌: 水はけがよく、保水性もある肥沃な土壌
pH値: 弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が理想的
土壌改良: 植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜ込むと効果的
気温・湿度
耐寒性: 非常に高い(マイナス15℃程度まで耐える)
適温: 15〜25℃が生育適温
湿度: 乾燥よりはやや湿り気のある環境を好む
水やり
基本: 土が乾いたらたっぷりと
生育期: 週に2〜3回程度(天候により調整)
夏場: 朝夕の涼しい時間帯に水やりする
冬場: 休眠期は水やりを控えめに
4. 植え付けの方法
ダッチェス・オブ・エジンバラの植え付けは、成功の鍵を握る重要なステップです。
最適な植え付け時期
理想的な時期: 3〜4月または10〜11月
避けるべき時期: 真夏や厳冬期
植え付け手順
植穴の準備: 幅・深さともに40cm程度の穴を掘る
土壌改良: 掘り出した土に腐葉土や堆肥を3割程度混ぜる
石灰の添加: 必要に応じて苦土石灰を少量混ぜる
植え付け深さ: 鉢植えだった場合は、鉢の表面より5cm程度深く植える
支柱の設置: 植え付けと同時に支柱やトレリスを設置する
水やり: 植え付け後はたっぷりと水を与える
鉢植えの場合
鉢のサイズ: 直径30cm以上、深さ30cm以上の鉢を選ぶ
用土: 市販のクレマチス用培養土か、赤玉土・腐葉土・堆肥を混ぜた自家製の用土
排水層: 鉢底に軽石や鉢底石を敷く
置き場所: 根が冷たく保てる場所(例:他の植物の影など)
5. 季節ごとの管理ポイント
四季折々で変わるダッチェス・オブ・エジンバラの管理方法をご紹介します。
春(3〜5月)
施肥: 3月頃に緩効性肥料を施す
芽かき: 必要に応じて込み合った芽を間引く
新芽の誘引: 新しく伸びた芽を支柱やトレリスに誘引する
病害虫予防: 葉が展開し始めたら予防的な薬剤散布を検討
夏(6〜8月)
水管理: 特に乾燥時は根元を中心にたっぷり水やり
マルチング: 根元に腐葉土などをマルチングして根を涼しく保つ
夏剪定: 一番花が終わったら軽く剪定して二番花を促す
日除け: 猛暑日には西日を遮る工夫をする
秋(9〜11月)
施肥: 9月頃に控えめに施肥(リン酸、カリ肥料中心)
支柱の確認: 台風などに備えて支柱やトレリスの補強
植え替え: 必要であればこの時期に植え替えを行う
落葉処理: 病気予防のため、落ちた葉は早めに除去
冬(12〜2月)
保護: 寒冷地では根元にワラや落ち葉などで保温
剪定計画: 翌春の剪定計画を立てる
休眠管理: 水やりは控えめに、根が完全に乾かないよう注意
支柱の整備: 冬の間に支柱やトレリスの修理・交換
6. 剪定方法
ダッチェス・オブ・エジンバラはグループ2に分類されるクレマチスで、特定の剪定方法が推奨されます。
基本的な剪定の考え方
グループ2の特徴: 前年の古い枝と当年の新しい枝の両方に花をつける
基本方針: 弱剪定が基本(強剪定すると花数が減る)
春の剪定(2〜3月)
枯れ枝の除去: 枯れた枝や弱い枝を基部から切り取る
混み合った枝の整理: 密集している部分を適度に間引く
長すぎる枝の調整: 伸びすぎた枝は3分の1程度に切り戻す
切り口処理: 剪定後の切り口には癒合剤を塗る
夏の軽剪定(一番花後)
目的: 二番花を促す
方法: 花が終わった枝を健康な芽の上で軽く切り戻す
時期: 6月下旬〜7月上旬が目安
更新剪定(3〜5年に一度)
古くなったクレマチスを若返らせるための強剪定です。
時期: 早春(2月下旬〜3月上旬)
方法: 地上から30cm程度の高さで思い切って切り戻す
ケア: 剪定後は十分な水やりと施肥を行い、新芽の発生を促す
7. 病害虫対策
ダッチェス・オブ・エジンバラを健康に育てるためには、病害虫対策も重要です。
主な病気と対処法
クレマチス萎凋病
症状: 突然茎や葉が萎れ、場合によっては全体が枯死
予防: 排水性の良い土壌作り、株元を涼しく保つ
対策: 罹患部分を健全部まで切り戻し、薬剤散布
うどんこ病
症状: 葉や茎に白い粉状のカビが発生
予防: 風通しを良くする、過湿にしない
対策: 専用の殺菌剤散布、被害葉の除去
灰色かび病
症状: 湿った条件下で葉や花に灰色のカビが発生
予防: 風通しを良くする、雨の後は早めに水滴を払う
対策: 被害部位の除去、殺菌剤散布
主な害虫と対策
アブラムシ
被害: 新芽や花蕾を吸汁し、生育障害を引き起こす
予防: 定期的な観察
対策: 水での洗い流し、天敵(テントウムシなど)の活用、必要に応じて殺虫剤使用
ハダニ
被害: 葉の裏に発生し、葉が白っぽく変色する
予防: 適度な湿度維持、定期的な水やり
対策: 専用の殺虫剤散布、被害葉の除去
ナメクジ・カタツムリ
被害: 新芽や柔らかい部分を食害
予防: 株元の清掃、湿った環境を作らない
対策: 市販の忌避剤や捕獲トラップの設置
8. ガーデンデザインへの活用法
ダッチェス・オブ・エジンバラの美しさを最大限に活かすためのデザインアイデアをご紹介します。
オススメの使い方
アーチやパーゴラでの利用
白い大輪の花が連なるアーチは、庭の主役として抜群の存在感を放ちます。特に結婚式場や記念撮影スポットなどにもぴったりです。
フェンスやトレリスでの誘引
境界線や目隠しとしてフェンスやトレリスに這わせると、美しい「生きた壁」になります。風に揺れる白い花と緑の葉のコントラストが魅力的です。
樹木との組み合わせ
バラや低木と組み合わせることで、立体的で変化に富んだ景観が楽しめます。特に赤や紫のバラと合わせると、色のコントラストが美しいです。
相性の良い植物
バラ: 特に濃い色のバラとの組み合わせが効果的
ホスタ: 株元の日陰を好むホスタとの相性が抜群
アジサイ: 初夏の花として共演させると見事
低木類: ボックスウッドなどの常緑低木と組み合わせると四季を通じて美しい
デザインの実例
ホワイトガーデン: 他の白い花(白バラ、シャクヤク、アジサイなど)と組み合わせた純白の庭
コッテージガーデン: イングリッシュガーデンの要素として、色とりどりの宿根草と合わせる
和風庭園: 日本庭園の松や竹と合わせて、和洋折衷の景観を創出
9. よくある質問と回答
Q1: なかなか花が咲かないのですが、原因は何でしょうか?
A: 考えられる原因はいくつかあります。日当たり不足、剪定のタイミングや方法の誤り、肥料不足、植え付けが深すぎる場合などです。特にダッチェス・オブ・エジンバラはグループ2のクレマチスなので、冬に強く剪定しすぎると翌年の花が減ることがあります。
Q2: 葉が急に萎れてきました。どうすればいいですか?
A: クレマチス萎凋病の可能性があります。罹患した部分を健全な部分まで切り戻し、切ったハサミは消毒してください。その後、殺菌剤を散布し、土壌環境の改善(排水性向上)を行ってください。根元を涼しく保つために、マルチングも効果的です。
Q3: 植え替えの時期と方法を教えてください
A: 植え替えの最適な時期は、休眠期の10〜11月または早春の3月頃です。方法としては:
掘り上げる前に十分に水を与える
根を傷つけないよう慎重に掘り上げる
新しい植え穴に腐葉土や堆肥を混ぜた土を入れる
以前より5cm程度深く植える
植え付け後はたっぷりと水やりする
Q4: 鉢植えでの冬越しはどうすればいいですか?
A: ダッチェス・オブ・エジンバラは耐寒性が強いですが、鉢植えの場合は根が凍りやすいので注意が必要です。鉢を地面に置く、鉢の周りに発泡スチロールを巻く、または鉢全体を不織布で包むなどの対策をとりましょう。水やりは控えめにし、根が完全に乾かないよう管理します。
Q5: 増やし方を教えてください
A: 主に以下の方法で増やすことができます:
挿し木: 6〜7月に当年枝の半硬化した部分を10〜15cm長さに切り取り、挿し木用土に挿す
取り木: 春に若い枝を地面に這わせて一部を土に埋め、発根後に切り離す
接ぎ木: 専門的な技術が必要で、主に業者が行う方法
10. まとめ
ダッチェス・オブ・エジンバラは、その美しい白い八重咲きの花と優雅な姿で、多くのガーデナーを魅了してきたクレマチスの名品種です。適切な環境と管理を行えば、長年にわたって見事な花を咲かせ続けてくれます。
栽培のポイントをまとめると:
「頭は日なた、根は日陰」の環境を用意する
水はけの良い肥沃な土壌を好む
グループ2の剪定方法を守る(強剪定は避ける)
夏は根元を涼しく保つ
病害虫には早めの対策が重要
ダッチェス・オブ・エジンバラを育てる喜びは、その成長過程を見守ることにもあります。つるが徐々に伸び、やがて純白の大輪の花が咲き誇る様子は、ガーデニングの醍醐味といえるでしょう。この記事を参考に、あなたの庭やベランダにもダッチェス・オブ・エジンバラの優雅な姿を取り入れてみてはいかがでしょうか。
再生リスト ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
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再生リスト クレマチス
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クレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」の特徴と魅力:白い花の女王の育て方完全ガイド
優雅な白い八重咲きの花が魅力的なクレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」(Clematis 'Duchess of Edinburgh')は、ガーデニング愛好家の間で長く愛されてきた品種です。2025年4月には、このエレガントな花が早くも咲き始め、多くの庭を彩っています。この記事では、ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴と魅力、そして成功させるための育て方を詳しくご紹介します。
目次
ダッチェス・オブ・エジンバラとは
特徴と魅力
栽培環境と基本条件
植え付けの方法
季節ごとの管理ポイント
剪定方法
病害虫対策
ガーデンデザインへの活用法
よくある質問と回答
まとめ
1. ダッチェス・オブ・エジンバラとは
ダッチェス・オブ・エジンバラは、19世紀にイギリスで育成された歴史ある品種で、クレマチスの中でも特に人気の高い花木です。その名前は、エディンバラ公爵夫人に敬意を表して名付けられました。
品種の歴史と由来
1870年代にジョージ・ジャックマン&サン社によって作出されたこの品種は、150年以上にわたって世界中のガーデナーを魅了してきました。エレガントな白い八重咲きの花は、まさに「花の女王」の名にふさわしい気品を放ちます。
分類と基本情報
科名: キンポウゲ科
属名: クレマチス属
分類: モンタナ系(早咲き大輪系)
開花時期: 主に5〜6月(条件により4月下旬や秋に再び咲くこともある)
花径: 約12〜15cm
草丈/長さ: つる性で2〜3mほど伸びる
耐寒性: 強い(マイナス15℃程度まで耐える)
剪定グループ: グループ2(早春に軽く剪定)
2. 特徴と魅力
ダッチェス・オブ・エジンバラの最大の魅力は、その美しい花にあります。
花の特徴
花色: 純白からクリーム色
花形: 八重咲きの大輪
花弁: 中心部にやや緑がかった花糸と雄しべを持ち、多数の花弁が重なり合う
香り: 軽やかな甘い香りがある
生育の特徴
ダッチェス・オブ・エジンバラは、適切な環境では非常に丈夫で長寿命です。つるは木質化して強靭になり、年々開花数が増してゆきます。
四季の変化
春: 新芽が勢いよく伸び、5〜6月に見事な大輪の花を咲かせる
夏: 緑豊かな葉を茂らせ、涼しげな緑のカーテンを形成
秋: 気候条件が良ければ、二番花が咲くこともある
冬: 休眠期に入るが、常緑性ではないため葉は落ちる
他のクレマチスとの違い
モンタナ系の中でも八重咲きという特徴を持つダッチェス・オブ・エジンバラは、一重咲きの品種と比べてより華やかさがあります。また、純白の花色は他の色のクレマチスと合わせると、鮮やかなコントラストを演出できます。
3. 栽培環境と基本条件
ダッチェス・オブ・エジンバラを健康に育てるためには、適切な環境条件を整えることが大切です。
理想的な日照条件
最適な場所: 「頭は日なたに、根は日陰に」という原則が理想的
日照時間: 1日あたり6時間以上の日光が望ましい
注意点: 西日の強い場所は避ける
土壌条件
最適な土壌: 水はけがよく、保水性もある肥沃な土壌
pH値: 弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が理想的
土壌改良: 植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜ込むと効果的
気温・湿度
耐寒性: 非常に高い(マイナス15℃程度まで耐える)
適温: 15〜25℃が生育適温
湿度: 乾燥よりはやや湿り気のある環境を好む
水やり
基本: 土が乾いたらたっぷりと
生育期: 週に2〜3回程度(天候により調整)
夏場: 朝夕の涼しい時間帯に水やりする
冬場: 休眠期は水やりを控えめに
4. 植え付けの方法
ダッチェス・オブ・エジンバラの植え付けは、成功の鍵を握る重要なステップです。
最適な植え付け時期
理想的な時期: 3〜4月または10〜11月
避けるべき時期: 真夏や厳冬期
植え付け手順
植穴の準備: 幅・深さともに40cm程度の穴を掘る
土壌改良: 掘り出した土に腐葉土や堆肥を3割程度混ぜる
石灰の添加: 必要に応じて苦土石灰を少量混ぜる
植え付け深さ: 鉢植えだった場合は、鉢の表面より5cm程度深く植える
支柱の設置: 植え付けと同時に支柱やトレリスを設置する
水やり: 植え付け後はたっぷりと水を与える
鉢植えの場合
鉢のサイズ: 直径30cm以上、深さ30cm以上の鉢を選ぶ
用土: 市販のクレマチス用培養土か、赤玉土・腐葉土・堆肥を混ぜた自家製の用土
排水層: 鉢底に軽石や鉢底石を敷く
置き場所: 根が冷たく保てる場所(例:他の植物の影など)
5. 季節ごとの管理ポイント
四季折々で変わるダッチェス・オブ・エジンバラの管理方法をご紹介します。
春(3〜5月)
施肥: 3月頃に緩効性肥料を施す
芽かき: 必要に応じて込み合った芽を間引く
新芽の誘引: 新しく伸びた芽を支柱やトレリスに誘引する
病害虫予防: 葉が展開し始めたら予防的な薬剤散布を検討
夏(6〜8月)
水管理: 特に乾燥時は根元を中心にたっぷり水やり
マルチング: 根元に腐葉土などをマルチングして根を涼しく保つ
夏剪定: 一番花が終わったら軽く剪定して二番花を促す
日除け: 猛暑日には西日を遮る工夫をする
秋(9〜11月)
施肥: 9月頃に控えめに施肥(リン酸、カリ肥料中心)
支柱の確認: 台風などに備えて支柱やトレリスの補強
植え替え: 必要であればこの時期に植え替えを行う
落葉処理: 病気予防のため、落ちた葉は早めに除去
冬(12〜2月)
保護: 寒冷地では根元にワラや落ち葉などで保温
剪定計画: 翌春の剪定計画を立てる
休眠管理: 水やりは控えめに、根が完全に乾かないよう注意
支柱の整備: 冬の間に支柱やトレリスの修理・交換
6. 剪定方法
ダッチェス・オブ・エジンバラはグループ2に分類されるクレマチスで、特定の剪定方法が推奨されます。
基本的な剪定の考え方
グループ2の特徴: 前年の古い枝と当年の新しい枝の両方に花をつける
基本方針: 弱剪定が基本(強剪定すると花数が減る)
春の剪定(2〜3月)
枯れ枝の除去: 枯れた枝や弱い枝を基部から切り取る
混み合った枝の整理: 密集している部分を適度に間引く
長すぎる枝の調整: 伸びすぎた枝は3分の1程度に切り戻す
切り口処理: 剪定後の切り口には癒合剤を塗る
夏の軽剪定(一番花後)
目的: 二番花を促す
方法: 花が終わった枝を健康な芽の上で軽く切り戻す
時期: 6月下旬〜7月上旬が目安
更新剪定(3〜5年に一度)
古くなったクレマチスを若返らせるための強剪定です。
時期: 早春(2月下旬〜3月上旬)
方法: 地上から30cm程度の高さで思い切って切り戻す
ケア: 剪定後は十分な水やりと施肥を行い、新芽の発生を促す
7. 病害虫対策
ダッチェス・オブ・エジンバラを健康に育てるためには、病害虫対策も重要です。
主な病気と対処法
クレマチス萎凋病
症状: 突然茎や葉が萎れ、場合によっては全体が枯死
予防: 排水性の良い土壌作り、株元を涼しく保つ
対策: 罹患部分を健全部まで切り戻し、薬剤散布
うどんこ病
症状: 葉や茎に白い粉状のカビが発生
予防: 風通しを良くする、過湿にしない
対策: 専用の殺菌剤散布、被害葉の除去
灰色かび病
症状: 湿った条件下で葉や花に灰色のカビが発生
予防: 風通しを良くする、雨の後は早めに水滴を払う
対策: 被害部位の除去、殺菌剤散布
主な害虫と対策
アブラムシ
被害: 新芽や花蕾を吸汁し、生育障害を引き起こす
予防: 定期的な観察
対策: 水での洗い流し、天敵(テントウムシなど)の活用、必要に応じて殺虫剤使用
ハダニ
被害: 葉の裏に発生し、葉が白っぽく変色する
予防: 適度な湿度維持、定期的な水やり
対策: 専用の殺虫剤散布、被害葉の除去
ナメクジ・カタツムリ
被害: 新芽や柔らかい部分を食害
予防: 株元の清掃、湿った環境を作らない
対策: 市販の忌避剤や捕獲トラップの設置
8. ガーデンデザインへの活用法
ダッチェス・オブ・エジンバラの美しさを最大限に活かすためのデザインアイデアをご紹介します。
オススメの使い方
アーチやパーゴラでの利用
白い大輪の花が連なるアーチは、庭の主役として抜群の存在感を放ちます。特に結婚式場や記念撮影スポットなどにもぴったりです。
フェンスやトレリスでの誘引
境界線や目隠しとしてフェンスやトレリスに這わせると、美しい「生きた壁」になります。風に揺れる白い花と緑の葉のコントラストが魅力的です。
樹木との組み合わせ
バラや低木と組み合わせることで、立体的で変化に富んだ景観が楽しめます。特に赤や紫のバラと合わせると、色のコントラストが美しいです。
相性の良い植物
バラ: 特に濃い色のバラとの組み合わせが効果的
ホスタ: 株元の日陰を好むホスタとの相性が抜群
アジサイ: 初夏の花として共演させると見事
低木類: ボックスウッドなどの常緑低木と組み合わせると四季を通じて美しい
デザインの実例
ホワイトガーデン: 他の白い花(白バラ、シャクヤク、アジサイなど)と組み合わせた純白の庭
コッテージガーデン: イングリッシュガーデンの要素として、色とりどりの宿根草と合わせる
和風庭園: 日本庭園の松や竹と合わせて、和洋折衷の景観を創出
9. よくある質問と回答
Q1: なかなか花が咲かないのですが、原因は何でしょうか?
A: 考えられる原因はいくつかあります。日当たり不足、剪定のタイミングや方法の誤り、肥料不足、植え付けが深すぎる場合などです。特にダッチェス・オブ・エジンバラはグループ2のクレマチスなので、冬に強く剪定しすぎると翌年の花が減ることがあります。
Q2: 葉が急に萎れてきました。どうすればいいですか?
A: クレマチス萎凋病の可能性があります。罹患した部分を健全な部分まで切り戻し、切ったハサミは消毒してください。その後、殺菌剤を散布し、土壌環境の改善(排水性向上)を行ってください。根元を涼しく保つために、マルチングも効果的です。
Q3: 植え替えの時期と方法を教えてください
A: 植え替えの最適な時期は、休眠期の10〜11月または早春の3月頃です。方法としては:
掘り上げる前に十分に水を与える
根を傷つけないよう慎重に掘り上げる
新しい植え穴に腐葉土や堆肥を混ぜた土を入れる
以前より5cm程度深く植える
植え付け後はたっぷりと水やりする
Q4: 鉢植えでの冬越しはどうすればいいですか?
A: ダッチェス・オブ・エジンバラは耐寒性が強いですが、鉢植えの場合は根が凍りやすいので注意が必要です。鉢を地面に置く、鉢の周りに発泡スチロールを巻く、または鉢全体を不織布で包むなどの対策をとりましょう。水やりは控えめにし、根が完全に乾かないよう管理します。
Q5: 増やし方を教えてください
A: 主に以下の方法で増やすことができます:
挿し木: 6〜7月に当年枝の半硬化した部分を10〜15cm長さに切り取り、挿し木用土に挿す
取り木: 春に若い枝を地面に這わせて一部を土に埋め、発根後に切り離す
接ぎ木: 専門的な技術が必要で、主に業者が行う方法
10. まとめ
ダッチェス・オブ・エジンバラは、その美しい白い八重咲きの花と優雅な姿で、多くのガーデナーを魅了してきたクレマチスの名品種です。適切な環境と管理を行えば、長年にわたって見事な花を咲かせ続けてくれます。
栽培のポイントをまとめると:
「頭は日なた、根は日陰」の環境を用意する
水はけの良い肥沃な土壌を好む
グループ2の剪定方法を守る(強剪定は避ける)
夏は根元を涼しく保つ
病害虫には早めの対策が重要
ダッチェス・オブ・エジンバラを育てる喜びは、その成長過程を見守ることにもあります。つるが徐々に伸び、やがて純白の大輪の花が咲き誇る様子は、ガーデニングの醍醐味といえるでしょう。この記事を参考に、あなたの庭やベランダにもダッチェス・オブ・エジンバラの優雅な姿を取り入れてみてはいかがでしょうか。
再生リスト ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
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再生リスト クレマチス
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posted by 02memo at 15:08| クレマチス
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2025年04月21日
さわやか朝光とともに―アブキ(阿吹)クレマチス徹底育成ガイド (早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月20日 早朝の庭周回
アブキ阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月20日早朝の庭周回
クレマチス'アブキ'育て方|満開!新旧両枝咲きピンク大輪花の剪定方法と魅力 (2025年4月20日)
「アブキ阿吹 Abuki Clematis 淡いピンクの花がたくさん咲いた 2025年4月20日 早朝の庭周回」
清々しい朝の光が差し込む4月20日の庭。ひんやりとした空気の中を歩くと、フェンスに絡んだクレマチス 'アブキ' が、まさに満開の時を迎えていました! 柔らかな淡いピンク色の大輪の花が、株を覆うように「たくさん咲いた」その姿は、息をのむほどの美しさ。朝露に濡れた花弁が光を受けてキラキラと輝き、庭全体に優雅で上品な雰囲気を漂わせています。
'アブキ' は、「早咲き大輪系」や「パテンス系」として知られるクレマチスの中でも、その優しい花色と育てやすさで長年愛されてきた品種です。そして、この品種の大きな特徴であり魅力の一つが「新旧両枝咲き」という性質。これにより、適切な手入れをすれば、春だけでなく秋にも花を楽しむことができ、長く庭を彩ってくれるのです。
「こんなに綺麗に咲くなんて! アブキの魅力をもっと知りたい」
「新旧両枝咲きって、剪定はどうすればいいの?難しくない?」
「毎年たくさんの花を咲かせるコツは?」
この記事では、そんな満開を迎えたクレマチス 'アブキ' に改めて注目し、その基本情報から魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして多くのガーデナーが悩みがちな「新旧両枝咲きの剪定」のポイントまで、ご提供いただいた情報も踏まえながら徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'アブキ' の育て方のコツをマスターし、その上品で美しい大輪の花を毎年存分に楽しむことができるようになるはずです。さあ、優しいピンク色のクレマチス 'アブキ' の世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、'アブキ' のような人気品種の育て方や庭での楽しみ方を発信しています。
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1. 優しい大輪の花:クレマチス 'アブキ' とは?
まずは、'アブキ' がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Abuki'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
日本原産のカザグルマ (C. patens) などを親に持つ系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすいとされます。
咲き方: 新旧両枝咲き
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。春の花は主に旧枝から、秋の返り咲きは主に新枝から咲きます。この性質のため、剪定は「弱剪定」が基本となります。
花色: 淡いピンク色~ライラックピンク。花弁の縁や中心部がやや濃くなることがあり、優しいグラデーションを描きます。環境や光の状態で、紫色がかって見えることも。中心のしべは黄色で、花色との対比も美しいです。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く(6~8枚程度)、整然と大きく開きます。パテンス系らしい、華やかで存在感のある花形です。
花径: 8cm~12cm程度。
開花期: 主に春(5月~6月頃)に一番花が豪華に咲き、適切な剪定をすれば秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 1.5m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすく、耐寒性もあります。病害虫にも強い方だとされています。
日本の庭で愛されてきたクレマチス
'アブキ' は特定の育種家が明確ではありませんが、日本で古くから栽培され、親しまれてきた品種と考えられます。その落ち着いた色合いと育てやすさが、日本の庭によく馴染み、多くのガーデナーに愛されてきました。
2. なぜ人気? 'アブキ' が愛される理由
'アブキ' が長年にわたり人気を集めるのには、たくさんの理由があります。
魅力1:上品で優しい、心和む花色と大輪の存在感
'アブキ' の最大の魅力は、その柔らかで上品なピンク色の花です。派手すぎず、かといって地味でもない、絶妙な色合いが、見る人の心を和ませてくれます。中心がやや濃くなるグラデーションも美しく、飽きがきません。そして、直径10cmを超えることもある大輪の花は、一輪だけでも十分な存在感があり、庭を優雅に彩ります。まさに今、満開の姿は圧巻です。
魅力2:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つ 'アブキ' は、春に豪華な一番花を咲かせた後、適切な剪定を行うことで、秋にも再び花を楽しむことができます(返り咲き)。春とは少し違った雰囲気の花が見られることもあり、長く楽しめるのは大きな魅力です。
魅力3:比較的育てやすく、初心者にも
早咲き大輪系のクレマチスの中には、やや気難しい品種もありますが、'アブキ' は比較的丈夫で育てやすい品種とされています。基本的な育て方を守れば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:庭を彩る美しいアクセント
フェンスやトレリス、オベリスクなどに絡ませることで、庭に高さと彩りを与え、美しいフォーカルポイントを作り出すことができます。つるバラなど、他の植物との組み合わせも楽しめます。
3. クレマチス 'アブキ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アブキ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。ポット苗であれば、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。
深植えのメリット: 地中の節から新芽や根が出やすくなり株立ちが良くなる、立ち枯れ病からの回復が期待できる、株元を保護できる。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期(今!)は水切れしやすいので、こまめにチェックしましょう。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。メリハリが大切。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自力で絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。開花期もツルは伸び続けることがあります。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルは非常に折れやすいので、無理に曲げず、優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アブキ' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れてしまう病気。発生したら、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。深植えが予防になります。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
灰色かび病: 低温多湿時に花がらなどから発生しやすい。
主な害虫: アブラムシ、ナメクジ・カタツムリ、ヨトウムシ、ハダニ。
対策と予防: 風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。適切な水やり(過湿にしない)。株元のマルチング。早期発見・早期対処。ハサミなどの器具の消毒。
4. 【重要】'アブキ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'アブキ' の育て方で、特に理解しておきたいのが**「新旧両枝咲き・弱剪定」**という特性です。これを理解すれば、毎年美しい花を楽しむことができます。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
一般的に、春の花(一番花)は主に前年の旧枝から伸びた短い新梢に咲き(これが豪華な大輪になることが多い)、秋の花(二番花)はその年に伸びた新しいツルに咲きます(一番花よりやや小ぶりになることが多い)。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。前年のツル(旧枝)を大切に残します。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
この時、株全体の大きさも考慮し、バランスを見ながら切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝などもあれば、この時に整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。本格的な寒さが和らぎ、新芽が動き出す少し前が良いでしょう。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
この作業により、株全体が整理され、春からの新しい芽(花芽を含む)の発生が促されます。全てのツルを地際で切る「強剪定」は絶対に行いません。
4.5. もし冬に「強剪定」したらどうなる?
間違って冬に地際近くで強く切り戻しても、'アブキ' は新枝咲きの性質も持つため、枯れてしまうことはほとんどありません。
しかし、その場合、春の旧枝からの開花(一番花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に花が咲くことになります。開花時期が遅れ、花数も少なくなる可能性があります。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
何年も育てていて、株元から新しいツルが出にくくなったり、下の方の花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際から1~2節残して強剪定することで、株を若返らせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効な方法です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'アブキ' を楽しむガーデンアイデア:優しいピンクを活かして
上品なピンク色の大輪花を持つ 'アブキ' は、様々なシーンで活躍します。
フェンスやトレリスを優雅に: 広範囲に誘引するよりも、フェンスやトレリスに丁寧に誘引し、一輪一輪の花の美しさを楽しむのに向いています。背景が濃い緑や、シックな色の壁だと、淡いピンクが引き立ちます。
オベリスクでエレガントなタワーに: 庭の中にポイントとしてオベリスクを立てて 'アブキ' を絡ませれば、優雅で存在感のあるアクセントになります。
バラとの美しいハーモニー:
同系色のバラと: ソフトピンクや白系のつるバラと組み合わせると、非常に優しくロマンティックな雰囲気に。
対照的な色のバラと: 濃い赤紫系や、アプリコット系のバラと合わせると、お互いを引き立て合う美しいコントラストが生まれます。
組み合わせの注意点: バラの株元から少し離して植え、クレマチスのツルがバラに絡みすぎないように、別々に誘引するのが理想的です。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。ただし、水切れや肥料管理、定期的な植え替えが必要です。
切り花として: 大輪の花は切り花としても見事です。開花直後の花を切り、シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がぱっと明るく、上品な雰囲気になります。
6. まとめ:優しい大輪クレマチス 'アブキ' と豊かなガーデンライフを
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'アブキ' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
アブキは、優しいピンク色の大輪花が魅力の、早咲き大輪系(パテンス系)クレマチス。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
まさに今、庭で「たくさん咲いた」アブキの淡いピンクの花々。その優しくも華やかな姿は、見る人の心を豊かにしてくれます。少しだけ特徴のある剪定方法をマスターすれば、この美しいクレマチスと長く付き合っていくことができるでしょう。
ぜひ、あなたの庭にも 'アブキ' をお迎えして、その上品な美しさを楽しんでみませんか?
[02memo]では、'アブキ' の成長記録や、他のクレマチス、バラとの組み合わせなどもブログやSNS、YouTubeでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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再生リスト クレマチス アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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再生リスト クレマチス
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クレマチス'アブキ'育て方|満開!新旧両枝咲きピンク大輪花の剪定方法と魅力 (2025年4月20日)
「アブキ阿吹 Abuki Clematis 淡いピンクの花がたくさん咲いた 2025年4月20日 早朝の庭周回」
清々しい朝の光が差し込む4月20日の庭。ひんやりとした空気の中を歩くと、フェンスに絡んだクレマチス 'アブキ' が、まさに満開の時を迎えていました! 柔らかな淡いピンク色の大輪の花が、株を覆うように「たくさん咲いた」その姿は、息をのむほどの美しさ。朝露に濡れた花弁が光を受けてキラキラと輝き、庭全体に優雅で上品な雰囲気を漂わせています。
'アブキ' は、「早咲き大輪系」や「パテンス系」として知られるクレマチスの中でも、その優しい花色と育てやすさで長年愛されてきた品種です。そして、この品種の大きな特徴であり魅力の一つが「新旧両枝咲き」という性質。これにより、適切な手入れをすれば、春だけでなく秋にも花を楽しむことができ、長く庭を彩ってくれるのです。
「こんなに綺麗に咲くなんて! アブキの魅力をもっと知りたい」
「新旧両枝咲きって、剪定はどうすればいいの?難しくない?」
「毎年たくさんの花を咲かせるコツは?」
この記事では、そんな満開を迎えたクレマチス 'アブキ' に改めて注目し、その基本情報から魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして多くのガーデナーが悩みがちな「新旧両枝咲きの剪定」のポイントまで、ご提供いただいた情報も踏まえながら徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'アブキ' の育て方のコツをマスターし、その上品で美しい大輪の花を毎年存分に楽しむことができるようになるはずです。さあ、優しいピンク色のクレマチス 'アブキ' の世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
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1. 優しい大輪の花:クレマチス 'アブキ' とは?
まずは、'アブキ' がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Abuki'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
日本原産のカザグルマ (C. patens) などを親に持つ系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすいとされます。
咲き方: 新旧両枝咲き
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。春の花は主に旧枝から、秋の返り咲きは主に新枝から咲きます。この性質のため、剪定は「弱剪定」が基本となります。
花色: 淡いピンク色~ライラックピンク。花弁の縁や中心部がやや濃くなることがあり、優しいグラデーションを描きます。環境や光の状態で、紫色がかって見えることも。中心のしべは黄色で、花色との対比も美しいです。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く(6~8枚程度)、整然と大きく開きます。パテンス系らしい、華やかで存在感のある花形です。
花径: 8cm~12cm程度。
開花期: 主に春(5月~6月頃)に一番花が豪華に咲き、適切な剪定をすれば秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 1.5m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすく、耐寒性もあります。病害虫にも強い方だとされています。
日本の庭で愛されてきたクレマチス
'アブキ' は特定の育種家が明確ではありませんが、日本で古くから栽培され、親しまれてきた品種と考えられます。その落ち着いた色合いと育てやすさが、日本の庭によく馴染み、多くのガーデナーに愛されてきました。
2. なぜ人気? 'アブキ' が愛される理由
'アブキ' が長年にわたり人気を集めるのには、たくさんの理由があります。
魅力1:上品で優しい、心和む花色と大輪の存在感
'アブキ' の最大の魅力は、その柔らかで上品なピンク色の花です。派手すぎず、かといって地味でもない、絶妙な色合いが、見る人の心を和ませてくれます。中心がやや濃くなるグラデーションも美しく、飽きがきません。そして、直径10cmを超えることもある大輪の花は、一輪だけでも十分な存在感があり、庭を優雅に彩ります。まさに今、満開の姿は圧巻です。
魅力2:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つ 'アブキ' は、春に豪華な一番花を咲かせた後、適切な剪定を行うことで、秋にも再び花を楽しむことができます(返り咲き)。春とは少し違った雰囲気の花が見られることもあり、長く楽しめるのは大きな魅力です。
魅力3:比較的育てやすく、初心者にも
早咲き大輪系のクレマチスの中には、やや気難しい品種もありますが、'アブキ' は比較的丈夫で育てやすい品種とされています。基本的な育て方を守れば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:庭を彩る美しいアクセント
フェンスやトレリス、オベリスクなどに絡ませることで、庭に高さと彩りを与え、美しいフォーカルポイントを作り出すことができます。つるバラなど、他の植物との組み合わせも楽しめます。
3. クレマチス 'アブキ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アブキ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。ポット苗であれば、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。
深植えのメリット: 地中の節から新芽や根が出やすくなり株立ちが良くなる、立ち枯れ病からの回復が期待できる、株元を保護できる。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期(今!)は水切れしやすいので、こまめにチェックしましょう。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。メリハリが大切。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自力で絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。開花期もツルは伸び続けることがあります。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルは非常に折れやすいので、無理に曲げず、優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アブキ' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れてしまう病気。発生したら、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。深植えが予防になります。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
灰色かび病: 低温多湿時に花がらなどから発生しやすい。
主な害虫: アブラムシ、ナメクジ・カタツムリ、ヨトウムシ、ハダニ。
対策と予防: 風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。適切な水やり(過湿にしない)。株元のマルチング。早期発見・早期対処。ハサミなどの器具の消毒。
4. 【重要】'アブキ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'アブキ' の育て方で、特に理解しておきたいのが**「新旧両枝咲き・弱剪定」**という特性です。これを理解すれば、毎年美しい花を楽しむことができます。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
一般的に、春の花(一番花)は主に前年の旧枝から伸びた短い新梢に咲き(これが豪華な大輪になることが多い)、秋の花(二番花)はその年に伸びた新しいツルに咲きます(一番花よりやや小ぶりになることが多い)。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。前年のツル(旧枝)を大切に残します。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
この時、株全体の大きさも考慮し、バランスを見ながら切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝などもあれば、この時に整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。本格的な寒さが和らぎ、新芽が動き出す少し前が良いでしょう。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
この作業により、株全体が整理され、春からの新しい芽(花芽を含む)の発生が促されます。全てのツルを地際で切る「強剪定」は絶対に行いません。
4.5. もし冬に「強剪定」したらどうなる?
間違って冬に地際近くで強く切り戻しても、'アブキ' は新枝咲きの性質も持つため、枯れてしまうことはほとんどありません。
しかし、その場合、春の旧枝からの開花(一番花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に花が咲くことになります。開花時期が遅れ、花数も少なくなる可能性があります。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
何年も育てていて、株元から新しいツルが出にくくなったり、下の方の花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際から1~2節残して強剪定することで、株を若返らせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効な方法です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'アブキ' を楽しむガーデンアイデア:優しいピンクを活かして
上品なピンク色の大輪花を持つ 'アブキ' は、様々なシーンで活躍します。
フェンスやトレリスを優雅に: 広範囲に誘引するよりも、フェンスやトレリスに丁寧に誘引し、一輪一輪の花の美しさを楽しむのに向いています。背景が濃い緑や、シックな色の壁だと、淡いピンクが引き立ちます。
オベリスクでエレガントなタワーに: 庭の中にポイントとしてオベリスクを立てて 'アブキ' を絡ませれば、優雅で存在感のあるアクセントになります。
バラとの美しいハーモニー:
同系色のバラと: ソフトピンクや白系のつるバラと組み合わせると、非常に優しくロマンティックな雰囲気に。
対照的な色のバラと: 濃い赤紫系や、アプリコット系のバラと合わせると、お互いを引き立て合う美しいコントラストが生まれます。
組み合わせの注意点: バラの株元から少し離して植え、クレマチスのツルがバラに絡みすぎないように、別々に誘引するのが理想的です。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。ただし、水切れや肥料管理、定期的な植え替えが必要です。
切り花として: 大輪の花は切り花としても見事です。開花直後の花を切り、シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がぱっと明るく、上品な雰囲気になります。
6. まとめ:優しい大輪クレマチス 'アブキ' と豊かなガーデンライフを
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'アブキ' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
アブキは、優しいピンク色の大輪花が魅力の、早咲き大輪系(パテンス系)クレマチス。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
まさに今、庭で「たくさん咲いた」アブキの淡いピンクの花々。その優しくも華やかな姿は、見る人の心を豊かにしてくれます。少しだけ特徴のある剪定方法をマスターすれば、この美しいクレマチスと長く付き合っていくことができるでしょう。
ぜひ、あなたの庭にも 'アブキ' をお迎えして、その上品な美しさを楽しんでみませんか?
