2025年09月12日

【バラ沼あるある】気づけば庭はフランスだらけ?我が家のメイアン社バラ11連発!「買ったらメイアンだったバラ11品種」2025年春


【バラ沼必見】メイアンのバラおすすめ11選!育てて分かった評判とリアルな感想を徹底レビュー

「このバラ、なんだかすごく惹かれるな」

そう思って庭にお迎えし、名札をあらためて見ると、またしても「作出:メイアン(Meilland)」。
バラ栽培をされている方なら、一度はこんな経験がありませんか?

こんにちは、庭の管理人02memo(ゼロツーメモ)です。2016年にバラの魅力に取り憑かれて以来、試行錯誤しながら理想の庭を目指す50代の趣味園芸家です。

今回は、決して意図したわけではないのに、気づけば我が家の庭で一大勢力を築いていたフランスの名門、メイアン社のバラ11品種を、忖度なしの正直な感想と共にご紹介します。

世界殿堂入りのあの超有名品種から、スーパーの見切り品で出会った個性派まで、カタログだけでは分からない「育ててみて初めて分かったこと」を余すことなくお伝えします。この記事を読めば、きっとあなたのバラ選びの解像度がグッと上がるはずです。

【バラ沼あるある】気づけば庭はフランスだらけburogu.jpg





なぜバラ好きは「メイアンのバラ」に辿り着くのか?
そもそも、なぜこれほどまでにメイアンのバラは私たちを惹きつけるのでしょうか。

一つは、圧倒的な信頼感です。100年以上の歴史を持つメイアン社は、時代を象徴する数々の名花を生み出してきました。特に、世界バラ会連合が選ぶ「バラの栄誉の殿堂」には、あの有名な「ピース」や「ピエール・ドゥ・ロンサール」をはじめ、世界最多の5品種が殿堂入りを果たしていることからも、その品質の高さがうかがえます。

そしてもう一つは、美しさと強健さの両立。初期の名花は病気に弱い側面もありましたが、メイアン社は早くから無農薬での栽培試験に取り組むなど、現代のガーデニングスタイルに合わせた「手のかからない美しいバラ」の開発に力を注いでいます。

つまり、「美しいから欲しい」と「育てやすいから安心」という、バラ好きの二大欲求を見事に満たしてくれる。だから私たちは、無意識のうちにメイアンのバラに手を伸ばしてしまうのかもしれません。

我が家のメイアンローズ11品種を一挙公開
前置きが長くなりましたが、ここからは私が実際に育てている11品種を、独断と偏見によるグループ分けでご紹介します。良いところも、ちょっと手のかかるところも、包み隠さずお話しします!

グループ1:壁面を彩るつるバラの女王と華やかな仲間たち
庭の景観をダイナミックに変えるつるバラは、私の庭づくりの主役です。中でもメイアン社のつるバラは、存在感が違います。

1. ピエール・ドゥ・ロンサール (Pierre de Ronsard)

作出年: 1985年


作出者: マリー=ルイーズ・メイアン


系統: つるバラ (LCl)



花色: クリームピンク


花形: ロゼット咲き



香り: 微香


開花性: 一季~返り咲き


もはや説明不要、世界で最も愛されるつるバラの女王

「日本で一番売れているバラ」と言われるのも納得の、まさに国民的バラ。我が家では南側のフェンスの全権を握る女王として君臨しています。春の満開期には、道行く人が足を止めて眺めていくほどの圧倒的な花数で、フェンスをピンクの壁に変えてくれます。

香りこそ控えめですが、そのぶん花持ちは抜群。切り花にしても長く楽しめるのが嬉しいポイントです。

【02memoのリアルボイス】
見た目のエレガントさとは裏腹に、彼女のシュート(枝)は極太で非常に硬いのが特徴。冬の誘引作業は、長年の付き合いである腰痛持ちの私にとっては、もはや格闘技です。コルセットを固く締め、「頼む、折れないでくれ…!」と祈りながら少しずつ曲げていく作業は毎年恒例。この苦労、大型のつるバラを育てている方ならきっと共感してくれるはずです。

▼育て方のワンポイント
枝が太く硬いため、成長後の誘引は非常に困難です。植え付け時から、アーチやフェンスなど、頑丈で広いスペースを確保し、シュートが若く柔らかいうちにこまめに誘引する計画性が成功のカギです。

2. フランボワーズ バニーユ (Framboise Vanille)

作出年: 2010年


系統: つるバラ (Cl)


花色: ローズピンクと淡いピンクの絞り


花形: 丸弁八重咲き


香り: 微香(青リンゴのような香り)


