圧倒的存在感!「パパ・メイアン」で庭をドラマチックに演出。情熱と愛情を贈る花。春庭周回 2025年5月8日
パパ・メイアン Papa Meilland
メイアン(Meilland)のブッシュ・ローズ。フランスのバラ。French rose
漆黒のベルベットに心奪われる朝。我が家の「パパ・メイアン」が今年も咲き誇る
ガーデニングに情熱を注ぐ皆さん、こんにちは!五月の柔らかな陽光が降り注ぐ朝、今日も心躍らせながら庭の様子を見に出ました。緑が生命力にあふれ、色とりどりの花々が朝露にきらめく中で、ひときわ目を引く深い赤の花が目に飛び込んできました。それは、忘れられない出会いから8年、2016年に大苗で我が家にやってきた、大切なバラ「パパ・メイアン」(Papa Meilland)です。
2025年5月8日。記念すべきこの朝、漆黒を帯びた、まさにベルベットのような質感の大輪の真紅の花が、誇らしげに一輪、静かに、しかし圧倒的な存在感を放ちながら花開きました。花壇の後方、他の草花たちの緑を背景に、その深遠な美しさは一層際立っています。花びらの縁にわずかに覗く黒みが、単なる赤ではない、複雑で神秘的なニュアンスを与えています。朝露をまとい、きらめく花びらは、息をのむほどの美しさ。そして、その姿に誘われるように顔を近づけると、甘く濃厚なダマスク香が、庭いっぱいに広がり、五感を満たし、至福の瞬間を与えてくれます。
この「パパ・メイアン」というバラは、ただ美しいだけでなく、その名前に秘められた物語、世界中のバラ愛好家を魅了し続ける確かな魅力、そして我が家で8年間共に歩んできた歳月が、私にとって特別な存在として輝いています。今回は、この「パパ・メイアン」の奥深い世界へ、皆さんをご案内したいと思います。
時を超えて愛される名花「パパ・メイアン」:その系譜と栄誉
「パパ・メイアン」は、フランスが世界に誇る名門バラ育種会社、メイアン社が生み出した、気品あふれるハイブリッド・ティー(HT)ローズです。その作出は1963年。作出者は、メイアン家の三代目にあたる偉大なバラ育種家、アラン・メイアン氏です。このバラの名前には、アラン氏が敬愛してやまなかった父、そして同じく世界的なバラ育種家であったフランシス・メイアン氏への深い敬意と愛情が込められています。
フランシス・メイアン氏と聞けば、バラに少しでも関心のある方なら、あの不朽の名花「ピース」(Peace)を思い浮かべるでしょう。「ピース」は、第二次世界大戦の終結という激動の時代に生まれ、平和への願いを託されたバラとして、世界中で愛されています。メイアン社は、このように歴史的な背景を持つ品種を数多く生み出しており、「パパ・メイアン」もまた、その偉大な系譜に連なるバラなのです。
「パパ・メイアン」の類まれなる美しさと強健さは、世界中で認められています。その証として、1988年にはバラの世界的な権威である世界バラ会議によって、「バラの栄誉殿堂」(Rose Hall of Fame)入りを果たしました。これは、世界中の数万とも言われるバラの品種の中から、わずか十数品種しか選ばれていない、まさに殿堂入りの栄誉であり、「パパ・メイアン」が時代を超えて愛される傑作であることを証明しています。
我が家の「パパ・メイアン」も、2016年の春に地元のケイヨーデイツー(DCMホームセンター)で大苗として購入して以来、毎年期待を裏切ることなく美しい花を咲かせてくれています。購入当初は、その深紅の色合いと芳醇な香りに惹かれましたが、8年という月日を経て、地植えでしっかりと根を張った株は、年々力強さを増し、その美しさは深まるばかりです。花壇の後方という少し控えめな場所に植えましたが、その存在感は他のどの花にも引けを取りません。
「パパ・メイアン」基本情報
系統: ハイブリッド・ティー(HT)
作出国: フランス
作出者: アラン・メイアン
作出年: 1963年
花色: 黒赤色、黒紅色
花形: 半剣弁高芯咲き
花径: 大輪(13~15cm)
香り: 強香(ダマスク香)
開花性: 四季咲き
樹形: 木立性(ブッシュタイプ)
樹高: 1.0~1.5m
耐病性: 普通
耐寒性: 普通
「パパ・メイアン」の五感を刺激する魅力:年月を重ねるほどに深まる愛着
8年という月日を共に過ごしてきた「パパ・メイアン」。改めて、その圧倒的な魅力に心を奪われます。それは単なる視覚的な美しさだけではなく、香り、そして年月が育む力強さを含んだ、五感を刺激する体験です。
深淵なる黒赤色の秘密:一輪咲いても圧倒的な存在感
