【アザレア育て方ガイド】華やかな花を毎年楽しむ!植え替え・剪定・花後の管理まで徹底解説
「アザレア Azalea ピンクの花が綺麗に咲いた。2025年4月6日」
庭やベランダが一年で最も華やぐ季節、春。その中でもひときわ鮮やかな色彩で私たちの目を楽しませてくれるのが、アザレアです。まさに今、愛らしいピンク色の花々が見事に咲きそろい、満開の時を迎えていますね! その溢れんばかりの花数は、まるでピンク色のブーケのよう。空間全体を明るく、そして優雅に彩ってくれています。
アザレアは、日本のツツジがヨーロッパで美しく品種改良された「西洋ツツジ」とも呼ばれ、その豪華な花姿と豊富な花色で、春の鉢花の代表格として長く親しまれてきました。比較的コンパクトな樹形のものも多く、育て方のポイントを押さえれば、初心者の方でも毎年美しい花を楽しむことができます。
「満開のアザレア、来年もきれいに咲かせるにはどうしたらいい?」
「育て方のコツ、特に剪定のタイミングが知りたい!」
「どんな土で、どんな場所に置けば元気に育つの?」
この記事では、そんなアザレアに関するあらゆる疑問に、基礎知識から応用まで、徹底的に解説していきます。アザレアの基本情報、人々を惹きつける魅力、そして最も重要な「育て方」の詳細(置き場所、酸性土壌の重要性、水やり、肥料、失敗しない剪定時期、植え替え、病害虫対策など)、年間を通した管理方法、さらに楽しむためのアイデアまで、これ一本でアザレアの全てがわかる完全ガイドです。
この記事を読めば、あなたもアザレア栽培のポイントをしっかりと理解し、毎年美しい花を咲かせる喜びを味わうことができるようになるはずです。さあ、華麗なるアザレアの世界を、一緒に深く探求していきましょう!
この記事を書いている人
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1. 春を彩る華麗な花木:アザレアとは?
まず、アザレアがどのような植物なのか、基本的な情報と、よく似たツツジやサツキとの違いについて見ていきましょう。
学名: Rhododendron spp. (ロードデンドロン属 / ツツジ属)
科名: ツツジ科 (Ericaceae)
園芸上の呼称: アザレアは、植物分類学上の正式な名称ではなく、ツツジ属(Rhododendron)に含まれる特定の植物群を指す園芸上の呼び名です。一般的には、**ベルギーで品種改良された常緑性のツツジ(ベルジアン・アザレア)**を指すことが多いですが、アメリカなどで改良された落葉性のツツジ(エクスバリー・アザレアなど)もアザレアと呼ばれることがあります。本記事では、主に鉢物として流通し、室内外で楽しまれる常緑性のアザレアを中心に解説します。
原産地: 日本や中国などのツツジがヨーロッパに渡り、品種改良されました。
樹高: 鉢植えで流通するものは30cm~1m程度のものが多いですが、地植えにするともう少し大きくなる品種もあります。
開花時期: 主に春(3月~5月頃)。温室で開花調整され、冬に出回ることも多いです。
花色: 赤、ピンク、白、紫、オレンジ、複色など、非常に多彩。
花形: 一重咲き、八重咲き、半八重咲き、フリル咲き(弁縁が波打つ)など多様。
アザレア・ツツジ・サツキの違い(簡単な見分け方)
これらはすべてツツジ科ツツジ属の仲間ですが、園芸上は以下のような違いで区別されることがあります。
アザレア: 主に西洋で改良された園芸品種群。八重咲きなど華やかな花が多い。多くは常緑性。開花期は春中心(冬に出回るものも)。
ツツジ(一般的な日本のツツジ): 日本に自生する種やその園芸品種。一重咲きが多い。常緑性・落葉性の両方がある。開花期は主に春(4月~5月頃)。アザレアより葉が大きい傾向。
サツキ: ツツジの一種(サツキツツジ)とその園芸品種。旧暦の皐月(さつき・現在の5月~6月頃)に咲くことからこの名がある。ツツジより開花期が遅い。葉がツツジより小さい傾向。盆栽としても人気。
2. アザレアが愛される理由:その魅力に迫る!