[02memo]では、'アブキ' の成長記録や、他のクレマチス、バラとの組み合わせなどもブログやSNS、YouTubeでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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posted by 02memo at 23:06| クレマチス
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魅惑の大輪花 ― アブキで実現する上質な春のアクセント 阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月21日
アブキ阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)⠀⠀淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月21日
アブキ(阿吹)クレマチス:特徴と魅力、育て方の完全ガイド
春から初夏にかけて庭を彩る大輪の花を咲かせるアブキ(阿吹)クレマチスは、多くのガーデナーから愛される魅力的な園芸品種です。早咲き大輪系・パテンス系に属するこの品種は、新枝と旧枝の両方から花を咲かせる特性を持ち、長期間にわたって美しい花を楽しむことができます。本記事では、アブキクレマチスの特徴や魅力、そして適切な育て方について詳しく解説します。
アブキクレマチスとは?基本情報と品種特性
アブキクレマチス(Clematis 'Abuki')は、早咲き大輪系(パテンス系)に属する魅力的なクレマチス品種です。日本名「阿吹(アブキ)」とも呼ばれ、伝統的なガーデニング技術と現代の育種技術が融合した結果生まれた品種と言えるでしょう。
品種分類の特徴
早咲き大輪系(パテンス系): 春から初夏にかけて咲く大きな花が特徴
咲き方: 新枝咲きと旧枝咲きの両方の性質を持つ「両枝咲き」タイプ
花期: 主に4月〜6月に一番花が咲き、その後も断続的に開花することがある
成長形態: つる性植物で、支柱や構造物に絡ませて育てるのに適している
アブキクレマチスの歴史と背景
クレマチス(テッセン)は世界に約300種が自生する多様な植物で、園芸品種は数千に及びます。アブキクレマチスは、日本の園芸市場でも高く評価されている品種のひとつで、その美しさと育てやすさから人気を集めています。
特に両枝咲きという特性を持つアブキは、ガーデニング初心者にも比較的扱いやすい品種として知られています。剪定の失敗を恐れる必要がなく、年間を通じて美しい花を楽しめる点が多くのガーデナーに支持されています。
魅力的な花姿と色彩:アブキクレマチスの見どころ
アブキクレマチスの最大の魅力は、その豪華で優雅な花姿にあります。他のクレマチス品種と比較しても際立つ美しさを持っています。
花の形状と大きさ
花径: 平均8〜10センチメートルの大輪
花弁の構造: 6〜8枚の広い花弁が整然と配置され、カップ状に広がる優雅なフォルム
花弁の質感: やや厚みがあり、質感のある花弁が重なり合う
花色と変化
基本色: 淡いピンクから薄紫色のグラデーション
色変化: 開花初期は濃いめの色合いで、完全に開くにつれて徐々に色が淡くなる特徴
光の当たり方: 朝日や夕日の光を受けると、透明感のある美しさが際立つ
季節による変化: 気温や日照条件によって微妙に色合いが変化し、同じ株でも季節ごとに異なる表情を見せる
花期と咲き方の特徴
アブキクレマチスの大きな特徴は、新枝と旧枝の両方から花が咲く「両枝咲き」タイプであることです。これにより、一度の剪定後でも花を楽しむことができ、長い期間にわたって庭を彩ります。
一番花: 4月〜5月に旧枝から咲く大輪の花
二番花: 6月〜7月に新枝から咲く花(一番花よりやや小ぶり)
秋の開花: 気候条件が良ければ、9月〜10月にも小規模な開花が見られることがある
開花の連続性: 他のクレマチス品種と比較して、断続的に花を楽しめる期間が長い
アブキクレマチスの育て方:基本のケアと管理法
美しいアブキクレマチスを育てるには、適切な環境と管理が必要です。基本的なケアのポイントを押さえれば、初心者でも十分に楽しむことができます。
最適な植え付け環境
日照条件: 「根元は日陰、頭は日向」が基本。日当たりの良い場所を好むが、根元は涼しく保つのが理想的
植え付け位置: 根元が直射日光に当たらないよう、低木や岩などで覆われる場所が最適
支柱・構造物: フェンス、アーチ、パーゴラなど、つるを這わせる支柱や構造物を用意する
空間: 十分な成長スペースを確保する(成熟すると高さ2〜3メートル、幅1〜2メートルほどに広がる)
土壌と植え付け方法
理想的な土壌: 水はけが良く、腐植質に富んだ肥沃な土壌
pH値: 弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が最適
植え付け時期: 春(3月〜5月)または秋(9月〜11月)が適期
植え付け手順:
深さ40〜50cm、幅40cm程度の植え穴を掘る
底に腐葉土や完熟堆肥を混ぜた土を入れる
苗の根鉢を崩さないよう注意して植え付ける
根鉢の上部が地表から約5cm下になるように深植えする(クレマチスは深植えが基本)
十分に水を与え、根元にマルチングを施す
水やりと肥料のタイミング
水やり:
植え付け後1年目は乾燥させないよう定期的に水やり
根が十分に張った2年目以降は、表土が乾いたら与える程度
特に開花期前後や真夏は水切れに注意
肥料:
春の成長期(2〜3月): 緩効性の有機肥料を施す
一番花後(5〜6月): 追肥として液体肥料を2週間に1回程度
秋(9〜10月): 寒肥として有機質肥料を少量
冬期は施肥を控える
剪定と誘引のコツ
アブキクレマチスの剪定は、両枝咲きの特性を理解して行うことが重要です。
基本的な剪定スケジュール:
軽剪定: 花後に枯れた花や弱った枝を除去
整理剪定: 冬季(12月〜2月)に込み合った部分を整理し、全体のバランスを調整
剪定の度合い:
強剪定をしても新枝から花が咲くため、失敗を恐れる必要が少ない
ただし、旧枝からの一番花を楽しみたい場合は、冬の剪定は最小限にとどめる
誘引方法:
若いつるは柔軟性があるため、支柱やトレリスに優しく誘引する
つるを均等に配置し、風通しと日光の当たり方を考慮する
誘引材は柔らかいもの(麻ひもや専用の誘引テープなど)を使用
四季を通じたアブキクレマチスの管理カレンダー
アブキクレマチスを年間通して美しく育てるための季節ごとの管理ポイントをご紹介します。
春(3月〜5月)
3月:
冬の防寒対策を徐々に取り除く
春の芽出し前に緩効性肥料を施す
新しい支柱や誘引具の設置・点検
4月〜5月:
旧枝からの一番花が咲き始める
水やりを定期的に行い、乾燥させない
害虫(アブラムシなど)の発生に注意
夏(6月〜8月)
6月:
一番花が終わった後、軽く剪定
液体肥料で追肥
根元のマルチングを確認し、必要に応じて追加
7月〜8月:
夏の高温期は水切れに注意
朝か夕方の涼しい時間帯に水やり
二番花が咲いたら、こまめに花がらを摘む
強い日差しから根元を守るため、マルチングを厚くする
秋(9月〜11月)
9月:
秋の追肥(リン酸とカリウムを多く含むもの)
必要に応じて軽い剪定を行い、形を整える
10月〜11月:
植え付けに適した時期(新苗の導入に最適)
冬に向けた準備として株元のマルチングを厚くする
寒冷地では霜対策の準備を始める
冬(12月〜2月)
12月:
寒冷地では株元をワラや落ち葉などで保護
風当たりの強い場所では、つるを支柱から一時的に外して束ね、保護する場合も
1月〜2月:
剪定の適期(特に込み合った部分や弱った枝の整理)
次の春に向けた支柱の補強や交換
極端な強剪定を避け、旧枝からの開花も残すようにする
アブキクレマチスの病害虫対策
クレマチスは適切な環境で育てれば比較的丈夫な植物ですが、いくつかの病害虫に注意が必要です。
主な病気と対策
1. クレマチス萎凋病(立枯病)
クレマチスの最も深刻な病気で、突然株全体が萎れて枯れることがあります。
症状: 茎の付け根が黒変し、上部の葉や茎が急に萎れる
対策:
深植えを徹底する(地表から約5cm下に根鉢の上部が来るように)
根元の蒸れを防ぎ、風通しを良くする
発症した枝は地際から切り取り、消毒する
予防として、春と秋に殺菌剤を散布
2. うどんこ病
湿度が高く、風通しが悪い環境で発生しやすい病気です。
症状: 葉の表面に白い粉状のカビが発生
対策:
風通しを良くする
発症初期に専用の殺菌剤を散布
被害葉は早めに除去
3. 灰色かび病
湿潤な条件下で発生しやすく、特に花弁から感染することが多い。
症状: 花や葉に灰色のカビが発生
対策:
花がらはこまめに摘み取る
密生した部分は間引いて風通しを良くする
専用の殺菌剤で予防・治療
主な害虫と対策
1. アブラムシ
新芽や柔らかい茎に発生し、栄養を吸収して成長を阻害します。
対策:
発生初期に水で洗い流す
天敵(テントウムシなど)を活用
ひどい場合は殺虫剤を散布
2. ハダニ
乾燥した時期に発生しやすく、葉の裏側に寄生します。
対策:
葉水を定期的に行い、湿度を保つ
発生初期に専用の殺虫剤を散布
被害葉は早めに除去
3. スラグ(ナメクジ)
若い芽や葉を食害します。特に湿潤な環境や雨の多い時期に発生します。
対策:
株元に砂利や卵の殻を敷く
夜間に見回って駆除
専用の忌避剤や捕獲器の設置
アブキクレマチスと相性の良い植物:組み合わせプランニング
クレマチスは他の植物と組み合わせることで、より魅力的な庭づくりが可能になります。アブキクレマチスは淡いピンクから紫がかった色合いを持つため、以下のような植物との組み合わせが効果的です。
樹木との組み合わせ
バラ: クレマチスとバラの組み合わせは「クイーン・アンド・カントリーガーデン」と呼ばれる伝統的な組み合わせ。特に淡いピンクのアブキには、白や淡いピンクのバラが調和します。
アジサイ: 初夏に咲くアジサイと開花時期が重なり、色合いも調和します。
日本の落葉樹(モミジなど): 秋の紅葉とクレマチスの新緑や花が美しいコントラストを作ります。
宿根草との組み合わせ
ホスタ(ギボウシ): 根元を覆うように植えることで、クレマチスの根を涼しく保ち、見た目にも美しい組み合わせになります。
アスチルベ: 淡いピンクや白の羽毛状の花が、アブキクレマチスと調和します。
アカンサス: 大きな葉が特徴的で、クレマチスの根元を覆うのに適しています。
一年草との組み合わせ
ラベンダー: 香りも楽しめ、紫の花がアブキの淡いピンクと調和します。
ネメシア: 春から初夏にかけて咲く小さな花が、クレマチスの足元を彩ります。
アリッサム: グランドカバーとして利用でき、クレマチスの根元を保護しながら白い小花で彩ります。
アブキクレマチスの利用アイデア:庭のデザインと活用法
アブキクレマチスは様々な方法で庭を美しく彩ることができます。以下に、アブキクレマチスを活用した庭づくりのアイデアをご紹介します。
垂直空間の活用
アーチやパーゴラ: 通路やパティオの上に設置したアーチやパーゴラにクレマチスを這わせると、花のトンネルが作れます。アブキの淡いピンクの花は、頭上から優しく彩ります。
フェンス・壁面: 庭の境界や家の外壁など、単調になりがちな垂直面をアブキクレマチスで彩ることで、空間を有効活用できます。
オベリスク: 花壇の中心にオベリスク(尖塔型の支柱)を設置し、クレマチスを絡ませることで、花壇に高さと焦点を作ります。
コンテナガーデン
アブキクレマチスはコンテナ栽培も可能です。特に庭のスペースが限られている場合に有効な方法です。
鉢のサイズ: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きめの鉢を使用
土の配合: 水はけの良い園芸用土に、腐葉土とパーライトを混ぜる
支柱の設置: 鉢の中に小型のオベリスクやトレリスを設置
鉢の配置: テラスやパティオ、玄関先など、目立つ場所に配置
特徴的な庭のデザイン
コテージガーデン: イングリッシュガーデンの雰囲気に合わせ、バラやラベンダーと組み合わせて自然な雰囲気に
フォーマルガーデン: 幾何学的な花壇の角にオベリスクを配置し、クレマチスを誘引して垂直のアクセントを作る
和風庭園: 竹の支柱や和風の構造物に絡ませ、日本庭園にも調和するデザイン
まとめ:アブキクレマチスの魅力と育てる喜び
アブキ(阿吹)クレマチスは、その華やかな大輪の花と両枝咲きという特性から、多くのガーデナーに愛される品種です。淡いピンクから紫がかった色合いの花は、開花期間が長く、庭に持続的な彩りをもたらします。
初心者にも比較的育てやすく、適切なケアを行えば何年にもわたって美しい花を咲かせ続けます。特に「新・旧両枝咲き」という特性は、剪定の失敗を恐れることなく楽しめる点が大きな魅力です。
適切な場所に植え付け、支柱や構造物を活用することで、アブキクレマチスは庭の垂直空間を彩る主役となります。他の植物との組み合わせを工夫することで、より魅力的な庭づくりが可能になるでしょう。
春から初夏にかけて、淡いピンクの大輪が咲き誇るアブキクレマチスは、あなたの庭に華やかさと優雅さをもたらす素晴らしい選択です。四季折々の表情を見せるこの美しい品種を、ぜひあなたのガーデニングライフに取り入れてみてください。
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再生リスト クレマチス アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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アブキ(阿吹)クレマチス:特徴と魅力、育て方の完全ガイド
春から初夏にかけて庭を彩る大輪の花を咲かせるアブキ(阿吹)クレマチスは、多くのガーデナーから愛される魅力的な園芸品種です。早咲き大輪系・パテンス系に属するこの品種は、新枝と旧枝の両方から花を咲かせる特性を持ち、長期間にわたって美しい花を楽しむことができます。本記事では、アブキクレマチスの特徴や魅力、そして適切な育て方について詳しく解説します。
アブキクレマチスとは?基本情報と品種特性
アブキクレマチス(Clematis 'Abuki')は、早咲き大輪系(パテンス系)に属する魅力的なクレマチス品種です。日本名「阿吹(アブキ)」とも呼ばれ、伝統的なガーデニング技術と現代の育種技術が融合した結果生まれた品種と言えるでしょう。
品種分類の特徴
早咲き大輪系(パテンス系): 春から初夏にかけて咲く大きな花が特徴
咲き方: 新枝咲きと旧枝咲きの両方の性質を持つ「両枝咲き」タイプ
花期: 主に4月〜6月に一番花が咲き、その後も断続的に開花することがある
成長形態: つる性植物で、支柱や構造物に絡ませて育てるのに適している
アブキクレマチスの歴史と背景
クレマチス(テッセン)は世界に約300種が自生する多様な植物で、園芸品種は数千に及びます。アブキクレマチスは、日本の園芸市場でも高く評価されている品種のひとつで、その美しさと育てやすさから人気を集めています。
特に両枝咲きという特性を持つアブキは、ガーデニング初心者にも比較的扱いやすい品種として知られています。剪定の失敗を恐れる必要がなく、年間を通じて美しい花を楽しめる点が多くのガーデナーに支持されています。
魅力的な花姿と色彩:アブキクレマチスの見どころ
アブキクレマチスの最大の魅力は、その豪華で優雅な花姿にあります。他のクレマチス品種と比較しても際立つ美しさを持っています。
花の形状と大きさ
花径: 平均8〜10センチメートルの大輪
花弁の構造: 6〜8枚の広い花弁が整然と配置され、カップ状に広がる優雅なフォルム
花弁の質感: やや厚みがあり、質感のある花弁が重なり合う
花色と変化
基本色: 淡いピンクから薄紫色のグラデーション
色変化: 開花初期は濃いめの色合いで、完全に開くにつれて徐々に色が淡くなる特徴
光の当たり方: 朝日や夕日の光を受けると、透明感のある美しさが際立つ
季節による変化: 気温や日照条件によって微妙に色合いが変化し、同じ株でも季節ごとに異なる表情を見せる
花期と咲き方の特徴
アブキクレマチスの大きな特徴は、新枝と旧枝の両方から花が咲く「両枝咲き」タイプであることです。これにより、一度の剪定後でも花を楽しむことができ、長い期間にわたって庭を彩ります。
一番花: 4月〜5月に旧枝から咲く大輪の花
二番花: 6月〜7月に新枝から咲く花(一番花よりやや小ぶり)
秋の開花: 気候条件が良ければ、9月〜10月にも小規模な開花が見られることがある
開花の連続性: 他のクレマチス品種と比較して、断続的に花を楽しめる期間が長い
アブキクレマチスの育て方:基本のケアと管理法
美しいアブキクレマチスを育てるには、適切な環境と管理が必要です。基本的なケアのポイントを押さえれば、初心者でも十分に楽しむことができます。
最適な植え付け環境
日照条件: 「根元は日陰、頭は日向」が基本。日当たりの良い場所を好むが、根元は涼しく保つのが理想的
植え付け位置: 根元が直射日光に当たらないよう、低木や岩などで覆われる場所が最適
支柱・構造物: フェンス、アーチ、パーゴラなど、つるを這わせる支柱や構造物を用意する
空間: 十分な成長スペースを確保する(成熟すると高さ2〜3メートル、幅1〜2メートルほどに広がる)
土壌と植え付け方法
理想的な土壌: 水はけが良く、腐植質に富んだ肥沃な土壌
pH値: 弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が最適
植え付け時期: 春(3月〜5月)または秋(9月〜11月)が適期
植え付け手順:
深さ40〜50cm、幅40cm程度の植え穴を掘る
底に腐葉土や完熟堆肥を混ぜた土を入れる
苗の根鉢を崩さないよう注意して植え付ける
根鉢の上部が地表から約5cm下になるように深植えする(クレマチスは深植えが基本)
十分に水を与え、根元にマルチングを施す
水やりと肥料のタイミング
水やり:
植え付け後1年目は乾燥させないよう定期的に水やり
根が十分に張った2年目以降は、表土が乾いたら与える程度
特に開花期前後や真夏は水切れに注意
肥料:
春の成長期(2〜3月): 緩効性の有機肥料を施す
一番花後(5〜6月): 追肥として液体肥料を2週間に1回程度
秋(9〜10月): 寒肥として有機質肥料を少量
冬期は施肥を控える
剪定と誘引のコツ
アブキクレマチスの剪定は、両枝咲きの特性を理解して行うことが重要です。
基本的な剪定スケジュール:
軽剪定: 花後に枯れた花や弱った枝を除去
整理剪定: 冬季(12月〜2月)に込み合った部分を整理し、全体のバランスを調整
剪定の度合い:
強剪定をしても新枝から花が咲くため、失敗を恐れる必要が少ない
ただし、旧枝からの一番花を楽しみたい場合は、冬の剪定は最小限にとどめる
誘引方法:
若いつるは柔軟性があるため、支柱やトレリスに優しく誘引する
つるを均等に配置し、風通しと日光の当たり方を考慮する
誘引材は柔らかいもの(麻ひもや専用の誘引テープなど)を使用
四季を通じたアブキクレマチスの管理カレンダー
アブキクレマチスを年間通して美しく育てるための季節ごとの管理ポイントをご紹介します。
春(3月〜5月)
3月:
冬の防寒対策を徐々に取り除く
春の芽出し前に緩効性肥料を施す
新しい支柱や誘引具の設置・点検
4月〜5月:
旧枝からの一番花が咲き始める
水やりを定期的に行い、乾燥させない
害虫(アブラムシなど)の発生に注意
夏(6月〜8月)
6月:
一番花が終わった後、軽く剪定
液体肥料で追肥
根元のマルチングを確認し、必要に応じて追加
7月〜8月:
夏の高温期は水切れに注意
朝か夕方の涼しい時間帯に水やり
二番花が咲いたら、こまめに花がらを摘む
強い日差しから根元を守るため、マルチングを厚くする
秋(9月〜11月)
9月:
秋の追肥(リン酸とカリウムを多く含むもの)
必要に応じて軽い剪定を行い、形を整える
10月〜11月:
植え付けに適した時期(新苗の導入に最適)
冬に向けた準備として株元のマルチングを厚くする
寒冷地では霜対策の準備を始める
冬(12月〜2月)
12月:
寒冷地では株元をワラや落ち葉などで保護
風当たりの強い場所では、つるを支柱から一時的に外して束ね、保護する場合も
1月〜2月:
剪定の適期(特に込み合った部分や弱った枝の整理)
次の春に向けた支柱の補強や交換
極端な強剪定を避け、旧枝からの開花も残すようにする
アブキクレマチスの病害虫対策
クレマチスは適切な環境で育てれば比較的丈夫な植物ですが、いくつかの病害虫に注意が必要です。
主な病気と対策
1. クレマチス萎凋病(立枯病)
クレマチスの最も深刻な病気で、突然株全体が萎れて枯れることがあります。
症状: 茎の付け根が黒変し、上部の葉や茎が急に萎れる
対策:
深植えを徹底する(地表から約5cm下に根鉢の上部が来るように)
根元の蒸れを防ぎ、風通しを良くする
発症した枝は地際から切り取り、消毒する
予防として、春と秋に殺菌剤を散布
2. うどんこ病
湿度が高く、風通しが悪い環境で発生しやすい病気です。
症状: 葉の表面に白い粉状のカビが発生
対策:
風通しを良くする
発症初期に専用の殺菌剤を散布
被害葉は早めに除去
3. 灰色かび病
湿潤な条件下で発生しやすく、特に花弁から感染することが多い。
症状: 花や葉に灰色のカビが発生
対策:
花がらはこまめに摘み取る
密生した部分は間引いて風通しを良くする
専用の殺菌剤で予防・治療
主な害虫と対策
1. アブラムシ
新芽や柔らかい茎に発生し、栄養を吸収して成長を阻害します。
対策:
発生初期に水で洗い流す
天敵(テントウムシなど)を活用
ひどい場合は殺虫剤を散布
2. ハダニ
乾燥した時期に発生しやすく、葉の裏側に寄生します。
対策:
葉水を定期的に行い、湿度を保つ
発生初期に専用の殺虫剤を散布
被害葉は早めに除去
3. スラグ(ナメクジ)
若い芽や葉を食害します。特に湿潤な環境や雨の多い時期に発生します。
対策:
株元に砂利や卵の殻を敷く
夜間に見回って駆除
専用の忌避剤や捕獲器の設置
アブキクレマチスと相性の良い植物:組み合わせプランニング
クレマチスは他の植物と組み合わせることで、より魅力的な庭づくりが可能になります。アブキクレマチスは淡いピンクから紫がかった色合いを持つため、以下のような植物との組み合わせが効果的です。
樹木との組み合わせ
バラ: クレマチスとバラの組み合わせは「クイーン・アンド・カントリーガーデン」と呼ばれる伝統的な組み合わせ。特に淡いピンクのアブキには、白や淡いピンクのバラが調和します。
アジサイ: 初夏に咲くアジサイと開花時期が重なり、色合いも調和します。
日本の落葉樹(モミジなど): 秋の紅葉とクレマチスの新緑や花が美しいコントラストを作ります。
宿根草との組み合わせ
ホスタ(ギボウシ): 根元を覆うように植えることで、クレマチスの根を涼しく保ち、見た目にも美しい組み合わせになります。
アスチルベ: 淡いピンクや白の羽毛状の花が、アブキクレマチスと調和します。
アカンサス: 大きな葉が特徴的で、クレマチスの根元を覆うのに適しています。
一年草との組み合わせ
ラベンダー: 香りも楽しめ、紫の花がアブキの淡いピンクと調和します。
ネメシア: 春から初夏にかけて咲く小さな花が、クレマチスの足元を彩ります。
アリッサム: グランドカバーとして利用でき、クレマチスの根元を保護しながら白い小花で彩ります。
アブキクレマチスの利用アイデア:庭のデザインと活用法
アブキクレマチスは様々な方法で庭を美しく彩ることができます。以下に、アブキクレマチスを活用した庭づくりのアイデアをご紹介します。
垂直空間の活用
アーチやパーゴラ: 通路やパティオの上に設置したアーチやパーゴラにクレマチスを這わせると、花のトンネルが作れます。アブキの淡いピンクの花は、頭上から優しく彩ります。
フェンス・壁面: 庭の境界や家の外壁など、単調になりがちな垂直面をアブキクレマチスで彩ることで、空間を有効活用できます。
オベリスク: 花壇の中心にオベリスク(尖塔型の支柱)を設置し、クレマチスを絡ませることで、花壇に高さと焦点を作ります。
コンテナガーデン
アブキクレマチスはコンテナ栽培も可能です。特に庭のスペースが限られている場合に有効な方法です。
鉢のサイズ: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きめの鉢を使用
土の配合: 水はけの良い園芸用土に、腐葉土とパーライトを混ぜる
支柱の設置: 鉢の中に小型のオベリスクやトレリスを設置
鉢の配置: テラスやパティオ、玄関先など、目立つ場所に配置
特徴的な庭のデザイン
コテージガーデン: イングリッシュガーデンの雰囲気に合わせ、バラやラベンダーと組み合わせて自然な雰囲気に
フォーマルガーデン: 幾何学的な花壇の角にオベリスクを配置し、クレマチスを誘引して垂直のアクセントを作る
和風庭園: 竹の支柱や和風の構造物に絡ませ、日本庭園にも調和するデザイン
まとめ:アブキクレマチスの魅力と育てる喜び
アブキ(阿吹)クレマチスは、その華やかな大輪の花と両枝咲きという特性から、多くのガーデナーに愛される品種です。淡いピンクから紫がかった色合いの花は、開花期間が長く、庭に持続的な彩りをもたらします。
初心者にも比較的育てやすく、適切なケアを行えば何年にもわたって美しい花を咲かせ続けます。特に「新・旧両枝咲き」という特性は、剪定の失敗を恐れることなく楽しめる点が大きな魅力です。
適切な場所に植え付け、支柱や構造物を活用することで、アブキクレマチスは庭の垂直空間を彩る主役となります。他の植物との組み合わせを工夫することで、より魅力的な庭づくりが可能になるでしょう。
春から初夏にかけて、淡いピンクの大輪が咲き誇るアブキクレマチスは、あなたの庭に華やかさと優雅さをもたらす素晴らしい選択です。四季折々の表情を見せるこの美しい品種を、ぜひあなたのガーデニングライフに取り入れてみてください。
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posted by 02memo at 21:44| クレマチス
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エレガントな春の風景 ― アサオ(麻生)クレマチスで創る上質ガーデン Aso Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)⠀ピンクの花がたくさん咲いた。2025年4月21日
アサオ麻生 Aso Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)⠀ピンクの花がたくさん咲いた。2025年4月21日
アサオ(麻生)クレマチス:美しい早咲き大輪系の特徴と育て方完全ガイド
はじめに
春の訪れとともに庭を彩る美しいクレマチス。中でも「アサオ(麻生)」は、早咲き大輪系(パテンス系)の旧枝咲きクレマチスとして、日本のガーデニング愛好家から高い人気を誇ります。美しいピンクの大輪の花が咲き誇る姿は、春の庭に格別の華やかさをもたらしてくれます。
この記事では、アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力、そして育て方のポイントを詳しく解説します。これからクレマチスを庭に取り入れたい方にも、すでに育てている方にも役立つ情報をお届けします。
アサオ(麻生)クレマチスとは
アサオ(麻生)クレマチス(Aso Clematis)は、キンポウゲ科クレマチス属の早咲き大輪系(パテンス系)の品種です。この品種は特に旧枝咲きの特性を持ち、前年に伸びた枝からも美しい花を咲かせます。
基本情報
学名: Clematis patens 'Aso'
品種: 早咲き大輪系/パテンス系
開花時期: 4月~6月(主な開花は春)
花色: 優美なピンク
花径: 約12~15cm(大輪)
草丈: 2~3m(支柱次第でさらに高く成長可能)
耐寒性: 強い(日本の気候に適応)
栽培難易度: 中級(適切な知識があれば初心者でも育てやすい)
アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力
1. 見事な大輪の花
アサオクレマチスの最大の魅力は、何と言っても12~15cmにも及ぶ見事な大輪の花です。優しいピンク色の花びらは、花の中心に向かって淡いグラデーションを描き、春の柔らかな日差しのもとで一層美しく輝きます。
一つひとつの花が大きく、花びら(萼片)の形も整っているため、遠くからでも存在感があり、庭の主役として十分な存在感を示します。
2. 旧枝咲きの特性
アサオは旧枝咲きタイプのクレマチスです。これは前年に伸びた枝からも花が咲くという特性を持っています。この性質により、適切な剪定管理を行えば、毎年安定して豊かな花を楽しむことができます。
旧枝咲きの特性を理解することは、アサオクレマチスを美しく育てる上で非常に重要なポイントとなります。剪定の際に旧枝を残すことで、次の春には早くから大輪の花を咲かせることができます。
3. 早咲きの特徴
パテンス系の特徴である早咲きの性質により、アサオクレマチスは春先から初夏にかけていち早く花を咲かせます。他の花々がまだ目覚めない時期に華やかな彩りをもたらしてくれるため、春の庭を豊かに演出するアクセントとして最適です。
4. 丈夫で育てやすい
日本の気候に適応したアサオクレマチスは、比較的丈夫で栽培しやすい品種です。適切な環境と基本的なケアさえ提供すれば、初心者でも美しい花を咲かせることができます。
耐寒性があり、病害虫にも比較的強いため、長く楽しめるクレマチス品種として人気があります。ただし、根元は涼しく保つ必要があるなど、いくつかの注意点もあります。
5. 庭のデザイン性を高める
つる性植物であるアサオクレマチスは、パーゴラやフェンス、アーチ、壁面などさまざまな場所で活躍します。垂直方向への成長を活かして、庭のデザイン性を大きく高めることができます。
特に他の花や植物との組み合わせにより、より豊かな庭の景観を作り出すことができます。例えば、バラと組み合わせることで、「クレマチスはバラの恋人」と言われるほど美しい調和を見せます。
アサオ(麻生)クレマチスの育て方
1. 最適な植え付け場所と時期
植え付け場所
アサオクレマチスを美しく育てるためには、植え付け場所の選定が非常に重要です。基本的には以下のポイントを押さえましょう:
日当たり: 日当たりが良い場所を選びます。ただし、真夏の直射日光は避け、理想的には午前中は明るく、午後は柔らかな日陰ができる場所が最適です。
風通し: 風通しの良い場所を選ぶことで、病気の発生を抑えることができます。
根元の環境: クレマチスは「頭は太陽の下で、足元は涼しく」が基本です。根元は他の低い植物やマルチングで覆い、涼しく保つようにしましょう。
支柱: つる性植物なので、フェンスやトレリス、アーチなどの支柱を用意しましょう。
植え付け時期
アサオクレマチスの植え付けに最適な時期は、以下の通りです:
春植え: 3月下旬~5月(霜の心配がなくなった時期)
秋植え: 9月下旬~11月(紅葉する前の時期)
地域の気候によっても異なりますが、極端な暑さや寒さを避け、植物がストレスを受けにくい時期を選ぶことが大切です。
2. 土壌と植え付け方法
最適な土壌
アサオクレマチスは以下のような土壌を好みます:
水はけが良い: 根腐れを防ぐため、水はけの良い土壌が必要です。
肥沃で腐植質が豊富: 有機質を含む肥沃な土壌を好みます。
弱酸性~中性: pH6.0~7.0程度の土壌が理想的です。
植え付け方法
植え穴を掘る: 直径と深さが約40~50cmの植え穴を掘ります。
土壌改良: 植え穴に腐葉土や堆肥、パーライトなどを混ぜた培養土を入れます。底に緩効性肥料を少量混ぜるのも良いでしょう。
植え付け深さ: 苗を植える際は、根鉢の上部が地表より約5cm深くなるように植えます。これにより、新芽が地中から発生し、霜害から守られます。
水やり: 植え付け後はたっぷりと水を与え、根と土を密着させます。
3. 水やりと肥料の管理
水やり
新苗期: 植え付け直後から根が定着するまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
成長期: 春から初夏にかけての成長期は、週に2~3回程度の水やりが必要です。特に乾燥が続く場合は注意しましょう。
夏場: 夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。根元は常に湿り気を保つよう心がけましょう。
冬季: 休眠期に入る冬季は水やりを控えめにします。ただし、極端に乾燥させないよう注意しましょう。
肥料管理
基本の肥料: 緩効性の有機質肥料が適しています。
春の施肥: 芽吹き始める3月頃に元肥として緩効性肥料を施します。
開花期: 花芽がつき始める時期に液体肥料を2週間に1回程度与えると、花付きが良くなります。
花後: 花後にも追肥を行うことで、次の開花に備えた栄養を蓄えることができます。
秋の施肥: 9月~10月頃に緩効性肥料を与え、冬を越すための栄養を補給します。
4. 支柱の設置と誘引方法
アサオクレマチスはつる性植物であるため、支柱の設置と適切な誘引が美しい姿を保つために不可欠です。
支柱の種類
トレリス: 格子状の支柱でつるを広げて誘引するのに適しています。
フェンス: 既存のフェンスを利用することもできます。
アーチ: 通路などに設置すると、美しいアーチ状に誘引できます。
オベリスク: 円錐形の支柱で、単体でも美しく育てることができます。
誘引方法
若いつるの誘引: 新しく伸びたつるはまだ柔らかいので、優しく誘引します。
支柱への固定: 麻ひもや専用の誘引紐を使用し、8の字結びなどでつるを傷つけないように固定します。
定期的な誘引: 成長に合わせて定期的につるを誘引し、乱れないように整えます。
均等な配置: つるを支柱全体に均等に誘引することで、花も均等に咲きます。
5. 剪定のポイント
アサオクレマチスは旧枝咲きタイプであるため、剪定方法が非常に重要です。適切な剪定を行うことで、翌年も美しい花を楽しむことができます。
基本の剪定時期
軽剪定: 花後の6月~7月頃
整理剪定: 冬の終わり(2月下旬~3月上旬)
旧枝咲きクレマチスの剪定ポイント
花後の軽剪定: 花が終わった後、花がらを取り除き、混み合った部分や弱った枝を軽く剪定します。
旧枝を残す: 剪定の際は、前年に伸びた健康な枝(旧枝)を残すことが重要です。翌春はこの枝から花が咲きます。
冬季の整理: 冬の終わりに枯れた枝や細い枝を整理し、株全体の形を整えます。
過剰な剪定を避ける: 旧枝咲きタイプは強剪定をすると翌年の花が減ってしまうため、必要以上の剪定は避けましょう。
6. 病害虫対策
アサオクレマチスは比較的丈夫ですが、以下のような病害虫に注意が必要です。
主な病気
うどんこ病: 葉に白い粉状のカビが発生します。風通しを良くし、発生初期に薬剤散布を行います。
立枯病: 茎の付け根が黒く変色し、株全体が枯れる病気です。水はけの改善と予防的な薬剤散布が効果的です。
さび病: 葉の裏に赤褐色のさび状の斑点ができる病気です。発生したら早めに摘み取り、薬剤を散布します。
主な害虫
アブラムシ: 新芽や新葉に発生し、汁を吸います。初期段階で水で洗い流すか、薬剤を散布します。
ハダニ: 葉裏に寄生し、葉が黄ばんで枯れる原因となります。湿度を上げると発生が抑えられます。
ナメクジ: 若芽や葉を食害します。夜間に活動するため、ビールトラップなどで対策します。
アサオ(麻生)クレマチスを使った庭づくりのアイディア
1. 壁面やフェンスの装飾
アサオクレマチスは壁面やフェンスに沿って誘引することで、垂直空間を美しく彩ることができます。以下のポイントに注意して装飾しましょう:
均等な分布: つるを均等に広げて誘引することで、花も均等に分布します。
背景の色: ピンクの花は白や淡い色の壁を背景にするとより鮮やかに見えます。
他の植物との組み合わせ: 下部には日陰を好む小低木や草花を植えると、根元の環境も良くなり、立体感のある植栽となります。
2. アーチやパーゴラの演出
クレマチスの美しさを最大限に引き出す方法として、アーチやパーゴラに絡ませる方法があります。
通路のアーチ: 庭の通路にアーチを設置し、アサオクレマチスを誘引すると、花のトンネルのような幻想的な空間を作り出せます。
パーゴラの天井: パーゴラの天井部分にクレマチスを誘引すると、美しい花の天蓋ができ、その下で寛ぐことができます。
バラとの組み合わせ: アーチやパーゴラには、アサオクレマチスとバラを組み合わせると、「クレマチスはバラの恋人」と言われる美しい調和を楽しめます。
3. コンテナガーデンでの活用
限られたスペースでもアサオクレマチスを楽しむことができます。コンテナでの栽培のポイントは以下の通りです:
鉢の選択: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きな鉢を選びましょう。
水はけ: 鉢底には必ず排水用の穴があるものを使用し、鉢底石を敷きます。
支柱の設置: 鉢植えでも支柱やオベリスクを立て、つるを誘引します。
置き場所: 根元が涼しくなるよう、直射日光が当たる場所は避けるか、鉢の周りに日よけを工夫します。
水やり: 鉢植えは地植えよりも乾燥しやすいため、こまめな水やりが必要です。
4. 混植デザインのアイディア
アサオクレマチスをより魅力的に見せるための混植のアイディアをご紹介します。
相性の良い植物
バラ: クレマチスとバラは伝統的な組み合わせで、特に淡いピンクのアサオクレマチスは様々な色のバラと調和します。
宿根草: ラベンダーやサルビア、ガウラなどの宿根草と組み合わせると、自然な雰囲気の庭が作れます。
グラス類: オーナメンタルグラスと組み合わせると、動きのある洗練された庭になります。
低木: アジサイやアベリアなどの低木の間から伸ばすことで、立体感のある植栽となります。
色彩計画
単色調和: ピンク系の他の花と組み合わせると、統一感のある優雅な雰囲気になります。
コントラスト: 青や紫の花と組み合わせると、美しいコントラストが生まれます。
グラデーション: 濃いピンクから白までのグラデーションを作ると、洗練された印象の庭になります。
季節ごとのケアカレンダー
春(3月~5月)
3月: 冬の終わりに整理剪定を行い、元肥を施します。支柱の点検と設置も行いましょう。
4月: 本格的な成長期に入るため、水やりを増やします。新芽が出てきたら誘引を始めます。
5月: 開花期を迎えます。液体肥料を2週間に1回程度与え、花付きを良くします。
夏(6月~8月)
6月: 花後の軽剪定を行います。花がらを摘み、混み合った部分を整理します。
7月: 真夏の暑さから根を守るため、マルチングを施します。水切れに注意しましょう。
8月: 高温期は水やりを朝夕に行い、葉水も効果的です。病害虫の発生にも注意します。
秋(9月~11月)
9月: 秋肥を施し、冬に備えた栄養を補給します。
10月: 落葉する前に株の状態を確認し、必要に応じて支柱を補強します。
11月: 霜害対策として株元にマルチングを厚めに施します。新たな植え付けにも適した時期です。
冬(12月~2月)
12月: 寒風から守るため、必要に応じて防寒対策を行います。
1月: 休眠期なので、水やりは控えめにします。
2月: 春に向けた準備を始めます。月末には整理剪定の準備をします。
まとめ
アサオ(麻生)クレマチスは、早咲き大輪系の旧枝咲きクレマチスとして、その美しいピンクの花と丈夫な性質で多くのガーデナーに愛されています。適切な場所選びと基本的なケアを守ることで、毎年豊かな花を楽しむことができます。
特に旧枝咲きの特性を理解し、適切な剪定を行うことが美しい花を咲かせるための鍵となります。また、支柱を上手に活用して、垂直空間を華やかに彩ることで、庭全体のデザイン性も高めることができます。
アサオクレマチスの魅力を最大限に引き出し、春から初夏にかけての庭を華やかに彩る美しいガーデンライフをお楽しみください。
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再生リスト アサオ(麻生) Aso Clematis
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アサオ(麻生)クレマチス:美しい早咲き大輪系の特徴と育て方完全ガイド
はじめに
春の訪れとともに庭を彩る美しいクレマチス。中でも「アサオ(麻生)」は、早咲き大輪系(パテンス系)の旧枝咲きクレマチスとして、日本のガーデニング愛好家から高い人気を誇ります。美しいピンクの大輪の花が咲き誇る姿は、春の庭に格別の華やかさをもたらしてくれます。
この記事では、アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力、そして育て方のポイントを詳しく解説します。これからクレマチスを庭に取り入れたい方にも、すでに育てている方にも役立つ情報をお届けします。
アサオ(麻生)クレマチスとは
アサオ(麻生)クレマチス(Aso Clematis)は、キンポウゲ科クレマチス属の早咲き大輪系(パテンス系)の品種です。この品種は特に旧枝咲きの特性を持ち、前年に伸びた枝からも美しい花を咲かせます。
基本情報
学名: Clematis patens 'Aso'
品種: 早咲き大輪系/パテンス系
開花時期: 4月~6月(主な開花は春)
花色: 優美なピンク
花径: 約12~15cm(大輪)
草丈: 2~3m(支柱次第でさらに高く成長可能)
耐寒性: 強い(日本の気候に適応)
栽培難易度: 中級(適切な知識があれば初心者でも育てやすい)
アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力
1. 見事な大輪の花
アサオクレマチスの最大の魅力は、何と言っても12~15cmにも及ぶ見事な大輪の花です。優しいピンク色の花びらは、花の中心に向かって淡いグラデーションを描き、春の柔らかな日差しのもとで一層美しく輝きます。
一つひとつの花が大きく、花びら(萼片)の形も整っているため、遠くからでも存在感があり、庭の主役として十分な存在感を示します。
2. 旧枝咲きの特性
アサオは旧枝咲きタイプのクレマチスです。これは前年に伸びた枝からも花が咲くという特性を持っています。この性質により、適切な剪定管理を行えば、毎年安定して豊かな花を楽しむことができます。
旧枝咲きの特性を理解することは、アサオクレマチスを美しく育てる上で非常に重要なポイントとなります。剪定の際に旧枝を残すことで、次の春には早くから大輪の花を咲かせることができます。
3. 早咲きの特徴
パテンス系の特徴である早咲きの性質により、アサオクレマチスは春先から初夏にかけていち早く花を咲かせます。他の花々がまだ目覚めない時期に華やかな彩りをもたらしてくれるため、春の庭を豊かに演出するアクセントとして最適です。
4. 丈夫で育てやすい
日本の気候に適応したアサオクレマチスは、比較的丈夫で栽培しやすい品種です。適切な環境と基本的なケアさえ提供すれば、初心者でも美しい花を咲かせることができます。
耐寒性があり、病害虫にも比較的強いため、長く楽しめるクレマチス品種として人気があります。ただし、根元は涼しく保つ必要があるなど、いくつかの注意点もあります。
5. 庭のデザイン性を高める
つる性植物であるアサオクレマチスは、パーゴラやフェンス、アーチ、壁面などさまざまな場所で活躍します。垂直方向への成長を活かして、庭のデザイン性を大きく高めることができます。
特に他の花や植物との組み合わせにより、より豊かな庭の景観を作り出すことができます。例えば、バラと組み合わせることで、「クレマチスはバラの恋人」と言われるほど美しい調和を見せます。
アサオ(麻生)クレマチスの育て方
1. 最適な植え付け場所と時期
植え付け場所
アサオクレマチスを美しく育てるためには、植え付け場所の選定が非常に重要です。基本的には以下のポイントを押さえましょう:
日当たり: 日当たりが良い場所を選びます。ただし、真夏の直射日光は避け、理想的には午前中は明るく、午後は柔らかな日陰ができる場所が最適です。
風通し: 風通しの良い場所を選ぶことで、病気の発生を抑えることができます。
根元の環境: クレマチスは「頭は太陽の下で、足元は涼しく」が基本です。根元は他の低い植物やマルチングで覆い、涼しく保つようにしましょう。
支柱: つる性植物なので、フェンスやトレリス、アーチなどの支柱を用意しましょう。
植え付け時期
アサオクレマチスの植え付けに最適な時期は、以下の通りです:
春植え: 3月下旬~5月(霜の心配がなくなった時期)
秋植え: 9月下旬~11月(紅葉する前の時期)
地域の気候によっても異なりますが、極端な暑さや寒さを避け、植物がストレスを受けにくい時期を選ぶことが大切です。
2. 土壌と植え付け方法
最適な土壌
アサオクレマチスは以下のような土壌を好みます:
水はけが良い: 根腐れを防ぐため、水はけの良い土壌が必要です。
肥沃で腐植質が豊富: 有機質を含む肥沃な土壌を好みます。
弱酸性~中性: pH6.0~7.0程度の土壌が理想的です。
植え付け方法
植え穴を掘る: 直径と深さが約40~50cmの植え穴を掘ります。
土壌改良: 植え穴に腐葉土や堆肥、パーライトなどを混ぜた培養土を入れます。底に緩効性肥料を少量混ぜるのも良いでしょう。
植え付け深さ: 苗を植える際は、根鉢の上部が地表より約5cm深くなるように植えます。これにより、新芽が地中から発生し、霜害から守られます。
水やり: 植え付け後はたっぷりと水を与え、根と土を密着させます。
3. 水やりと肥料の管理
水やり
新苗期: 植え付け直後から根が定着するまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
成長期: 春から初夏にかけての成長期は、週に2~3回程度の水やりが必要です。特に乾燥が続く場合は注意しましょう。
夏場: 夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。根元は常に湿り気を保つよう心がけましょう。
冬季: 休眠期に入る冬季は水やりを控えめにします。ただし、極端に乾燥させないよう注意しましょう。
肥料管理
基本の肥料: 緩効性の有機質肥料が適しています。
春の施肥: 芽吹き始める3月頃に元肥として緩効性肥料を施します。
開花期: 花芽がつき始める時期に液体肥料を2週間に1回程度与えると、花付きが良くなります。
花後: 花後にも追肥を行うことで、次の開花に備えた栄養を蓄えることができます。
秋の施肥: 9月~10月頃に緩効性肥料を与え、冬を越すための栄養を補給します。
4. 支柱の設置と誘引方法
アサオクレマチスはつる性植物であるため、支柱の設置と適切な誘引が美しい姿を保つために不可欠です。
支柱の種類
トレリス: 格子状の支柱でつるを広げて誘引するのに適しています。
フェンス: 既存のフェンスを利用することもできます。
アーチ: 通路などに設置すると、美しいアーチ状に誘引できます。
オベリスク: 円錐形の支柱で、単体でも美しく育てることができます。
誘引方法
若いつるの誘引: 新しく伸びたつるはまだ柔らかいので、優しく誘引します。
支柱への固定: 麻ひもや専用の誘引紐を使用し、8の字結びなどでつるを傷つけないように固定します。
定期的な誘引: 成長に合わせて定期的につるを誘引し、乱れないように整えます。
均等な配置: つるを支柱全体に均等に誘引することで、花も均等に咲きます。
5. 剪定のポイント
アサオクレマチスは旧枝咲きタイプであるため、剪定方法が非常に重要です。適切な剪定を行うことで、翌年も美しい花を楽しむことができます。
基本の剪定時期
軽剪定: 花後の6月~7月頃
整理剪定: 冬の終わり(2月下旬~3月上旬)
旧枝咲きクレマチスの剪定ポイント
花後の軽剪定: 花が終わった後、花がらを取り除き、混み合った部分や弱った枝を軽く剪定します。
旧枝を残す: 剪定の際は、前年に伸びた健康な枝(旧枝)を残すことが重要です。翌春はこの枝から花が咲きます。
冬季の整理: 冬の終わりに枯れた枝や細い枝を整理し、株全体の形を整えます。
過剰な剪定を避ける: 旧枝咲きタイプは強剪定をすると翌年の花が減ってしまうため、必要以上の剪定は避けましょう。
6. 病害虫対策
アサオクレマチスは比較的丈夫ですが、以下のような病害虫に注意が必要です。
主な病気
うどんこ病: 葉に白い粉状のカビが発生します。風通しを良くし、発生初期に薬剤散布を行います。
立枯病: 茎の付け根が黒く変色し、株全体が枯れる病気です。水はけの改善と予防的な薬剤散布が効果的です。
