ちょうど、電話機能部分だけの追加を検討していた状態だったので、ちょっと調べました。
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/01ut/
前回、スマフォ2台持ちで電話が使いずらくて対策検討中というエントリーで除外していた3台目の携帯電話を持つ案の再検討です。
<前回のエントリー>
携帯2台持ち。EVO WiMAX ISW11HT / HYBRID W-ZERO3 WS027SH
スマフォ+スマフォには長所もあるのですが、電話が使いにくいという弱点があるので改善したいと思っていたところ薄くて軽い音声通話専用端末が出るってことで検討しないとならんだろうと。
この運用のいいところは通信環境最高という利点を維持したまま、弱点の通話を担保できるってことです。
重量の増加も軽量端末なのでOK範囲です。(薄さ9.9mm、質量60g)
問題は回線費用の増加です。
そこで、ウィルコムの「もう1台無料キャンペーン」を調べてみました。
http://www.willcom-inc.com/ja/cp/plus_one/index.html
売りとして「月額2,430円~でウィルコムが3台持てるんです!」と書いてあります。
この通りなら3台目追加で解決なのですが、携帯会社お得意の※だらけの注意事項が並んでいます。これは良く理解しないで契約すると酷い目に遭いそうなニオイがします。
現状のウィルコムの契約ですが、
HYBRID W-ZERO3 WS027SHを1台です。
料金コース 新ウィルコム定額プランG
月費用
新定額G基本料 1,381円
通話料明細書送付手数料 100円
留守番電話月額料 100円
あんしんサポート月額料 300円
ユニバーサルサービス料 7円
W-VALUE割引 -1,362円
端末分割代金 2,910円
合計 3,436円
これに3Gを使うと5,000円プラスです。(今はEVOが有るので3Gは非常用で使わない)
「もう1台無料キャンペーン」を使うには、上記の契約に「だれとでも定額」980円を追加すればOKのように見えます。980円プラスで端末が増える。増額980円だけど、定額の通話料分なので悪くないように思える。
次は追加端末の費用予想。
新規契約事務手数料 無料
新ウィルコム定額プランS 無料
ユニバーサルサービス料 7.35円(キャッシュバックで無料)
オプションに加入しなければ、通話料金の実費だけで基本料は無料です。
しかしウィルコムストアの「☆もう1台無料キャンペーン」サイトに小さいフォントで
「※ 別途、電話機の代金が必要です。」と書いてあります。基本料金は無料だけど端末は買わないとならんみたいです。
一番安い端末でも18,240円必要です。(一括購入の場合)これは微妙かもしれない。
サイトには実質ご負担額0円の端末が並んでいます。これも携帯会社お得意の怪しい表記ですので確認します。
W-VALUE割引を使うと24ヶ月間割引が続くので解約などをしない限り、24ヶ月分の割引額が端末代金を上回らなければ、毎月の分割端末代金と割引で相殺されて実質無料になるという携帯会社の基本プランです。
なら、W-VALUE割引つかえば負担は0円なのかと思いそうなんですが、違いました。
また小さいフォントで「※3 副回線の月額料金は無料となるため、W-VALUE割引対象とはなりません。そのため、「だれとでも定額」などのオプション月額料や通話料のご利用がない場合は、月々のW-VALUE割引が満額適用とならない場合がございます。」とあります。
説明が、わかりずらいのですがW-VALUE割引の対象は基本料金とか通話料から割り引きなので、基本料金のかからない副回線の契約には割引の対象になる料金が発生しないから割引無しということみたいです。
オプション0円で、端末を分割で契約したとします。かかる費用は端末分割代金の980円です。
この980円はサイトでは実質無料と表現されています。
端末分割代金 980円
W-VALUE割引 -980円
払い 0円
となりそうなんですが、端末代金には割引がきかないため払いは980円になります。
端末分割代金 980円
W-VALUE割引 0円(適用不能)
払い 980円
こうなります。
じゃ、割引を受けるにはどうするのかというと、割引適用になるオプションに入ってくださいって事みたいです。
だれとでも定額 980円(割引対象)
端末分割代金 980円(割引対象外)
W-VALUE割引 -980円
払い 980円
端末代金は割引で相殺されて実質0ですが、だれとでも定額分980円がかかります。
この解釈は嘘ではないけど、うさんくさいです。
結論は、「☆もう1台無料キャンペーン」は完全に無料にはならないってことです。
毎月980円払うか、端末を定価で一括購入しないとならないみたいです。
どうせ980円を払うなら、「だれとでも定額」に入ってW-VALUE割引で相殺の方が得です。
要するに無料プランではなくて、「だれとでも定額」に入るのが必須のプランです。
一番安い端末の場合は毎月780円にできます。(端末代金のみ)
私の場合で、費用を計算すると。
主回線
月費用
新定額G基本料 1,381円
だれとでも定額 980円
通話料明細書送付手数料 100円
留守番電話月額料 100円
あんしんサポート月額料 300円
ユニバーサルサービス料 7円
W-VALUE割引 -1,362円
端末分割代金 2,910円
合計 4,416円
副回線
新規契約事務手数料 無料
新ウィルコム定額プランS 無料
ユニバーサルサービス料 無料
だれとでも定額 980円
端末分割代金 980円
W-VALUE割引 -980円
合計 980円
2回線合計費用 5,397円
現状回線費用 3,436円
差額 1,960円
現状より毎月1,960円増額になります。
この費用が妥当かどうかは微妙です。
メリットしては、2回線の通話料金が「だれとでも定額」で、ほぼかけ放題に近くになるのですが、殆ど通話をしない私にはあまり意味がないんです。
家族で2人がそれぞれに持つ場合とかはメリットがあります。
まとめ
「もう1台無料キャンペーン」は完全な無料ではないです。780~円かかります。
家族でそれぞれに端末を持ち、通話もたくさんする場合は1台あたり980円かりますがメリットはあります。
一人で、無料なら回線を増やそうかなと思っているぐらいだと、無料にならないの注意です。
私の場合は費用対効果が期待できないので、「もう1台無料キャンペーン」で携帯3台持ちにするのは止めておくことにします。
スマフォで電話にするか、中古のW-SIM端末買ってハイブリとSIMを入れ替えて使うことにします。
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