2026年03月03日

2026年冬・バラの冬作業と止まらないポチりの真実|冬に咲く女王17品種とDIY誘引術


2026年冬・バラの冬作業と止まらないポチりの真実|冬に咲く女王17品種とDIY誘引術

2026年、1月22日から2月7日。バラの冬作業はまさに佳境、というか……正直に言いましょう、絶望の後半戦に突入しています 。
庭を見渡せば、誘引を待つ長い枝たちが寒風に揺れ、私の腰はコルセット越しに悲鳴を上げていますが、まずは白状しなければならないことがあります 。

バラ沼にどっぷりと浸かり、気づけば11年目。50代ロザリアンの02memo(ゼロツーメモ)です 。
バラ園のような、圧倒的な花数で空間を覆う庭を目指し、日々改装作業を続けています 。

不治の病「バラ買わない詐欺」と空間の錯覚
バラはもう買わない。絶対にだ 。
毎度言っていることですが、これが守られることはほぼありません 。
お前いつも買っているじゃないかと言われそうですが、自分でも分かっています。買いすぎだろと 。
もはや私のこの言葉は、「おはよう」と同じレベルの挨拶か、「ダイエットは明日から」という決意と同じ、形骸化したスローガンです 。

しかし、冬作業をしていると、ある魔法にかかるのです 。
それは、誘引を進めて庭がスッキリしてくると発動する、ロザリアン特有の空間の錯覚 。
誘引して枝が整理されると、ふと魔法にかかったように「あ、あそこにまだスペースあるんじゃない?上に伸ばせば誘引スペースがあるから、株を増やせそうだ」と感じてくるのです 。
その結果がこれです 。
沼暦11年目にして、なぜ今この症状が出ているのか。自分でも謎ですが、もはや不治の病かもしれません 。

2026年1月22から2月7日burogu.jpg




2026年・冬のポチり履歴:合計13株の誘惑
今回のポチり履歴を正直にお話ししましょう 。

まず、楽天お買い物マラソンの義務として苗を6株ポチりました 。
次に、バラ塾のファンとしてバラの家での新品種争奪戦への参加は必然 。
メルローのついでに3株買って、計大苗4株を購入 。
さらに、家から一番近いホームセンターであるDCMで10月に大苗5株を予約済みです 。

この段階でものすごくやばいのですが、私にはもう一つ属性がありまして、それがカインズ大好きおじさんなんです 。
ならばカインズのバラ苗予約に参加しないで良いのかと、自分に圧がかかるのです 。
カインズは通販のみで送料がかかってしまうのですが、5000円以上で送料無料になります 。
送料無料にするため2株確保は必須……のはずが、なぜか4株ポチっていました 。
おかしいだろ、こいつ状態です 。

カインズで確保した新顔の彼女たち詳細
今回カインズでポチった4株の彼女たちを紹介します 。

ドクトール・マサド(Dr. Massad)
フランス・ギヨー(ドミニク・マサド)社の傑作で、まさに絵画のようなバラです 。
最大の特徴は、情熱的な深紅の花弁の裏側が、白から輝くようなゴールドに彩られるリバーシブルカラー 。
風に揺れるたびに表と裏のコントラストが劇的に入れ替わり、まるで貴婦人のドレスの裏地を覗き見るような、ドキッとするような色香があります 。
強靭な樹勢と濃厚なフルーツの香りも併せ持ち、私の庭にまた一つ、強烈な個性が加わることになります 。

マルク・アントン・シャルポンティエ(Marc-Antoine Charpentier)
黄色からクリーム、そして純白へと変化する色彩のグラデーションが非常に芸術的です 。
さらに面白いのが花弁の造形 。
先端がつんと尖り、外側へと反り返る独特のフォルムが、重なり合うことで動きのある立体的な花姿を見せてくれます 。
以前からこの尖った美しさが気になって仕方がなかったので、今回ようやく確保できて、心から満足しています 。

クレア・オースチン(Claire Austin)
カップ咲きの透き通るような白が美しい、まさに純潔のバラです 。
実はこれ、庭にあるオリビア・ローズ・オースチンのオベリスクを大型化したのに合わせて、一緒に誘引するために迎えました 。
オリビアはデビッド・オースチン氏の孫娘の名前 。
そしてクレアは、その母であり氏の娘の名前です 。
庭の一角で母と娘が寄り添うように咲き誇るストーリーを完成させるなら、この彼女しかいないだろうと迷わず確保しました 。

桃心(モコ)
名前の通り、コロンと丸い極小輪が特徴の、愛らしさの塊のようなバラです 。
普通のバラのようにパカッと開ききらず、丸い蕾のような状態のまま長く咲き続けるその姿は、まるで庭に灯った小さな桃色の灯火のようです 。
数年前のニューローズで見て以来、ずっと片隅で気になっていたのですが、このコロコロした造形には目がない私です 。
スペースが厳しくても、この可愛さの前には降参するしかありませんでした 。

