ファントマは哭く　林譲治 (著)を読んだ。AADDシリーズ　本: 02memo日記

2013年06月25日

ファントマは哭く　林譲治 (著)を読んだ。
AADDシリーズ3冊を一気に読み終わった。
宇宙での環境の厳しさがよくわかり、そこでの戦闘はどうなるのかがきちんと表現されているのがいい。

ファントマは哭く (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

俺的には宇宙空間の戦闘っていうとガンダムが標準なんだけど、実際の宇宙はそんな所じゃないっての読んでいると理解出来る。
加速すれば、同じエネルギーを減速に使わなければ停止もできないって状況。

話はファーストコンタクト物なんだけど、遭遇しておしまいじゃなくて意志の疎通ができない状況で対応が肝になる。
描かれる宇宙人は良い宇宙人。悪い宇宙人だと意志の疎通を試すってが意味ないので。

地味な対話を繰り返すファーストコンタクト物は好きなんだけど、映画とかには無理っぽいので小説がしっくりくる。

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