【シンビジウム育て方完全ガイド】初心者でも安心!植え替えから花後の管理まで徹底解説
「シンビジウム Cymbidium ピンクの花が増えてきた。2025年3月30日」
冬の寒さが和らぎ、春の気配が濃くなるこの頃、室内でひときわ華やかな存在感を放つシンビジウム。つぼみが次々と開き、美しいピンク色の花が増えて、まさに満開へと向かう姿は、見ているだけで心が華やぎますね。
シンビジウムは、その豪華な花姿と豊富な色彩、そして驚くほどの花持ちの良さで、古くから愛されてきた洋ランの代表格です。コチョウランやカトレアと並んで人気がありますが、比較的寒さに強く、丈夫で育てやすいことから、洋ラン栽培の入門としても、また長く楽しむパートナーとしても最適な種類と言えるでしょう。
「シンビジウムをプレゼントでもらったけど、どう育てたらいいの?」
「毎年きれいな花を咲かせるには、どんな管理が必要?」
「植え替えや株分けのタイミングと方法が知りたい!」
この記事では、そんなシンビジウムに関するあらゆる疑問に、初心者の方にも分かりやすく丁寧にお答えします。シンビジウムの基本情報から、人々を惹きつける魅力、そして最も重要な育て方のポイント(置き場所、水やり、肥料、植え替え、株分け、花後の管理、病害虫対策など)まで、シンビジウム栽培の全てを網羅した完全ガイドです。
この記事を読めば、シンビジウムを元気に育て、毎年美しい花を楽しむための知識がしっかりと身につきます。さあ、優雅で華やかなシンビジウムの世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。シンビジウムの栽培経験もあり、その経験に基づいた実践的なアドバイスをお届けします。
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1. 華やかな洋ランの代表格:シンビジウムとは?
まずは、シンビジウムがどのようなランなのか、その基本的なプロフィールを見ていきましょう。
学名: Cymbidium (シンビジウム属)
科名: ラン科 (Orchidaceae)
原産地: 東南アジアを中心に、インド、ネパール、中国、日本、オーストラリアなど、熱帯・亜熱帯から温帯にかけて広く分布。
主な種類と特徴:
大型種: 一般的にシンビジウムとしてイメージされる、花茎が長く伸びて多数の花をつけるタイプ。豪華で贈答用にも人気。
中型種(ミディタイプ): 大型種よりややコンパクトで、家庭でも飾りやすい。
小型種(テーブルシンビ、ワルケリアナム系など): さらに小型で、卓上にも置けるサイズ。近年人気が高まっている。
東洋ラン系: 日本や中国などに自生する原種やその交配種(春蘭、寒蘭など)もシンビジウム属に含まれるが、園芸的には区別されることが多い。葉姿や渋い花を楽しむ。
生育形態: 株元に養分や水分を蓄える**バルブ(偽鱗茎)**を持つ、着生ラン(樹木などに着生する)または半地生ラン(地上に生える)。
開花期: 主に冬~早春(12月~4月頃)。品種改良により、秋咲きや夏咲きの品種も存在する。
花色: 白、ピンク、黄色、オレンジ、緑、茶色、赤紫色、複色など非常に多彩。リップ(唇弁)と呼ばれる下の花びらに特徴的な模様が入るものが多い。
花持ち: 非常に良く、適切な環境であれば1~2ヶ月以上咲き続ける。
シンビジウムの歴史と人気の理由
シンビジウムは、その美しさから古くから観賞の対象とされてきました。特に19世紀以降、ヨーロッパで東洋の原種が紹介されると、交配による品種改良が盛んに行われ、現在のような多様で華やかな園芸品種が生み出されました。日本でも戦後から栽培が広まり、冬の室内を彩る豪華な鉢花として、また切り花としても高い人気を誇ります。その見栄えの良さと花持ちの良さから、お歳暮やお祝いなどの贈答品としても定番となっています。
2. シンビジウムが愛される理由:その魅力に迫る!