「パパ・メイアン」の最大の魅力の一つは、その深淵なる黒赤色の花色でしょう。咲き始めは深い真紅ですが、開花が進むにつれて、花びらの縁や裏側に神秘的な黒みが現れます。この色の変化が、「黒いベルベット」と称される所以であり、見る者を惹きつけてやまない特別な魅力を生み出しています。
光の当たり方によって、その表情は刻一刻と変化します。朝の柔らかな光の中では、ベルベットのようなマットな質感と深みのある赤が強調され、昼間の強い日差しのもとでは、花びらの光沢が際立ち、より鮮やかな赤に見えることもあります。そして、夕暮れ時や曇りの日には、黒みが一層深まり、妖艶ともいえる雰囲気を醸し出します。まるで生きているかのように変化するこの花色は、「パパ・メイアン」を庭のフォーカルポイントにするのに最適です。一輪だけでも圧倒的な存在感を放ち、庭全体を引き締める効果があります。我が家の花壇後方でも、その存在感は群を抜いています。他の赤バラとは一線を画す、この深みのある色は、「パパ・メイアン」ならではの大きな魅力です。黒バラの品種は他にもありますが、「パパ・メイアン」は強香で花形も優れている点で、傑出した存在と言えるでしょう。
記憶に刻まれる芳醇な香り:庭を満たす甘美な時間
「パパ・メイアン」を語る上で、その香りは欠かせません。濃厚で甘美なダマスク香は、数あるバラの中でも特に強く、庭に出るたびにその芳醇な香りに包まれ、深い安らぎと幸福感をもたらしてくれます。
ダマスク香は、バラの香りのの中でも最も代表的で、古くから香水の原料としても珍重されてきました。「パパ・メイアン」の香りは、クラシックなダマスク香の系統と言われ、甘さの中にわずかなスパイシーさやグリーンノートを感じさせる複雑さがあります。香りの感じ方は、気温や湿度、時間帯によっても変化します。早朝、特に朝露に濡れた花から立ち上る香りは格別で、その芳香を胸いっぱいに吸い込むと、まるでアロマテラピーのように心が満たされていくのを感じます。また、雨上がりの湿った空気の中では、香りがより濃厚に感じられることもあります。
この香りの素晴らしさから、「パパ・メイアン」をリビングの窓辺や、人がよく通る小径沿いに植えるのは非常に理にかなっています。風に乗って運ばれる香りは、家の中や庭全体を優雅な空間に変えてくれます。バラの香りはリラックス効果や気分を高める効果があると言われており、「パパ・メイアン」の香りは、日々のストレスを忘れさせてくれる、まさに至高の癒しです。庭で作業をしている最中、ふと香るその芳香に気づくと、思わず顔がほころんでしまいます。
優美な花形と四季の開花:一年を通じて楽しめる喜び
「パパ・メイアン」の花形は、ハイブリッド・ティーの王道ともいえる、半剣弁高芯咲きです。蕾はキュッと締まり、開花が進むにつれて、中心部が盛り上がり、花びらが幾重にも重なりながら外側に緩やかに開いていきます。この開花過程の美しさも、「パパ・メイアン」の魅力の一つです。剣弁咲きのシャープさと、オールドローズのようなカップ咲きの優雅さを併せ持ったような、絶妙なバランスの花形は、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
また、「パパ・メイアン」は四季咲き性が強いのも嬉しいポイントです。春の一番花の豪華さは格別ですが、適切なお手入れを続ければ、夏、秋と繰り返し花を咲かせてくれます。夏の暑い時期には、春よりも花は小さく、色も少し明るめになる傾向がありますが、それでもその存在感は健在です。そして、秋になると、涼しい気候の中で色がより深く、黒みが増し、春とはまた違ったシックな美しさを見せてくれます。四季折々の姿を楽しめることは、庭に植えるバラとして大きなメリットです。
木立性品種としての育てやすさ:初心者にも優しい特性
「パパ・メイアン」は木立性(ブッシュタイプ)のバラです。シュラブローズのように大きく枝を伸ばすタイプではないため、比較的コンパクトにまとまり、庭での管理がしやすいのが特徴です。樹高も1.0〜1.5m程度と、日本の一般的な庭にも収まりやすいサイズです。もちろん、バラ栽培には日々の観察と適切な手入れが欠かせませんが、ハイブリッド・ティーの中では比較的丈夫な品種と言えるでしょう。適切な剪定を行うことで、美しい樹形を保ち、毎年安定した開花を楽しむことができます。初めて黒赤系のバラを育ててみたいという方にもおすすめできる品種です。
我が家流「パパ・メイアン」栽培術:8年間の経験から
ここでは、私が8年間地植えで「パパ・メイアン」を育ててきて実践している、我が家流の栽培方法をご紹介します。これはあくまで一例ですが、これから育ててみようと思っている方の参考になれば幸いです。
場所選びと植え付け:丈夫な大苗を選ぶことの重要性
