アブキ阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月20日早朝の庭周回
クレマチス'アブキ'育て方|満開!新旧両枝咲きピンク大輪花の剪定方法と魅力 (2025年4月20日)
「アブキ阿吹 Abuki Clematis 淡いピンクの花がたくさん咲いた 2025年4月20日 早朝の庭周回」
清々しい朝の光が差し込む4月20日の庭。ひんやりとした空気の中を歩くと、フェンスに絡んだクレマチス 'アブキ' が、まさに満開の時を迎えていました! 柔らかな淡いピンク色の大輪の花が、株を覆うように「たくさん咲いた」その姿は、息をのむほどの美しさ。朝露に濡れた花弁が光を受けてキラキラと輝き、庭全体に優雅で上品な雰囲気を漂わせています。
'アブキ' は、「早咲き大輪系」や「パテンス系」として知られるクレマチスの中でも、その優しい花色と育てやすさで長年愛されてきた品種です。そして、この品種の大きな特徴であり魅力の一つが「新旧両枝咲き」という性質。これにより、適切な手入れをすれば、春だけでなく秋にも花を楽しむことができ、長く庭を彩ってくれるのです。
「こんなに綺麗に咲くなんて! アブキの魅力をもっと知りたい」
「新旧両枝咲きって、剪定はどうすればいいの?難しくない?」
「毎年たくさんの花を咲かせるコツは?」
この記事では、そんな満開を迎えたクレマチス 'アブキ' に改めて注目し、その基本情報から魅力、初心者でも安心の詳しい育て方、そして多くのガーデナーが悩みがちな「新旧両枝咲きの剪定」のポイントまで、ご提供いただいた情報も踏まえながら徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'アブキ' の育て方のコツをマスターし、その上品で美しい大輪の花を毎年存分に楽しむことができるようになるはずです。さあ、優しいピンク色のクレマチス 'アブキ' の世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。クレマチスも多数栽培しており、'アブキ' のような人気品種の育て方や庭での楽しみ方を発信しています。
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1. 優しい大輪の花:クレマチス 'アブキ' とは?
まずは、'アブキ' がどのようなクレマチスなのか、その基本的なプロフィールと特徴を見ていきましょう。
学名: Clematis 'Abuki'
科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
系統: 早咲き大輪系 / パテンス系 (Patens group)
日本原産のカザグルマ (C. patens) などを親に持つ系統で、春に豪華な大輪の花を咲かせるのが特徴です。日本の気候にも比較的合いやすいとされます。
咲き方: 新旧両枝咲き
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。春の花は主に旧枝から、秋の返り咲きは主に新枝から咲きます。この性質のため、剪定は「弱剪定」が基本となります。
花色: 淡いピンク色~ライラックピンク。花弁の縁や中心部がやや濃くなることがあり、優しいグラデーションを描きます。環境や光の状態で、紫色がかって見えることも。中心のしべは黄色で、花色との対比も美しいです。
花形: 大輪の一重咲き。花弁は幅広く(6~8枚程度)、整然と大きく開きます。パテンス系らしい、華やかで存在感のある花形です。
花径: 8cm~12cm程度。
開花期: 主に春(5月~6月頃)に一番花が豪華に咲き、適切な剪定をすれば秋(9月~10月頃)にも返り咲きが期待できます(二期咲き)。
香り: ほとんどありません。
ツルの長さ(樹高): 1.5m ~ 2.5m程度。
性質: 比較的丈夫で育てやすく、耐寒性もあります。病害虫にも強い方だとされています。
日本の庭で愛されてきたクレマチス
'アブキ' は特定の育種家が明確ではありませんが、日本で古くから栽培され、親しまれてきた品種と考えられます。その落ち着いた色合いと育てやすさが、日本の庭によく馴染み、多くのガーデナーに愛されてきました。
2. なぜ人気? 'アブキ' が愛される理由
'アブキ' が長年にわたり人気を集めるのには、たくさんの理由があります。
魅力1:上品で優しい、心和む花色と大輪の存在感
'アブキ' の最大の魅力は、その柔らかで上品なピンク色の花です。派手すぎず、かといって地味でもない、絶妙な色合いが、見る人の心を和ませてくれます。中心がやや濃くなるグラデーションも美しく、飽きがきません。そして、直径10cmを超えることもある大輪の花は、一輪だけでも十分な存在感があり、庭を優雅に彩ります。まさに今、満開の姿は圧巻です。
魅力2:春と秋、二度楽しめる開花の喜び
新旧両枝咲きの性質を持つ 'アブキ' は、春に豪華な一番花を咲かせた後、適切な剪定を行うことで、秋にも再び花を楽しむことができます(返り咲き)。春とは少し違った雰囲気の花が見られることもあり、長く楽しめるのは大きな魅力です。
魅力3:比較的育てやすく、初心者にも
早咲き大輪系のクレマチスの中には、やや気難しい品種もありますが、'アブキ' は比較的丈夫で育てやすい品種とされています。基本的な育て方を守れば、初心者の方でも十分に美しい花を咲かせることが可能です。
魅力4:庭を彩る美しいアクセント
フェンスやトレリス、オベリスクなどに絡ませることで、庭に高さと彩りを与え、美しいフォーカルポイントを作り出すことができます。つるバラなど、他の植物との組み合わせも楽しめます。
3. クレマチス 'アブキ'の育て方【完全ガイド】
ここからは、'アブキ' を元気に育て、毎年美しい花を楽しむための具体的な栽培方法を、詳しく解説していきます。クレマチス栽培の基本に沿って進めましょう。
3.1. 【重要】植え付け:場所選びと「深植え」が基本!
クレマチス栽培のスタート地点、植え付けには成功のための重要なポイントがあります。
場所選び:
日当たり: 基本的に日当たりの良い場所を好みます。花付きを良くするためには、最低でも半日以上(5~6時間程度)の日照が必要です。
風通し: 風通しが良い場所を選びましょう。蒸れは病気の原因になります。
株元の保護(最重要): クレマチスは根元(株元)が高温になったり、強い直射日光にさらされたりするのを嫌います。 必ず、株元にマルチング(バークチップ、腐葉土、ワラなど)をするか、株元に日が当たらないように背の低い草花(宿根草や一年草など)を植えて保護しましょう。「クレマチスは、頭は日に当て、足元は日陰に」と覚えてください。
土壌:
水はけと水持ちのバランスが良い、肥沃な土壌を好みます。粘土質で水はけが悪い場合は、必ず土壌改良が必要です。
地植えの場合: 植え穴を大きめに掘り(直径・深さ40~50cm程度)、掘り上げた土に腐葉土や堆肥をたっぷりと(土の量の3~4割)混ぜ込みます。元肥として緩効性肥料も混ぜておきましょう。
鉢植えの場合: 市販のクレマチス専用培養土か、草花用培養土に赤玉土(小粒)や鹿沼土を2~3割混ぜて水はけを良くしたものを使います。鉢底石は必須です。
pH: 弱酸性~中性を好みます。
植え付け時期:
休眠期である秋(10月~11月)または早春(2月~3月)が最適です。真夏と真冬は避けます。ポット苗であれば、基本的にはいつでも植え付け可能ですが、適期に植える方が株への負担が少なく、活着しやすいです。
植え付け方法:クレマチスは「深植え」が基本!
根鉢より一回り大きい植え穴または鉢を用意します。
ポットから苗をそっと抜き、根鉢は軽くほぐす程度にし、根を傷めないように注意します。
現在の株元(地際)よりも、ツルの節が1~2節分、土の中に埋まるように深く植え付けます。 これが「深植え」です。
深植えのメリット: 地中の節から新芽や根が出やすくなり株立ちが良くなる、立ち枯れ病からの回復が期待できる、株元を保護できる。
植え付けたら、支柱(仮のオベリスクやトレリスなど)を立て、伸びているツルを軽く誘引しておきます。
最後に、水をたっぷりと与え、土と根を落ち着かせます。
3.2. 水やり:乾いたらたっぷりと、メリハリをつけて
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと水を与えます。
頻度:
生育期(春~秋): ツルが伸び、葉が茂り、花を咲かせる時期は水を多く必要とします。土の表面が乾いたらすぐに水を与え、乾燥させすぎないように注意しましょう。特に開花期(今!)は水切れしやすいので、こまめにチェックしましょう。
冬(休眠期): 地上部が枯れているか、生育が止まっている時期は、水やりの回数を大幅に減らします。土が完全に乾いてから数日後に与える程度にし、乾燥気味に管理します。
注意点: 常に土が湿っている状態は根腐れの原因になります。メリハリが大切。受け皿の水は必ず捨てましょう。
3.3. 肥料:開花を楽しむためには、肥料切れさせない!
クレマチスは肥料を好む植物です。特に繰り返し花を咲かせるためには、適切な時期にしっかりと肥料を与えることが大切です。
元肥: 植え付け時に、緩効性肥料を用土に混ぜ込みます。
追肥:
春(芽が動き出してから~開花前): 生育が最も活発になる時期。
固形肥料(置き肥): 月に1回程度、緩効性の有機肥料や化成肥料を株元に施します。
液体肥料: 週に1回程度、規定倍率に薄めた液体肥料(リン酸・カリ分の多いものが花付きに良い)を水やり代わりに与えます。
花後(一番花の後): 開花で消耗した体力を回復させるために、お礼肥として緩効性肥料を少量施します。
夏場: 生育が鈍る時期なので、肥料は控えるか、与えるとしても非常に薄い液体肥料を月に1~2回程度にします。
秋(二番花の開花前~開花後): 秋の生育期にも、春と同様に固形肥料や液体肥料を与えます。
休眠期(冬): 肥料は与えません。
注意点: 肥料の与えすぎは根を傷める原因になります。必ず規定量を守りましょう。
3.4. 誘引:美しい姿を保つための、こまめな手入れ
クレマチスのツルは自力で絡みつく力が弱いため、支柱やフェンスなどに人の手で導いてあげる「誘引」作業が欠かせません。
重要性: 早めに、こまめに行うことがポイントです。放置するとツル同士が絡み合ってしまい、見た目が悪いだけでなく、風通しが悪くなり病害虫の原因にもなります。
タイミング: 新しいツルが伸び始めたらすぐに開始し、数日に一度は伸びたツルを誘引し直しましょう。開花期もツルは伸び続けることがあります。
方法:
オベリスク、トレリス、フェンス、アーチなどの支柱に、ツルが重ならないように、左右や上下にバランス良く広げながら配置します。
麻ひも、ビニールタイ、誘引テープ、専用クリップなどを使って、ツルを傷つけないように、ゆとりを持たせて固定します。
ツルをできるだけ水平に近い方向(斜め方向)に誘引すると、節々から花芽が出やすくなります。
ツルは非常に折れやすいので、無理に曲げず、優しく丁寧に扱いましょう。
3.5. 病害虫対策:クレマチス特有の病気にも注意!
'アブキ' は比較的丈夫ですが、クレマチスがかかりやすい病害虫には注意が必要です。
主な病気:
立ち枯れ病: 元気だった株が突然しおれて枯れてしまう病気。発生したら、病気にかかったツルは地際から切り取り、処分します。深植えが予防になります。
うどんこ病: 葉や茎が白い粉を吹いたようになります。風通しが悪いと発生しやすいです。
さび病: 葉の裏などにオレンジ色の斑点が出ます。
灰色かび病: 低温多湿時に花がらなどから発生しやすい。
主な害虫: アブラムシ、ナメクジ・カタツムリ、ヨトウムシ、ハダニ。
対策と予防: 風通しの良い環境で管理することが最も重要です(適切な誘引、株元の整理)。適切な水やり(過湿にしない)。株元のマルチング。早期発見・早期対処。ハサミなどの器具の消毒。
4. 【重要】'アブキ' の剪定方法:新旧両枝咲き・弱剪定のポイントをマスター!
クレマチス 'アブキ' の育て方で、特に理解しておきたいのが**「新旧両枝咲き・弱剪定」**という特性です。これを理解すれば、毎年美しい花を楽しむことができます。
4.1. 「新旧両枝咲き」とは?
前年に伸びた古い枝(旧枝)からも、その年に新しく伸びた枝(新枝)からも花が咲く可能性があるタイプです。
一般的に、春の花(一番花)は主に前年の旧枝から伸びた短い新梢に咲き(これが豪華な大輪になることが多い)、秋の花(二番花)はその年に伸びた新しいツルに咲きます(一番花よりやや小ぶりになることが多い)。
4.2. 剪定の基本方針:「弱剪定」で春も秋も楽しむ!
春の豪華な一番花と、秋の返り咲きの両方を楽しむためには、冬にバッサリ切る「強剪定」ではなく、**全体を軽く整える程度の「弱剪定」**を行うのが基本です。前年のツル(旧枝)を大切に残します。
4.3. 花後の剪定:二番花(秋花)を促すために
時期: 春の一番花がだいたい終わった頃(6月頃)。
方法:
花が咲いた枝を、その枝の半分程度の長さまで、または花首から数えて2~3節下の、充実した芽(葉の付け根にある膨らみ)の上で切り戻します。
この時、株全体の大きさも考慮し、バランスを見ながら切り戻す高さを調整します。
この剪定により、切った部分の下の節から新しいツルが伸びやすくなり、それが秋に二番花を咲かせる枝となります。
同時に、枯れた枝や細すぎる枝などもあれば、この時に整理しておきましょう。
4.4. 冬の剪定:春の開花に備えて株を整える
時期: 休眠期の冬(2月頃)。本格的な寒さが和らぎ、新芽が動き出す少し前が良いでしょう。
方法:
まず、枯れている枝、細くて弱々しい枝、他の枝と絡み合っている不要な枝などを、付け根から切り取ります。
次に、残した前年に伸びた充実したツル(旧枝)を、先端から全体の長さの1/4~1/3程度、軽く切り戻します。 または、ツルの先端から順に見ていき、充実した良い芽を見つけて、その少し上で切ります。
この作業により、株全体が整理され、春からの新しい芽(花芽を含む)の発生が促されます。全てのツルを地際で切る「強剪定」は絶対に行いません。
4.5. もし冬に「強剪定」したらどうなる?
間違って冬に地際近くで強く切り戻しても、'アブキ' は新枝咲きの性質も持つため、枯れてしまうことはほとんどありません。
しかし、その場合、春の旧枝からの開花(一番花)は見られなくなり、初夏以降に新しく伸びた枝に花が咲くことになります。開花時期が遅れ、花数も少なくなる可能性があります。
4.6. 株のリフレッシュのための強剪定
何年も育てていて、株元から新しいツルが出にくくなったり、下の方の花付きが悪くなったりした場合は、数年に一度、冬に思い切って地際から1~2節残して強剪定することで、株を若返らせ、新しい元気なツルの発生を促すことも有効な方法です。ただし、その翌年の春の開花は期待できません。
5. 'アブキ' を楽しむガーデンアイデア:優しいピンクを活かして
上品なピンク色の大輪花を持つ 'アブキ' は、様々なシーンで活躍します。
フェンスやトレリスを優雅に: 広範囲に誘引するよりも、フェンスやトレリスに丁寧に誘引し、一輪一輪の花の美しさを楽しむのに向いています。背景が濃い緑や、シックな色の壁だと、淡いピンクが引き立ちます。
オベリスクでエレガントなタワーに: 庭の中にポイントとしてオベリスクを立てて 'アブキ' を絡ませれば、優雅で存在感のあるアクセントになります。
バラとの美しいハーモニー:
同系色のバラと: ソフトピンクや白系のつるバラと組み合わせると、非常に優しくロマンティックな雰囲気に。
対照的な色のバラと: 濃い赤紫系や、アプリコット系のバラと合わせると、お互いを引き立て合う美しいコントラストが生まれます。
組み合わせの注意点: バラの株元から少し離して植え、クレマチスのツルがバラに絡みすぎないように、別々に誘引するのが理想的です。
鉢植えで楽しむ: 大きめの鉢(8号~10号以上)とオベリスクや支柱を使えば、鉢植えで育てることも可能です。ベランダや玄関先で、美しい花を間近で楽しめます。ただし、水切れや肥料管理、定期的な植え替えが必要です。
切り花として: 大輪の花は切り花としても見事です。開花直後の花を切り、シンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がぱっと明るく、上品な雰囲気になります。
6. まとめ:優しい大輪クレマチス 'アブキ' と豊かなガーデンライフを
今回は、早咲き大輪系の人気クレマチス 'アブキ' について、その魅力、詳しい育て方、そして新旧両枝咲きの剪定方法まで詳しく解説しました。
アブキは、優しいピンク色の大輪花が魅力の、早咲き大輪系(パテンス系)クレマチス。
春と秋に花を楽しめる二期咲き(新旧両枝咲き)。
剪定は「弱剪定」が基本。花後と冬に軽く切り戻すことで、毎年花を楽しめる。
比較的丈夫で育てやすいが、クレマチス栽培の基本(日当たり・株元保護・深植え・水やり・肥料・誘引)はしっかりと押さえる。
フェンスやオベリスク、バラとの組み合わせなど、様々なシーンでその美しさを発揮する。
まさに今、庭で「たくさん咲いた」アブキの淡いピンクの花々。その優しくも華やかな姿は、見る人の心を豊かにしてくれます。少しだけ特徴のある剪定方法をマスターすれば、この美しいクレマチスと長く付き合っていくことができるでしょう。
ぜひ、あなたの庭にも 'アブキ' をお迎えして、その上品な美しさを楽しんでみませんか?
