科学者の著者が科学について色々書いた本。3.11も絡めて科学のあり方とか社会目指す方向とかについて考えがまとめてある。
科学と人間の不協和音 (角川oneテーマ21)
疑似科学が蔓延するとか、原発で問題になった御用学者が蔓延る理由とかが解説されていて、科学界の資金調達の仕組み上は金を出すスポンサーの意向に引っ張れるので有る程度は仕方ないと。学者といっても仕事なんで食って行くには金が必要なのでそうなるなと、意思の弱い学者が抵抗できずに御用学者なると一般人と同じなんだと。上司の命令は疑問があっても従うみたいな構造。このあたりの線引きが不協和音らしい。食うためには仕方なしで。
終章の
地下資源文明から地上資源文明へ――原発事故後の科学
ここは面白かった。地下資源を使いまくる消費型社会はやめて環境循環型の社会を目指すべきだと。
日本は本気でやれば環境循環型は可能だと思うんだよな。
ラベル:書籍
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