ため息の美しさ！イングリッシュローズ：「オリビア・ローズ・オースチン」2024年度、四季の花記録。春夏秋冬バラまとめ: 02memo日記

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2025年03月19日

ため息の美しさ！イングリッシュローズ：「オリビア・ローズ・オースチン」2024年度、四季の花記録。春夏秋冬バラまとめ

イングリッシュローズ：2024年度「オリビア・ローズ・オースチン」四季の花記録。春夏秋冬バラまとめ

オリビア・ローズ・オースチン Olivia rose Austin

デビッド・オースチン(David Austin)のシュラブローズ。イギリスのバラ。イングリッシュローズ。

イングリッシュローズの宝石：2024年「オリビア・ローズ・オースチン」四季の花記録と育て方

庭を彩るバラの中でも、ひときわ優雅な存在感を放つイングリッシュローズ。「オリビア・ローズ・オースチン（Olivia Rose Austin）」は、その美しい花姿と育てやすさから、世界中のガーデナーに愛されています。今回は、2024年の四季の花記録とともに、「オリビア・ローズ・オースチン」の特徴や魅力、そして長く楽しむための育て方を徹底解説いたします。

はじめに：デビッド・オースチンの傑作「オリビア・ローズ・オースチン」とは

「オリビア・ローズ・オースチン」は、イギリスの著名なバラ育種家であるデビッド・オースチン氏によって作出された、比較的新しいイングリッシュローズです。その名前は、デビッド・オースチン・ジュニア氏の娘にちなんで名付けられました。

ソフトピンクのロゼット咲き大輪の花は、まさにため息が出るほどの美しさ。四季咲き性にも優れており、春から秋、そして暖地では冬にも花を咲かせることから、一年を通してその魅力的な姿を楽しむことができます。中香ながらも、甘く心地よい香りは、庭にいる時間をより豊かなものにしてくれるでしょう。

シュラブローズとして育てやすく、初心者の方にもおすすめの品種です。その育てやすさと美しさから、ブログやSNSでも話題になることが多く、高いページビューが期待できるでしょう。

2024年「オリビア・ローズ・オースチン」四季の花記録

2024年に我が家の「オリビア・ローズ・オースチン」が咲かせてくれた美しい花たちの記録です。それぞれの季節で異なる表情を見せてくれるのが、四季咲きバラの魅力ですね。

春花：待ちわびた開花と優しいピンクの絨毯
春の訪れとともに、待ちに待った「オリビア・ローズ・オースチン」の開花が始まりました。新緑の中で咲くソフトピンクの花は、ひときわ鮮やかで、庭一面が優しい色彩に包まれます。

開花時期: 5月中旬～6月下旬
花数: 株全体に多数
花色: 咲き始めは濃いめのピンク、徐々に淡いピンクへと変化
花形: 典型的なロゼット咲き、中心がふっくらと盛り上がる
香り: 春特有のフレッシュで甘い香りが強く感じられる
春の花は、株の生育にとっても重要なエネルギー源となります。しっかりと日光を浴び、適切な水やりと肥料を与えることで、株は大きく成長し、夏以降の花付きを良くする準備をします。

夏花：暑さに負けず咲き誇る、優雅なロゼット
夏の強い日差しの中でも、「オリビア・ローズ・オースチン」は力強く花を咲かせてくれます。春の花に比べると、やや花数は減るものの、その優雅なロゼット咲きの花は、見る人の心を癒してくれます。

開花時期: 7月中旬～8月下旬
花数: 春に比べるとやや少ない
花色: 日差しの影響で、やや色が薄くなる傾向
花形: 春と同様の美しいロゼット咲き
香り: 春よりもやや控えめながらも、甘い香りは健在
夏の暑さはバラにとって過酷な環境です。水切れに注意し、午前中の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えることが大切です。また、真夏の直射日光が強すぎる場合は、日よけ対策を施すのも有効です。

秋花：深まる色合いと豊かな香り
秋になると、「オリビア・ローズ・オースチン」の花色は、夏よりも深みを増し、よりロマンチックな雰囲気を醸し出します。気温が下がることで、花持ちも良くなり、ゆっくりと開花を楽しむことができます。

開花時期: 9月中旬～11月上旬
花数: 夏よりも多く、春に近い花付きを見せることも
花色: 深みのあるピンク色、気温が低いとより濃くなる
花形: 整ったロゼット咲き、花弁の重なりが美しい
香り: 秋は香りが豊かになると言われ、より深く甘い香りを楽しめる
秋は、春と同様にバラの生育に適した季節です。適切な肥料を与えることで、株は冬越しに向けて体力を蓄えます。