開花性: 返り咲き

ラズベリーとバニラが混ざり合う、芸術的な絞り模様

一度見たら忘れられない、鮮やかなローズピンクに白のストライプが入るユニークな花色。その名の通り、まるでデザートのような華やかさで、庭の素晴らしいアクセントになります。病気に強く、トゲが少ないのも扱いやすい点です 。

【02memoのリアルボイス】
彼女は、ちょっと気難しいおしゃれなお嬢様、という印象です。というのも、見た目の華やかさの割に、一番美しい花姿を保てる期間が正直短いんです。咲き終わった花が散らずに茶色く汚れたようになって残りやすいのが玉にキズ。高い位置で房咲きになるため、脚立の上で終わった花がらだけを摘み取る作業がなかなかに大変。でも、他に類を見ないこの美しい絞り模様を見ると、つい許してしまうんですよね。

▼育て方のワンポイント
花がらを放置すると見た目を損なうだけでなく、病気の原因にもなります。特に花数の多い春は、こまめに花がらを摘むことが美しく保つ秘訣。手が届きにくい高所は、高枝切りばさみなどを活用すると良いでしょう。

3. つるゴールドバニー (Gold Bunny, Climbing)

作出年: 1991年


系統: つるバラ (ClF)


花色: 黄色


花形: 半剣弁高芯咲き


香り: 微香


開花性: 返り咲き

春の訪れを告げる、まぶしいほどのゴールデンイエロー

まだ庭が少し寂しい早春に、パッと空間を明るくしてくれる早咲きのつるバラ。鮮やかな黄色の花が咲き始めると、「今年もバラの季節が来たな」と心が躍ります。

【02memoのリアルボイス】
このバラの最大の長所は、つるバラとは思えないほどの返り咲き性の高さ。春はもちろん、夏も秋も本当によく咲いてくれます。ただ、その有り余るエネルギーは成長にも遺憾なく発揮され、とにかく巨大化します!3メートルのポールを軽々超えてパーゴラまで到達する勢いなので、花がら切りも一苦労。効率を重視したい私としては悩ましい点ですが、庭を黄色で埋め尽くすほどの花数には代えがたい魅力があります。

▼育て方のワンポイント
ローズヒップができやすい性質のため、咲き終わった花をこまめに摘み取ることで、次の開花を促すことができます。樹勢が非常に強いので、スペースに余裕がない場合は、冬の剪定で思い切って切り戻し、サイズをコントロールすることが重要です。

グループ2:香りと色で魅了する孤高の木立バラ
庭に奥行きと個性を与えてくれるのが、一本で主役になれる木立バラ。特に香りと花色に特徴のある品種は、ガーデナーの心を掴んで離しません。

4. パパ・メイアン (Papa Meilland)

作出年: 1963年


作出者: アラン・メイアン


系統: 木立バラ (HT)


花色: 黒赤色


花形: 半剣弁高芯咲き


香り: 強香(ダマスク系)



開花性: 四季咲き

香りの殿堂、ベルベットの質感を持つ黒赤バラの王様

1988年に「バラの栄誉の殿堂」入りを果たした、モダンローズ史に輝く不朽の名作 。ビロードのような質感の深い黒赤色の花弁と、むせ返るような濃厚なダマスク香は、まさに唯一無二。このバラの香りを嗅ぐためだけに庭に出る価値があります。


【02memoのリアルボイス】
キング・オブ・ローズと称えられる王様ですが、なかなかの気まぐれ屋です。春に数輪しか咲かない年もあります。そして、カタログで見るような完璧な剣弁高芯咲きの姿を拝めるのは、ほんの数時間。一日も持たずに開いてしまいます。しかし、その一瞬の完璧な美しさに出会えた時の感動は筆舌に尽くしがたいものがあります。「うわ、咲いてる…!」と思わず息をのむ。この儚さこそが、多くのバラ好きを虜にするのかもしれません。

▼育て方のワンポイント
美しさの代償か、うどんこ病や黒星病には正直、弱いです 。雨の当たらない軒下で管理するか、定期的な薬剤散布が必須。風通しの良い場所で、株元をすっきりさせて管理することが病気予防の第一歩です。

5. シャルル・ド・ゴール (Charles de Gaulle)

作出年: 1974年


系統: 木立バラ (HT)


花色: 藤色


花形: 半剣弁高芯咲き


香り: 強香(ブルーローズ系)