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2025年04月21日
さわやか朝光とともに―アブキ(阿吹)クレマチス徹底育成ガイド (早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月20日 早朝の庭周回
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魅惑の大輪花 ― アブキで実現する上質な春のアクセント 阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月21日
アブキ阿吹 Abuki Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 新・旧両枝咲き)⠀⠀淡いピンクの花がたくさん咲いた2025年4月21日
アブキ(阿吹)クレマチス:特徴と魅力、育て方の完全ガイド
春から初夏にかけて庭を彩る大輪の花を咲かせるアブキ(阿吹)クレマチスは、多くのガーデナーから愛される魅力的な園芸品種です。早咲き大輪系・パテンス系に属するこの品種は、新枝と旧枝の両方から花を咲かせる特性を持ち、長期間にわたって美しい花を楽しむことができます。本記事では、アブキクレマチスの特徴や魅力、そして適切な育て方について詳しく解説します。
アブキクレマチスとは?基本情報と品種特性
アブキクレマチス(Clematis 'Abuki')は、早咲き大輪系(パテンス系)に属する魅力的なクレマチス品種です。日本名「阿吹(アブキ)」とも呼ばれ、伝統的なガーデニング技術と現代の育種技術が融合した結果生まれた品種と言えるでしょう。
品種分類の特徴
早咲き大輪系(パテンス系): 春から初夏にかけて咲く大きな花が特徴
咲き方: 新枝咲きと旧枝咲きの両方の性質を持つ「両枝咲き」タイプ
花期: 主に4月〜6月に一番花が咲き、その後も断続的に開花することがある
成長形態: つる性植物で、支柱や構造物に絡ませて育てるのに適している
アブキクレマチスの歴史と背景
クレマチス(テッセン)は世界に約300種が自生する多様な植物で、園芸品種は数千に及びます。アブキクレマチスは、日本の園芸市場でも高く評価されている品種のひとつで、その美しさと育てやすさから人気を集めています。
特に両枝咲きという特性を持つアブキは、ガーデニング初心者にも比較的扱いやすい品種として知られています。剪定の失敗を恐れる必要がなく、年間を通じて美しい花を楽しめる点が多くのガーデナーに支持されています。
魅力的な花姿と色彩:アブキクレマチスの見どころ
アブキクレマチスの最大の魅力は、その豪華で優雅な花姿にあります。他のクレマチス品種と比較しても際立つ美しさを持っています。
花の形状と大きさ
花径: 平均8〜10センチメートルの大輪
花弁の構造: 6〜8枚の広い花弁が整然と配置され、カップ状に広がる優雅なフォルム
花弁の質感: やや厚みがあり、質感のある花弁が重なり合う
花色と変化
基本色: 淡いピンクから薄紫色のグラデーション
色変化: 開花初期は濃いめの色合いで、完全に開くにつれて徐々に色が淡くなる特徴
光の当たり方: 朝日や夕日の光を受けると、透明感のある美しさが際立つ
季節による変化: 気温や日照条件によって微妙に色合いが変化し、同じ株でも季節ごとに異なる表情を見せる
花期と咲き方の特徴
アブキクレマチスの大きな特徴は、新枝と旧枝の両方から花が咲く「両枝咲き」タイプであることです。これにより、一度の剪定後でも花を楽しむことができ、長い期間にわたって庭を彩ります。
一番花: 4月〜5月に旧枝から咲く大輪の花
二番花: 6月〜7月に新枝から咲く花(一番花よりやや小ぶり)
秋の開花: 気候条件が良ければ、9月〜10月にも小規模な開花が見られることがある
開花の連続性: 他のクレマチス品種と比較して、断続的に花を楽しめる期間が長い
アブキクレマチスの育て方:基本のケアと管理法
美しいアブキクレマチスを育てるには、適切な環境と管理が必要です。基本的なケアのポイントを押さえれば、初心者でも十分に楽しむことができます。
最適な植え付け環境
日照条件: 「根元は日陰、頭は日向」が基本。日当たりの良い場所を好むが、根元は涼しく保つのが理想的
植え付け位置: 根元が直射日光に当たらないよう、低木や岩などで覆われる場所が最適
支柱・構造物: フェンス、アーチ、パーゴラなど、つるを這わせる支柱や構造物を用意する
空間: 十分な成長スペースを確保する(成熟すると高さ2〜3メートル、幅1〜2メートルほどに広がる)
土壌と植え付け方法
理想的な土壌: 水はけが良く、腐植質に富んだ肥沃な土壌
pH値: 弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が最適
植え付け時期: 春(3月〜5月)または秋(9月〜11月)が適期
植え付け手順:
深さ40〜50cm、幅40cm程度の植え穴を掘る
底に腐葉土や完熟堆肥を混ぜた土を入れる
苗の根鉢を崩さないよう注意して植え付ける
根鉢の上部が地表から約5cm下になるように深植えする(クレマチスは深植えが基本)
十分に水を与え、根元にマルチングを施す
水やりと肥料のタイミング
水やり:
植え付け後1年目は乾燥させないよう定期的に水やり
根が十分に張った2年目以降は、表土が乾いたら与える程度
特に開花期前後や真夏は水切れに注意
肥料:
春の成長期(2〜3月): 緩効性の有機肥料を施す
一番花後(5〜6月): 追肥として液体肥料を2週間に1回程度
秋(9〜10月): 寒肥として有機質肥料を少量
冬期は施肥を控える
剪定と誘引のコツ
アブキクレマチスの剪定は、両枝咲きの特性を理解して行うことが重要です。
基本的な剪定スケジュール:
軽剪定: 花後に枯れた花や弱った枝を除去
整理剪定: 冬季(12月〜2月)に込み合った部分を整理し、全体のバランスを調整
剪定の度合い:
強剪定をしても新枝から花が咲くため、失敗を恐れる必要が少ない
ただし、旧枝からの一番花を楽しみたい場合は、冬の剪定は最小限にとどめる
誘引方法:
若いつるは柔軟性があるため、支柱やトレリスに優しく誘引する
つるを均等に配置し、風通しと日光の当たり方を考慮する
誘引材は柔らかいもの(麻ひもや専用の誘引テープなど)を使用
四季を通じたアブキクレマチスの管理カレンダー
アブキクレマチスを年間通して美しく育てるための季節ごとの管理ポイントをご紹介します。
春(3月〜5月)
3月:
冬の防寒対策を徐々に取り除く
春の芽出し前に緩効性肥料を施す
新しい支柱や誘引具の設置・点検
4月〜5月:
旧枝からの一番花が咲き始める
水やりを定期的に行い、乾燥させない
害虫(アブラムシなど)の発生に注意
夏(6月〜8月)
6月:
一番花が終わった後、軽く剪定
液体肥料で追肥
根元のマルチングを確認し、必要に応じて追加
7月〜8月:
夏の高温期は水切れに注意
朝か夕方の涼しい時間帯に水やり
二番花が咲いたら、こまめに花がらを摘む
強い日差しから根元を守るため、マルチングを厚くする
秋(9月〜11月)
9月:
秋の追肥(リン酸とカリウムを多く含むもの)
必要に応じて軽い剪定を行い、形を整える
10月〜11月:
植え付けに適した時期(新苗の導入に最適)
冬に向けた準備として株元のマルチングを厚くする
寒冷地では霜対策の準備を始める
冬(12月〜2月)
12月:
寒冷地では株元をワラや落ち葉などで保護
風当たりの強い場所では、つるを支柱から一時的に外して束ね、保護する場合も
1月〜2月:
剪定の適期(特に込み合った部分や弱った枝の整理)
次の春に向けた支柱の補強や交換
極端な強剪定を避け、旧枝からの開花も残すようにする
アブキクレマチスの病害虫対策
クレマチスは適切な環境で育てれば比較的丈夫な植物ですが、いくつかの病害虫に注意が必要です。
主な病気と対策
1. クレマチス萎凋病(立枯病)
クレマチスの最も深刻な病気で、突然株全体が萎れて枯れることがあります。
症状: 茎の付け根が黒変し、上部の葉や茎が急に萎れる
対策:
深植えを徹底する(地表から約5cm下に根鉢の上部が来るように)
根元の蒸れを防ぎ、風通しを良くする
発症した枝は地際から切り取り、消毒する
予防として、春と秋に殺菌剤を散布
2. うどんこ病
湿度が高く、風通しが悪い環境で発生しやすい病気です。
症状: 葉の表面に白い粉状のカビが発生
対策:
風通しを良くする
発症初期に専用の殺菌剤を散布
被害葉は早めに除去
3. 灰色かび病
湿潤な条件下で発生しやすく、特に花弁から感染することが多い。
症状: 花や葉に灰色のカビが発生
対策:
花がらはこまめに摘み取る
密生した部分は間引いて風通しを良くする
専用の殺菌剤で予防・治療
主な害虫と対策
1. アブラムシ
新芽や柔らかい茎に発生し、栄養を吸収して成長を阻害します。
対策:
発生初期に水で洗い流す
天敵(テントウムシなど)を活用
ひどい場合は殺虫剤を散布
2. ハダニ
乾燥した時期に発生しやすく、葉の裏側に寄生します。
対策:
葉水を定期的に行い、湿度を保つ
発生初期に専用の殺虫剤を散布
被害葉は早めに除去
3. スラグ(ナメクジ)
若い芽や葉を食害します。特に湿潤な環境や雨の多い時期に発生します。
対策:
株元に砂利や卵の殻を敷く
夜間に見回って駆除
専用の忌避剤や捕獲器の設置
アブキクレマチスと相性の良い植物:組み合わせプランニング
クレマチスは他の植物と組み合わせることで、より魅力的な庭づくりが可能になります。アブキクレマチスは淡いピンクから紫がかった色合いを持つため、以下のような植物との組み合わせが効果的です。
樹木との組み合わせ
バラ: クレマチスとバラの組み合わせは「クイーン・アンド・カントリーガーデン」と呼ばれる伝統的な組み合わせ。特に淡いピンクのアブキには、白や淡いピンクのバラが調和します。
アジサイ: 初夏に咲くアジサイと開花時期が重なり、色合いも調和します。
日本の落葉樹(モミジなど): 秋の紅葉とクレマチスの新緑や花が美しいコントラストを作ります。
宿根草との組み合わせ
ホスタ(ギボウシ): 根元を覆うように植えることで、クレマチスの根を涼しく保ち、見た目にも美しい組み合わせになります。
アスチルベ: 淡いピンクや白の羽毛状の花が、アブキクレマチスと調和します。
アカンサス: 大きな葉が特徴的で、クレマチスの根元を覆うのに適しています。
一年草との組み合わせ
ラベンダー: 香りも楽しめ、紫の花がアブキの淡いピンクと調和します。
ネメシア: 春から初夏にかけて咲く小さな花が、クレマチスの足元を彩ります。
アリッサム: グランドカバーとして利用でき、クレマチスの根元を保護しながら白い小花で彩ります。
アブキクレマチスの利用アイデア:庭のデザインと活用法
アブキクレマチスは様々な方法で庭を美しく彩ることができます。以下に、アブキクレマチスを活用した庭づくりのアイデアをご紹介します。
垂直空間の活用
アーチやパーゴラ: 通路やパティオの上に設置したアーチやパーゴラにクレマチスを這わせると、花のトンネルが作れます。アブキの淡いピンクの花は、頭上から優しく彩ります。
フェンス・壁面: 庭の境界や家の外壁など、単調になりがちな垂直面をアブキクレマチスで彩ることで、空間を有効活用できます。
オベリスク: 花壇の中心にオベリスク(尖塔型の支柱)を設置し、クレマチスを絡ませることで、花壇に高さと焦点を作ります。
コンテナガーデン
アブキクレマチスはコンテナ栽培も可能です。特に庭のスペースが限られている場合に有効な方法です。
鉢のサイズ: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きめの鉢を使用
土の配合: 水はけの良い園芸用土に、腐葉土とパーライトを混ぜる
支柱の設置: 鉢の中に小型のオベリスクやトレリスを設置
鉢の配置: テラスやパティオ、玄関先など、目立つ場所に配置
特徴的な庭のデザイン
コテージガーデン: イングリッシュガーデンの雰囲気に合わせ、バラやラベンダーと組み合わせて自然な雰囲気に
フォーマルガーデン: 幾何学的な花壇の角にオベリスクを配置し、クレマチスを誘引して垂直のアクセントを作る
和風庭園: 竹の支柱や和風の構造物に絡ませ、日本庭園にも調和するデザイン
まとめ:アブキクレマチスの魅力と育てる喜び
アブキ(阿吹)クレマチスは、その華やかな大輪の花と両枝咲きという特性から、多くのガーデナーに愛される品種です。淡いピンクから紫がかった色合いの花は、開花期間が長く、庭に持続的な彩りをもたらします。
初心者にも比較的育てやすく、適切なケアを行えば何年にもわたって美しい花を咲かせ続けます。特に「新・旧両枝咲き」という特性は、剪定の失敗を恐れることなく楽しめる点が大きな魅力です。
適切な場所に植え付け、支柱や構造物を活用することで、アブキクレマチスは庭の垂直空間を彩る主役となります。他の植物との組み合わせを工夫することで、より魅力的な庭づくりが可能になるでしょう。
春から初夏にかけて、淡いピンクの大輪が咲き誇るアブキクレマチスは、あなたの庭に華やかさと優雅さをもたらす素晴らしい選択です。四季折々の表情を見せるこの美しい品種を、ぜひあなたのガーデニングライフに取り入れてみてください。
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#クレマチス #clematis
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再生リスト クレマチス アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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アブキ(阿吹)クレマチス:特徴と魅力、育て方の完全ガイド
春から初夏にかけて庭を彩る大輪の花を咲かせるアブキ(阿吹)クレマチスは、多くのガーデナーから愛される魅力的な園芸品種です。早咲き大輪系・パテンス系に属するこの品種は、新枝と旧枝の両方から花を咲かせる特性を持ち、長期間にわたって美しい花を楽しむことができます。本記事では、アブキクレマチスの特徴や魅力、そして適切な育て方について詳しく解説します。
アブキクレマチスとは?基本情報と品種特性
アブキクレマチス(Clematis 'Abuki')は、早咲き大輪系(パテンス系)に属する魅力的なクレマチス品種です。日本名「阿吹(アブキ)」とも呼ばれ、伝統的なガーデニング技術と現代の育種技術が融合した結果生まれた品種と言えるでしょう。
品種分類の特徴
早咲き大輪系(パテンス系): 春から初夏にかけて咲く大きな花が特徴
咲き方: 新枝咲きと旧枝咲きの両方の性質を持つ「両枝咲き」タイプ
花期: 主に4月〜6月に一番花が咲き、その後も断続的に開花することがある
成長形態: つる性植物で、支柱や構造物に絡ませて育てるのに適している
アブキクレマチスの歴史と背景
クレマチス(テッセン)は世界に約300種が自生する多様な植物で、園芸品種は数千に及びます。アブキクレマチスは、日本の園芸市場でも高く評価されている品種のひとつで、その美しさと育てやすさから人気を集めています。
特に両枝咲きという特性を持つアブキは、ガーデニング初心者にも比較的扱いやすい品種として知られています。剪定の失敗を恐れる必要がなく、年間を通じて美しい花を楽しめる点が多くのガーデナーに支持されています。
魅力的な花姿と色彩:アブキクレマチスの見どころ
アブキクレマチスの最大の魅力は、その豪華で優雅な花姿にあります。他のクレマチス品種と比較しても際立つ美しさを持っています。
花の形状と大きさ
花径: 平均8〜10センチメートルの大輪
花弁の構造: 6〜8枚の広い花弁が整然と配置され、カップ状に広がる優雅なフォルム
花弁の質感: やや厚みがあり、質感のある花弁が重なり合う
花色と変化
基本色: 淡いピンクから薄紫色のグラデーション
色変化: 開花初期は濃いめの色合いで、完全に開くにつれて徐々に色が淡くなる特徴
光の当たり方: 朝日や夕日の光を受けると、透明感のある美しさが際立つ
季節による変化: 気温や日照条件によって微妙に色合いが変化し、同じ株でも季節ごとに異なる表情を見せる
花期と咲き方の特徴
アブキクレマチスの大きな特徴は、新枝と旧枝の両方から花が咲く「両枝咲き」タイプであることです。これにより、一度の剪定後でも花を楽しむことができ、長い期間にわたって庭を彩ります。
一番花: 4月〜5月に旧枝から咲く大輪の花
二番花: 6月〜7月に新枝から咲く花(一番花よりやや小ぶり)
秋の開花: 気候条件が良ければ、9月〜10月にも小規模な開花が見られることがある
開花の連続性: 他のクレマチス品種と比較して、断続的に花を楽しめる期間が長い
アブキクレマチスの育て方:基本のケアと管理法
