不朽の名を冠するバラ。レオナルド・ダ・ヴィンチと草花。庭周回2025年1月8日: 02memo日記

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2025年01月11日

不朽の名を冠するバラ。レオナルド・ダ・ヴィンチと草花。庭周回2025年1月8日

レオナルド・ダ・ヴィンチと草花。庭周回2025年1月8日

レオナルド・ダ・ヴィンチ Leonard da Vinci

メイアン(Meilland)のシュラブ・ローズ。フランスのバラ。French rose

2025年1月8日、庭を周回すると、濃いローズピンクの花を咲かせているレオナルド・ダ・ヴィンチが目に飛び込んできました。ルネサンスの巨匠の名を冠するこのバラは、その名にふさわしい気品と強健さを兼ね備えています。

1. バラ「レオナルド・ダ・ヴィンチ」とは？
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、フランスの著名なバラ育種会社メイアン社によって作出されたシュラブ・ローズ（半つる性）です。その名は、ルネサンス期の万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチに由来し、その芸術作品のように洗練された美しさと、時代を超えて愛される普遍的な魅力を持っています。1993年にはイタリア・モンツァ国際コンクールで金賞を受賞、2005年にはADR（Allgemeine Deutsche Rosenneuheitenprufung）を受賞するなど、数々の賞に輝いています。

系統: シュラブ・ローズ（半つる性）、フロリバンダ系
作出: メイアン（Meilland）
作出国: フランス
花色: 濃いローズピンク
花形: クォーターロゼット咲き
花径: 8-10cm（中輪）
花弁数: 75-80枚
香り: 微香
開花性: 四季咲きまたは返り咲き
樹高: 1-2m
受賞歴: イタリア・モンツァ国際コンクール金賞（1993年）、ADR受賞（2005年）

2. 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の魅力
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の最大の魅力は、その整った花形と、深みのあるローズピンクの色合いです。クォーターロゼット咲きと呼ばれる花形は、花弁が幾重にも重なり合い、気品と優雅さを感じさせます。また、耐病性に優れ、特にうどんこ病に強いことから、初心者でも比較的容易に育てることができます。

整った花形: クォーターロゼット咲きは、クラシカルで美しい印象を与えます。
深みのある花色: 濃いローズピンクは、庭に華やかさと落ち着きをもたらします。秋にはより深みを増します。
高い耐病性: 特にうどんこ病に強く、薬剤散布の回数を減らすことができます。
育てやすさ: 強健で育てやすく、初心者にもおすすめです。
様々な用途に対応: 半つる性のため、フェンスやトレリス、アーチなどに誘引したり、ブッシュ状に剪定して庭植えにしたりと、様々な用途で楽しめます。

3. 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の育て方
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は比較的育てやすいバラですが、より美しく咲かせるためには適切な管理が重要です。ここでは、植え付けから日々の管理、剪定、病害虫対策まで、詳しく解説します。

3.1 植え付け
時期: 12月～2月（休眠期）または3月～4月、10月～11月
場所: 日当たりが良く、風通しの良い場所を選びます。午前中は日が当たり、午後は日陰になるような場所が理想的です。
土壌: 水はけと水持ちの良い肥沃な土壌を好みます。市販のバラ専用培養土を使用するか、赤玉土、腐葉土、堆肥を混ぜた土を使用します。
植え方: 鉢植えの場合は、8号以上の鉢を使用します。地植えの場合は、根鉢より一回り大きな穴を掘り、根を広げて植え付けます。

3.2 日々の管理
水やり: 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。鉢植えの場合は、鉢底から水が流れ出るまで与えます。夏場は朝夕の2回、冬場は控えめにします。
肥料: 春と秋に緩効性肥料を与えます。生育期間中は、液肥を月に1～2回程度与えると効果的です。特に、花後の追肥は大切です。
剪定: 冬剪定（12月～2月）と夏剪定（7月～8月）を行います。冬剪定では、株全体のバランスを考えて不要な枝を切り落とし、夏剪定では、花後の枝を切り戻し、秋の開花に備えます。
誘引: 半つる性のため、フェンスやトレリス、アーチなどに誘引することができます。枝がしなやかなので、比較的容易に誘引できます。

3.3 病害虫対策
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は比較的病気に強い品種ですが、完全に病気にならないわけではありません。特に、黒星病やアブラムシ、ハダニなどには注意が必要です。

黒星病: 葉に黒い斑点が発生する病気です。風通しを良くし、落ち葉をこまめに取り除きます。発生初期には薬剤を散布します。
害虫: アブラムシやハダニなどが発生することがあります。見つけ次第、手で取り除くか、薬剤を散布します。

3.4 鉢植えでの育て方
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は鉢植えでも育てやすい品種です。鉢植えで育てる場合は、水切れに注意し、定期的な植え替えが必要です。

鉢の選び方: 8号以上の鉢を使用し、水はけの良い鉢を選びます。
植え替え: 2～3年に一度、植え替えを行います。
置き場所: 日当たりと風通しの良い場所に置きます。

4. 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」をより楽しむために
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、他の植物との組み合わせも楽しめます。例えば、白い小花やシルバーリーフの植物と組み合わせると、ローズピンクの花がより引き立ちます。

5. まとめ
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、美しい花形と深みのある花色、そして育てやすさを兼ね備えた魅力的なバラです。その名は、ルネサンスの巨匠にふさわしい、時代を超えて愛される美しさを持っています。この記事を参考に、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を育てて、その気品あふれる花を楽しんでください。

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