2025年11月09日

【英国バラ沼へようこそ】「気候が合わない?うるさい!そんなの関係ねぇ!」腰痛オヤジが沼った、イギリスのバラ22品種全紹介。2025年春、キャパ限界の庭からお送りします。


「気候が合わない」は嘘?50代腰痛オヤジが「イギリスのバラ沼」に沈んだ全記録。キャパ限界の庭から22品種を全紹介【2025年春】

「イングリッシュローズは、日本の気候に合わない」。

こんにちは、50代のバラオタク「02memo(ゼロツーメモ)」です。 バラを育てている方なら、この言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。「暑さで夏にダメになる」、「病気に弱い」。

ええ、分かります。私もそう思っていました。

私もね、腰に爆弾(椎間板ヘルニア)を抱えていて、コルセットが手放せない体です。夏の消毒作業や草むしりを「地獄」 と感じながら、効率重視、ロジカルに庭造りを進めたいと常々考えています。

ロジカルに考えれば、日本の高温多湿な気候に合った、強健な品種を選ぶのが「正解」 です。世間のトレンドが、手のかからないコンパクトな木立バラだということも、もちろん分かっています。

……でもね、見てください、これ。 この花の雰囲気。この見た目。

理屈じゃないんですよ。 「謎の魅力」 としか言いようがない、圧倒的な何かが彼女たちにはあります。

【英国バラ沼へようこそ】「気候が合わない?うるさいbloug.jpg




この記事では、そんな「気候が合わない」というネガティブ要素を「うるさい!」と一蹴するほどの魅力 に憑りつかれ、キャパ限界の庭(97種122株) で、ついに総勢22品種 にもなってしまった我が家の「イギリスのバラ」たちを、全種紹介します。


圧倒的魅力。なぜ私はイギリスのバラを育てるのか?
すべての始まりは「憧れ」でした。 私が敬愛する園芸家ポール・スミザー先生が作るような、あのナチュラルな景観。風にそよぐ宿根草と、しなやかな枝を伸ばすバラが織りなす「イングリッシュガーデン」。

それを作ろうとすると、どうしても、あの優雅な花形と雰囲気を持つイギリスのバラたち が必要だったんです。

結果、私の庭にはデビッド・オースチンのバラが13品種、それ以外のイギリスのバラ(ハークネスやピーター・ビールス、オールドローズなど)が9品種、合計22品種になりました。

もちろん、庭のキャパシティはとっくに限界です。 地植えする場所も、鉢を置くスペースもありません。

それでも、今年ついに3品種を追加してしまいました。 「また買ったのかい!」という家族の甲高い声 が聞こえましたが、もう止まらない。これが「バラ沼」です。

今日は、そんな我が家のイギリスバラ軍団22品種を、いくつかのグループに分けて全種紹介します。

グループ別!我が家の英国バラ22品種【オレンジ・アプリコット系】
まずは、私が特に惹かれている「オレンジ・アプリコット系」グループです。イングリッシュローズのオレンジは、蛍光色のような派手なものから、アプリコットのニュアンスがかった繊細なものまで、とにかく格別なんです。

【1品種目】スイートドリーム (Sweet Dream)
2016年にお迎えした古株です。ホームズで半額だった8号あんどん仕立て。9,980円が5,000円…これはもう「買い」でしょう。私なりのロジカルな判断です(笑)。

現在は、庭の奥の木製オベリスクで、コフレやつるアイスバーグと一緒に咲いています。中輪のオレンジの花が房になって咲く様は圧巻です。何より、隣で一緒に誘引しているクレマチス「アフロディーテエレガフミナ」の紫とのコントラストが…もう、最高です。

【2品種目】レディ・オブ・シャーロット (Lady of Shalott)
私のYouTubeアカウントのアイコンにも使っているぐらい大好きな彼女。2016年にお迎えしました。 最初は木立バラのつもりで夏剪定したら、「私はそんなもんじゃない!」とでも言うように枝を暴れさせて(笑)。慌ててオベリスクを立てました。 非常に強健で、香りもいい。もし地植えスペースがあるなら、最初の一株に全力でお勧めしたい、素晴らしいバラです。

【3品種目】バスシーバ (Bathsheba)
2019年にお迎え。東の外壁フェンスで、後ほど紹介するジンジャーシラバブたちと競演しています。 花も大きいし、ミルラの強香。とにかく大きくなるので、壁面やアーチで目立つ存在です。

【4品種目】レディ・エマ・ハミlトン (Lady Emma Hamilton)
日本で一番有名なイングリッシュローズかもしれませんね。2016年にお迎えしました。 蛍光オレンジの花と、美しい銅葉。 ただ…正直、彼女は日本の暑さがちょっと苦手みたいで(苦笑)。春の美しい花も、夏の日差しですぐにチリチリになってしまいます。 でも、そこがまた、守ってあげたくなるというか…(完全に沼です)。