さび病: 葉の裏に赤褐色のさび状の斑点ができる病気です。発生したら早めに摘み取り、薬剤を散布します。
主な害虫
アブラムシ: 新芽や新葉に発生し、汁を吸います。初期段階で水で洗い流すか、薬剤を散布します。
ハダニ: 葉裏に寄生し、葉が黄ばんで枯れる原因となります。湿度を上げると発生が抑えられます。
ナメクジ: 若芽や葉を食害します。夜間に活動するため、ビールトラップなどで対策します。
アサオ(麻生)クレマチスを使った庭づくりのアイディア
1. 壁面やフェンスの装飾
アサオクレマチスは壁面やフェンスに沿って誘引することで、垂直空間を美しく彩ることができます。以下のポイントに注意して装飾しましょう:
均等な分布: つるを均等に広げて誘引することで、花も均等に分布します。
背景の色: ピンクの花は白や淡い色の壁を背景にするとより鮮やかに見えます。
他の植物との組み合わせ: 下部には日陰を好む小低木や草花を植えると、根元の環境も良くなり、立体感のある植栽となります。
2. アーチやパーゴラの演出
クレマチスの美しさを最大限に引き出す方法として、アーチやパーゴラに絡ませる方法があります。
通路のアーチ: 庭の通路にアーチを設置し、アサオクレマチスを誘引すると、花のトンネルのような幻想的な空間を作り出せます。
パーゴラの天井: パーゴラの天井部分にクレマチスを誘引すると、美しい花の天蓋ができ、その下で寛ぐことができます。
バラとの組み合わせ: アーチやパーゴラには、アサオクレマチスとバラを組み合わせると、「クレマチスはバラの恋人」と言われる美しい調和を楽しめます。
3. コンテナガーデンでの活用
限られたスペースでもアサオクレマチスを楽しむことができます。コンテナでの栽培のポイントは以下の通りです:
鉢の選択: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きな鉢を選びましょう。
水はけ: 鉢底には必ず排水用の穴があるものを使用し、鉢底石を敷きます。
支柱の設置: 鉢植えでも支柱やオベリスクを立て、つるを誘引します。
置き場所: 根元が涼しくなるよう、直射日光が当たる場所は避けるか、鉢の周りに日よけを工夫します。
水やり: 鉢植えは地植えよりも乾燥しやすいため、こまめな水やりが必要です。
4. 混植デザインのアイディア
アサオクレマチスをより魅力的に見せるための混植のアイディアをご紹介します。
相性の良い植物
バラ: クレマチスとバラは伝統的な組み合わせで、特に淡いピンクのアサオクレマチスは様々な色のバラと調和します。
宿根草: ラベンダーやサルビア、ガウラなどの宿根草と組み合わせると、自然な雰囲気の庭が作れます。
グラス類: オーナメンタルグラスと組み合わせると、動きのある洗練された庭になります。
低木: アジサイやアベリアなどの低木の間から伸ばすことで、立体感のある植栽となります。
色彩計画
単色調和: ピンク系の他の花と組み合わせると、統一感のある優雅な雰囲気になります。
コントラスト: 青や紫の花と組み合わせると、美しいコントラストが生まれます。
グラデーション: 濃いピンクから白までのグラデーションを作ると、洗練された印象の庭になります。
季節ごとのケアカレンダー
春(3月~5月)
3月: 冬の終わりに整理剪定を行い、元肥を施します。支柱の点検と設置も行いましょう。
4月: 本格的な成長期に入るため、水やりを増やします。新芽が出てきたら誘引を始めます。
5月: 開花期を迎えます。液体肥料を2週間に1回程度与え、花付きを良くします。
夏(6月~8月)
6月: 花後の軽剪定を行います。花がらを摘み、混み合った部分を整理します。
7月: 真夏の暑さから根を守るため、マルチングを施します。水切れに注意しましょう。
8月: 高温期は水やりを朝夕に行い、葉水も効果的です。病害虫の発生にも注意します。
秋(9月~11月)
9月: 秋肥を施し、冬に備えた栄養を補給します。
10月: 落葉する前に株の状態を確認し、必要に応じて支柱を補強します。
11月: 霜害対策として株元にマルチングを厚めに施します。新たな植え付けにも適した時期です。
冬(12月~2月)
12月: 寒風から守るため、必要に応じて防寒対策を行います。
1月: 休眠期なので、水やりは控えめにします。
2月: 春に向けた準備を始めます。月末には整理剪定の準備をします。
まとめ
アサオ(麻生)クレマチスは、早咲き大輪系の旧枝咲きクレマチスとして、その美しいピンクの花と丈夫な性質で多くのガーデナーに愛されています。適切な場所選びと基本的なケアを守ることで、毎年豊かな花を楽しむことができます。
特に旧枝咲きの特性を理解し、適切な剪定を行うことが美しい花を咲かせるための鍵となります。また、支柱を上手に活用して、垂直空間を華やかに彩ることで、庭全体のデザイン性も高めることができます。
アサオクレマチスの魅力を最大限に引き出し、春から初夏にかけての庭を華やかに彩る美しいガーデンライフをお楽しみください。
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posted by 02memo at 21:13| クレマチス
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2025年04月20日
2025年4月20日 春庭レポート―バラ、クレマチス、モミジ、ツツジ、ハナズオウ、ジギタリス、梅の実。庭の様子
庭の様子2025年4月20日
春の庭から - 2025年4月20日の庭の様子
春本番を迎えた4月の庭は、日々変化する植物たちの姿が私たちの目を楽しませてくれます。今日の記事では、2025年4月20日現在の庭の様子をご紹介します。バラの新緑と蕾、クレマチス、モミジの新緑、ツツジ、ハナズオウ、ジギタリス、そして梅の実の成長状況をお届けします。それぞれの植物の特徴や魅力、育て方のポイントもご紹介しますので、皆さんのガーデニングライフにお役立てください。
バラの新緑と蕾 - 春の息吹を感じる瞬間
4月中旬から下旬にかけて、バラは一斉に新芽を伸ばし始めます。特に今年は温暖な春となり、すでに多くの品種で蕾がついているのが見られます。新緑の柔らかな色合いと質感は、この時期ならではの美しさです。
バラの春の特徴と魅力
バラの新緑は、多くの場合、赤みを帯びた色合いから始まります。これは、若葉に含まれるアントシアニンという色素によるもので、紫外線から葉を守る働きがあります。時間が経つにつれて徐々に緑色に変化していく様子も観察する楽しみの一つです。
春のバラの蕾は、これから咲く花の予感を感じさせてくれる特別な存在です。品種によって蕾の形や色も様々で、つぼみの段階からそのバラの個性が現れています。徐々に膨らんでいく蕾を見ていると、5月から6月にかけての本格的な開花シーズンが待ち遠しくなります。
春のバラのケアポイント
この時期のバラのケアで特に重要なのは以下の点です:
病害虫対策: 新芽や若葉は害虫の格好の餌食になります。特にアブラムシは早めの対策が必要です。エコな方法としては、水で薄めた中性洗剤を吹きかけるのも効果的です。
追肥のタイミング: 蕾が確認できたら、リン酸と加里を多く含む肥料を施すと花付きが良くなります。有機肥料であれば、バラ専用のものを使うと良いでしょう。
水やり: 春は乾燥しやすい季節です。特に新芽の時期は水分不足に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
誘引作業: つるバラの場合、新しく伸びた枝をどのように誘引するかでその後の姿が変わります。柔らかいうちに理想的な方向へ誘導しましょう。
クレマチスの蕾 - 優雅な花へのカウントダウン
4月のクレマチスは、これから始まる華やかな開花への準備を着々と進めています。蕾の形や色、大きさはクレマチスの品種によって大きく異なりますが、その一つ一つが個性的で魅力的です。
クレマチスの特徴と魅力
クレマチスは「つる性植物の女王」とも呼ばれる高い人気を誇る植物です。多様な花色と花形を持ち、開花時期も春咲き、夏咲き、秋咲きと様々な品種があります。特に春咲きのモンタナ系は、小さな花を大量に咲かせて庭を彩ります。
蕾の段階から観察していると、花弁が徐々に開いていく様子は自然の神秘を感じさせてくれます。また、クレマチスの魅力は花だけではなく、開花後の種子(綿毛)も独特の美しさを持っています。
クレマチスの育て方のポイント
「頭は太陽に、足は涼しく」: クレマチスの基本的な育て方の鉄則です。根元は日陰になるようにマルチングや低木の植栽で覆い、つるの上部は日光がしっかり当たるようにしましょう。
支柱の設置: クレマチスはつる性なので、必ず登る場所が必要です。アーチやオベリスク、トレリスなどを用意しましょう。蕾がついている今の時期に支柱を整えておくことが大切です。
剪定の時期と方法: クレマチスは種類によって剪定方法が異なります。春咲き種は花後すぐに、夏秋咲き種は冬から早春に剪定します。正しい剪定は翌年の豊かな開花につながります。
水やりと肥料: 水はけの良い土壌を好みますが、乾燥には弱いため、定期的な水やりが必要です。肥料は春と秋に緩効性のものを与えると良いでしょう。
モミジの新緑 - 繊細な葉が織りなす春の風景
春のモミジは、冬の眠りから覚めて、繊細な新緑を広げ始める季節です。その若葉は透き通るような色合いと優美な形で、春の庭に清々しさをもたらします。
モミジの春の特徴と魅力
モミジの新緑の魅力は、その繊細さと色彩にあります。黄緑から明るい緑、赤みを帯びたものまで、品種によって様々な色合いを見せてくれます。光に透かすと宝石のように輝く若葉は、この時期だけの特別な光景です。
特に朝日や夕日に照らされたモミジの新緑は、まるで自然が描いた絵画のような美しさを見せてくれます。秋の紅葉とはまた違った、春ならではの魅力があります。
モミジの育て方のポイント
適切な植栽場所: モミジは強い西日を嫌います。東向きか北向きの半日陰が理想的です。特に夏の強い日差しから守ることで、葉焼けを防ぎ美しい葉を楽しめます。
土壌管理: 水はけが良く、適度に湿り気のある弱酸性の土壌を好みます。根元に腐葉土を敷くことで、土壌環境を整えることができます。
剪定: モミジの剪定は樹形を整える程度にとどめ、大きく切り詰めることは避けましょう。自然な姿を生かすのがモミジの魅力を引き立てるコツです。
水やり: 若木のうちは乾燥に注意し、特に新芽の時期はこまめに水を与えましょう。根付いてからは、極端な乾燥時以外は自然の雨だけでも育ちます。
ツツジの花 - 春の庭を彩る鮮やかな色彩
4月から5月にかけては、ツツジが鮮やかな花を咲かせる季節です。特に日本の庭には欠かせない存在で、その華やかさは春の訪れを強く感じさせてくれます。
ツツジの特徴と魅力
ツツジの最大の魅力は、その豊富な花色と花形にあります。赤、ピンク、白、紫など様々な色があり、一重咲きから八重咲き、縁取りのあるものなど多様な花を楽しめます。
また、群植すると一層見事な景観となり、庭の主役となります。特に日本庭園では欠かせない存在で、古くから愛されてきた花木です。
花期が長いことも魅力で、品種によって開花時期をずらして植えることで、長期間花を楽しむことができます。
ツツジの育て方のポイント
適した環境: 日当たりの良い場所を好みますが、真夏の直射日光は避けた方が良いでしょう。弱酸性の土壌を好むため、アルカリ性の土壌では生育不良になることがあります。
植え付けと植え替え: 植え付けの適期は春か秋です。植え替えをする場合は、花後すぐに行うのがベストです。根は浅く広がるため、深植えは避けましょう。
剪定: 花後の剪定が基本です。花がら摘みを兼ねて行うと、来年の花付きがよくなります。大きく育ち過ぎたものは、3年に一度程度の強剪定で若返らせることができます。
病害虫対策: ツツジの主な害虫はツツジグンバイです。葉の裏側に付くため、定期的に確認し、早期発見・早期対策を心がけましょう。
ハナズオウの花 - 春の木漏れ日に映える優美な姿
ハナズオウ(花蘇芳)は、マメ科の落葉高木で、春になると幹や枝から直接、鮮やかなピンク色の花を咲かせる独特の木です。4月の庭で、その特徴的な開花様式は多くの人の目を引きます。
ハナズオウの特徴と魅力
ハナズオウの最大の特徴は、「幹咲き」と呼ばれる珍しい咲き方です。葉が展開する前に、幹や太い枝から直接花が咲き出す様子は非常に印象的です。赤紫からピンク色の蝶のような形の花が、まだ葉のない枝に群がるように咲く姿は、春の庭の風物詩となっています。
また、葉が展開した後も、ハート形の葉が美しく、秋には黄葉も楽しめる四季折々の魅力を持つ樹木です。樹形も優美で、年を経るほどに風格が増していきます。
ハナズオウの育て方のポイント
日照と土壌: 日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。水はけの良い土壌が適しており、粘土質の土壌では根腐れを起こすことがあるので注意が必要です。
植え付けと移植: 植え付けは秋か早春が適期です。移植を嫌うため、植える場所は慎重に選びましょう。
剪定: 基本的に自然樹形を生かすため、大きな剪定は必要ありません。混み合った枝や枯れ枝を取り除く程度にとどめると良いでしょう。
病害虫対策: 比較的丈夫で病害虫の被害は少ないですが、アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。発見次第、対処しましょう。
ジギタリスの蕾 - 森の妖精が立ち並ぶような神秘的な姿
ジギタリス(フォックスグローブ)は、春から初夏にかけて長い花茎に釣り鐘状の花を次々と咲かせる多年草です。現在、蕾の段階にあるジギタリスは、これから始まる花の競演への期待を高めてくれます。
ジギタリスの特徴と魅力
ジギタリスの最大の魅力は、何と言ってもその特徴的な花姿です。長い花茎に沿って、釣り鐘状の花が整然と並ぶ様子は、妖精の国の風景を思わせます。花の内側には斑点があり、これが昆虫を誘引する役割を果たしています。
色も白、ピンク、紫、黄色など豊富で、背が高くなるため庭の中景から後景植物として優れています。特にコテージガーデンやナチュラルガーデンの雰囲気に良く合います。
ジギタリスの育て方のポイント
適した環境: 半日陰の湿り気のある場所を好みます。日本の夏の直射日光は避けた方が良いでしょう。自然に種をこぼして増えていく性質があるため、一度植えると長く楽しめます。
種まきと植え付け: 秋まきか春まきが一般的です。発芽後、ある程度大きくなったら株間を確保して移植します。
水やりと肥料: 乾燥に弱いため、特に蕾から開花期にかけては水切れに注意しましょう。過剰な肥料は必要なく、植え付け時に元肥を施す程度で十分です。
注意点: ジギタリスは観賞用であり、全草に毒性があるため、食用にしたり誤って口にしたりしないよう注意が必要です。特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、触った後の手洗いを徹底しましょう。
梅の実 - 春の恵みが実る季節
2月から3月に花を咲かせた梅は、4月になると小さな実をつけ始めます。今の時期、その実がぐんぐん大きくなっている様子を観察できるのも、春の庭の楽しみの一つです。
梅の実の特徴と魅力
梅の実は、最初は小さな緑色の実ですが、徐々に大きく成長していきます。初夏には黄色く色づき、6月頃には収穫の時期を迎えます。梅酒や梅干し、梅ジャムなど様々な加工品に姿を変え、私たちの食卓を豊かにしてくれます。
また、実がなる過程を観察することは、季節の移り変わりを感じる良い機会となります。花から実への変化は、自然の営みの素晴らしさを教えてくれます。
梅の木の育て方のポイント
日照と土壌: 梅は日当たりの良い場所を好みます。水はけの良い土壌が適していますが、比較的土質を選ばず育ちます。
剪定: 花後から実がある程度大きくなるまでの間に剪定を行うのが理想的です。風通しを良くし、日当たりを確保することで、来年の花付きや実付きが良くなります。
摘果: 実が多すぎると一つ一つが小さくなるため、適度な摘果が必要です。特に初めて実をつける若木では、樹の負担を考慮して摘果することをお勧めします。
病害虫対策: カイガラムシやアブラムシが付きやすいため、定期的な観察と早期対策が重要です。また、黒星病などの予防のため、梅雨時期前の防除も効果的です。
春の庭のメンテナンス - 美しい庭を維持するために
4月は、植物が急速に成長する時期です。この時期のメンテナンスが、その後の庭の美しさを左右します。以下に、春の庭の一般的なメンテナンスポイントをまとめました。
雑草対策: 春は雑草も勢いよく成長します。小さいうちに除草するのが効率的です。また、マルチングを施すことで雑草の発生を抑えることができます。
施肥: 春は植物の成長期です。適切な肥料を与えることで、健康な成長と美しい花を期待できます。しかし、過剰な施肥は避けましょう。
病害虫の早期発見と対策: 温かくなるにつれて様々な害虫が活動を始めます。定期的に植物をチェックし、早期発見・早期対策を心がけましょう。
支柱立て: つる性植物や背の高い草花には、早めに支柱を立てておくと管理がしやすくなります。
水やり: 春は乾燥しやすい季節です。特に新植した植物や鉢植えは、こまめな水やりが必要です。
まとめ - 春の庭の魅力を最大限に楽しむために
4月20日の庭は、様々な植物がそれぞれのペースで春の営みを見せてくれる素晴らしい場所です。バラの新緑と蕾、クレマチスの蕾、モミジの新緑、ツツジの花、ハナズオウの花、ジギタリスの蕾、そして梅の実。これらの植物たちの成長を見守り、適切なケアを行うことで、より豊かなガーデンライフを楽しむことができます。
季節の変化を敏感に感じ取り、植物と共に過ごす時間は、私たちに安らぎと喜びをもたらしてくれます。自然の営みに寄り添いながら、この春の特別な瞬間を心ゆくまで味わいましょう。
今回ご紹介した植物たちの成長の様子は、今後もブログやSNSでアップデートしていきます。皆さんの庭の様子も、ぜひコメントやSNSでシェアしてください。共に春の庭を楽しみましょう!
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春の庭から - 2025年4月20日の庭の様子
春本番を迎えた4月の庭は、日々変化する植物たちの姿が私たちの目を楽しませてくれます。今日の記事では、2025年4月20日現在の庭の様子をご紹介します。バラの新緑と蕾、クレマチス、モミジの新緑、ツツジ、ハナズオウ、ジギタリス、そして梅の実の成長状況をお届けします。それぞれの植物の特徴や魅力、育て方のポイントもご紹介しますので、皆さんのガーデニングライフにお役立てください。
バラの新緑と蕾 - 春の息吹を感じる瞬間
4月中旬から下旬にかけて、バラは一斉に新芽を伸ばし始めます。特に今年は温暖な春となり、すでに多くの品種で蕾がついているのが見られます。新緑の柔らかな色合いと質感は、この時期ならではの美しさです。
バラの春の特徴と魅力
バラの新緑は、多くの場合、赤みを帯びた色合いから始まります。これは、若葉に含まれるアントシアニンという色素によるもので、紫外線から葉を守る働きがあります。時間が経つにつれて徐々に緑色に変化していく様子も観察する楽しみの一つです。
春のバラの蕾は、これから咲く花の予感を感じさせてくれる特別な存在です。品種によって蕾の形や色も様々で、つぼみの段階からそのバラの個性が現れています。徐々に膨らんでいく蕾を見ていると、5月から6月にかけての本格的な開花シーズンが待ち遠しくなります。
春のバラのケアポイント
この時期のバラのケアで特に重要なのは以下の点です:
病害虫対策: 新芽や若葉は害虫の格好の餌食になります。特にアブラムシは早めの対策が必要です。エコな方法としては、水で薄めた中性洗剤を吹きかけるのも効果的です。
追肥のタイミング: 蕾が確認できたら、リン酸と加里を多く含む肥料を施すと花付きが良くなります。有機肥料であれば、バラ専用のものを使うと良いでしょう。
水やり: 春は乾燥しやすい季節です。特に新芽の時期は水分不足に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
誘引作業: つるバラの場合、新しく伸びた枝をどのように誘引するかでその後の姿が変わります。柔らかいうちに理想的な方向へ誘導しましょう。
クレマチスの蕾 - 優雅な花へのカウントダウン
4月のクレマチスは、これから始まる華やかな開花への準備を着々と進めています。蕾の形や色、大きさはクレマチスの品種によって大きく異なりますが、その一つ一つが個性的で魅力的です。
クレマチスの特徴と魅力
クレマチスは「つる性植物の女王」とも呼ばれる高い人気を誇る植物です。多様な花色と花形を持ち、開花時期も春咲き、夏咲き、秋咲きと様々な品種があります。特に春咲きのモンタナ系は、小さな花を大量に咲かせて庭を彩ります。
蕾の段階から観察していると、花弁が徐々に開いていく様子は自然の神秘を感じさせてくれます。また、クレマチスの魅力は花だけではなく、開花後の種子(綿毛)も独特の美しさを持っています。
クレマチスの育て方のポイント
「頭は太陽に、足は涼しく」: クレマチスの基本的な育て方の鉄則です。根元は日陰になるようにマルチングや低木の植栽で覆い、つるの上部は日光がしっかり当たるようにしましょう。
支柱の設置: クレマチスはつる性なので、必ず登る場所が必要です。アーチやオベリスク、トレリスなどを用意しましょう。蕾がついている今の時期に支柱を整えておくことが大切です。
剪定の時期と方法: クレマチスは種類によって剪定方法が異なります。春咲き種は花後すぐに、夏秋咲き種は冬から早春に剪定します。正しい剪定は翌年の豊かな開花につながります。
水やりと肥料: 水はけの良い土壌を好みますが、乾燥には弱いため、定期的な水やりが必要です。肥料は春と秋に緩効性のものを与えると良いでしょう。
モミジの新緑 - 繊細な葉が織りなす春の風景
春のモミジは、冬の眠りから覚めて、繊細な新緑を広げ始める季節です。その若葉は透き通るような色合いと優美な形で、春の庭に清々しさをもたらします。
モミジの春の特徴と魅力
モミジの新緑の魅力は、その繊細さと色彩にあります。黄緑から明るい緑、赤みを帯びたものまで、品種によって様々な色合いを見せてくれます。光に透かすと宝石のように輝く若葉は、この時期だけの特別な光景です。
特に朝日や夕日に照らされたモミジの新緑は、まるで自然が描いた絵画のような美しさを見せてくれます。秋の紅葉とはまた違った、春ならではの魅力があります。
モミジの育て方のポイント
適切な植栽場所: モミジは強い西日を嫌います。東向きか北向きの半日陰が理想的です。特に夏の強い日差しから守ることで、葉焼けを防ぎ美しい葉を楽しめます。
土壌管理: 水はけが良く、適度に湿り気のある弱酸性の土壌を好みます。根元に腐葉土を敷くことで、土壌環境を整えることができます。
剪定: モミジの剪定は樹形を整える程度にとどめ、大きく切り詰めることは避けましょう。自然な姿を生かすのがモミジの魅力を引き立てるコツです。
水やり: 若木のうちは乾燥に注意し、特に新芽の時期はこまめに水を与えましょう。根付いてからは、極端な乾燥時以外は自然の雨だけでも育ちます。
ツツジの花 - 春の庭を彩る鮮やかな色彩
4月から5月にかけては、ツツジが鮮やかな花を咲かせる季節です。特に日本の庭には欠かせない存在で、その華やかさは春の訪れを強く感じさせてくれます。
ツツジの特徴と魅力
ツツジの最大の魅力は、その豊富な花色と花形にあります。赤、ピンク、白、紫など様々な色があり、一重咲きから八重咲き、縁取りのあるものなど多様な花を楽しめます。
また、群植すると一層見事な景観となり、庭の主役となります。特に日本庭園では欠かせない存在で、古くから愛されてきた花木です。
花期が長いことも魅力で、品種によって開花時期をずらして植えることで、長期間花を楽しむことができます。
ツツジの育て方のポイント
適した環境: 日当たりの良い場所を好みますが、真夏の直射日光は避けた方が良いでしょう。弱酸性の土壌を好むため、アルカリ性の土壌では生育不良になることがあります。
植え付けと植え替え: 植え付けの適期は春か秋です。植え替えをする場合は、花後すぐに行うのがベストです。根は浅く広がるため、深植えは避けましょう。
剪定: 花後の剪定が基本です。花がら摘みを兼ねて行うと、来年の花付きがよくなります。大きく育ち過ぎたものは、3年に一度程度の強剪定で若返らせることができます。
病害虫対策: ツツジの主な害虫はツツジグンバイです。葉の裏側に付くため、定期的に確認し、早期発見・早期対策を心がけましょう。
ハナズオウの花 - 春の木漏れ日に映える優美な姿
ハナズオウ(花蘇芳)は、マメ科の落葉高木で、春になると幹や枝から直接、鮮やかなピンク色の花を咲かせる独特の木です。4月の庭で、その特徴的な開花様式は多くの人の目を引きます。
ハナズオウの特徴と魅力
ハナズオウの最大の特徴は、「幹咲き」と呼ばれる珍しい咲き方です。葉が展開する前に、幹や太い枝から直接花が咲き出す様子は非常に印象的です。赤紫からピンク色の蝶のような形の花が、まだ葉のない枝に群がるように咲く姿は、春の庭の風物詩となっています。
また、葉が展開した後も、ハート形の葉が美しく、秋には黄葉も楽しめる四季折々の魅力を持つ樹木です。樹形も優美で、年を経るほどに風格が増していきます。
ハナズオウの育て方のポイント
日照と土壌: 日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。水はけの良い土壌が適しており、粘土質の土壌では根腐れを起こすことがあるので注意が必要です。
植え付けと移植: 植え付けは秋か早春が適期です。移植を嫌うため、植える場所は慎重に選びましょう。
剪定: 基本的に自然樹形を生かすため、大きな剪定は必要ありません。混み合った枝や枯れ枝を取り除く程度にとどめると良いでしょう。
病害虫対策: 比較的丈夫で病害虫の被害は少ないですが、アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。発見次第、対処しましょう。
ジギタリスの蕾 - 森の妖精が立ち並ぶような神秘的な姿
ジギタリス(フォックスグローブ)は、春から初夏にかけて長い花茎に釣り鐘状の花を次々と咲かせる多年草です。現在、蕾の段階にあるジギタリスは、これから始まる花の競演への期待を高めてくれます。
ジギタリスの特徴と魅力
ジギタリスの最大の魅力は、何と言ってもその特徴的な花姿です。長い花茎に沿って、釣り鐘状の花が整然と並ぶ様子は、妖精の国の風景を思わせます。花の内側には斑点があり、これが昆虫を誘引する役割を果たしています。
色も白、ピンク、紫、黄色など豊富で、背が高くなるため庭の中景から後景植物として優れています。特にコテージガーデンやナチュラルガーデンの雰囲気に良く合います。
ジギタリスの育て方のポイント
適した環境: 半日陰の湿り気のある場所を好みます。日本の夏の直射日光は避けた方が良いでしょう。自然に種をこぼして増えていく性質があるため、一度植えると長く楽しめます。
種まきと植え付け: 秋まきか春まきが一般的です。発芽後、ある程度大きくなったら株間を確保して移植します。
水やりと肥料: 乾燥に弱いため、特に蕾から開花期にかけては水切れに注意しましょう。過剰な肥料は必要なく、植え付け時に元肥を施す程度で十分です。
注意点: ジギタリスは観賞用であり、全草に毒性があるため、食用にしたり誤って口にしたりしないよう注意が必要です。特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、触った後の手洗いを徹底しましょう。
梅の実 - 春の恵みが実る季節
2月から3月に花を咲かせた梅は、4月になると小さな実をつけ始めます。今の時期、その実がぐんぐん大きくなっている様子を観察できるのも、春の庭の楽しみの一つです。
梅の実の特徴と魅力
梅の実は、最初は小さな緑色の実ですが、徐々に大きく成長していきます。初夏には黄色く色づき、6月頃には収穫の時期を迎えます。梅酒や梅干し、梅ジャムなど様々な加工品に姿を変え、私たちの食卓を豊かにしてくれます。
また、実がなる過程を観察することは、季節の移り変わりを感じる良い機会となります。花から実への変化は、自然の営みの素晴らしさを教えてくれます。
梅の木の育て方のポイント
日照と土壌: 梅は日当たりの良い場所を好みます。水はけの良い土壌が適していますが、比較的土質を選ばず育ちます。
剪定: 花後から実がある程度大きくなるまでの間に剪定を行うのが理想的です。風通しを良くし、日当たりを確保することで、来年の花付きや実付きが良くなります。
摘果: 実が多すぎると一つ一つが小さくなるため、適度な摘果が必要です。特に初めて実をつける若木では、樹の負担を考慮して摘果することをお勧めします。
病害虫対策: カイガラムシやアブラムシが付きやすいため、定期的な観察と早期対策が重要です。また、黒星病などの予防のため、梅雨時期前の防除も効果的です。
春の庭のメンテナンス - 美しい庭を維持するために
4月は、植物が急速に成長する時期です。この時期のメンテナンスが、その後の庭の美しさを左右します。以下に、春の庭の一般的なメンテナンスポイントをまとめました。
雑草対策: 春は雑草も勢いよく成長します。小さいうちに除草するのが効率的です。また、マルチングを施すことで雑草の発生を抑えることができます。
施肥: 春は植物の成長期です。適切な肥料を与えることで、健康な成長と美しい花を期待できます。しかし、過剰な施肥は避けましょう。
病害虫の早期発見と対策: 温かくなるにつれて様々な害虫が活動を始めます。定期的に植物をチェックし、早期発見・早期対策を心がけましょう。
支柱立て: つる性植物や背の高い草花には、早めに支柱を立てておくと管理がしやすくなります。
水やり: 春は乾燥しやすい季節です。特に新植した植物や鉢植えは、こまめな水やりが必要です。
まとめ - 春の庭の魅力を最大限に楽しむために
4月20日の庭は、様々な植物がそれぞれのペースで春の営みを見せてくれる素晴らしい場所です。バラの新緑と蕾、クレマチスの蕾、モミジの新緑、ツツジの花、ハナズオウの花、ジギタリスの蕾、そして梅の実。これらの植物たちの成長を見守り、適切なケアを行うことで、より豊かなガーデンライフを楽しむことができます。
季節の変化を敏感に感じ取り、植物と共に過ごす時間は、私たちに安らぎと喜びをもたらしてくれます。自然の営みに寄り添いながら、この春の特別な瞬間を心ゆくまで味わいましょう。
今回ご紹介した植物たちの成長の様子は、今後もブログやSNSでアップデートしていきます。皆さんの庭の様子も、ぜひコメントやSNSでシェアしてください。共に春の庭を楽しみましょう!
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ラベル:庭
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2025年04月19日
麻生クレマチスで迎える春 ― 柔らかい新緑と華やかな花の調和。アサオ 春庭周回 2025年4月19日
アサオ(麻生) 春庭周回 2025年4月19日
クレマチス'アサオ'徹底解説!春庭周回で出会う美しい花々と新緑の育て方 (2025年4月19日)
2025年4月19日、春本番の庭は、まさに生命の輝きに満ちています。優しい日差しの中、庭をゆっくりと周回してみると、冬の眠りから覚めた植物たちが、それぞれの個性を存分に発揮し始めています。
まず目を引くのは、フェンスや壁面で咲き始めたクレマチス 'アサオ'。その上品で優しいピンク色の大輪が、日に日に数を増やし、庭に華やかさをもたらしてくれています。早咲き大輪系の名にふさわしい、春の訪れを告げる美しい姿です。
その周りでは、バラたちが艶やかな新緑の葉を茂らせ、ベニシダレやモミジも鮮やかな赤い新芽や柔らかな新緑を展開し、庭全体がフレッシュな緑で満たされています。足元では、少し前まで主役だったチューリップがまだ美しさを見せ、冬から庭を彩ってくれたハナズオウも最後の輝きを放っているかもしれません。これから初夏の庭を彩るジギタリスは、花穂を伸ばし始め、蕾を膨らませています。まだまだ元気なビオラや、植え付けられたばかりのペチュニアも、春の庭の賑わいに一役買っています。
この記事では、そんな4月中旬の「春庭周回」で見られる植物たち、特に見頃を迎え始めたクレマチス 'アサオ' を中心に、それぞれの魅力と特徴、そしてこの時期に大切な育て方のポイントを詳しくご紹介していきます。
「クレマチス 'アサオ' って、どんな花?育て方は?」
「春の庭、今どんな手入れが必要?」
「色々な植物の共演が美しい!」
そんなガーデニングへの興味や疑問を持つあなたへ、春の庭の魅力と役立つ情報をお届けします。
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスや様々な宿根草、庭木も育てており、その経験に基づいた実践的な情報を発信しています。
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1. 今日の主役:クレマチス 'アサオ' (麻生 / Clematis 'Asao') 徹底解説
まずは、今まさに美しい花を咲かせ始めた 'アサオ' について、詳しく見ていきましょう。
1.1. 'アサオ' とは? 基本情報と特徴
学名: Clematis 'Asao'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
日本原産のカザグルマ (C. patens) などを親に持つ系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすいとされます。
咲き方: 旧枝咲き (ご提供情報に基づき解説します)
前年に伸びた古い枝(旧枝)から春に伸びる短い新梢の先に花を咲かせるタイプです。そのため、冬の剪定で古い枝を切りすぎないことが重要になります。(※注:一般的には「新旧両枝咲き・弱剪定」として扱われることも多い品種です。育て方によっては秋にも返り咲きが見られることがあります。)
花色: 鮮やかで美しいローズピンク。花弁の中央にやや濃い筋が入り、しべ(中心部)は黄色で、華やかなコントラストを見せます。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く(6~8枚)、大きく開いて見応えがあります。整った美しい形です。
花径: 12cm~15cm程度、時にそれ以上になることも。
開花期: 主に春(5月~6月頃)。早咲き大輪系の名の通り、クレマチスの中では比較的早くから咲き始めます。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 2m ~ 3m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすい品種とされています。耐寒性もあります。
1.2. 'アサオ' の魅力:優雅なピンクの大輪花
華やかで美しい花色: 鮮やかなローズピンクは、庭の中でひときわ目を引き、春の訪れを華やかに演出します。
存在感のある大輪: 大きく開く花は存在感抜群で、一輪だけでも見応えがあります。
早咲き性: 他のクレマチスに先駆けて咲き始めるため、春の庭をいち早く彩ってくれます。
比較的育てやすい: 大輪系クレマチスの中では、丈夫で育てやすい部類に入ります。
1.3. 'アサオ' の育て方 詳細ガイド(旧枝咲きとして)
クレマチス栽培の基本に加え、「旧枝咲き」としての管理ポイントを押さえましょう。
場所選び(最重要):
日当たり: ツル(頭)は日当たりの良い場所を好みます。日照不足は花付きを悪くします。
株元の保護: 根元(足元)は直射日光を嫌います。 マルチングや下草で必ず保護しましょう。
風通し: 風通しの良い場所を選び、病気を予防します。
土壌: 水はけと水持ちの良い、肥沃な土壌(弱酸性~中性)。
植え付け:
時期: 休眠期の秋(10~11月)または早春(2~3月)。
方法: 1~2節深植えにするのがクレマチスの基本。根鉢はあまり崩さない。支柱を立てる。
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷり。生育期、特に開花期(今!)は水切れに注意。冬は控えめに。過湿は根腐れの原因。
肥料: 生育期(春~秋)に緩効性肥料と液体肥料を定期的に与えます。開花中は特に肥料切れに注意が必要ですが、与えすぎも禁物。真夏と冬は控えます。
誘引: 伸びてきたツルは早めに、こまめに誘引します。折れやすいので優しく、バランス良く配置します。
病害虫: 立ち枯れ病、うどんこ病、アブラムシ、ナメクジなどに注意。風通しを良くし、早期発見・早期対処。
1.4. 【重要】'アサオ' の剪定方法(旧枝咲き・弱剪定)
旧枝咲きの 'アサオ' の剪定は、来年の花のために古いツルを大切に残すことがポイントです。
花後の剪定(5月~6月頃):
目的: 花がらを取り除き、株の消耗を防ぐ。また、伸びすぎたツルを整理する。
方法: 咲き終わった花のすぐ下(1~2節下)で、花がらだけを切り取ります。 この時、ツル自体はあまり深く切り戻しません。もし秋の返り咲きを期待する場合は、もう少し下の良い芽の上で切り戻すこともありますが、基本は軽い剪定です。枯れた枝や細い枝があれば整理します。
冬の剪定(2月頃):
目的: 枯れた部分や不要な枝を取り除き、春の芽吹きに備える。来年花が咲く大切な旧枝を残す。
方法: 枯れている枝、細くて弱々しい枝、混み合っている枝などを付け根から切り取ります。残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)は、先端の傷んだ部分を軽く切り詰める程度にとどめ、基本的には長く残します。 地際でバッサリ切る「強剪定」は絶対に行いません。
誘引し直し: 冬の剪定と同時に、残したツルを支柱やフェンスに丁寧に誘引し直します。
2. 春庭周回:脇役たちも元気いっぱい!
クレマチス 'アサオ' の周りでは、他の植物たちも春のステージを彩っています。
2.1. バラの新緑
現在の様子: 葉が茂り、緑が濃くなってきました。蕾も日に日に大きくなり、品種によっては色づき始めているものも。まさに開花へのカウントダウン!
春の管理ポイント: 病害虫対策(薬剤散布・観察)、追肥(開花に向けて)、水切れ注意。伸びてきたシュートの管理。
2.2. ベニシダレの赤い新葉
現在の様子: 鮮やかな赤い新芽が完全に開き、繊細な葉が風に揺れています。庭に美しい色彩のアクセントを加えています。
春の管理ポイント: 水切れに注意。アブラムシが付いていないかチェック。剪定は厳禁の時期!
2.3. モミジの新緑
現在の様子: 柔らかなライムグリーンの新緑が目に眩しい時期。光に透ける葉が美しい。
春の管理ポイント: 水切れに注意。こちらも剪定は厳禁です。
2.4. ハナズオウ(花蘇芳)の花
現在の様子: 見頃のピークをやや過ぎ、少しずつ花が散り始めている頃かもしれません。それでもまだ枝には鮮やかなピンク色が残り、春の名残を感じさせます。
春の管理ポイント: 花が終わったら、なるべく早くお礼肥を与え、剪定(不要枝の整理程度)を行う適期になります。
2.5. チューリップ
現在の様子: 品種にもよりますが、多くが見頃を迎えているか、少し盛りを過ぎた頃でしょう。「たくさん咲いた」状態を楽しめる時期。
春の管理ポイント: 花がら摘みを忘れずに行う。花が終わっても葉は切らず、球根を太らせるための水やりとお礼肥を続ける。
2.6. ジギタリスの蕾
現在の様子: 花茎がすっと伸びてきて、その先端には特徴的なベル型の蕾がたくさん見え始めている頃でしょう。開花はもう少し先ですが、期待が高まります。
春の管理ポイント: 花茎が倒れないように、必要なら早めに支柱を立てる。アブラムシが付いていないかチェック。毒性があるので注意。
3. 春の庭仕事(4月中旬~下旬):今やっておきたいこと
この時期は、美しい庭を維持し、これからのシーズンに備えるための重要な作業が目白押しです。
花がら摘み: 咲き終わった花(チューリップ、ヒヤシンス、ビオラなど)はこまめに摘み取り、次の花を促し、病気を予防します。
追肥: 開花中の植物や、これから成長期を迎える植物(バラ、クレマチス、ペチュニアなど)に、適切な追肥を行います。
病害虫対策: 気温の上昇とともに活動が活発になるため、予防的な薬剤散布や、こまめな観察による早期発見・早期対処が重要です。特にバラやクレマチスは注意が必要です。
誘引・支柱立て: つるバラやクレマチスの伸びてきたツルを誘引し直したり、草丈が高くなるジギタリスなどに支柱を立てたりします。
除草: 雑草も勢いを増す時期。こまめに抜き取りましょう。
夏越し準備(少しずつ): 暑さに弱い植物(クリスマスローズなど)は、そろそろ置き場所の移動などを考え始めます。
4. まとめ:クレマチス 'アサオ' と春の花々のシンフォニー
今回は、4月19日の春の庭を巡りながら、見頃を迎え始めたクレマチス 'アサオ' を中心に、新緑が美しい木々や、他の春の花々の様子、そしてこの時期の育て方のポイントをご紹介しました。
優しいピンク色の大輪花を咲かせるクレマチス 'アサオ'。その美しさを最大限に引き出すには、「旧枝咲き(または新旧両枝咲き)」の特性を理解した「弱剪定」が鍵となります。
庭全体を見渡せば、それぞれの植物がそれぞれのタイミングで輝き、美しい色彩と生命力で満ちています。この時期ならではの、植物たちのエネルギーを感じながらガーデニングを楽しむ時間は、何物にも代えがたい喜びですね。
ぜひ、この記事を参考に、あなたの庭の植物たちと丁寧に向き合い、素晴らしい春のガーデニングシーズンを満喫してください。
[02memo]では、クレマチス 'アサオ' の成長記録や、他の植物の育て方、季節ごとの庭の様子などをブログやSNS、YouTubeで発信しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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クレマチス'アサオ'徹底解説!春庭周回で出会う美しい花々と新緑の育て方 (2025年4月19日)
2025年4月19日、春本番の庭は、まさに生命の輝きに満ちています。優しい日差しの中、庭をゆっくりと周回してみると、冬の眠りから覚めた植物たちが、それぞれの個性を存分に発揮し始めています。
まず目を引くのは、フェンスや壁面で咲き始めたクレマチス 'アサオ'。その上品で優しいピンク色の大輪が、日に日に数を増やし、庭に華やかさをもたらしてくれています。早咲き大輪系の名にふさわしい、春の訪れを告げる美しい姿です。
その周りでは、バラたちが艶やかな新緑の葉を茂らせ、ベニシダレやモミジも鮮やかな赤い新芽や柔らかな新緑を展開し、庭全体がフレッシュな緑で満たされています。足元では、少し前まで主役だったチューリップがまだ美しさを見せ、冬から庭を彩ってくれたハナズオウも最後の輝きを放っているかもしれません。これから初夏の庭を彩るジギタリスは、花穂を伸ばし始め、蕾を膨らませています。まだまだ元気なビオラや、植え付けられたばかりのペチュニアも、春の庭の賑わいに一役買っています。
この記事では、そんな4月中旬の「春庭周回」で見られる植物たち、特に見頃を迎え始めたクレマチス 'アサオ' を中心に、それぞれの魅力と特徴、そしてこの時期に大切な育て方のポイントを詳しくご紹介していきます。
「クレマチス 'アサオ' って、どんな花?育て方は?」
「春の庭、今どんな手入れが必要?」
「色々な植物の共演が美しい!」
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1. 今日の主役:クレマチス 'アサオ' (麻生 / Clematis 'Asao') 徹底解説
まずは、今まさに美しい花を咲かせ始めた 'アサオ' について、詳しく見ていきましょう。
1.1. 'アサオ' とは? 基本情報と特徴
学名: Clematis 'Asao'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
日本原産のカザグルマ (C. patens) などを親に持つ系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすいとされます。
咲き方: 旧枝咲き (ご提供情報に基づき解説します)
前年に伸びた古い枝(旧枝)から春に伸びる短い新梢の先に花を咲かせるタイプです。そのため、冬の剪定で古い枝を切りすぎないことが重要になります。(※注:一般的には「新旧両枝咲き・弱剪定」として扱われることも多い品種です。育て方によっては秋にも返り咲きが見られることがあります。)
花色: 鮮やかで美しいローズピンク。花弁の中央にやや濃い筋が入り、しべ(中心部)は黄色で、華やかなコントラストを見せます。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く(6~8枚)、大きく開いて見応えがあります。整った美しい形です。
花径: 12cm~15cm程度、時にそれ以上になることも。
開花期: 主に春(5月~6月頃)。早咲き大輪系の名の通り、クレマチスの中では比較的早くから咲き始めます。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 2m ~ 3m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすい品種とされています。耐寒性もあります。
1.2. 'アサオ' の魅力:優雅なピンクの大輪花
華やかで美しい花色: 鮮やかなローズピンクは、庭の中でひときわ目を引き、春の訪れを華やかに演出します。
存在感のある大輪: 大きく開く花は存在感抜群で、一輪だけでも見応えがあります。
早咲き性: 他のクレマチスに先駆けて咲き始めるため、春の庭をいち早く彩ってくれます。
比較的育てやすい: 大輪系クレマチスの中では、丈夫で育てやすい部類に入ります。
1.3. 'アサオ' の育て方 詳細ガイド(旧枝咲きとして)
クレマチス栽培の基本に加え、「旧枝咲き」としての管理ポイントを押さえましょう。
場所選び(最重要):
日当たり: ツル(頭)は日当たりの良い場所を好みます。日照不足は花付きを悪くします。
株元の保護: 根元(足元)は直射日光を嫌います。 マルチングや下草で必ず保護しましょう。
風通し: 風通しの良い場所を選び、病気を予防します。
土壌: 水はけと水持ちの良い、肥沃な土壌(弱酸性~中性)。
植え付け:
時期: 休眠期の秋(10~11月)または早春(2~3月)。
方法: 1~2節深植えにするのがクレマチスの基本。根鉢はあまり崩さない。支柱を立てる。
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷり。生育期、特に開花期(今!)は水切れに注意。冬は控えめに。過湿は根腐れの原因。
肥料: 生育期(春~秋)に緩効性肥料と液体肥料を定期的に与えます。開花中は特に肥料切れに注意が必要ですが、与えすぎも禁物。真夏と冬は控えます。
誘引: 伸びてきたツルは早めに、こまめに誘引します。折れやすいので優しく、バランス良く配置します。
病害虫: 立ち枯れ病、うどんこ病、アブラムシ、ナメクジなどに注意。風通しを良くし、早期発見・早期対処。
1.4. 【重要】'アサオ' の剪定方法(旧枝咲き・弱剪定)
旧枝咲きの 'アサオ' の剪定は、来年の花のために古いツルを大切に残すことがポイントです。
花後の剪定(5月~6月頃):
目的: 花がらを取り除き、株の消耗を防ぐ。また、伸びすぎたツルを整理する。
方法: 咲き終わった花のすぐ下(1~2節下)で、花がらだけを切り取ります。 この時、ツル自体はあまり深く切り戻しません。もし秋の返り咲きを期待する場合は、もう少し下の良い芽の上で切り戻すこともありますが、基本は軽い剪定です。枯れた枝や細い枝があれば整理します。
冬の剪定(2月頃):
目的: 枯れた部分や不要な枝を取り除き、春の芽吹きに備える。来年花が咲く大切な旧枝を残す。
方法: 枯れている枝、細くて弱々しい枝、混み合っている枝などを付け根から切り取ります。残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)は、先端の傷んだ部分を軽く切り詰める程度にとどめ、基本的には長く残します。 地際でバッサリ切る「強剪定」は絶対に行いません。
誘引し直し: 冬の剪定と同時に、残したツルを支柱やフェンスに丁寧に誘引し直します。
2. 春庭周回:脇役たちも元気いっぱい!
