2026年05月01日

バラ沼の末路…4月で48品種開花!? 庭仕事が追いつかない!腰痛ヘルニア男の悲鳴と歓喜のローズガーデン。2026年4月が異常事態!バラが早すぎる満開?腰痛に耐え撮影した狂気の庭ツアー


2026年4月のバラ庭だより:早咲き48品種の魅力と育て方のリアルな記録

信じられますか。まだ4月だというのに、私の庭はもう彼女たちの香りで溢れかえっています。2026年4月30日、例年よりも早すぎるバラの目覚めに、正直なところ戸惑いを隠せません。今年の開花スピードは異常なほどで、早咲き品種はすでに満開を迎えています。
バラの家公式チャンネルのバラ塾を欠かさずチェックし、育種家の木村先生のお話を参考にしながら、日々庭の管理に励んでいる50代のバラ愛好家として、この驚きの光景を記録に残さずにはいられません。現在、私の庭には116種、141株のバラがひしめき合っており、キャパシティは限界に達しています。地植えスペースも鉢を置く場所も無い状態ですが、彼女たちが咲き誇る姿を見ると、やはりこの苦労は報われると感じます。
今回は、4月中に咲き出した48品種をすべて紹介します。ガクが割れたばかりの期待感あふれる蕾から、今を盛りに咲き誇る満開の姿まで、グループごとにその魅力と私の育て方の実感を綴っていきます。

2026年4月30日。4月に咲き出したバラ48品種紹介-1bro.jpg




1. 庭を明るく彩るイエロー&アプリコット系のバラ
まずは、私が最も惹かれる色合いの一つである、黄色やアプリコット系のグループから始めていきましょう。
ゴールデン・セレブレーション 1992年にデビッド・オースチンによって作出されたイングリッシュローズです。私にとってのバラ沼の原点とも言える品種で、大輪のカップ咲きと濃厚なティーの香りがたまりません。圧倒的な花数でオベリスクを覆い尽くすその姿は、まさに黄金の祝福です。

コンテ・ドゥ・シャンパーニュ 同じくイングリッシュローズで、2001年の作出です。咲き始めの黄色から徐々にクリーム色へと変化していく透明感が非常に美しい彼女です。ポール・スミザー氏が提唱するようなナチュラルガーデンを目指すなら、この軽やかさは欠かせないピースとなります。

クレパスキュール 1904年作出のオールドローズで、フランス語で夕暮れを意味します。その名の通り、ノスタルジックなオレンジ色が魅力です。効率を重視する私でも、この色の前では思わず足を止めて見入ってしまいます。

つるゴールドバニー 1991年、メイアン作出の鮮やかな黄色のバラです。これぞバラ、と言わんばかりの圧倒的な存在感があります。私の母からは派手すぎると言われることもありますが、庭の骨格を形作るためにはこの明るさが必要なのです。

スイートドリーム 小輪ながらもアプリコットオレンジの花が溢れんばかりに咲きます。夢のように可愛らしい姿をしていますが、誘引作業の際のトゲは現実的にかなり痛いです。しかし、咲いた時の喜びはその痛みを上回ります。

ロココ 1987年に作出されたドイツのバラです。波打つような花弁が非常に優雅で、大型のつるバラとして空間を埋める能力に長けています。空間をバラで覆い尽くしたい私の理想の庭には必須の彼女です。

アプリコットキャンディ 2007年、メイアン作出です。美味しそうな名前通りの色合いで、非常に強健な性質を持っています。バラ栽培が初めての方にも、これならできそうと思ってもらえる安心感のある品種です。

バスシーバ 2016年作出の最新に近いイングリッシュローズです。アプリコットのグラデーションが芸術的で、New Rosesで見かけて即座に購入を決めた時のときめきを今でも鮮明に覚えています。

ダナヒュー 2023年発表の最新品種で、デビッド・オースチンのバラです。まだ若い株ですが、この色の深みには驚かされます。庭のキャパは限界を超えていますが、この姿を見たら買わないという選択肢は論理的にあり得ませんでした。