なぜシンビジウムはこれほどまでに人気があるのでしょうか? その魅力を探ってみましょう。
魅力1:優雅で豪華、そして凛とした花姿
すらりと伸びた花茎に、十数輪から時には数十輪もの花を整然と咲かせる姿は、非常に優雅で豪華絢爛。一つ一つの花も、肉厚でしっかりとしており、リップ(唇弁)の独特な形や模様がアクセントになっています。凛とした気品があり、空間を格上げしてくれるような存在感があります。
魅力2:色彩豊か! 無限に広がる品種のバラエティ
シンビジウムの魅力は、その色彩の豊かさにもあります。清楚な白、愛らしいピンク、明るい黄色やオレンジ、爽やかな緑、シックな茶系や赤紫系まで、非常に幅広い花色が揃っています。近年では、従来の大型種だけでなく、家庭で飾りやすい中型種や、テーブルにも置ける可愛らしい小型種(テーブルシンビ)も人気を集めています。香りの良い品種もあり、選ぶ楽しみは尽きません。
魅力3:驚くほどの花持ちの良さ! 長く楽しめる喜び
シンビジウムの特筆すべき点の一つが、その花持ちの良さです。適切な環境で管理すれば、開花してから1ヶ月~2ヶ月以上もの間、美しい花姿を保ち続けます。これは他の花ではなかなか見られない特徴で、長く楽しめる分、コストパフォーマンスも高いと言えます。冬の間、長く室内を彩ってくれるのは嬉しいですね。
魅力4:洋ランの中では育てやすい! 初心者にもおすすめ
「洋ラン」と聞くと、栽培が難しいイメージがあるかもしれませんが、シンビジウムは数ある洋ランの中でも比較的丈夫で、耐寒性があるのが大きな特徴です。(種類にもよりますが、冬でも最低5℃程度あれば越冬可能です)。そのため、特別な温室などがなくても、一般家庭で十分に育てることができます。基本的なポイントさえ押さえれば、初心者の方でも毎年花を咲かせることが可能です。
3. シンビジウムの育て方【初心者でも安心!徹底ガイド】
ここからは、シンビジウムを元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 【重要】置き場所:季節ごとのベストポジションが成功の鍵!
シンビジウムの栽培で最も重要なポイントの一つが、季節に応じた置き場所の管理です。年間を通して同じ場所に置きっぱなしにするのではなく、季節ごとに最適な環境へ移動させることが、元気に育てて花を咲かせる秘訣です。
春(4月~梅雨入り前):
屋外の明るい日陰へ移動させます。冬の間室内にあった株を、徐々に外気に慣らしていく時期です。
直射日光は葉焼けの原因になるため、午前中の柔らかな光が当たる程度の場所や、木漏れ日が差すような場所、または50%程度の遮光(寒冷紗などを使用)をした場所が適しています。
この時期は新しいバルブが成長する大切な時期です。
夏(梅雨明け~9月):
屋外の風通しの良い、涼しい半日陰で管理します。日本の夏の強い日差しと高温はシンビジウムにとって過酷です。
遮光率を上げて(70%程度)、葉焼けを防ぎます。葉が黄色っぽくなったり、黒い斑点が出たりするのは、日差しが強すぎるサインです。
風通しが悪いと、蒸れて病気や根腐れの原因になります。すのこを敷くなどして、鉢下の風通しも確保しましょう。
秋(10月~11月):
屋外の日当たりの良い場所で管理します。この時期は、花芽を形成させるために重要な時期です。
徐々に遮光を弱め、十分な日光に当てます。
さらに重要なのが、夜間の低温に当てることです。最低気温が10℃前後になるような、昼夜の寒暖差がある環境に置くことで、花芽の分化が促進されます。(ただし、霜が降りる前に室内に取り込む必要があります。)
冬(12月~3月):
最低気温が5℃~7℃を下回るようになったら、室内の明るい窓辺に取り込みます。
暖房の風が直接当たる場所は、乾燥しすぎるため避けてください。
日中は窓際で十分に日光に当て、夜間は窓辺の冷え込みを避けるために、部屋の中央に移動させるか、厚手のカーテンを引くなどの工夫をすると良いでしょう。
この時期に開花期を迎えます。
3.2. 用土と鉢選び:水はけと通気性を最優先!
