四季咲きで香りが高く、2024年度「ローズ・ポンパドゥール」四季の花記録。春夏秋冬バラまとめ: 02memo日記

<< 美しい常緑性と花色が魅力クリスマスローズ Helleborus niger⠀地植え株の紫の花がたくさん咲いた。2025年3月13日⠀ | TOP | 可憐な紫色の花！クロッカス　Crocus⠀紫系の花が咲いた。2025年3月13日 >>

2025年03月23日

四季咲きで香りが高く、2024年度「ローズ・ポンパドゥール」四季の花記録。春夏秋冬バラまとめ

2024年度「ローズ・ポンパドゥール」四季の花記録。春夏秋冬バラまとめ

ローズ・ポンパドゥール Rose Pompadour

デルバール(delbard)のシュラブ・ローズ。フランスのバラ。French rose

美しい庭を彩るバラの中でも、ひときわ目を細めて存在感を放つローズ・ポンパドゥール（Rose Pompadour）フランスの名門バラ育種会社デルバール（Delbard）が代わったこのシュラブ・ローズは、華やかなピンク色と芳醇な香りで、ガーデニング愛好家から絶大な支持を受けています。本記事では、2024年度のローズ・ポンパドゥールの四季を通じた開花の記録とともに、その特徴や魅力、育て方を詳しく解説します。

ローズ・ポンパドゥールの基本情報

ローズ・ポンパドゥールは、フランス生まれのフレンチローズとして知られ、その優雅さと育てやすさが魅力です。以下に基本情報をまとめます。

品種名：ローズ・ポンパドゥール（Rose Pompadour）
育種者：デルバール（Delbard）
系統：シュラブ・ローズ（シュラブローズ）
制作国：フランス
花色：ピンクから淡イラベンダーピンク
花形：ディープカップ咲きからロゼット咲きへ変化
花径：大輪（約10〜12cm）
香り：強香（フルーツとダマスクの香り）
開花性：四季咲き
樹形：半つる性のシュラブ樹形
樹高・幅：高さ約1.5m、幅約1.2m
耐病性：強い（特にうどんこ病に耐性あり）
このバラは、四季咲き性と耐病性を控えており、初心者から上級者まで幅広く楽しめる品種です。

ローズ・ポンパドゥールの特徴と魅力
ローズ・ポンパドゥールが愛される理由は、その美しさと育てやすさがあります。以下に主要な特徴と魅力を詳しく解説します。

魅惑の花色と花形
ローズ・ポンパドゥールの花色は、ピンクから淡いラベンダーピンクへと移ろい、それぞれに違う表情を見せます。開花初期のディープカップ咲きから、時間とともに広がる季節ロゼット咲きへと変化する姿は、一株で多様な美を楽しめる贅沢さがあります。

強い香り
フルーツとダマスクを思わせる強い香は、庭に立つだけで感じられるほど豊か。香りはリラックス効果もあり、ガーデニングの時間を特別なものにします。

四季咲き性
春から秋まで繰り返し咲く四季咲きの特性は、ローズ・ポンパドゥールの大きな魅力。季節ごとに異なる開花を楽しむため、庭がいつまでも華やかです。

強健で育てやすい
特にうどんこ病に強い耐病性を持ち、初心者でも安心して育てられます。手間がかからず、美しい花を咲かせる点が人気の理由です。

名前の由来
「ポンパドゥール」は、フランス国王ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人が愛した「ポンパドゥールピンク」に由来。

ローズ・ポンパドゥールの育て方
ローズ・ポンパドゥールを美しく育てるための具体的なアドバイスをご紹介します。

植え付け場所の選定
日当たり：1日6時間以上の日照が必要。日光不足は花付きを覚悟します。
風通し：湿気がこもらないよう、風通しの良い場所を選びましょう。
土壌：水はけの良い肥沃な土壌が理想です。pH6.0〜6.5の弱酸性土壌を整えます。

植え付けの時期と方法
時期：
秋植え（10〜11月）：根がしっかり張るためおすすめ。
春植え（3〜4月）：暖かい地域に適しています。
方法：
植え穴を50cm×50cmで掘る。
堆肥や腐葉土を混ぜて土壌改良。
根鉢を崩さずに植え、たっぷり水やり。
マルチングで乾燥を防ぎます。

水やり
庭植え：取り付け後は自然降雨で十分。乾燥時は根元に水を注ぎます。
鉢植え：土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷり。

施肥
鉢植え：3〜11月に1回有機質肥料。
地植え：冬に寒肥を施し、春の開花をサポート。

剪定と誘引
剪定：
期間：1〜2月の休眠期間。
方法：古枝を根元から切り、健康な枝を1/3程度切り戻す。
誘致：
半つる性の特性を考慮し、オベリスクやフェンスに水平・斜めに固定。

病害虫対策
黒星病：風通しを良くし、発生初期に葉を除去。
アブシラム：新芽に付いたら手で取り囲む。
ハダニ：時々乾燥葉裏をチェックし、葉水で予防します。
冬越し
耐寒性は高いですが、寒冷地ではマルチと寒冷紗で保護します。