クレマチス 'アサオ' の周りでは、他の植物たちも春のステージを彩っています。
2.1. バラの新緑
現在の様子: 葉が茂り、緑が濃くなってきました。蕾も日に日に大きくなり、品種によっては色づき始めているものも。まさに開花へのカウントダウン!
春の管理ポイント: 病害虫対策(薬剤散布・観察)、追肥(開花に向けて)、水切れ注意。伸びてきたシュートの管理。
2.2. ベニシダレの赤い新葉
現在の様子: 鮮やかな赤い新芽が完全に開き、繊細な葉が風に揺れています。庭に美しい色彩のアクセントを加えています。
春の管理ポイント: 水切れに注意。アブラムシが付いていないかチェック。剪定は厳禁の時期!
2.3. モミジの新緑
現在の様子: 柔らかなライムグリーンの新緑が目に眩しい時期。光に透ける葉が美しい。
春の管理ポイント: 水切れに注意。こちらも剪定は厳禁です。
2.4. ハナズオウ(花蘇芳)の花
現在の様子: 見頃のピークをやや過ぎ、少しずつ花が散り始めている頃かもしれません。それでもまだ枝には鮮やかなピンク色が残り、春の名残を感じさせます。
春の管理ポイント: 花が終わったら、なるべく早くお礼肥を与え、剪定(不要枝の整理程度)を行う適期になります。
2.5. チューリップ
現在の様子: 品種にもよりますが、多くが見頃を迎えているか、少し盛りを過ぎた頃でしょう。「たくさん咲いた」状態を楽しめる時期。
春の管理ポイント: 花がら摘みを忘れずに行う。花が終わっても葉は切らず、球根を太らせるための水やりとお礼肥を続ける。
2.6. ジギタリスの蕾
現在の様子: 花茎がすっと伸びてきて、その先端には特徴的なベル型の蕾がたくさん見え始めている頃でしょう。開花はもう少し先ですが、期待が高まります。
春の管理ポイント: 花茎が倒れないように、必要なら早めに支柱を立てる。アブラムシが付いていないかチェック。毒性があるので注意。
3. 春の庭仕事(4月中旬~下旬):今やっておきたいこと
この時期は、美しい庭を維持し、これからのシーズンに備えるための重要な作業が目白押しです。
花がら摘み: 咲き終わった花(チューリップ、ヒヤシンス、ビオラなど)はこまめに摘み取り、次の花を促し、病気を予防します。
追肥: 開花中の植物や、これから成長期を迎える植物(バラ、クレマチス、ペチュニアなど)に、適切な追肥を行います。
病害虫対策: 気温の上昇とともに活動が活発になるため、予防的な薬剤散布や、こまめな観察による早期発見・早期対処が重要です。特にバラやクレマチスは注意が必要です。
誘引・支柱立て: つるバラやクレマチスの伸びてきたツルを誘引し直したり、草丈が高くなるジギタリスなどに支柱を立てたりします。
除草: 雑草も勢いを増す時期。こまめに抜き取りましょう。
夏越し準備(少しずつ): 暑さに弱い植物(クリスマスローズなど)は、そろそろ置き場所の移動などを考え始めます。
4. まとめ:クレマチス 'アサオ' と春の花々のシンフォニー
今回は、4月19日の春の庭を巡りながら、見頃を迎え始めたクレマチス 'アサオ' を中心に、新緑が美しい木々や、他の春の花々の様子、そしてこの時期の育て方のポイントをご紹介しました。
優しいピンク色の大輪花を咲かせるクレマチス 'アサオ'。その美しさを最大限に引き出すには、「旧枝咲き(または新旧両枝咲き)」の特性を理解した「弱剪定」が鍵となります。
庭全体を見渡せば、それぞれの植物がそれぞれのタイミングで輝き、美しい色彩と生命力で満ちています。この時期ならではの、植物たちのエネルギーを感じながらガーデニングを楽しむ時間は、何物にも代えがたい喜びですね。
ぜひ、この記事を参考に、あなたの庭の植物たちと丁寧に向き合い、素晴らしい春のガーデニングシーズンを満喫してください。
[02memo]では、クレマチス 'アサオ' の成長記録や、他の植物の育て方、季節ごとの庭の様子などをブログやSNS、YouTubeで発信しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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posted by 02memo at 22:50| クレマチス
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バラ新緑とクレマチス蕾が織りなす春のラプソディ。庭の様子 2025年4月19日
庭の様子2025年4月19日:春の訪れを彩る植物たち
春の訪れとともに、庭の植物たちが新緑や花を咲かせ始めます。2025年4月19日の庭の様子をお届けします。今回は、バラの新緑を中心に、クレマチスの蕾、モミジの新緑、ハナズオウの花の特徴と魅力、育て方を詳しく解説します。ブログ「02memo」は、2011年から続くガーデニング情報や買い物紹介などの雑記ブログです。ガーデニングの楽しさや庭のある暮らしの魅力をたっぷりお伝えします。
はじめに:春の庭が織りなす美しい光景
春は、庭が最も活気づく季節です。冬の寒さが和らぎ、暖かな陽光とともに植物たちが目を覚まします。バラの新緑が鮮やかに芽吹き、クレマチスの蕾が膨らみ、モミジの新緑が涼しげに広がり、ハナズオウの花が華やかに咲き誇ります。これらの植物は、庭に季節感をもたらし、ガーデニング愛好家にとって特別な時間を提供します。庭のある暮らしは、自然と触れ合い、日々の疲れを癒す贅沢なひとときです。この記事では、それぞれの植物の魅力を掘り下げ、育て方のコツをお伝えします。
バラの新緑:春の主役が輝く瞬間
特徴と魅力
バラの新緑は、春の庭の主役とも言える存在です。冬の休眠期を経て、4月になると新しい芽が次々と顔を出し、鮮やかな緑が庭を彩ります。この新緑は、バラの生命力と成長の証であり、夏から秋にかけて咲く美しい花の第一歩です。特に2025年4月19日の庭では、バラの新芽が柔らかな緑色で輝き、庭全体に活気を与えています。バラは、香りや花形だけでなく、新緑の時期にも楽しめる奥深い植物です。
育て方のポイント
バラを美しく育てるには、春の手入れが鍵を握ります。以下に、基本的な育て方のポイントをまとめました。
剪定
春の剪定は、バラの生育を整える重要な作業です。冬に伸びた枝を切り戻し、風通しを良くします。これにより、病害虫の予防にもつながります。剪定の目安は、3月下旬から4月中旬が最適です。
水やり
バラは水を好みますが、過湿は根腐れの原因になります。土の表面が乾いたら、根元にたっぷりと水を与えましょう。朝の涼しい時間帯がおすすめです。
肥料
新緑が育つ春は、肥料を積極的に与える時期です。バラ専用の有機肥料や液体肥料を使い、2週間に1回のペースで施します。ただし、与えすぎには注意が必要です。
楽しむためのコツ
バラの新緑を楽しむには、日々の観察が大切です。新芽が伸びる様子や葉の色合いをチェックしながら、庭での時間を楽しんでください。また、バラと相性の良いクレマチスを組み合わせると、庭の美しさがさらに引き立ちます。
クレマチスの蕾:開花前の期待感を味わう
特徴と魅力
クレマチスの蕾は、開花前の静かな美しさを持つ存在です。2025年4月19日の庭では、クレマチスのつるが伸び始め、小さな蕾が膨らみつつあります。この蕾は、やがて大輪の花を咲かせる準備段階であり、ガーデニング愛好家にとってワクワクする瞬間です。クレマチスはバラとの相性が抜群で、庭に立体感と彩りを加えます。蕾の時期は、開花への期待感とともに、手入れの成果を実感できる貴重なタイミングです。
育て方のポイント
クレマチスを健やかに育てるには、以下のポイントを押さえましょう。
植え付け
クレマチスは「頭(つる)は日向、足(根)は日陰」を好みます。根元に日陰を作るため、低木や石を配置すると効果的です。植え付け時期は春が最適です。
誘引
つる性植物であるクレマチスは、トレリスやフェンスに誘引して育てます。つるを優しく固定し、風で傷つかないように注意しましょう。
剪定
クレマチスの剪定は品種によって異なります。新枝咲きタイプは春に強剪定し、旧枝咲きタイプは花後に軽く整える程度にします。品種の特性を事前に確認することが大切です。
楽しむためのコツ
蕾が膨らむ様子をじっくり観察し、開花を促すために水やりと肥料を欠かさないようにしましょう。バラと絡ませて育てると、庭に華やかなコントラストが生まれます。
モミジの新緑:涼しげな春の風情
特徴と魅力
モミジの新緑は、春の庭に涼しげな風情をもたらします。2025年4月19日の庭では、モミジの枝先に柔らかな緑色の葉が広がり、春の訪れを感じさせます。この新緑は、夏の暑さを和らげ、秋には美しい紅葉へと変化するモミジの魅力の第一歩です。日本庭園の定番とも言えるモミジは、季節の移り変わりを楽しむのに最適な植物です。
育て方のポイント
モミジを美しく育てるには、以下のポイントに注意しましょう。
植え付け
モミジは半日陰を好むため、直射日光が強すぎる場所は避けます。水はけの良い土壌を選び、春に植え付けると根付きやすくなります。
水やり
乾燥に弱いモミジは、土が乾いたらたっぷり水を与えます。特に夏場は水切れに注意し、根元を乾燥させないようにしましょう。
剪定
モミジの剪定は冬に行います。枝が混み合った部分を間引き、風通しを良くすることで健康を保ちます。
楽しむためのコツ
モミジの新緑は、庭に和の雰囲気をプラスします。石や苔と組み合わせると、さらに風情ある景観を楽しめます。秋の紅葉を見据えた手入れも意識しましょう。
ハナズオウの花:春を彩る華やかな存在
特徴と魅力
ハナズオウの花は、春の庭を華やかに彩る存在です。2025年4月19日の庭では、ピンクや白の花が枝いっぱいに咲き、春らしい明るい雰囲気を作り出しています。落葉樹であるハナズオウは、冬には葉を落としますが、春になると新芽とともに花を咲かせ、庭に生命感を与えます。その可憐な姿は、訪れる人々の目を楽しませます。
育て方のポイント
ハナズオウを健やかに育てるには、以下のポイントを守りましょう。
植え付け
日当たりと風通しの良い場所を選び、水はけの良い土壌に植えます。春の植え付けが適しています。
水やり
植え付け後や生育期には定期的な水やりが必要です。土が乾いたタイミングで根元に水を与えましょう。成木になると乾燥にも強くなります。
剪定
花後に剪定を行い、枝を整えます。不要な枝を切り取り、株の形を美しく保ちましょう。
楽しむためのコツ
ハナズオウの花を長く楽しむには、花後に肥料を与えて次の年の開花に備えることが重要です。庭のアクセントとして、他の植物と調和させるとさらに魅力が引き立ちます。
まとめ:庭のある暮らしを満喫しよう
2025年4月19日の庭は、バラの新緑、クレマチスの蕾、モミジの新緑、ハナズオウの花が織りなす美しい光景です。これらの植物を育てることで、季節の移り変わりを身近に感じ、ガーデニングの楽しさを存分に味わえます。庭のある暮らしは、自然と向き合う時間を提供し、心を豊かにしてくれます。ぜひ、日々の手入れを通じて植物の成長を見守り、庭での素敵な時間を楽しんでください。
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ラベル:庭
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2025年04月18日
エレガントな春の息吹―麻生クレマチスで彩るシックな庭。アサオ Aso Clematis(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)ピンクの花がたくさん咲いた。2025年4月18日
アサオ 麻生 Aso Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)⠀ピンクの花がたくさん咲いた。2025年4月18日
アサオ(麻生) Aso Clematis
クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 旧枝咲き)
アサオ(麻生)クレマチス:ピンクの花で春を彩る早咲き大輪!育て方完全ガイド
2025年4月18日、私の庭でアサオ(麻生)クレマチス (Aso Clematis) のピンクの花がたくさん咲きました。大輪の花が春の陽光に映え、庭全体が華やかに彩られた瞬間は、まさにガーデニングの醍醐味です。アサオは早咲き大輪系(パテンス系)のクレマチスで、旧枝咲きの特性を持つ人気の品種。
1. アサオ(麻生)クレマチスとは?基本情報をおさらい
アサオ(麻生)クレマチスは、日本で育成された園芸品種で、クレマチスの早咲き大輪系(パテンス系)に属します。旧枝咲きの特性を持ち、前年に伸びた枝から春に美しい花を咲かせます。以下に基本情報をまとめました。
学名: Clematis 'Aso'
科名: キンポウゲ科
系統: 早咲き大輪系(パテンス系、旧枝咲き、グループ2)
原産地: 園芸品種(クレマチスはヨーロッパやアジア原生)
草丈・長さ: つるの長さ2~3m
開花時期: 4月~5月(春~初夏)、軽い返り咲きあり
花色: ピンク(淡いピンクから濃いピンクまで)
特徴: 旧枝咲き、耐寒性あり、大輪の花(直径10~15cm)
私の庭では、2025年4月18日にアサオのピンクの花が満開になり、その大輪の美しさに感動しました。フェンスやパーゴラに這わせるのに最適で、春のガーデニングに欠かせない存在です。
2. アサオ クレマチスの特徴と魅力:なぜ人気?
アサオがガーデナーに愛される理由は、その美しさと育てやすさにあります。ここでは、4つの魅力を詳しくご紹介します。
2-1. 早咲きで春を告げる大輪の花
アサオは春先から初夏にかけて、ピンクの大輪の花を咲かせます。花径10~15cmの花は遠くからでも目立ち、庭に華やかさをプラス。私の庭では、4月18日に咲いた花が春の訪れを鮮やかに演出しました。
2-2. 旧枝咲きで連続した美しさ
旧枝咲きの性質により、前年に伸びた枝から花が咲くため、適切な剪定で毎年安定した開花が楽しめます。夏に軽い返り咲きが期待できるのも嬉しいポイント。管理次第で長いシーズン楽しめます。
2-3. 丈夫で耐寒性に優れる
アサオは丈夫で耐寒性があり、日本の気候に適応しやすい品種です。病害虫にも強く、ガーデニング初心者でも安心。茎がしっかりしており、葉の配置もバランスが良く、見た目にも美しいです。
2-4. ガーデンデザインのアクセント
つる性のアサオは、フェンス、パーゴラ、壁面に這わせることで庭に立体感を与えます。ピンクの花は他の植物と調和しやすく、どんなスタイルの庭にもマッチ。私の庭では、フェンス沿いに植えたアサオが春の主役になっています。
3. アサオ クレマチスの育て方:初心者でも成功するコツ
アサオを美しく育てるには、環境と管理が重要です。以下に、植え付けから日常ケアまでのポイントを詳しく解説します。
3-1. 植え付けのタイミングと場所
時期: 春(3~5月)または秋(9~11月)が最適。根が定着しやすい涼しい季節を選びます。
場所: 午前中は日当たりが良く、午後は明るい日陰になる場所が理想。風通しも確保してください。私のアサオは庭の東側で、4月18日に見事な花を咲かせました。
土壌: 水はけが良く、肥沃な土壌を好みます。腐葉土や堆肥を混ぜ、pHは中性~弱アルカリ性(6.0~7.0)がベスト。
3-2. 植え付け方法
穴掘り: 根鉢の2倍の大きさ(深さ40cm程度)の穴を掘り、底に堆肥や緩効性肥料を混ぜます。
植え付け: 根元を地面より5~10cm深く植え、萎凋病を予防。つるを支える支柱やフェンスを用意します。
水やり: たっぷり水を与えて土を落ち着かせ、マルチング(バークチップなど)で保湿と雑草予防を。
3-3. 水やり
地植え: 植え付け直後は週1~2回、土が乾いたらたっぷり水やり。根が定着後は自然の降雨でOK。
鉢植え: 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで与えます。過湿に注意が必要です。
3-4. 肥料
元肥: 植え付け時に緩効性有機肥料を土に混ぜ込みます。
追肥: 春(新芽が出る時期)と花後(6~7月)に、液体肥料を2~3週間に1回。リン酸多めの肥料で花付きが良くなります。
3-5. 剪定
旧枝咲き(グループ2)の剪定: 春の開花後に軽く剪定し、枯れ枝や混み合った枝を整理。冬(12~2月)に弱い枝を切り、1/3程度に切り戻します。
花がら摘み: 咲き終わった花を摘み、次の花芽にエネルギーを集中させます。
3-6. 病害虫対策
病気: 萎凋病やうどんこ病は風通しと水はけで予防。異常があれば殺菌剤を使用。
害虫: アブラムシやハダニが発生したら、ニームオイルや手で除去。私は定期チェックで健康を保っています。
3-7. 冬の管理
耐寒性が強く、-10℃まで耐えます。寒冷地では根元にマルチング(腐葉土やワラ)を。鉢植えは軒下や室内に移動すると安心です。
4. 庭づくりのアイディア:アサオ クレマチスの活用法
アサオのつる性とピンクの花を活かせば、庭やベランダが劇的に変わります。以下にアイデアを紹介します。
4-1. 壁面ガーデン
フェンスや壁に這わせれば、ピンクの花がドラマチックなアクセントに。低木や多年草を組み合わせると立体感がアップします。私の庭では、4月18日にフェンス沿いのアサオが輝きました。
4-2. アーチやパーゴラとの組み合わせ
アーチやパーゴラに誘引すると、春の花見を楽しむ空間に。バラや他のクレマチスとの組み合わせで、季節感がさらに豊かに。ライトアップで夜も楽しめます。
4-3. コンテナガーデン
鉢植えでベランダやテラスに置けば、スペースが限られていてもOK。支柱やオベリスクで形を整え、移動可能な花壇に。私のベランダでも春の主役です。
4-4. 他の植物との調和
バラ、宿根草、低木と相性抜群。黄色のレンギョウや紫のジギタリスと合わせると、春のコントラストが美しいです。
5. アサオ クレマチスと春の庭:共演を楽しむ
アサオのピンクの花は、春の花(ヒヤシンス、チューリップなど)と組み合わせると、庭に奥行きが生まれます。私の庭では、4月18日のアサオがジギタリスやムスカリと共演し、華やかな春を演出しました。
6. 注意点:安全に楽しむために
クレマチス全般に軽い毒性(アルカロイド)があり、アサオも例外ではありません。誤食で吐き気や腹痛の可能性があるため、ペットや子供が触れない場所に。ガーデニング時は手袋を着用し、作業後は手を洗いましょう。
7. まとめ:アサオで春の庭を華やかに
アサオ(麻生)クレマチスは、早咲き大輪系でピンクの花が春を彩る魅力的な植物です。旧枝咲きの特性を活かし、適切な育て方で毎年美しい花を。私の庭では、2025年4月18日にピンクの花が咲き、春の喜びを届けました。あなたもアサオで、豊かなガーデニングライフを楽しみませんか?
おまけ:私のアサオ日記
4月18日のアサオの様子は、YouTube「@02memo04」やInstagram「@02memo2」で公開中!ぜひチェックしてください。
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アサオ(麻生) Aso Clematis
クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 旧枝咲き)
アサオ(麻生)クレマチス:ピンクの花で春を彩る早咲き大輪!育て方完全ガイド
2025年4月18日、私の庭でアサオ(麻生)クレマチス (Aso Clematis) のピンクの花がたくさん咲きました。大輪の花が春の陽光に映え、庭全体が華やかに彩られた瞬間は、まさにガーデニングの醍醐味です。アサオは早咲き大輪系(パテンス系)のクレマチスで、旧枝咲きの特性を持つ人気の品種。
1. アサオ(麻生)クレマチスとは?基本情報をおさらい
アサオ(麻生)クレマチスは、日本で育成された園芸品種で、クレマチスの早咲き大輪系(パテンス系)に属します。旧枝咲きの特性を持ち、前年に伸びた枝から春に美しい花を咲かせます。以下に基本情報をまとめました。
学名: Clematis 'Aso'
科名: キンポウゲ科
系統: 早咲き大輪系(パテンス系、旧枝咲き、グループ2)
原産地: 園芸品種(クレマチスはヨーロッパやアジア原生)
草丈・長さ: つるの長さ2~3m
開花時期: 4月~5月(春~初夏)、軽い返り咲きあり
花色: ピンク(淡いピンクから濃いピンクまで)
特徴: 旧枝咲き、耐寒性あり、大輪の花(直径10~15cm)
私の庭では、2025年4月18日にアサオのピンクの花が満開になり、その大輪の美しさに感動しました。フェンスやパーゴラに這わせるのに最適で、春のガーデニングに欠かせない存在です。
2. アサオ クレマチスの特徴と魅力:なぜ人気?
アサオがガーデナーに愛される理由は、その美しさと育てやすさにあります。ここでは、4つの魅力を詳しくご紹介します。
2-1. 早咲きで春を告げる大輪の花
アサオは春先から初夏にかけて、ピンクの大輪の花を咲かせます。花径10~15cmの花は遠くからでも目立ち、庭に華やかさをプラス。私の庭では、4月18日に咲いた花が春の訪れを鮮やかに演出しました。
2-2. 旧枝咲きで連続した美しさ
旧枝咲きの性質により、前年に伸びた枝から花が咲くため、適切な剪定で毎年安定した開花が楽しめます。夏に軽い返り咲きが期待できるのも嬉しいポイント。管理次第で長いシーズン楽しめます。
2-3. 丈夫で耐寒性に優れる
アサオは丈夫で耐寒性があり、日本の気候に適応しやすい品種です。病害虫にも強く、ガーデニング初心者でも安心。茎がしっかりしており、葉の配置もバランスが良く、見た目にも美しいです。
2-4. ガーデンデザインのアクセント
つる性のアサオは、フェンス、パーゴラ、壁面に這わせることで庭に立体感を与えます。ピンクの花は他の植物と調和しやすく、どんなスタイルの庭にもマッチ。私の庭では、フェンス沿いに植えたアサオが春の主役になっています。
3. アサオ クレマチスの育て方:初心者でも成功するコツ
アサオを美しく育てるには、環境と管理が重要です。以下に、植え付けから日常ケアまでのポイントを詳しく解説します。
3-1. 植え付けのタイミングと場所
時期: 春(3~5月)または秋(9~11月)が最適。根が定着しやすい涼しい季節を選びます。
場所: 午前中は日当たりが良く、午後は明るい日陰になる場所が理想。風通しも確保してください。私のアサオは庭の東側で、4月18日に見事な花を咲かせました。
土壌: 水はけが良く、肥沃な土壌を好みます。腐葉土や堆肥を混ぜ、pHは中性~弱アルカリ性(6.0~7.0)がベスト。
3-2. 植え付け方法
穴掘り: 根鉢の2倍の大きさ(深さ40cm程度)の穴を掘り、底に堆肥や緩効性肥料を混ぜます。
植え付け: 根元を地面より5~10cm深く植え、萎凋病を予防。つるを支える支柱やフェンスを用意します。
水やり: たっぷり水を与えて土を落ち着かせ、マルチング(バークチップなど)で保湿と雑草予防を。
3-3. 水やり
地植え: 植え付け直後は週1~2回、土が乾いたらたっぷり水やり。根が定着後は自然の降雨でOK。
鉢植え: 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで与えます。過湿に注意が必要です。
3-4. 肥料
元肥: 植え付け時に緩効性有機肥料を土に混ぜ込みます。
追肥: 春(新芽が出る時期)と花後(6~7月)に、液体肥料を2~3週間に1回。リン酸多めの肥料で花付きが良くなります。
3-5. 剪定
旧枝咲き(グループ2)の剪定: 春の開花後に軽く剪定し、枯れ枝や混み合った枝を整理。冬(12~2月)に弱い枝を切り、1/3程度に切り戻します。
花がら摘み: 咲き終わった花を摘み、次の花芽にエネルギーを集中させます。
3-6. 病害虫対策
病気: 萎凋病やうどんこ病は風通しと水はけで予防。異常があれば殺菌剤を使用。
害虫: アブラムシやハダニが発生したら、ニームオイルや手で除去。私は定期チェックで健康を保っています。
3-7. 冬の管理
耐寒性が強く、-10℃まで耐えます。寒冷地では根元にマルチング(腐葉土やワラ)を。鉢植えは軒下や室内に移動すると安心です。
4. 庭づくりのアイディア:アサオ クレマチスの活用法
アサオのつる性とピンクの花を活かせば、庭やベランダが劇的に変わります。以下にアイデアを紹介します。
4-1. 壁面ガーデン
フェンスや壁に這わせれば、ピンクの花がドラマチックなアクセントに。低木や多年草を組み合わせると立体感がアップします。私の庭では、4月18日にフェンス沿いのアサオが輝きました。
4-2. アーチやパーゴラとの組み合わせ
アーチやパーゴラに誘引すると、春の花見を楽しむ空間に。バラや他のクレマチスとの組み合わせで、季節感がさらに豊かに。ライトアップで夜も楽しめます。
4-3. コンテナガーデン
鉢植えでベランダやテラスに置けば、スペースが限られていてもOK。支柱やオベリスクで形を整え、移動可能な花壇に。私のベランダでも春の主役です。
4-4. 他の植物との調和
バラ、宿根草、低木と相性抜群。黄色のレンギョウや紫のジギタリスと合わせると、春のコントラストが美しいです。
5. アサオ クレマチスと春の庭:共演を楽しむ
アサオのピンクの花は、春の花(ヒヤシンス、チューリップなど)と組み合わせると、庭に奥行きが生まれます。私の庭では、4月18日のアサオがジギタリスやムスカリと共演し、華やかな春を演出しました。
6. 注意点:安全に楽しむために
クレマチス全般に軽い毒性(アルカロイド)があり、アサオも例外ではありません。誤食で吐き気や腹痛の可能性があるため、ペットや子供が触れない場所に。ガーデニング時は手袋を着用し、作業後は手を洗いましょう。
7. まとめ:アサオで春の庭を華やかに
アサオ(麻生)クレマチスは、早咲き大輪系でピンクの花が春を彩る魅力的な植物です。旧枝咲きの特性を活かし、適切な育て方で毎年美しい花を。私の庭では、2025年4月18日にピンクの花が咲き、春の喜びを届けました。あなたもアサオで、豊かなガーデニングライフを楽しみませんか?
おまけ:私のアサオ日記
4月18日のアサオの様子は、YouTube「@02memo04」やInstagram「@02memo2」で公開中!ぜひチェックしてください。
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posted by 02memo at 20:26| クレマチス
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2025年04月17日
優しいピンクの大輪花を楽しむ 阿吹(アブキ) Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)⠀ピンクの花が増えてきた。2025年4月17日⠀
アブキ阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)⠀ピンクの花が増えてきた。2025年4月17日⠀
アブキ(阿吹) Abuki Clematis
クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 新・旧両枝咲き)
クレマチス 'アブキ' (阿吹) 育て方|優しいピンクの大輪花!新旧両枝咲きの剪定方法も解説
「アブキ阿吹 Abuki Clematis ピンクの花が増えてきた。2025年4月17日」
春の庭で、クレマチス 'アブキ' がその美しいピンク色の花を次々と開かせ、数を増やしてきましたね! 淡く優しい色合いの大輪の花が、柔らかな春の日差しの中でふんわりと開く姿は、見る人の心を和ませ、上品な雰囲気を醸し出しています。まさに春の訪れを祝福するかのような、優雅な光景です。
'アブキ' は、「早咲き大輪系」や「パテンス系」と呼ばれるクレマチスの中でも、その優しい花色と育てやすさで人気の高い品種です。新旧両枝咲きという性質を持ち、春だけでなく秋にも返り咲きが期待できるのも嬉しいポイント。日本のガーデナーにも長年愛されてきた、魅力あふれるクレマチスの一つです。
「'アブキ' ってどんなクレマチスなの?」
「早咲き大輪系って、育て方は難しい?」
「新旧両枝咲きの剪定って、どうすればいいの?」
この記事では、そんなクレマチス 'アブキ' に関するあらゆる疑問にお答えします! 基本情報から、その優しい魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして少し迷いやすい「新旧両枝咲きの剪定」のコツまで、'アブキ' を美しく咲かせるための情報を徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'アブキ' の育て方のポイントをマスターし、毎年その上品で美しい大輪の花を楽しむことができるようになるはずです。さあ、優しいピンク色のクレマチス 'アブキ' の世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、'アブキ' の栽培経験に基づいた実践的な情報をお届けします。
ブログ: https://02memo.seesaa.net/
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1. 優しい大輪の花:クレマチス 'アブキ' とは?
まずは、'アブキ' がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Abuki'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
パテンス系は、日本の原種カザグルマ (C. patens) などを元に改良された系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすく、古くから親しまれている品種が多く含まれます。
咲き方: 新旧両枝咲き
これは、前年に伸びた古い枝(旧枝)と、その年に新しく伸びた枝(新枝)の両方から花が咲く可能性がある性質を意味します。そのため、剪定方法によって花の咲く時期や様子が変わってきます。(詳細は剪定のセクションで解説します)
花色: 淡いピンク色~ライラックピンク。花弁の縁や中心部がやや濃くなることがあり、優しいグラデーションを見せます。光の加減や環境によって、紫色がかって見えることもあります。しべ(中心部)は黄色で、花色とのコントラストが美しいです。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く、6~8枚程度が一般的で、大きく開いて存在感があります。パテンス系らしい整った美しい形です。
花径: 8cm~12cm程度(時にそれ以上になることも)。
開花期: 主に**春(5月~6月頃)**に最も多くの花を咲かせ、秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 1.5m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすい品種とされています。
'アブキ' の名前の由来
品種名の「アブキ(阿吹)」の正確な由来は定かではありませんが、日本で古くから栽培され、親しまれてきた品種の一つと考えられます。その優しい色合いと美しい花姿が、多くの日本のガーデナーに愛されてきました。
2. なぜ人気? 'アブキ' が愛される理由
'アブキ' が長年にわたり人気を集めるのには、たくさんの理由があります。
魅力1:上品で優しい、心和む花色と大輪の存在感
'アブキ' の最大の魅力は、その柔らかで上品なピンク色の花です。派手すぎず、かといって地味でもない、絶妙な色合いが、見る人の心を和ませてくれます。中心がやや濃くなるグラデーションも美しく、飽きがきません。そして、直径10cmを超えることもある大輪の花は、一輪だけでも十分な存在感があり、庭を優雅に彩ります。
魅力2:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つ 'アブキ' は、春に豪華な一番花を咲かせた後、適切な剪定を行うことで、秋にも再び花を楽しむことができます(返り咲き)。春とは少し違った雰囲気の花が見られることもあり、長く楽しめるのは大きな魅力です。
魅力3:比較的育てやすく、初心者にも
早咲き大輪系のクレマチスの中には、やや気難しい品種もありますが、'アブキ' は比較的丈夫で育てやすい品種とされています。基本的な育て方を守れば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:庭を彩る美しいアクセント
フェンスやトレリス、オベリスクなどに絡ませることで、庭に高さと彩りを与え、美しいフォーカルポイントを作り出すことができます。つるバラなど、他の植物との組み合わせも楽しめます。
3. クレマチス 'アブキ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アブキ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。ポット苗であれば、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。
深植えのメリット:
地中に埋まった節から新しい根や芽が出やすくなり、株立ちが良くなる。
立ち枯れ病が発生した場合でも、地中の芽から再生する可能性が高まる。
地温の上昇や乾燥から株元を守る。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期や夏場は水切れしやすいです。まさに今(4月17日)、ピンクの花が増えてきた時期は、水切れに注意が必要です。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。水やりの基本は「乾いたら、たっぷり」のメリハリです。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守り、特に液体肥料は薄めから試すのが安全です。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自力で絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。後から解くのは非常に困難です。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。まさに今(4月17日)のように「ピンクの花が増えてきた」時期も、ツルは伸び続けているので油断できません。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。きつく縛りすぎないように注意しましょう。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルはしなやかですが、急に曲げたり、無理な方向に引っ張ったりすると簡単に折れてしまうので、くれぐれも優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アブキ' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れてしまう、クレマチス特有の病気。発生したら、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。深植えが予防になります。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
主な害虫:
アブラムシ: 新芽やつぼみに群生します。
ナメクジ・カタツムリ: 夜間に新芽や花弁を食べます。
ヨトウムシ: 幼虫が葉を食べます。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生し、葉を白っぽくします。
対策と予防:
風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。
適切な水やり(過湿にしない)。
株元のマルチング(泥はね防止、地温安定)。
早期発見・早期対処(病気の葉の除去、害虫の捕殺、症状に応じた薬剤散布)。
ハサミなどの器具の消毒を心がけ、病気の感染拡大を防ぎます。
4. 【重要】'アブキ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'アブキ' の育て方で、特に理解しておきたいのが「新旧両枝咲き・弱剪定」という特性です。これを理解すれば、毎年美しい花を楽しむことができます。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
'アブキ' の場合、春の花(一番花)は主に前年の旧枝から伸びた短い新梢に咲き、秋の花(二番花)はその年に伸びた新しいツルに咲くことが多いです。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
この時、株全体の大きさも考慮し、バランスを見ながら切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝なども整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。本格的な寒さが和らぎ、新芽が動き出す少し前が良いでしょう。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
この作業により、株全体が整理され、春からの新しい芽(花芽を含む)の発生が促されます。全てのツルを地際で切る「強剪定」は行いません。
4.5. もし冬に「強剪定」したらどうなる?
'アブキ' は新枝咲きの性質も持つため、間違って冬に地際近くで強く切り戻しても、枯れてしまうことはほとんどありません。
しかし、その場合、春の旧枝からの開花(一番花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に花が咲くことになります。開花時期が遅れ、花数も少なくなる可能性があります。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
何年も育てていて、株元から新しいツルが出にくくなったり、下の方の花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際から1~2節残して強剪定することで、株を若返らせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'アブキ' を楽しむガーデンアイデア:優しいピンクを活かして
上品なピンク色の大輪花を持つ 'アブキ' は、様々なシーンで活躍します。
フェンスやトレリスを優しく彩る: 広範囲に誘引するよりも、フェンスやトレリスに丁寧に誘引し、一輪一輪の花の美しさを楽しむのに向いています。背景が濃い緑や、シックな色の壁だと、淡いピンクが引き立ちます。
オベリスクでエレガントなタワーに: 庭の中央やコーナーにオベリスクを立てて 'アブキ' を絡ませれば、優雅で存在感のあるアクセントになります。
バラとのハーモニー:
同系色のバラと: ソフトピンクや白系のつるバラと組み合わせると、非常に優しくロマンティックな雰囲気に。
対照的な色のバラと: 濃い赤紫系や、アプリコット系のバラと合わせると、お互いを引き立て合う美しいコントラストが生まれます。
組み合わせの注意点: バラの株元から少し離して植え、クレマチスのツルがバラに絡みすぎないように、別々に誘引するのが理想的です。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。ただし、水切れや肥料管理、定期的な植え替えが必要です。
切り花として: 大輪の花は切り花としても見事です。開花直後の花を切り、シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がぱっと明るく、上品な雰囲気になります。
6. まとめ:優しい大輪クレマチス 'アブキ' との豊かな時間
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'アブキ' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
アブキは、優しいピンク色の大輪花が魅力の、早咲き大輪系(パテンス系)クレマチス。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
まさに今、庭でピンク色の花を増やし、その美しい姿を見せてくれている 'アブキ'。その優しい色合いと存在感のある大輪の花は、見る人の心を豊かにしてくれます。
少しだけ剪定方法に特徴がありますが、それを理解すれば、毎年安定して美しい花を咲かせてくれる頼もしいクレマチスです。ぜひ、あなたの庭にも 'アブキ' をお迎えして、その上品な美しさを楽しんでみませんか?
[02memo]では、'アブキ' の成長記録や、他のクレマチス、バラとの組み合わせなどもブログやSNS、YouTubeでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください!
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再生リスト クレマチス アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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クレマチス 'アブキ' (阿吹) 育て方|優しいピンクの大輪花!新旧両枝咲きの剪定方法も解説
「アブキ阿吹 Abuki Clematis ピンクの花が増えてきた。2025年4月17日」
春の庭で、クレマチス 'アブキ' がその美しいピンク色の花を次々と開かせ、数を増やしてきましたね! 淡く優しい色合いの大輪の花が、柔らかな春の日差しの中でふんわりと開く姿は、見る人の心を和ませ、上品な雰囲気を醸し出しています。まさに春の訪れを祝福するかのような、優雅な光景です。
'アブキ' は、「早咲き大輪系」や「パテンス系」と呼ばれるクレマチスの中でも、その優しい花色と育てやすさで人気の高い品種です。新旧両枝咲きという性質を持ち、春だけでなく秋にも返り咲きが期待できるのも嬉しいポイント。日本のガーデナーにも長年愛されてきた、魅力あふれるクレマチスの一つです。
「'アブキ' ってどんなクレマチスなの?」
「早咲き大輪系って、育て方は難しい?」
「新旧両枝咲きの剪定って、どうすればいいの?」
この記事では、そんなクレマチス 'アブキ' に関するあらゆる疑問にお答えします! 基本情報から、その優しい魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして少し迷いやすい「新旧両枝咲きの剪定」のコツまで、'アブキ' を美しく咲かせるための情報を徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'アブキ' の育て方のポイントをマスターし、毎年その上品で美しい大輪の花を楽しむことができるようになるはずです。さあ、優しいピンク色のクレマチス 'アブキ' の世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
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1. 優しい大輪の花:クレマチス 'アブキ' とは?
まずは、'アブキ' がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Abuki'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
パテンス系は、日本の原種カザグルマ (C. patens) などを元に改良された系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすく、古くから親しまれている品種が多く含まれます。
咲き方: 新旧両枝咲き
これは、前年に伸びた古い枝(旧枝)と、その年に新しく伸びた枝(新枝)の両方から花が咲く可能性がある性質を意味します。そのため、剪定方法によって花の咲く時期や様子が変わってきます。(詳細は剪定のセクションで解説します)
花色: 淡いピンク色~ライラックピンク。花弁の縁や中心部がやや濃くなることがあり、優しいグラデーションを見せます。光の加減や環境によって、紫色がかって見えることもあります。しべ(中心部)は黄色で、花色とのコントラストが美しいです。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く、6~8枚程度が一般的で、大きく開いて存在感があります。パテンス系らしい整った美しい形です。
花径: 8cm~12cm程度(時にそれ以上になることも)。
開花期: 主に**春(5月~6月頃)**に最も多くの花を咲かせ、秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 1.5m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすい品種とされています。
'アブキ' の名前の由来
品種名の「アブキ(阿吹)」の正確な由来は定かではありませんが、日本で古くから栽培され、親しまれてきた品種の一つと考えられます。その優しい色合いと美しい花姿が、多くの日本のガーデナーに愛されてきました。
2. なぜ人気? 'アブキ' が愛される理由
'アブキ' が長年にわたり人気を集めるのには、たくさんの理由があります。
魅力1:上品で優しい、心和む花色と大輪の存在感
'アブキ' の最大の魅力は、その柔らかで上品なピンク色の花です。派手すぎず、かといって地味でもない、絶妙な色合いが、見る人の心を和ませてくれます。中心がやや濃くなるグラデーションも美しく、飽きがきません。そして、直径10cmを超えることもある大輪の花は、一輪だけでも十分な存在感があり、庭を優雅に彩ります。
魅力2:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つ 'アブキ' は、春に豪華な一番花を咲かせた後、適切な剪定を行うことで、秋にも再び花を楽しむことができます(返り咲き)。春とは少し違った雰囲気の花が見られることもあり、長く楽しめるのは大きな魅力です。
魅力3:比較的育てやすく、初心者にも
早咲き大輪系のクレマチスの中には、やや気難しい品種もありますが、'アブキ' は比較的丈夫で育てやすい品種とされています。基本的な育て方を守れば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:庭を彩る美しいアクセント
フェンスやトレリス、オベリスクなどに絡ませることで、庭に高さと彩りを与え、美しいフォーカルポイントを作り出すことができます。つるバラなど、他の植物との組み合わせも楽しめます。
3. クレマチス 'アブキ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アブキ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。ポット苗であれば、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。
深植えのメリット:
地中に埋まった節から新しい根や芽が出やすくなり、株立ちが良くなる。
立ち枯れ病が発生した場合でも、地中の芽から再生する可能性が高まる。
地温の上昇や乾燥から株元を守る。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期や夏場は水切れしやすいです。まさに今(4月17日)、ピンクの花が増えてきた時期は、水切れに注意が必要です。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。水やりの基本は「乾いたら、たっぷり」のメリハリです。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守り、特に液体肥料は薄めから試すのが安全です。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自力で絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。後から解くのは非常に困難です。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。まさに今(4月17日)のように「ピンクの花が増えてきた」時期も、ツルは伸び続けているので油断できません。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。きつく縛りすぎないように注意しましょう。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルはしなやかですが、急に曲げたり、無理な方向に引っ張ったりすると簡単に折れてしまうので、くれぐれも優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アブキ' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れてしまう、クレマチス特有の病気。発生したら、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。深植えが予防になります。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
主な害虫:
アブラムシ: 新芽やつぼみに群生します。
ナメクジ・カタツムリ: 夜間に新芽や花弁を食べます。
ヨトウムシ: 幼虫が葉を食べます。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生し、葉を白っぽくします。
対策と予防:
風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。
適切な水やり(過湿にしない)。
株元のマルチング(泥はね防止、地温安定)。
早期発見・早期対処(病気の葉の除去、害虫の捕殺、症状に応じた薬剤散布)。
ハサミなどの器具の消毒を心がけ、病気の感染拡大を防ぎます。
4. 【重要】'アブキ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'アブキ' の育て方で、特に理解しておきたいのが「新旧両枝咲き・弱剪定」という特性です。これを理解すれば、毎年美しい花を楽しむことができます。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
'アブキ' の場合、春の花(一番花)は主に前年の旧枝から伸びた短い新梢に咲き、秋の花(二番花)はその年に伸びた新しいツルに咲くことが多いです。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
この時、株全体の大きさも考慮し、バランスを見ながら切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝なども整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。本格的な寒さが和らぎ、新芽が動き出す少し前が良いでしょう。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
この作業により、株全体が整理され、春からの新しい芽(花芽を含む)の発生が促されます。全てのツルを地際で切る「強剪定」は行いません。
4.5. もし冬に「強剪定」したらどうなる?