美しいアブキクレマチスを育てるには、適切な環境と管理が必要です。基本的なケアのポイントを押さえれば、初心者でも十分に楽しむことができます。
最適な植え付け環境
日照条件: 「根元は日陰、頭は日向」が基本。日当たりの良い場所を好むが、根元は涼しく保つのが理想的
植え付け位置: 根元が直射日光に当たらないよう、低木や岩などで覆われる場所が最適
支柱・構造物: フェンス、アーチ、パーゴラなど、つるを這わせる支柱や構造物を用意する
空間: 十分な成長スペースを確保する(成熟すると高さ2〜3メートル、幅1〜2メートルほどに広がる)
土壌と植え付け方法
理想的な土壌: 水はけが良く、腐植質に富んだ肥沃な土壌
pH値: 弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が最適
植え付け時期: 春(3月〜5月)または秋(9月〜11月)が適期
植え付け手順:
深さ40〜50cm、幅40cm程度の植え穴を掘る
底に腐葉土や完熟堆肥を混ぜた土を入れる
苗の根鉢を崩さないよう注意して植え付ける
根鉢の上部が地表から約5cm下になるように深植えする(クレマチスは深植えが基本)
十分に水を与え、根元にマルチングを施す
水やりと肥料のタイミング
水やり:
植え付け後1年目は乾燥させないよう定期的に水やり
根が十分に張った2年目以降は、表土が乾いたら与える程度
特に開花期前後や真夏は水切れに注意
肥料:
春の成長期(2〜3月): 緩効性の有機肥料を施す
一番花後(5〜6月): 追肥として液体肥料を2週間に1回程度
秋(9〜10月): 寒肥として有機質肥料を少量
冬期は施肥を控える
剪定と誘引のコツ
アブキクレマチスの剪定は、両枝咲きの特性を理解して行うことが重要です。
基本的な剪定スケジュール:
軽剪定: 花後に枯れた花や弱った枝を除去
整理剪定: 冬季(12月〜2月)に込み合った部分を整理し、全体のバランスを調整
剪定の度合い:
強剪定をしても新枝から花が咲くため、失敗を恐れる必要が少ない
ただし、旧枝からの一番花を楽しみたい場合は、冬の剪定は最小限にとどめる
誘引方法:
若いつるは柔軟性があるため、支柱やトレリスに優しく誘引する
つるを均等に配置し、風通しと日光の当たり方を考慮する
誘引材は柔らかいもの(麻ひもや専用の誘引テープなど)を使用
四季を通じたアブキクレマチスの管理カレンダー
アブキクレマチスを年間通して美しく育てるための季節ごとの管理ポイントをご紹介します。
春(3月〜5月)
3月:
冬の防寒対策を徐々に取り除く
春の芽出し前に緩効性肥料を施す
新しい支柱や誘引具の設置・点検
4月〜5月:
旧枝からの一番花が咲き始める
水やりを定期的に行い、乾燥させない
害虫(アブラムシなど)の発生に注意
夏(6月〜8月)
6月:
一番花が終わった後、軽く剪定
液体肥料で追肥
根元のマルチングを確認し、必要に応じて追加
7月〜8月:
夏の高温期は水切れに注意
朝か夕方の涼しい時間帯に水やり
二番花が咲いたら、こまめに花がらを摘む
強い日差しから根元を守るため、マルチングを厚くする
秋(9月〜11月)
9月:
秋の追肥(リン酸とカリウムを多く含むもの)
必要に応じて軽い剪定を行い、形を整える
10月〜11月:
植え付けに適した時期(新苗の導入に最適)
冬に向けた準備として株元のマルチングを厚くする
寒冷地では霜対策の準備を始める
冬(12月〜2月)
12月:
寒冷地では株元をワラや落ち葉などで保護
風当たりの強い場所では、つるを支柱から一時的に外して束ね、保護する場合も
1月〜2月:
剪定の適期(特に込み合った部分や弱った枝の整理)
次の春に向けた支柱の補強や交換
極端な強剪定を避け、旧枝からの開花も残すようにする
アブキクレマチスの病害虫対策
クレマチスは適切な環境で育てれば比較的丈夫な植物ですが、いくつかの病害虫に注意が必要です。
主な病気と対策
1. クレマチス萎凋病(立枯病)
クレマチスの最も深刻な病気で、突然株全体が萎れて枯れることがあります。
症状: 茎の付け根が黒変し、上部の葉や茎が急に萎れる
対策:
深植えを徹底する(地表から約5cm下に根鉢の上部が来るように)
根元の蒸れを防ぎ、風通しを良くする
発症した枝は地際から切り取り、消毒する
予防として、春と秋に殺菌剤を散布
2. うどんこ病
湿度が高く、風通しが悪い環境で発生しやすい病気です。
症状: 葉の表面に白い粉状のカビが発生
対策:
風通しを良くする
発症初期に専用の殺菌剤を散布
被害葉は早めに除去
3. 灰色かび病
湿潤な条件下で発生しやすく、特に花弁から感染することが多い。
症状: 花や葉に灰色のカビが発生
対策:
花がらはこまめに摘み取る
密生した部分は間引いて風通しを良くする
専用の殺菌剤で予防・治療
主な害虫と対策
1. アブラムシ
新芽や柔らかい茎に発生し、栄養を吸収して成長を阻害します。
対策:
発生初期に水で洗い流す
天敵(テントウムシなど)を活用
ひどい場合は殺虫剤を散布
2. ハダニ
乾燥した時期に発生しやすく、葉の裏側に寄生します。
対策:
葉水を定期的に行い、湿度を保つ
発生初期に専用の殺虫剤を散布
被害葉は早めに除去
3. スラグ(ナメクジ)
若い芽や葉を食害します。特に湿潤な環境や雨の多い時期に発生します。
対策:
株元に砂利や卵の殻を敷く
夜間に見回って駆除
専用の忌避剤や捕獲器の設置
アブキクレマチスと相性の良い植物:組み合わせプランニング
クレマチスは他の植物と組み合わせることで、より魅力的な庭づくりが可能になります。アブキクレマチスは淡いピンクから紫がかった色合いを持つため、以下のような植物との組み合わせが効果的です。
樹木との組み合わせ
バラ: クレマチスとバラの組み合わせは「クイーン・アンド・カントリーガーデン」と呼ばれる伝統的な組み合わせ。特に淡いピンクのアブキには、白や淡いピンクのバラが調和します。
アジサイ: 初夏に咲くアジサイと開花時期が重なり、色合いも調和します。
日本の落葉樹(モミジなど): 秋の紅葉とクレマチスの新緑や花が美しいコントラストを作ります。
宿根草との組み合わせ
ホスタ(ギボウシ): 根元を覆うように植えることで、クレマチスの根を涼しく保ち、見た目にも美しい組み合わせになります。
アスチルベ: 淡いピンクや白の羽毛状の花が、アブキクレマチスと調和します。
アカンサス: 大きな葉が特徴的で、クレマチスの根元を覆うのに適しています。
一年草との組み合わせ
ラベンダー: 香りも楽しめ、紫の花がアブキの淡いピンクと調和します。
ネメシア: 春から初夏にかけて咲く小さな花が、クレマチスの足元を彩ります。
アリッサム: グランドカバーとして利用でき、クレマチスの根元を保護しながら白い小花で彩ります。
アブキクレマチスの利用アイデア:庭のデザインと活用法
アブキクレマチスは様々な方法で庭を美しく彩ることができます。以下に、アブキクレマチスを活用した庭づくりのアイデアをご紹介します。
垂直空間の活用
アーチやパーゴラ: 通路やパティオの上に設置したアーチやパーゴラにクレマチスを這わせると、花のトンネルが作れます。アブキの淡いピンクの花は、頭上から優しく彩ります。
フェンス・壁面: 庭の境界や家の外壁など、単調になりがちな垂直面をアブキクレマチスで彩ることで、空間を有効活用できます。
オベリスク: 花壇の中心にオベリスク(尖塔型の支柱)を設置し、クレマチスを絡ませることで、花壇に高さと焦点を作ります。
コンテナガーデン
アブキクレマチスはコンテナ栽培も可能です。特に庭のスペースが限られている場合に有効な方法です。
鉢のサイズ: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きめの鉢を使用
土の配合: 水はけの良い園芸用土に、腐葉土とパーライトを混ぜる
支柱の設置: 鉢の中に小型のオベリスクやトレリスを設置
鉢の配置: テラスやパティオ、玄関先など、目立つ場所に配置
特徴的な庭のデザイン
コテージガーデン: イングリッシュガーデンの雰囲気に合わせ、バラやラベンダーと組み合わせて自然な雰囲気に
フォーマルガーデン: 幾何学的な花壇の角にオベリスクを配置し、クレマチスを誘引して垂直のアクセントを作る
和風庭園: 竹の支柱や和風の構造物に絡ませ、日本庭園にも調和するデザイン
まとめ:アブキクレマチスの魅力と育てる喜び
アブキ(阿吹)クレマチスは、その華やかな大輪の花と両枝咲きという特性から、多くのガーデナーに愛される品種です。淡いピンクから紫がかった色合いの花は、開花期間が長く、庭に持続的な彩りをもたらします。
初心者にも比較的育てやすく、適切なケアを行えば何年にもわたって美しい花を咲かせ続けます。特に「新・旧両枝咲き」という特性は、剪定の失敗を恐れることなく楽しめる点が大きな魅力です。
適切な場所に植え付け、支柱や構造物を活用することで、アブキクレマチスは庭の垂直空間を彩る主役となります。他の植物との組み合わせを工夫することで、より魅力的な庭づくりが可能になるでしょう。
春から初夏にかけて、淡いピンクの大輪が咲き誇るアブキクレマチスは、あなたの庭に華やかさと優雅さをもたらす素晴らしい選択です。四季折々の表情を見せるこの美しい品種を、ぜひあなたのガーデニングライフに取り入れてみてください。
#アブキ #阿吹 #abukiclematis
#クレマチス #clematis
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再生リスト クレマチス アブキ(阿吹) Abuki Clematis
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エレガントな春の風景 ― アサオ(麻生)クレマチスで創る上質ガーデン Aso Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)⠀ピンクの花がたくさん咲いた。2025年4月21日
アサオ麻生 Aso Clematis⠀クレマチス(早咲き大輪系 パテンス系 旧枝咲き)⠀ピンクの花がたくさん咲いた。2025年4月21日
アサオ(麻生)クレマチス:美しい早咲き大輪系の特徴と育て方完全ガイド
はじめに
春の訪れとともに庭を彩る美しいクレマチス。中でも「アサオ(麻生)」は、早咲き大輪系(パテンス系)の旧枝咲きクレマチスとして、日本のガーデニング愛好家から高い人気を誇ります。美しいピンクの大輪の花が咲き誇る姿は、春の庭に格別の華やかさをもたらしてくれます。
この記事では、アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力、そして育て方のポイントを詳しく解説します。これからクレマチスを庭に取り入れたい方にも、すでに育てている方にも役立つ情報をお届けします。
アサオ(麻生)クレマチスとは
アサオ(麻生)クレマチス(Aso Clematis)は、キンポウゲ科クレマチス属の早咲き大輪系(パテンス系)の品種です。この品種は特に旧枝咲きの特性を持ち、前年に伸びた枝からも美しい花を咲かせます。
基本情報
学名: Clematis patens 'Aso'
品種: 早咲き大輪系/パテンス系
開花時期: 4月~6月(主な開花は春)
花色: 優美なピンク
花径: 約12~15cm(大輪)
草丈: 2~3m(支柱次第でさらに高く成長可能)
耐寒性: 強い(日本の気候に適応)
栽培難易度: 中級(適切な知識があれば初心者でも育てやすい)
アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力
1. 見事な大輪の花
アサオクレマチスの最大の魅力は、何と言っても12~15cmにも及ぶ見事な大輪の花です。優しいピンク色の花びらは、花の中心に向かって淡いグラデーションを描き、春の柔らかな日差しのもとで一層美しく輝きます。
一つひとつの花が大きく、花びら(萼片)の形も整っているため、遠くからでも存在感があり、庭の主役として十分な存在感を示します。
2. 旧枝咲きの特性
アサオは旧枝咲きタイプのクレマチスです。これは前年に伸びた枝からも花が咲くという特性を持っています。この性質により、適切な剪定管理を行えば、毎年安定して豊かな花を楽しむことができます。
旧枝咲きの特性を理解することは、アサオクレマチスを美しく育てる上で非常に重要なポイントとなります。剪定の際に旧枝を残すことで、次の春には早くから大輪の花を咲かせることができます。
3. 早咲きの特徴
パテンス系の特徴である早咲きの性質により、アサオクレマチスは春先から初夏にかけていち早く花を咲かせます。他の花々がまだ目覚めない時期に華やかな彩りをもたらしてくれるため、春の庭を豊かに演出するアクセントとして最適です。
4. 丈夫で育てやすい
日本の気候に適応したアサオクレマチスは、比較的丈夫で栽培しやすい品種です。適切な環境と基本的なケアさえ提供すれば、初心者でも美しい花を咲かせることができます。
耐寒性があり、病害虫にも比較的強いため、長く楽しめるクレマチス品種として人気があります。ただし、根元は涼しく保つ必要があるなど、いくつかの注意点もあります。
5. 庭のデザイン性を高める
つる性植物であるアサオクレマチスは、パーゴラやフェンス、アーチ、壁面などさまざまな場所で活躍します。垂直方向への成長を活かして、庭のデザイン性を大きく高めることができます。
特に他の花や植物との組み合わせにより、より豊かな庭の景観を作り出すことができます。例えば、バラと組み合わせることで、「クレマチスはバラの恋人」と言われるほど美しい調和を見せます。
アサオ(麻生)クレマチスの育て方
1. 最適な植え付け場所と時期
植え付け場所
アサオクレマチスを美しく育てるためには、植え付け場所の選定が非常に重要です。基本的には以下のポイントを押さえましょう:
日当たり: 日当たりが良い場所を選びます。ただし、真夏の直射日光は避け、理想的には午前中は明るく、午後は柔らかな日陰ができる場所が最適です。
風通し: 風通しの良い場所を選ぶことで、病気の発生を抑えることができます。
根元の環境: クレマチスは「頭は太陽の下で、足元は涼しく」が基本です。根元は他の低い植物やマルチングで覆い、涼しく保つようにしましょう。
支柱: つる性植物なので、フェンスやトレリス、アーチなどの支柱を用意しましょう。
植え付け時期
アサオクレマチスの植え付けに最適な時期は、以下の通りです:
春植え: 3月下旬~5月(霜の心配がなくなった時期)
秋植え: 9月下旬~11月(紅葉する前の時期)
地域の気候によっても異なりますが、極端な暑さや寒さを避け、植物がストレスを受けにくい時期を選ぶことが大切です。
2. 土壌と植え付け方法
最適な土壌
アサオクレマチスは以下のような土壌を好みます:
水はけが良い: 根腐れを防ぐため、水はけの良い土壌が必要です。
肥沃で腐植質が豊富: 有機質を含む肥沃な土壌を好みます。
弱酸性~中性: pH6.0~7.0程度の土壌が理想的です。
植え付け方法
植え穴を掘る: 直径と深さが約40~50cmの植え穴を掘ります。
土壌改良: 植え穴に腐葉土や堆肥、パーライトなどを混ぜた培養土を入れます。底に緩効性肥料を少量混ぜるのも良いでしょう。
植え付け深さ: 苗を植える際は、根鉢の上部が地表より約5cm深くなるように植えます。これにより、新芽が地中から発生し、霜害から守られます。
水やり: 植え付け後はたっぷりと水を与え、根と土を密着させます。
3. 水やりと肥料の管理
水やり
新苗期: 植え付け直後から根が定着するまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
成長期: 春から初夏にかけての成長期は、週に2~3回程度の水やりが必要です。特に乾燥が続く場合は注意しましょう。
夏場: 夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。根元は常に湿り気を保つよう心がけましょう。
冬季: 休眠期に入る冬季は水やりを控えめにします。ただし、極端に乾燥させないよう注意しましょう。
肥料管理
基本の肥料: 緩効性の有機質肥料が適しています。
春の施肥: 芽吹き始める3月頃に元肥として緩効性肥料を施します。
開花期: 花芽がつき始める時期に液体肥料を2週間に1回程度与えると、花付きが良くなります。
花後: 花後にも追肥を行うことで、次の開花に備えた栄養を蓄えることができます。
秋の施肥: 9月~10月頃に緩効性肥料を与え、冬を越すための栄養を補給します。
4. 支柱の設置と誘引方法
アサオクレマチスはつる性植物であるため、支柱の設置と適切な誘引が美しい姿を保つために不可欠です。
支柱の種類
トレリス: 格子状の支柱でつるを広げて誘引するのに適しています。
フェンス: 既存のフェンスを利用することもできます。