バラの家から届いた至高の大苗と開封の儀
ポチり株の紹介の後は、前回バラの家で注文した大苗4株の到着報告です 。
箱を開ける瞬間は、何度経験しても最高のご褒美ですね 。
今回もさすがバラの家という感じの、良い苗たちでした 。

メルロー(Merlot)
2025年秋、ロサオリエンティス・ノヴァから届いた芳醇な赤ワインです 。
大苗の立派な枝ぶり、ガッシリした苗の重みには感動しました 。
深紅のロゼット咲きにダマスクの強香、なのに驚異の耐病性タイプ0 。
私のような腰痛持ちのズボラ管理でも、きっと彼女は最高の微笑みを返してくれるはずです 。

ウンディーネ(Undine)
木村卓功先生が放つロサオリエンティス・ノヴァ、究極の藤色です 。
実は去年、発売直後の激しい争奪戦に負けて涙を飲みましたが、今年は無事に確保できました! 普通、この手の色は病気に弱くて泣かされるのがロザリアンの常識ですが、彼女は驚きのタイプ0 。
無農薬でいける藤色のバラは、バラは難しいと諦めていた方にこそ育ててほしい一株です 。

パオロ・ペイローネ・ジャルディニエレ
イタリア・バルニ社の彼女。コロンとした黄色のカップ咲きがたまりません 。
すでに育てているバルニ社のアンナフェンディが凄まじく気品があって良かったので、この子の姿を見た瞬間、ポチる指が止まりませんでした 。
現在、我が家は97種122株 。
地植えの隙間も鉢の置き場もロジカルに計算して一ミリも残っていませんが、いい苗を見たら昭和育ちの根性論で強引に居場所を作るのが私の心情です 。

リナルド(Rinaldo)
インスタで、あの吸い込まれるような深い紫の動画を見た瞬間、一目惚れしました 。
咲き始めのベルベットのような濃紫から、次第に赤みを帯び、最後にはシックな灰紫色へと移ろう劇的な色彩変化が魅力です 。
勇者の名を冠した彼女を、オベリスクに誘引して大切に育てていきます 。

執念のDIY!誘引スペースをロジカルに拡張する
庭のキャパは限界ですが、場所がないなら作るまで 。
私は今回、低いフェンスを上方向に拡張するため、角材に穴を開けて鉄筋を通し、既存のフェンスに接続して誘引ガイドをDIY設置しました 。
ポイントは、地面より上の部分をつるローズうらら枝変わり用、地面より下のガイド部分をランブラーローズ用と使い分けること 。
これで無機質なブロック塀も彼女たちのステージに早変わりします 。
つるローズうらら枝変わりと、隣のピエール・ドゥ・ロンサールの枝先が重なり合う贅沢な景観を目指しています 。

寒空の下で凛と咲く冬の女王たち:17品種紹介
2月の冷たい空気の中で凛と咲く、17品種のバラを詳しくご紹介します 。

ノヴァーリス(Novalis)
ドイツ・コルデスが生んだ、最強のラベンダー色のバラです 。
2016年から地植えしていますが、この寒さの中でも健気に咲き続ける根性には脱帽します 。
冬は開き方がゆっくりで、その分花もちは異常に良く、冬の貴婦人といった風情です 。
耐病性も抜群で、葉を落とさないのが効率重視の私には最高のご褒美です 。

ラベンダーブーケ(Lavender Bouquet)
パーゴラの上方、見上げるような高い位置で一輪、静かに咲きました 。
冬の澄んだ青空によく映える紫の花色は、浮遊感のある美しさ 。
低い陽光が透過する花びらは、まるで薄い絹のようで、この時期だけの透明感を湛えています 。

ミュリエル・ロバン(Muriel Robin)
フランス・オラールのモーブピンクのバラです 。
寒さで色が深く沈み、独特の色気を醸し出しています 。
複雑な波状弁の重なりは、一輪でも圧倒的な存在感があります 。
冷風で端が少し痛んでいても、それすらアンティークのような風情を感じさせる、まさに大人のためのバラです 。

つるローズうらら(Rose Urara Climbing)
我が家で最大の専有面積を誇る絶対王者です 。
冬でも反則級のショッキングピンクで咲き誇ります 。
雨にも風にも強く、病気知らず 。
春へのバトンを渡すかのように咲く姿には、育種家の情熱を感じます 。

ミスピーチ姫(Miss Peach-hime)
トゲが全くない、サービス精神の塊のようなミニバラです 。
冬でもポツポツとピンクの小花を絶やしません 。
葉も落ち始めましたが、薬剤散布を継続して春まで連れて行く予定です 。

ムタビリス(Mutabilis)
ひらひらと蝶が舞うような一重咲き 。
黄色からピンク、赤へと色が変化していく様は冬の情緒にマッチします 。
野生種に近い強靭さを持ち、冬の冷たい風の中でも自由奔放に咲く姿は、庭にナチュラルな息吹を与えてくれます 。

メアリーディレイニー(Mary Delany)
デビッド・オースチンのイングリッシュローズ 。
冬は花がとにかく長持ちし、ソフトピンクの色彩が長く保たれます 。
鋭いトゲが少ないしなやかな枝は、誘引作業中も私に優しい、癒やしの存在です 。