シンビジウムは根が太く、過湿を嫌うため、水はけと通気性の良い用土と鉢を選ぶことが重要です。
用土:
洋ラン用のバーク(樹皮チップ)や、軽石(日向土など)が一般的に使われます。これらを単用するか、混合して使います。
水苔も使用できますが、水持ちが良いため、水やりの頻度に注意が必要です。
初心者の方は、市販の**シンビジウム専用の培養土(ミックスコンポスト)**を使うのが手軽でおすすめです。
鉢:
水はけの良いラン鉢(駄温鉢やプラスチック製のスリット鉢など、底穴や側面のスリットが多いもの)が適しています。
鉢の大きさは、株の大きさ(根鉢)に対して大きすぎないものを選びます。根が鉢の中でいっぱいになるくらいのサイズが、根腐れを防ぎ、生育も良くなります。植え替えの際も、一回り大きい程度の鉢にします。
3.3. 水やり:メリハリが命! 根腐れさせないコツ
シンビジウム栽培で失敗する最も多い原因が「水のやりすぎによる根腐れ」です。水やりは慎重に行いましょう。
基本: 植え込み材(バークや軽石、水苔など)の表面が完全に乾いてから、さらに数日待って、鉢底から水が勢いよく流れ出るまでたっぷりと与えます。
頻度の目安(環境によって大きく異なります):
春・秋(生育期): 週に1~2回程度。
夏(高温期): 生育はやや鈍りますが、乾燥は早いため、週に2~3回程度。ただし、蒸れに注意。
冬(低温期・開花期): 生育が停滞するため、水やりは大幅に控えます。10日~2週間に1回程度、暖かい日の午前中に与えるくらいが良いでしょう。乾燥気味に管理します。
与え方: 株元にたっぷりと与えます。花や葉には直接かけないようにしましょう。
重要な注意点:
受け皿に溜まった水は、必ずすぐに捨ててください。 根が常に水に浸かっている状態は、根腐れの最大の原因です。
鉢の中の乾き具合が分かりにくい場合は、鉢を持ち上げて重さを確認したり、指を植え込み材に差し込んでみたりすると良いでしょう。
株元のバルブにシワが寄っている場合は、水不足のサインかもしれません(ただし、古いバルブは自然にシワが寄ることもあります)。
3.4. 肥料:必要な時期に必要なだけ!
シンビジウムは比較的肥料を好みますが、与えすぎは禁物です。適切な時期に適切な種類の肥料を与えましょう。
肥料を与える時期: 主に**春から秋(4月~10月頃)**の生育期に与えます。
肥料の種類:
固形肥料(置き肥): 洋ラン用の緩効性肥料(N-P-Kのバランスが良いもの)を、春(4月頃)と秋(9月頃)の2回、鉢の縁に規定量置きます。
液体肥料: 生育が旺盛になる春~夏(4月~7月頃)にかけて、洋ラン用の液体肥料を規定よりも**薄め(1500~2000倍程度)**にして、週に1回程度、水やり代わりに与えます。
肥料を与えない時期:
真夏(8月頃): 暑さで生育が鈍るため、肥料は控えます。
冬(11月~3月頃): 生育がほぼ停止するため、肥料は与えません。特に開花中は肥料を与えると花が早く終わってしまうことがあります。
注意点: 肥料の濃度が濃すぎたり、与えすぎたりすると、根を傷める「肥料焼け」を起こすことがあります。必ず規定量を守り、特に液体肥料は薄めに使うことを心がけましょう。
3.5. 病害虫対策:早期発見と予防が基本
風通しが悪かったり、管理が不適切だったりすると、病害虫が発生することがあります。
主な病気:
軟腐病(なんぷびょう): 高温多湿時に、バルブや葉の付け根が腐って、異臭を放ちます。進行が早いので注意が必要です。
灰色かび病: 低温多湿時に、花や傷んだ葉に灰色のカビが生えます。花がらをこまめに摘むことで予防できます。
ウイルス病: 葉にモザイク状の模様が現れたり、奇形になったりします。治療法はなく、感染拡大を防ぐために株を処分する必要があります。ハサミなどの器具の消毒を徹底することが予防につながります。
主な害虫:
カイガラムシ: バルブや葉の付け根に付着し、吸汁します。見つけ次第、歯ブラシなどでこすり落とすか、専用の殺虫剤を使用します。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生しやすいです。葉が白っぽくなったら要注意。葉裏への霧吹き(葉水)が予防になります。
アブラムシ: 新芽や蕾に付きやすいです。
ナメクジ: 夜間に花や新芽を食べます。
対策と予防:
風通しを良くする: 適切な置き場所を選び、株が込み合わないようにします。
適切な水やり: 過湿にならないように注意します。
清潔な管理: 枯れ葉や花がらをこまめに取り除きます。
定期的な観察: 葉の裏なども含めて、病害虫がいないか定期的にチェックします。
早期発見・早期対処: 異常を見つけたら、すぐに対処します。被害が少ないうちに手で取り除いたり、症状に合わせて適切な殺菌剤や殺虫剤を使用したりします。
4. シンビジウムの年間管理スケジュール(目安)
時期 置き場所 水やり 肥料 主な作業・注意点
春 (4-5月) 屋外・明るい日陰 表面乾いたら 液体・固形 新芽・新根の成長期。植え替え・株分け適期。