アーチ: 通路などに設置すると、美しいアーチ状に誘引できます。
オベリスク: 円錐形の支柱で、単体でも美しく育てることができます。
誘引方法
若いつるの誘引: 新しく伸びたつるはまだ柔らかいので、優しく誘引します。
支柱への固定: 麻ひもや専用の誘引紐を使用し、8の字結びなどでつるを傷つけないように固定します。
定期的な誘引: 成長に合わせて定期的につるを誘引し、乱れないように整えます。
均等な配置: つるを支柱全体に均等に誘引することで、花も均等に咲きます。
5. 剪定のポイント
アサオクレマチスは旧枝咲きタイプであるため、剪定方法が非常に重要です。適切な剪定を行うことで、翌年も美しい花を楽しむことができます。
基本の剪定時期
軽剪定: 花後の6月~7月頃
整理剪定: 冬の終わり(2月下旬~3月上旬)
旧枝咲きクレマチスの剪定ポイント
花後の軽剪定: 花が終わった後、花がらを取り除き、混み合った部分や弱った枝を軽く剪定します。
旧枝を残す: 剪定の際は、前年に伸びた健康な枝(旧枝)を残すことが重要です。翌春はこの枝から花が咲きます。
冬季の整理: 冬の終わりに枯れた枝や細い枝を整理し、株全体の形を整えます。
過剰な剪定を避ける: 旧枝咲きタイプは強剪定をすると翌年の花が減ってしまうため、必要以上の剪定は避けましょう。
6. 病害虫対策
アサオクレマチスは比較的丈夫ですが、以下のような病害虫に注意が必要です。
主な病気
うどんこ病: 葉に白い粉状のカビが発生します。風通しを良くし、発生初期に薬剤散布を行います。
立枯病: 茎の付け根が黒く変色し、株全体が枯れる病気です。水はけの改善と予防的な薬剤散布が効果的です。
さび病: 葉の裏に赤褐色のさび状の斑点ができる病気です。発生したら早めに摘み取り、薬剤を散布します。
主な害虫
アブラムシ: 新芽や新葉に発生し、汁を吸います。初期段階で水で洗い流すか、薬剤を散布します。
ハダニ: 葉裏に寄生し、葉が黄ばんで枯れる原因となります。湿度を上げると発生が抑えられます。
ナメクジ: 若芽や葉を食害します。夜間に活動するため、ビールトラップなどで対策します。
アサオ(麻生)クレマチスを使った庭づくりのアイディア
1. 壁面やフェンスの装飾
アサオクレマチスは壁面やフェンスに沿って誘引することで、垂直空間を美しく彩ることができます。以下のポイントに注意して装飾しましょう:
均等な分布: つるを均等に広げて誘引することで、花も均等に分布します。
背景の色: ピンクの花は白や淡い色の壁を背景にするとより鮮やかに見えます。
他の植物との組み合わせ: 下部には日陰を好む小低木や草花を植えると、根元の環境も良くなり、立体感のある植栽となります。
2. アーチやパーゴラの演出
クレマチスの美しさを最大限に引き出す方法として、アーチやパーゴラに絡ませる方法があります。
通路のアーチ: 庭の通路にアーチを設置し、アサオクレマチスを誘引すると、花のトンネルのような幻想的な空間を作り出せます。
パーゴラの天井: パーゴラの天井部分にクレマチスを誘引すると、美しい花の天蓋ができ、その下で寛ぐことができます。
バラとの組み合わせ: アーチやパーゴラには、アサオクレマチスとバラを組み合わせると、「クレマチスはバラの恋人」と言われる美しい調和を楽しめます。
3. コンテナガーデンでの活用
限られたスペースでもアサオクレマチスを楽しむことができます。コンテナでの栽培のポイントは以下の通りです:
鉢の選択: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きな鉢を選びましょう。
水はけ: 鉢底には必ず排水用の穴があるものを使用し、鉢底石を敷きます。
支柱の設置: 鉢植えでも支柱やオベリスクを立て、つるを誘引します。
置き場所: 根元が涼しくなるよう、直射日光が当たる場所は避けるか、鉢の周りに日よけを工夫します。
水やり: 鉢植えは地植えよりも乾燥しやすいため、こまめな水やりが必要です。
4. 混植デザインのアイディア
アサオクレマチスをより魅力的に見せるための混植のアイディアをご紹介します。
相性の良い植物
バラ: クレマチスとバラは伝統的な組み合わせで、特に淡いピンクのアサオクレマチスは様々な色のバラと調和します。
宿根草: ラベンダーやサルビア、ガウラなどの宿根草と組み合わせると、自然な雰囲気の庭が作れます。
グラス類: オーナメンタルグラスと組み合わせると、動きのある洗練された庭になります。
低木: アジサイやアベリアなどの低木の間から伸ばすことで、立体感のある植栽となります。
色彩計画
単色調和: ピンク系の他の花と組み合わせると、統一感のある優雅な雰囲気になります。
コントラスト: 青や紫の花と組み合わせると、美しいコントラストが生まれます。
グラデーション: 濃いピンクから白までのグラデーションを作ると、洗練された印象の庭になります。
季節ごとのケアカレンダー
春(3月~5月)
3月: 冬の終わりに整理剪定を行い、元肥を施します。支柱の点検と設置も行いましょう。
4月: 本格的な成長期に入るため、水やりを増やします。新芽が出てきたら誘引を始めます。
5月: 開花期を迎えます。液体肥料を2週間に1回程度与え、花付きを良くします。
夏(6月~8月)
6月: 花後の軽剪定を行います。花がらを摘み、混み合った部分を整理します。
7月: 真夏の暑さから根を守るため、マルチングを施します。水切れに注意しましょう。
8月: 高温期は水やりを朝夕に行い、葉水も効果的です。病害虫の発生にも注意します。
秋(9月~11月)
9月: 秋肥を施し、冬に備えた栄養を補給します。
10月: 落葉する前に株の状態を確認し、必要に応じて支柱を補強します。
11月: 霜害対策として株元にマルチングを厚めに施します。新たな植え付けにも適した時期です。
冬(12月~2月)
12月: 寒風から守るため、必要に応じて防寒対策を行います。
1月: 休眠期なので、水やりは控えめにします。
2月: 春に向けた準備を始めます。月末には整理剪定の準備をします。
まとめ
アサオ(麻生)クレマチスは、早咲き大輪系の旧枝咲きクレマチスとして、その美しいピンクの花と丈夫な性質で多くのガーデナーに愛されています。適切な場所選びと基本的なケアを守ることで、毎年豊かな花を楽しむことができます。
特に旧枝咲きの特性を理解し、適切な剪定を行うことが美しい花を咲かせるための鍵となります。また、支柱を上手に活用して、垂直空間を華やかに彩ることで、庭全体のデザイン性も高めることができます。
アサオクレマチスの魅力を最大限に引き出し、春から初夏にかけての庭を華やかに彩る美しいガーデンライフをお楽しみください。
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#クレマチス #clematis
#garden #gardening #flower #花 #ガーデン #ガーデニング #02memo
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アサオ(麻生)クレマチス:美しい早咲き大輪系の特徴と育て方完全ガイド
はじめに
春の訪れとともに庭を彩る美しいクレマチス。中でも「アサオ(麻生)」は、早咲き大輪系(パテンス系)の旧枝咲きクレマチスとして、日本のガーデニング愛好家から高い人気を誇ります。美しいピンクの大輪の花が咲き誇る姿は、春の庭に格別の華やかさをもたらしてくれます。
この記事では、アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力、そして育て方のポイントを詳しく解説します。これからクレマチスを庭に取り入れたい方にも、すでに育てている方にも役立つ情報をお届けします。
アサオ(麻生)クレマチスとは
アサオ(麻生)クレマチス(Aso Clematis)は、キンポウゲ科クレマチス属の早咲き大輪系(パテンス系)の品種です。この品種は特に旧枝咲きの特性を持ち、前年に伸びた枝からも美しい花を咲かせます。
基本情報
学名: Clematis patens 'Aso'
品種: 早咲き大輪系/パテンス系
開花時期: 4月~6月(主な開花は春)
花色: 優美なピンク
花径: 約12~15cm(大輪)
草丈: 2~3m(支柱次第でさらに高く成長可能)
耐寒性: 強い(日本の気候に適応)
栽培難易度: 中級(適切な知識があれば初心者でも育てやすい)
アサオ(麻生)クレマチスの特徴と魅力
1. 見事な大輪の花
アサオクレマチスの最大の魅力は、何と言っても12~15cmにも及ぶ見事な大輪の花です。優しいピンク色の花びらは、花の中心に向かって淡いグラデーションを描き、春の柔らかな日差しのもとで一層美しく輝きます。
一つひとつの花が大きく、花びら(萼片)の形も整っているため、遠くからでも存在感があり、庭の主役として十分な存在感を示します。
2. 旧枝咲きの特性
アサオは旧枝咲きタイプのクレマチスです。これは前年に伸びた枝からも花が咲くという特性を持っています。この性質により、適切な剪定管理を行えば、毎年安定して豊かな花を楽しむことができます。
旧枝咲きの特性を理解することは、アサオクレマチスを美しく育てる上で非常に重要なポイントとなります。剪定の際に旧枝を残すことで、次の春には早くから大輪の花を咲かせることができます。
3. 早咲きの特徴
パテンス系の特徴である早咲きの性質により、アサオクレマチスは春先から初夏にかけていち早く花を咲かせます。他の花々がまだ目覚めない時期に華やかな彩りをもたらしてくれるため、春の庭を豊かに演出するアクセントとして最適です。
4. 丈夫で育てやすい
日本の気候に適応したアサオクレマチスは、比較的丈夫で栽培しやすい品種です。適切な環境と基本的なケアさえ提供すれば、初心者でも美しい花を咲かせることができます。
耐寒性があり、病害虫にも比較的強いため、長く楽しめるクレマチス品種として人気があります。ただし、根元は涼しく保つ必要があるなど、いくつかの注意点もあります。
5. 庭のデザイン性を高める
つる性植物であるアサオクレマチスは、パーゴラやフェンス、アーチ、壁面などさまざまな場所で活躍します。垂直方向への成長を活かして、庭のデザイン性を大きく高めることができます。
特に他の花や植物との組み合わせにより、より豊かな庭の景観を作り出すことができます。例えば、バラと組み合わせることで、「クレマチスはバラの恋人」と言われるほど美しい調和を見せます。
アサオ(麻生)クレマチスの育て方
1. 最適な植え付け場所と時期
植え付け場所
アサオクレマチスを美しく育てるためには、植え付け場所の選定が非常に重要です。基本的には以下のポイントを押さえましょう:
日当たり: 日当たりが良い場所を選びます。ただし、真夏の直射日光は避け、理想的には午前中は明るく、午後は柔らかな日陰ができる場所が最適です。
風通し: 風通しの良い場所を選ぶことで、病気の発生を抑えることができます。
根元の環境: クレマチスは「頭は太陽の下で、足元は涼しく」が基本です。根元は他の低い植物やマルチングで覆い、涼しく保つようにしましょう。
支柱: つる性植物なので、フェンスやトレリス、アーチなどの支柱を用意しましょう。
植え付け時期
アサオクレマチスの植え付けに最適な時期は、以下の通りです:
春植え: 3月下旬~5月(霜の心配がなくなった時期)
秋植え: 9月下旬~11月(紅葉する前の時期)
地域の気候によっても異なりますが、極端な暑さや寒さを避け、植物がストレスを受けにくい時期を選ぶことが大切です。
2. 土壌と植え付け方法
最適な土壌
アサオクレマチスは以下のような土壌を好みます:
水はけが良い: 根腐れを防ぐため、水はけの良い土壌が必要です。
肥沃で腐植質が豊富: 有機質を含む肥沃な土壌を好みます。
弱酸性~中性: pH6.0~7.0程度の土壌が理想的です。
植え付け方法
植え穴を掘る: 直径と深さが約40~50cmの植え穴を掘ります。
土壌改良: 植え穴に腐葉土や堆肥、パーライトなどを混ぜた培養土を入れます。底に緩効性肥料を少量混ぜるのも良いでしょう。
植え付け深さ: 苗を植える際は、根鉢の上部が地表より約5cm深くなるように植えます。これにより、新芽が地中から発生し、霜害から守られます。
水やり: 植え付け後はたっぷりと水を与え、根と土を密着させます。
3. 水やりと肥料の管理
水やり
新苗期: 植え付け直後から根が定着するまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
成長期: 春から初夏にかけての成長期は、週に2~3回程度の水やりが必要です。特に乾燥が続く場合は注意しましょう。
夏場: 夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。根元は常に湿り気を保つよう心がけましょう。
冬季: 休眠期に入る冬季は水やりを控えめにします。ただし、極端に乾燥させないよう注意しましょう。
肥料管理
基本の肥料: 緩効性の有機質肥料が適しています。
春の施肥: 芽吹き始める3月頃に元肥として緩効性肥料を施します。
開花期: 花芽がつき始める時期に液体肥料を2週間に1回程度与えると、花付きが良くなります。
花後: 花後にも追肥を行うことで、次の開花に備えた栄養を蓄えることができます。
秋の施肥: 9月~10月頃に緩効性肥料を与え、冬を越すための栄養を補給します。
4. 支柱の設置と誘引方法
アサオクレマチスはつる性植物であるため、支柱の設置と適切な誘引が美しい姿を保つために不可欠です。
支柱の種類
トレリス: 格子状の支柱でつるを広げて誘引するのに適しています。
フェンス: 既存のフェンスを利用することもできます。
アーチ: 通路などに設置すると、美しいアーチ状に誘引できます。
オベリスク: 円錐形の支柱で、単体でも美しく育てることができます。
誘引方法
若いつるの誘引: 新しく伸びたつるはまだ柔らかいので、優しく誘引します。
支柱への固定: 麻ひもや専用の誘引紐を使用し、8の字結びなどでつるを傷つけないように固定します。
定期的な誘引: 成長に合わせて定期的につるを誘引し、乱れないように整えます。
均等な配置: つるを支柱全体に均等に誘引することで、花も均等に咲きます。
5. 剪定のポイント
アサオクレマチスは旧枝咲きタイプであるため、剪定方法が非常に重要です。適切な剪定を行うことで、翌年も美しい花を楽しむことができます。
基本の剪定時期
軽剪定: 花後の6月~7月頃
整理剪定: 冬の終わり(2月下旬~3月上旬)
旧枝咲きクレマチスの剪定ポイント
花後の軽剪定: 花が終わった後、花がらを取り除き、混み合った部分や弱った枝を軽く剪定します。
旧枝を残す: 剪定の際は、前年に伸びた健康な枝(旧枝)を残すことが重要です。翌春はこの枝から花が咲きます。
冬季の整理: 冬の終わりに枯れた枝や細い枝を整理し、株全体の形を整えます。
過剰な剪定を避ける: 旧枝咲きタイプは強剪定をすると翌年の花が減ってしまうため、必要以上の剪定は避けましょう。
6. 病害虫対策
アサオクレマチスは比較的丈夫ですが、以下のような病害虫に注意が必要です。
主な病気
うどんこ病: 葉に白い粉状のカビが発生します。風通しを良くし、発生初期に薬剤散布を行います。
立枯病: 茎の付け根が黒く変色し、株全体が枯れる病気です。水はけの改善と予防的な薬剤散布が効果的です。
さび病: 葉の裏に赤褐色のさび状の斑点ができる病気です。発生したら早めに摘み取り、薬剤を散布します。
主な害虫
アブラムシ: 新芽や新葉に発生し、汁を吸います。初期段階で水で洗い流すか、薬剤を散布します。
ハダニ: 葉裏に寄生し、葉が黄ばんで枯れる原因となります。湿度を上げると発生が抑えられます。
ナメクジ: 若芽や葉を食害します。夜間に活動するため、ビールトラップなどで対策します。
アサオ(麻生)クレマチスを使った庭づくりのアイディア
1. 壁面やフェンスの装飾
アサオクレマチスは壁面やフェンスに沿って誘引することで、垂直空間を美しく彩ることができます。以下のポイントに注意して装飾しましょう:
均等な分布: つるを均等に広げて誘引することで、花も均等に分布します。
背景の色: ピンクの花は白や淡い色の壁を背景にするとより鮮やかに見えます。
他の植物との組み合わせ: 下部には日陰を好む小低木や草花を植えると、根元の環境も良くなり、立体感のある植栽となります。
2. アーチやパーゴラの演出
クレマチスの美しさを最大限に引き出す方法として、アーチやパーゴラに絡ませる方法があります。
通路のアーチ: 庭の通路にアーチを設置し、アサオクレマチスを誘引すると、花のトンネルのような幻想的な空間を作り出せます。
パーゴラの天井: パーゴラの天井部分にクレマチスを誘引すると、美しい花の天蓋ができ、その下で寛ぐことができます。
