2025年09月08日

【イングリッシュローズ13品種】欠点すら愛おしい!我が家の13人の彼女たち。デビットオースチン13品種。2025年春


【完全ガイド】我が家のデビッド・オースチン13選!イングリッシュローズの欠点と圧倒的魅力を語る

「イングリッシュローズって、暑さに弱くて育てるのが大変なんでしょ?」
「花びらがすぐ散って、お掃除が大変そう…」

こんにちは、50代の趣味家ガーデナー、02memoです。2011年からこのブログを運営し、バラを中心とした庭作りの楽しさや悩みを綴っています。

さて、冒頭のようなお悩み、バラ好きなあなたなら一度は耳にしたことがあるかもしれません。確かに、デビッド・オースチンが生み出したイングリッシュローズには、日本の気候では少し手がかかる側面もあります。

しかし、断言します。そんな欠点を補って余りある、圧倒的な魅力が彼女たちにはあるのです!

【欠点すら愛おしい!】我が家のイングリッシュローズ13burogu.jpg




今回の記事では、アシスタントのニッキーさんとの対話形式も交えながら、ついに13品種になった我が家の愛すべきイングリッシュローズたちを、余すところなくご紹介します。

なぜ私がここまでイングリッシュローズに惹かれるのか、その世界観、そして各品種の個性的なプロフィールを、愛情と少しのボヤキを込めて本音で語り尽くします。初心者におすすめの強健な品種から、手間がかかっても育てたい個性派まで、あなたのバラ選びの参考になれば幸いです。

目次
イングリッシュローズの「欠点」それでも私が愛する理由

グループ1:儚げな魅力こそ真骨頂!これぞイングリッシュローズ

コンテ・ドゥ・シャンパーニュ

メアリー・ディレイニー

ウィンダミア

グループ2:強健で頼れる優等生!初心者にもおすすめ

オリビア・ローズ・オースチン

レディ・オブ・シャーロット

グループ3:個性派揃い!香りと花姿で魅了する彼女たち

ジ・エンシェント・マリナー

ジュード・ジ・オブ・スキュア

レディ・エマ・ハミルトン

ゴールデン・セレブレーション

グループ4:未来への期待!ニューフェイスと成長株たち

バスシーバ

ブリング・ミー・サンシャイン

ダナヒュー

デスデモーナ

まとめ:理屈じゃない、ただ「好き」だから!

イングリッシュローズの「欠点」それでも私が愛する理由
ブログやSNSを見ていると、イングリッシュローズに対して「暑さに弱い」「花びらが散りやすい」「秋の花が寂しい」といったネガティブな情報が目につくこともあります。我が家でも、花びらが散るたびに母から「また散らかるものを増やして!」と小言を言われるのが日常です(笑)。

しかし、春の庭で彼女たちが見せる息をのむような美しい光景、幾重にも重なる繊細な花弁、そして庭全体を包み込む豊かな香り。これらを一度でも体験してしまうと、もう後戻りはできません。まさに"沼"。

最近の品種は耐病性も格段に向上しており、日本のガーデナーにとっても育てやすいものが増えています。手間がかかるからこそ、一輪咲いた時の喜びはひとしお。この記事では、そんなイングリッシュローズの圧倒的な魅力をお伝えできればと思います。

グループ1:儚げな魅力こそ真骨頂!これぞイングリッシュローズ
まずは、イングリッシュローズのイメージそのものとも言える、儚く趣のある彼女たちから。正直、花保ちは良くありません。でも、その一瞬の美しさにこそ価値があるのです。

🌹 コンテ・ドゥ・シャンパーニュ (Comtes de Champagne)
特徴: 黄色から白へと変化する、コロンとしたカップ咲き。

香り: 爽やかな柑橘系。

02memoのひとこと: 花保ちは短く、花数も控えめ。欠点が多いように見えますが、それを全て許せてしまうほどの魅力があります。シャンパンの泡のような儚さと上品さがたまりません。

🌹 メアリー・ディレイニー (Mary Delany)
特徴: 旧名は「モーティマー・サックラー」。ひらひらとした花弁が美しい淡いピンクのロゼット咲き。

香り: フルーツ香を感じるオールドローズ香。

02memoのひとこと: 彼女は本当に日差しに弱い!暑い晴天の日には、朝美しく咲いていた花が夕方には終わってしまうことも。ニッキーさんからは「なかなかのじゃじゃ馬ですねぇ」と言われましたが、この儚さこそがイングリッシュローズの真髄だと感じています。

🌹 ウィンダミア (Windermere)
特徴: アイボリーから白に変化する整ったロゼット咲き。房咲きでたくさんの花をつけます。

香り: 柑橘系の強香。

02memoのひとこと: 花保ちは短いですが、次々と咲くので開花期間は長く楽しめます。パッと咲いてパッと散る、その潔さが魅力。2024年に廃盤となってしまったため、今では我が家の貴重な一株です。

グループ2:強健で頼れる優等生!初心者にもおすすめ
次はうってかわって、病気に強く育てやすい、頼れる優等生チームです。「イングリッシュローズを育ててみたいけど、難しそう…」と感じている方にこそ、おすすめしたい品種です。