バラ栽培において、最も重要なのは場所選びと植え付けです。「パパ・メイアン」に限らず、バラは日当たりが大好きです。一日に最低でも5〜6時間、理想は午前中からたっぷり日が当たる場所を選びましょう。日照不足は、生育が悪くなるだけでなく、病気にかかりやすくなる原因にもなります。また、風通しも非常に重要です。枝が込み合ったり、風通しが悪い場所は、病害虫が発生しやすくなります。壁際など、空気が滞留しやすい場所は避けた方が無難です。
土壌は、水はけの良い、有機質に富んだ肥沃な土を好みます。我が家では、植え付けの際に、庭土に腐葉土や堆肥(牛糞堆肥やバーク堆肥など)をたっぷりと混ぜ込み、水はけを良くするためのパーライトや川砂も加えました。バラは弱酸性の土壌(pH 6.0〜6.5程度)を好むので、必要であれば苦土石灰などで調整することもあります。植え付け穴は、苗の根鉢よりも一回り大きく、深めに掘り、元肥として緩効性の有機肥料を少量混ぜ込みました。
2016年に購入した大苗は、根がしっかりと張り、枝も太く、元気そうな株でした。良い苗を選ぶことが、その後の生育を大きく左右することを実感しています。植え付けの際は、接ぎ木部分が土に埋まらないように、地面よりやや高めに植えるのがポイントです。これは、台木からシュート(癌腫病の原因となることがある)が出るのを防ぐためと言われています。
日々の手入れ:季節と株の状態に合わせて
水やり:地植えならではの注意点
地植えの場合、根が深く張るため、一度定着すれば比較的乾燥に強いですが、油断は禁物です。基本的には雨水に頼ることが多いですが、夏の猛暑が続き、何日も雨が降らないような乾燥期には、たっぷりと水を与えるようにしています。特に、蕾が膨らむ時期や花が咲いている最中は、水切れすると花が小さくなったり、傷んだりすることがあるため、注意が必要です。土の表面が乾いたら、株元にシャワーノズルなどでゆっくりと時間をかけて、土中にしっかりと水が染み込むまで与えます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が出るまでたっぷりと与えるのが基本ですが、地植えは根が広範囲に広がるため、より広範囲に水を与えるイメージです。水やりは、葉に水がかかると病気の原因となることがあるため、株元にそっと行うのが望ましいです。
肥料:年間のサイクルに合わせた施肥
バラは肥料を好む植物ですが、与えすぎは根を傷めたり、病害虫に弱くなったりする原因にもなります。年間の生育サイクルに合わせて、適切な時期に適切な量の肥料を与えることが重要です。
冬肥(元肥): 1月頃、休眠期に行います。株の周りの土を軽く耕し、有機肥料(油かす、鶏糞、牛糞堆肥など)をたっぷりと施し、土と軽く混ぜ合わせます。これは春からの旺盛な生育のためのエネルギー源となります。
追肥: 開花期や成長期に合わせて行います。一番花が終わった後の5月下旬〜6月頃と、秋の開花に向けて9月頃に、緩効性の化成肥料を与えます。規定量を守り、株元から少し離れた場所に施肥します。液体肥料を葉面散布することで、即効性のある栄養補給も可能です。
お礼肥: 秋の開花が終わった後、11月頃に行います。株の消耗を回復させ、翌年の開花に備えるための肥料です。化成肥料や骨粉などを少量与えます。
肥料を与えることで、花付きが良くなり、株も健康に育ちます。
剪定:樹形を整え、風通しを良くするために
剪定は、バラの健康を保ち、美しい花を咲かせるために欠かせない作業です。「パパ・メイアン」のような木立性バラの剪定は、主に冬剪定と夏剪定があります。
冬剪定: 1月下旬〜2月頃、休眠期に行います。古くなった枝や枯れた枝、内側に向かって伸びる枝、細すぎる枝などを、株元から切り除き、株全体の風通しと日当たりを良くします。主となる枝は、健全な芽の上で切り詰めます。我が家では花壇後方ということもあり、やや高めに樹高を残すようにしています。元気なシュートが出ていれば、それを残し、古い枝と更新を図ることもあります。この剪定で、春に咲く花の数や大きさが決まります。
夏剪定(花後の剪定): 一番花が終わった後、6月頃に行います。咲き終わった花首から、葉が5枚付いている枝の付け根の上あたりで切り戻します。これは次の蕾を付けさせ、秋の開花を促すための剪定です。剪定することで、株の消耗を防ぎ、病害虫の発生も抑える効果があります。
剪定ばさみは、切れ味の良い清潔なものを使用しましょう。切れ味が悪いと枝を傷つけ、病気の原因になることがあります。
病害虫から守る:早期発見が鍵
「パパ・メイアン」は比較的丈夫な品種ですが、バラがかかりやすい病気や害虫には注意が必要です。日頃から株の状態をよく観察し、早期発見・早期対策を心がけましょう。