開花性: 四季咲き

気品あふれる藤色と香り、偉大な名を持つ紫バラの貴公子

フランスの偉大な大統領の名を冠した、気品あふれる藤色のバラ 。いわゆる「青バラ」の中でも特に香りが強く、その素晴らしいブルーローズの香りは多くのファンを魅了します。我が家の「紫バラコーナー」の主役の一人です。

【02memoのリアルボイス】
花数は最新の品種に比べると控えめですが、一つ一つの花の完成度が非常に高いのが魅力。シュートの発生も穏やかで、コンパクトにまとまりやすいため、鉢植えでも管理しやすい優等生です。遅咲きなので、他のバラが一段落した頃に庭を彩ってくれる貴重な存在です。

▼育て方のワンポイント
樹勢は穏やかなので、肥料の与えすぎには注意が必要です。特に窒素分が多いと葉ばかりが茂ってしまうことがあります。リン酸やカリウムが豊富なバラ専用肥料を規定量与えることで、花付きが良くなります。

グループ3:いつでも頼れる!庭を支える優等生たち
派手さはないけれど、安定したパフォーマンスで庭の彩りを絶やさない。そんな頼れる優等生たちがいるからこそ、庭は一年を通して輝きます。

6. アプリコット・キャンディ (Apricot Candy)

作出年: 2006年


系統: 木立バラ (HT)


花色: アプリコット


花形: 半剣弁高芯咲き


香り: 中香(ティー系)


開花性: 四季咲き

雑誌で一目惚れ、整った花形の健気な働き者

雑誌『趣味の園芸』の表紙を飾っていた彼女に一目惚れし、ホームセンターを探し回って手に入れた思い出のバラ。オレンジがかった優しい杏色が本当に美しく、まさに「The バラ」といった整った花形が魅力です。時間が経っても形が崩れにくいのも嬉しいポイント。

【02memoのリアルボイス】
このバラの特筆すべき点は、そのタフさ。我が家では少し日当たりの悪い場所に植えていますが、そんな環境をものともせず、たくさんの花を咲かせてくれます。うどんこ病や黒星病にも強く、初心者でも育てやすい品種だと感じます 。

▼育て方のワンポイント
ハイブリッド・ティー(HT)ですが、枝数が多くフロリバンダのように房咲きになることもあります。花後に軽く切り戻すことで、次々と開花します。多少日当たりが悪くても育つので、植え場所に困ったときに頼りになる存在です。

7. マチルダ (Matilda)

作出年: 1988年


系統: 木立バラ (F)


花色: 白に淡いピンク


花形: 丸弁咲き


香り: 微香


開花性: 四季咲き

半額セールで出会った、可憐で潔いフロリバンダ

園芸店の「50% OFF」の札に吸い寄せられるようにカゴに入れてしまった、衝動買いのバラです(笑)。白地にほんのりピンクがのる姿は清楚で可憐そのもの 。

【02memoのリアルボイス】
彼女の個性は、その「潔さ」にあります。カタログで見るような美しいカップ咲きの姿を保つのは、ほんの一瞬。朝に咲いたと思ったら、昼にはもう「パカン!」と全開になります。あまりの展開の速さに、毎年「え、もう!?」とツッコミを入れています。もう少し恥じらいを…と思わなくもないですが、開いた後の花持ちは意外と長い。これもご愛嬌ですね。

▼育て方のワンポイント
横張り性の樹形なので、冬の剪定で内側に向かう枝や込み合った枝を整理すると、風通しが良くなり病気予防になります。花付きが非常に良いので、定期的な追肥を忘れずに行いましょう。

8. レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonard da Vinci)

作出年: 1993年


系統: 半つるシュラブ (S/F)


花色: 濃いローズピンク


花形: ロゼット咲き


香り: 微香


開花性: 四季~返り咲き

雨にも風にも負けない、強健すぎる万能の天才

このバラもセール品での出会いでしたが、今では我が家の庭に欠かせない大黒柱の一つです。とにかく強健!雨に打たれても花弁が傷みにくく、病気にも非常に強い 。アンティークな雰囲気のロゼット咲きの花を、春から秋まで途切れることなく咲かせ続けてくれます。

【02memoのリアルボイス】
遅咲きで、他のバラのピークが過ぎた頃に満開を迎えるので、庭の彩りが途切れません。まさに万能の天才の名にふさわしい、手のかからない優等生。もしバラ栽培初心者の方に何か一つおすすめするなら、間違いなく候補に入れる品種です。

▼育て方のワンポイント
シュラブローズなので、木立のように短く剪定しても、つるバラのように長く伸ばして誘引することもできます。スペースに合わせて仕立て方を変えられる自由度の高さが魅力です。