梅雨 (6月) 屋外・明るい日陰 やや控えめ 液体・固形 長雨に当てない。風通し良く。軟腐病注意。
夏 (7-9月) 屋外・涼しい半日陰 表面乾いたら 液体(~7月) 強光・高温注意。遮光。風通し。肥料は控えめ/中止。
秋 (10-11月) 屋外・日なた 表面乾いたら 固形 十分な日光と夜間の低温に当て、花芽分化を促す。
冬 (12-3月) 室内・明るい窓辺 控えめ(乾燥気味) なし 最低5℃以上。暖房の風避ける。開花期。花がら摘み。
5. 【重要】花が終わったら? 植え替えと株分けの方法
美しい花を長く楽しませてくれたシンビジウム。花が終わった後のお手入れと、定期的な植え替え・株分けが、来年も花を咲かせるために非常に重要です。
5.1. 花後の手入れ:次の開花への第一歩
花茎切り: 全ての花が咲き終わったら、花が咲いていた茎(花茎)を、根元(バルブの付け根)から清潔なハサミで切り取ります。枯れるまで待つ必要はありません。これにより、株の消耗を防ぎます。
置き場所: 花が終わった後も、すぐに屋外に出さず、しばらくは室内の明るい場所で管理し、気温が十分に上がってから(4月下旬~5月頃)屋外の管理に切り替えます。
5.2. 植え替え:根の健康を保つために
シンビジウムは根の生育が旺盛なので、定期的な植え替えが必要です。
必要性: 2~3年に1回を目安に行います。鉢の中で根がいっぱいになったり(根詰まり)、植え込み材が古くなって劣化したりすると、水はけが悪くなり、根腐れの原因になります。
適期: 花が終わった後の春(4月~5月頃)**が最も適しています。秋(9月~10月)も可能ですが、春の方がその後の生育期間が長いため、株の回復が早いです。
方法:
植え替え前数日は水やりを控え、植え込み材を乾き気味にしておくと、鉢から抜きやすくなります。
株を鉢から慎重に引き抜きます。根が張って抜けにくい場合は、鉢の縁を叩いたり、棒などで押し出したりします。
古い植え込み材を丁寧に取り除きながら、根をほぐします。黒く変色したり、ブヨブヨになったりしている**傷んだ根(枯れた根)は、清潔なハサミで切り取ります。**健康な根(白っぽく硬い)は切らないように注意しましょう。
新しい鉢(通常は一回り大きいサイズ、根を整理して同じサイズでも可)に鉢底ネットと鉢底石を敷き、新しい用土を少し入れます。
株を鉢の中央に置き、バルブの根元が鉢の縁と同じくらいの高さになるように調整します。(深植えにならないように!)
隙間に新しい用土を入れ、棒などで軽く突きながら、根の間にも用土が行き渡るようにします。
植え替え後は、1週間~10日ほど水やりを控え(根の切り口を乾かすため)、明るい日陰で養生させます。その後、通常の水やりを開始します。
5.3. 株分け:株を増やしたり、若返らせたり
株が大きくなりすぎた場合や、株を増やしたい場合は、植え替えと同時に株分けを行います。
適期: 植え替えと同じく、春(4月~5月頃)が最適です。
方法:
植え替えの手順で株を鉢から抜き、根を整理します。
株全体のバランスを見ながら、どこで分けるか決めます。**1株あたり、バルブが最低でも3~5個以上(できれば新しい芽を含む)**付くように分けるのが基本です。あまり細かく分けすぎると、その後の生育が悪くなったり、花が咲くまで時間がかかったりします。
バルブとバルブを繋いでいる**根茎(ライゾーム)**を、清潔なハサミやナイフで切り離します。手で割れる場合もあります。
切り口には、殺菌剤(トップジンMペーストなど)を塗布しておくと、病気の侵入を防げます(任意)。
分けた株を、それぞれ適切な大きさの鉢に植え付けます。植え付け後の管理は、植え替えの場合と同様です。
6. シンビジウムの楽しみ方いろいろ
シンビジウムは、その華やかさから様々な楽しみ方ができます。
6.1. 最高のインテリアグリーンとして: リビングや玄関、オフィスなど、人が集まる空間に一鉢あるだけで、空間がパッと明るく、格調高い雰囲気になります。シンプルな鉢カバーを使ったり、他の観葉植物と組み合わせたりして、インテリアに合わせて楽しみましょう。
6.2. 豪華な切り花アレンジメントに: 花持ちが良いので、切り花としても非常に優秀です。長い花茎をそのまま活かして、豪華なアレンジメントや花束に。一輪だけ切り取って、小さなグラスに飾るのも素敵です。水揚げを良くするために、切り口を焼いたり、割ったりする方法もあります。
6.3. 大切な人への贈り物に: 開花鉢は、その豪華さと花持ちの良さから、冬のギフト(お歳暮、クリスマス、お正月、お祝いなど)として大変人気があります。色々な品種があるので、贈る相手の好みに合わせて選ぶのも楽しいでしょう。
6.4. 品種選びで個性を楽しむ: 花色だけでなく、花の大きさ(大型~小型)、花茎の伸び方(直立性、アーチ型、下垂性)、香りなど、品種によって様々な個性があります。自分の好みや置く場所に合わせて、お気に入りの一鉢を見つけるのも、シンビジウム栽培の醍醐味です。
7. まとめ:優雅なシンビジウムと長く付き合おう!
