フランボワーズバニーユ Framboise Vanille⠀誘引した。2025年3月10日⠀メイアンMeillandのクライミングローズ。フランスのバラ。French rose: 02memo日記

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2025年03月19日

フランボワーズバニーユ Framboise Vanille⠀誘引した。2025年3月10日⠀メイアンMeillandのクライミングローズ。フランスのバラ。French rose

フランボワーズバニーユ Framboise Vanille⠀誘引した。2025年3月10日⠀メイアンMeillandのクライミングローズ。フランスのバラ。French rose

フランボワーズバニーユ Framboise Vanille

メイアン(Meilland)のクライミングローズ。フランスのバラ。French rose

甘美な色彩に誘われる！フレンチクライミングローズ「フランボワーズバニーユ」の魅力と育て方

庭を華やかに彩るつるバラの中でも、ひときわ個性的な美しさを放つ「フランボワーズバニーユ（Framboise Vanille）」。フランスの名門メイアン（Meilland）社が2010年に発表したこのバラは、その名の通り、フランボワーズ（木苺）とバニラを思わせるような、甘く魅惑的な色彩が特徴です。今回は、この目を引くクライミングローズの魅力と、長く楽しむための育て方を徹底解説いたします。

はじめに：メイアンが贈る、芸術的な絞り模様のつるバラ「フランボワーズバニーユ」

「フランボワーズバニーユ」は、フランスの老舗バラ育種会社であるメイアン社が、その長年の経験と技術を結集して生み出したクライミングローズです。鮮やかなローズピンクをベースに、パープリッシュレッドのストライプが大胆に入った絞り模様は、まるで芸術作品のよう。庭に植えれば、一瞬でその場を華やかに彩り、訪れる人の目を奪うことでしょう。

丸弁ロゼット咲きの花は、50～80枚もの花弁が幾重にも重なり、ボリューム感たっぷり。中輪サイズながらも、その存在感は抜群です。また、青リンゴのような爽やかな微香は、強すぎる香りが苦手な方にもおすすめです。

つるバラとしての性質を持ち、アーチやトレリス、フェンスなどに誘引することで、見事な景観を作り出すことができます。耐病性にも優れ、トゲも少ないため、初心者の方にも比較的扱いやすい品種と言えるでしょう。

「フランボワーズバニーユ」の特徴と魅力：五感を刺激する個性的な美しさ

「フランボワーズバニーユ」が多くのバラ愛好家を魅了するのには、いくつかの理由があります。

目を奪う絞り模様: ローズピンクとパープリッシュレッドのストライプが織りなす絞り模様は、他のバラにはない個性的な美しさです。一輪一輪、異なる表情を見せるため、観察する楽しさがあります。
豪華な花形: 50～80枚もの花弁が密集した丸弁ロゼット咲きは、クラシカルでエレガントな印象を与えます。
爽やかな微香: 青リンゴのようなフレッシュな香りは、甘すぎず、すっきりとした印象で、庭でのリラックスタイムを心地よく演出します。
優れた耐病性: 黒星病やうどん粉病に強く、薬剤散布の回数を減らすことができるため、初心者にも安心です。
扱いやすいトゲの少なさ: トゲが少ないため、誘引や剪定などの作業が比較的楽に行えます。
クライミングローズとしての魅力: アーチやフェンス、壁面などを美しく飾り、立体的なガーデニングを楽しむことができます。
国際的な評価: チェコ共和国での受賞歴が、その優れた品質と美しさを証明しています。

「フランボワーズバニーユ」の育て方：個性を引き出すための基本
「フランボワーズバニーユ」は、比較的育てやすいバラですが、その美しさを最大限に引き出すためには、適切な育て方を心がけることが大切です。

植え付け
時期: 最適な時期は、休眠期の11月～2月頃、または3月～4月頃です。
場所: 日当たりが良く、風通しの良い場所を選びます。1日に5～6時間以上は日光が当たる場所が理想的です。つるバラなので、誘引できる構造物（アーチ、トレリス、フェンスなど）の近くに植え付けましょう。
土壌: 水はけが良く、肥沃な土壌を好みます。地植えの場合は、植え付け前に堆肥や腐葉土を混ぜ込んで土壌改良を行いましょう。鉢植えの場合は、つるバラに適した大きめの鉢と、バラ専用の培養土を使用します。

植え方:
地植えの場合: 根鉢を崩さないように丁寧に植え付け、株元が地面と水平になるように深さを調整します。植え付け後はたっぷりと水を与え、支柱を立てておくと良いでしょう。
鉢植えの場合: 根鉢よりも一回り大きな鉢を選び、鉢底に鉢底石を敷いてから植え付けます。植え付け後はたっぷりと水を与え、トレリスなどを設置して誘引の準備をします。

水やり
頻度: 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。特に生育期や開花期、夏の乾燥期には水切れに注意しましょう。
方法: 株元に直接水をかけるようにします。葉や花に水がかかると、病気の原因になることがあります。
時間帯: 夏場は涼しい午前中のうちに、冬場は日中の暖かい時間帯に行うのがおすすめです。

肥料
時期と種類:
元肥: 植え付け時に、緩効性の化成肥料や有機肥料を施します。
追肥: 生育期（春と秋）に、月に1～2回程度、液体肥料や固形肥料を与えます。つるバラは花付きを良くするために、リン酸分の多い肥料を意識して与えると良いでしょう。
寒肥: 冬の休眠期に、有機肥料（油かすや堆肥など）を株元に施すと、春からの生育が良くなります。
注意点: 肥料の与えすぎは、根を傷める原因になるため、適量を守りましょう。