アザレアが多くのガーデナーに愛され、鉢花の定番として親しまれるのには、たくさんの理由があります。
魅力1:圧倒的な花の華やかさと色彩の豊かさ!
アザレアの最大の魅力は、何と言ってもその花の美しさです。株全体を覆い尽くすように、びっしりと花が咲き誇る姿は、まさに豪華絢爛の一言。赤、ピンク、白、紫、オレンジといった鮮やかな基本色から、優しいパステルカラー、深みのあるシックな色合い、そして複数の色が混じり合う複色や縁取りのあるものまで、その色彩のバリエーションは無限大です。花形もシンプルな一重から、バラのように幾重にも花弁が重なる八重咲き、優雅なフリル咲きまで多種多様。満開時には、その場を一気に華やかな雰囲気で満たしてくれます。
魅力2:コンパクトで飾りやすい樹形
鉢物として流通するアザレアは、比較的コンパクトな樹形の品種が多く、ベランダや窓辺、玄関先など、限られたスペースでも育てやすいのが特徴です。こんもりとしたまとまりの良い樹形になるため、鉢植えでも見栄えが良く、室内での観賞用としても人気があります。
魅力3:ポイントを押さえれば育てやすい!
「こんなに華やかな花は育てるのが難しいのでは?」と思われがちですが、アザレアはいくつかの重要な育て方のポイント(特に置き場所と土壌の酸度、そして剪定時期)をしっかりと押さえれば、比較的丈夫で育てやすい花木です。病害虫にも極端に弱いわけではなく、適切な管理で毎年美しい花を楽しむことができます。初心者の方でも挑戦しやすい植物と言えるでしょう。
魅力4:自然との共生を感じられる一面も
鮮やかなアザレアの花は、ミツバチや蝶などのポリネーター(花粉媒介者)にとっても魅力的な蜜源となります。庭にアザレアを植えることで、こうした昆虫たちが集まるようになり、小さな生態系が育まれるきっかけにもなります。自然と共生する庭づくりの一環としても、アザレアは素敵な選択肢です。
3. 【重要】アザレアの育て方:基本から徹底解説!
ここからは、アザレアを元気に育て、毎年美しい花を咲かせるための具体的な方法を、詳しく解説していきます。特に**「置き場所」と「土壌」、そして「剪定時期」**が重要ポイントです!
3.1. 最適な置き場所:光と風通し、季節ごとの移動が鍵!
アザレアは、季節によって好む環境が変わるため、置き場所の管理が非常に重要です。一年中同じ場所に置きっぱなしにするのではなく、季節に合わせて移動させるのが理想です。
開花中(主に冬~春):
室内の明るい場所に置きます。窓際などが良いですが、強い直射日光は花を傷める可能性があるので、レースのカーテン越し程度の柔らかな光が当たる場所が最適です。
暖房の風が直接当たる場所は絶対に避けてください。 急激な乾燥は、花が早くしおれたり、蕾が落ちたりする最大の原因です。
比較的涼しい場所(10℃~20℃くらい)の方が花が長持ちします。高温すぎる場所では花がすぐに終わってしまいます。
花後~秋(5月~10月頃):
屋外の半日陰~明るい日陰に移動させます。この時期に、翌年の花芽が形成されるため、適切な環境で管理することが重要です。
夏の強い直射日光は厳禁です! 葉が焼けたり、株全体が弱ったりする原因になります。必ず、午前中だけ日が当たる場所、建物の北側、落葉樹の木陰など、涼しくて強い日差しが当たらない場所を選びましょう。必要であれば寒冷紗などで50%程度の遮光をします。
風通しの良い場所を選ぶことも大切です。蒸れは病害虫の温床になります。鉢植えの場合は、コンクリートの上に直接置かず、すのこやフラワースタンドの上に置いて、鉢底の風通しも確保しましょう。
秋~冬(11月~開花前):
霜が降りる前(最低気温が5℃を下回る前)に、室内に取り込むか、直接霜が当たらない軒下などに移動させます。
アザレアは比較的寒さには強いですが、凍結させると株が大きなダメージを受けます。冬の間も、凍らない程度の温度が保てる、明るい場所で管理します。
3.2. 土壌:酸性を好む! 専用土がベスト!