🌹 オリビア・ローズ・オースチン (Olivia Rose Austin)
特徴: ソフトピンクの美しいロゼット咲き大輪。非常に強健で耐病性が高い。

香り: フルーティーな中香。

02memoのひとこと: デビッド・オースチンの中でも最強クラスの耐病性を誇ります。本当に手がかからない優等生。ただし、かなりの早咲きなので、庭のバラが一斉に咲き誇る頃には一番花が終わっていることも。ちょっとせっかちな彼女です(笑)。

🌹 レディ・オブ・シャーロット (Lady of Shalott)
特徴: オレンジからサーモンピンク、裏側はゴールデンイエローという複雑な色合いの聖杯型。

香り: リンゴやクローブを感じさせるスパイシーなティー系の強香。

02memoのひとこと: 当ブログのアイコンにもしている、私のお気に入りの一人。とにかく強健で生育旺盛!シュラブローズですが、あっという間に伸びるのでつるバラとして扱うのがおすすめです。場所さえあれば、ぜひ最初に迎えてほしい名花です。

グループ3:個性派揃い!香りと花姿で魅了する彼女たち
ここでは、それぞれが独自の魅力で庭の主役になれる、個性豊かなバラたちをご紹介します。

🌹 ジ・エンシェント・マリナー (The Ancient Mariner)
特徴: 中心が濃いピンクに染まる、整った形のカップ咲き。

香り: ミルラ香の強香。

02memoのひとこと: 花数はやや控えめですが、その分イングリッシュローズの中では花保ちが良いのが嬉しいポイント。近くのオリビアとはなぜか開花リレーがうまくいかず、毎年やきもきさせられます。

🌹 ジュード・ジ・オブ・スキュア (Jude the Obscure)
特徴: アプリコットイエローの非常に大きなカップ咲き。

香り: グアバや白ワインを思わせる、他に類を見ないフルーティーな強香。

02memoのひとこと: 我が家の「香りのバラ3強」の一角。とにかくその香りは格別です。枝がしなやかに伸びるので、オベリスクに誘引して楽しんでいます。

🌹 レディ・エマ・ハミルトン (Lady Emma Hamilton)
特徴: 蛍光オレンジともいえる鮮やかな花色と、ブロンズ色の葉のコントラストが美しい。

香り: 洋ナシやブドウを感じさせる柑橘系の強香。

02memoのひとこと: 日本で最も有名なイングリッシュローズかもしれません。コンパクトな木立性で育てやすく、四季咲き性も強い。庭にあるだけでパッと明るくなります。

🌹 ゴールデン・セレブレーション (Golden Celebration)
特徴: その名の通り、祝典を思わせる華やかな山吹色の大輪カップ咲き。

香り: 蜂蜜とムスクを感じさせる強香。

02memoのひとこと: 2017年に譲り受けた、我が家の庭の歴史を知る古株。彼女が咲くと、南東のコーナーが一気に華やぎます。まさに「セレブレーション」の名にふさわしい存在感を放ちます。

グループ4:未来への期待!ニューフェイスと成長株たち
最後は、これからの成長が楽しみな、我が家の未来を担うエース候補たちです!

🌹 バスシーバ (Bathsheba)
特徴: アプリコットピンクのシャローカップ咲き。生育旺盛なつるバラ。

香り: ミルラとはちみつが混ざる温かみのある強香。

02memoのひとこと: 大きく育ち、大輪の花は非常に見応えがあります。東側のフェンスで、他のつるバラと美しい競演を見せてくれる成長株です。

🌹 ブリング・ミー・サンシャイン (Bring Me Sunshine)
特徴: アプリコットを感じさせる暖かみのあるオレンジ色のロゼット咲き。

香り: ミルラ香を含む中香。

02memoのひとこと: アーチで枯れてしまったバラの後継者として迎えた、期待の新人。殿堂入りの名花「グラハム・トーマス」の後継者とも言われるポテンシャルに、今からワクワクしています。

🌹 ダナヒュー (Dannahue)
特徴: 2023年デビューの新品種。オレンジ・アプリコット系のカップ咲き。

香り: 穏やかなローズの中香。

02memoのひとこと: 通販で「ついポチってしまった」新品種(笑)。最新品種の耐病性に期待しつつ、日本の厳しい夏を乗り切れるか、愛情を込めて見守っていきたいと思っています。

🌹 デスデモーナ (Desdemona)
特徴: ピーチピンクの蕾から、開くと淡い桃色が乗る純白のカップ咲きに。

香り: アーモンドの花を思わせるオールドローズ系の強香。

02memoのひとこと: 長年恋焦がれて、ついに迎えた白バラ。我が家のピンク~ホワイトのグラデーションエリアを完成させるための「最後のピース」として迎えました。その美しさは格別です。

まとめ:理屈じゃない、ただ「好き」だから!
ここまで13品種のイングリッシュローズを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ニッキーさんからは「効率重視とか言ってるくせに、ただ好きで愛でたいだけじゃないですか、このおっさん!」と、痛いところを突かれてしまいました。

その通りです。効率や生産性を超えたところに、ガーデニングの本当の喜びはあるのかもしれません。手間がかかるからこそ愛おしい。思い通りにいかないからこそ、咲いた一輪が心に響く。

イングリッシュローズは、そんなガーデニングの原点を思い出させてくれる、最高のパートナーです。この記事が、あなたのイングリッシュローズ選びの一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

皆さんの好きなイングリッシュローズは何ですか?ぜひコメントで教えてください!

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posted by 02memo at 18:16| バラの花 | 更新情報をチェックする