よく発生する病気としては、葉に黒い斑点ができる黒星病と、葉や茎が白い粉をまぶしたようになるうどんこ病があります。これらの病気は、特に湿度が高い時期に発生しやすいため、風通しを良くすることが最大の予防策です。発生してしまった場合は、初期段階で病気にかかった葉を取り除き、専用の薬剤を散布して広がるのを防ぎます。薬剤は、同じものばかり使うと耐性ができることがあるため、数種類をローテーションして使うのが効果的です。
害虫としては、新芽や蕾に群がるアブラムシ、葉の裏に付いて葉の色を悪くするハダニ、葉を食害するチュウレンジハバチなどが挙げられます。アブラムシは、見つけたら手で潰すか、テープで取り除くのが最も手軽で安全な方法です。大量に発生した場合は、専用の薬剤を散布します。ハダニは乾燥した環境を好むため、葉に水をかける「葉水」が予防になります。チュウレンジハバチの幼虫は、葉をくるくると巻いて中に潜んでいることが多いので、見つけ次第駆除します。
我が家では、定期的に観察することで、病害虫の発生を早期に発見できるよう努めています。また、風通しの良い場所に植えていることも、予防になっていると感じています。完全に発生を防ぐのは難しいですが、早期に対処することで、被害を最小限に抑えることができます。
「パパ・メイアン」が彩る庭の情景と心の豊かさ
「パパ・メイアン」を庭に迎えることは、単に美しい花を飾る以上の意味を持っています。その存在は庭の景色を豊かにし、私たちの心に深い感動と安らぎをもたらしてくれます。
庭での活用アイデア:圧倒的な存在感を活かす
「パパ・メイアン」の深紅の花色は、庭の中で圧倒的な存在感を放ちます。そのため、庭の最も注目を集める場所に植えるのが効果的です。例えば、庭の中心となる花壇の中央や、アプローチの脇など、人の目が行きやすい場所に配置することで、庭の印象を決定づけるフォーカルポイントとなります。
その深紅の色を引き立てるには、周囲の植物との組み合わせが重要です。我が家のように花壇後方に植える場合は、手前に白やシルバーリーフの植物、淡いピンクや紫色の花を添えると、「パパ・メイアン」の深紅が際立ち、洗練された美しいコントラストを生み出します。例えば、白いアジサイ、シルバーリーフのラムズイヤー、ラベンダー、宿根草のジギタリスやカンパニュラなどがよく合います。また、緑の濃い常緑樹や、秋色の美しい紅葉樹を背景にすると、「パパ・メイアン」の深紅がまるで絵画のように浮かび上がり、その美しさが一層引き立ちます。葉の色や形が異なる植物を組み合わせることで、庭に深みと奥行きを与える効果もあります。
鉢植えで楽しむ場合は、テラスの主役として、または玄関先のシンボルツリーのように飾るのも素敵です。陶器製やテラコッタ製のシックな鉢を選ぶと、その高級感がさらに引き立ち、「パパ・メイアン」の存在感を際立たせることができます。鉢植えなら移動も比較的容易なので、季節やイベントに合わせて配置を変える楽しみもあります。
香りを重視するなら、リビングの窓辺や、ウッドデッキ、人が腰かけるベンチの近くなど、風通しの良い場所に置くと、室内にまで芳醇な香りが漂い、贅沢な時間を演出してくれるでしょう。庭の小径に沿って植える場合は、足元にタイムやクリーピングローズマリーなどの香りの良いグランドカバーを組み合わせると、歩くたびに心地よい香りに包まれ、庭を散策する喜びが一層深まります。
バラ栽培がもたらすもの:心身の豊かさ
バラを育てることは、手間もかかりますが、それ以上に多くの喜びと感動を与えてくれます。日々変化する蕾の様子を見守り、開花した時の感動は、何物にも代えがたいものです。手入れを通じて植物と向き合う時間は、私たちに自然のリズムを感じさせ、心を穏やかにしてくれます。土に触れ、緑に囲まれるガーデニングは、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすと言われています。
「パパ・メイアン」のような特別なバラを育てることは、さらにその喜びを深めてくれます。その圧倒的な美しさと芳醇な香りは、見るたびに、香るたびに、私たちを非日常の世界へと誘い、心を豊かにしてくれます。一輪の花が咲くだけで、庭全体が、そして日々の暮らしが、特別なものになるのです。8年間、我が家で「パパ・メイアン」と共に過ごしてきて、そのたびに心が満たされるのを感じます。
まとめ:あなたも「パパ・メイアン」のある暮らしを
今回、「パパ・メイアン」の魅力、歴史、我が家での育て方、そして庭での活用法について、深く掘り下げてご紹介しました。「パパ・メイアン」は、その深遠な黒赤色の花姿、記憶に刻まれる芳醇なダマスク香、そして名門メイアン社の歴史に裏打ちされた確かな品質を持つ、まさに傑作と呼ぶにふさわしいバラです。