グループ4:アーチを彩る太陽とレモン
エントランスのアーチは庭の顔。ここでは、訪れる人を明るく迎えてくれる、爽やかなコンビをご紹介します。

9. ソレイユ・ロマンティカ (Soleil Romantica)

作出年: 2010年


系統: つるバラ (Cl)


花色: オレンジピンク 裏弁黄色


花形: カップ咲き


香り: 微香


開花性: 返り咲き

南仏の太陽のように輝く、扱いやすさ抜群のつるバラ

フランス語で「ロマンティックな太陽」の名を持つこのバラ。花弁の表がオレンジピンク、裏が鮮やかな黄色という複雑な色合いが、まるで内側から光を放っているようです 。

【02memoのリアルボイス】
このバラの最大の美点は、その扱いやすさ。バラ栽培の悩みのタネである「トゲ」が驚くほど少なく、枝もしなやか 。誘引作業で腕が傷だらけになる心配が少ないのは、腰痛持ちの私には本当にありがたい限りです。

▼育て方のワンポイント
枝が直立気味に伸びる性質を持つため、狭いスペースでもオベリスクやポールを使って立体的に仕立てることが可能です。ベランダなど限られた場所でつるバラを楽しみたい方にもおすすめです。

10. リモンチェッロ (Limoncello)

作出年: 2008年


系統: 半つるシュラブ (S)


花色: 黄色


花形: 丸弁八重咲き


香り: 微香


開花性: 四季咲き

イタリアのレモンのお酒、爽やかな風にそよぐ小輪花

ソレイユ・ロマンティカが咲くアーチの反対側を彩るのが、このリモンチェッロ。その名の通り、フレッシュなレモンのような鮮やかな黄色の花が、咲き進むにつれて白へと変化していきます 。

【02memoのリアルボイス】
とにかく四季咲き性が抜群で、春から晩秋まで、いつも庭のどこかで咲いてくれているイメージがあります。ひらひらとした軽やかな花が、しなやかな枝の先で風にそよぐ姿は、見ていて飽きることがありません。

▼育て方のワンポイント
細くしなやかな枝がよく伸びるので、フェンスやオベリスクに軽く誘引してあげると、花の魅力がより引き立ちます。シュートの発生も旺盛なので、栄養切れにならないよう定期的な追肥が効果的です。

グループ5:想定外の成長を見せた個性派
最後にご紹介するのは、良い意味で期待を裏切ってくれた、我が家一番の個性派です。

11. チョコフィオーレ (Cioccofiore)

作出年: 2004年


系統: ミニバラ (Min)


花色: 濃いオレンジがかった茶色


花形: 剣弁平咲き


香り: 微香


開花性: 四季咲き

スーパー出身!ミニバラの常識を覆した驚きの成長株

我が家で唯一、スーパーマーケットの見切り品コーナー出身のバラです。「チョコレートの花」という名の通り、他にないシックなブラウン系の花色に惹かれ、「まあ、ミニバラだし」と軽い気持ちで連れて帰りました。

【02memoのリアルボイス】
これがとんでもない嬉しい誤算でした。ミニバラの範疇をはるかに超える成長力で、枝はぐんぐん伸び、耐病性も普通の木立バラと遜色ありません。あまりに伸びるので、途中からオベリスクに仕立てたところ、今では見事な小型のつるバラとして活躍しています。「え?ミニバラがこんなになるの!?」と、そのポテンシャルに驚かされるばかりです。

▼育て方のワンポイント
ミニバラとして売られていても、品種によっては大きく成長する可能性があります。もし思った以上に枝が伸びるようであれば、無理に小さく仕立てようとせず、支柱やオベリスクを使って立体的に誘引してあげると、本来の魅力を引き出すことができます。

まとめ:あなたもきっと、メイアンのバラが好きになる
ここまで、我が家の11品種のメイアンローズをご紹介してきました。

圧倒的な華やかさで庭の主役になる女王様もいれば、一瞬の完璧な美しさに全てを賭ける気難しい王様もいる。手がかからない優等生もいれば、少し残念なクセがまた可愛い個性派もいる。

意図して集めたわけではない彼女たちですが、今では一株一株が、この庭の景色を作る上で欠かせない大切な家族です。

結局、「買ったらメイアンだった」というのは、それだけ完成度が高く、時代を超えて私たちの心を捉える魅力があるということなのでしょう。

この記事が、あなたの庭に新しい彩りを加えるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

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ラベル:メイアン バラ
posted by 02memo at 17:26| バラの花 | 更新情報をチェックする