アザレア栽培で**最も重要なポイントの一つが、土壌のpH(酸度)**です。これを間違えると、どんなに手入れをしても元気に育ちません。
アザレアは酸性土壌(pH5.0~6.0程度)を強く好みます!
多くの植物が好む中性~弱アルカリ性の土壌では、アザレアは必要な養分をうまく吸収できず、葉が黄色くなるなどの生育障害を起こします。
用土の選び方:
市販の「アザレア・ツツジ・シャクナゲ・ブルーベリー用の培養土」を使うのが、最も簡単で確実です。これらの植物は共通して酸性土壌を好むため、専用の培養土が最適です。
自分で配合する場合は、鹿沼土(小粒)やピートモス(酸度未調整のもの)を主体にします。例えば、鹿沼土4:ピートモス3:バーミキュライト3 や、赤玉土(小粒)3:鹿沼土(小粒)4:ピートモス3 などの配合例があります。水はけと水持ち、通気性を確保しつつ、酸性を保つことが重要です。
庭植えの場合: 日本の土壌は元々酸性寄りですが、場所によっては中性に近い場合もあります。植え付け前に必ず土壌改良が必要です。植え穴を大きく掘り、鹿沼土やピートモスを大量に混ぜ込み、アザレアに適した土壌環境を作りましょう。地植えは難易度が高めです。
3.3. 植え付け・植え替え:根鉢を崩さず、優しく!
適期: **花後すぐ(4月下旬~5月頃)**がベストタイミングです。花が終わり、新しい葉が本格的に伸び出す前に行いましょう。秋(9月~10月)も可能ですが、春に行う方が株の回復がスムーズです。
頻度: 鉢植えの場合は、根詰まりを防ぎ、新しい土で栄養を補給するために、1~2年に1回を目安に植え替えます。鉢底から根が見えてきたり、水の吸い込みが悪くなったりしたら、植え替えのサインです。
鉢選び: 今まで植わっていた鉢よりも、直径で一回り(3cm程度)大きい鉢を選びます。急に大きすぎる鉢に植えると、土が乾きにくくなり過湿の原因になります。
植え替え方法:
アザレアの根は非常に細く、乾燥やダメージに弱いため、根鉢(根と土が一体になったもの)は基本的に崩しません。 周囲の土を軽く落とす程度にとどめ、太い根や古い根をいじらないように注意します。
黒く変色して傷んだ根があれば、清潔なハサミで切り取ります。
新しい鉢に、鉢底ネットと鉢底石を敷き、アザレア用の新しい用土を少し入れます。
株を新しい鉢の中央に置き、高さを調整します。深植えにならないように、株元(根と茎の境目)が、新しい用土の表面と同じ高さになるようにします。
鉢と根鉢の隙間に、新しい用土を丁寧に入れ込みます。棒などで軽く突いて、隙間なく土が入るようにします。
植え替えが終わったら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
植え替え直後は株がデリケートになっているので、1~2週間は強い風や直射日光の当たらない、明るい日陰で養生させます。
3.4. 水やり:水切れは厳禁! でも過湿にも注意!
アザレアは、水切れに非常に弱い植物です。根が細いため、一度乾燥させてしまうとダメージが大きく、回復が難しくなることがあります。しかし、同時に過湿による根腐れも起こしやすいため、水やりの加減が少し難しい点です。
基本: 土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える。
タイミングの目安:
生育期(春~秋): 鉢土の表面が白っぽく乾き始めたら、すぐに与えます。特に気温が高く乾燥しやすい時期は、毎日~1日2回の水やりが必要になることもあります。
夏場: 乾燥しやすいですが、過湿にも注意。朝か夕方の涼しい時間帯に与えるのが基本です。昼間の高温時に水を与えると、鉢内が蒸れて根を傷めることがあります。
冬場: 生育が鈍るので、水やりの回数を減らします。土の表面が乾いてから1~2日経って、暖かい日の午前中に与えるようにします。乾燥気味に管理します。
注意点:
受け皿に溜まった水は、根腐れの原因になるので、必ずすぐに捨ててください。
水道水の質(アルカリ度)が気になる場合は、雨水を溜めて利用したり、浄水器の水を使ったりするのも良いですが、そこまで神経質になる必要はありません。
葉や花に直接水をかけると、病気が発生しやすくなるため、株元に静かに与えるようにしましょう。
3.5. 肥料:専用肥料で、適切な時期に!