【5品種目】ジュード・ジ・オブスキュア (Jude the Obscure)
2017年にお迎え。遅咲きで、柑橘系の強い香りが特徴です。 我が家の「強香(きょうこう)3強」の一角です(あとマーガレットメリルとパパメイアン)。 この香りを嗅ぐためなら、腰痛を押してでも庭に出ます。もちろん、コルセットを巻いて。

【6品種目】ゴールデン・セレブレーション (Golden Celebration)
2017年に大株を頂いた彼女。早咲きの黄色で、これも素晴らしい香り。 ツルバラ扱いですが、私の庭では思ったより大きくならないかな? シャーロットやジュードと同じ、オレンジ・黄色系コーナーで咲いています。

【7品種目】コンテ・ドゥ・シャンパーニュ (Comtes de Champagne)
2016年お迎え。黄色から白に変わる、コロンとした花が愛らしい。 …ですが、ハッキリ言います。花保ち、良くないです。花数も少なめ。欠点が多い。 でも!そのすべての欠点を凌駕する「儚げな魅力」 があるんです。 これぞイングリッシュローズの真骨頂だと私は思っています。

【8品種目】ブリング・ミー・サンシャイン (Bring Me Sunshine)
…と、オレンジ・黄色系は充実してたはずなんです。 私はバラの雑誌「New Roses」を愛読し、YouTubeの「バラ塾【バラの家 公式】」で木村先生や宇都宮店長のマニアックな話を聞くたび、「もうバラは増やさない、場所がない」とロジカルに誓うんです。 でも…。

2025年にお迎えした大苗です。アーチ横の真宙(まそら)が枯れたので、その代わりに…(と言い訳)。家の顔になる3連アーチの一番前です。殿堂入りのグラハム・トーマスの代わりになるポテンシャルがあるとか聞いたら…もうダメですよね(笑)。

【9品種目】ダナヒュー (Dannahue)
2025年大苗。…ええ、ブリング・ミー・サンシャインを買うついでに「ポチって」しまいました。 2023年の新品種で、オレンジ系。 「日本の夏に弱いかも…」という不安(葛藤)はありますが、耐病性には期待しています。 レディ・エマとジュードの間に地植え予定ですが…場所、あるのか…?

【10品種目】ジンジャー・シラバブ (Ginger Syllabub)
ハークネスのバラです。2016年にケイヨーデイツー(現DCM)で、なんと398円の新苗でした(笑)。 398円!これはもう買うしかない。ロジカルな判断です。 東の外壁でバスシーバたちと咲いていますが、遅咲きで四季咲き性も強くて優秀な子です。

グループ別!【ピンク系オールドローズの面影】
次は「ピンク系」グループです。イングリッシュローズと言えば、やはりこのオールドローズの面影を持つ、優雅なピンクですよね。

【11品種目】オリビア・ローズ・オースチン (Olivia Rose Austin)
2019年にホームズで半額(2,000円)でした。半額シールには勝てません。 早咲きで、庭のシーズン開幕を告げてくれる彼女。 そして特筆すべきは、デビッド・オースチン最強クラスと言われる耐病性。私がまだ素人だった頃(今も素人ですが)にお迎えして、その育てやすさに感動しました。

【12品種目】ジ・エンシェント・マリナー (The Ancient Mariner)
これも2019年、オリビアと一緒に半額でお迎え(笑)。 遅咲きのピンクで、整った花が咲きます。花保ちもオースチンにしては良い方。 オリビアが終わった頃に咲き出すので、同じエリアで花のリレーをしてくれます。

【13品種目】メアリーディレイニー (Mary Delany)
旧名は「モーティマー・サックラー」。2017年に大株を頂きました。 淡いピンクのひらひらした花が咲きます。 …花保ち、最悪です(笑)。ガチで。暑い晴れた日だと1日で花が終わり、日差しにも弱い。 でも!でも、この儚さが許せる。これもイングリッシュローズの「沼」です。

【14品種目】コーネリア (Cornelia)
1925年、ペンバートン牧師のハイブリッド・ムスク。オールドローズの領域ですね。 2016年にケイヨーデイツー(現DCM)で398円新苗。 しなやかな枝で棘も少なく、誘引しやすいです。家の東の外壁でロココやクレパスキュールとの勢力争いにちょっと負け気味ですが(苦笑)、日陰でも咲いてくれる健気な子です。

【15品種目】バレリーナ (Ballerina)
これもハイブリッド・ムスク。1937年。2016年新苗です。 東の外壁でアンジェラとポンポネッラと一緒に咲いています。 小輪の一重咲きが房になって…もう、可愛すぎます。クマバチがたくさん来るバラです。

【16品種目】プリティ・レディ (Pretty Lady)
レン・スクリヴェンス作出。2016年に開花株をお迎え。 南東の花壇に地植えしたんですが…周りのツルバラに押されて、日当たり最悪になってしまいました(涙)。 完全に私の植栽ミスです。ごめんよ。 木立バラを地植えする時は、日当たりをよくよく考えないとダメだなと。反省です。