'アブキ' は新枝咲きの性質も持つため、間違って冬に地際近くで強く切り戻しても、枯れてしまうことはほとんどありません。
しかし、その場合、春の旧枝からの開花(一番花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に花が咲くことになります。開花時期が遅れ、花数も少なくなる可能性があります。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
何年も育てていて、株元から新しいツルが出にくくなったり、下の方の花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際から1~2節残して強剪定することで、株を若返らせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'アブキ' を楽しむガーデンアイデア:優しいピンクを活かして
上品なピンク色の大輪花を持つ 'アブキ' は、様々なシーンで活躍します。
フェンスやトレリスを優しく彩る: 広範囲に誘引するよりも、フェンスやトレリスに丁寧に誘引し、一輪一輪の花の美しさを楽しむのに向いています。背景が濃い緑や、シックな色の壁だと、淡いピンクが引き立ちます。
オベリスクでエレガントなタワーに: 庭の中央やコーナーにオベリスクを立てて 'アブキ' を絡ませれば、優雅で存在感のあるアクセントになります。
バラとのハーモニー:
同系色のバラと: ソフトピンクや白系のつるバラと組み合わせると、非常に優しくロマンティックな雰囲気に。
対照的な色のバラと: 濃い赤紫系や、アプリコット系のバラと合わせると、お互いを引き立て合う美しいコントラストが生まれます。
組み合わせの注意点: バラの株元から少し離して植え、クレマチスのツルがバラに絡みすぎないように、別々に誘引するのが理想的です。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。ただし、水切れや肥料管理、定期的な植え替えが必要です。
切り花として: 大輪の花は切り花としても見事です。開花直後の花を切り、シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がぱっと明るく、上品な雰囲気になります。
6. まとめ:優しい大輪クレマチス 'アブキ' との豊かな時間
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'アブキ' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
アブキは、優しいピンク色の大輪花が魅力の、早咲き大輪系(パテンス系)クレマチス。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
まさに今、庭でピンク色の花を増やし、その美しい姿を見せてくれている 'アブキ'。その優しい色合いと存在感のある大輪の花は、見る人の心を豊かにしてくれます。
少しだけ剪定方法に特徴がありますが、それを理解すれば、毎年安定して美しい花を咲かせてくれる頼もしいクレマチスです。ぜひ、あなたの庭にも 'アブキ' をお迎えして、その上品な美しさを楽しんでみませんか?
[02memo]では、'アブキ' の成長記録や、他のクレマチス、バラとの組み合わせなどもブログやSNS、YouTubeでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください!
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#クレマチス #clematis
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再生リスト クレマチス アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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2025年04月16日
アサオ麻生 Aso Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)ピンクの花が咲きだした。2025年4月16日⠀アサオ麻生 は早咲き大輪系/パテンス系の品種、旧枝咲き
アサオ(麻生) Aso Clematis
クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 旧枝咲き)
アサオ(麻生) は早咲き大輪系/パテンス系の品種で、旧枝咲きの特徴が際立つ魅力的な植物です。前年に伸びた枝からも花が咲くため、適切な手入れと剪定を行うことで、毎年美しい花を楽しむことができます。
【特徴と魅力】
・早咲きで春先から初夏にかけて、大輪の花が咲き庭に華やかさを与える
・旧枝咲きの性質により、前年に伸びた枝から花が咲き、連続した美しさを維持できる
・丈夫な茎とバランスの良い葉の配置で耐寒性があり、病害虫にも強い
・パーゴラやフェンス、壁面などとの相性が良く、ガーデンのアクセントとして活躍する
【育て方のポイント】
■生育環境の整備
日当たりと風通しが良い場所に配置することが大切です。理想は午前中は明るく、午後はやわらかい日陰ができる場所です。肥沃で水はけの良い土壌を用意し、有機質肥料や堆肥を混ぜ込むと、根付きが良くなります。
■水やりと肥料管理
春から初夏にかけ、土の表面が乾いたら十分な水を与えます。成長期には液体肥料や緩効性肥料を定期的に施すことで、花のボリュームや色合いが向上します。
■支柱の利用と適切な剪定
フェンスやパーゴラなどの支柱を利用し、ツルの流れを整えると美しい造形が実現できます。花後の初夏に、不要な枯枝や過密な枝を軽く剪定し、旧枝を残しながら株全体の形を整えることが翌年の花付きに直結します。
【庭づくりのアイディア】
・壁面ガーデン
壁やフェンスに沿ってアサオクレマチスを誘引すると、大輪の花がドラマチックなアクセントとなります。背景に低木や多年草を組み合わせると、より立体感のある美しい庭が実現します。
・アーチやパーゴラとの組み合わせ
登る構造物にクレマチスを這わせると、空間全体が華やぎます。アーチ型やパーゴラと組み合わせることで、季節ごとに異なる表情を楽しむことができます。
・コンテナガーデン
鉢植えやコンテナを利用すれば、ベランダやテラスなど限られた空間でも手軽に楽しめます。支柱を設置して適切な環境を整えると、室内外問わず美しいクレマチスが育ちます。
【まとめ】
アサオ(麻生) Aso Clematisは、旧枝咲きの特性を生かして早くから大輪の花を咲かせる魅力的な品種です。適切な環境管理と支柱の利用、そして花後のタイミングを見極めた剪定が美しい花を持続させるポイントとなります。これらの知識を活かし、自身のガーデンにアサオクレマチスを取り入れることで、庭全体が華やかに彩られ、季節ごとの変化や自然とのふれあいを存分に楽しむことができるでしょう。Happy Gardeningとともに、豊かなガーデンライフを実現してください。
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クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 旧枝咲き)
アサオ(麻生) は早咲き大輪系/パテンス系の品種で、旧枝咲きの特徴が際立つ魅力的な植物です。前年に伸びた枝からも花が咲くため、適切な手入れと剪定を行うことで、毎年美しい花を楽しむことができます。
【特徴と魅力】
・早咲きで春先から初夏にかけて、大輪の花が咲き庭に華やかさを与える
・旧枝咲きの性質により、前年に伸びた枝から花が咲き、連続した美しさを維持できる
・丈夫な茎とバランスの良い葉の配置で耐寒性があり、病害虫にも強い
・パーゴラやフェンス、壁面などとの相性が良く、ガーデンのアクセントとして活躍する
【育て方のポイント】
■生育環境の整備
日当たりと風通しが良い場所に配置することが大切です。理想は午前中は明るく、午後はやわらかい日陰ができる場所です。肥沃で水はけの良い土壌を用意し、有機質肥料や堆肥を混ぜ込むと、根付きが良くなります。
■水やりと肥料管理
春から初夏にかけ、土の表面が乾いたら十分な水を与えます。成長期には液体肥料や緩効性肥料を定期的に施すことで、花のボリュームや色合いが向上します。
■支柱の利用と適切な剪定
フェンスやパーゴラなどの支柱を利用し、ツルの流れを整えると美しい造形が実現できます。花後の初夏に、不要な枯枝や過密な枝を軽く剪定し、旧枝を残しながら株全体の形を整えることが翌年の花付きに直結します。
【庭づくりのアイディア】
・壁面ガーデン
壁やフェンスに沿ってアサオクレマチスを誘引すると、大輪の花がドラマチックなアクセントとなります。背景に低木や多年草を組み合わせると、より立体感のある美しい庭が実現します。
・アーチやパーゴラとの組み合わせ
登る構造物にクレマチスを這わせると、空間全体が華やぎます。アーチ型やパーゴラと組み合わせることで、季節ごとに異なる表情を楽しむことができます。
・コンテナガーデン
鉢植えやコンテナを利用すれば、ベランダやテラスなど限られた空間でも手軽に楽しめます。支柱を設置して適切な環境を整えると、室内外問わず美しいクレマチスが育ちます。
【まとめ】
アサオ(麻生) Aso Clematisは、旧枝咲きの特性を生かして早くから大輪の花を咲かせる魅力的な品種です。適切な環境管理と支柱の利用、そして花後のタイミングを見極めた剪定が美しい花を持続させるポイントとなります。これらの知識を活かし、自身のガーデンにアサオクレマチスを取り入れることで、庭全体が華やかに彩られ、季節ごとの変化や自然とのふれあいを存分に楽しむことができるでしょう。Happy Gardeningとともに、豊かなガーデンライフを実現してください。
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アブキ阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)⠀ピンクの花が咲きだした。2025年4月16日⠀アブキは「早咲き大輪系」「パテンス系」
アブキ(阿吹) Abuki Clematis
クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 新・旧両枝咲き)
アブキは「早咲き大輪系」「パテンス系」として知られ、伝統と現代のガーデニング技術が融合した魅力あふれる品種です。新枝と旧枝の両方から花が咲くため、剪定後でもすぐに花を楽しめ、長い期間にわたって庭を華やかに彩ります。日本の園芸市場でも高い評価を受け、人気の理由が多数あります。
【花の形状と色合い】
アブキクレマチスは、見る者を魅了する大輪の花が特徴です。
・花のサイズはおおむね8~10センチメートルと大きく、その存在感は庭全体にドラマチックな印象を与えます。
・パテンス系ならではの、しっかりと広がる花弁が重なりあい、まるで優雅なカップのようなフォルムを作り出します。
・花色は、柔らかなパステル調のピンクや淡い紫など、環境や光の加減によって微妙に変化し、四季折々の表情を楽しめる点も大きな魅力です。
【咲き方と花期の特徴】
アブキの大きな魅力は、再生性にあります。新枝と旧枝の両方から花が咲くので、以下の点でガーデナーに支持されています。
・一度の剪定後でも花が出やすく、長期間に渡って華やかな開花が持続する。
・初夏から秋にかけて、連続して咲くため、庭全体に花のムードを保ち続けることが可能。
・花が咲くタイミングにばらつきがあるため、急な手入れや休眠期も調整しやすい設計となっている。
【生育性と育成環境】
アブキはつる性の植物であり、支柱やフェンス、パーゴラを活かして育てると、その伸びやかな姿が特に映えます。
・日当たりと風通しの良い半日陰の場所を好む
・肥沃で水はけの良い土壌の中で、栄養分をしっかり吸収しながら成長する
・定期的な剪定と適切な肥料管理により、病害虫にも強く、安定した生育が期待できる
【人気の背景と評価】
アブキは、手入れのしやすさと華やかな花姿から、ガーデニング初心者から経験豊富な園芸家まで幅広い層に支持されています。日本国内の家庭庭園や商業ガーデンでは、その再現性と耐久性が高く評価され、安心して取り入れることができる品種です。また、景観にアクセントを加える存在として、ガーデンやパーゴラのデコレーションに最適です。
【まとめ】
アブキ(阿吹)クレマチスは、大輪の花と新枝・旧枝両方からの咲き方により、一年を通じて華やかな庭を実現できる品種です。豊かな花色と形状、そして育てやすい特性が、ガーデニング愛好家たちに選ばれる大きな理由となっています。これからクレマチスを取り入れる方は、ぜひアブキの魅力を実感し、季節ごとに変わる美しい花を楽しんでみてください。
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クレマチス(早咲き大輪系/パテンス系 新・旧両枝咲き)
アブキは「早咲き大輪系」「パテンス系」として知られ、伝統と現代のガーデニング技術が融合した魅力あふれる品種です。新枝と旧枝の両方から花が咲くため、剪定後でもすぐに花を楽しめ、長い期間にわたって庭を華やかに彩ります。日本の園芸市場でも高い評価を受け、人気の理由が多数あります。
【花の形状と色合い】
アブキクレマチスは、見る者を魅了する大輪の花が特徴です。
・花のサイズはおおむね8~10センチメートルと大きく、その存在感は庭全体にドラマチックな印象を与えます。
・パテンス系ならではの、しっかりと広がる花弁が重なりあい、まるで優雅なカップのようなフォルムを作り出します。
・花色は、柔らかなパステル調のピンクや淡い紫など、環境や光の加減によって微妙に変化し、四季折々の表情を楽しめる点も大きな魅力です。
【咲き方と花期の特徴】
アブキの大きな魅力は、再生性にあります。新枝と旧枝の両方から花が咲くので、以下の点でガーデナーに支持されています。
・一度の剪定後でも花が出やすく、長期間に渡って華やかな開花が持続する。
・初夏から秋にかけて、連続して咲くため、庭全体に花のムードを保ち続けることが可能。
・花が咲くタイミングにばらつきがあるため、急な手入れや休眠期も調整しやすい設計となっている。
【生育性と育成環境】
アブキはつる性の植物であり、支柱やフェンス、パーゴラを活かして育てると、その伸びやかな姿が特に映えます。
・日当たりと風通しの良い半日陰の場所を好む
・肥沃で水はけの良い土壌の中で、栄養分をしっかり吸収しながら成長する
・定期的な剪定と適切な肥料管理により、病害虫にも強く、安定した生育が期待できる
【人気の背景と評価】
アブキは、手入れのしやすさと華やかな花姿から、ガーデニング初心者から経験豊富な園芸家まで幅広い層に支持されています。日本国内の家庭庭園や商業ガーデンでは、その再現性と耐久性が高く評価され、安心して取り入れることができる品種です。また、景観にアクセントを加える存在として、ガーデンやパーゴラのデコレーションに最適です。
【まとめ】
アブキ(阿吹)クレマチスは、大輪の花と新枝・旧枝両方からの咲き方により、一年を通じて華やかな庭を実現できる品種です。豊かな花色と形状、そして育てやすい特性が、ガーデニング愛好家たちに選ばれる大きな理由となっています。これからクレマチスを取り入れる方は、ぜひアブキの魅力を実感し、季節ごとに変わる美しい花を楽しんでみてください。
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2025年04月11日
サンサン クレマチス 'Sansan' の新芽が輝く!クレマチス(ビチセラ系 新枝咲き)新芽が伸びてきた。2025年4月6日
サンサン燦燦 Clematis 'Sansan'クレマチス(ビチセラ系 新枝咲き)新芽が伸びてきた。2025年4月6日
サンサン(燦燦)クレマチス 'Sansan': 輝く花で春の庭を彩る!育て方完全ガイド
2025年4月6日、庭のサンサン(燦燦)クレマチス 'Sansan' (クレマチス 'サンサン')その鮮やかな緑は、まるで太陽の光が輝いて輝くように、これから咲く花の美しさを予感させます。 サンサンは、ビチセラ系の新枝咲きクレマチスで、明るい花色と丈夫な性質がガーデニング愛好家に愛される理由です。の特徴や魅力、初心者でも失敗しない育て方のポイント、ガーデンデザインへの活用方法を徹底解説します。 あなたの庭を輝く花で彩るヒントが注目です。
1. サンサン クレマチス 'Sansan' とは?基本情報をおさらい
サンサン クレマチス 'Sansan' は、ビチセラ系の新枝咲きクレマチスで、カラフルな花色とコンパクトなつるが特徴の園芸品種です。 名前の「燦燦(さんさん)」は、太陽が輝く様子を表し、その名の通り庭に明るいさと活気を呼びます。 ビチセラ系の特性である耐病性と繰り返し咲く性質を備え、ガーデニング初心者にも使いやすい品種です。 以下に基本情報をまとめました。
学名: クレマチス 'サンサン'
科名: キンポウゲ科
系統: ビチセラ系(新枝咲き)
本質地: 園芸品種(クレマチスは主にヨーロッパ、アジア原生)
草丈・長さ:つる長さ1.5~2.5m
開花時期:6月~9月(初夏~秋、繰り返し咲く)
花色: パープルなピンク~紫(中心に淡い模様)
特徴:新枝咲き、耐病性が強く、コンパクトでフェンスやコンテナに最適
サンサンは、カラフルな花と丈夫な性質で、フェンスやパーゴラを美しく飾るのにぴったりです。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始め、夏の花への期待が高まっています。
2. サンサン クレマチス 'Sansan' の魅力:庭に輝きをもたらす理由
サンサン クレマチス 'Sansan' が多くのガーデナーに愛される理由は、その華やかな美しさと実用性があります。ここでは、4つのポイントでその魅力をご紹介します。
2-1. 新枝開花でふと花を楽しむ
サンサンは新枝咲き(グループ3)のクレマチスで、春に伸びた新しい枝に花を咲かせます。剪定後すぐに次の花芽が育つため、初夏から秋まで繰り返し花を楽しめるのが最大の魅力です。私の庭では、夏から秋にかけてサンサンのピンク~紫の花が庭を彩り、長いシーズンの美しさを届けてくれるでしょう。
2-2. パープルで上品な花色
サンサンの花は、パープルなピンクから紫がかった色調で、中心に淡い模様がアクセント。直径6~10cmの花は、華やかさと繊細さを優先、庭にモダンで上品な印象を与えます。 和風の庭にも西洋風の庭にも調和し、どんなスタイルにもマッチする万能な花の姿です。
2-3. ビチセラ系の丈夫さと耐病性
ビチセラ系クレマチスは、病気や害虫に強く、初心者でも育てやすいことで知られています。 サンサンもその特性を受け継いで、クレマチス特有の「枯れ凋病」に強いのが特徴です。
2-4. 多用途なガーデンアクセント
サンサンの鶴はコンパクトで、フェンス、アーチ、パーゴラ、コンテナなど幅広いシーンで活躍。 低いトレリスに這わせたり、バラや宿根草と組み合わせたりすることで、庭にいる限り体感と輝きを加えます。 私の庭では、フェンス沿いに植えたサンサンが、4月6日の新芽とともに春の希望を運べました。
3. サンサン クレマチス 'Sansan' の育て方:初心者でも成功するコツ
サンサン クレマチス 'Sansan' は育てやすい品種ですが、いくつかのポイントを押さえることで、より健康に、豪華な花を咲かせられます。ここでは、植え付けから管理まで、具体的な育て方を解説します。
3-1. 植え付けのタイミングと場所
時期: 春(3~5月)または秋(9~10月)が最適。根が折れやすい涼しい時期を選びます。
場所: 日当が場所良く、風通しの良い。 半日陰でも育つが、花付きを良くするには午前日光中が重要。 私のサンサンは、フェンス沿いの明るい場所に植えて、4月6日に元気な新芽を確認できました。
土壌:水はけが良く、有機質に富んだ中性~弱アルカリ性の土壌を好む。腐葉土、堆肥、砂やパーライトを混ぜて排水性を高める。
3-2. 植え付け方法
穴掘り:根鉢の2倍相当(深さ40cm程度)の穴を掘り、底に堆肥や緩効性肥料を混ぜる。
植え付け:根元を床付けより5~10cmの深さに植える(枯れ病予防)。つるを支えるトレリスや支柱をご用意しております。
水やり:たっぷり水を与えて土を落ち着かせる。根元マルチにング(バークチップなど)をじっくりと保湿と雑草予防に効果的。
3-3. 水やり
地植え:植え付け直後は週1~2回、土が乾いたらたっぷり水やり。根が定着した後は、自然の降雨で十分。乾燥が続く場合は別途補う。
鉢植え:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで様子見。過湿は根腐れの原因なので注意。
3-4. 肥料
元肥:植え付け時に緩効性有機肥料を土に混ぜます。
追肥: 春(新芽が出る時期)と花後(7~8月)に、液体肥料を2~3週間に1回程度。リン酸を豊富に含む肥料は花付きを良くしています。私のサンサンは、春の追肥で新芽がよく伸びています。
3-5. 剪定
新枝開花(グループ3)の剪定: サンサンは新枝に花が咲くので、早春(2~3月)に地上30~50cmまで思い切って切り直します。 私の庭では、3月に剪定したサンサンが、4月6日に元気な新芽を伸ばし始めました。
花後の管理:花が終わったら、枯れた花を摘み取り、芽を軽く整える。
3-6. 病害虫対策
病気: イキ凋病がクレマチスの主な病気ですが、サンサンはビチセラ系で比較的強い。深植えと水はけの確保で予防。 カビ病には風通しを良くし、必要なら殺菌剤を。
害虫: アブラムシやハダニが発生することがあります。見つけ次第、ニームオイルや手で取り除きます。私のサンサンは、定期的なチェックで被害を極力抑えています。
3-7. 冬の管理
サンサンは耐寒性が強い(-10℃程度まで耐える)が、冷寒地では根元にマルチング(腐葉土やワラ)を施し、霜から保護。鉢植えは、軒下や室内に移動すると安心。
4. ガーデンデザインでの活用:サンサン クレマチス「Sansan」の魅力を引き出す
サンサンのコンパクトなつる性とパープルな花は、庭やベランダを華やかに演出します。以下に具体的なアイデアをご紹介します。
4-1. フェンスやアーチの装飾
サンサンをフェンスやアーチに這わせれば、ピンク~紫の花が庭とりあえず体感をプラス。 私の庭では、フェンス沿いに植えたサンサンが、4月6日の新芽とともに夏の花のカーテンを予感させます。バラやレンギョウと覚悟と、連続的な美しさが楽しめます。
4-2. コンテナガーデンで手軽に
鉢植えで育て、ベランダや玄関先に置けば、限られたスペースでもクレマチスの魅力を堪能。 低いトレリスやオベリスクに誘引すると、コンパクトな花壇に。移動が簡単なので、季節や気分で配置を変えられる。
4-3. 他の植物との調和
サンサンは、バラ、宿根草、低木と相性抜群。 ちなみに、赤いバラを背景にサンサンを前景に植えれば、色のコントラストが美しいデザインに。
4-4. パーゴラヤ壁面緑化
パーゴラに這わせれば、夏の花見を楽しむ涼しげな日陰に。 壁面に誘引すると、建物を自然と調和させる緑と花のカーテンに。 都市部の小さな庭でも、垂直空間を活用して華やかさをプラス。
5. サンサン クレマチス 'Sansan' と春の庭:輝く未来の予感
サンサンの新芽が伸びる春は、ムスカリ、レンギョウ、ユスタクレマチスなど他の春の花や植物との共演が楽しみな時期。 サンサンの明るいピンク~紫の花は、黄色いレンギョウや淡いユスタと調和し、庭に見える景色を眺める。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始めたサンサンが、夏花への期待を高めてくれました。
6. 注意点:安全に楽しむために
クレマチスは全般に軽い(毒性アルカロイド)があり、サンサンも例外ではない。 誤食すると吐き気や腹痛をどうしても可能性があるため、ペットや小さなお子さんが触らないよう注意。 ガーデニング中は手袋を着用し、剪定後は手を洗う習慣を。 植える場所は、アクセスしにくいエリアを選んで安心。
7. まとめ:サンサン クレマチス 'Sansan' で庭を輝かせよう!
サンサン(燦燦)クレマチス 'Sansan'は、ビチセラ系の新枝咲きで、紫なピンク~紫の花と丈夫な性質が魅力のつる植物。育てやすく、フェンス、アーチ、コンテナで多用途に活躍する。適切な日当たり、剪定、水やりで、初夏から秋まで輝く花を楽しめます。私の庭では、2025年4月6日に新芽が伸び始めたサンサンが、夏の庭への希望を運んでいただけました。
おまけ:私のサンサン日記
4月6日に新芽が伸び始めたサンサンの様子は、YouTubeチャンネル「@02memo04」やInstagram「@02memo2」で公開中!成長記録やガーデニングのコツをシェアしていますので、ぜひチェックしてください。
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ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
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サンサン(燦燦)クレマチス 'Sansan': 輝く花で春の庭を彩る!育て方完全ガイド
2025年4月6日、庭のサンサン(燦燦)クレマチス 'Sansan' (クレマチス 'サンサン')その鮮やかな緑は、まるで太陽の光が輝いて輝くように、これから咲く花の美しさを予感させます。 サンサンは、ビチセラ系の新枝咲きクレマチスで、明るい花色と丈夫な性質がガーデニング愛好家に愛される理由です。の特徴や魅力、初心者でも失敗しない育て方のポイント、ガーデンデザインへの活用方法を徹底解説します。 あなたの庭を輝く花で彩るヒントが注目です。
1. サンサン クレマチス 'Sansan' とは?基本情報をおさらい
サンサン クレマチス 'Sansan' は、ビチセラ系の新枝咲きクレマチスで、カラフルな花色とコンパクトなつるが特徴の園芸品種です。 名前の「燦燦(さんさん)」は、太陽が輝く様子を表し、その名の通り庭に明るいさと活気を呼びます。 ビチセラ系の特性である耐病性と繰り返し咲く性質を備え、ガーデニング初心者にも使いやすい品種です。 以下に基本情報をまとめました。
学名: クレマチス 'サンサン'
科名: キンポウゲ科
系統: ビチセラ系(新枝咲き)
本質地: 園芸品種(クレマチスは主にヨーロッパ、アジア原生)
草丈・長さ:つる長さ1.5~2.5m
開花時期:6月~9月(初夏~秋、繰り返し咲く)
花色: パープルなピンク~紫(中心に淡い模様)
特徴:新枝咲き、耐病性が強く、コンパクトでフェンスやコンテナに最適
サンサンは、カラフルな花と丈夫な性質で、フェンスやパーゴラを美しく飾るのにぴったりです。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始め、夏の花への期待が高まっています。
2. サンサン クレマチス 'Sansan' の魅力:庭に輝きをもたらす理由
サンサン クレマチス 'Sansan' が多くのガーデナーに愛される理由は、その華やかな美しさと実用性があります。ここでは、4つのポイントでその魅力をご紹介します。
2-1. 新枝開花でふと花を楽しむ
サンサンは新枝咲き(グループ3)のクレマチスで、春に伸びた新しい枝に花を咲かせます。剪定後すぐに次の花芽が育つため、初夏から秋まで繰り返し花を楽しめるのが最大の魅力です。私の庭では、夏から秋にかけてサンサンのピンク~紫の花が庭を彩り、長いシーズンの美しさを届けてくれるでしょう。
2-2. パープルで上品な花色
サンサンの花は、パープルなピンクから紫がかった色調で、中心に淡い模様がアクセント。直径6~10cmの花は、華やかさと繊細さを優先、庭にモダンで上品な印象を与えます。 和風の庭にも西洋風の庭にも調和し、どんなスタイルにもマッチする万能な花の姿です。
2-3. ビチセラ系の丈夫さと耐病性
ビチセラ系クレマチスは、病気や害虫に強く、初心者でも育てやすいことで知られています。 サンサンもその特性を受け継いで、クレマチス特有の「枯れ凋病」に強いのが特徴です。
2-4. 多用途なガーデンアクセント
サンサンの鶴はコンパクトで、フェンス、アーチ、パーゴラ、コンテナなど幅広いシーンで活躍。 低いトレリスに這わせたり、バラや宿根草と組み合わせたりすることで、庭にいる限り体感と輝きを加えます。 私の庭では、フェンス沿いに植えたサンサンが、4月6日の新芽とともに春の希望を運べました。
3. サンサン クレマチス 'Sansan' の育て方:初心者でも成功するコツ
サンサン クレマチス 'Sansan' は育てやすい品種ですが、いくつかのポイントを押さえることで、より健康に、豪華な花を咲かせられます。ここでは、植え付けから管理まで、具体的な育て方を解説します。
3-1. 植え付けのタイミングと場所
時期: 春(3~5月)または秋(9~10月)が最適。根が折れやすい涼しい時期を選びます。
場所: 日当が場所良く、風通しの良い。 半日陰でも育つが、花付きを良くするには午前日光中が重要。 私のサンサンは、フェンス沿いの明るい場所に植えて、4月6日に元気な新芽を確認できました。
土壌:水はけが良く、有機質に富んだ中性~弱アルカリ性の土壌を好む。腐葉土、堆肥、砂やパーライトを混ぜて排水性を高める。
3-2. 植え付け方法
穴掘り:根鉢の2倍相当(深さ40cm程度)の穴を掘り、底に堆肥や緩効性肥料を混ぜる。
植え付け:根元を床付けより5~10cmの深さに植える(枯れ病予防)。つるを支えるトレリスや支柱をご用意しております。
水やり:たっぷり水を与えて土を落ち着かせる。根元マルチにング(バークチップなど)をじっくりと保湿と雑草予防に効果的。
3-3. 水やり
地植え:植え付け直後は週1~2回、土が乾いたらたっぷり水やり。根が定着した後は、自然の降雨で十分。乾燥が続く場合は別途補う。
鉢植え:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで様子見。過湿は根腐れの原因なので注意。
3-4. 肥料
元肥:植え付け時に緩効性有機肥料を土に混ぜます。
追肥: 春(新芽が出る時期)と花後(7~8月)に、液体肥料を2~3週間に1回程度。リン酸を豊富に含む肥料は花付きを良くしています。私のサンサンは、春の追肥で新芽がよく伸びています。
3-5. 剪定
新枝開花(グループ3)の剪定: サンサンは新枝に花が咲くので、早春(2~3月)に地上30~50cmまで思い切って切り直します。 私の庭では、3月に剪定したサンサンが、4月6日に元気な新芽を伸ばし始めました。
花後の管理:花が終わったら、枯れた花を摘み取り、芽を軽く整える。
3-6. 病害虫対策
病気: イキ凋病がクレマチスの主な病気ですが、サンサンはビチセラ系で比較的強い。深植えと水はけの確保で予防。 カビ病には風通しを良くし、必要なら殺菌剤を。
害虫: アブラムシやハダニが発生することがあります。見つけ次第、ニームオイルや手で取り除きます。私のサンサンは、定期的なチェックで被害を極力抑えています。
3-7. 冬の管理
サンサンは耐寒性が強い(-10℃程度まで耐える)が、冷寒地では根元にマルチング(腐葉土やワラ)を施し、霜から保護。鉢植えは、軒下や室内に移動すると安心。
4. ガーデンデザインでの活用:サンサン クレマチス「Sansan」の魅力を引き出す
サンサンのコンパクトなつる性とパープルな花は、庭やベランダを華やかに演出します。以下に具体的なアイデアをご紹介します。
4-1. フェンスやアーチの装飾
サンサンをフェンスやアーチに這わせれば、ピンク~紫の花が庭とりあえず体感をプラス。 私の庭では、フェンス沿いに植えたサンサンが、4月6日の新芽とともに夏の花のカーテンを予感させます。バラやレンギョウと覚悟と、連続的な美しさが楽しめます。
4-2. コンテナガーデンで手軽に
鉢植えで育て、ベランダや玄関先に置けば、限られたスペースでもクレマチスの魅力を堪能。 低いトレリスやオベリスクに誘引すると、コンパクトな花壇に。移動が簡単なので、季節や気分で配置を変えられる。
4-3. 他の植物との調和
サンサンは、バラ、宿根草、低木と相性抜群。 ちなみに、赤いバラを背景にサンサンを前景に植えれば、色のコントラストが美しいデザインに。
4-4. パーゴラヤ壁面緑化
パーゴラに這わせれば、夏の花見を楽しむ涼しげな日陰に。 壁面に誘引すると、建物を自然と調和させる緑と花のカーテンに。 都市部の小さな庭でも、垂直空間を活用して華やかさをプラス。
5. サンサン クレマチス 'Sansan' と春の庭:輝く未来の予感
サンサンの新芽が伸びる春は、ムスカリ、レンギョウ、ユスタクレマチスなど他の春の花や植物との共演が楽しみな時期。 サンサンの明るいピンク~紫の花は、黄色いレンギョウや淡いユスタと調和し、庭に見える景色を眺める。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始めたサンサンが、夏花への期待を高めてくれました。
6. 注意点:安全に楽しむために
クレマチスは全般に軽い(毒性アルカロイド)があり、サンサンも例外ではない。 誤食すると吐き気や腹痛をどうしても可能性があるため、ペットや小さなお子さんが触らないよう注意。 ガーデニング中は手袋を着用し、剪定後は手を洗う習慣を。 植える場所は、アクセスしにくいエリアを選んで安心。
7. まとめ:サンサン クレマチス 'Sansan' で庭を輝かせよう!
サンサン(燦燦)クレマチス 'Sansan'は、ビチセラ系の新枝咲きで、紫なピンク~紫の花と丈夫な性質が魅力のつる植物。育てやすく、フェンス、アーチ、コンテナで多用途に活躍する。適切な日当たり、剪定、水やりで、初夏から秋まで輝く花を楽しめます。私の庭では、2025年4月6日に新芽が伸び始めたサンサンが、夏の庭への希望を運んでいただけました。
おまけ:私のサンサン日記
4月6日に新芽が伸び始めたサンサンの様子は、YouTubeチャンネル「@02memo04」やInstagram「@02memo2」で公開中!成長記録やガーデニングのコツをシェアしていますので、ぜひチェックしてください。
再生リスト サンサン(燦燦) Clematis 'Sansan'
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVzG5TXK1Nx-PpTbWUmGsLxi
再生リスト クレマチス
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVzQl_uk6RqNoas0fem_D3i8
#shorts
#サンサン #燦燦 #clematis'sansan'
#クレマチス #clematis
#gadening #flower #花 #ガーデニング #庭 #02memo
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posted by 02memo at 17:54| クレマチス
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新芽の輝き!ユスタ クレマチス 'Justa' ~エレガントな花と育成ポイント(ビチセラ系 新枝咲き)。新芽が伸びてきた。2025年4月6日⠀
ユスタ Clematis 'Justa'⠀(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス⠀新芽が伸びてきた。2025年4月6日⠀
ユスタ Clematis 'Justa'
(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス
ユスタ クレマチス 'Justa':春の庭を彩るエレガントな鶴花!育て方完全ガイド
2025年4月6日、庭のユスタ クレマチス 'Justa' (Clematis 'Justa')その鮮やかな緑は、まるで春の訪れを告げるメッセンジャーのようです。これから咲く美しい花を想像するだけで、心が躍ります。の特徴や魅力、初心者でも失敗しない育て方のポイント、ガーデンデザインへの活用方法を徹底解説します。 あなたの庭を華やかに彩るヒントが注目です。
1. ユスタ クレマチス 'Justa' とは?基本情報をおさらい
ユスタ クレマチス 'Justa' は、ビチセラ系の新枝咲きクレマチスで、コンパクトな株姿と美しい花が特徴のつる性植物です。 クレマチスの中でも育てやすく、フェンスやアーチを飾るのに最適。 淡いラベンダーブルーや紫がかった花は、庭に上品な雰囲気をもたらします。 以下に基本情報をまとめました。
学名: クレマチス 'ジャスタ'
科名: キンポウゲ科
系統: ビチセラ系(新枝咲き、グループ3)
本質地: 園芸品種(クレマチスは主にヨーロッパ、アジア原生)
草丈・長さ:つる長さ1~2m(コンパクトな品種)
開花時期:6月~9月(初夏~秋、繰り返し咲く)
花色: 淡イラベンダーブルー、薄紫(中心に淡い模様)
特徴:新枝咲き、耐病性が強く、コンパクトで扱いやすい
ユスタは、ビチセラ系の特徴である耐病性と繰り返し咲く性質を受け継いで、ガーデニング初心者にもおすすめ。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始め、夏の花が楽しみで仕方ありません。
2. ユスタ クレマチス 'Justa' の魅力:庭に便利な理由
ユスタ クレマチス 'Justa' が多くのガーデナーに愛される理由は、そのエレガントな美しさと実用性があります。ここでは、4つのポイントでその魅力をご紹介します。
2-1. 新枝開花でなかなか楽しめる
ユスタは新枝咲き(グループ3)のクレマチスで、春に伸びた新しい枝に花を咲かせます。剪定後すぐに次の花芽が育つため、初夏から秋まで繰り返し花を楽しめるのが最大の魅力です。私の庭では、夏から秋にかけてユスタの花が庭を彩り、長いシーズンの美しさを届けてくれます。
2-2. エレガントな花色と形
ユスタの花は、淡イラベンダーブルーや薄紫の花弁に、中心の淡い模様がアクセント。直径6~8cmの控えめなサイズながら、繊細で上品な印象を与えます。モダンな庭にも和風の庭にも調和し、どんなスタイルにも最適な万能な花の姿です。
2-3. ビチセラ系の丈夫さと耐病性
ビチセラ系クレマチスは、病気や害虫に強く、初心者でも育てやすいことで知られています。ユスタもその特性を受け継ぎ、クレマチス特有の「枯れ凋病」に強いのが特徴です。適切な管理をすれば、毎年安定して花を咲かせて頼もしい存在です。
2-4. 多用途なガーデンアクセント
ユスタのコンパクトな鶴は、フェンス、アーチ、パーゴラ、コンテナなどの幅広いシーンで活躍。 低いトレリスに這わせたり、バラや低木と組み合わせたりすることで、庭にしか見えないと考えます。 私の庭では、フェンス沿いに植えたユスタが、新芽とともに春の希望を運べました。
3. ユスタ クレマチス 'Justa' の育て方:初心者でも成功するコツ
ユスタ クレマチス 'Justa' は育てやすい品種ですが、いくつかのポイントを押さえることで、より健康に、美しい花を咲かせられます。ここでは、植え付けから管理まで、具体的な育て方を解説します。
3-1. 植え付けのタイミングと場所
時期: 春(3~5月)または秋(9~10月)が最適。根が折れやすい涼しい時期を選びます。
場所: 日当が場所良く、風通しの良い。半日陰でも育つが、花付きを良くするには午前中日光中が重要。私のユスタは、フェンス沿いの明るい場所に植えて、4月6日に新芽が元気に伸び始めました。
土壌:水はけが良く、有機質に富んだ中性~弱アルカリ性の土壌を好む。腐葉土や堆肥を混ぜ、砂やパーライトで排水性を高める。
3-2. 植え付け方法
穴掘り:根鉢の2倍相当(深さ40cm程度)の穴を掘り、底に堆肥や緩効性肥料を混ぜる。
植え付け:根元を床付けより5~10cmの深さに植える(枯れ病予防)。つるを支えるトレリスや支柱をご用意しております。
水やり:たっぷり水を与えて土を落ち着かせる。根元マルチにング(バークチップなど)をじっくりと保湿と雑草予防に効果的。
3-3. 水やり
地植え:植え付け直後は週1~2回、土が乾いたらたっぷり水やり。根が定着した後は、自然の降雨で十分。乾燥が続く場合は別途補う。
鉢植え:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで様子見。過湿は根腐れの原因なので注意。
3-4. 肥料
元肥:植え付け時に緩効性有機肥料を土に混ぜます。
追肥: 春(新芽が出る時期)と花後(7~8月)に、液体肥料を2~3週間に1回程度。リン酸を豊富に含む肥料は花付きを良くする。
3-5. 剪定
新枝咲き(グループ3)の剪定: ユスタは新枝に花が咲くので、早春(2~3月)に地上30~50cmまで思い切って切り捨てます。 私の庭では、3月に剪定したスタが、4月6日に元気な新芽を伸ばしています。
花後の管理:花が終わったら、枯れた花を摘み取り、芽を軽く整える。
3-6. 病害虫対策
病気: 萎凋病(茎が急にしおれる)がクレマチスの主な病気ですが、ユスタはビチセラ系で比較的強い。深植えと水はけの確保で予防。 カビ病には風通しをよくし、必要なら殺菌剤を。
害虫: アブラムシやハダニが発生することがあります。見つけ次第、ニームオイルや手で取り除きます。私のユスタは、定期的なチェックで被害を極力抑えています。
3-7. 冬の管理
ユスタは耐寒性が強い(-10℃程度まで耐える)が、寒冷地では根元にマルチング(腐葉土やワラ)を施し、霜から保護します。鉢植えは、軒下や室内に移動すると安心です。
4. ガーデンデザインでの活用:ユスタ クレマチス「Justa」の魅力を引き出す
ユスタのコンパクトなつる性とエレガントな花は、庭やベランダを華やかに演出します。以下に具体的なアイデアをご紹介します。
4-1. フェンスやアーチの装飾
ユスタをフェンスやアーチに這わせれば、淡いラベンダーブルーの花が庭にいるような体感をプラス。 私の庭では、フェンス沿いに植えたユスタが、新芽とともに春の希望を運び、夏には花のカーテンを楽しみます。
4-2. コンテナガーデンで手軽に
鉢植えで育て、ベランダや玄関先に置けば、限られたスペースでもクレマチスの魅力を堪能。 低いトレリスやオベリスクに誘引すると、コンパクトな花壇に。移動が簡単なので、季節や気分で配置を変えられる。
4-3. 他の植物との調和
ユスタは、バラ、宿根草、低木と相性抜群。 同じく、ピンクのバラを背景にユスタを前景に植えれば、色のコントラストが美しいデザインに。 ムスカリやヒヤシンスと、春から夏への変わりを演出。
4-4. パーゴラヤ壁面緑化
パーゴラに這わせれば、夏の花見を楽しむ涼しげな日陰に。 壁面に誘引すると、建物を自然と調和させる緑と花のカーテンに。 都市部の小さな庭でも、垂直空間を活用して華やかさをプラス。
5. ユスタ クレマチス 'Justa' と春の庭:調和の美しさ
ユスタの新芽が伸びる春は、ヒヤシンス、ムスカリ、レンギョウなど他の春の花との共演が楽しみな時期。 例えば、ユスタの淡い花色は、黄色いレンギョウの色さと調和し、庭に見える景色を選ぶ。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始めたユスタが、春の庭に新たな物語を紡ぎ始めました。 夏の花が咲くが今から待ち遠しいです。
6. 注意点:安全に楽しむために
クレマチスは全般に軽い(毒性アルカロイド)があり、ユスタも例外ではない。 誤食すると吐き気や腹痛をどうしても可能性があるため、ペットや小さなお子さんが触らないように注意。 ガーデニング中は手袋を着用し、剪定後は手を洗う習慣を。 植える場所は、アクセスしにくいエリアを選んで安心。
7. まとめ:ユスタ クレマチス 'Justa' で庭を華やかに!
ユスタ クレマチス 'Justa'は、ビチセラ系の新枝咲きで、淡いラベンダーブルーの花と丈夫な性質が魅力のつる植物。育てやすく、フェンス、アーチ、コンテナで多用途に活躍する。正しくな日当たり、剪定、水やりで、初夏から秋まで美しい花を楽しめます。私の庭では、2025年4月6日に新芽が伸び始めたユスタが、夏の花への期待を高めてくれました。あなたもユスタを受け入れて、エレガントなガーデニングを満喫しませんか?