アザレアは、美しい花を咲かせるために適切な栄養を必要としますが、与えすぎは禁物です。
肥料の種類: 「アザレア・ツツジ用」と表示された専用肥料を使用するのが最も確実で安全です。これらは酸性土壌を好む植物に適した成分(特に鉄分など微量要素)が配合されています。有機肥料(油かす、骨粉など)や緩効性化成肥料も使用できますが、成分を確認しましょう。
施肥のタイミングと目的:
元肥(植え付け・植え替え時): 緩効性肥料を用土に混ぜ込み、初期生育を助けます。
お礼肥(花後すぐ:5月~6月頃): 開花によって消耗した株の体力を回復させ、新しい枝葉の成長を促すために、緩効性肥料や有機肥料を施します。
夏の追肥(7月頃): 来年の花芽が作られる重要な時期です。花芽の形成を助けるために、リン酸(P)やカリウム(K)が多く含まれた緩効性肥料を施します。
秋の追肥(9月頃): 株を充実させ、冬に備えるために、緩効性肥料を少量施します。
注意点:
肥料の与えすぎは、根焼けを起こしたり、株を弱らせたりする原因になります。 必ず製品に表示された規定量を守りましょう。
冬(10月以降~開花前)は、基本的に肥料を与えません。
液体肥料を使用する場合は、規定よりも薄め(1000~2000倍程度)にして、回数を分けて与える方が安全です。
3.6. 剪定:タイミングが命! 花芽形成期を逃さない!
アザレア栽培で最も重要な作業の一つであり、失敗しやすいのが剪定です。剪定時期を間違えると、翌年花が全く咲かなくなる可能性があります。
目的:
花が終わった後の手入れ。
樹形を整え、大きさをコントロールする。
株内部への風通しや日当たりを良くし、病害虫の発生を抑える。
花付きを良くする(古い枝を整理し、新しい枝の発生を促す)。
【最重要】剪定の適期:花後すぐ!(具体的には5月~6月上旬まで)
アザレアは、花が終わった後、夏(7月~8月頃)に来年の花芽を作ります。
そのため、花芽ができる前に剪定を終える必要があります。
夏以降(7月以降)に枝を切ってしまうと、せっかくできた花芽を切り落としてしまうことになり、翌春に花が咲きません。
必ず、花が完全に終わったら、できるだけ早く、遅くとも6月上旬までには剪定作業を完了させましょう。
剪定方法:
花がら摘みと軽い切り戻し: まず、咲き終わった花がらを丁寧に取り除きます。その際、花が付いていた枝を、下にある葉の付け根(新芽が出ている場所)の少し上で、1~2cm程度切り戻します。
樹形を整える: 全体のバランスを見ながら、長く伸びすぎた枝、株の内側に向かって伸びる枝(内向枝)、他の枝と交差している枝、枯れ枝、細くて弱々しい枝などを、枝の付け根や分岐点から切り取ります。
全体の刈り込み: 株全体の形を整えたい場合は、全ての枝先を同じくらいの長さで軽く刈り込みます。一般的には、自然な丸い形(玉仕立て)に整えることが多いです。
注意点: 一度に強く切り詰めすぎると、株が弱ったり、花付きが悪くなったりすることがあります。毎年、花後に軽く手入れをする程度が良いでしょう。特に、古くなった太い枝を無理に切るのは避けましょう。
3.7. 病害虫対策:観察と予防で健康維持!