「美しいバラにはトゲがある」という諺のように、バラ栽培には多少の手間や苦労もありますが、それを乗り越えて咲いた花の美しさや香りは、その苦労を忘れさせてくれるほど大きな喜びをもたらしてくれます。そして、「パパ・メイアン」は、育てる人の情熱に応えてくれる、非常に育てがいのあるバラです。
もし、あなたが庭に深みのある赤色のバラを迎えたいと考えているなら、あるいは、五感を刺激する特別なバラを探しているなら、ぜひ「パパ・メイアン」を検討してみてください。比較的丈夫で、初心者の方でも挑戦しやすい品種です。きっと、その唯一無二の美しさと、心安らぐ芳香に夢中になるはずです。そして、あなた自身のガーデンデザインの中に「パパ・メイアン」を取り入れて、その圧倒的な存在感を堪能してみてください。
この記事が、あなたのバラ栽培のヒントになれば幸いです。そして、いつかあなたの庭でも、「パパ・メイアン」の美しい花が咲き誇り、豊かな時間をもたらしてくれる日が来ることを心から願っています。2025年5月8日、この朝の特別な一輪が、私の庭に、そして心に刻んだ感動は、これからも私にとって大切な宝物となるでしょう。
品種情報
系統: ハイブリッド・ティー(HT)
作出国: フランス / メイアン(Meilland)
作出者: アラン・メイアン(Alain Meilland)
作出年: 1963年
花色: 黒赤色、黒紅色
花形: 半剣弁高芯咲き
花径: 大輪(13~15cm)
香り: 強香(ダマスク香)
開花性: 四季咲き
樹形: 木立性(ブッシュタイプ)
樹高: 1.0~1.5m
耐病性: 普通
耐寒性: 普通
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関連情報
再生リスト パパ・メイアン Papa Meilland
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<パパ・メイアン(木立バラ)のエントリー>
圧倒的存在感!「パパ・メイアン」で庭をドラマチックに演出。情熱と愛情を贈る花。春庭周回 2025年5月8日。
パパ・メイアン(Papa Meilland)を花が1個咲いた。木立バラ。2022年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)を地植えして冬剪定した。木立バラ。2022年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の花がたくさん咲いた。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の花がまた咲いた。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の花が咲いた。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の花が少し咲いた。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の蕾が開いて来た。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の蕾が膨らんで来た。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の冬剪定をした。木立バラ。2021年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の秋花が咲いた。木立バラ。2020年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の2番花がまた咲いた。木立バラ。2020年。バラ
パパ・メイアン(Papa Meilland)の2番花が咲いた。木立バラ。2020年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が2個咲いた。2020年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が咲いた。2020年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が開いて来た。2020年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の植え替えをした。2020年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の冬剪定をした。2020年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が2mぐらいの位置で咲いた。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花が咲いた。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の残っていた蕾が咲いた。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花がたくさん咲いた。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が増えて来た。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が咲きだした。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の冬剪定をした。2019年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の秋花が咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花がまた咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花が咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が3個咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)がまた咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)にでかい花が咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が少し咲いた。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の新芽がしおれてしまった。2018年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の秋花が咲いた。2017年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花が咲いた。2017年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が3個咲いた。2017年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花がまた咲いた。2017年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が咲いた。2017年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の花が咲きだした。2017年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)に3個目の秋花が咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)に2個目の秋花が咲いた。2016年。バラ
切り花にしたパパ・メイアン(木立バラ)の秋花が綺麗に咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の秋花が咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花が今日も咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花がまた咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の2番花が咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の開花株をテラコッタ鉢に植えた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の開花株の花が咲いた。2016年。バラ
パパ・メイアン(木立バラ)の開花株がケイヨーデイツーで50%offだったので買って来た。2016年。バラ
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