おまけ:私のユスタ日記
4月6日に新芽が伸び始めたスタユの様子は、YouTubeチャンネル「 @02memo04」やInstagram「@02memo2」で公開中!成長記録やガーデニングのコツをシェアしていますので、ぜひチェックしてください。
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ユスタ Clematis 'Justa'
(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス
ユスタ クレマチス 'Justa':春の庭を彩るエレガントな鶴花!育て方完全ガイド
2025年4月6日、庭のユスタ クレマチス 'Justa' (Clematis 'Justa')その鮮やかな緑は、まるで春の訪れを告げるメッセンジャーのようです。これから咲く美しい花を想像するだけで、心が躍ります。の特徴や魅力、初心者でも失敗しない育て方のポイント、ガーデンデザインへの活用方法を徹底解説します。 あなたの庭を華やかに彩るヒントが注目です。
1. ユスタ クレマチス 'Justa' とは?基本情報をおさらい
ユスタ クレマチス 'Justa' は、ビチセラ系の新枝咲きクレマチスで、コンパクトな株姿と美しい花が特徴のつる性植物です。 クレマチスの中でも育てやすく、フェンスやアーチを飾るのに最適。 淡いラベンダーブルーや紫がかった花は、庭に上品な雰囲気をもたらします。 以下に基本情報をまとめました。
学名: クレマチス 'ジャスタ'
科名: キンポウゲ科
系統: ビチセラ系(新枝咲き、グループ3)
本質地: 園芸品種(クレマチスは主にヨーロッパ、アジア原生)
草丈・長さ:つる長さ1~2m(コンパクトな品種)
開花時期:6月~9月(初夏~秋、繰り返し咲く)
花色: 淡イラベンダーブルー、薄紫(中心に淡い模様)
特徴:新枝咲き、耐病性が強く、コンパクトで扱いやすい
ユスタは、ビチセラ系の特徴である耐病性と繰り返し咲く性質を受け継いで、ガーデニング初心者にもおすすめ。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始め、夏の花が楽しみで仕方ありません。
2. ユスタ クレマチス 'Justa' の魅力:庭に便利な理由
ユスタ クレマチス 'Justa' が多くのガーデナーに愛される理由は、そのエレガントな美しさと実用性があります。ここでは、4つのポイントでその魅力をご紹介します。
2-1. 新枝開花でなかなか楽しめる
ユスタは新枝咲き(グループ3)のクレマチスで、春に伸びた新しい枝に花を咲かせます。剪定後すぐに次の花芽が育つため、初夏から秋まで繰り返し花を楽しめるのが最大の魅力です。私の庭では、夏から秋にかけてユスタの花が庭を彩り、長いシーズンの美しさを届けてくれます。
2-2. エレガントな花色と形
ユスタの花は、淡イラベンダーブルーや薄紫の花弁に、中心の淡い模様がアクセント。直径6~8cmの控えめなサイズながら、繊細で上品な印象を与えます。モダンな庭にも和風の庭にも調和し、どんなスタイルにも最適な万能な花の姿です。
2-3. ビチセラ系の丈夫さと耐病性
ビチセラ系クレマチスは、病気や害虫に強く、初心者でも育てやすいことで知られています。ユスタもその特性を受け継ぎ、クレマチス特有の「枯れ凋病」に強いのが特徴です。適切な管理をすれば、毎年安定して花を咲かせて頼もしい存在です。
2-4. 多用途なガーデンアクセント
ユスタのコンパクトな鶴は、フェンス、アーチ、パーゴラ、コンテナなどの幅広いシーンで活躍。 低いトレリスに這わせたり、バラや低木と組み合わせたりすることで、庭にしか見えないと考えます。 私の庭では、フェンス沿いに植えたユスタが、新芽とともに春の希望を運べました。
3. ユスタ クレマチス 'Justa' の育て方:初心者でも成功するコツ
ユスタ クレマチス 'Justa' は育てやすい品種ですが、いくつかのポイントを押さえることで、より健康に、美しい花を咲かせられます。ここでは、植え付けから管理まで、具体的な育て方を解説します。
3-1. 植え付けのタイミングと場所
時期: 春(3~5月)または秋(9~10月)が最適。根が折れやすい涼しい時期を選びます。
場所: 日当が場所良く、風通しの良い。半日陰でも育つが、花付きを良くするには午前中日光中が重要。私のユスタは、フェンス沿いの明るい場所に植えて、4月6日に新芽が元気に伸び始めました。
土壌:水はけが良く、有機質に富んだ中性~弱アルカリ性の土壌を好む。腐葉土や堆肥を混ぜ、砂やパーライトで排水性を高める。
3-2. 植え付け方法
穴掘り:根鉢の2倍相当(深さ40cm程度)の穴を掘り、底に堆肥や緩効性肥料を混ぜる。
植え付け:根元を床付けより5~10cmの深さに植える(枯れ病予防)。つるを支えるトレリスや支柱をご用意しております。
水やり:たっぷり水を与えて土を落ち着かせる。根元マルチにング(バークチップなど)をじっくりと保湿と雑草予防に効果的。
3-3. 水やり
地植え:植え付け直後は週1~2回、土が乾いたらたっぷり水やり。根が定着した後は、自然の降雨で十分。乾燥が続く場合は別途補う。
鉢植え:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまで様子見。過湿は根腐れの原因なので注意。
3-4. 肥料
元肥:植え付け時に緩効性有機肥料を土に混ぜます。
追肥: 春(新芽が出る時期)と花後(7~8月)に、液体肥料を2~3週間に1回程度。リン酸を豊富に含む肥料は花付きを良くする。
3-5. 剪定
新枝咲き(グループ3)の剪定: ユスタは新枝に花が咲くので、早春(2~3月)に地上30~50cmまで思い切って切り捨てます。 私の庭では、3月に剪定したスタが、4月6日に元気な新芽を伸ばしています。
花後の管理:花が終わったら、枯れた花を摘み取り、芽を軽く整える。
3-6. 病害虫対策
病気: 萎凋病(茎が急にしおれる)がクレマチスの主な病気ですが、ユスタはビチセラ系で比較的強い。深植えと水はけの確保で予防。 カビ病には風通しをよくし、必要なら殺菌剤を。
害虫: アブラムシやハダニが発生することがあります。見つけ次第、ニームオイルや手で取り除きます。私のユスタは、定期的なチェックで被害を極力抑えています。
3-7. 冬の管理
ユスタは耐寒性が強い(-10℃程度まで耐える)が、寒冷地では根元にマルチング(腐葉土やワラ)を施し、霜から保護します。鉢植えは、軒下や室内に移動すると安心です。
4. ガーデンデザインでの活用:ユスタ クレマチス「Justa」の魅力を引き出す
ユスタのコンパクトなつる性とエレガントな花は、庭やベランダを華やかに演出します。以下に具体的なアイデアをご紹介します。
4-1. フェンスやアーチの装飾
ユスタをフェンスやアーチに這わせれば、淡いラベンダーブルーの花が庭にいるような体感をプラス。 私の庭では、フェンス沿いに植えたユスタが、新芽とともに春の希望を運び、夏には花のカーテンを楽しみます。
4-2. コンテナガーデンで手軽に
鉢植えで育て、ベランダや玄関先に置けば、限られたスペースでもクレマチスの魅力を堪能。 低いトレリスやオベリスクに誘引すると、コンパクトな花壇に。移動が簡単なので、季節や気分で配置を変えられる。
4-3. 他の植物との調和
ユスタは、バラ、宿根草、低木と相性抜群。 同じく、ピンクのバラを背景にユスタを前景に植えれば、色のコントラストが美しいデザインに。 ムスカリやヒヤシンスと、春から夏への変わりを演出。
4-4. パーゴラヤ壁面緑化
パーゴラに這わせれば、夏の花見を楽しむ涼しげな日陰に。 壁面に誘引すると、建物を自然と調和させる緑と花のカーテンに。 都市部の小さな庭でも、垂直空間を活用して華やかさをプラス。
5. ユスタ クレマチス 'Justa' と春の庭:調和の美しさ
ユスタの新芽が伸びる春は、ヒヤシンス、ムスカリ、レンギョウなど他の春の花との共演が楽しみな時期。 例えば、ユスタの淡い花色は、黄色いレンギョウの色さと調和し、庭に見える景色を選ぶ。 私の庭では、4月6日に新芽が伸び始めたユスタが、春の庭に新たな物語を紡ぎ始めました。 夏の花が咲くが今から待ち遠しいです。
6. 注意点:安全に楽しむために
クレマチスは全般に軽い(毒性アルカロイド)があり、ユスタも例外ではない。 誤食すると吐き気や腹痛をどうしても可能性があるため、ペットや小さなお子さんが触らないように注意。 ガーデニング中は手袋を着用し、剪定後は手を洗う習慣を。 植える場所は、アクセスしにくいエリアを選んで安心。
7. まとめ:ユスタ クレマチス 'Justa' で庭を華やかに!
ユスタ クレマチス 'Justa'は、ビチセラ系の新枝咲きで、淡いラベンダーブルーの花と丈夫な性質が魅力のつる植物。育てやすく、フェンス、アーチ、コンテナで多用途に活躍する。正しくな日当たり、剪定、水やりで、初夏から秋まで美しい花を楽しめます。私の庭では、2025年4月6日に新芽が伸び始めたユスタが、夏の花への期待を高めてくれました。あなたもユスタを受け入れて、エレガントなガーデニングを満喫しませんか?
おまけ:私のユスタ日記
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posted by 02memo at 17:40| クレマチス
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2025年04月09日
明るい春の日差しとともに―2025年4月4日、アンドロメダが芽吹く andromeda⠀クレマチス⠀新芽が伸びてきた。
アンドロメダ andromeda
クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)
クレマチス 'アンドロメダ' 育て方|華やかな大輪バイカラーを楽しむ秘訣!剪定方法も解説
庭でひときわ目を引く、白地に鮮やかなピンクの筋が入る大輪の花… まるで芸術品のような美しさを持つクレマチス 'アンドロメダ'。その独特な花姿と美しい色彩は、多くのガーデナーを魅了し続けています。春の訪れとともに新しいツルを伸ばし始め、これから訪れる開花期への期待感を高めてくれる、そんな存在ではないでしょうか。
クレマチスの中でも特に人気の高い品種の一つである 'アンドロメダ' は、その華やかさだけでなく、比較的育てやすい性質も持ち合わせています。しかし、「剪定方法がよくわからない」「どんな系統なの?」といった疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんなクレマチス 'アンドロメダ'の基本情報から、心惹かれる魅力、そして初心者の方でも安心して育てられる詳しい方法、さらには少し分かりにくい「剪定」のポイントまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、'アンドロメダ' の美しさを最大限に引き出し、毎年たくさんの花を楽しむための秘訣がきっと見つかるはずです。さあ、二色のコントラストが美しい、'アンドロメダ' の世界を一緒に探求しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、'アンドロメダ' の生育記録や管理方法もブログやSNSで発信しています。
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1. 二色の競演! クレマチス 'アンドロメダ' とは?
まずは、'アンドロメダ' がどのようなクレマチスなのか、そのプロフィールと特徴を詳しく見ていきましょう。
学名: Clematis 'Andromeda'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系。パテンス系やフロリダ系に分類されることもありますが、育て方としては**「新旧両枝咲き」**として扱うのが一般的です。(詳細は剪定のセクションで解説します)
作出: イギリス / Ken Pyne氏
名前の由来: はっきりとした由来は不明ですが、ギリシャ神話に登場する美しい王女アンドロメダを連想させる、華やかで美しい花姿から名付けられたのかもしれません。
花の魅力:
花色: 白地に濃いピンク~赤紫色の鮮やかな筋(ストライプ)が入る、美しいバイカラー(二色咲き)。中心のしべも色が濃く、全体のアクセントになっています。
花形:
一番花(春咲き): 豪華な半八重咲き~八重咲きになることが多いです。花弁が波打つように咲き、非常に華やかです。
二番花(秋咲き): シンプルな一重咲きになることが多いですが、その分、色のコントラストが際立ちます。
花径: 12cm~15cm程度と、クレマチスの中でも大輪の部類に入ります。
咲き方: 横向き~やや上向きに咲くため、花の美しさを鑑賞しやすいです。
開花期: 主に**春(5月~6月頃)と秋(9月~10月頃)**の二期咲き。適切な剪定を行うことで、返り咲き性が高まります。
香り: ほとんどありません。
樹高(ツルの長さ): 2m~3m程度に成長します。
2. なぜ人気? 'アンドロメダ' が選ばれる理由
数あるクレマチスの中でも、'アンドロメダ' が多くのガーデナーに愛され、人気品種であり続けるのには理由があります。
魅力1:息をのむほど美しい、華麗なるバイカラー
白とピンク(赤紫)の鮮やかなコントラストは、他に類を見ないほどの美しさです。特に春に咲く半八重~八重の花は、まるでドレスのフリルのように豪華で、庭の中で圧倒的な存在感を放ちます。一輪だけでも主役級の美しさです。
魅力2:春と秋、二度訪れる開花の喜び
返り咲き性が強く、適切な管理(特に花後の剪定)を行えば、春だけでなく秋にも美しい花を楽しませてくれます。開花期間が長いのは、ガーデナーにとって大きな魅力です。一番花と二番花で花の形が変わるのも、変化があって面白い点です。
魅力3:見た目の華やかさとは裏腹に、比較的育てやすい!
クレマチスの中には栽培が難しい品種もありますが、'アンドロメダ' は比較的丈夫で、病害虫にも強く、育てやすい品種とされています。基本的な育て方のポイントを押さえれば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:様々なシーンで活躍する適応力
フェンスやトレリス、オベリスク、アーチなど、様々な構造物に誘引して楽しむことができます。鉢植えでも育てられるため、ベランダガーデンなど限られたスペースにも取り入れることが可能です。
3. クレマチス 'アンドロメダ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アンドロメダ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。ポット苗であれば、真夏と真冬を除き、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢(ポットから抜いた土と根の塊)より一回り~二回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢の肩の部分の土を軽く落とす程度で、根をあまりいじらないようにします。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。(深植えのメリットは前回の記事参照)
植え付けたら、オベリスクやトレリスなどの支柱を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに与え、特に開花期や夏場は水切れに注意しましょう。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。水やりの基本は「乾いたら、たっぷり」のメリハリです。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に開花期が長く、繰り返し咲く'アンドロメダ'のような品種は、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守り、特に液体肥料は薄めから試すのが安全です。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自ら絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。後から解くのは非常に困難です。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルはしなやかですが、急に曲げたり、無理な方向に引っ張ったりすると簡単に折れてしまうので、くれぐれも優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アンドロメダ' は比較的丈夫ですが、病害虫が全く発生しないわけではありません。
主な病気:
立ち枯れ病: クレマチスに最も多い病気。元気だった株が突然、地上部全体または一部のツルがしおれて枯れてしまいます。地際の茎が病原菌に侵されることが原因とされます。発生したら回復は難しく、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。 深植えが予防になると言われています。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
主な害虫:
アブラムシ: 新芽や蕾に群生します。
ナメクジ・カタツムリ: 夜間に新芽や花弁を食べます。
ヨトウムシ: 幼虫が葉を食べます。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生し、葉を白っぽくします。
対策と予防:
風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。
適切な水やり(過湿にしない)。
株元のマルチング(泥はね防止、地温安定)。
早期発見・早期対処(病気の葉の除去、害虫の捕殺、症状に応じた薬剤散布)。
ハサミなどの器具の消毒を心がけ、病気の感染拡大を防ぎます。
4. 【重要】'アンドロメダ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイント
クレマチスの剪定は系統によって異なり、初心者の方が最も戸惑う点かもしれません。'アンドロメダ' は**「新旧両枝咲き」で「弱剪定」**が基本となります。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。'アンドロメダ' の場合、主に春に旧枝から伸びた短い枝に半八重~八重の花(一番花)が咲き、花後に剪定すると、夏以降に新しく伸びた枝に一重の花(二番花)が咲きます。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で両方の花を楽しむ!
新旧両方の枝から咲く可能性があるので、冬にバッサリと強く切り詰める(強剪定)のではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが一般的です。
4.3. 花後の剪定:二番花を促すために
時期: 春の一番花が咲き終わった後(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
株全体の半分程度の高さまで切り戻すこともあります。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸び、夏~秋に二番花を咲かせます。
枯れた枝や細すぎる枝などもあれば、この時に整理します。
4.4. 冬の剪定:株を整え、春の準備をする
時期: 休眠期の冬(2月頃)。
方法:
枯れている枝、細くて弱々しい枝、混み合っている枝などを付け根から切り取ります。
残した充実したツル(前年に伸びたもの)の先端部分を、全体の長さの1/4~1/3程度軽く切り戻します。 または、ツルの先端から数えて数節、芽の動きを確認しながら良い芽の上で切ります。
これにより、株全体が整理され、春からの新しい芽の発生が促されます。
4.5. もし冬に「強剪定」したら?
'アンドロメダ' は新枝咲きの性質も持つため、間違って冬に強く切り戻しても(新枝咲きタイプのように地際近くで切っても)、枯れてしまうことはほとんどありません。ただし、その場合、春の旧枝からの開花(豪華な半八重~八重の花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に一重の花が咲くことになります。毎年豪華な一番花を楽しみたい場合は、冬は弱剪定にとどめるのがおすすめです。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
株が古くなってきたり、下の方の枝が枯れ上がって花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際近くまで強剪定することで、株をリフレッシュさせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効な方法です。
5. 'アンドロメダ' をもっと楽しむアイデア:組み合わせや飾り方
華やかな 'アンドロメダ' は、様々な方法で楽しむことができます。
5.1. バラとの美しい共演: 特にピンク系や白系のつるバラと組み合わせると、非常にエレガントでロマンティックな景観を作り出せます。ただし、クレマチスがバラに絡みつきすぎないように、植え付け距離や誘引に注意が必要です。
5.2. オベリスクやトレリスで立体的に: 大輪の花を活かして、オベリスクやトレリスに絡ませると、庭のフォーカルポイントになります。上向きに咲くので、下から見上げるような仕立ても美しいです。
5.3. 鉢植えでコンパクトに: 大きめの鉢(8号~10号程度)であれば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダやテラスでも楽しめますが、水切れや夏の高温、根詰まりには特に注意が必要です。
5.4. 優雅な切り花として: 花持ちはそれほど長くありませんが、開花直後の美しい花を切り花として飾るのも素敵です。大輪なので、一輪挿しでも十分に存在感があります。
6. まとめ:華麗なる二色咲きクレマチス 'アンドロメダ' を育てよう!
今回は、クレマチスの人気品種 'アンドロメダ' について、その魅力的な特徴から、少し複雑な剪定方法を含めた詳しい育て方まで解説しました。
アンドロメダは、白地にピンクの筋が入る、華やかな大輪バイカラーの花が魅力。
主に春と秋に咲く二期咲きで、一番花は半八重~八重、二番花は一重になることが多い。
新旧両枝咲きタイプで、剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻す。
比較的丈夫で育てやすいが、株元の日よけと適切な水やりが大切。
育て方の基本(深植え、水やり、肥料、誘引、病害虫対策)を押さえれば、初心者でも美しい花を楽しめる。
その名の通り、神話の王女のような気品と美しさを備えたクレマチス 'アンドロメダ'。適切な手入れをしてあげることで、毎年、息をのむような素晴らしい花を見せてくれるはずです。
ぜひ、あなたの庭やベランダにも 'アンドロメダ' を迎え入れ、その華麗なる二色の競演を楽しんでみませんか?
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クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)
クレマチス 'アンドロメダ' 育て方|華やかな大輪バイカラーを楽しむ秘訣!剪定方法も解説
庭でひときわ目を引く、白地に鮮やかなピンクの筋が入る大輪の花… まるで芸術品のような美しさを持つクレマチス 'アンドロメダ'。その独特な花姿と美しい色彩は、多くのガーデナーを魅了し続けています。春の訪れとともに新しいツルを伸ばし始め、これから訪れる開花期への期待感を高めてくれる、そんな存在ではないでしょうか。
クレマチスの中でも特に人気の高い品種の一つである 'アンドロメダ' は、その華やかさだけでなく、比較的育てやすい性質も持ち合わせています。しかし、「剪定方法がよくわからない」「どんな系統なの?」といった疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんなクレマチス 'アンドロメダ'の基本情報から、心惹かれる魅力、そして初心者の方でも安心して育てられる詳しい方法、さらには少し分かりにくい「剪定」のポイントまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、'アンドロメダ' の美しさを最大限に引き出し、毎年たくさんの花を楽しむための秘訣がきっと見つかるはずです。さあ、二色のコントラストが美しい、'アンドロメダ' の世界を一緒に探求しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、'アンドロメダ' の生育記録や管理方法もブログやSNSで発信しています。
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1. 二色の競演! クレマチス 'アンドロメダ' とは?
まずは、'アンドロメダ' がどのようなクレマチスなのか、そのプロフィールと特徴を詳しく見ていきましょう。
学名: Clematis 'Andromeda'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系。パテンス系やフロリダ系に分類されることもありますが、育て方としては**「新旧両枝咲き」**として扱うのが一般的です。(詳細は剪定のセクションで解説します)
作出: イギリス / Ken Pyne氏
名前の由来: はっきりとした由来は不明ですが、ギリシャ神話に登場する美しい王女アンドロメダを連想させる、華やかで美しい花姿から名付けられたのかもしれません。
花の魅力:
花色: 白地に濃いピンク~赤紫色の鮮やかな筋(ストライプ)が入る、美しいバイカラー(二色咲き)。中心のしべも色が濃く、全体のアクセントになっています。
花形:
一番花(春咲き): 豪華な半八重咲き~八重咲きになることが多いです。花弁が波打つように咲き、非常に華やかです。
二番花(秋咲き): シンプルな一重咲きになることが多いですが、その分、色のコントラストが際立ちます。
花径: 12cm~15cm程度と、クレマチスの中でも大輪の部類に入ります。
咲き方: 横向き~やや上向きに咲くため、花の美しさを鑑賞しやすいです。
開花期: 主に**春(5月~6月頃)と秋(9月~10月頃)**の二期咲き。適切な剪定を行うことで、返り咲き性が高まります。
香り: ほとんどありません。
樹高(ツルの長さ): 2m~3m程度に成長します。
2. なぜ人気? 'アンドロメダ' が選ばれる理由
数あるクレマチスの中でも、'アンドロメダ' が多くのガーデナーに愛され、人気品種であり続けるのには理由があります。
魅力1:息をのむほど美しい、華麗なるバイカラー
白とピンク(赤紫)の鮮やかなコントラストは、他に類を見ないほどの美しさです。特に春に咲く半八重~八重の花は、まるでドレスのフリルのように豪華で、庭の中で圧倒的な存在感を放ちます。一輪だけでも主役級の美しさです。
魅力2:春と秋、二度訪れる開花の喜び
返り咲き性が強く、適切な管理(特に花後の剪定)を行えば、春だけでなく秋にも美しい花を楽しませてくれます。開花期間が長いのは、ガーデナーにとって大きな魅力です。一番花と二番花で花の形が変わるのも、変化があって面白い点です。
魅力3:見た目の華やかさとは裏腹に、比較的育てやすい!
クレマチスの中には栽培が難しい品種もありますが、'アンドロメダ' は比較的丈夫で、病害虫にも強く、育てやすい品種とされています。基本的な育て方のポイントを押さえれば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:様々なシーンで活躍する適応力
フェンスやトレリス、オベリスク、アーチなど、様々な構造物に誘引して楽しむことができます。鉢植えでも育てられるため、ベランダガーデンなど限られたスペースにも取り入れることが可能です。
3. クレマチス 'アンドロメダ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アンドロメダ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。ポット苗であれば、真夏と真冬を除き、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢(ポットから抜いた土と根の塊)より一回り~二回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢の肩の部分の土を軽く落とす程度で、根をあまりいじらないようにします。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。(深植えのメリットは前回の記事参照)
植え付けたら、オベリスクやトレリスなどの支柱を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに与え、特に開花期や夏場は水切れに注意しましょう。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。水やりの基本は「乾いたら、たっぷり」のメリハリです。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に開花期が長く、繰り返し咲く'アンドロメダ'のような品種は、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守り、特に液体肥料は薄めから試すのが安全です。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自ら絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。後から解くのは非常に困難です。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルはしなやかですが、急に曲げたり、無理な方向に引っ張ったりすると簡単に折れてしまうので、くれぐれも優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アンドロメダ' は比較的丈夫ですが、病害虫が全く発生しないわけではありません。
主な病気:
立ち枯れ病: クレマチスに最も多い病気。元気だった株が突然、地上部全体または一部のツルがしおれて枯れてしまいます。地際の茎が病原菌に侵されることが原因とされます。発生したら回復は難しく、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。 深植えが予防になると言われています。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
主な害虫:
アブラムシ: 新芽や蕾に群生します。
ナメクジ・カタツムリ: 夜間に新芽や花弁を食べます。
ヨトウムシ: 幼虫が葉を食べます。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生し、葉を白っぽくします。
対策と予防:
風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。
適切な水やり(過湿にしない)。
株元のマルチング(泥はね防止、地温安定)。
早期発見・早期対処(病気の葉の除去、害虫の捕殺、症状に応じた薬剤散布)。
ハサミなどの器具の消毒を心がけ、病気の感染拡大を防ぎます。
4. 【重要】'アンドロメダ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイント
クレマチスの剪定は系統によって異なり、初心者の方が最も戸惑う点かもしれません。'アンドロメダ' は**「新旧両枝咲き」で「弱剪定」**が基本となります。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。'アンドロメダ' の場合、主に春に旧枝から伸びた短い枝に半八重~八重の花(一番花)が咲き、花後に剪定すると、夏以降に新しく伸びた枝に一重の花(二番花)が咲きます。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で両方の花を楽しむ!
新旧両方の枝から咲く可能性があるので、冬にバッサリと強く切り詰める(強剪定)のではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが一般的です。
4.3. 花後の剪定:二番花を促すために
時期: 春の一番花が咲き終わった後(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
株全体の半分程度の高さまで切り戻すこともあります。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸び、夏~秋に二番花を咲かせます。
枯れた枝や細すぎる枝などもあれば、この時に整理します。
4.4. 冬の剪定:株を整え、春の準備をする
時期: 休眠期の冬(2月頃)。
方法:
枯れている枝、細くて弱々しい枝、混み合っている枝などを付け根から切り取ります。
残した充実したツル(前年に伸びたもの)の先端部分を、全体の長さの1/4~1/3程度軽く切り戻します。 または、ツルの先端から数えて数節、芽の動きを確認しながら良い芽の上で切ります。
これにより、株全体が整理され、春からの新しい芽の発生が促されます。
4.5. もし冬に「強剪定」したら?
'アンドロメダ' は新枝咲きの性質も持つため、間違って冬に強く切り戻しても(新枝咲きタイプのように地際近くで切っても)、枯れてしまうことはほとんどありません。ただし、その場合、春の旧枝からの開花(豪華な半八重~八重の花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に一重の花が咲くことになります。毎年豪華な一番花を楽しみたい場合は、冬は弱剪定にとどめるのがおすすめです。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
株が古くなってきたり、下の方の枝が枯れ上がって花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際近くまで強剪定することで、株をリフレッシュさせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効な方法です。
5. 'アンドロメダ' をもっと楽しむアイデア:組み合わせや飾り方
華やかな 'アンドロメダ' は、様々な方法で楽しむことができます。
5.1. バラとの美しい共演: 特にピンク系や白系のつるバラと組み合わせると、非常にエレガントでロマンティックな景観を作り出せます。ただし、クレマチスがバラに絡みつきすぎないように、植え付け距離や誘引に注意が必要です。
5.2. オベリスクやトレリスで立体的に: 大輪の花を活かして、オベリスクやトレリスに絡ませると、庭のフォーカルポイントになります。上向きに咲くので、下から見上げるような仕立ても美しいです。
5.3. 鉢植えでコンパクトに: 大きめの鉢(8号~10号程度)であれば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダやテラスでも楽しめますが、水切れや夏の高温、根詰まりには特に注意が必要です。
5.4. 優雅な切り花として: 花持ちはそれほど長くありませんが、開花直後の美しい花を切り花として飾るのも素敵です。大輪なので、一輪挿しでも十分に存在感があります。
6. まとめ:華麗なる二色咲きクレマチス 'アンドロメダ' を育てよう!
今回は、クレマチスの人気品種 'アンドロメダ' について、その魅力的な特徴から、少し複雑な剪定方法を含めた詳しい育て方まで解説しました。
アンドロメダは、白地にピンクの筋が入る、華やかな大輪バイカラーの花が魅力。
主に春と秋に咲く二期咲きで、一番花は半八重~八重、二番花は一重になることが多い。
新旧両枝咲きタイプで、剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻す。
比較的丈夫で育てやすいが、株元の日よけと適切な水やりが大切。
育て方の基本(深植え、水やり、肥料、誘引、病害虫対策)を押さえれば、初心者でも美しい花を楽しめる。
その名の通り、神話の王女のような気品と美しさを備えたクレマチス 'アンドロメダ'。適切な手入れをしてあげることで、毎年、息をのむような素晴らしい花を見せてくれるはずです。
ぜひ、あなたの庭やベランダにも 'アンドロメダ' を迎え入れ、その華麗なる二色の競演を楽しんでみませんか?
[02memo]では、'アンドロメダ' の成長記録や、他のクレマチスの情報も発信しています。ぜひ、ブログやSNS、YouTubeもチェックしてみてくださいね!
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posted by 02memo at 21:46| クレマチス
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2025年04月06日
プリンセス・ダイアナで創るドラマチックな庭 ― テキセンシス系クレマチスの魅力 Princess Diana⠀枝が一気に伸びてきた。2025年4月4日
プリンセス・ダイアナ Princess Diana⠀枝が一気に伸びてきた。2025年4月4日⠀プリンセス・ダイアナ(テキセンシス系 新枝咲き)。
クレマチス 'プリンセス・ダイアナ' 育て方ガイド:鮮烈な赤花を咲かせる秘訣!剪定から誘引まで
「プリンセス・ダイアナ Princess Diana 枝が一気に伸びてきた。2025年4月4日」
春の暖かな日差しを受けて、クレマチス 'プリンセス・ダイアナ' のツルが、まさにその名の通り、王女のような勢いでぐんぐんと伸び始めています! 地際から顔を出した新しい芽は、日に日に緑を濃くし、フェンスやオベリスクに絡みつきながら、空へ向かってその手を伸ばしているかのようです。この力強い成長ぶりを見ていると、初夏から秋にかけて咲き誇る、あの鮮烈なスカーレットレッドのチューリップ咲きの花への期待感が否応なく高まりますね。
英国のダイアナ元妃に捧げられたとされるこのクレマチスは、その美しい名前と愛らしい花姿だけでなく、驚くほどの強健さと育てやすさで、世界中のガーデナーから絶大な人気を集めています。特に、つるバラとの相性も良く、庭を華やかに彩る組み合わせとしても定番です。
「プリンセス・ダイアナって、どんな特徴があるの?」
「新枝咲き・強剪定って、具体的にどうすればいい?」
「つるバラと一緒に植えているけど、管理の注意点は?」
この記事では、そんなクレマチス 'プリンセス・ダイアナ'に関するあらゆる疑問にお答えします! 基本情報から、その魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そしてこの品種の管理で最も重要な「剪定」の方法、さらにはつるバラとの上手な付き合い方まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたもプリンセス・ダイアナの魅力を最大限に引き出し、毎年たくさんの鮮やかな花を咲かせるための秘訣をマスターできるはずです。さあ、鮮烈な赤いチューリップと共に、庭をドラマチックに演出しましょう!
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1. 鮮烈なチューリップ咲き:クレマチス 'プリンセス・ダイアナ'とは?
まずは、この魅力的なクレマチスの基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Princess Diana'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: テキセンシス系 (texensis group)
アメリカ・テキサス州原産の原種Clematis texensisを片親とする交配種群。原種の特徴であるチューリップのような独特の花形と、耐暑性を受け継いでいる品種が多いのが特徴です。
作出: 1984年 / イギリス / Barry Fretwell氏
名前の由来: イギリスのダイアナ元皇太子妃にちなんで名付けられました。その名にふさわしい、気品と愛らしさを兼ね備えています。
花の魅力:
花色: 鮮やかなスカーレットレッド。濃いピンクや明るい赤とも表現される、非常に目を引く美しい色合いです。
花形: チューリップ咲き。やや細長いベル型で、花弁の先端が少し外側に反り返る姿が非常に愛らしいです。花弁には厚みがあります。
咲き方: 横向き~やや上向きに咲くため、花がよく見えます。
花径: 5~7cm程度の中輪サイズ。
開花期と咲き方:
開花期: 主に初夏~秋(6月~10月頃)と、比較的長く楽しめます。
咲き方: 新枝咲き。その年に地際や低い位置から新しく伸びたツルに花を咲かせます。
性質: 多花性で、次から次へと花をつけます。返り咲き性も強く、花後に剪定することで秋まで繰り返し咲きます。
2. プリンセス・ダイアナが愛される理由:その魅力に迫る!
なぜ'プリンセス・ダイアナ'はこれほどまでに人気が高いのでしょうか? その秘密を探ります。
魅力1:忘れられない! 鮮烈で美しい花色
数あるクレマチスの中でも、このクリアで鮮やかなスカーレットレッドは特筆すべき美しさです。庭の中でパッと目を引き、明るく華やかな雰囲気をもたらしてくれます。他の植物との組み合わせでも、素晴らしいアクセントになります。
魅力2:誰もが好きになる、愛らしいチューリップ咲き
クレマチスといえば大輪のイメージがあるかもしれませんが、この'プリンセス・ダイアナ'のチューリップ咲きは、控えめながらも非常にユニークで可愛らしい魅力があります。風に揺れる姿は、まるで赤い小さなベルのようです。
魅力3:とにかく強健! 初心者にもおすすめの育てやすさ
テキセンシス系の特徴を受け継ぎ、病害虫に強く、耐寒性・耐暑性にも優れています。 生育も旺盛で、ぐんぐんとツルを伸ばします。クレマチス栽培が初めてという方にも、安心しておすすめできる丈夫な品種です。
魅力4:長く楽しめる! 抜群の開花期間と返り咲き性
新枝咲きで、花後の剪定によって繰り返し開花するため、初夏から秋まで、長期間にわたって花を楽しむことができます。庭を長く彩ってくれるのは嬉しいポイントです。
魅力5:他の植物、特にバラとの相性が抜群!
開花期がバラと重なることも多く、つるバラの足元やフェンス、アーチなどで一緒に咲かせると、お互いを引き立て合い、非常に美しい景観を作り出します。鮮やかな赤色が、様々な色のバラとよく合います。
3. クレマチス 'プリンセス・ダイアナ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'プリンセス・ダイアナ'を元気に育て、たくさんの花を咲かせるための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」がポイント!
クレマチス栽培の第一歩、植え付けにはいくつかの重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。日照時間が足りないと、花付きが悪くなったり、ツルの伸びが悪くなったりします。最低でも半日以上は日が当たる場所を選びましょう。
風通し: 風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなります。壁際などに植える場合も、空気がこもらない場所を選びます。
株元の保護: クレマチスは、株元(根元)に直射日光が当たって地温が上がりすぎるのを嫌います。 「頭は日光に、足元は日陰に」が理想です。株元にマルチング(バークチップや腐葉土など)をしたり、背の低い草花(宿根草など)を植えたりして、株元を保護してあげましょう。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さともに30~40cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。水はけが悪い場合は、パーライトや川砂も混ぜます。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土や鹿沼土を混ぜて水はけを良くしたものを使います。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。
【クレマチスの基本】植え付け方法:1~2節「深植え」にする!
根鉢より一回り大きい植え穴を掘ります。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、1~2節分(節と節の間が土に埋まるように)深く植え付けます。 これがクレマチス特有の「深植え」です。
深植えのメリット:
地中に埋まった節から新しい根や芽が出やすくなり、株立ちが良くなる。
立ち枯れ病が発生した場合でも、地中の芽から再生する可能性が高まる。
地温の上昇や乾燥から株元を守る。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、ツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与えます。
3.2. 水やり:乾燥は苦手、でも過湿も注意!
基本: 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える。
頻度:
生育期(春~秋): 特にツルがぐんぐん伸びる時期や開花期は、水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。
夏場: 高温で乾燥しやすいですが、水のやりすぎは蒸れや根腐れの原因にもなります。朝や夕方の涼しい時間帯に与えるのがおすすめです。
冬場(休眠期): 地上部が枯れている時期は、水やりの頻度を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度で十分です。鉢植えの場合も、乾燥気味に管理します。
与え方: 株元にたっぷりと与えます。
3.3. 肥料:生育旺盛な時期は、肥料切れに注意!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に生育旺盛な'プリンセス・ダイアナ'は、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが、たくさんの花を咲かせるための鍵となります。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~梅雨前): 生育が最も旺盛になる時期です。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定通りに薄めた液体肥料を水やり代わりに与えます。リン酸(P)やカリウム(K)が多く含まれたものが花付きを良くします。
夏(開花後): 花後のお礼肥として、緩効性肥料を少量与えます。真夏の暑い時期は、生育が鈍ることもあるため、肥料は控えめにするか、薄めの液体肥料を少量与える程度にします。
秋(返り咲き後~休眠前): 秋にも花が咲いた場合は、花後に緩効性肥料を少量与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:こまめな作業で美しい姿に!
まさに今、「枝が一気に伸びてきた」この時期に最も重要な作業が誘引です。
重要性: クレマチスのツルは細く、自力で支柱に絡みつく力は弱いため、誘引しないと地面を這ったり、他の植物に絡みついたりしてしまいます。また、ツル同士が絡み合うと、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。早めに、こまめに誘引することが、美しい姿を保ち、健全に育てるために不可欠です。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたら、できるだけ早めに誘引を開始し、**定期的に(数日に1回程度)**伸びたツルを誘引し直します。
方法:
オベリスク、フェンス、トレリス、アーチなど、あらかじめ設置した支柱にツルを導きます。
麻ひも、ビニールタイ、専用の誘引クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ややゆとりを持たせて固定します。きつく縛りすぎないように注意しましょう。
ツルが重ならないように、バランス良く配置します。上下左右に広げるように意識すると良いでしょう。
できるだけ水平方向や斜め方向に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルは非常に折れやすいので、無理に曲げず、優しく丁寧に扱いましょう。特に、新芽の先端は柔らかいので注意が必要です。
3.5. 病害虫対策:丈夫でも油断せずチェック!
'プリンセス・ダイアナ'は比較的病害虫に強い品種ですが、環境によっては発生することもあります。
主な病気:
立ち枯れ病: クレマチス特有の病気で、元気だった株が突然しおれて枯れてしまいます。原因は完全には解明されていません。発生したら、残念ですが回復は難しく、地際からバッサリと切り戻して様子を見るしかありません。深植えが予防に繋がると言われています。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
主な害虫:
アブラムシ: 新芽やつぼみに群生します。
ナメクジ・カタツムリ: 夜間に新芽や花を食べます。
ヨトウムシ: 幼虫が葉を食べます。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生し、葉色が悪くなります。
対策と予防:
風通しを良くする: 適切な誘引、混み合った葉の整理。
株元を清潔に保つ: 枯れ葉などを取り除く。
早期発見・早期対処: 定期的な観察が最も重要です。病気の葉は取り除き、害虫は捕殺するか、必要に応じて適切な薬剤を使用します。薬剤を使用する場合は、クレマチスに使用可能か確認し、用法用量を守りましょう。
4. 【最重要】剪定方法:新枝咲き・強剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'プリンセス・ダイアナ'の育て方で、最も特徴的で重要なのが剪定です。この品種は**「新枝咲き・強剪定」**タイプに分類され、その管理は非常にシンプルで分かりやすいのが利点です。
4.1. なぜ剪定が必要なの?
花付きを良くするため。
古い枝を整理し、新しい元気な枝の発生を促すため(株の若返り)。
株の大きさをコントロールし、管理しやすくするため。
風通しを良くし、病害虫の発生を抑えるため。
4.2. 「新枝咲き」とは?
その年に**地際や低い位置から新しく伸びた枝(新枝)**に花を咲かせるタイプのことです。前年の古い枝(旧枝)に花が咲く「旧枝咲き」とは異なり、冬に古い枝を残しておく必要がありません。
4.3. 冬の剪定:思い切ってバッサリ!「強剪定」
時期: 地上部が枯れて休眠に入る冬(12月~2月頃)に行います。
方法: 地上部を、地際から1~2節(高さ5cm~15cm程度)残して、全てのツルをバッサリと切り戻します。 まるで何もなくなってしまうように見えますが、心配ありません。春になると、地中や残した節から新しいツルが勢いよく伸びてきて、そのツルに花が咲きます。これが「強剪定」です。
メリット: どこで切るか悩む必要がなく、非常に簡単で分かりやすいです。初心者の方でも失敗がありません。
4.4. 花後の剪定:返り咲きを促すための「強剪定」
'プリンセス・ダイアナ'は返り咲き性が強いため、花後に剪定することで、夏から秋にかけて再び花を楽しむことができます。
時期: 春~初夏の一番花がだいたい咲き終わった頃(6月下旬~7月頃)。
方法: 冬の剪定と同様に、株全体の半分~1/3程度の高さまで、あるいは地際から数節残して、強く切り戻します。 これにより、再び新しいツルが伸びて、その先に花をつけます。
ポイント: あまり遅い時期(8月以降)に強く切り戻すと、秋の開花が間に合わなくなることがあります。また、夏の暑い時期に株が弱っている場合は、無理に強剪定せず、花がらを切る程度にとどめても良いでしょう。
4.5. 「強剪定」タイプのメリットまとめ
剪定位置に悩む必要がなく、初心者でも簡単。
冬に地上部がスッキリするので、管理が楽。
古い枝が残らないので、病害虫のリスクが減る。
毎年新しいツルが伸びるので、株が若々しく保たれる。
5. プリンセス・ダイアナとバラの素敵な関係:魅惑のコラボレーションと注意点
'プリンセス・ダイアナ'は、その鮮やかな花色と生育旺盛な性質から、つるバラとの組み合わせ(コラボレーション)が非常に人気です。
魅力:
バラの開花期(特に返り咲き品種)と重なることが多く、同時に咲き誇る姿は非常に豪華で見ごたえがあります。
プリンセス・ダイアナの鮮やかなスカーレットレッドは、ピンク、白、黄色、アプリコットなど、様々な色のバラと美しいコントラストを生み出します。
バラだけでは寂しくなりがちな株元や、壁面の下部などを覆うのにも役立ちます。
【重要】組み合わせる際の注意点:
生育旺盛すぎる点に注意! 元テキストにも「バラを覆う勢いで豪快に伸びる」とあるように、'プリンセス・ダイアナ'は非常に生育旺盛です。何も考えずにバラのすぐ隣に植えると、バラの枝に絡みつき、バラの日当たりや風通しを悪くして、バラの生育を妨げてしまうことがあります。
対策:
少し離して植える: バラの株元から最低でも50cm~1m程度離して植えるのが理想です。
別々の誘引スペースを確保する: バラはバラの、クレマチスはクレマチスのための支柱やトレリスを用意し、それぞれに誘引するように心がけます。
誘引時に注意する: クレマチスのツルがバラの枝に直接絡みつかないように、意識してバラから離れた方向へ誘引します。
剪定でコントロールする: 生育旺盛すぎる場合は、花後の剪定をしっかり行い、株の大きさを調整します。
上手に共存させれば、これ以上ないほど美しい景色を作り出せますが、クレマチスの生育力を考慮した植え付け場所と誘引計画が重要です。
6. 植え替え・株分けについて
植え替え: 鉢植えの場合、根詰まりを防ぐために1~2年に1回、休眠期(秋または早春)に植え替えを行います。根鉢を軽くほぐし、傷んだ根を取り除き、一回り大きな鉢に深植えになるように植え付けます。
株分け: 株が大きくなりすぎた場合、植え替えと同時に株分けで増やすことができます。根を傷つけないように注意しながら、芽と根が付くように株を分割し、それぞれ植え付けます。適期は植え替えと同じ休眠期です。
7. まとめ:鮮烈な赤いチューリップを庭に咲かせよう!
今回は、クレマチスの人気品種 'プリンセス・ダイアナ' について、その魅力と詳しい育て方、特に重要な剪定方法やバラとの組み合わせについて解説しました。
プリンセス・ダイアナは、鮮やかなスカーレットレッドのチューリップ咲きが魅力のテキセンシス系クレマチス。
新枝咲き・強剪定タイプで、管理が非常に簡単。初心者にもおすすめ。
強健で生育旺盛、病害虫にも強く、耐寒性・耐暑性にも優れる。
初夏から秋まで繰り返し咲き、開花期間が長い。
育て方のポイントは、日当たりの良い場所への「深植え」、適切な水やりと肥料、早め・こまめな「誘引」。
冬と花後に地際近くでバッサリ切る「強剪定」が基本。
つるバラとの相性は良いが、生育旺盛なため、組み合わせる際は距離や誘引に注意が必要。
まさに今、ぐんぐんとツルを伸ばしている 'プリンセス・ダイアナ'。この時期の丁寧な誘引と管理が、数ヵ月後の素晴らしい開花につながります。鮮やかな赤いチューリップが庭で揺れる姿を想像しながら、愛情を込めて育てていきましょう。
きっと、その鮮烈な美しさで、あなたの庭を忘れられない風景に変えてくれるはずです。
[02memo]では、プリンセス・ダイアナの成長記録や、他のクレマチス、バラとの組み合わせなどもブログやSNS、YouTubeでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください!