適切な環境で管理していれば、病害虫の被害はそれほど多くありませんが、注意すべきものもあります。
かかりやすい病気:
灰色かび病: 低温多湿時に、咲き終わった花がらや傷んだ葉に発生しやすいです。こまめな花がら摘み、枯れ葉の除去、風通しの確保が予防になります。
褐斑病(かっぱんびょう): 葉に茶色~黒褐色の斑点ができます。病気の葉は早めに取り除き、必要であれば殺菌剤を散布します。
もち病: 春先に、新芽や若い葉が白っぽく、多肉質に奇形化して膨らみます。見た目は悪いですが、株が枯れるほどの深刻な病気ではありません。見つけ次第、その部分を摘み取って処分します。
つきやすい害虫:
ツツジグンバイ: アザレア(ツツジ類)の最重要害虫の一つです。葉の裏に寄生し、吸汁します。被害が進むと、葉の表面が白っぽくカスリ状になり、光合成が阻害され、株が衰弱します。葉裏には黒い小さな排泄物がたくさん付着します。非常に繁殖力が強く、被害が広がりやすいので、葉裏をこまめにチェックし、早期発見・早期駆除が不可欠です。見つけ次第、専用の殺虫剤を葉裏までしっかり散布します。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生しやすいです。葉が白っぽくなったり、クモの巣のようなものが見られたりします。葉裏への葉水(霧吹き)が予防に効果的です。発生したら殺ダニ剤を使用します。
ベニモンアオリンガ(ツツジ・サツキの蕾を食べる毛虫): 春先に、蛾の幼虫が蕾や新芽を食害します。見つけ次第、捕殺するか、殺虫剤を使用します。
カイガラムシ: 枝などに白い貝殻のようなものが付着します。歯ブラシなどでこすり落とすか、専用薬剤を使用します。
対策の基本:
風通しと日当たりの良い(ただし夏は半日陰)場所で管理する。
適切な水やり(過湿にしない)。
株周りを清潔に保つ(花がら、枯れ葉、雑草を取り除く)。
定期的な観察(特に葉裏を入念に!)。
早期発見・早期対処。
4. アザレアの年間管理スケジュール(目安)
時期 置き場所 水やり 肥料 主な作業・注意点
開花期(冬-春) 室内・明るい場所 表面乾いたら なし 暖房の風NG。花がら摘み。
花後(4月下-6月上) 屋外・半日陰へ移動 表面乾いたら お礼肥(花後すぐ) 【重要】剪定適期! 植え替え適期。
梅雨(6月下-7月) 屋外・半日陰・風通し良く 乾いたら 夏の追肥(7月) 過湿注意。病害虫(特にグンバイ)注意。
夏(8月) 屋外・涼しい半日陰 乾いたら(夕方控えめ) なし 【重要】遮光・高温対策! 水やりは慎重に。
秋(9-10月) 屋外・半日陰 表面乾いたら 秋の追肥(9月) 植え替えも可能。少しずつ日差しに慣らす(必要なら)。
晩秋-冬(11月-) 室内・軒下へ(霜よけ) 控えめに(乾燥気味) なし 凍結防止。休眠期。
5. アザレアをもっと楽しむアイデア:飾り方と組み合わせ
華やかなアザレアは、飾り方次第でさらに魅力を増します。
お気に入りの鉢カバーでドレスアップ: 購入した開花株も、素敵な鉢カバーに入れるだけで、ぐっとおしゃれなインテリアになります。陶器製、テラコッタ、籐製など、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
春爛漫の寄せ植え: アザレアをメインに、パンジー、ビオラ、プリムラ、ネメシア、アリッサムなど、開花期の合う一年草と組み合わせると、ボリューム満点の華やかな寄せ植えが作れます。色合わせを考えるのも楽しい作業です。
酸性土壌を好む仲間たちと: ブルーベリー、カルーナ、エリカ、シャクナゲなど、同じ酸性土壌を好む植物を集めて、専用のコーナーを作るのも良いでしょう。管理がしやすくなります。
庭植えでダイナミックに: 条件の良い場所があれば、庭植えに挑戦するのもおすすめです。数株まとめて植えたり、生垣のように列植したりすると、開花期には見事な景観を作り出します。ただし、土壌改良は必須です。
品種選びで個性を演出: 花色や花形だけでなく、開花時期が少しずれる品種や、樹形が特にコンパクトな品種、香りのある品種なども探してみると、コレクションの幅が広がります。
6. まとめ:華やかなアザレアと長く、美しく付き合うために
今回は、春の庭や室内を鮮やかに彩るアザレアについて、その魅力から詳しい育て方、年間管理まで、詳しくご紹介しました。
アザレアは、豊富な花色と華やかな花姿が魅力の、主に常緑性のツツジの園芸品種群。
育て方の成功の鍵は、「置き場所(夏は涼しい半日陰)」「酸性土壌の維持」「水切れさせない水やり(でも過湿はNG)」、そして「剪定は必ず花後すぐ(6月上旬まで)に行うこと」。
ポイントを押さえれば比較的丈夫で、適切な管理で毎年美しい花を楽しめる。
鉢植え、庭植え、寄せ植えなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
満開の時期は息をのむほど美しく、空間を一気に華やかにしてくれるアザレア。少しだけ気難しい面もありますが、その特性を理解し、愛情を込めてお世話をしてあげれば、きっと毎年素晴らしい花で私たちに応えてくれるはずです。
ぜひ、この記事を参考に、アザレア栽培に挑戦し、その華麗な姿と色彩を存分に楽しんでください。
Happy Gardening!
