2014年05月14日

永遠の0 百田 尚樹 (著) を読んだ。本

永遠の0 百田 尚樹 (著) を読んだ。
凄い本だと思う。

泣ける話というか読んでいて確実に泣く。なんども泣ける場面があるが終盤は特にくるものが有る。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0-百田-尚樹-(著)-がamazonアウトレットに有ったので買った1.jpg

最後のは方が涙で読めないぐらい。
電車の中とかでは絶対に読めないぐらい感情を揺さぶられる。泣かずに読むことが困難過ぎる。俺には無理だった。家で一人で読んでいたので我慢せずに泣きながら読んだ。

本とかゲーム、マンガ、映画と本当に凄い作品がある。
永遠の0は体験しておかないのは勿体な過ぎる作品。


昔は何時か提供する側の一員になりたいと思っていたが年を取ると共に現実が分かり客観的な視点で自分を見れるようなるので自分には無理と理解出来るようになる。コレができない内は厨二病が治っていない状態。

現実を理解したあとは提供する側にになれないなら、せめて提供される側の消費者として数ある名作を体験したい。
消費者側でも時間は有限なので無駄にはできない。

才能があろうが無かろうが時間の価値は同じなので有限な時間を無駄に費やす事は最悪の行動となる。
時間が有限であると理解してからは世の中とか社会の常識で刷り込まれてきた事が主観で判断すれば無意味な事が多すぎると感じれる。

残りの時間がどれだけ有るかは解らないが、せめて無駄にするのは止めようと最大の無駄の会社を辞めた。
元より雇われで本気を出すのは無駄なので適当にこなしてきていたが、それでも拘束時間が膨大過ぎて勿体ないので切った。通勤時間を含めた拘束時間が無駄過ぎたし。


長年疑問なんだが雇われで本気で出している人の考えが解らん。
バイトだからやる気ないとか、バイトにませられないとか社員が言うが線引きがあるとすればバイトと社員ではなくて経営側と雇われ側の間にある。経営側はより安く雇用者を使うのが合理的で、雇用者側はより多くの金を引き出すのが合理的になる。

金を払う側ともらう側が相反する関係。社員がバイトに給料を出しているのではないので関係としてバイトと社員は協力して経営から金を引き出すために共闘するのが合理的。
線を引くなら経営と社員の間。

どうもこの考え方は本流ではなくて理解してもらえない。
最後にいた会社でも、となりの部署の連中が内の部署の人間が仕事しないでネットを見ていると所属の上司に言って、その上司が内の上司にクレームを言ってきた事があった。

関係無いじゃんお前にと思ったがそういう考えにはならないらしい、サラリーマンっては給料は一定で頑張ろうが適当にやろうが、それなり給料が貰える立ち位置なので、給料が一定なら仕事しないほうが相対的には多くのサラリーを得ている事になる。だったら仕事しない方が合理的。

社員同士なら同じ立ち位置なので共闘して同じ行為をするのが双方に合理的なんだけど、そうならない。
協力関係を結べる社員同士なのに密告するような形で本来なら敵対すべき経営側に協力する。
この行為というか考え方に疑問抱くこと無く正しい事をしていると行動させている日本の社会システムは凄いとは思う。疑問を感じない緩やかな洗脳状態の監視社会っぽい。


別の会社にいたときは人事評価に目標設定シートってのがあって半年ごとに目標を設定して評価するシステムだった。給料体系に合わせたグレードがあって目標を設定する。
グレードごとの課題とかこうあるべきってのが書いてあるんだが、新入社員の次のグレードから経営者視点をもって行動するみたいな文言が出てくる。

はじめてみた時の何だコレって感じた。
雇われの立場なのに経営視点をもって仕事しろとか意味不明。経営視点で仕事するら雇われとかで働らくわけない。意味わかんないけど周りでは疑問を感じないのが普通ぽかった。

この矛盾に気がつかないようなら経営視点を理解してないし、そんな考えのヤツが会社を経営したら速攻で潰れる。

そんなシステムだったが、そこの矛盾に質問するような事はせずに、自分で設定する目標の頭の文言に経営者視点を心がけてとか付けると、評価が良かったような気がしていたので終わっていると感じていた。

こんなバカのシステムを高い金掛けて導入した会社はバカと当時は思っていたが、今改めて考えると社員を疑問を持たない社畜にするためには有効なシステムだなと感心する。

でも社員側も矛盾に気づいた連中は矛盾をついてうまいくやっていたし。

そこに疑問を持たない純粋な人がブラック企業にいいように使い捨てられているんだと思われる。


そんな状況でも会社に所属していた方が合理的と判断できたので所属していた。
明らかに無駄な通勤時間に本を読んでいたんだけど、その頃読んでいたのは朝は日経で本はビジネス書がほとんどだった。
マンガとか小説とかのエンタメ系に時間を割くの無駄と思っていた。

自分を磨くためにビジネス書を読んで知識とか意識を高めるべきと。
今の考えだとクソなんだけど当時は通勤時間にビジネス書を読んでいる俺スゲーって感じていた。

実際は本を読んだところで人間が変わるわけではない。本ぐらいでどうにかなるほど甘くない。
自己啓発書もマネージメントのビジネス書も同類。当時は自己啓発書を読んでるヤツを下にみてそんなもんを何冊も読んでいるならドラッカーを読めとか思っていた。

ドラッカーの本はいい本だと思うけど、それが役立つ立場に無縁な俺みたいのが読んでも余り役に立たないんだけど、俺は頑張っている感は味わえていた。

マネジメントする立場なのに何もできなヤツにマネジャーって役職があるならドラッカーぐらい読んでこいみたいな感じで。実際はドラッカーを読んでもマネジメントができるようになるわけでは無いが。
人を使う才能は後天的なものでなく先天的な才能の方が重要なようなきがする。
自分の事ながら当時を振り返ると恥ずかし過ぎる。


ビジネス書なんかは組織に属していないと意味ない内容。
だけど雇われで本気だすのは無意味な行為と自覚していた状態だったの全く役に立たなかった。

本気を出すなら雇われ状態で、たまたま評価者になった誰かの評価によって給料が支払われるサラリーマンではなく、自分で直接稼ぐ状態になった時。
今はその状態なんだけど、全てを個人でやっているのでチームでのマネージメントとかは関係無い状態。
生産性を上げるために考え方とかは役だっている。

この状態だと過去に読んだビジネス書とかはほとんど役に立たない。
マネタイズ、稼ぎ方が本に載っている訳では無いので、この辺は自分で編み出すしか無いし儲かる情報は本にもネットにも載っていない。
せいぜい昔は儲かっていた昔話程度。

役にたたないビジネス書に時間を費やすなら感動できるエンタメ作品触れた方が遙かにまし。
より多くの作品に触れるため時間を作るため効率的な稼ぎ方をひねる出すモチベーションにもなるし。

好きな事に時間を回すために効率良く稼ぐための努力をしようって気になるので役立つ。



一度だけの人生なので楽しい事に時間を掛けた方が幸せだというのが今の結論。
仕事の時間は生きるのに必要な最低限の稼ぎだけにして、自分がやりたい事、楽しめる事に有限を時間を割り振るのがベスト。


話を永遠の0に戻すと読んでおくべき作品になる。
最近コレはやっておかないと勿体なさ過ぎると感じた物は永遠の0とマブラヴ。
これは是非やっておくべきと思う。

後、ここまでの人生にやくだったのはガンダム。
ガンダムで育ってきたようなもの。

<永遠の0のエントリー>
永遠の0 百田 尚樹 (著) を読んだ。本
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posted by 02memo at 15:30| 書籍 | 更新情報をチェックする