今回は、華やかな洋ランの代表格、シンビジウムについて、その魅力から詳しい育て方、年間管理、増やし方までを徹底解説しました。
シンビジウムは、豪華な花姿、豊富な色彩、抜群の花持ちが魅力の洋ラン。
洋ランの中では比較的丈夫で耐寒性もあり、初心者でも育てやすい。
成功の鍵は、季節に合わせた置き場所の移動と、水はけの良い用土・鉢、そしてメリハリのある水やり。
肥料は生育期に適切に与え、夏と冬は控える。
花後の手入れ(花茎切り)と、2~3年に1度の植え替え・株分けが、健康を維持し、毎年花を咲かせるために重要。
室内装飾や切り花、ギフトとしても幅広く楽しめる。
少し手間をかけてあげることで、シンビジウムは毎年、息をのむほど美しい花を咲かせ、長く私たちの目を楽しませてくれます。ぜひ、この記事を参考に、優雅なシンビジウムとの暮らしを始めてみませんか? きっと、あなたの日常に、華やかさと癒やしをもたらしてくれることでしょう。
Happy Gardening!
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#シンビジウム #cymbidium
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<シンビジウムのメモ>
置き場所
室内 10度以上になったら戸外の日当たり
夏は日陰か半日陰で管理
みずやり
水控え目
肥料
3月~6月は根本に骨粉いり油粕
生育期間中は液肥を1~2週に1回
用土
洋蘭バーク
軽石単用
日向土6:パーライト4
植え替え
2~3年に1回の割合で植え替え 3~4月
参考にしたサイト。
http://www.yasashi.info/shi_00005g.htm
http://sodatekata.net/flowers/page/180.html
http://happamisaki.jp-o.net/youran/cymbidium_client.htm
<シンビジウムのエントリー>
優雅な蘭の花―2025年4月4日、シンビジウムで贈るピンクの美学 Cymbidium⠀ピンクの花がたくさん咲いた。
美しいシンビジウムで彩る穏やかな暮らし ― Cymbidium⠀ピンクの花が増えてきた。2025年3月30日
自然の美を再発見する。シンビジウム Cymbidium⠀ピンクの花がきれいに咲いた。2025年3月30日
シンビジウムで作る癒しの空間: Cymbidium⠀ピンクの花が綺麗に咲いた。2025年3月28日
エレガントな花の魔法:シンビジウムで作る理想のガーデンデザイン Cymbidium⠀ピンクの花が咲いた。2025年3月27日
シンビジウム Cymbidium⠀ピンクの花が咲いた。2025年3月25日⠀シンビジウムは、美しい花姿と豊かな色彩で知られる蘭の一種です
シンビジウムの花が咲いた。2022年。花
シンビジウムの花が咲いた。2021年。花
シンビジウムの花が増えた。2020年。花
シンビジウムの花が少しずつ増えて来た。2020年。花
シンビジウムの花が咲きだした。2020年。花
シンビジウムの花がたくさん咲いた。2017年。花
シンビジウムの花が咲き出した。2017年。花
シンビジウム サクラムースの花芽が伸びてきた。2016年。花
シンビジウムの花が咲き出した。2016年。花
遅れて出てきたシンビジウムの蕾が大きくなってきた。2016年。花
順調に大きくなっていたシンビジウムの蕾が霜にやられた。2016年。花
シンビジウムの花芽が伸びてきた。2015年。花
シンビジウムの植え替えをした。花
シンビジウムが咲いた。2015年。花
シンビジウムが500円だったので2個買ってきた。花
シンビジウムの花が咲いた。花
バラ youtube投稿
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