バラとの組み合わせ: アーチやパーゴラには、アサオクレマチスとバラを組み合わせると、「クレマチスはバラの恋人」と言われる美しい調和を楽しめます。
3. コンテナガーデンでの活用
限られたスペースでもアサオクレマチスを楽しむことができます。コンテナでの栽培のポイントは以下の通りです:
鉢の選択: 直径30cm以上、深さ30cm以上の大きな鉢を選びましょう。
水はけ: 鉢底には必ず排水用の穴があるものを使用し、鉢底石を敷きます。
支柱の設置: 鉢植えでも支柱やオベリスクを立て、つるを誘引します。
置き場所: 根元が涼しくなるよう、直射日光が当たる場所は避けるか、鉢の周りに日よけを工夫します。
水やり: 鉢植えは地植えよりも乾燥しやすいため、こまめな水やりが必要です。
4. 混植デザインのアイディア
アサオクレマチスをより魅力的に見せるための混植のアイディアをご紹介します。
相性の良い植物
バラ: クレマチスとバラは伝統的な組み合わせで、特に淡いピンクのアサオクレマチスは様々な色のバラと調和します。
宿根草: ラベンダーやサルビア、ガウラなどの宿根草と組み合わせると、自然な雰囲気の庭が作れます。
グラス類: オーナメンタルグラスと組み合わせると、動きのある洗練された庭になります。
低木: アジサイやアベリアなどの低木の間から伸ばすことで、立体感のある植栽となります。
色彩計画
単色調和: ピンク系の他の花と組み合わせると、統一感のある優雅な雰囲気になります。
コントラスト: 青や紫の花と組み合わせると、美しいコントラストが生まれます。
グラデーション: 濃いピンクから白までのグラデーションを作ると、洗練された印象の庭になります。
季節ごとのケアカレンダー
春(3月~5月)
3月: 冬の終わりに整理剪定を行い、元肥を施します。支柱の点検と設置も行いましょう。
4月: 本格的な成長期に入るため、水やりを増やします。新芽が出てきたら誘引を始めます。
5月: 開花期を迎えます。液体肥料を2週間に1回程度与え、花付きを良くします。
夏(6月~8月)
6月: 花後の軽剪定を行います。花がらを摘み、混み合った部分を整理します。
7月: 真夏の暑さから根を守るため、マルチングを施します。水切れに注意しましょう。
8月: 高温期は水やりを朝夕に行い、葉水も効果的です。病害虫の発生にも注意します。
秋(9月~11月)
9月: 秋肥を施し、冬に備えた栄養を補給します。
10月: 落葉する前に株の状態を確認し、必要に応じて支柱を補強します。
11月: 霜害対策として株元にマルチングを厚めに施します。新たな植え付けにも適した時期です。
冬(12月~2月)
12月: 寒風から守るため、必要に応じて防寒対策を行います。
1月: 休眠期なので、水やりは控えめにします。
2月: 春に向けた準備を始めます。月末には整理剪定の準備をします。
まとめ
アサオ(麻生)クレマチスは、早咲き大輪系の旧枝咲きクレマチスとして、その美しいピンクの花と丈夫な性質で多くのガーデナーに愛されています。適切な場所選びと基本的なケアを守ることで、毎年豊かな花を楽しむことができます。
特に旧枝咲きの特性を理解し、適切な剪定を行うことが美しい花を咲かせるための鍵となります。また、支柱を上手に活用して、垂直空間を華やかに彩ることで、庭全体のデザイン性も高めることができます。
アサオクレマチスの魅力を最大限に引き出し、春から初夏にかけての庭を華やかに彩る美しいガーデンライフをお楽しみください。
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殿堂入りバラの魅力! ピエール・ドゥ・ロンサールで実現する春のお庭デザイン Pierre de Ronsard ⠀ピンクの花が咲いた。2025年4月21日
ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard ⠀ピンクの花が咲いた。2025年4月21日
【祝・開花2025!】ピエール・ドゥ・ロンサール育て方|殿堂入りつるバラの魅力!剪定・誘引のコツ
「ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard ピンクの花が咲いた。2025年4月21日」
待ちに待ったこの瞬間!ついに、ついに庭の「ピエール・ドゥ・ロンサール」が、その美しいピンク色の花を咲かせ始めました! 数日前から大きく膨らんでいた蕾が、今朝、ふんわりと開き、あの独特のグラデーションをまとった優雅な姿を現したのです。外側のクリームホワイトから、中心の濃いローズピンクへと移ろう色彩、幾重にも重なる花弁… まさに息をのむほどの美しさ。この一輪の開花が、庭全体に春のクライマックスの訪れを告げているようです。
フランスの名門メイアン社が生み出し、世界中のバラ愛好家を魅了し続け、2006年には栄誉ある「バラの殿堂」入りを果たした、つるバラの女王「ピエール・ドゥ・ロンサール」。その完璧とも言える花容は、まさに生きた芸術品です。
「ついに咲いた! この美しさを長く楽しむには?」
「ピエール・ドゥ・ロンサールの育て方のポイントをおさらいしたい!」
「来年もこの感動を味わうための、剪定や誘引はどうすればいい?」
この記事では、そんな開花の喜びと共に、「ピエール・ドゥ・ロンサール」の基本情報から、その比類なき魅力、初心者でも失敗しないための詳しい育て方、そしてつるバラとして美しく咲かせるための重要な「剪定」と「誘引」のテクニックまで、改めて徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「ピエール・ドゥ・ロンサール」を自信を持って育て、その素晴らしい花を最大限に楽しむための知識が身につくはずです。さあ、バラの殿堂へと誘う、ピエール・ドゥ・ロンサールの世界へご案内しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。「ピエール・ドゥ・ロンサール」も長年栽培しており、その経験に基づいたリアルな情報と栽培のコツをお届けします。
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1. 誰もが憧れる名花:ピエール・ドゥ・ロンサールとは?
まずは、「ピエール・ドゥ・ロンサール」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールをご紹介します。
作出: 1985年 / フランス / メイアン (Meilland International) / Marie-Louise Meilland氏
系統: LCl (ラージフラワード・クライマー) - 大輪系のつるバラ
樹形: クライミング(つる性)
樹高: 3m ~ 5m程度に伸長(環境や仕立て方による)
咲き方: 一季咲き~弱い返り咲き
基本的には春(5月~6月頃)に豪華に咲く一季咲きですが、株が充実したり、気候条件が良いと、秋にもポツポツと花を咲かせることがあります。「四季咲き」のように頻繁に咲くわけではありません。
花色: クリームホワイト~淡いピンクの地に、中心が濃いローズピンクになる複色。 外側の花弁は白っぽく、中心に向かってピンク色が濃くなる美しいグラデーションが特徴です。
花形: クラシカルなロゼット咲き。 幾重にも重なった花弁(55~60枚程度)が、カップ状から開いて美しいロゼットを形成します。
花径: 大輪 (直径10cm~12cm程度)
咲き方: ややうつむき加減に咲くことが多いです。
香り: 微香~ほとんどないとされます。香りを強く求める方には向きませんが、それを補って余りある美しさがあります。
葉: 光沢のある濃い緑色の葉。
枝: 太くしっかりしており、やや硬め。トゲは標準的。
耐病性: 比較的高いとされていますが、うどんこ病などには注意が必要です。
名前の由来: フランス・ルネサンス期を代表する詩人、「詩人の王子」とも呼ばれたピエール・ド・ロンサール (Pierre de Ronsard, 1524-1585) にちなんで名付けられました。
受賞歴: 2006年に、世界中のバラ協会が投票で選ぶ「世界バラ会連合 バラの殿堂 (Rose Hall of Fame)」入りを果たしました。これはバラにとって最高の栄誉の一つであり、その人気の高さを物語っています。
なぜ世界中で愛されるのか?
ピエール・ドゥ・ロンサールが発表されてから数十年経った今でも、世界中で絶大な人気を誇る理由は、何と言ってもその完成された花の美しさにあります。クラシカルな花形と絶妙な色彩のコンビネーションは、多くの人を一瞬で虜にします。加えて、つるバラとしては比較的育てやすく、耐病性もあるため、初心者からベテランまで、幅広いガーデナーに受け入れられているのです。
2. ピエール・ドゥ・ロンサールの比類なき魅力:美しさの秘密
このバラが持つ、他の追随を許さない特別な魅力について、さらに深く掘り下げてみましょう。
魅力1:完璧なまでのクラシカルな花容
外側のグリーンがかった白い蕾が開くにつれて、内側の柔らかなピンク色が徐々に現れ、中心部は濃いローズピンクに染まる…。この絶妙な色のグラデーションは、まさに芸術的です。そして、55枚以上もの花弁が、渦を巻くように整然と重なり合って形成される完璧なロゼット咲きは、オールドローズのようなクラシカルな雰囲気を醸し出し、見る者を飽きさせません。まさに今、咲き始めた花が、その完璧な美しさを見せてくれています。
魅力2:うつむき加減に咲く、エレガントな風情
ピエール・ドゥ・ロンサールの花は、少し重たげに、うつむき加減に咲くことが多いです。この控えめな咲き方が、かえって奥ゆかしさやエレガントさを感じさせます。アーチやパーゴラ、壁面の上部など、少し高い位置に誘引してあげると、下から花の美しい表情を存分に眺めることができ、その魅力を最大限に引き出せます。
魅力3:驚くほど長く楽しめる! 素晴らしい花持ち
見た目の美しさだけでなく、花持ちが非常に良いのもピエール・ドゥ・ロンサールの大きな美点です。開花してから散るまで、美しい花形を長く保ってくれます。そのため、庭で長く楽しめるのはもちろん、切り花にして室内で飾っても、比較的長くその美しさを堪能できます。
魅力4:美しさだけじゃない! 育てやすさも兼備
樹勢が旺盛で、枝が太くしっかりと育ちます。病気に対する耐性も比較的あり、特に黒星病にはある程度の強さを見せます(うどんこ病にはやや注意が必要な場合も)。つるバラの中では、比較的育てやすい部類に入り、世界中で人気がある理由の一つとなっています。
魅力5:春の庭を覆う、息をのむほどの豪華な開花!
基本的には一季咲きに近い性質のため、春の開花期には、株が蓄えたエネルギーを一気に放出して、息をのむほどたくさんの花を咲かせます。アーチや壁面が、ピンクとクリームの花で埋め尽くされる光景は、まさに圧巻の一言。この春の豪華絢爛な開花こそが、ピエール・ドゥ・ロンサールの真骨頂と言えるでしょう。今日咲いた一輪は、その壮大なショーの始まりです!
3. ピエール・ドゥ・ロンサールの育て方【完全ガイド】殿堂入りのバラを咲かせよう!
ここからは、「ピエール・ドゥ・ロンサール」を元気に育て、その美しい花を毎年楽しむための具体的な方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 植え付け:最高の舞台を用意してあげよう!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも6時間以上の日照が確保できる、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。日当たりが良いほど、花付きが良く、株も元気に育ちます。
風通し: 風通しが良い場所は、病害虫の予防に繋がります。壁際に植える場合も、壁との間に少し空間を空けるなど工夫しましょう。
誘引スペース: つるバラなので、枝を誘引するためのアーチ、フェンス、壁面、パーゴラ、オベリスクなどの構造物が必要です。成長後の大きさを考慮し、十分なスペースを確保できる場所を選びましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。バラは根が深く張るので、深く耕すことも大切です。
市販の「バラ用培養土」を使うのが最も簡単で確実です。
地植えの場合は、植え穴を大きく掘り(直径・深さともに50cm以上)、掘り上げた土に堆肥や腐葉土、元肥(緩効性肥料)をたっぷりと混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の**秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)**が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
苗の根鉢を軽くほぐします(特にポット苗で根が回っている場合)。裸苗は根を水に浸けて吸水させます。
植え穴または鉢に苗を置き、接ぎ木部分(株元のこぶ状の部分)が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。深植えは避けます。
土を丁寧に戻し入れ、隙間ができないように軽く押さえます。
植え付け後は、水をたっぷりと与えます。
地植えの場合は、株が安定するまで仮の支柱を立てると良いでしょう。
3.2. 水やり:基本に忠実に、乾いたらたっぷりと
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候、土の状態によって調整します。
生育期(春・秋): 乾きやすいので、土の表面が乾いたら与えます。特に開花期(今!)は、美しい花を維持するために水分が必要です。水切れさせないように注意しましょう。
夏場: 乾燥が激しい場合は毎日必要になることも。朝夕の涼しい時間帯に与えます。
冬場(休眠期): 水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度にします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与える習慣をつけましょう。
3.3. 肥料:春の豪華な開花をサポート!
バラは肥料を好む植物です。特に春に多くの花を咲かせるピエール・ドゥ・ロンサールには、適切な施肥が重要です。
寒肥(元肥): 冬の休眠期(12月~1月頃)に、有機質肥料(油かす、骨粉、発酵済み牛ふんなど)や緩効性化成肥料を、株元から少し離れた場所に施します。これが春の成長と開花の重要なエネルギー源となります。
追肥:
芽出し肥: 春に新芽が動き出す頃(3月頃)に、緩効性化成肥料を与え、芽の成長を促します。
開花期の追肥: 最初の花が咲き始めたこの時期(4月下旬~5月)、これから次々と咲く花のために、液体肥料を週に1回程度与えると、花付きや花持ちが良くなることが期待できます。(与えすぎには注意)
お礼肥: 春の一番花が咲き終わった後(6月頃)に、開花で消耗した体力を回復させるために、緩効性化成肥料を与えます。(一季咲きに近いので、その後の追肥は控えめでも良い場合が多いです)
秋肥(返り咲きを期待する場合): もし秋にも花を咲かせたい場合は、夏剪定後(8月下旬~9月頃)に追肥を行いますが、与えすぎると枝ばかり伸びる可能性もあります。
ポイント: 必ず製品の規定量を守りましょう。バラ専用の肥料を使うと、バランス良く栄養を与えることができます。
3.4. 病害虫対策:比較的強いが、開花期も油断なく!
ピエール・ドゥ・ロンサールは比較的耐病性がありますが、環境によっては病害虫が発生します。特に開花期は注意が必要です。
注意すべき病気:
うどんこ病: 特に春先の乾燥した時期や、風通しが悪い場合に、葉や新芽、蕾、そして開いた花弁にまで白い粉を吹いたようになることがあります。
黒星病(黒点病): 雨が多い時期や、葉が濡れた状態が続くと発生しやすくなります。
注意すべき害虫:
アブラムシ: 春先の新芽や蕾、そして咲き始めた花にも群生することがあります。
スリップス(アザミウマ): 淡い色の花弁に入り込みやすく、シミのような跡を残します。
バラゾウムシ: 蕾の付け根を食害し、蕾が落ちる原因になります。
チュウレンジハバチ: 幼虫が葉を食べます。
対策と予防:
風通しと日当たりを確保する(適切な剪定・誘引)。
定期的な観察を行い、病害虫を早期に発見し、手で取り除くか、被害が少ないうちに適切な薬剤を使用します。開花期は薬剤が花にかからないように注意しましょう。
薬剤散布: 必要に応じて、予防的または治療的に薬剤(殺菌剤・殺虫剤)を散布します。薬剤はローテーションして使うのが効果的です。
4. 【重要】つるバラとしての剪定と誘引:ピエールを美しく咲かせる鍵!