ローズ・ポンパドゥール(Rose Pompadour)
フランス・デルバールの貴婦人 。
春よりも色が深く濃く、香りが驚くほど濃厚です 。
大きな花輪が重そうに、でも気高く咲く姿は、冬の庭の主役そのものです 。

ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure)
我が家の宝物、魔性の香りを持つバラです 。
完熟したグアバのような、あの独特の香りは冬の冷気の中でも届きます 。
花の重みでうつむきがちに咲くその姿はドラマチック 。
この一輪が咲くかどうかで、冬作業のモチベーションが大きく変わるのです 。

ラ・ドルチェ・ヴィータ(La Dolce Vita)
イタリア語で甘い生活を意味するデルバールのバラです 。
冬の花は色が抜けてレモンイエローへと変化し、どこか儚げな美しさを纏っています 。
カップ咲きの形が崩れず、まるで砂糖菓子のようです 。

レディ・エマ・ハミルトン(Lady Emma Hamilton)
淡いオレンジに染まって咲き続けるイングリッシュローズ 。
春の鮮やかなオレンジとは違い、冬は色が淡く、しかし花弁はぎっしりと詰まっています 。
柑橘系の香りは、冬の澄んだ空気の中で最高に心地いいです 。

レディ・オブ・シャーロット(Lady of Shalot)
オベリスクの頂上で、最後の一輪が誇らしげに咲いています 。
形は少し小さくなりましたが、その気品は変わりません 。
黄金色に輝く様は、まさに冬の庭における一つの到達点です 。

ウィンダミア(Windermere)
蕾がまだたくさん上がってきていますが、気温の低下で開かずに終わるボールドの危機にあります 。
咲くか咲かないかの瀬戸際で踏ん張る姿には、思わず頑張れと声をかけたくなります 。

マチルダ(Matilda)
冬の花持ちは抜群で、一度咲いたら時が止まったかのようにそのままの形を保ちます 。
白い花びらの縁に乗るピンクのぼかしが寒さでより鮮明になり、清楚な美しさが際立っています 。

カリエンテ(Caliente)
ベルベットのような質感を湛えた赤黒いミニバラ 。
散らずにずっと残っており、冬の庭の消えない灯火のようです 。
寒さの中で色がさらに深まり、ミニバラとは思えないほどの重厚感があります 。

ジジ(Gigi)
赤と白の絞りが鮮やかなミニバラ 。
冬のモノトーンな庭に楽しいリズムを刻んでいます 。
コントラストが鮮烈になり、小さな体に秘められた強靭な生命力を感じさせてくれます 。

ストロベリーミスト(Strawberry Mist)
コルデスの最新品種 。
葉が散ってしまっても、テラコッタレッドの花が驚異的な粘りで残っています 。
その姿はまるでアンティークのガラス細工のようで、最後の最後まで楽しませてくれるバラです 。

バラを引き立てる冬の植物たち
バラの誘引作業中に癒やしをくれる、足元の仲間たちも見逃せません 。

ガーデンシクラメン・アリッサム・ビオラ
冬の庭の定番三銃士です 。
ガーデンシクラメンは寒さに負けず鮮やかな花を立ち上げ、アリッサムは小さな白い花で雪のような景色を作ります 。
ビオラは花がない時期も確かな彩りを与え、立春を過ぎてまた勢いよく増えてきました 。

クリスマスローズ
紫のオリエンタリスと白のアシュードホワイトシフォンがついに開花 。
地植えにすれば何もしなくても毎年会える、究極のローメンテナンス植物です 。
うつむき加減に咲く姿は、冬の女王の名にふさわしい奥ゆかしさがあります 。

エビーナアンナ(コエビソウ)
黄緑色の苞が重なり合う不思議な形は、まさにエビの尻尾のよう 。
寒い時期でも綺麗に咲いてくれる、庭に意外性を与えてくれる存在です 。

実ものたち:マンリョウ・金柑
鳥たちと争奪戦のマンリョウの赤い実、黄色く色づく金柑 。
冬の庭に貴重なビタミンカラーを添え、活気を与えてくれます 。

結論:バラ苗の買いすぎは未来への期待
結局のところ、バラを買いすぎるのは、未来への期待が現実の作業量を上回ってしまうからなのです 。

ヘルニアを抱え、コルセットを締め直し、寒風の中での膨大な誘引作業 。
それでも、新しく迎えたメルローや桃心が春にどんな顔を見せてくれるかを想像するだけで、指先の冷たさも忘れてしまいます 。
バラはもう買わないという言葉は、自分を律するためのものではなく、次に買うためのリセットの言葉なのかもしれません 。

春、あの爆咲きの景色の中で買いすぎてよかったと笑う自分の姿が、もう見えています 。

皆様も、腰を大切に!冬作業の合間に、ぜひブログやSNSで情報交換しましょう。

ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
https://02memo.seesaa.net/

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posted by 02memo at 20:02| バラの花 | 更新情報をチェックする