2016年02月23日

女王陛下のユリシーズ号 アリステア・マクリーン (著)を読んだ。本

第二次大戦時の北極海での輸送船団とUボートの話。海の男たちの熱い戦い。
面白かった。後半の盛り上がりがいい。

女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))

女王陛下のユリシーズ号-アリステア・マクリーン-(著)を読んだ1.jpg

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戦争の話なので人が死にまくる。死に方が見せ場で熱く来る物がある。
戦争、戦闘の悲惨さだけでなく兵站の重要性もじっくりと描かれる。

人が死なない戦争はないので戦争物は救いの無い死もしっかり描いてる作品が好み。
味方の損害は少なく余裕で勝てましたみたいな物語はつまらん。敵味方共ににほぼ全滅みたいな話がいい。

女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))
アリステア・マクリーン 村上 博基

早川書房 1972-01
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posted by 02memo at 20:27| 書籍 | 更新情報をチェックする