「ピエール・ドゥ・ロンサール」をアーチやフェンスで美しく咲かせるためには、つるバラとしての適切な「剪定」と「誘引」が最も重要です。来年の美しい花のために、基本をしっかり押さえましょう。
4.1. 剪定と誘引の目的
美しい樹形を作り、維持する。
花付きを良くする(花が咲く枝を効率よく発生させる)。
古い枝を整理し、株を若返らせる。
風通しや日当たりを改善し、病害虫を予防する。
4.2. 冬の剪定・誘引(12月~2月):これがメイン作業!
冬の休眠期に行う剪定と誘引が、春の開花を決定づける最も重要な作業です。
剪定:
まず、枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝などを付け根から切り取ります。
次に、株元から数えて3~4年以上経った古い主枝(太くて硬く、樹皮がゴツゴツしていることが多い)があれば、これも付け根から切り取り、新しい元気なシュートへの世代交代を促します。
残した若くて元気な主枝(主に前年伸びたシュート)は、先端を軽く切り詰める程度にします。
その主枝から出ている**細い枝(側枝)**に春の花が咲きます。この側枝を、**付け根から数えて2~3芽(長さ15~20cm程度)**残して切り詰めます。良い芽(ふっくらしている芽)の上で切りましょう。
誘引:
剪定が終わったら、残した主枝をアーチ、フェンス、壁面、オベリスクなどの構造物に固定していきます。
最大のポイントは、枝をできるだけ水平に近い角度(斜め45度以下)に、緩やかなS字を描くように寝かせて誘引すること! これにより、枝の各節から上向きに花を咲かせる側枝がたくさん伸びてきます。直立させたまま誘引すると、枝の先端にしか花が咲かなくなります。
ピエール・ドゥ・ロンサールの枝は太く硬めなので、無理に曲げると簡単に折れてしまいます。特に古い枝は曲げられません。 誘引は、比較的若くてしなやかさが残っている1~2年目の枝を中心に行います。冬の寒い時期は枝がさらに硬く折れやすいため、暖かい日の昼間に行うのがおすすめです。
枝同士が重なったり、交差したりしないように、空間にバランス良く配置します。
麻ひもやビニールタイなどで、枝に食い込まないように、ゆとりを持たせて8の字に結びつけ、しっかりと固定します。
4.3. 花後の手入れ(一季咲きとしての管理)
春の素晴らしい開花を楽しんだ後のお手入れです。
花がら切り: 咲き終わった花は、花がらだけでなく、花の下の5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上で切り取ります。 これをこまめに行うことで、株が種を作ることにエネルギーを使うのを防ぎ、見た目も美しく保てます。咲き始めたばかりですが、終わった花から順次行いましょう。
伸びすぎたシュートの整理: 花後に株元や枝の途中から勢いよく伸びてくるシュートは、来年の主役候補です。基本的には大切に伸ばしますが、あまりにも樹形を乱す場合や、邪魔になる場合は、先端を軽くピンチ(摘心)して成長を抑えるか、支柱に仮止めしておきます。一季咲きに近い性質なので、花後に深く切り戻す必要は基本的にはありません。
4.4. 返り咲きを期待する場合の剪定
もし、秋にも少し花を楽しみたい場合は、春の花が終わった後に、花が咲いた枝をもう少し深め(枝の長さの半分程度まで)に切り戻すと、秋に返り咲く可能性が高まります。ただし、必ず咲くとは限らず、株の体力や気候条件に左右されます。返り咲きは「おまけ」程度に考えるのが良いでしょう。
5. ピエール・ドゥ・ロンサールを最高に楽しむアイデア:夢の風景を庭に
世界中で愛されるこのバラは、どんな風に飾っても絵になります。
永遠の憧れ! アーチに咲かせる: ピエール・ドゥ・ロンサールといえば、やはりアーチ。庭の入り口や通路に設置したアーチに誘引すれば、春にはピンクとクリームの花が降り注ぐ、夢のようなロマンティックな風景が実現します。うつむき加減に咲く花を、下から見上げるのに最適です。
壁面やフェンスを華麗なタペストリーに: 広い壁面や単調なフェンスも、ピエール・ドゥ・ロンサールを誘引すれば、息をのむほど美しい花のタペストリーに変わります。
オベリスクで優雅なアクセント: 庭の中にポイントとしてオベリスクを立て、そこに絡ませるのも素敵です。存在感のある花のタワーが庭を引き締めます。
窓辺を飾る: 窓枠の周りに誘引すれば、室内からもその美しい花を楽しむことができます。
切り花で贅沢に: 花持ちが良いので、数輪切ってシンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がパッと華やかになります。特別な日のテーブルデкоレーションにもぴったりです。咲いたばかりのこの最初の一輪を飾るのも格別ですね。
写真に残す: その完璧な美しさは、写真映えも抜群です。開花の時期には、ぜひたくさん写真を撮って、SNSなどでシェアしたくなりますね。
6. まとめ:世界が愛するバラの女王、ついに開花!
今回は、バラの殿堂入りを果たした名花中の名花、「ピエール・ドゥ・ロンサール」について、その魅力、育て方、そしてつるバラとしての管理の秘訣を詳しくご紹介しました。
ピエール・ドゥ・ロンサールは、クリームとピンクの複色が美しい、クラシカルな大輪ロゼット咲きのつるバラ。
世界中で愛される理由は、その完璧な花容、比較的育てやすい強健さ、そして素晴らしい花持ちにある。
育て方のポイントは、日当たりの確保、適切な水やりと施肥、そしてつるバラとしての「冬の剪定・誘引」が最も重要。
枝は太く硬めなので、誘引は若枝を中心に行うのがコツ。
基本的には春に豪華に咲く一季咲きに近いが、返り咲きも期待できる。
アーチや壁面など、様々な場所でその美しさを発揮する、まさに「バラの女王」。
今日、ついに咲き始めた「ピエール・ドゥ・ロンサール」。これから次々と花開き、庭を優雅でロマンティックな雰囲気で満たしてくれることでしょう。この感動的な開花の瞬間を、存分に味わいましょう。
その圧倒的な美しさと、育てる喜びを与えてくれる「ピエール・ドゥ・ロンサール」。ぜひ、あなたの庭にもお迎えして、世界中の人々を魅了するバラの女王との暮らしを楽しんでみませんか?
[02memo]では、「ピエール・ドゥ・ロンサール」の成長記録や開花の様子、剪定・誘引の具体的な方法なども、ブログやSNS、YouTubeで発信しています。ぜひ、チェックしてみてください!
ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard メイアン Meilland ツル クライミング・ローズ LCl ラージ・フラワード・クライマー 一季~返り咲き ロゼット咲き
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【祝・開花2025!】ピエール・ドゥ・ロンサール育て方|殿堂入りつるバラの魅力!剪定・誘引のコツ
「ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard ピンクの花が咲いた。2025年4月21日」
待ちに待ったこの瞬間!ついに、ついに庭の「ピエール・ドゥ・ロンサール」が、その美しいピンク色の花を咲かせ始めました! 数日前から大きく膨らんでいた蕾が、今朝、ふんわりと開き、あの独特のグラデーションをまとった優雅な姿を現したのです。外側のクリームホワイトから、中心の濃いローズピンクへと移ろう色彩、幾重にも重なる花弁… まさに息をのむほどの美しさ。この一輪の開花が、庭全体に春のクライマックスの訪れを告げているようです。
フランスの名門メイアン社が生み出し、世界中のバラ愛好家を魅了し続け、2006年には栄誉ある「バラの殿堂」入りを果たした、つるバラの女王「ピエール・ドゥ・ロンサール」。その完璧とも言える花容は、まさに生きた芸術品です。
「ついに咲いた! この美しさを長く楽しむには?」
「ピエール・ドゥ・ロンサールの育て方のポイントをおさらいしたい!」
「来年もこの感動を味わうための、剪定や誘引はどうすればいい?」
この記事では、そんな開花の喜びと共に、「ピエール・ドゥ・ロンサール」の基本情報から、その比類なき魅力、初心者でも失敗しないための詳しい育て方、そしてつるバラとして美しく咲かせるための重要な「剪定」と「誘引」のテクニックまで、改めて徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「ピエール・ドゥ・ロンサール」を自信を持って育て、その素晴らしい花を最大限に楽しむための知識が身につくはずです。さあ、バラの殿堂へと誘う、ピエール・ドゥ・ロンサールの世界へご案内しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。「ピエール・ドゥ・ロンサール」も長年栽培しており、その経験に基づいたリアルな情報と栽培のコツをお届けします。
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1. 誰もが憧れる名花:ピエール・ドゥ・ロンサールとは?
まずは、「ピエール・ドゥ・ロンサール」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールをご紹介します。
作出: 1985年 / フランス / メイアン (Meilland International) / Marie-Louise Meilland氏
系統: LCl (ラージフラワード・クライマー) - 大輪系のつるバラ
樹形: クライミング(つる性)
樹高: 3m ~ 5m程度に伸長(環境や仕立て方による)
咲き方: 一季咲き~弱い返り咲き
基本的には春(5月~6月頃)に豪華に咲く一季咲きですが、株が充実したり、気候条件が良いと、秋にもポツポツと花を咲かせることがあります。「四季咲き」のように頻繁に咲くわけではありません。
花色: クリームホワイト~淡いピンクの地に、中心が濃いローズピンクになる複色。 外側の花弁は白っぽく、中心に向かってピンク色が濃くなる美しいグラデーションが特徴です。
花形: クラシカルなロゼット咲き。 幾重にも重なった花弁(55~60枚程度)が、カップ状から開いて美しいロゼットを形成します。
花径: 大輪 (直径10cm~12cm程度)
咲き方: ややうつむき加減に咲くことが多いです。
香り: 微香~ほとんどないとされます。香りを強く求める方には向きませんが、それを補って余りある美しさがあります。
葉: 光沢のある濃い緑色の葉。
枝: 太くしっかりしており、やや硬め。トゲは標準的。
耐病性: 比較的高いとされていますが、うどんこ病などには注意が必要です。
名前の由来: フランス・ルネサンス期を代表する詩人、「詩人の王子」とも呼ばれたピエール・ド・ロンサール (Pierre de Ronsard, 1524-1585) にちなんで名付けられました。
受賞歴: 2006年に、世界中のバラ協会が投票で選ぶ「世界バラ会連合 バラの殿堂 (Rose Hall of Fame)」入りを果たしました。これはバラにとって最高の栄誉の一つであり、その人気の高さを物語っています。
なぜ世界中で愛されるのか?
ピエール・ドゥ・ロンサールが発表されてから数十年経った今でも、世界中で絶大な人気を誇る理由は、何と言ってもその完成された花の美しさにあります。クラシカルな花形と絶妙な色彩のコンビネーションは、多くの人を一瞬で虜にします。加えて、つるバラとしては比較的育てやすく、耐病性もあるため、初心者からベテランまで、幅広いガーデナーに受け入れられているのです。
2. ピエール・ドゥ・ロンサールの比類なき魅力:美しさの秘密
このバラが持つ、他の追随を許さない特別な魅力について、さらに深く掘り下げてみましょう。
魅力1:完璧なまでのクラシカルな花容
外側のグリーンがかった白い蕾が開くにつれて、内側の柔らかなピンク色が徐々に現れ、中心部は濃いローズピンクに染まる…。この絶妙な色のグラデーションは、まさに芸術的です。そして、55枚以上もの花弁が、渦を巻くように整然と重なり合って形成される完璧なロゼット咲きは、オールドローズのようなクラシカルな雰囲気を醸し出し、見る者を飽きさせません。まさに今、咲き始めた花が、その完璧な美しさを見せてくれています。
魅力2:うつむき加減に咲く、エレガントな風情
ピエール・ドゥ・ロンサールの花は、少し重たげに、うつむき加減に咲くことが多いです。この控えめな咲き方が、かえって奥ゆかしさやエレガントさを感じさせます。アーチやパーゴラ、壁面の上部など、少し高い位置に誘引してあげると、下から花の美しい表情を存分に眺めることができ、その魅力を最大限に引き出せます。
魅力3:驚くほど長く楽しめる! 素晴らしい花持ち
見た目の美しさだけでなく、花持ちが非常に良いのもピエール・ドゥ・ロンサールの大きな美点です。開花してから散るまで、美しい花形を長く保ってくれます。そのため、庭で長く楽しめるのはもちろん、切り花にして室内で飾っても、比較的長くその美しさを堪能できます。
魅力4:美しさだけじゃない! 育てやすさも兼備
樹勢が旺盛で、枝が太くしっかりと育ちます。病気に対する耐性も比較的あり、特に黒星病にはある程度の強さを見せます(うどんこ病にはやや注意が必要な場合も)。つるバラの中では、比較的育てやすい部類に入り、世界中で人気がある理由の一つとなっています。
魅力5:春の庭を覆う、息をのむほどの豪華な開花!
基本的には一季咲きに近い性質のため、春の開花期には、株が蓄えたエネルギーを一気に放出して、息をのむほどたくさんの花を咲かせます。アーチや壁面が、ピンクとクリームの花で埋め尽くされる光景は、まさに圧巻の一言。この春の豪華絢爛な開花こそが、ピエール・ドゥ・ロンサールの真骨頂と言えるでしょう。今日咲いた一輪は、その壮大なショーの始まりです!
3. ピエール・ドゥ・ロンサールの育て方【完全ガイド】殿堂入りのバラを咲かせよう!
ここからは、「ピエール・ドゥ・ロンサール」を元気に育て、その美しい花を毎年楽しむための具体的な方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 植え付け:最高の舞台を用意してあげよう!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも6時間以上の日照が確保できる、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。日当たりが良いほど、花付きが良く、株も元気に育ちます。
風通し: 風通しが良い場所は、病害虫の予防に繋がります。壁際に植える場合も、壁との間に少し空間を空けるなど工夫しましょう。
誘引スペース: つるバラなので、枝を誘引するためのアーチ、フェンス、壁面、パーゴラ、オベリスクなどの構造物が必要です。成長後の大きさを考慮し、十分なスペースを確保できる場所を選びましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。バラは根が深く張るので、深く耕すことも大切です。
市販の「バラ用培養土」を使うのが最も簡単で確実です。
地植えの場合は、植え穴を大きく掘り(直径・深さともに50cm以上)、掘り上げた土に堆肥や腐葉土、元肥(緩効性肥料)をたっぷりと混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の**秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)**が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
苗の根鉢を軽くほぐします(特にポット苗で根が回っている場合)。裸苗は根を水に浸けて吸水させます。
植え穴または鉢に苗を置き、接ぎ木部分(株元のこぶ状の部分)が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。深植えは避けます。
土を丁寧に戻し入れ、隙間ができないように軽く押さえます。
植え付け後は、水をたっぷりと与えます。
地植えの場合は、株が安定するまで仮の支柱を立てると良いでしょう。
3.2. 水やり:基本に忠実に、乾いたらたっぷりと
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候、土の状態によって調整します。
生育期(春・秋): 乾きやすいので、土の表面が乾いたら与えます。特に開花期(今!)は、美しい花を維持するために水分が必要です。水切れさせないように注意しましょう。
夏場: 乾燥が激しい場合は毎日必要になることも。朝夕の涼しい時間帯に与えます。
冬場(休眠期): 水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度にします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与える習慣をつけましょう。
3.3. 肥料:春の豪華な開花をサポート!
