【もう増やさないはずが…】ロサオリエンティスのバラ5品種レビュー!育てて分かった成功と痛恨の失敗談
ロサオリエンティス5品種を正直レビュー!庭のスペースがないのに新品種が欲しくなる…そんなバラ好きの葛藤と、「クイーンオブジエルブス」や「ライラ」などの育て方、痛恨の失敗談を赤裸々に語ります。あなたのバラ選びの参考に!
はじめに:「もうバラは増やさない」その誓い、何度目ですか?
「我が家の庭はもう限界。鉢を置くスペースすらない。だから、もうこれ以上バラは増やさない!」
ガーデニングを愛する皆さんなら、一度ならず、いや、毎シーズンのように心に誓う言葉ではないでしょうか。私(ゼロツーメモ)も、固い、固い決意を胸に抱いていました。そう、あの動画を見るまでは…。
今回の記事では、そんな私の固い決意をいとも簡単に揺るがす、魅力あふれるロサオリエンティスのバラたちについて語ります。
現在、私の庭で育てている5品種のリアルなレビューと、残念ながら星になってしまった1品種との悲しい思い出。成功も失敗も包み隠さずお話しすることで、皆さんのバラ選びや育て方のヒントになれば幸いです。
なぜ私たちは「ロサオリエンティス」の沼にハマるのか?
「ロサオリエンティス」とは、バラ育種家の木村卓功さんが作出する、日本の気候で育てることを第一に考えて作られたバラのブランドです。
このブランドのバラが、なぜこれほどまでに私たちを魅了するのか。その大きな理由の一つが、YouTubeチャンネル「バラ塾【バラの家 公式】」の存在です。
木村先生の分かりやすい解説はもちろん、宇都宮店長のマニアックで愛にあふれたお話を聞いていると、「わかる、わかるぞー!」と共感の嵐。気づけば画面の向こうの美しいバラに心を奪われ、「次に買うならこの子しかいない…」と心に決めてしまうのです。
植える場所がないという現実から目をそらし、万が一の時のために「欲しい品種リスト」を作成してしまう…そんな経験、ありませんか?
この記事は、そんな甘い罠にハマった一人のガーデナーの、愛と葛藤の記録です。
我が家のロサオリエンティス5品種 徹底レビュー
それでは早速、現在私の庭で奮闘中の5人の彼女たちを紹介します。カタログスペックだけでは分からない、実際に育ててみて感じたリアルな声をお届けします。
1. クイーン・オブ・ジ・エルブス (Queen of the Elves) - 見た目に騙される?はかなき美貌の女王
純白のロゼット咲きに、時にうっすらとピンクが乗る姿は、まさに「妖精の女王」。その気品あふれる美しさに一目惚れし、2019年にお迎えしました。
我が家でのストーリー
咲き始めの姿は、息をのむほどの美しさです。しかし、彼女の美しさは非常に儚いものでした。見た目からは想像もつかないほど、花持ちが悪いのです。特に日差しが強い日には、あっという間に花が開ききってしまいます。
「こんなに綺麗なのに、もっと長く見ていたいのに…!」
そんな少し残念な美人さんですが、「バラ塾」で宇都宮店長が「最初に買ったブランドローズ」だと語っているのを聞いて、なんだか深く共感してしまいました。手がかかる子ほど可愛い、そんな気持ちにさせてくれるバラです。
育ててみて分かったこと
良い点:とにかく花形が美しく、気品がある。咲き始めの姿は最高。
注意点:花持ちが非常に悪く、直射日光に弱い。美しい時間を楽しむには、半日陰くらいの場所が良いかもしれない。
2. ダフネ (Daphne) - 庭の過密地帯で咲き誇る優等生
クイーン・オブ・ジ・エルブスとは対照的に、非常に花持ちが良い優等生が、この「ダフネ」です。優しいピンク色の花が房になって咲き、庭をぱっと明るくしてくれます。
我が家でのストーリー
花壇の後方に設置したオベリスクに誘引していますが、生育はいたって順調。病気にも強く、初心者の方にもおすすめできる品種だと感じます。
ただ、我が家では彼女の前に「ジ・エンシェント・マリナー」、さらにその前に「クイーン・オブ・ジ・エルブス」が植わっている超過密地帯。限られたスペースで他のバラたちと生存競争を繰り広げています。植えすぎは、ガーデナーの永遠の課題ですね…。
育ててみて分かったこと
良い点:抜群の花持ちと、愛らしいピンクの花。病気にも強く育てやすい。
注意点:半つる性でよく伸びるので、スペースの確保と適切な誘引が必要。
3. ライラ (Laylah) - 刹那の美と、地植え失敗からの復活劇
ゾクッとするほど美しい、濃い赤紫の花。そして、庭中に漂うダマスク系の濃厚な香り。五感を刺激する、非常に大人っぽい魅力を持ったバラです。
我が家でのストーリー
彼女の完璧な花形を楽しめるのは、本当に咲き始めの一瞬だけ。すぐにパカッと開いてしまう「刹那の美人」です。
そして、彼女は見た目以上にデリケートでした。当初、鉢で育てた後に地植えにしたのですが、周りの強健なバラたちの勢いに負けてしまい、どんどん衰弱…。慌てて掘り上げて、現在は6号鉢で養生中です。私の判断ミスで、本当に申し訳ないことをしました。
育ててみて分かったこと
良い点:他にない花色と、素晴らしい強香。
注意点:樹勢はあまり強くない。他のバラと競合する地植えより、鉢でじっくり育てる方が本来の美しさを発揮できるタイプ。
4. オデュッセイア (Odysseia) - パーゴラで始まる縄張り争いの予感
深紅の美しい花を咲かせる「オデュッセイア」。こちらも1年間鉢で育てた後、物置を解体してDIYしたパーゴラに誘引しています。つるバラ「シャルルドゴール」などと一緒に、今のところは順調に育っています。