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<アザレアのメモ>
置き場所
外の日なた
みずやり
水を好む
肥料
花が終わってから9月まで液体肥料を1週間に1回
用土
アザレアは酸性の土を好む
鹿沼土7、ピートモス3
鹿沼土小粒3、赤玉土小粒3、腐葉土2、ピートモス2
植え替え
花が終わった5月。開花中は植え替えをしない。
2年に1回、一回り大きな鉢に替える。
植え替え時は古い土をしっかりとる。土を入れ足すので無く、ほとんどの土を入れ替える。
剪定
開花後のなるべく早い時期、5月から6月上旬までに。7月に翌年の花芽が出る
参考にしたサイト。
http://sodatekata.net/flowers/page/125.html
http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-295/target_tab-2
<アザレアのエントリー>
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アザレアの花が咲いた。2022年。花
ピンクのアザレアの花がたくさん咲いた。2021年。花
アザレアの花が咲いた。2021年。花
アザレアの花が少し咲いた。2020年。花
アザレアの花が満開になった。2020年。花
絞りのアザレアの花がたくさん咲いた。2020年。花
絞りのアザレアの花が増えて来た。2020年。花
アザレアの花が増えて来た。2020年。花
濃いピンクのアザレアが咲いた。2020年。花
絞りの花のアザレアが咲いた。2020年。花
薄いピンクのアザレアが咲いた。2020年。花
濃いピンクのアザレアが咲いた。2019年。花
アザレアを剪定して植え替えた。2019年。花
遅咲きのアザレアがたくさん咲いた。2019年。花
アザレアが咲いた。2019年。花
アザレアの花が増えてきた。2019年。花
ピンクのアザレアが咲いた。2018年。花
アザレアが綺麗に咲いた。2018年。花
濃いピンクのアザレアが満開になった。2018年。花
アザレアの花が増えて良い感じになった。2018年。花
アザレアがたくさん咲いた。2018年。花
アザレアが咲きだした。2018年。花
濃いピンクのアザレアが咲いた。2017年。花
アザレアがたくさん咲いた。2017年。花
アザレアの花が増えてきた。2017年。花
アザレアが咲きだした。2017年。花
ピンクのアザレアの花が1個咲いた。2017年。花
秋だけどアザレアが咲いた。2016年。花
遅れて咲いたアザレアが凄く綺麗に咲いている。2016年。花
遅れて咲いたアザレアも満開になった。2016年。花
アザレアの花が更に咲いた。2016年。花
アザレアの花が増えてきた。2016年。花
アザレアが咲きはじめた。2016年。花
ピンクのアザレアの2回目の花が咲き出した。2016年。花
アザレアの蕾が大きくなってきた。2016年。花
ピンクのアザレアがたくさん咲いた。2015年。花
ピンクのアザレアの花が咲き出した。2015年。花
ピンクのアザレアの花が1個だけ咲いた。2015年。花
アザレアを剪定して植え替えた。花
アザレアが満開になった。花
ピンクのアザレアをホームズで買ってきた。花
アザレアが咲いた。2015年。花
アザレアが咲きはじめた。2015年。花
ピンクのアザレアが咲いた。花
アザレアがホームズで250円だったので買って来た。花
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