バラは肥料を好む植物です。特に春に多くの花を咲かせるピエール・ドゥ・ロンサールには、適切な施肥が重要です。
寒肥(元肥): 冬の休眠期(12月~1月頃)に、有機質肥料(油かす、骨粉、発酵済み牛ふんなど)や緩効性化成肥料を、株元から少し離れた場所に施します。これが春の成長と開花の重要なエネルギー源となります。
追肥:
芽出し肥: 春に新芽が動き出す頃(3月頃)に、緩効性化成肥料を与え、芽の成長を促します。
開花期の追肥: 最初の花が咲き始めたこの時期(4月下旬~5月)、これから次々と咲く花のために、液体肥料を週に1回程度与えると、花付きや花持ちが良くなることが期待できます。(与えすぎには注意)
お礼肥: 春の一番花が咲き終わった後(6月頃)に、開花で消耗した体力を回復させるために、緩効性化成肥料を与えます。(一季咲きに近いので、その後の追肥は控えめでも良い場合が多いです)
秋肥(返り咲きを期待する場合): もし秋にも花を咲かせたい場合は、夏剪定後(8月下旬~9月頃)に追肥を行いますが、与えすぎると枝ばかり伸びる可能性もあります。
ポイント: 必ず製品の規定量を守りましょう。バラ専用の肥料を使うと、バランス良く栄養を与えることができます。
3.4. 病害虫対策:比較的強いが、開花期も油断なく!
ピエール・ドゥ・ロンサールは比較的耐病性がありますが、環境によっては病害虫が発生します。特に開花期は注意が必要です。
注意すべき病気:
うどんこ病: 特に春先の乾燥した時期や、風通しが悪い場合に、葉や新芽、蕾、そして開いた花弁にまで白い粉を吹いたようになることがあります。
黒星病(黒点病): 雨が多い時期や、葉が濡れた状態が続くと発生しやすくなります。
注意すべき害虫:
アブラムシ: 春先の新芽や蕾、そして咲き始めた花にも群生することがあります。
スリップス(アザミウマ): 淡い色の花弁に入り込みやすく、シミのような跡を残します。
バラゾウムシ: 蕾の付け根を食害し、蕾が落ちる原因になります。
チュウレンジハバチ: 幼虫が葉を食べます。
対策と予防:
風通しと日当たりを確保する(適切な剪定・誘引)。
定期的な観察を行い、病害虫を早期に発見し、手で取り除くか、被害が少ないうちに適切な薬剤を使用します。開花期は薬剤が花にかからないように注意しましょう。
薬剤散布: 必要に応じて、予防的または治療的に薬剤(殺菌剤・殺虫剤)を散布します。薬剤はローテーションして使うのが効果的です。
4. 【重要】つるバラとしての剪定と誘引:ピエールを美しく咲かせる鍵!
「ピエール・ドゥ・ロンサール」をアーチやフェンスで美しく咲かせるためには、つるバラとしての適切な「剪定」と「誘引」が最も重要です。来年の美しい花のために、基本をしっかり押さえましょう。
4.1. 剪定と誘引の目的
美しい樹形を作り、維持する。
花付きを良くする(花が咲く枝を効率よく発生させる)。
古い枝を整理し、株を若返らせる。
風通しや日当たりを改善し、病害虫を予防する。
4.2. 冬の剪定・誘引(12月~2月):これがメイン作業!
冬の休眠期に行う剪定と誘引が、春の開花を決定づける最も重要な作業です。
剪定:
まず、枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝などを付け根から切り取ります。
次に、株元から数えて3~4年以上経った古い主枝(太くて硬く、樹皮がゴツゴツしていることが多い)があれば、これも付け根から切り取り、新しい元気なシュートへの世代交代を促します。
残した若くて元気な主枝(主に前年伸びたシュート)は、先端を軽く切り詰める程度にします。
その主枝から出ている**細い枝(側枝)**に春の花が咲きます。この側枝を、**付け根から数えて2~3芽(長さ15~20cm程度)**残して切り詰めます。良い芽(ふっくらしている芽)の上で切りましょう。
誘引:
剪定が終わったら、残した主枝をアーチ、フェンス、壁面、オベリスクなどの構造物に固定していきます。
最大のポイントは、枝をできるだけ水平に近い角度(斜め45度以下)に、緩やかなS字を描くように寝かせて誘引すること! これにより、枝の各節から上向きに花を咲かせる側枝がたくさん伸びてきます。直立させたまま誘引すると、枝の先端にしか花が咲かなくなります。
ピエール・ドゥ・ロンサールの枝は太く硬めなので、無理に曲げると簡単に折れてしまいます。特に古い枝は曲げられません。 誘引は、比較的若くてしなやかさが残っている1~2年目の枝を中心に行います。冬の寒い時期は枝がさらに硬く折れやすいため、暖かい日の昼間に行うのがおすすめです。
枝同士が重なったり、交差したりしないように、空間にバランス良く配置します。
麻ひもやビニールタイなどで、枝に食い込まないように、ゆとりを持たせて8の字に結びつけ、しっかりと固定します。
4.3. 花後の手入れ(一季咲きとしての管理)
春の素晴らしい開花を楽しんだ後のお手入れです。
花がら切り: 咲き終わった花は、花がらだけでなく、花の下の5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上で切り取ります。 これをこまめに行うことで、株が種を作ることにエネルギーを使うのを防ぎ、見た目も美しく保てます。咲き始めたばかりですが、終わった花から順次行いましょう。
伸びすぎたシュートの整理: 花後に株元や枝の途中から勢いよく伸びてくるシュートは、来年の主役候補です。基本的には大切に伸ばしますが、あまりにも樹形を乱す場合や、邪魔になる場合は、先端を軽くピンチ(摘心)して成長を抑えるか、支柱に仮止めしておきます。一季咲きに近い性質なので、花後に深く切り戻す必要は基本的にはありません。
4.4. 返り咲きを期待する場合の剪定
もし、秋にも少し花を楽しみたい場合は、春の花が終わった後に、花が咲いた枝をもう少し深め(枝の長さの半分程度まで)に切り戻すと、秋に返り咲く可能性が高まります。ただし、必ず咲くとは限らず、株の体力や気候条件に左右されます。返り咲きは「おまけ」程度に考えるのが良いでしょう。
5. ピエール・ドゥ・ロンサールを最高に楽しむアイデア:夢の風景を庭に
世界中で愛されるこのバラは、どんな風に飾っても絵になります。
永遠の憧れ! アーチに咲かせる: ピエール・ドゥ・ロンサールといえば、やはりアーチ。庭の入り口や通路に設置したアーチに誘引すれば、春にはピンクとクリームの花が降り注ぐ、夢のようなロマンティックな風景が実現します。うつむき加減に咲く花を、下から見上げるのに最適です。
壁面やフェンスを華麗なタペストリーに: 広い壁面や単調なフェンスも、ピエール・ドゥ・ロンサールを誘引すれば、息をのむほど美しい花のタペストリーに変わります。
オベリスクで優雅なアクセント: 庭の中にポイントとしてオベリスクを立て、そこに絡ませるのも素敵です。存在感のある花のタワーが庭を引き締めます。
窓辺を飾る: 窓枠の周りに誘引すれば、室内からもその美しい花を楽しむことができます。
切り花で贅沢に: 花持ちが良いので、数輪切ってシンプルな花瓶に飾るだけで、お部屋がパッと華やかになります。特別な日のテーブルデкоレーションにもぴったりです。咲いたばかりのこの最初の一輪を飾るのも格別ですね。
写真に残す: その完璧な美しさは、写真映えも抜群です。開花の時期には、ぜひたくさん写真を撮って、SNSなどでシェアしたくなりますね。
6. まとめ:世界が愛するバラの女王、ついに開花!
今回は、バラの殿堂入りを果たした名花中の名花、「ピエール・ドゥ・ロンサール」について、その魅力、育て方、そしてつるバラとしての管理の秘訣を詳しくご紹介しました。
ピエール・ドゥ・ロンサールは、クリームとピンクの複色が美しい、クラシカルな大輪ロゼット咲きのつるバラ。
世界中で愛される理由は、その完璧な花容、比較的育てやすい強健さ、そして素晴らしい花持ちにある。
育て方のポイントは、日当たりの確保、適切な水やりと施肥、そしてつるバラとしての「冬の剪定・誘引」が最も重要。
枝は太く硬めなので、誘引は若枝を中心に行うのがコツ。
基本的には春に豪華に咲く一季咲きに近いが、返り咲きも期待できる。
アーチや壁面など、様々な場所でその美しさを発揮する、まさに「バラの女王」。
今日、ついに咲き始めた「ピエール・ドゥ・ロンサール」。これから次々と花開き、庭を優雅でロマンティックな雰囲気で満たしてくれることでしょう。この感動的な開花の瞬間を、存分に味わいましょう。
その圧倒的な美しさと、育てる喜びを与えてくれる「ピエール・ドゥ・ロンサール」。ぜひ、あなたの庭にもお迎えして、世界中の人々を魅了するバラの女王との暮らしを楽しんでみませんか?
[02memo]では、「ピエール・ドゥ・ロンサール」の成長記録や開花の様子、剪定・誘引の具体的な方法なども、ブログやSNS、YouTubeで発信しています。ぜひ、チェックしてみてください!
ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard メイアン Meilland ツル クライミング・ローズ LCl ラージ・フラワード・クライマー 一季~返り咲き ロゼット咲き
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キラキラ春の微笑み ハナズオウ花蘇芳で作るかわいいガーデン Chinese redbud⠀ピンクの花が綺麗に咲いた。2025年4月21日
ハナズオウ花蘇芳 Chinese redbud⠀ピンクの花が綺麗に咲いた。2025年4月21日
ハナズオウ(花蘇芳)の特徴と魅力、育て方の完全ガイド
春の訪れを彩る優美な花木、ハナズオウ(花蘇芳)は、その繊細なピンク色の花で多くの庭園や公園で人気を集めています。学名を「Cercis chinensis」といい、英名では「Chinese Redbud」と呼ばれるこの植物は、日本の庭園文化においても重要な位置を占めています。本記事では、ハナズオウの魅力、特徴、育て方について詳しく解説します。
ハナズオウとは?基本情報と歴史
ハナズオウはマメ科ハナズオウ属の落葉小高木で、中国原産の花木です。日本には奈良時代に渡来したとされ、その美しい花姿から「花蘇芳」という漢字が当てられました。蘇芳(すおう)とは紅色の染料を指し、花の色彩にちなんでいます。
基本データ
学名:Cercis chinensis
英名:Chinese Redbud
科名:マメ科
属名:ハナズオウ属
原産地:中国
樹高:3~5m
開花期:4月~5月
花色:淡紅色、ピンク、紫ピンク
ハナズオウの特徴と魅力
1. 独特の花つき
ハナズオウの最大の特徴は、その独特の花のつき方にあります。多くの樹木が新しい枝に花を咲かせるのに対し、ハナズオウは「幹咲き」または「枝咲き」と呼ばれる特性を持ち、古い幹や枝に直接花をつけます。まるで幹から花が吹き出すような姿は、春の風景に独特の魅力を添えます。
2. 優美な花形と色彩
ハナズオウの花は、蝶が羽を広げたような形をしており、直径約1cmの小さな花が集まって咲きます。花色は淡いピンクから濃いピンク、時に紫がかった色合いまでさまざまで、日本の春の優しい雰囲気と調和します。葉が展開する前に花が咲くため、その姿は一層印象的です。
3. 心形の葉
花が散った後に展開する葉は、ハート形(心形)をしており、これもハナズオウの魅力の一つです。明るい緑色の葉は秋には黄色く紅葉し、四季を通じて楽しめる植物となっています。
4. 樹形の美しさ
樹高3~5mほどの小高木で、自然に美しい樹形を形成します。横に広がるような樹形は、和風、洋風どちらの庭園にも調和します。シンボルツリーとしても、アクセントとしても活用できる使い勝手の良さが魅力です。
5. 日本の文化との関わり
ハナズオウは日本の伝統的な庭園や盆栽の題材として古くから親しまれてきました。また、春を告げる花として和歌や俳句にも詠まれています。その繊細な姿は日本の美意識と深く結びついています。
ハナズオウの種類と品種
ハナズオウ属(Cercis)には、世界に10種類ほどの種が存在します。日本で主に栽培されているのは以下の種類です:
1. 中国ハナズオウ(Cercis chinensis)
最も一般的な種で、日本で「ハナズオウ」と呼ばれるのは主にこの種類です。花は濃いピンク色で、樹高は3~5mになります。
2. アメリカハナズオウ(Cercis canadensis)
北米原産で、中国ハナズオウよりも樹高が高く、最大10mほどになることもあります。花色は淡いピンクで、寒さに強い特徴があります。
3. ヨーロッパハナズオウ(Cercis siliquastrum)
南欧から西アジア原産で、「ユダの木」とも呼ばれます。淡いピンク色の花を咲かせ、やや乾燥に強い性質を持っています。
主な園芸品種
'アルバ'(白花種):珍しい白い花を咲かせる品種
'フォレスト・パンジー':紫色の葉が特徴的な品種
'ラベンダーツイスト':枝が独特にねじれる樹形の品種
'カーリーヘッド':コンパクトな樹形で鉢植えにも適した品種
ハナズオウの育て方
1. 適した環境と植え付け
日当たりと場所
ハナズオウは日光を好みますが、真夏の直射日光は葉焼けの原因になることがあります。理想的には、明るい日陰や半日陰の場所が適しています。特に若木の場合は、強い西日を避けた場所に植えることをおすすめします。
土壌条件
排水性の良い肥沃な土壌を好みます。粘土質の土壌では根腐れを起こしやすいため、植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで、土壌改良を行うことが重要です。弱酸性から中性(pH6.0~7.0)の土壌が最適です。
植え付け時期
落葉期の11月から3月が植え付けに適した時期です。特に、11月~12月の秋植えがおすすめで、春に良好な生育を期待できます。
植え付け方法
植え穴は根鉢の1.5~2倍の大きさに掘ります。
底に腐葉土や堆肥を混ぜた土を入れます。
根鉢をほぐさないように注意して植え付けます。
隙間に土を入れ、軽く踏み固めます。
たっぷりと水やりをして、根と土を密着させます。
2. 水やりと肥料
水やり
植え付け後の1年間は定期的な水やりが必要です。その後は、自然の雨だけで十分なことが多いですが、夏場の長期間の乾燥時には水やりをすることをおすすめします。過湿は根腐れの原因となるため、水はけの良い環境を維持することが大切です。
肥料
ハナズオウは肥料をあまり必要としませんが、良好な生育と豊かな花付きを促すために、年に2回の施肥が効果的です。
春肥え(2月下旬~3月):花を咲かせるためのエネルギー源として
秋肥え(9月~10月):来年の生育に備えた栄養補給として
緩効性の有機肥料や化成肥料を根元から少し離れた場所に円を描くように施します。新しく植えた木には、植え付け後すぐの施肥は避け、根が活着したことを確認してから施肥を始めましょう。
3. 剪定と管理
剪定時期
ハナズオウの剪定は、花が終わった直後の5月から6月頃、または落葉期の11月から2月が適しています。春の剪定は新芽の生育を促し、冬の剪定は樹形を整えるのに効果的です。
剪定方法
花後の剪定:花が終わった枝を切り戻し、来年の花芽の形成を促します。
整枝剪定:込み合った枝、交差する枝、弱い枝を取り除き、樹形を整えます。
大きさ調整:樹高や広がりを制限したい場合は、全体の3分の1程度を目安に剪定します。
注意点
剪定は必要最小限にとどめることが重要です。過度な剪定は樹勢を弱めたり、翌年の開花に影響を与えたりすることがあります。特に古い幹や主枝は花をつける重要な部分なので、むやみに切らないよう注意しましょう。
4. 病害虫対策
ハナズオウは比較的病害虫に強い植物ですが、以下のような問題が発生することがあります。
主な病気
うどんこ病:葉に白い粉がふいたようになります。初期段階で殺菌剤を散布するか、発生した葉を取り除きます。
灰色かび病:湿度が高いときに発生しやすく、灰色のカビが生じます。通風を良くし、殺菌剤を散布します。
主な害虫
アブラムシ:新芽や若葉に発生します。初期段階で水で洗い流すか、殺虫剤を散布します。
カイガラムシ:枝に小さな固い殻のような虫が付着します。早期発見が重要で、エタノールで拭き取るか殺虫剤を使用します。
予防対策
定期的な観察で早期発見を心がけます。
風通しを良くし、過湿を避けます。
落葉や剪定枝はすぐに処分し、病原菌の繁殖を防ぎます。
樹勢を維持するために適切な肥培管理を行います。
ハナズオウの活用方法
1. 庭木としての活用
ハナズオウは中型の落葉樹として、庭の中心的な存在になります。単木で植えれば、春になると幹から花が吹き出す様子が美しく、シンボルツリーとして最適です。また、複数本をグループ植えすることで、より豪華な花の景観を楽しむことができます。
2. シンボルツリーとして
エントランスや庭の中心に植えることで、春の訪れを告げる素晴らしいシンボルツリーとなります。葉が出る前に花が咲くため、その姿は一層印象的です。