ラ・パリジェンヌ 2009年、デルバール作出のフランスのバラです。オレンジとピンクが絶妙に混ざり合う色彩は実にお洒落で、意外にも和風の植物ともうまく調和してくれます。

ピエールエルメ 2018年作出のアンドレエブのバラです。スイーツのような甘い色調が特徴です。最近のトレンドはコンパクトな樹形のようですが、私はあえて彼女を大きく育て、香りのシャワーを存分に浴びたいと考えています。

シャトー・ドゥ・シュベルニー 2016年、デルバール作出です。非常に多花性で、何よりタフなのが助かります。黄色系のバラは病弱なイメージを持たれがちですが、彼女は無駄な作業を省きたい私の管理方針にぴったりの優等生です。

2. 庭に静寂をもたらすホワイト&パールのバラ
続いて、庭に落ち着きと静寂をもたらしてくれる、白や淡い色合いのグループを紹介します。撮影中も背後で母が何やら小言を言っていますが、バラたちの美しさに免じて聞こえないふりをして進めましょう。

マーガレット・メリル 1977年、ハークネス作出です。透過するような純白の花弁と、驚異的な香りの強さが最大の特徴です。一輪咲くだけで周囲の空気が一変し、神聖な力さえ感じさせてくれる彼女です。

シティ・オブ・ヨーク 1939年、タンタウ作出のバラです。一重に近い平咲きですが、満開時に壁一面を覆い尽くす白の花塊は圧巻です。空間を覆うバラが好きな私にとって、この爆発的な花数はまさに正義です。

新雪 1969年に京成バラ園芸で作出された、日本を代表する白いつるバラです。昭和の教育を受けた私のような世代には、この名前だけで信頼感があります。寒さにも病気にも負けない、その強さは本当に頼りになります。

パブロワ 2019年、デルバール作出です。バレリーナのような可憐なフリルが特徴的です。風に揺れる姿は最高のご褒美ですが、撮影のために重いカメラを支える私の腰のコルセットにも力が入ります。

アルベリックバルビエ 1900年作出のオールドローズです。100年以上の歴史を持つバラには、独自の物語が宿っているように感じます。クリームホワイトの小花がパーゴラを埋め尽くす日を、今か今かと待ちわびています。

マチルダ 1988年、メイアン作出です。白地にピンクの縁取りが入る完成された美しさがあります。コンパクトな樹形が好まれる今のトレンドにも合致しており、どこに置いても絵になる彼女です。

ソニャドール 2011年、ディクソン作出です。夢見心地な色調が魅力で、地植えして10年を経てようやく本領を発揮してくれました。地植えスペースはもうありませんが、彼女をこの場所に迎えて本当に良かったと感じています。

ミスピーチ姫 1994年作出のミニバラです。名前の通り可愛らしさの塊のような姿ですが、庭の中での存在感は絶大です。このサイズ感は、日本の住宅事情には最高にマッチしていると言えるでしょう。

ミスピーチヒメさくらこ さらに柔らかい色調を持つ枝変わり品種です。この繊細なニュアンス、わかっていただけるでしょうか。園芸店で見かけて、気づいたらレジに並んでしまっていたという、ロザリアンあるあるの代表例です。

コフレ 2019年、河本バラ園の作出です。宝石箱という名にふさわしく、少しグリーンがかった紫の色彩が非常にマニアックで美しいです。バラ塾の宇都宮店長なら、きっとこの魅力を熱く語ってくださるはずです。

コンフィチュール 2020年、同じく河本バラ園の作出です。ジャムのように甘く、どこか物語を感じさせる雰囲気があります。この美しさを目にすれば、雨続きで沈んでいた気分も一気に晴れやかになります。

群舞 1995年作出のバラです。最大の特徴はトゲが無いことで、効率を重視し無駄な怪我を避けたい私にとって最高のメリットです。それでいて圧倒的な花数で空間を彩ってくれる、まさに理想的な彼女です。