我が家でのストーリー
今のところは順調、と書いたのには理由があります。つるバラたちが本格的に成長し始めると、限られたパーゴラのスペースを巡る「縄張り争い」が始まるのは目に見えているからです。美しいバラ園のような庭の裏では、常に静かな戦いが繰り広げられているのです。
育ててみて分かったこと
良い点:深みのある赤色で、花付きも良い。しなやかな枝で誘引しやすい。
注意点:つるバラなので、将来の成長を見越した植え付け場所の計画が重要。
5. ルクソール (Luxor) - 固い決意を砕いた、禁断の新人
「もう増やさない」という、あの固い決意はいったいどこへ…。今年、我が家にやってきた新人です。YouTubeで紹介されているのを見て、この何とも言えないアンティークな茶色に抗えず、気づいたらポチっていました。不可抗力です。
我が家でのストーリー
新苗で届いたにもかかわらず、蕾がたくさん。本当は株の成長のために摘むべきなのですが、「一輪だけ…」という誘惑に負けて咲かせてしまいました。
しかし、そんな私のルール違反をものともせず、元気に成長中。コンパクトな樹形とのことなので、ライラの二の舞にならぬよう、当面は鉢で過保護に育てる予定です。
育ててみて分かったこと
良い点:非常にユニークでおしゃれな花色。コンパクトなので鉢植えに向く。
注意点:バラ好きの「買わない決意」をいとも簡単に破壊する魅力がある。
【痛恨の失敗談】愛する「リラ」を枯らしてしまった話
今、私の庭にはいない、幻の6人目の話をさせてください。その名は「リラ」。
発表された当時、その美しい紫と完璧なロゼット咲きに衝撃を受け、ずっと焦がれていました。人気でなかなか手に入らなかったのですが、数年前に偶然ホームセンターで大苗を発見し、飛びつくように購入したのです。
1年間、鉢で大切に育て、満を持して地植えに。しかし、その1年後、彼女は枯れてしまいました。
原因は、私の焦りと判断ミスです。「ライラ」と同様、彼女も樹勢がそこまで強くない品種でした。地植えにするなら、もっと鉢で株を充実させ、体力をつけてからにしてあげるべきだったのです。
あの美しい花を、もう一度この庭で咲かせてあげられなかったこと。それは今でも私の心に深く刻まれた、痛恨の失敗談です。
まとめ:結局、バラはやめられない!
花持ちが悪かったり、すぐに花形が崩れたり、樹勢が弱くて気を使ったり…。
ロサオリエンティスは、手がかかる子も確かにいます。しかし、それでも私たちはバラを愛でることをやめられません。
日本の気候で美しく咲くように、という育種家の想いが込められたバラたちは、どこか私たちの庭にしっくりと馴染みます。その繊細さも、儚さも、すべて含めて愛おしいのです。
「で、次に狙ってるロサオリは何なんですか?」
アシスタントのニッキーさんに図星を突かれ、慌てて隠した私のスマホの画面。そこには、「サシェ」という品種の情報と、「鉢でいけるコンパクト樹形」というメモが…。
そう、「もう増やさない」という誓いは、新しい素敵なバラに出会うための前フリなのかもしれませんね!
皆さんの庭では、どんなロサオリエンティスが咲いていますか?ぜひ、コメントであなたの「推しロサオリ」を教えてください!
ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
https://02memo.seesaa.net/
YouTube ガーデニングのノウハウや生育の変化を動画でチェックできる【@02memo04】のチャンネル。
https://www.youtube.com/@02memo04
Instagram 美しいバラや花の写真やコーディネート例を【@02memo2】で発信中。
https://www.instagram.com/02memo2/
Pinterest ガーデンデザインや花のアレンジメントのアイデアが満載【02memo】のボードをチェック。
https://www.pinterest.jp/02memo/
X (Twitter) 日々の生育記録やガーデニングの豆知識を【@02memo3】から最新情報をゲット。
https://twitter.com/02memo3
#flowerlove #flower #flowers #花 #ガーデン #ガーデニング #庭 #花のある暮らし #庭のある暮らし
ラベル:ロサオリエンティス
【関連する記事】
- 【秋バラと予約苗の罠】もう増やさないと誓ったのに…DCMの罠にハマり大苗5株予約..
- 安心感が凄いバラ】日本の気候で選抜されたバラはやっぱり強い!122株育てる庭主の..
- 【秋バラ開花】まるで絵画のよう。10月の光にきらめく秋バラ32品種。名前の由来も..
- 【魔性のバラ】もう置く場所がない!それでも欲しくなるドイツの強健バラ13選。ロザ..
- 【秋バラ開幕】涼しくなって本気を出してきた秋バラ22品種。この魅力、抗えますか?..
- 【巨大バラの沼】我が家の庭を支配する京成バラ園芸の巨大つるバラ3選。日本のバラは..
- 【ドリュのバラ、沼が深い…】完璧じゃないから愛おしい。我が家のドリュ三姉妹、ご紹..
- 【バラの沼へようこそ】デルバールは暴れん坊?個性が強すぎる10人の彼女たちを紹介..
- 【バラと秋の宿根草】9月の庭だより。19品種のバラと咲き始めた宿根草たち。秋の庭..
- 【バラ沼あるある】気づけば庭はフランスだらけ?我が家のメイアン社バラ11連発!「..
