11分間 パウロ・コエーリョ (著)を読んだ。本

11分間 パウロ・コエーリョ (著)を読んだ。
内容紹介に
セックスなんて11分間の問題だ。脱いだり着たり意味のない会話を除いた"正味"は11分間。
と書いてある本。

読んでみたらおもしろかった。愛についての本だった。

11分間 (角川文庫)

ブラジルからスイスでダンサーをやらないかとスカウトされてスイスに行くがダンサーを辞めて売春婦になった話。

愛とかは幻想でお金ために働いている。セックスはお金の対価で提供するサービステクニックだで話が進んでいくんだけど途中から愛もあるかもみたいな話になって最後は愛に目覚めて金持ちの若手芸術家と結ばれてハッピーエンドで終わる。

セックスなんて11分間の問題だのはずが愛あるセックスは最高みたいの結論になっているは微妙。普通じゃん。

物語は実話で本になっているんだからハッピーエンドになるなと納得。実話ってことは後書きで出てくる。


実際にありそうな、田舎からスカウトされて都会に出てきたけど、うまくいかず売春婦になって不幸スパイラルに落ちて死んでしまうみたいな話でなかった。

売春婦をやっていたら金持ちの芸術家と出会えて幸せになりましたとかファンタジーっぽい。こんな出会いは宝くじよりも確立は低いと思う。
男側の売春婦を買ったら客から彼氏になって結婚して幸せになりましたも実際は無いと思う。このパターンで結婚の事例はあるがそれは愛に目覚めたので無く金にすり寄っただけだし。


でも面白かった。良い本です。
プリティ・ウーマンみたいな感じ。

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