ここまでの紹介で、ようやく半分を過ぎました。私の投稿はバラの機嫌と、私の腰の機嫌が合った時にしか行えない不定期なものですが、もしよろしければチャンネル登録をお願いします。

3. 圧倒的な王道感、ピンク&紫色系のバラ
後半戦は、バラの王道とも言えるピンクと、私の大好きな紫のグループを紹介します。このあたりで撮影時間は3時間を超え、ジンバルの重さが鉛のように腰に響いてきますが、気合を入れていきましょう。

アンジェラ 1984年、コルデス作出の名花です。やはりこのバラは凄いです。カップ状の花が鈴なりになって咲く姿を見ると、どれだけ疲れていても、このバラを植えて本当に良かったと確信できます。

ピエール・ドゥ・ロンサール 1985年、メイアン作出の殿堂入りの名花です。説明不要なほど有名ですが、4月に蕾が色づく瞬間が一年で最もワクワクする時です。ガクが割れた瞬間を見ただけで、元気が湧いてきます。

つるローズうらら 2013年、京成バラ園芸の作出です。非常にビビッドなピンクで、遠くからでも一目でそれと分かる存在感があります。ホームセンターのセールで偶然出会った彼女ですが、今や庭のメインキャストです。

つるローズうらら枝変わり さらに鮮やかな、あるいは少し柔らかい色彩を見せてくれる枝変わり品種です。こうした植物ならではの不思議な変化を毎日観察できるのは、地植えで育てている者だけの特権です。

プリティ・レディ 1997年作出の、その名の通りプリティでアプリコットピンクの美しいバラです。非常に丈夫な性質を持っており、木村先生が提唱する手のかからない美しさを体現しているような彼女です。

つるリトル・アーティスト 手書きのようなかすりが入る、非常にアーティスティックな一輪です。3連アーチに絡ませて仕立てていますが、その空間だけが別世界のような特別な雰囲気を醸し出しています。

フランソワ・ジュランヴィル 1906年作出のランブラーローズです。庭の天井を覆うのは彼女の大切な仕事です。冬の凍えるような寒さの中、長い枝を誘引するのは地獄のような作業でしたが、この景色を見ればすべてが報われます。

つるシャルルドゴールド 2012年作出の青バラ系品種です。強烈な香りが特徴で、効率を重んじる私でもこの香りの前では無駄に深呼吸を繰り返してしまいます。これこそがバラを育てる醍醐味です。

オリビア・ローズ・オースチン 2014年、デビッド・オースチンが孫娘の名前を冠した傑作です。完璧な美しさと圧倒的な耐病性を兼ね備えています。初心者の方に一つお勧めするなら、間違いなくこのバラを選びます。

エドゥアール・マネ 2016年、デルバール作出のフランスのバラです。絵画のようなストライプ(絞り)が実に美しいです。庭全体のデザインを考える際、マネの色彩は欠かせない重要なピースとなっています。

ニュー・イマジン 2013年、ドリュ作出の強烈な赤紫の絞りが入るバラです。インパクトを重視するなら外せない一株です。母からは毒々しいと言われることもありますが、この個性が庭にリズムを生んでくれるのです。

ダフネ 2014年に木村先生が発表された傑作です。驚くべきは花持ちの良さで、咲き進むにつれて花色がグリーンへと変化していく過程を見守るのが本当に楽しいです。生産性を高めたい私にとって、最高の一鉢です。

4. ドラマチックな彩り、ディープカラー&最新品種
いよいよ最後は、ドラマチックな深い色調を持つバラと、最近我が家に迎えた期待の最新星たちの紹介です。

パパ・メイアン 1963年、メイアン作出の赤黒バラの王様です。この威厳に満ちた姿には、昭和の教育を受けた身として背筋が伸びる思いがします。香りを嗅ぐだけで心強いエネルギーを貰える、そんなバラです。