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クレマチス 'プリンセス・ダイアナ' 育て方ガイド:鮮烈な赤花を咲かせる秘訣!剪定から誘引まで
「プリンセス・ダイアナ Princess Diana 枝が一気に伸びてきた。2025年4月4日」
春の暖かな日差しを受けて、クレマチス 'プリンセス・ダイアナ' のツルが、まさにその名の通り、王女のような勢いでぐんぐんと伸び始めています! 地際から顔を出した新しい芽は、日に日に緑を濃くし、フェンスやオベリスクに絡みつきながら、空へ向かってその手を伸ばしているかのようです。この力強い成長ぶりを見ていると、初夏から秋にかけて咲き誇る、あの鮮烈なスカーレットレッドのチューリップ咲きの花への期待感が否応なく高まりますね。
英国のダイアナ元妃に捧げられたとされるこのクレマチスは、その美しい名前と愛らしい花姿だけでなく、驚くほどの強健さと育てやすさで、世界中のガーデナーから絶大な人気を集めています。特に、つるバラとの相性も良く、庭を華やかに彩る組み合わせとしても定番です。
「プリンセス・ダイアナって、どんな特徴があるの?」
「新枝咲き・強剪定って、具体的にどうすればいい?」
「つるバラと一緒に植えているけど、管理の注意点は?」
この記事では、そんなクレマチス 'プリンセス・ダイアナ'に関するあらゆる疑問にお答えします! 基本情報から、その魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そしてこの品種の管理で最も重要な「剪定」の方法、さらにはつるバラとの上手な付き合い方まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたもプリンセス・ダイアナの魅力を最大限に引き出し、毎年たくさんの鮮やかな花を咲かせるための秘訣をマスターできるはずです。さあ、鮮烈な赤いチューリップと共に、庭をドラマチックに演出しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、プリンセス・ダイアナの生育記録や管理方法もブログやSNSで発信しています。
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1. 鮮烈なチューリップ咲き:クレマチス 'プリンセス・ダイアナ'とは?
まずは、この魅力的なクレマチスの基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Princess Diana'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: テキセンシス系 (texensis group)
アメリカ・テキサス州原産の原種Clematis texensisを片親とする交配種群。原種の特徴であるチューリップのような独特の花形と、耐暑性を受け継いでいる品種が多いのが特徴です。
作出: 1984年 / イギリス / Barry Fretwell氏
名前の由来: イギリスのダイアナ元皇太子妃にちなんで名付けられました。その名にふさわしい、気品と愛らしさを兼ね備えています。
花の魅力:
花色: 鮮やかなスカーレットレッド。濃いピンクや明るい赤とも表現される、非常に目を引く美しい色合いです。
花形: チューリップ咲き。やや細長いベル型で、花弁の先端が少し外側に反り返る姿が非常に愛らしいです。花弁には厚みがあります。
咲き方: 横向き~やや上向きに咲くため、花がよく見えます。
花径: 5~7cm程度の中輪サイズ。
開花期と咲き方:
開花期: 主に初夏~秋(6月~10月頃)と、比較的長く楽しめます。
咲き方: 新枝咲き。その年に地際や低い位置から新しく伸びたツルに花を咲かせます。
性質: 多花性で、次から次へと花をつけます。返り咲き性も強く、花後に剪定することで秋まで繰り返し咲きます。
2. プリンセス・ダイアナが愛される理由:その魅力に迫る!
なぜ'プリンセス・ダイアナ'はこれほどまでに人気が高いのでしょうか? その秘密を探ります。
魅力1:忘れられない! 鮮烈で美しい花色
数あるクレマチスの中でも、このクリアで鮮やかなスカーレットレッドは特筆すべき美しさです。庭の中でパッと目を引き、明るく華やかな雰囲気をもたらしてくれます。他の植物との組み合わせでも、素晴らしいアクセントになります。
魅力2:誰もが好きになる、愛らしいチューリップ咲き
クレマチスといえば大輪のイメージがあるかもしれませんが、この'プリンセス・ダイアナ'のチューリップ咲きは、控えめながらも非常にユニークで可愛らしい魅力があります。風に揺れる姿は、まるで赤い小さなベルのようです。
魅力3:とにかく強健! 初心者にもおすすめの育てやすさ
テキセンシス系の特徴を受け継ぎ、病害虫に強く、耐寒性・耐暑性にも優れています。 生育も旺盛で、ぐんぐんとツルを伸ばします。クレマチス栽培が初めてという方にも、安心しておすすめできる丈夫な品種です。
魅力4:長く楽しめる! 抜群の開花期間と返り咲き性
新枝咲きで、花後の剪定によって繰り返し開花するため、初夏から秋まで、長期間にわたって花を楽しむことができます。庭を長く彩ってくれるのは嬉しいポイントです。
魅力5:他の植物、特にバラとの相性が抜群!
開花期がバラと重なることも多く、つるバラの足元やフェンス、アーチなどで一緒に咲かせると、お互いを引き立て合い、非常に美しい景観を作り出します。鮮やかな赤色が、様々な色のバラとよく合います。
3. クレマチス 'プリンセス・ダイアナ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'プリンセス・ダイアナ'を元気に育て、たくさんの花を咲かせるための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」がポイント!
クレマチス栽培の第一歩、植え付けにはいくつかの重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。日照時間が足りないと、花付きが悪くなったり、ツルの伸びが悪くなったりします。最低でも半日以上は日が当たる場所を選びましょう。
風通し: 風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなります。壁際などに植える場合も、空気がこもらない場所を選びます。
株元の保護: クレマチスは、株元(根元)に直射日光が当たって地温が上がりすぎるのを嫌います。 「頭は日光に、足元は日陰に」が理想です。株元にマルチング(バークチップや腐葉土など)をしたり、背の低い草花(宿根草など)を植えたりして、株元を保護してあげましょう。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さともに30~40cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。水はけが悪い場合は、パーライトや川砂も混ぜます。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土や鹿沼土を混ぜて水はけを良くしたものを使います。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。
【クレマチスの基本】植え付け方法:1~2節「深植え」にする!
根鉢より一回り大きい植え穴を掘ります。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、1~2節分(節と節の間が土に埋まるように)深く植え付けます。 これがクレマチス特有の「深植え」です。
深植えのメリット:
地中に埋まった節から新しい根や芽が出やすくなり、株立ちが良くなる。
立ち枯れ病が発生した場合でも、地中の芽から再生する可能性が高まる。
地温の上昇や乾燥から株元を守る。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、ツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与えます。
3.2. 水やり:乾燥は苦手、でも過湿も注意!
基本: 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える。
頻度:
生育期(春~秋): 特にツルがぐんぐん伸びる時期や開花期は、水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。
夏場: 高温で乾燥しやすいですが、水のやりすぎは蒸れや根腐れの原因にもなります。朝や夕方の涼しい時間帯に与えるのがおすすめです。
冬場(休眠期): 地上部が枯れている時期は、水やりの頻度を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度で十分です。鉢植えの場合も、乾燥気味に管理します。
与え方: 株元にたっぷりと与えます。
3.3. 肥料:生育旺盛な時期は、肥料切れに注意!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に生育旺盛な'プリンセス・ダイアナ'は、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが、たくさんの花を咲かせるための鍵となります。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~梅雨前): 生育が最も旺盛になる時期です。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定通りに薄めた液体肥料を水やり代わりに与えます。リン酸(P)やカリウム(K)が多く含まれたものが花付きを良くします。
夏(開花後): 花後のお礼肥として、緩効性肥料を少量与えます。真夏の暑い時期は、生育が鈍ることもあるため、肥料は控えめにするか、薄めの液体肥料を少量与える程度にします。
秋(返り咲き後~休眠前): 秋にも花が咲いた場合は、花後に緩効性肥料を少量与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:こまめな作業で美しい姿に!
まさに今、「枝が一気に伸びてきた」この時期に最も重要な作業が誘引です。
重要性: クレマチスのツルは細く、自力で支柱に絡みつく力は弱いため、誘引しないと地面を這ったり、他の植物に絡みついたりしてしまいます。また、ツル同士が絡み合うと、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。早めに、こまめに誘引することが、美しい姿を保ち、健全に育てるために不可欠です。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたら、できるだけ早めに誘引を開始し、**定期的に(数日に1回程度)**伸びたツルを誘引し直します。
方法:
オベリスク、フェンス、トレリス、アーチなど、あらかじめ設置した支柱にツルを導きます。
麻ひも、ビニールタイ、専用の誘引クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ややゆとりを持たせて固定します。きつく縛りすぎないように注意しましょう。
ツルが重ならないように、バランス良く配置します。上下左右に広げるように意識すると良いでしょう。
できるだけ水平方向や斜め方向に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルは非常に折れやすいので、無理に曲げず、優しく丁寧に扱いましょう。特に、新芽の先端は柔らかいので注意が必要です。
3.5. 病害虫対策:丈夫でも油断せずチェック!
'プリンセス・ダイアナ'は比較的病害虫に強い品種ですが、環境によっては発生することもあります。
主な病気:
立ち枯れ病: クレマチス特有の病気で、元気だった株が突然しおれて枯れてしまいます。原因は完全には解明されていません。発生したら、残念ですが回復は難しく、地際からバッサリと切り戻して様子を見るしかありません。深植えが予防に繋がると言われています。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
主な害虫:
アブラムシ: 新芽やつぼみに群生します。
ナメクジ・カタツムリ: 夜間に新芽や花を食べます。
ヨトウムシ: 幼虫が葉を食べます。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生し、葉色が悪くなります。
対策と予防:
風通しを良くする: 適切な誘引、混み合った葉の整理。
株元を清潔に保つ: 枯れ葉などを取り除く。
早期発見・早期対処: 定期的な観察が最も重要です。病気の葉は取り除き、害虫は捕殺するか、必要に応じて適切な薬剤を使用します。薬剤を使用する場合は、クレマチスに使用可能か確認し、用法用量を守りましょう。
4. 【最重要】剪定方法:新枝咲き・強剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'プリンセス・ダイアナ'の育て方で、最も特徴的で重要なのが剪定です。この品種は**「新枝咲き・強剪定」**タイプに分類され、その管理は非常にシンプルで分かりやすいのが利点です。
4.1. なぜ剪定が必要なの?
花付きを良くするため。
古い枝を整理し、新しい元気な枝の発生を促すため(株の若返り)。
株の大きさをコントロールし、管理しやすくするため。
風通しを良くし、病害虫の発生を抑えるため。
4.2. 「新枝咲き」とは?
その年に**地際や低い位置から新しく伸びた枝(新枝)**に花を咲かせるタイプのことです。前年の古い枝(旧枝)に花が咲く「旧枝咲き」とは異なり、冬に古い枝を残しておく必要がありません。
4.3. 冬の剪定:思い切ってバッサリ!「強剪定」
時期: 地上部が枯れて休眠に入る冬(12月~2月頃)に行います。
方法: 地上部を、地際から1~2節(高さ5cm~15cm程度)残して、全てのツルをバッサリと切り戻します。 まるで何もなくなってしまうように見えますが、心配ありません。春になると、地中や残した節から新しいツルが勢いよく伸びてきて、そのツルに花が咲きます。これが「強剪定」です。
メリット: どこで切るか悩む必要がなく、非常に簡単で分かりやすいです。初心者の方でも失敗がありません。
4.4. 花後の剪定:返り咲きを促すための「強剪定」
'プリンセス・ダイアナ'は返り咲き性が強いため、花後に剪定することで、夏から秋にかけて再び花を楽しむことができます。
時期: 春~初夏の一番花がだいたい咲き終わった頃(6月下旬~7月頃)。
方法: 冬の剪定と同様に、株全体の半分~1/3程度の高さまで、あるいは地際から数節残して、強く切り戻します。 これにより、再び新しいツルが伸びて、その先に花をつけます。
ポイント: あまり遅い時期(8月以降)に強く切り戻すと、秋の開花が間に合わなくなることがあります。また、夏の暑い時期に株が弱っている場合は、無理に強剪定せず、花がらを切る程度にとどめても良いでしょう。
4.5. 「強剪定」タイプのメリットまとめ
剪定位置に悩む必要がなく、初心者でも簡単。
冬に地上部がスッキリするので、管理が楽。
古い枝が残らないので、病害虫のリスクが減る。
毎年新しいツルが伸びるので、株が若々しく保たれる。
5. プリンセス・ダイアナとバラの素敵な関係:魅惑のコラボレーションと注意点
'プリンセス・ダイアナ'は、その鮮やかな花色と生育旺盛な性質から、つるバラとの組み合わせ(コラボレーション)が非常に人気です。
魅力:
バラの開花期(特に返り咲き品種)と重なることが多く、同時に咲き誇る姿は非常に豪華で見ごたえがあります。
プリンセス・ダイアナの鮮やかなスカーレットレッドは、ピンク、白、黄色、アプリコットなど、様々な色のバラと美しいコントラストを生み出します。
バラだけでは寂しくなりがちな株元や、壁面の下部などを覆うのにも役立ちます。
【重要】組み合わせる際の注意点:
生育旺盛すぎる点に注意! 元テキストにも「バラを覆う勢いで豪快に伸びる」とあるように、'プリンセス・ダイアナ'は非常に生育旺盛です。何も考えずにバラのすぐ隣に植えると、バラの枝に絡みつき、バラの日当たりや風通しを悪くして、バラの生育を妨げてしまうことがあります。
対策:
少し離して植える: バラの株元から最低でも50cm~1m程度離して植えるのが理想です。
別々の誘引スペースを確保する: バラはバラの、クレマチスはクレマチスのための支柱やトレリスを用意し、それぞれに誘引するように心がけます。
誘引時に注意する: クレマチスのツルがバラの枝に直接絡みつかないように、意識してバラから離れた方向へ誘引します。
剪定でコントロールする: 生育旺盛すぎる場合は、花後の剪定をしっかり行い、株の大きさを調整します。
上手に共存させれば、これ以上ないほど美しい景色を作り出せますが、クレマチスの生育力を考慮した植え付け場所と誘引計画が重要です。
6. 植え替え・株分けについて
植え替え: 鉢植えの場合、根詰まりを防ぐために1~2年に1回、休眠期(秋または早春)に植え替えを行います。根鉢を軽くほぐし、傷んだ根を取り除き、一回り大きな鉢に深植えになるように植え付けます。
株分け: 株が大きくなりすぎた場合、植え替えと同時に株分けで増やすことができます。根を傷つけないように注意しながら、芽と根が付くように株を分割し、それぞれ植え付けます。適期は植え替えと同じ休眠期です。
7. まとめ:鮮烈な赤いチューリップを庭に咲かせよう!
今回は、クレマチスの人気品種 'プリンセス・ダイアナ' について、その魅力と詳しい育て方、特に重要な剪定方法やバラとの組み合わせについて解説しました。
プリンセス・ダイアナは、鮮やかなスカーレットレッドのチューリップ咲きが魅力のテキセンシス系クレマチス。
新枝咲き・強剪定タイプで、管理が非常に簡単。初心者にもおすすめ。
強健で生育旺盛、病害虫にも強く、耐寒性・耐暑性にも優れる。
初夏から秋まで繰り返し咲き、開花期間が長い。
育て方のポイントは、日当たりの良い場所への「深植え」、適切な水やりと肥料、早め・こまめな「誘引」。
冬と花後に地際近くでバッサリ切る「強剪定」が基本。
つるバラとの相性は良いが、生育旺盛なため、組み合わせる際は距離や誘引に注意が必要。
まさに今、ぐんぐんとツルを伸ばしている 'プリンセス・ダイアナ'。この時期の丁寧な誘引と管理が、数ヵ月後の素晴らしい開花につながります。鮮やかな赤いチューリップが庭で揺れる姿を想像しながら、愛情を込めて育てていきましょう。
きっと、その鮮烈な美しさで、あなたの庭を忘れられない風景に変えてくれるはずです。
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ベルオブウォーキング Belle of Walking⠀蕾が上がってきた。2025年4月4日⠀ベルオブウォーキングは、クレマチスの中でも抜群の美しさとエレガンスを誇る品種です。
ベルオブウォーキング Belle of Walking
ベルオブウォーキングは、クレマチスの中でも抜群の美しさとエレガンスを誇る品種です。細くしなやかな蔓に沿って咲くその花は、まるで絵画のような趣があり、庭を一層洗練された空間に変える力があります。
特徴と魅力
ベルオブウォーキングは、その名の通り歩むように広がる美しい蔓と、洗練された花姿が特長です。以下の点が多く支持される理由です。
・エレガントな花色とフォルム
紫や淡い色合いの花は、柔らかな印象と共に存在感を放ちます。大ぶりな花弁は、滑らかな曲線美を呈し、自然と目を引きます。
・繊細な蔓と葉
しなやかな蔓に沿う細やかな葉が、庭全体に優雅なグリーンのアクセントを提供します。これにより、シンプルな空間が一気に高級感あるデザインに変わります。
・多用途なデザイン性
壁面やフェンス、アーチに沿って這わせることで、倒置されたグリーンウォールや立体的なガーデン空間を実現できます。また、プランターやハンギングバスケットでも楽しむことができ、場所を選ばずに取り入れられます。
育て方のポイント
ベルオブウォーキングは、育成が比較的簡単で初心者にもおすすめです。健やかに育てるための基本的なポイントは以下の通りです。
【日当たりと風通し】
十分な日光が必要ですが、直射日光が強すぎると葉焼けの原因になるため、半日陰でも育つ環境がおすすめです。風通しの良い場所に植えることで、病害虫の予防につながります。
【土壌】
肥沃で水はけの良い土壌が理想です。鉢植えやプランターの場合は、軽石や腐葉土を混ぜると排水性が向上し、根が健やかに成長します。
【水やりと肥料】
生長期には土の乾燥を防ぐため、定期的な水やりが重要です。特に夏場や乾燥期には注意してください。また、月に1回程度の薄めた液体肥料の追肥が、健康な葉としなやかな蔓の発育を促します。
【剪定と誘引】
蔓が伸びすぎないように、定期的に不要な枝や枯れた葉を除去し、支柱やフェンスを利用して美しいラインに誘引します。これにより、全体のバランスが整い花がより引き立ちます。
ガーデンデザインへの応用
ベルオブウォーキングはその美しさから、ガーデンデザインにおいて多彩な使い方ができます。
・壁面やフェンスに沿って這わせることで、ナチュラルなグリーンウォールや立体的なデザインが楽しめます。
・プランターやハンギングバスケットで室内やベランダを彩り、インテリアとしても活躍します。
・他の花や観葉植物と組み合わせた寄せ植えにすることで、よりダイナミックで奥行きのある庭づくりが可能です。
まとめ
ベルオブウォーキング (Belle of Walking) は、そのエレガントな花と細やかな蔓、柔らかな葉がもたらす洗練された美しさで、庭全体を魅力的に変えるクレマチスです。育てやすく、多用途に活かせるため、初心者から上級者まで幅広いガーデナーにおすすめです。日当たり・風通しの良い環境、適切な水やりと肥料、丁寧な剪定と誘引を行うことで、あなたの庭に素晴らしいグリーンアクセントが生まれます。
#ベルオブウォーキング #belleofwalking
#クレマチス #clematis
#garden #gardening #flower #花 #ガーデン #ガーデニング #02memo
再生リスト ベルオブウォーキング
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVyv8-c3g0h9KbFLGy3xXXeE
再生リスト クレマチス
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVzQl_uk6RqNoas0fem_D3i8
#shorts
#ベルオブウォーキング #belleofwalking
#クレマチス #clematis
#gadening #flower #花 #ガーデニング #庭 #02memo
ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
https://02memo.seesaa.net/
YouTube ガーデニングのノウハウや生育の変化を動画でチェックできる【@02memo04】のチャンネル。
https://www.youtube.com/@02memo04
Instagram 美しいバラや花の写真やコーディネート例を【@02memo2】で発信中。
https://www.instagram.com/02memo2/
Pinterest ガーデンデザインや花のアレンジメントのアイデアが満載【02memo】のボードをチェック。
https://www.pinterest.jp/02memo/
X (Twitter) 日々の生育記録やガーデニングの豆知識を【@02memo3】から最新情報をゲット。
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#flowerlove #flower #flowers #花 #ガーデン #ガーデニング #庭 #花のある暮らし #庭のある暮らし
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ベルオブウォーキングは、クレマチスの中でも抜群の美しさとエレガンスを誇る品種です。細くしなやかな蔓に沿って咲くその花は、まるで絵画のような趣があり、庭を一層洗練された空間に変える力があります。
特徴と魅力
ベルオブウォーキングは、その名の通り歩むように広がる美しい蔓と、洗練された花姿が特長です。以下の点が多く支持される理由です。
・エレガントな花色とフォルム
紫や淡い色合いの花は、柔らかな印象と共に存在感を放ちます。大ぶりな花弁は、滑らかな曲線美を呈し、自然と目を引きます。
・繊細な蔓と葉
しなやかな蔓に沿う細やかな葉が、庭全体に優雅なグリーンのアクセントを提供します。これにより、シンプルな空間が一気に高級感あるデザインに変わります。
・多用途なデザイン性
壁面やフェンス、アーチに沿って這わせることで、倒置されたグリーンウォールや立体的なガーデン空間を実現できます。また、プランターやハンギングバスケットでも楽しむことができ、場所を選ばずに取り入れられます。
育て方のポイント
ベルオブウォーキングは、育成が比較的簡単で初心者にもおすすめです。健やかに育てるための基本的なポイントは以下の通りです。
【日当たりと風通し】
十分な日光が必要ですが、直射日光が強すぎると葉焼けの原因になるため、半日陰でも育つ環境がおすすめです。風通しの良い場所に植えることで、病害虫の予防につながります。
【土壌】
肥沃で水はけの良い土壌が理想です。鉢植えやプランターの場合は、軽石や腐葉土を混ぜると排水性が向上し、根が健やかに成長します。
【水やりと肥料】
生長期には土の乾燥を防ぐため、定期的な水やりが重要です。特に夏場や乾燥期には注意してください。また、月に1回程度の薄めた液体肥料の追肥が、健康な葉としなやかな蔓の発育を促します。
【剪定と誘引】
蔓が伸びすぎないように、定期的に不要な枝や枯れた葉を除去し、支柱やフェンスを利用して美しいラインに誘引します。これにより、全体のバランスが整い花がより引き立ちます。
ガーデンデザインへの応用
ベルオブウォーキングはその美しさから、ガーデンデザインにおいて多彩な使い方ができます。
・壁面やフェンスに沿って這わせることで、ナチュラルなグリーンウォールや立体的なデザインが楽しめます。
・プランターやハンギングバスケットで室内やベランダを彩り、インテリアとしても活躍します。
・他の花や観葉植物と組み合わせた寄せ植えにすることで、よりダイナミックで奥行きのある庭づくりが可能です。
まとめ
ベルオブウォーキング (Belle of Walking) は、そのエレガントな花と細やかな蔓、柔らかな葉がもたらす洗練された美しさで、庭全体を魅力的に変えるクレマチスです。育てやすく、多用途に活かせるため、初心者から上級者まで幅広いガーデナーにおすすめです。日当たり・風通しの良い環境、適切な水やりと肥料、丁寧な剪定と誘引を行うことで、あなたの庭に素晴らしいグリーンアクセントが生まれます。
#ベルオブウォーキング #belleofwalking
#クレマチス #clematis
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posted by 02memo at 18:11| クレマチス
|

2025年04月05日
玄関を彩る春の恵み―ペチュニアからクレマチスまで春のエントランスの様子。2025年3月30日
春のエントランスを彩る花々
ビオラ、ミスピーチ姫からシンビジウムまで育て方と魅力を解説
(2025年3月30日)
2025年3月30日。暖かな春の日差しがエントランスを包む中、冬の寒さを乗り越え咲き誇る花々と新緑がまるで植物たちのステージのように彩りを添えています。玄関は住まいの第一印象を左右する大切な場所です。季節感あふれる植物があるだけで、毎日の出入りが楽しくなり、訪れる人にも心地よい印象を与えます。この記事では、そんな春本番のエントランスを華やかに演出する植物と、その育て方のポイントを詳しく解説します。
この記事でご紹介する植物カテゴリア一覧
・春爛漫の小花たち:ビオラ、アリッサム
・冬から咲き続ける花:ガーデンシクラメン、クリスマスローズ
・これからの主役候補:ペチュニア
・華やかな鉢物:シンビジウム、アザレア、カランコエ
・美しい新緑:バラ「ミスピーチ姫」の新緑、クレマチスの新芽
・実用面も兼ねた彩り:パセリ
それぞれの植物が持つ個性や魅力、初心者でも安心して育てられる育成ポイントを解説します。
この記事を書いている人
02memoは、2011年からバラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物情報を発信している雑記ブログを運営中です。日々のガーデニングの記録やノウハウをブログ、YouTube、Instagram、Pinterest、Twitterで発信し、エントランスガーデニングのアイデアも多く紹介しています。
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1. 春爛漫! 小さな花々が織りなす絨毯
玄関に小さな花々を寄せ植えすると、まるで絨毯のように可愛らしい風景が広がります。
1.1 ビオラ (Viola)
特徴・魅力
パンジーよりも小さい花ながら、たくさんの花を次々と咲かせるビオラは、花色のバリエーションが豊富です。単色やグラデーション、フリル咲きや個性的な模様など、選ぶ楽しみがあり、寒さに強く秋から春まで長く咲くため、冬から春のガーデニングに欠かせません。寄せ植えとして他の植物との相性も抜群です。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりと風通しの良い場所
・水やり:土の表面が乾いたらたっぷり与える(過湿に注意)
・肥料:開花期間中は緩効性肥料(月1回)または液体肥料(週1~2回)
・花がら摘み:終わった花はこまめに摘み取る
・切り戻し:株姿が乱れたら春に切り戻しを行う
1.2 アリッサム (Alyssum / Lobularia maritima)
特徴・魅力
細かな白い小花がカーペットのように広がり、ほのかな甘い香りを漂わせるアリッサム。白以外にもピンクや紫系の品種があり、耐久性が高く、長い開花期間が魅力です。寄せ植えの縁取りやハンギングバスケットにも最適です。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりと風通しの良い場所
・水やり:土が乾いてから与え、乾燥気味に管理
・肥料:植え付け時に少量の緩効性肥料で十分
・切り戻し:花が散った後や蒸れてきたら半分程度に切り戻す(梅雨前が効果的)
2. 冬の寒さを乗り越えて咲き続ける花たち
冬の寒さの中でも美しさを保ち、春に向けて花を咲かせる植物です。
2.1 ガーデンシクラメン (Garden Cyclamen)
特徴・魅力
室内で楽しむシクラメンを屋外栽培用に改良した品種。寒さに強く、冬から春にかけて可憐な花を咲かせます。赤、ピンク、白、紫など鮮やかな花色と美しい葉の模様が特徴で、冬の寄せ植えの定番です。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりの良い場所。夏越しの際は半日陰の涼しい場所へ移動
・水やり:土の表面が乾いたタイミングで、葉や球根に直接かからないよう株元に与える
・肥料:開花中は薄めた液体肥料を週1回程度、夏越し中は施肥なし
・花がら摘み:終わった花や黄色くなった葉は、根元からねじるように取り除く
・夏越し:梅雨前に水やりを控えて休眠させるか、涼しい場所で管理
2.2 クリスマスローズ (Christmas Rose / Helleborus)
特徴・魅力
下向きに咲くシックな花色が魅力のクリスマスローズ。3月末には花色がグリーンがかったアンティーク調に変化することもあり、日陰にも強い多年草です。シェードガーデンの主役として人気があります。
育て方のポイント
・置き場所:夏は直射日光を避けた半日陰、冬は日光が当たる場所
・水やり:土が乾いたら与える。夏は乾燥気味に管理
・肥料:秋(10月)と春の花後(4~5月)に緩効性肥料を少量与える
・花がら摘み:種を採らない場合は花茎ごと切り取る
・古葉切り:秋から冬にかけて古い葉を切り取り、風通しを良くする
・夏越し:高温多湿に注意し、涼しい半日陰で管理
3. これからが本番 春夏の主役候補
春から秋まで長く咲き続ける期待の花です。
3.1 ペチュニア (Petunia)
特徴・魅力
多様な花色や花形が楽しめる夏花壇の代表。単植でも寄せ植えでも存在感抜群です。高温や乾燥にも強く、多彩な品種が次々と登場するため、毎年新しい発見があります。
育て方のポイント
・置き場所:とにかく日当たりの良い場所、風通しも重要
・水やり:土が乾いたらたっぷり与え、開花中は特に注意
・肥料:開花期間中は定期的に追肥(緩効性または液体肥料)を行う
・花がら摘み:咲き終わった花は花びらとガクごとこまめに摘み取る
・切り戻し:梅雨前や夏に株が疲れたら切り戻して再び美しく咲かせる
4. エレガントな存在感 華やかな鉢物たち
エントランスに置くだけで空間全体の印象が格上げされる鉢植えの花々です。
4.1 シンビジウム (Cymbidium)
特徴・魅力
冬から春にかけて豪華な花を咲かせる洋ランの代表です。長い花茎に多数の花が付き、花持ちが良く、豊富な花色が魅力。また、寒さにも比較的強い品種です。
育て方のポイント
・置き場所:冬は室内の明るい窓辺、春~秋は屋外の半日陰で管理。季節に合わせた移動が必要
・水やり:植え込み材が乾いたらたっぷりと与え、水のやりすぎに注意
・肥料:生育期(春~秋)に洋ラン用肥料を適切に与える
・植え替え:2~3年に1回、春の花後に実施
4.2 アザレア (Azalea)
特徴・魅力
日本のツツジを基にヨーロッパで改良された品種で、特に八重咲きのものが華やかです。ピンク、赤、白、紫、複数の花色があり、冬から春にかけての鉢植えとして人気があります。
育て方のポイント
・置き場所:開花中は室内の明るい場所、花後は屋外の半日陰で管理
・水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと与える
・肥料:花後および夏・秋に追肥する
・剪定:花後すぐに剪定し、夏以降の剪定は避ける
4.3 カランコエ (Kalanchoe)
特徴・魅力
肉厚の葉と小さな星形またはベル形の花が密集して咲く多肉植物。赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など鮮やかな花色で、乾燥に強く育てやすいため、手軽な鉢花として人気があります。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりの良い場所、冬は室内の明るい場所へ移動
・水やり:土が完全に乾いたら与える(過湿に注意)
・肥料:生育期に少量の肥料を与える
・短日処理:秋以降、確実に花を咲かせたい場合は短日処理を行う
5. 春の息吹 美しい新緑と新芽
冬の眠りから目覚めた新緑は、新たな生命の息吹を感じさせます。
5.1 バラ「ミスピーチ姫」の新緑
特徴・魅力
淡い桃色の花を咲かせるコンパクトなミニバラです。樹高は約30cmと小ぶりなため、鉢植えに最適。四季咲きで花持ちがよく、冬の寒さにも強い品種です。春には艶やかな新緑が広がり、これから咲く花への期待感を高めます。
育て方のポイント
・病害虫予防:新芽はアブラムシやうどんこ病に注意し、定期的に観察と予防散布を行う
・追肥:冬肥に加え、芽出しを促す追肥を開始する
・日当たり:十分な日光が当たる場所で育てる
5.2 クレマチス (Clematis)
特徴・魅力
つる植物として人気があり、勢いよく伸びる新梢が生命力を感じさせます。品種によって花形や花色のバリエーションが豊富で、フェンスやアーチに絡ませることで立体的な演出が可能です。
育て方のポイント
・誘引:伸びたツルは折れやすいため、早めに支柱や誘引具で固定する
・水やり・肥料:生育旺盛なため、定期的に水やりと肥料の補給を行う
・病害虫:アブラムシやナメクジに注意する
6. 実用性も兼ねた彩り パセリの魅力
料理の彩りとしても使われるパセリは、寄せ植えに入れると緑のアクセントとなります。ビタミンやミネラルが豊富なため、家庭菜園としても重宝します。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりと風通しの良い場所(半日陰でも育つ)
・水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと与える
・肥料:定期的に液体肥料を与えると生育が良くなる
・収穫:外側の葉から順に摘み取る
7. まとめ 春のエントランスは植物たちの舞台
冬の厳しい寒さを乗り越えた花々や新緑、そして春から夏にかけて本格的に咲き始める花たちが、エントランスに優雅で華やかな彩りをもたらします。各植物の個性が調和し、住まいの第一印象を劇的に変えるとともに、毎日の出入りが楽しくなる空間を作り出します。
02memoでは、エントランスガーデニングのアイデアや育て方、日々の生育記録をブログや各SNSで発信しています。この記事があなたのガーデニングライフをより豊かにするヒントになれば幸いです.
この情報を活かし、あなたのエントランスガーデンに春の息吹と美しい彩りを取り入れてみてください.
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(2025年3月30日)
2025年3月30日。暖かな春の日差しがエントランスを包む中、冬の寒さを乗り越え咲き誇る花々と新緑がまるで植物たちのステージのように彩りを添えています。玄関は住まいの第一印象を左右する大切な場所です。季節感あふれる植物があるだけで、毎日の出入りが楽しくなり、訪れる人にも心地よい印象を与えます。この記事では、そんな春本番のエントランスを華やかに演出する植物と、その育て方のポイントを詳しく解説します。
この記事でご紹介する植物カテゴリア一覧
・春爛漫の小花たち:ビオラ、アリッサム
・冬から咲き続ける花:ガーデンシクラメン、クリスマスローズ
・これからの主役候補:ペチュニア
・華やかな鉢物:シンビジウム、アザレア、カランコエ
・美しい新緑:バラ「ミスピーチ姫」の新緑、クレマチスの新芽
・実用面も兼ねた彩り:パセリ
それぞれの植物が持つ個性や魅力、初心者でも安心して育てられる育成ポイントを解説します。
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1. 春爛漫! 小さな花々が織りなす絨毯
玄関に小さな花々を寄せ植えすると、まるで絨毯のように可愛らしい風景が広がります。
1.1 ビオラ (Viola)
特徴・魅力
パンジーよりも小さい花ながら、たくさんの花を次々と咲かせるビオラは、花色のバリエーションが豊富です。単色やグラデーション、フリル咲きや個性的な模様など、選ぶ楽しみがあり、寒さに強く秋から春まで長く咲くため、冬から春のガーデニングに欠かせません。寄せ植えとして他の植物との相性も抜群です。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりと風通しの良い場所
・水やり:土の表面が乾いたらたっぷり与える(過湿に注意)
・肥料:開花期間中は緩効性肥料(月1回)または液体肥料(週1~2回)
・花がら摘み:終わった花はこまめに摘み取る
・切り戻し:株姿が乱れたら春に切り戻しを行う
1.2 アリッサム (Alyssum / Lobularia maritima)
特徴・魅力
細かな白い小花がカーペットのように広がり、ほのかな甘い香りを漂わせるアリッサム。白以外にもピンクや紫系の品種があり、耐久性が高く、長い開花期間が魅力です。寄せ植えの縁取りやハンギングバスケットにも最適です。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりと風通しの良い場所
・水やり:土が乾いてから与え、乾燥気味に管理
・肥料:植え付け時に少量の緩効性肥料で十分
・切り戻し:花が散った後や蒸れてきたら半分程度に切り戻す(梅雨前が効果的)
2. 冬の寒さを乗り越えて咲き続ける花たち
冬の寒さの中でも美しさを保ち、春に向けて花を咲かせる植物です。
2.1 ガーデンシクラメン (Garden Cyclamen)
特徴・魅力
室内で楽しむシクラメンを屋外栽培用に改良した品種。寒さに強く、冬から春にかけて可憐な花を咲かせます。赤、ピンク、白、紫など鮮やかな花色と美しい葉の模様が特徴で、冬の寄せ植えの定番です。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりの良い場所。夏越しの際は半日陰の涼しい場所へ移動
・水やり:土の表面が乾いたタイミングで、葉や球根に直接かからないよう株元に与える
・肥料:開花中は薄めた液体肥料を週1回程度、夏越し中は施肥なし
・花がら摘み:終わった花や黄色くなった葉は、根元からねじるように取り除く
・夏越し:梅雨前に水やりを控えて休眠させるか、涼しい場所で管理
2.2 クリスマスローズ (Christmas Rose / Helleborus)
特徴・魅力
下向きに咲くシックな花色が魅力のクリスマスローズ。3月末には花色がグリーンがかったアンティーク調に変化することもあり、日陰にも強い多年草です。シェードガーデンの主役として人気があります。
育て方のポイント
・置き場所:夏は直射日光を避けた半日陰、冬は日光が当たる場所
・水やり:土が乾いたら与える。夏は乾燥気味に管理
・肥料:秋(10月)と春の花後(4~5月)に緩効性肥料を少量与える
・花がら摘み:種を採らない場合は花茎ごと切り取る
・古葉切り:秋から冬にかけて古い葉を切り取り、風通しを良くする
・夏越し:高温多湿に注意し、涼しい半日陰で管理
3. これからが本番 春夏の主役候補
春から秋まで長く咲き続ける期待の花です。
3.1 ペチュニア (Petunia)
特徴・魅力
多様な花色や花形が楽しめる夏花壇の代表。単植でも寄せ植えでも存在感抜群です。高温や乾燥にも強く、多彩な品種が次々と登場するため、毎年新しい発見があります。
育て方のポイント
・置き場所:とにかく日当たりの良い場所、風通しも重要
・水やり:土が乾いたらたっぷり与え、開花中は特に注意
・肥料:開花期間中は定期的に追肥(緩効性または液体肥料)を行う
・花がら摘み:咲き終わった花は花びらとガクごとこまめに摘み取る
・切り戻し:梅雨前や夏に株が疲れたら切り戻して再び美しく咲かせる
4. エレガントな存在感 華やかな鉢物たち
エントランスに置くだけで空間全体の印象が格上げされる鉢植えの花々です。
4.1 シンビジウム (Cymbidium)
特徴・魅力
冬から春にかけて豪華な花を咲かせる洋ランの代表です。長い花茎に多数の花が付き、花持ちが良く、豊富な花色が魅力。また、寒さにも比較的強い品種です。
育て方のポイント
・置き場所:冬は室内の明るい窓辺、春~秋は屋外の半日陰で管理。季節に合わせた移動が必要
・水やり:植え込み材が乾いたらたっぷりと与え、水のやりすぎに注意
・肥料:生育期(春~秋)に洋ラン用肥料を適切に与える
・植え替え:2~3年に1回、春の花後に実施
4.2 アザレア (Azalea)
特徴・魅力
日本のツツジを基にヨーロッパで改良された品種で、特に八重咲きのものが華やかです。ピンク、赤、白、紫、複数の花色があり、冬から春にかけての鉢植えとして人気があります。
育て方のポイント
・置き場所:開花中は室内の明るい場所、花後は屋外の半日陰で管理
・水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと与える
・肥料:花後および夏・秋に追肥する
・剪定:花後すぐに剪定し、夏以降の剪定は避ける
4.3 カランコエ (Kalanchoe)
特徴・魅力
肉厚の葉と小さな星形またはベル形の花が密集して咲く多肉植物。赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など鮮やかな花色で、乾燥に強く育てやすいため、手軽な鉢花として人気があります。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりの良い場所、冬は室内の明るい場所へ移動
・水やり:土が完全に乾いたら与える(過湿に注意)
・肥料:生育期に少量の肥料を与える
・短日処理:秋以降、確実に花を咲かせたい場合は短日処理を行う
5. 春の息吹 美しい新緑と新芽
冬の眠りから目覚めた新緑は、新たな生命の息吹を感じさせます。
5.1 バラ「ミスピーチ姫」の新緑
特徴・魅力
淡い桃色の花を咲かせるコンパクトなミニバラです。樹高は約30cmと小ぶりなため、鉢植えに最適。四季咲きで花持ちがよく、冬の寒さにも強い品種です。春には艶やかな新緑が広がり、これから咲く花への期待感を高めます。
育て方のポイント
・病害虫予防:新芽はアブラムシやうどんこ病に注意し、定期的に観察と予防散布を行う
・追肥:冬肥に加え、芽出しを促す追肥を開始する
・日当たり:十分な日光が当たる場所で育てる
5.2 クレマチス (Clematis)
特徴・魅力
つる植物として人気があり、勢いよく伸びる新梢が生命力を感じさせます。品種によって花形や花色のバリエーションが豊富で、フェンスやアーチに絡ませることで立体的な演出が可能です。
育て方のポイント
・誘引:伸びたツルは折れやすいため、早めに支柱や誘引具で固定する
・水やり・肥料:生育旺盛なため、定期的に水やりと肥料の補給を行う
・病害虫:アブラムシやナメクジに注意する
6. 実用性も兼ねた彩り パセリの魅力
料理の彩りとしても使われるパセリは、寄せ植えに入れると緑のアクセントとなります。ビタミンやミネラルが豊富なため、家庭菜園としても重宝します。
育て方のポイント
・置き場所:日当たりと風通しの良い場所(半日陰でも育つ)
・水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと与える
・肥料:定期的に液体肥料を与えると生育が良くなる
・収穫:外側の葉から順に摘み取る
7. まとめ 春のエントランスは植物たちの舞台
冬の厳しい寒さを乗り越えた花々や新緑、そして春から夏にかけて本格的に咲き始める花たちが、エントランスに優雅で華やかな彩りをもたらします。各植物の個性が調和し、住まいの第一印象を劇的に変えるとともに、毎日の出入りが楽しくなる空間を作り出します。
02memoでは、エントランスガーデニングのアイデアや育て方、日々の生育記録をブログや各SNSで発信しています。この記事があなたのガーデニングライフをより豊かにするヒントになれば幸いです.
この情報を活かし、あなたのエントランスガーデンに春の息吹と美しい彩りを取り入れてみてください.
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ラベル:庭
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2025年04月04日
エジンバラ公爵夫人のような佇まい:ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀蕾が膨らんできた。2025年3月28日
ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀蕾が膨らんできた。2025年3月28日
ダッチェス・オブ・エジンバラ(クレマチス 'エディンバラ公爵夫人')の魅力と育て方:庭を彩るエレガントなクレマチスの完全ガイド
はじめに:ダッチェス・オブ・エジンバラとは?
蕾が膨らみ始めた2025年3月28日。春の訪れと共に、ダッチェス・オブ・エジンバラ(クレマチス公爵夫人)エジンバラ)が優雅な姿を現し始めます。このクレマチスは、大輪の花と洗練された佇まいで、まるでエジンバラの女公のような気品を漂わせる品種です。この記事では、ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴や魅力、そして具体的な育て方を詳しく解説します。
ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴:なぜ愛されるのか?
1. 優雅な花姿と色彩
ダッチェス・オブ・エジンバラの最大の特徴は、大輪で繊細な花の姿です。 カップやロゼット状に咲く花びらは、遠くから見ても存在感があり、近くで見ても立体感のある美しいディテールが楽しめます。この洗練された色合いは、モダンな庭にも重厚な日本庭園にも調和し、どんなデザインにも優れた万能さが魅力です。
2.長い開花期間と耐久性
このクレマチスは、適切な環境と手入れがあれば、春から初夏(4月~6月)にかけて安定して花を咲かせます。 条件が整えば、秋にも再び開花する「二季咲き」の特性を持つことも。 丈夫なつるは年間ずっと成長し続け、庭のアクセントとしてそれなりに楽しめる頼もしい存在です。
3. 微妙な香りのアクセント
ダッチェス・オブ・エジンバラは、ほのかに香る微香が特徴。 強い涼しい香りではなく、朝夕の楽しい時間帯にふんわりと優しい香りが、庭にリラックス効果をもたらします。
4. つる性の成長特性
クレマチス特有のしなやかなつるは、壁面やフェンス、アーチに絡みつきながら成長します。 ダッチェス・オブ・エジンバラは特にその伸び方が美しく、誘い次第で自由にデザインを楽しめるのが特徴。
ダッチェス・オブ・エジンバラの魅力:ガーデニングに取り入れる理由
1. エレガントな庭の主役
大輪の花と上品な色調を持つダッチェス・オブ・エジンバラは、庭の主役として存在感を発揮します。 アーチやフェンスに這わせれば、花のカーテンのような美しい情景を眺め、訪れる人を魅了します。 私のInstagram【@02memo2】では、その優雅な姿を写真で公開中です。
2. デザイン自由度の高さ
丈夫の特性を相談、ガーデニングのデザインに柔軟に対応できます。 コンテナガーデンでコンパクトに楽しむことも、アーチ全体を眺めるように育てることも可能です。 あなたの庭のスタイルに合わせてアレンジできるのが魅力です。
3. 長い季節を楽しめる
春から初夏にかけての開花に加え、手入れ次第で秋にも花を楽しめる可能性があります。 季節ごとに異なる表情を見せるダッチェス・オブ・エジンバラは、ガーデニングの楽しみを広げてくれる存在です。
4. SNS映えする美しさ
その洗練された花の姿は、写真映え抜群。 Twitter【@02memo3】やPinterest【02memo】で「#ダッチェスオブエジンバラ」「#クレマチス」を検索すれば、その美しさに感動するはずです。 あなたも育てて、SNSでシェアしてみませんか?