グループ別!【白・クリーム系の聖域】
そして「白・クリーム系」グループ。イングリッシュガーデンに欠かせない、清らかな色たちです。

【17品種目】ウィンダミア (Windermere)
2019年、これも半額(笑)。遅咲きのクリーム色です。 花保ちは…お察しください。すぐ終わります。 でも、とにかくたくさん咲く。花数で勝負するタイプ。 残念ながら廃盤が決まってしまいました。

【18品種目】マーガレット・メリル (Margaret Merril)
ハークネスのバラです。2016年にケイヨーデイツー(現DCM)で半額(1,240円)。 我が家の「強香3強」の一角。ダマスクにティーの強香が素晴らしい。 …ただ、これも地植えした場所の日当たりがイマイチになってしまって…植え付けミスです。反省してます。

【19品種目】つるアイスバーグ (Iceberg Climbing)
…はい、彼女はちょっとややこしいんですよね。 元になった木立の「アイスバーグ」は、ドイツの名門・コルデス作出です。 でも!私がお迎えしたこの「つるアイスバーグ」は、その枝変わりとして1968年にイギリスで発見(作出)された、イギリス生まれなんです。

まあ、ルーツはドイツですが、イギリス育ちということで(笑)。 イングリッシュガーデンの景観を作る上で、彼女を外せますか? 白い花が一面に咲く姿は、他のバラを引き立てる最強のキャンバスです。 2016年に398円新苗でお迎えしました。文句なしのイギリスバラ軍団の一員として、愛を込めて紹介します。

【20品種目】デスデモーナ (Desdemona)
白系はこれで完璧だったはずなんです。でも… ブリング・ミー・サンシャインとダナヒューをポチる時、マウスが滑って…。

2025年大苗。ずっと気になってたんです。 淡い桃色がかった白色のカップ咲き。オリビアの手前、ウィンダミアの左に植える予定です。 もう、パズルですよ、庭が。テトリスです。

グループ別!【異色の個性派】
さて、最後はどのグループにも入れづらい、個性派の二人です。

【21品種目】サムズ・アップ (Thumbs Up)
ピーター・ビールスのバラ。2019年にお迎え。黄色の絞り花! 3連アーチの奥側ですが、日当たり争奪戦に負け気味で…。 冬の誘引で屋根側に伸ばして、彼女のポテンシャルを解放します。待ってろよ!

【22品種目】ソニャドール (Sonador)
さあ、トリを飾るのは彼女。イギリス、ディクソンのクライミングローズです。 …ええ、2016年に京成バラ園芸の開花株がケイヨーデイツー(現DCM)で半額(1,490円)でした。 また安さに釣られて無計画に買ってしまった(苦笑)。私のロジカルシンキングは半額シールの前では無力です。

でも!この無計画な出会いが最高だった。 彼女は庭の東側、オベリスクから繋げたアーチで、フロレンティーナやピエール・ドゥ・ロンサールといったスター選手たちと一緒に誘引されています。 彼女の真価は「香り」。紫系統の美しい花が咲くんですが、これが一斉に咲いた時、周辺空間がとんでもなく良い香りに包まれるんです。 株全体で香る「強香(きょうこう)」。

まさに「夢見る人(ソニャドール)」という名にふさわしい、香りの空間を作ってくれる。無計画万歳!と思わせてくれる、大切なイギリスのバラです。

これが私の「イギリスのバラ沼」です
ふぅ…以上、22品種。いかがでしたでしょうか。

暑さに弱い?花保ちが悪い?病気に弱い? ええ、そうかもしれません。 でも、それらすべての「葛藤」を乗り越えさせるだけの「圧倒的な魅力」が、彼女たちにはあるんです。

手間がかかる子ほど可愛い、なんて言いますが、まさにそれ。 この景観を見たら、夏の暑さも、腰の痛みも、家族の小言も(笑)、全部吹き飛ぶんですよ。

これが私の「イギリスのバラ沼」です。 「わかるわー」って思ってくれた方、いますか?

衝撃の告白:そして、予約した苗…
あ、そうそう。これで終わりじゃないんです。 …実はもう一品種、予約してるんです。 デビッド・オースチンの「ザ・ポエッツ・ワイフ」。黄色系で、四季咲き性がすごく良いらしいんですよ。

…植える場所?

ロジカルに考えたら、もう無い。 でも、愛と根性で何とかします。

流行りのコンパクトなバラも素晴らしいですが、こうして大型のツルバラで空間を覆うバラ園のような庭も、なかなか壮観だと思いませんか? 「私にもできそうだ」と思ったそこのあなた。大丈夫、私のような腰痛持ちの素人オヤジでも、コルセットと愛さえあれば、ここまでできます。

ご視聴、ご一読ありがとうございました。

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