ムタビリス オールドローズの一種で、一重咲きの花色が黄色からピンク、そして赤へと変化します。一株の中で色が混ざり合う不思議な美しさがあります。ポール・スミザー氏の著書にあるような自然な佇まいが大好きです。

アンプルール・デュ・マロック 1858年作出、モロッコの皇帝という名を持つバラです。ベルベットのような質感が実にドラマチックです。150年以上前のバラが、今この現代の私の庭で咲いていることに歴史のロマンを感じます。

チョコフィオーレ 2004年、メイアン作出のチョコレートのような渋い茶色のバラです。最近トレンドのアンティークカラーの先駆けとも言える存在で、このマニアックな色彩はロザリアンにはたまらない魅力があります。

ソレイユロマンティカ 2010年、メイアン作出の太陽のように明るいバラです。裏弁とのコントラストが絶妙で、これを目にするだけで雨の日の沈鬱な気分も論理的に消滅してしまいます。

ベル・デ・セゴサ 2013年、ドミニクマサド作出のフランスのバラです。赤紫と白の裏弁の組み合わせが洗練されています。雑誌New Rosesを開くたびに新しいバラが欲しくなる、この病を誰か止めてほしいものです。

ピンク・ビンテージ 2019年、ドリュ作出の、くすんだピンクが現代的なバラです。派手すぎず、しかし確かな存在感を放っています。大人のための落ち着いたガーデンデザインには欠かせない存在です。

ローズ・ポンパドゥール 2009年、デルバール作出の豪華な花型と最強の香りを誇るバラです。フランスの貴婦人のような華やかさがあり、一株あるだけで庭全体の格が一段上がったように感じさせてくれます。

パトラッシュ レモンイエローのカップ咲きが魅力のバラです。名前からアニメを連想してしまいますが、性質は非常にタフで、どんな環境でも諦めない根性を持っているように見えます。

オデュッセイア 2013年に木村先生が作出された、波打つ紫の花弁が美しいバラです。日本の過酷な気候を熟知して作られているため、本当に育てやすく、私の庭の生産性向上計画における主力戦力です。

ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ 2015年、デルバール作出の夜の女王という名を持つバラです。深い赤の絞りが非常にドラマチックで、夜にライトアップして眺める時間は、どんな贅沢よりも価値があると感じます。

ギー・サヴォア 2001年、デルバール作出の力強いバラです。赤、ピンク、白が入り混じる様は圧巻で、一本で庭全体の主役を張れるパワーを持っています。今年も彼女に会えたことを心から嬉しく思います。

さいごに:バラ園のような庭を目指して
48品種のパレード、いかがだったでしょうか。正直なところ、撮影を終えた私の腰はもう限界を超えています。しかし、レンズを通して彼女たちの表情を一つずつ確認していく作業は、やはりこの上なく幸せな時間でした。庭の整備が追いつかない、雨で作業ができないといった葛藤も、この景色を前にすればちっぽけな悩みに過ぎないと思えてきます。
バラ園のような空間を個人で作ることは、決して楽な道ではありません。スペースの悩み、腰の痛み、そして家族からの小言。それでも、バラ沼にハマった私たちには、この美しさを手放すことなどできません。安売りセールで見かけた想定外の株を抱えて帰る時の、あの後ろめたさとワクワク感。それこそがロザリアンの生きがいです。

4月でこれだけの開花ですから、本番の5月がどうなってしまうのか期待と不安が入り混じっています。庭にはまだ100品種以上の彼女たちが、静かに出番を待っています。ツルバラが空を覆い、香りのドームが完成するその日まで、私は腰痛のコルセットを締め直し、不屈の精神で管理を続けていきたいと思います。
もしこの記事が、皆様のバラ選びや庭造りの参考になれば幸いです。皆様の庭では今年、どのバラが一番乗りでしたか。また、撮影や管理で苦労されている「あるある」などがあれば、ぜひ教えてください。
それでは、またこの香り高き庭でお会いしましょう。不器用な男の挑戦は、5月の満開に向けてさらに加速していきます。

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