ダッチェス・オブ・エジンバラの育て方:初心者でも失敗しないポイント
ダッチェス・オブ・エジンバラを美しく育てるには、いくつかの基本を止めることが大切です。ここでは、具体的な育て方をステップごとに解説します。
1. 生育環境の基本
日当たり:1日に6~8時間以上の日光が理想的。 日当たりの良い場所で育てると、花の色が明るくなり、花付きも良くなります。
土壌:排水性が良く、肥沃な土壌をお好みます。植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜ込み、有機質を補給してください。pHは中性~弱アルカリ性(6.0~7.0)が最適。
2. 植え付け方法
時期:春(3月~4月)または秋(9月~10月)が適期。
手順:
根鉢より一回り大きな穴を掘り、底に軽い石を敷いて排水性を確保。
根を広げて植え付け、土をかぶせたら軽く押さえる。
たっぷり水を与え、根が活着するまで乾燥させないように注意してください。
3. 水やり
頻度:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。夏は朝夕の涼しい時間に、冬は控えめに。
注意点:過湿を嫌うので、受け皿に水が溜まらないよう管理してください。
4. 肥料
元肥:植え付け時に緩効性の有機肥料(例:マグァンプク)を混ぜます。
追肥:生育期(3月~6月、9月~10月)に、2週間に1回液体肥料を大切と花付きが向上します。開花後は御礼肥として少量の肥料を。
5. 剪定のコツ
時期:花後(6月頃)と冬(12月~2月)の2回。
方法: 古い枝や枯れた部分を切り取り、5~10cm程度の高さでカット。 新しい芽が出やすい位置で剪定すると、次の開花が期待できます。 クレマチスは「旧枝開花」と「新枝開花」のタイプがありますが、ダッチェス・オブ・エジンバラは旧枝開花が主なので、強剪定は避けてください。
6. 支柱・トレリスの活用
つる性のため、支柱やトレリスで誘引すると美しい形に仕上がります。 アーチやフェンスに沿う場合は、麻ひもで軽く固定し、自然な曲線を描くように調整してください。
7. 病害虫対策
うどんこ病:風通しが悪いと発生しやすい。葉が密集しないように剪定し、必要であれば殺菌剤を使用する。
アブシラム:新芽に付きやすいので、見つけ次第手で解決か、殺虫剤で対処。
8. 夏と冬の管理
夏:日光を避け、風通しの良い場所に。過湿に注意し、根元にマルチングを心がけて乾燥防止に効果的。
冬:耐寒性が高いが、極寒の地では根元をワラや腐葉土で保護。
ダッチェス・オブ・エジンバラのガーデンへの応用
1. アーチやフェンスの装飾
つるがしなやかに伸びる特性を活かし、アーチやフェンスに這わせれば、花のカーテンのような美しい景観が完成します。入り口や庭の仕切りとして、華やかな印象を与えます。
2. コンテナガーデンでの栽培
限られたスペースでも楽しめるよう、鉢やコンテナで育てるとGOOD。ベランダやバルコニーに置けば、手軽にエレガントな雰囲気を演出できます。私のYouTube【@02memo04】では、コンテナ栽培の様子を動画で紹介中です。
3. 他の植物との組み合わせ
ラベンダーや宿草と珍しいと、庭にリズムとコントラストが生まれます。 白い花が映える、濃い緑の葉を持つ植物と一緒に植えるのもおすすめ。
まとめ:ダッチェス・オブ・エジンバラで庭を華やかに
ダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')は、大輪の花、精緻な香りで、庭に気品をもたらすクレマチスです。 日当たりと排水性の良い環境、正しい剪定と支柱を活用すれば、ちょっと美しい花を楽しめます。 アーチやコンテナガーデンでのアレンジも自由自在で、ガーデニングの可能性を広げてくれる存在です。
デザインへの応用:アーチやフェンス、コンテナガーデンへの活用など、様々なアレンジが可能で、あなたのガーデニングライフに華やかなアクセントを加えます。
再生リスト ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVz4mNAX8SMH-er24utwqQM3
再生リスト クレマチス
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVzQl_uk6RqNoas0fem_D3i8
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#ダッチェスオブエジンバラ #clematisduchessofedinburgh
#クレマチス #clematis
#gadening #flower #花 #ガーデニング #庭 #02memo
ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
https://02memo.seesaa.net/
YouTube ガーデニングのノウハウや生育の変化を動画でチェックできる【@02memo04】のチャンネル。
https://www.youtube.com/@02memo04
Instagram 美しいバラや花の写真やコーディネート例を【@02memo2】で発信中。
https://www.instagram.com/02memo2/
Pinterest ガーデンデザインや花のアレンジメントのアイデアが満載【02memo】のボードをチェック。
https://www.pinterest.jp/02memo/
X (Twitter) 日々の生育記録やガーデニングの豆知識を【@02memo3】から最新情報をゲット。
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ダッチェス・オブ・エジンバラ(クレマチス 'エディンバラ公爵夫人')の魅力と育て方:庭を彩るエレガントなクレマチスの完全ガイド
はじめに:ダッチェス・オブ・エジンバラとは?
蕾が膨らみ始めた2025年3月28日。春の訪れと共に、ダッチェス・オブ・エジンバラ(クレマチス公爵夫人)エジンバラ)が優雅な姿を現し始めます。このクレマチスは、大輪の花と洗練された佇まいで、まるでエジンバラの女公のような気品を漂わせる品種です。この記事では、ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴や魅力、そして具体的な育て方を詳しく解説します。
ダッチェス・オブ・エジンバラの特徴:なぜ愛されるのか?
1. 優雅な花姿と色彩
ダッチェス・オブ・エジンバラの最大の特徴は、大輪で繊細な花の姿です。 カップやロゼット状に咲く花びらは、遠くから見ても存在感があり、近くで見ても立体感のある美しいディテールが楽しめます。この洗練された色合いは、モダンな庭にも重厚な日本庭園にも調和し、どんなデザインにも優れた万能さが魅力です。
2.長い開花期間と耐久性
このクレマチスは、適切な環境と手入れがあれば、春から初夏(4月~6月)にかけて安定して花を咲かせます。 条件が整えば、秋にも再び開花する「二季咲き」の特性を持つことも。 丈夫なつるは年間ずっと成長し続け、庭のアクセントとしてそれなりに楽しめる頼もしい存在です。
3. 微妙な香りのアクセント
ダッチェス・オブ・エジンバラは、ほのかに香る微香が特徴。 強い涼しい香りではなく、朝夕の楽しい時間帯にふんわりと優しい香りが、庭にリラックス効果をもたらします。
4. つる性の成長特性
クレマチス特有のしなやかなつるは、壁面やフェンス、アーチに絡みつきながら成長します。 ダッチェス・オブ・エジンバラは特にその伸び方が美しく、誘い次第で自由にデザインを楽しめるのが特徴。
ダッチェス・オブ・エジンバラの魅力:ガーデニングに取り入れる理由
1. エレガントな庭の主役
大輪の花と上品な色調を持つダッチェス・オブ・エジンバラは、庭の主役として存在感を発揮します。 アーチやフェンスに這わせれば、花のカーテンのような美しい情景を眺め、訪れる人を魅了します。 私のInstagram【@02memo2】では、その優雅な姿を写真で公開中です。
2. デザイン自由度の高さ
丈夫の特性を相談、ガーデニングのデザインに柔軟に対応できます。 コンテナガーデンでコンパクトに楽しむことも、アーチ全体を眺めるように育てることも可能です。 あなたの庭のスタイルに合わせてアレンジできるのが魅力です。
3. 長い季節を楽しめる
春から初夏にかけての開花に加え、手入れ次第で秋にも花を楽しめる可能性があります。 季節ごとに異なる表情を見せるダッチェス・オブ・エジンバラは、ガーデニングの楽しみを広げてくれる存在です。
4. SNS映えする美しさ
その洗練された花の姿は、写真映え抜群。 Twitter【@02memo3】やPinterest【02memo】で「#ダッチェスオブエジンバラ」「#クレマチス」を検索すれば、その美しさに感動するはずです。 あなたも育てて、SNSでシェアしてみませんか?
ダッチェス・オブ・エジンバラの育て方:初心者でも失敗しないポイント
ダッチェス・オブ・エジンバラを美しく育てるには、いくつかの基本を止めることが大切です。ここでは、具体的な育て方をステップごとに解説します。
1. 生育環境の基本
日当たり:1日に6~8時間以上の日光が理想的。 日当たりの良い場所で育てると、花の色が明るくなり、花付きも良くなります。
土壌:排水性が良く、肥沃な土壌をお好みます。植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜ込み、有機質を補給してください。pHは中性~弱アルカリ性(6.0~7.0)が最適。
2. 植え付け方法
時期:春(3月~4月)または秋(9月~10月)が適期。
手順:
根鉢より一回り大きな穴を掘り、底に軽い石を敷いて排水性を確保。
根を広げて植え付け、土をかぶせたら軽く押さえる。
たっぷり水を与え、根が活着するまで乾燥させないように注意してください。
3. 水やり
頻度:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。夏は朝夕の涼しい時間に、冬は控えめに。
注意点:過湿を嫌うので、受け皿に水が溜まらないよう管理してください。
4. 肥料
元肥:植え付け時に緩効性の有機肥料(例:マグァンプク)を混ぜます。
追肥:生育期(3月~6月、9月~10月)に、2週間に1回液体肥料を大切と花付きが向上します。開花後は御礼肥として少量の肥料を。
5. 剪定のコツ
時期:花後(6月頃)と冬(12月~2月)の2回。
方法: 古い枝や枯れた部分を切り取り、5~10cm程度の高さでカット。 新しい芽が出やすい位置で剪定すると、次の開花が期待できます。 クレマチスは「旧枝開花」と「新枝開花」のタイプがありますが、ダッチェス・オブ・エジンバラは旧枝開花が主なので、強剪定は避けてください。
6. 支柱・トレリスの活用
つる性のため、支柱やトレリスで誘引すると美しい形に仕上がります。 アーチやフェンスに沿う場合は、麻ひもで軽く固定し、自然な曲線を描くように調整してください。
7. 病害虫対策
うどんこ病:風通しが悪いと発生しやすい。葉が密集しないように剪定し、必要であれば殺菌剤を使用する。
アブシラム:新芽に付きやすいので、見つけ次第手で解決か、殺虫剤で対処。
8. 夏と冬の管理
夏:日光を避け、風通しの良い場所に。過湿に注意し、根元にマルチングを心がけて乾燥防止に効果的。
冬:耐寒性が高いが、極寒の地では根元をワラや腐葉土で保護。
ダッチェス・オブ・エジンバラのガーデンへの応用
1. アーチやフェンスの装飾
つるがしなやかに伸びる特性を活かし、アーチやフェンスに這わせれば、花のカーテンのような美しい景観が完成します。入り口や庭の仕切りとして、華やかな印象を与えます。
2. コンテナガーデンでの栽培
限られたスペースでも楽しめるよう、鉢やコンテナで育てるとGOOD。ベランダやバルコニーに置けば、手軽にエレガントな雰囲気を演出できます。私のYouTube【@02memo04】では、コンテナ栽培の様子を動画で紹介中です。
3. 他の植物との組み合わせ
ラベンダーや宿草と珍しいと、庭にリズムとコントラストが生まれます。 白い花が映える、濃い緑の葉を持つ植物と一緒に植えるのもおすすめ。
まとめ:ダッチェス・オブ・エジンバラで庭を華やかに
ダッチェス・オブ・エジンバラ(Clematis 'Duchess of Edinburgh')は、大輪の花、精緻な香りで、庭に気品をもたらすクレマチスです。 日当たりと排水性の良い環境、正しい剪定と支柱を活用すれば、ちょっと美しい花を楽しめます。 アーチやコンテナガーデンでのアレンジも自由自在で、ガーデニングの可能性を広げてくれる存在です。
デザインへの応用:アーチやフェンス、コンテナガーデンへの活用など、様々なアレンジが可能で、あなたのガーデニングライフに華やかなアクセントを加えます。
再生リスト ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
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posted by 02memo at 15:36| クレマチス
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2025年04月01日
息を呑む雨上がりの風景 ~バラ・クレマチス・ジギタリスが紡ぐ自然美の物語。雨上がりの庭の様子 2025年3月28日
雨上がりの庭の様子2025年3月28日
雨上がりの庭に息づく新たな命~バラの新葉、クレマチスの新芽、ジギタリスの苗が織りなす自然のメロディ~
2025年3月28日。雨上がりの庭は、しっとりと濡れた大地と、優しく輝く朝日が重なり合い、一瞬にしてその表情を変える魔法のような空間に生まれ変わります。今日の庭には、春の訪れを告げる新たな命が溢れています。バラの新葉が瑞々しい黄緑色に輝き、クレマチスの新芽が細くしなやかに伸び、ジギタリスの苗が控えめながらも確固たる存在感を示しています。この記事では、雨上がりの庭に息づくこれらの植物の特徴、魅力、そして育て方のノウハウを、徹底的に解説していきます。
1. 雨上がりの庭の情景とその魅力
雨が上がった直後、庭全体は一変します。しずくが葉先に輝き、濡れた土の香りとともに、新たな成長のエネルギーを感じられるこの瞬間は、ガーデニング愛好家にとってまさに宝物です。雨上がりの庭は、静けさとともに生命の躍動感を映し出し、季節の移ろいを実感できる絶好のシーンとなります。
たとえば、バラの新葉は、雨粒をまとってキラキラと輝きながら、次に咲く花への期待感を煽り、一方、クレマチスの新芽は、しなやかに伸びるその姿で、やがて大きな花を咲かせる予感を感じさせます。また、ジギタリスの苗は、控えめながらも確かな成長を見せ、今後の大輪の花への期待を高める存在となります。こうした植物の息づかいは、エントランスや庭先を訪れる人々に、日々のストレスを和らげる癒しとなるでしょう。
2. バラの新葉~瑞々しい命の始まり~
2.1 バラの魅力と特徴
バラは、世界中のガーデニングシーンで愛されている花木の代表格です。雨上がりに現れるバラの新葉は、濃淡のある黄緑色で、瑞々しさと生命力を象徴しています。新葉は、これから豊かな花を咲かせるためのエネルギーが詰まっており、見る者に次の開花を予感させる一方で、その繊細な質感や曲線美が、美しいアート作品のようにも感じられます。
3. クレマチスの新芽~優雅に伸びる命のシンフォニー~
3.1 クレマチスの魅力と個性
クレマチスは、そのつる性の特徴を生かして、壁面やアーチ、フェンスに沿って美しく成長する植物です。雨上がりの庭では、クレマチスの新芽が細くしなやかに伸び出し、まるで自然が描く筆使いのように表情豊かに変化します。新芽は、軽やかな緑色をしており、成長とともに花芽へと変わる過程が非常にドラマティックです。
4. ジギタリスの苗~控えめな存在が奏でる未来の大花~
4.1 ジギタリスの基本情報と魅力
ジギタリスは、古来より薬草や装飾用として親しまれてきた植物で、一般的には「フォックスグローブ」とも呼ばれます。今回ご紹介するジギタリスの苗は、まだ小さな姿ながら、その成長の可能性を秘めた逸品です。控えめな見た目ですが、今後大輪の花を咲かせることで、庭全体に存在感を与えることが期待されます。
5. まとめ ~雨上がりの庭に広がる命のハーモニー~
雨上がりの庭は、バラの新葉、クレマチスの新芽、ジギタリスの苗という三種の植物が織りなす、まさに生命のハーモニーが感じられる空間です。
これらの植物は、それぞれの育成環境―十分な日当たり、適切な水はけ、定期的な水やりと肥料、そして適度な剪定と病害虫対策―が守られることで、どんどん美しさを増していきます。雨上がりの状態は、常に自然の恵みを感じる瞬間であり、庭全体が生き生きと輝く機会となります。
【まとめポイント】
・各植物の特性を把握することが最初のステップ
~ バラは美しい新葉から次の花を予感させ、クレマチスはツルとして立体感を、ジギタリスは未来の大花への期待を込めた苗として育てる。
・適切な環境整備と管理が成功の鍵
~ 十分な日光、風通しの良い配置、排水性の高い酸性土壌、そして定期的な水やり・肥料管理が植物の健康を保ちます。
・実践的な育成法をSNSで学び、共有する
~ YouTube、Instagram、Pinterest、Twitterで最新の情報をキャッチし、ガーデニングコミュニティと情報交換することで、さらに素晴らしい庭作りが可能になります。
雨上がりの庭は、自然が放つ美しいシーンと共に、ガーデニングに取り組む全ての人々に新たなインスピレーションを与える場です。これからも、ぜひこの魅力的な瞬間を大切にし、日々の手入れや工夫で、あなた自身のガーデンライフをより豊かに彩ってください。
そして、【@02memo04】のYouTube、【@02memo2】のInstagram、【02memo】のPinterest、【@02memo3】のTwitterと連携して、あなたの育成記録やデザインアイディアを積極的に発信し、多くのガーデニング愛好家との交流を楽しんでいただければ幸いです。
雨上がりの庭がもたらす「新たな命の調べ」には、心からの癒しと驚き、そして次々と生まれる可能性が詰まっています。花々の成長とともに、あなたの庭もまた、四季折々の美しさと物語を紡ぎ出す一大プロジェクトとなることでしょう。ぜひ、この素晴らしい瞬間を楽しみながら、理想のガーデンを実現してください。
【ハッシュタグ】
#flowerlove #flower #flowers #花 #ガーデン #ガーデニング #庭 #花のある暮らし #庭のある暮らし
最新のガーデニング情報や育成のノウハウは、YouTube【@02memo04】、Instagram【@02memo2】、Pinterest【02memo】、Twitter【@02memo3】で随時発信中です。ぜひ各SNSをチェックして、あなたのガーデン作りにさらに役立ててください!
以上、雨上がりの庭に生き生きと息づくバラの新葉、クレマチスの新芽、ジギタリスの苗に焦点を当てた育成法と、ガーデンデザインの魅力についての解説でした。この記事が、あなたのブログのベージビュー向上に寄与し、より多くのガーデニング愛好家にインスピレーションを与えることを願っています。
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雨上がりの庭に息づく新たな命~バラの新葉、クレマチスの新芽、ジギタリスの苗が織りなす自然のメロディ~
2025年3月28日。雨上がりの庭は、しっとりと濡れた大地と、優しく輝く朝日が重なり合い、一瞬にしてその表情を変える魔法のような空間に生まれ変わります。今日の庭には、春の訪れを告げる新たな命が溢れています。バラの新葉が瑞々しい黄緑色に輝き、クレマチスの新芽が細くしなやかに伸び、ジギタリスの苗が控えめながらも確固たる存在感を示しています。この記事では、雨上がりの庭に息づくこれらの植物の特徴、魅力、そして育て方のノウハウを、徹底的に解説していきます。
1. 雨上がりの庭の情景とその魅力
雨が上がった直後、庭全体は一変します。しずくが葉先に輝き、濡れた土の香りとともに、新たな成長のエネルギーを感じられるこの瞬間は、ガーデニング愛好家にとってまさに宝物です。雨上がりの庭は、静けさとともに生命の躍動感を映し出し、季節の移ろいを実感できる絶好のシーンとなります。
たとえば、バラの新葉は、雨粒をまとってキラキラと輝きながら、次に咲く花への期待感を煽り、一方、クレマチスの新芽は、しなやかに伸びるその姿で、やがて大きな花を咲かせる予感を感じさせます。また、ジギタリスの苗は、控えめながらも確かな成長を見せ、今後の大輪の花への期待を高める存在となります。こうした植物の息づかいは、エントランスや庭先を訪れる人々に、日々のストレスを和らげる癒しとなるでしょう。
2. バラの新葉~瑞々しい命の始まり~
2.1 バラの魅力と特徴
バラは、世界中のガーデニングシーンで愛されている花木の代表格です。雨上がりに現れるバラの新葉は、濃淡のある黄緑色で、瑞々しさと生命力を象徴しています。新葉は、これから豊かな花を咲かせるためのエネルギーが詰まっており、見る者に次の開花を予感させる一方で、その繊細な質感や曲線美が、美しいアート作品のようにも感じられます。
3. クレマチスの新芽~優雅に伸びる命のシンフォニー~
3.1 クレマチスの魅力と個性
クレマチスは、そのつる性の特徴を生かして、壁面やアーチ、フェンスに沿って美しく成長する植物です。雨上がりの庭では、クレマチスの新芽が細くしなやかに伸び出し、まるで自然が描く筆使いのように表情豊かに変化します。新芽は、軽やかな緑色をしており、成長とともに花芽へと変わる過程が非常にドラマティックです。
4. ジギタリスの苗~控えめな存在が奏でる未来の大花~
4.1 ジギタリスの基本情報と魅力
ジギタリスは、古来より薬草や装飾用として親しまれてきた植物で、一般的には「フォックスグローブ」とも呼ばれます。今回ご紹介するジギタリスの苗は、まだ小さな姿ながら、その成長の可能性を秘めた逸品です。控えめな見た目ですが、今後大輪の花を咲かせることで、庭全体に存在感を与えることが期待されます。
5. まとめ ~雨上がりの庭に広がる命のハーモニー~
雨上がりの庭は、バラの新葉、クレマチスの新芽、ジギタリスの苗という三種の植物が織りなす、まさに生命のハーモニーが感じられる空間です。
これらの植物は、それぞれの育成環境―十分な日当たり、適切な水はけ、定期的な水やりと肥料、そして適度な剪定と病害虫対策―が守られることで、どんどん美しさを増していきます。雨上がりの状態は、常に自然の恵みを感じる瞬間であり、庭全体が生き生きと輝く機会となります。
【まとめポイント】
・各植物の特性を把握することが最初のステップ
~ バラは美しい新葉から次の花を予感させ、クレマチスはツルとして立体感を、ジギタリスは未来の大花への期待を込めた苗として育てる。
・適切な環境整備と管理が成功の鍵
~ 十分な日光、風通しの良い配置、排水性の高い酸性土壌、そして定期的な水やり・肥料管理が植物の健康を保ちます。
・実践的な育成法をSNSで学び、共有する
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雨上がりの庭は、自然が放つ美しいシーンと共に、ガーデニングに取り組む全ての人々に新たなインスピレーションを与える場です。これからも、ぜひこの魅力的な瞬間を大切にし、日々の手入れや工夫で、あなた自身のガーデンライフをより豊かに彩ってください。
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以上、雨上がりの庭に生き生きと息づくバラの新葉、クレマチスの新芽、ジギタリスの苗に焦点を当てた育成法と、ガーデンデザインの魅力についての解説でした。この記事が、あなたのブログのベージビュー向上に寄与し、より多くのガーデニング愛好家にインスピレーションを与えることを願っています。
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2025年03月20日
ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀新芽が展開してきた。2025年3月13日
ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀新芽が展開してきた。2025年3月13日
1. ダッチェス・オブ・エジンバラの概要
ダッチェス・オブ・エジンバラ (Clematis 'Duchess of Edinburgh') は、クレマチスの中でも特に洗練された品種。
品種の魅力:この品種は、花のフォルムや色合い、そしてそのエレガントな佇まいから、まるでエジンバラの女公のような気品と雰囲気を放ちます。
成長特性:つるがしなやかに伸び、壁面やアーチ、フェンスなどに美しく絡みつき、季節ごとに優雅な花を咲かせます。
クレマチス全般は「花と葉のコントラスト」も魅力の一つですが、ダッチェス・オブ・エジンバラは特に花自体の存在感が際立ち、シンプルながらも洗練されたデザインが特徴となっています。
2. 特徴と魅力
優雅な花姿と色彩
花のフォルム ダッチェス・オブ・エジンバラは、大輪ながらも繊細に開いた花びらが特徴です。カップ状またはロゼット状に咲く花は、遠くからでもその美しさが際立ち、近くで見ると複雑で立体感のあるディテールが楽しめます。
色の魅力 色合いは、品種名に相応しい落ち着いたトーンで表現されることが多く、庭全体に品格を与えます。清楚な色調は、モダンなガーデンはもちろん、クラシカルな日本庭園にもマッチし、多くのデザインに調和します。
長い開花期間と耐久性
安定した開花 ダッチェス・オブ・エジンバラは、適切な環境下で育てれば、一度の開花期だけでなく、気候や手入れ次第で長い期間、エレガントな花を楽しむことができます。
丈夫なつる しっかりとした成長力を持ったつるは、庭のアクセントとしてアーチやフェンスに這わせる際にも頼もしく、年間を通して美しい風景を作り出します。
香りのアクセント
微妙な香り この品種は、花自体からほのかに香る微香が特徴です。強く主張しすぎず、むしろ庭全体に上品なアクセントを加えるため、他のお花や緑との組み合わせにも最適です。香りは、朝夕の涼しい時間帯に一層際立ち、訪れる人々にリラックス効果をもたらします。
3. 育て方と手入れのポイント
生育環境の基本
日当たり: ダッチェス・オブ・エジンバラは、1日に6~8時間以上の直射日光を好みます。日当たりの良い場所で育てると、花の色がより鮮明になり、花付きも良くなります。
土壌と水はけ: 排水性が良い肥沃な土壌が最適です。有機質肥料を混ぜ込むことで、栄養が十分に供給され、根の健康を保ちながら安定した生長が期待できます。
定期的な剪定と支柱の利用
剪定のコツ: 定期的に古い枝や枯れた部分を剪定することで、新たな枝の成長を促進し、花がより多く咲くようになります。特に花後の剪定は、次の開花シーズンに向けた栄養の再分配に効果的です。
支柱・トレリスの活用: この品種はつる性のため、フェンスやアーチ、専用のトレリスを用いると、よりエレガントな姿勢で成長します。支柱を利用して誘引することで、美しい曲線を描いた姿が楽しめ、庭全体のデザインのアクセントになります。
4. ガーデンデザインへの応用例
ダッチェス・オブ・エジンバラは、そのエレガントな姿と長期間にわたる開花が魅力です。以下は、実際のガーデンデザインへの活用例です。
アーチやフェンスの装飾: 美しい花とつるが織りなす情景は、入口や庭の仕切りとしてアーチやフェンスに沿って配置することで、まるで花のカーテンを作り出すかのような効果が得られます。
コンテナガーデンでの栽培: 限られたスペースでも、専用の鉢やコンテナに植えることで、バルコニーやベランダを華やかに彩るインテリアプランツとしてもおすすめです。
組み合わせの工夫: 他のクレマチス品種や、異なる花色・形状の植物と組み合わせると、庭全体にリズムやコントラストが生まれ、より立体的なデザインを実現できます。
5.まとめ
ダッチェス・オブ・エジンバラ (Clematis 'Duchess of Edinburgh') は、エレガントな花姿と上品な香りが特徴の魅惑のクレマチスです。
特徴:大輪の花、洗練された色調、そして長い開花期間を誇り、庭全体を上品に彩ります。
育成のポイント:十分な日光と排水性の良い土壌、適度な剪定と支柱を活用することで、年間を通じて美しい花を楽しむことができます。
デザインへの応用:アーチやフェンス、コンテナガーデンへの活用など、様々なアレンジが可能で、あなたのガーデニングライフに華やかなアクセントを加えます。
再生リスト ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'
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ダッチェス・オブ・エジンバラ Clematis 'Duchess of Edinburgh'⠀新芽が展開してきた。2025年3月13日
1. ダッチェス・オブ・エジンバラの概要
ダッチェス・オブ・エジンバラ (Clematis 'Duchess of Edinburgh') は、クレマチスの中でも特に洗練された品種。
品種の魅力:この品種は、花のフォルムや色合い、そしてそのエレガントな佇まいから、まるでエジンバラの女公のような気品と雰囲気を放ちます。
成長特性:つるがしなやかに伸び、壁面やアーチ、フェンスなどに美しく絡みつき、季節ごとに優雅な花を咲かせます。
クレマチス全般は「花と葉のコントラスト」も魅力の一つですが、ダッチェス・オブ・エジンバラは特に花自体の存在感が際立ち、シンプルながらも洗練されたデザインが特徴となっています。
2. 特徴と魅力
優雅な花姿と色彩
花のフォルム ダッチェス・オブ・エジンバラは、大輪ながらも繊細に開いた花びらが特徴です。カップ状またはロゼット状に咲く花は、遠くからでもその美しさが際立ち、近くで見ると複雑で立体感のあるディテールが楽しめます。
色の魅力 色合いは、品種名に相応しい落ち着いたトーンで表現されることが多く、庭全体に品格を与えます。清楚な色調は、モダンなガーデンはもちろん、クラシカルな日本庭園にもマッチし、多くのデザインに調和します。
長い開花期間と耐久性
安定した開花 ダッチェス・オブ・エジンバラは、適切な環境下で育てれば、一度の開花期だけでなく、気候や手入れ次第で長い期間、エレガントな花を楽しむことができます。
丈夫なつる しっかりとした成長力を持ったつるは、庭のアクセントとしてアーチやフェンスに這わせる際にも頼もしく、年間を通して美しい風景を作り出します。
香りのアクセント
微妙な香り この品種は、花自体からほのかに香る微香が特徴です。強く主張しすぎず、むしろ庭全体に上品なアクセントを加えるため、他のお花や緑との組み合わせにも最適です。香りは、朝夕の涼しい時間帯に一層際立ち、訪れる人々にリラックス効果をもたらします。
3. 育て方と手入れのポイント
生育環境の基本
日当たり: ダッチェス・オブ・エジンバラは、1日に6~8時間以上の直射日光を好みます。日当たりの良い場所で育てると、花の色がより鮮明になり、花付きも良くなります。
土壌と水はけ: 排水性が良い肥沃な土壌が最適です。有機質肥料を混ぜ込むことで、栄養が十分に供給され、根の健康を保ちながら安定した生長が期待できます。
定期的な剪定と支柱の利用
剪定のコツ: 定期的に古い枝や枯れた部分を剪定することで、新たな枝の成長を促進し、花がより多く咲くようになります。特に花後の剪定は、次の開花シーズンに向けた栄養の再分配に効果的です。
支柱・トレリスの活用: この品種はつる性のため、フェンスやアーチ、専用のトレリスを用いると、よりエレガントな姿勢で成長します。支柱を利用して誘引することで、美しい曲線を描いた姿が楽しめ、庭全体のデザインのアクセントになります。
4. ガーデンデザインへの応用例
ダッチェス・オブ・エジンバラは、そのエレガントな姿と長期間にわたる開花が魅力です。以下は、実際のガーデンデザインへの活用例です。
アーチやフェンスの装飾: 美しい花とつるが織りなす情景は、入口や庭の仕切りとしてアーチやフェンスに沿って配置することで、まるで花のカーテンを作り出すかのような効果が得られます。
コンテナガーデンでの栽培: 限られたスペースでも、専用の鉢やコンテナに植えることで、バルコニーやベランダを華やかに彩るインテリアプランツとしてもおすすめです。
組み合わせの工夫: 他のクレマチス品種や、異なる花色・形状の植物と組み合わせると、庭全体にリズムやコントラストが生まれ、より立体的なデザインを実現できます。
5.まとめ
ダッチェス・オブ・エジンバラ (Clematis 'Duchess of Edinburgh') は、エレガントな花姿と上品な香りが特徴の魅惑のクレマチスです。
特徴:大輪の花、洗練された色調、そして長い開花期間を誇り、庭全体を上品に彩ります。
育成のポイント:十分な日光と排水性の良い土壌、適度な剪定と支柱を活用することで、年間を通じて美しい花を楽しむことができます。
デザインへの応用:アーチやフェンス、コンテナガーデンへの活用など、様々なアレンジが可能で、あなたのガーデニングライフに華やかなアクセントを加えます。
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2024年09月30日
憧れのチューリップ型の花!プリンセス・ケイト Princess Kate⠀白い2番花が咲いた。2024年9月30日⠀
プリンセス・ケイト Princess Kate⠀白い2番花が咲いた。2024年9月30日⠀
「プリンセス・ケイト」という名前を聞いたことがあるでしょうか?エレガントなチューリップ型の花を咲かせる、今人気のクレマチス品種です。この記事では、プリンセス・ケイトの魅力を余すところなくご紹介します。品種の特徴、育て方、そして、あなたの庭をさらに美しく彩るためのヒントまで、幅広く解説します。
プリンセス・ケイトってどんな花?
プリンセス・ケイトは、キンポウゲ科クレマチス属に属する耐寒性多年草です。つる性で冬季落葉するため、冬には地上部が枯れてしまいますが、春になると再び芽を出して力強く成長します。
品種の特徴
エレガントなチューリップ型の花: 赤紫のつぼみから現れる純白の花は、まさにプリンセスのような優雅さ。その美しい姿は、見る人を魅了します。
四季咲き: 花後の剪定を行うことで、春から秋まで長く花を楽しむことができます。
丈夫で育てやすい: テキセンシス系は丈夫な品種で、初心者の方でも比較的育てやすいのが特徴です。
多花性: よくツルが伸び、たくさんの花を咲かせるので、花壇やフェンスを華やかに彩ります。
人気品種: 2011年に発表され、オランダの種苗展示会Platarium2012でゴールドメダルを獲得するなど、世界的に人気の品種です。
品種の誕生
プリンセス・ケイトは、オランダのJ van Zoest BVによって2003年に作出され、2011年に発表されました。長い年月をかけて品種改良を重ね、現在の美しい姿になったのです。
プリンセス・ケイトの魅力を最大限に引き出す育て方
プリンセス・ケイトは、丈夫な品種ですが、正しい育て方をすることで、より美しい花を咲かせることができます。
植え付け
時期: 春が最適です。
場所: 日当たりがよく、風通しの良い場所を選びましょう。ただし、真夏の直射日光は避けるのがおすすめです。
土: 水はけの良い土を好みます。市販の草花用培養土にパーライトなどを混ぜて使うと良いでしょう。
植え付け方: 根鉢を崩さないように注意しながら、深めに植え付けます。
水やり
頻度: 土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
注意点: 根腐れを防ぐため、鉢底から水が流れ出るまでしっかりと水やりを行いましょう。
肥料
頻度: 生育期(春~秋)に、緩効性肥料を施します。
種類: 液体肥料や固形肥料など、市販のクレマチス用の肥料がおすすめです。
剪定
目的: 花をたくさん咲かせるために、剪定は欠かせません。
時期と方法: 品種によって剪定方法が異なります。プリンセス・ケイトは新枝咲きなので、冬に地上から2節ほど残して強剪定を行います。
その他
支柱: つる性なので、支柱を立てて誘引してあげましょう。
病害虫: ハダニやアブラムシなどに注意しましょう。
プリンセス・ケイトをもっと楽しむために
コンパニオンプランツ: ラベンダーやローズマリーなど、香りの良いハーブとの組み合わせもおすすめです。
鉢植え: 鉢植えにしてベランダや玄関先に飾るのも良いでしょう。
アレンジ: 切り花にして、お部屋に飾るのもおすすめです。
まとめ
プリンセス・ケイトは、そのエレガントな姿と丈夫な性質から、多くのガーデナーに愛されている品種です。この記事を参考に、あなたもプリンセス・ケイトを育ててみませんか?
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2024年09月09日
アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina⠀紫の2番花が咲いた。⠀アフロディーテ・エレガフミナ(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アフロディーテエレガフミナ
アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina
2024年9月9日
アフロディーテ・エレガフミナ(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス
宇田川正健氏の作出の「アフロシリーズ」の品種。
深みのある紫のビロード状の濃い紫色の花と、同系色の花芯の組み合わせの四季咲き性の中輪花。
半木立性で春花終わった6月に強剪定で夏頃に2番花が咲く。
花後の強剪定で繰り返し長く咲く。新枝咲きで冬は2節ほど残して強剪定する。
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クレマチスのメモ
置き場所
外の半日蔭
みずやり
水を好む
肥料
濃いめの液体肥料を1週間に1回 3~7月 9~10月 真夏はやらない
用土
有機質に富み、なおかつ水もちのよい土
太根性タイプ(平地に自生するほとんど)~中間タイプ(モンタナ系)
赤玉土小2:赤玉土中2:鹿沼土3:腐葉土3
細根性タイプ(アトラゲネ系、ダングチカ系)
赤玉土(小、中)4:腐葉土3:軽石3
赤玉土5:腐葉土3:バーミキュライト2
培養土
植え替え
2年に1回
12月~3月
参考にしたサイト。
http://www.yasashi.info/ku_00007g.htm
http://sodatekata.net/flowers/page/141.html
http://www.ofg-web.com/05clematis/clematis01-00-00.html#Anchor-06-23240
アフロディーテエレガフミナのブログエントリー
https://02memo.seesaa.net/article/498329520.html
アフロディーテエレガフミナ(インテグリフォリア系 新枝咲き)をカインズで買ってきた。2022年。 #アフロディーテエレガフミナ #クレマチス
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2024年09月08日
大流 オオナガレ oonagare⠀紫の2番花が咲いた。2024年9月8日⠀大流 オオナガレ(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス⠀廣田哲也氏作出の「かぐやシリーズ」の品種-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #大流
大流 オオナガレ oonagare
2024年9月8日
大流 オオナガレ(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス
廣田哲也氏作出の「かぐやシリーズ」の品種。
切れ込みの鋭い細長い花弁で花付き良く、滝が流れるように次から次へと咲く。
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2024年09月01日
大流 オオナガレ oonagare⠀紫の2番花が咲いた。2024年9月1日 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #オオナガレ
大流 オオナガレ oonagare
2024年9月1日
大流 オオナガレ(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス
廣田哲也氏作出の「かぐやシリーズ」の品種。
切れ込みの鋭い細長い花弁で花付き良く、滝が流れるように次から次へと咲く。
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2024年08月31日
アオテアロア Aotearoa⠀紫の2番花が咲いた。2024年8月31日⠀アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス⠀濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アオテアロア
アオテアロア Aotearoa
2024年8月31日
アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス
濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花が咲く。
四季咲き性で花つきもよくて夏の暑さも強く丈夫で生育旺盛な品種。
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アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina⠀色が薄めの2番花が咲いた。2024年8月31日⠀アフロディーテ・エレガフミナ(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アフロディーテエレガフミナ
アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina⠀色が薄めの2番花が咲いた。2024年8月31日⠀アフロディーテ・エレガフミナ(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス⠀
アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina
2024年8月31日
アフロディーテ・エレガフミナ(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス
宇田川正健氏の作出の「アフロシリーズ」の品種。
深みのある紫のビロード状の濃い紫色の花と、同系色の花芯の組み合わせの四季咲き性の中輪花。
半木立性で春花終わった6月に強剪定で夏頃に2番花が咲く。
花後の強剪定で繰り返し長く咲く。新枝咲きで冬は2節ほど残して強剪定する。
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2024年08月24日
アオテアロア Aotearoa⠀紫の2番花が咲いた。2024年8月24日-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アオテアロア
アオテアロア Aotearoa⠀紫の2番花が咲いた。2024年8月24日⠀アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス⠀濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花
アオテアロア Aotearoa
2024年8月24日
アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス
濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花が咲く。
四季咲き性で花つきもよくて夏の暑さも強く丈夫で生育旺盛な品種。
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アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina⠀紫の2番花が咲いた。
アフロディーテ・エレガフミナ Aphrodite Elegafumina
2024年8月24日
アフロディーテ・エレガフミナ(インテグフォリア系 新枝咲き)。クレマチス
宇田川正健氏の作出の「アフロシリーズ」の品種。
深みのある紫のビロード状の濃い紫色の花と、同系色の花芯の組み合わせの四季咲き性の中輪花。
半木立性で春花終わった6月に強剪定で夏頃に2番花が咲く。
花後の強剪定で繰り返し長く咲く。新枝咲きで冬は2節ほど残して強剪定する。
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2024年08月23日
プリンセス・ダイアナ Princess Diana⠀ピンクの2番花が咲いた。2024年8月23日-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #プリンセスダイアナ
プリンセス・ダイアナ Princess Diana⠀ピンクの2番花が咲いた。2024年8月23日⠀
プリンセス・ダイアナ(テキセンシス系 新枝咲き)。クレマチス
ツルバラと一緒に誘引するとバラを覆う勢いで豪快に伸びる。
濃い鮮やかなスカーレットカラーで花弁の厚いチューリップ咲き。
強健な品種でよくツルが伸び鮮赤の花を一面に咲かせる。
花後の強剪定で繰り返し長く咲く。新枝咲きで冬は2節ほど残して強剪定する。
多花性。耐寒・耐暑性にも優れ生育旺盛。
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大流 オオナガレ oonagare⠀涼しげな青い花が咲いた。夏花 2024年8月23日⠀大流 オオナガレ(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス⠀廣田哲也氏作出の「かぐやシリーズ」の品種。⠀暑さに強い花-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #オオナガレ
大流 オオナガレ oonagare⠀涼しげな青い花が咲いた。夏花 2024年8月23日⠀大流 オオナガレ(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス⠀廣田哲也氏作出の「かぐやシリーズ」の品種。⠀暑さに強い花。
大流 オオナガレ(ビチセラ系 新枝咲き)。クレマチス
廣田哲也氏作出の「かぐやシリーズ」の品種。
切れ込みの鋭い細長い花弁で花付き良く、滝が流れるように次から次へと咲く。
再生リスト 大流 オオナガレ oonagare
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ラベル:オオナガレ
posted by 02memo at 11:26| クレマチス
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2024年08月22日
アオテアロア Aotearoa⠀紫の花がたくさん咲いている。2024年8月22日-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アオテアロア
アオテアロア Aotearoa⠀紫の花がたくさん咲いている。2024年8月22日 アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。
アオテアロア Aotearoa
アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス
濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花が咲く。
四季咲き性で花つきもよくて夏の暑さも強く丈夫で生育旺盛な品種。
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posted by 02memo at 13:53| クレマチス
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2024年08月16日
暑さに強く夏も綺麗な紫の花を咲かせるクレマチス アオテアロアの夏花が咲いた。2024年8月16日 August 16, 2024-youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アオテアロア
アオテアロア Aotearoa
暑さに強く夏も綺麗な紫の花を咲かせるクレマチス アオテアロアの夏花が咲いた。
2024年8月16日 August 16, 2024
育てやすい丈夫なクレマチス。
アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス
濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花が咲く。
四季咲き性で花つきもよくて夏の暑さも強く丈夫で生育旺盛な品種。
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posted by 02memo at 16:21| クレマチス
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2024年08月15日
アオテアロア Aotearoa 切り戻した株に紫の2番花が咲いた。2024年8月15日 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アオテアロア
アオテアロア Aotearoa
切り戻した株に紫の2番花が咲いた。2024年8月15日⠀アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス⠀暑さに強い花。
アオテアロア(ラヌギノーサ系 新枝咲き)。クレマチス
濃紫青色の花弁に黄色の花芯のコントラストが綺麗な中輪の花が咲く。
四季咲き性で花つきもよくて夏の暑さも強く丈夫で生育旺盛な品種。
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posted by 02memo at 15:21| クレマチス
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2024年06月29日
アフロディーテエレガフミ aphroditeelegafumina 2番花。2024/06/27 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アフロディーテエレガフミ
アフロディーテエレガフミ aphroditeelegafumina 2番花
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2024年06月27日
アンドロメダ andromeda。 2024/06/15 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アンドロメダ
アンドロメダ andromeda
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サニーホワイト sunnywhite。2024/06/15 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #サニーホワイト
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アンドロメダ andromeda。2024/06/14 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #アンドロメダ
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プリンセスダイアナ princessdiana。2024/06/14 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #プリンセスダイアナ
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posted by 02memo at 16:38| クレマチス
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2024年06月25日
ユスタ justa。2024/06/12 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #ユスタ
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2024年06月24日
ユスタ justa。2024/06/11 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #ユスタ
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2024年06月23日
ユスタ justa。2024/06/10 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #ユスタ
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ユスタ justa。2024/06/09 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #ユスタ
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プリンセスケイト princesskate。2024/06/09 -youtubeの投稿 #flower #garden #gardening #プリンセスケイト
プリンセスケイト princesskate
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