冬花（暖地）：寒さの中で咲く、貴重な一輪
温暖な地域では、「オリビア・ローズ・オースチン」が冬にも花を咲かせることがあります。寒さの中で咲く一輪の花は、ひときわ美しく、その生命力に感動を覚えます。

開花時期: 12月～2月（温暖な地域）
花数: 少ない
花色: 濃いピンク色
花形: コンパクトなロゼット咲き
香り: 控えめ
冬の花は、株への負担も考慮し、無理に咲かせようとせず、見守るようにしましょう。

「オリビア・ローズ・オースチン」の魅力：なぜ多くの人に愛されるのか

「オリビア・ローズ・オースチン」が多くの人に愛されるのには、いくつかの理由があります。

圧倒的な美しさ: ソフトピンクのロゼット咲き大輪の花は、見る人を魅了する普遍的な美しさを持っています。花弁が幾重にも重なり合い、開くにつれて変化する表情は、飽きることがありません。
豊かな四季咲き性: 春から秋まで途切れることなく花を咲かせるため、長い期間その美しい姿と香りを楽しむことができます。
育てやすさ: シュラブローズとしての性質を持ち、比較的病害虫にも強く、初心者の方でも育てやすい品種です。
上品な香り: 強すぎず、優しく香る甘い香りは、庭でのリラックスタイムをより豊かなものにしてくれます。
幅広い用途: 花壇や鉢植えはもちろん、切り花としても楽しむことができます。その美しい花は、ブーケやアレンジメントにも最適です。

「オリビア・ローズ・オースチン」の育て方：初心者でも安心の基本
「オリビア・ローズ・オースチン」は比較的育てやすいバラですが、より美しく、長く楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

植え付け
時期: 最適な時期は、休眠期の11月～2月頃、または3月～4月頃です。
場所: 日当たりが良く、風通しの良い場所を選びます。少なくとも1日に6時間以上は日光が当たる場所が理想的です。
土壌: 水はけが良く、肥沃な土壌を好みます。地植えの場合は、植え付け前に堆肥や腐葉土を混ぜ込んで土壌改良を行いましょう。鉢植えの場合は、バラ専用の培養土を使用すると便利です。

植え方:
地植えの場合：根鉢を崩さないように丁寧に植え付け、株元が地面と水平になるように深さを調整します。植え付け後はたっぷりと水を与えます。

鉢植えの場合：根鉢よりも一回り大きな鉢を選び、鉢底に鉢底石を敷いてから植え付けます。植え付け後はたっぷりと水を与えます。
水やり
頻度: 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。特に生育期や開花期、夏の乾燥期には水切れに注意しましょう。

方法: 株元に直接水をかけるようにします。葉や花に水がかかると、病気の原因になることがあります。
時間帯: 夏場は涼しい午前中のうちに、冬場は日中の暖かい時間帯に行うのがおすすめです。

肥料
時期と種類:
元肥: 植え付け時に、緩効性の化成肥料や有機肥料を施します。
追肥: 生育期（春と秋）に、月に1～2回程度、液体肥料や固形肥料を与えます。開花中はリン酸分の多い肥料を与えると、花付きが良くなります。
寒肥: 冬の休眠期に、有機肥料（油かすや堆肥など）を株元に施すと、春からの生育が良くなります。
注意点: 肥料の与えすぎは、根を傷める原因になるため、適量を守りましょう。

剪定
時期と目的:
冬剪定（強剪定）: 休眠期の1月～2月頃に行います。株全体の風通しを良くし、新しい芽を出すための剪定です。株元から30～40cm程度の高さで切り戻します。
夏剪定（弱剪定）: 花が終わった後の7月頃に行います。秋の花付きを促すための剪定です。花首のすぐ下で切り戻します。
その他: 枯れた枝や病害虫の被害を受けた枝は、見つけ次第剪定します。

方法: 清潔な剪定ばさみを使用し、芽の上5mm程度の位置で、斜めに切りましょう。
病害虫対策
「オリビア・ローズ・オースチン」は比較的病害虫に強い品種ですが、油断は禁物です。

主な病気: 黒星病、うどんこ病などが発生することがあります。風通しを良くし、発生初期に適切な薬剤を散布することで対処します。
主な害虫: アブラムシ、ハダニ、チュウレンジハバチなどが発生することがあります。見つけ次第、薬剤を散布したり、手で取り除いたりします。
予防: 日頃から株の状態を観察し、早期発見・早期対処を心がけましょう。風通しの良い環境を保つことも重要です。