ローズ・ポンパドゥール Rose Pompadour誘引した。2025年2月7日　デルバールdelbardのシュラブ・ローズ。フランスのバラ。: 02memo日記

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2025年02月07日

ローズ・ポンパドゥール Rose Pompadour誘引した。2025年2月7日　デルバールdelbardのシュラブ・ローズ。フランスのバラ。

ローズ・ポンパドゥール Rose Pompadour誘引した。2025年2月7日　デルバールdelbardのシュラブ・ローズ。フランスのバラ。

ローズ・ポンパドゥール Rose Pompadour

デルバール(delbard)のシュラブ・ローズ。フランスのバラ。French rose

美しい庭を彩るバラの中でも、ひときわ目を引く存在感を放つローズ・ポンパドゥール（Rose Pompadour）。フランスの名門バラ育種会社、デルバール（Delbard）が生み出したこのシュラブ・ローズは、その華やかなピンク色と芳醇な香りで、多くのガーデニング愛好家から支持を集めています。

ローズ・ポンパドゥールの基本情報

品種名：ローズ・ポンパドゥール（Rose Pompadour）

育種者：デルバール（Delbard）

系統：シュラブ・ローズ（S）

作出国：フランス

花色：ピンクから淡いラベンダーピンク

花形：ディープカップ咲きからロゼット咲きへ変化

花径：大輪（約10?12cm）

香り：強香（フルーツとダマスクの香り）

開花性：四季咲き

樹形：半つる性のシュラブ樹形

樹高・幅：高さ約1.5m、幅約1.2m

耐病性：強い（特にうどんこ病に対して耐性あり）

ローズ・ポンパドゥールの特徴

魅惑の花色と花形
ローズ・ポンパドゥールの最大の魅力は、その艶やかなピンク色から淡いラベンダーピンクへと移ろう美しい花色です。開花初期はディープカップ咲きで、時間とともに花弁が開き、ロゼット咲きへと変化します。この咲き方の変化により、一株でさまざまな表情を楽しむことができます。

強い香り
香り高いバラを求める方には、ローズ・ポンパドゥールは最適な選択です。フルーツとダマスクを思わせる豊かな強香は、庭全体に心地よい香りを漂わせます。香りは癒し効果もあり、ガーデニングの楽しみを倍増させてくれます。

四季咲き性
四季を通して繰り返し花を咲かせる四季咲き性も、大きな魅力の一つです。春から秋まで、絶え間なく美しい花を楽しむことができ、庭に華やかさをもたらします。

強健で育てやすい
耐病性が強く、特にうどんこ病に対して高い耐性を持っています。そのため、初心者でも育てやすく、手間がかかりません。強健な品種でありながら、美しい花を咲かせる点が人気の理由です。

名前の由来
品種名の「ローズ・ポンパドゥール」は、フランス国王ルイ15世の愛妾であったポンパドゥール夫人が好んだ色「ポンパドゥールピンク」に由来しています。高貴で気品ある名前にふさわしい、美しさと優雅さを兼ね備えたバラです。

ローズ・ポンパドゥールの育て方

植え付け場所の選定
日当たり
ローズ・ポンパドゥールは日当たりの良い場所を好みます。最低でも1日6時間以上の日照が確保できる場所を選びましょう。日照不足は花付きや成長に影響を及ぼすため、注意が必要です。

風通し
風通しの良さも重要です。湿気がこもると病害虫の原因になるため、周囲に障害物が少ない場所や、他の植物と適度な距離を保つことが大切です。

土壌
水はけの良い肥沃な土壌を好みます。植え付け前に堆肥や腐葉土を混ぜ込み、土壌改良を行いましょう。pH6.0?6.5の弱酸性土壌が最適です。

植え付けの時期と方法
時期
秋植え：10月?11月

春植え：3月?4月

秋植えは根の張りが良くなるため、特におすすめです。

方法
植穴の準備：50cmの深さと幅の穴を掘ります。

土壌改良：掘り出した土に堆肥や腐葉土、有機質肥料を混ぜます。

植え付け：根鉢を崩さないように植穴に置き、土を戻します。

水やり：植え付け後はたっぷりと水を与え、土と根を密着させます。

マルチング：根元にバークチップやワラを敷くことで、土壌の乾燥を防ぎます。

水やり
庭植え：定着後は基本的に降雨で足りますが、乾燥が続く場合は適度に水を与えます。

鉢植え：土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。

※葉や花に直接かけると病気の原因になるため、根元に水を与えるようにしましょう。

施肥

鉢
3月～11月：月1回有機質肥料を施します。

地植え
寒肥として、有機質肥料を施し、翌春の開花を促します。

剪定と誘引
剪定
時期：1月?2月の休眠期

方法：

古い枝や枯れた枝を根元から切り取ります。

健康な枝は1/3程度切り戻し、新しい芽の発生を促します。

誘引
ローズ・ポンパドゥールは半つる性のため、オベリスクやフェンスに誘引することで、美しい姿を引き立てます。

方法：

柔軟な枝を水平または斜めに誘引します。

園芸用のタイや紐で、枝を傷つけないように固定します。

病害虫対策
耐病性
耐病性が強く、特にうどんこ病に対する耐性がありますが、油断は禁物です。

主な病害虫と対策
黒星病：風通しを良くし、発生初期に対応できるように定期的に観察します。

アブラムシ：新芽に付着しやすいので、見つけ次第取り除きます。

ハダニ：乾燥時期に発生しやすいため、葉裏にも注意して観察しましょう。

冬越し
耐寒性は比較的高いですが、寒冷地では防寒対策が必要です。根元にマルチングを施し、剪定部分には寒冷紗をかけると安心です。

ローズ・ポンパドゥールの楽しみ方
オベリスク仕立て
半つる性の特性を活かし、オベリスクに絡ませると立体的な美しさを演出できます。庭のシンボルとして存在感を放ちます。

フェンスやトレリスでの演出
フェンスやトレリスに誘引することで、壁面を華やかに飾れます。他のつるバラと組み合わせて、色彩豊かなガーデンを作りましょう。

鉢植えでの楽しみ
大きめの鉢に植えて、テラスや玄関先で育てることも可能です。移動が容易なため、季節や天候に合わせて場所を変えることができます。

切り花として
大輪で香り高い花は、フラワーアレンジメントや花束にも最適です。自宅で育てたバラをインテリアとして楽しむ贅沢を味わえます。

ローズ・ポンパドゥールの魅力を最大限に引き出すポイント

定期的なメンテナンス：剪定や施肥、水やりなど基本的なお手入れを怠らないこと。

風通しの確保：病害虫の予防には風通しが重要です。枝が混み合わないように剪定しましょう。

適切な誘引：半つる性の特性を活かし、美しい樹形を作り出すために誘引します。

病害虫の早期発見と対処：日々の観察で異変に気づき、早めに対処することで被害を最小限に抑えます。

環境に合わせた育成：地域の気候や庭の環境に合わせて、適切な対策を取りましょう。

まとめ
ローズ・ポンパドゥールは、その華やかな花色と強い香り、そして育てやすさから、初心者からベテランまで多くの人々に愛されるバラです。フレンチローズのエレガンスを自宅の庭で楽しむ喜びを、ぜひ味わってみてください。

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