3. 生け垣や目隠しとして
複数のハナズオウを列植することで、季節感あふれる生け垣を作ることができます。樹高が3~5mほどになるため、適度な目隠し効果も期待できます。
4. 盆栽としての楽しみ方
ハナズオウは盆栽の素材としても人気があります。幹に直接花をつける特性と、心形の葉が盆栽の美的要素として高く評価されています。
5. 花木との組み合わせ
ハナズオウは他の春咲きの花木と組み合わせることで、より豊かな庭の景観を作り出せます。特に、ユキヤナギ、レンギョウ、モクレンなどとの相性が良いです。
四季を通じたハナズオウの魅力
ハナズオウは一年を通じて異なる表情を見せる魅力的な庭木です。
春(3月~5月)
最も美しい季節です。葉が出る前に枝や幹に直接、鮮やかなピンクの花を咲かせ、庭全体を彩ります。花期は約2週間程度で、開花後には心形の若葉が展開します。
夏(6月~8月)
深緑の心形の葉が茂り、涼しげな木陰を作ります。この時期は特に目立った変化はありませんが、青々とした葉が夏の庭に清涼感をもたらします。
秋(9月~11月)
葉は黄色に色づき、秋の庭に温かみを加えます。ハナズオウの紅葉は派手ではありませんが、上品な黄色が秋の庭園によく馴染みます。
冬(12月~2月)
落葉後は枝ぶりの美しさが際立ちます。幹の肌が滑らかで、独特の枝の配置が冬の庭に彫刻的な美しさを添えます。
ハナズオウにまつわる豆知識
花言葉
ハナズオウの花言葉は「恋の訪れ」「愛情」「心の絆」などです。心形の葉とピンクの花が、愛情や絆を象徴していると考えられています。
名前の由来
「花蘇芳」という漢字は、花の色が紅色の染料である「蘇芳(すおう)」に似ていることから名付けられました。
欧米での「ユダの木」伝説
ヨーロッパハナズオウには「ユダの木」という別名があります。これは、イエス・キリストを裏切ったユダがこの木で首を吊ったという伝説に由来します。その後、白かった花が恥じらいでピンク色に変わったと言われています。
北米先住民の利用
北米原産のアメリカハナズオウは、先住民によって食用や薬用として利用されていました。若い花や豆果は食用にされ、樹皮は咳や下痢の治療に使われていたという記録があります。
まとめ:ハナズオウで彩る四季の庭
ハナズオウ(花蘇芳)は、春の訪れを告げる美しい花と、心形の葉、そして一年を通して楽しめる樹形の美しさで、日本の庭園に欠かせない存在です。日当たりと水はけの良い場所に植え、適切な水やりと肥料管理、そして控えめな剪定を行うことで、長く美しい姿を楽しむことができます。
初心者でも育てやすく、比較的病害虫にも強いことから、ガーデニング初心者の方にもおすすめの庭木です。シンボルツリーや生け垣、あるいは他の花木との組み合わせなど、さまざまな形で庭に取り入れることができます。
ピンク色の花が幹から吹き出すような独特の開花様式は、春の庭に特別な魅力を添えます。ぜひハナズオウを庭に植えて、四季折々の表情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に:ハナズオウを植える際には、将来の樹形や大きさを想定して、十分なスペースを確保することが大切です。また、地域の気候条件によって生育状況が異なる場合がありますので、お住まいの地域の条件に合わせた育て方を心がけましょう。美しいハナズオウとともに、四季折々の庭の変化を楽しむガーデニングライフをお過ごしください。
#shorts
#ハナズオウ #花蘇芳 #chineseredbud
#garden #gardening #flower #花 #ガーデン #ガーデニング #02memo
再生リスト 咲いた花
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVyMq3iGHjM6MWTSM3nZ12Q
ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
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ハナズオウ(花蘇芳)の特徴と魅力、育て方の完全ガイド
春の訪れを彩る優美な花木、ハナズオウ(花蘇芳)は、その繊細なピンク色の花で多くの庭園や公園で人気を集めています。学名を「Cercis chinensis」といい、英名では「Chinese Redbud」と呼ばれるこの植物は、日本の庭園文化においても重要な位置を占めています。本記事では、ハナズオウの魅力、特徴、育て方について詳しく解説します。
ハナズオウとは?基本情報と歴史
ハナズオウはマメ科ハナズオウ属の落葉小高木で、中国原産の花木です。日本には奈良時代に渡来したとされ、その美しい花姿から「花蘇芳」という漢字が当てられました。蘇芳(すおう)とは紅色の染料を指し、花の色彩にちなんでいます。
基本データ
学名:Cercis chinensis
英名:Chinese Redbud
科名:マメ科
属名:ハナズオウ属
原産地:中国
樹高:3~5m
開花期:4月~5月
花色:淡紅色、ピンク、紫ピンク
ハナズオウの特徴と魅力
1. 独特の花つき
ハナズオウの最大の特徴は、その独特の花のつき方にあります。多くの樹木が新しい枝に花を咲かせるのに対し、ハナズオウは「幹咲き」または「枝咲き」と呼ばれる特性を持ち、古い幹や枝に直接花をつけます。まるで幹から花が吹き出すような姿は、春の風景に独特の魅力を添えます。
2. 優美な花形と色彩
ハナズオウの花は、蝶が羽を広げたような形をしており、直径約1cmの小さな花が集まって咲きます。花色は淡いピンクから濃いピンク、時に紫がかった色合いまでさまざまで、日本の春の優しい雰囲気と調和します。葉が展開する前に花が咲くため、その姿は一層印象的です。
3. 心形の葉
花が散った後に展開する葉は、ハート形(心形)をしており、これもハナズオウの魅力の一つです。明るい緑色の葉は秋には黄色く紅葉し、四季を通じて楽しめる植物となっています。
4. 樹形の美しさ
樹高3~5mほどの小高木で、自然に美しい樹形を形成します。横に広がるような樹形は、和風、洋風どちらの庭園にも調和します。シンボルツリーとしても、アクセントとしても活用できる使い勝手の良さが魅力です。
5. 日本の文化との関わり
ハナズオウは日本の伝統的な庭園や盆栽の題材として古くから親しまれてきました。また、春を告げる花として和歌や俳句にも詠まれています。その繊細な姿は日本の美意識と深く結びついています。
ハナズオウの種類と品種
ハナズオウ属(Cercis)には、世界に10種類ほどの種が存在します。日本で主に栽培されているのは以下の種類です:
1. 中国ハナズオウ(Cercis chinensis)
最も一般的な種で、日本で「ハナズオウ」と呼ばれるのは主にこの種類です。花は濃いピンク色で、樹高は3~5mになります。
2. アメリカハナズオウ(Cercis canadensis)
北米原産で、中国ハナズオウよりも樹高が高く、最大10mほどになることもあります。花色は淡いピンクで、寒さに強い特徴があります。
3. ヨーロッパハナズオウ(Cercis siliquastrum)
南欧から西アジア原産で、「ユダの木」とも呼ばれます。淡いピンク色の花を咲かせ、やや乾燥に強い性質を持っています。
主な園芸品種
'アルバ'(白花種):珍しい白い花を咲かせる品種
'フォレスト・パンジー':紫色の葉が特徴的な品種
'ラベンダーツイスト':枝が独特にねじれる樹形の品種
'カーリーヘッド':コンパクトな樹形で鉢植えにも適した品種
ハナズオウの育て方
1. 適した環境と植え付け
日当たりと場所
ハナズオウは日光を好みますが、真夏の直射日光は葉焼けの原因になることがあります。理想的には、明るい日陰や半日陰の場所が適しています。特に若木の場合は、強い西日を避けた場所に植えることをおすすめします。
土壌条件
排水性の良い肥沃な土壌を好みます。粘土質の土壌では根腐れを起こしやすいため、植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで、土壌改良を行うことが重要です。弱酸性から中性(pH6.0~7.0)の土壌が最適です。
植え付け時期
落葉期の11月から3月が植え付けに適した時期です。特に、11月~12月の秋植えがおすすめで、春に良好な生育を期待できます。
植え付け方法
植え穴は根鉢の1.5~2倍の大きさに掘ります。
底に腐葉土や堆肥を混ぜた土を入れます。
根鉢をほぐさないように注意して植え付けます。
隙間に土を入れ、軽く踏み固めます。
たっぷりと水やりをして、根と土を密着させます。
2. 水やりと肥料
水やり
植え付け後の1年間は定期的な水やりが必要です。その後は、自然の雨だけで十分なことが多いですが、夏場の長期間の乾燥時には水やりをすることをおすすめします。過湿は根腐れの原因となるため、水はけの良い環境を維持することが大切です。
肥料
ハナズオウは肥料をあまり必要としませんが、良好な生育と豊かな花付きを促すために、年に2回の施肥が効果的です。
春肥え(2月下旬~3月):花を咲かせるためのエネルギー源として
秋肥え(9月~10月):来年の生育に備えた栄養補給として
緩効性の有機肥料や化成肥料を根元から少し離れた場所に円を描くように施します。新しく植えた木には、植え付け後すぐの施肥は避け、根が活着したことを確認してから施肥を始めましょう。
3. 剪定と管理
剪定時期
ハナズオウの剪定は、花が終わった直後の5月から6月頃、または落葉期の11月から2月が適しています。春の剪定は新芽の生育を促し、冬の剪定は樹形を整えるのに効果的です。
剪定方法
花後の剪定:花が終わった枝を切り戻し、来年の花芽の形成を促します。
整枝剪定:込み合った枝、交差する枝、弱い枝を取り除き、樹形を整えます。
大きさ調整:樹高や広がりを制限したい場合は、全体の3分の1程度を目安に剪定します。
注意点
剪定は必要最小限にとどめることが重要です。過度な剪定は樹勢を弱めたり、翌年の開花に影響を与えたりすることがあります。特に古い幹や主枝は花をつける重要な部分なので、むやみに切らないよう注意しましょう。
4. 病害虫対策
ハナズオウは比較的病害虫に強い植物ですが、以下のような問題が発生することがあります。
主な病気
うどんこ病:葉に白い粉がふいたようになります。初期段階で殺菌剤を散布するか、発生した葉を取り除きます。
灰色かび病:湿度が高いときに発生しやすく、灰色のカビが生じます。通風を良くし、殺菌剤を散布します。
主な害虫
アブラムシ:新芽や若葉に発生します。初期段階で水で洗い流すか、殺虫剤を散布します。
カイガラムシ:枝に小さな固い殻のような虫が付着します。早期発見が重要で、エタノールで拭き取るか殺虫剤を使用します。
予防対策
定期的な観察で早期発見を心がけます。
風通しを良くし、過湿を避けます。
落葉や剪定枝はすぐに処分し、病原菌の繁殖を防ぎます。
樹勢を維持するために適切な肥培管理を行います。
ハナズオウの活用方法
1. 庭木としての活用
ハナズオウは中型の落葉樹として、庭の中心的な存在になります。単木で植えれば、春になると幹から花が吹き出す様子が美しく、シンボルツリーとして最適です。また、複数本をグループ植えすることで、より豪華な花の景観を楽しむことができます。
2. シンボルツリーとして
エントランスや庭の中心に植えることで、春の訪れを告げる素晴らしいシンボルツリーとなります。葉が出る前に花が咲くため、その姿は一層印象的です。
3. 生け垣や目隠しとして
複数のハナズオウを列植することで、季節感あふれる生け垣を作ることができます。樹高が3~5mほどになるため、適度な目隠し効果も期待できます。
4. 盆栽としての楽しみ方
ハナズオウは盆栽の素材としても人気があります。幹に直接花をつける特性と、心形の葉が盆栽の美的要素として高く評価されています。
5. 花木との組み合わせ
ハナズオウは他の春咲きの花木と組み合わせることで、より豊かな庭の景観を作り出せます。特に、ユキヤナギ、レンギョウ、モクレンなどとの相性が良いです。
四季を通じたハナズオウの魅力
ハナズオウは一年を通じて異なる表情を見せる魅力的な庭木です。
春(3月~5月)
最も美しい季節です。葉が出る前に枝や幹に直接、鮮やかなピンクの花を咲かせ、庭全体を彩ります。花期は約2週間程度で、開花後には心形の若葉が展開します。
夏(6月~8月)
深緑の心形の葉が茂り、涼しげな木陰を作ります。この時期は特に目立った変化はありませんが、青々とした葉が夏の庭に清涼感をもたらします。
秋(9月~11月)
葉は黄色に色づき、秋の庭に温かみを加えます。ハナズオウの紅葉は派手ではありませんが、上品な黄色が秋の庭園によく馴染みます。
冬(12月~2月)
落葉後は枝ぶりの美しさが際立ちます。幹の肌が滑らかで、独特の枝の配置が冬の庭に彫刻的な美しさを添えます。
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花言葉
ハナズオウの花言葉は「恋の訪れ」「愛情」「心の絆」などです。心形の葉とピンクの花が、愛情や絆を象徴していると考えられています。
名前の由来
「花蘇芳」という漢字は、花の色が紅色の染料である「蘇芳(すおう)」に似ていることから名付けられました。
欧米での「ユダの木」伝説
ヨーロッパハナズオウには「ユダの木」という別名があります。これは、イエス・キリストを裏切ったユダがこの木で首を吊ったという伝説に由来します。その後、白かった花が恥じらいでピンク色に変わったと言われています。
北米先住民の利用
北米原産のアメリカハナズオウは、先住民によって食用や薬用として利用されていました。若い花や豆果は食用にされ、樹皮は咳や下痢の治療に使われていたという記録があります。
まとめ:ハナズオウで彩る四季の庭
ハナズオウ(花蘇芳)は、春の訪れを告げる美しい花と、心形の葉、そして一年を通して楽しめる樹形の美しさで、日本の庭園に欠かせない存在です。日当たりと水はけの良い場所に植え、適切な水やりと肥料管理、そして控えめな剪定を行うことで、長く美しい姿を楽しむことができます。
初心者でも育てやすく、比較的病害虫にも強いことから、ガーデニング初心者の方にもおすすめの庭木です。シンボルツリーや生け垣、あるいは他の花木との組み合わせなど、さまざまな形で庭に取り入れることができます。
ピンク色の花が幹から吹き出すような独特の開花様式は、春の庭に特別な魅力を添えます。ぜひハナズオウを庭に植えて、四季折々の表情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に:ハナズオウを植える際には、将来の樹形や大きさを想定して、十分なスペースを確保することが大切です。また、地域の気候条件によって生育状況が異なる場合がありますので、お住まいの地域の条件に合わせた育て方を心がけましょう。美しいハナズオウとともに、四季折々の庭の変化を楽しむガーデニングライフをお過ごしください。
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シラン Bletilla⠀紫の花が咲きだした。2025年4月21日⠀シランは、Bletilla striataとして知られる丈夫な地生蘭です。
シラン Bletilla
シラン Bletilla⠀紫の花が咲きだした。2025年4月21日⠀シランは、Bletilla striataとして知られる丈夫な地生蘭です。
シランは、Bletilla striataとして知られる丈夫な地生蘭です。繊細な花と特徴的な葉が、庭に優雅なアクセントを加えてくれます。観賞用としてだけでなく、ガーデニング初心者にも育てやすい点が評価され、多くの方に愛されています。
【シランの特徴と魅力】
・花の美しさ
・春から初夏にかけて咲く花は、薄紫やピンクがかった色合いで、オーキッドのような独特のフォルムを持ちます。
・花茎にまとまって咲く姿は、庭に上品な存在感を与えます。
・葉の魅力
・幅広く、しなやかで折りたたまれた葉は、視覚的にも涼やかで和風の趣があります。
・季節ごとの葉の質感の変化も楽しめ、庭全体に落ち着いた雰囲気を醸し出します。
・耐寒性と育てやすさ
・日本の気候に適応し、耐寒性も高いため、寒い季節でも安心して育ちます。
・半日陰や明るい日陰でも元気に育つため、庭のシェードプランツとしても最適です。
【シランの基本的な育て方】
■ 場所選び
・直射日光より、明るい半日陰が理想的です。
・風通しの良い場所に置くと、病気の予防にもなります。
■ 土壌と植え付け
・透水性と保湿性に優れた、腐葉土を混ぜた弱酸性の土が適しています。
・植え付けは春先(3~4月)が好適で、根が十分に広がるように余裕のある穴を掘りましょう。
■ 水やりと肥料
・生育期は土の乾いた表面にたっぷり水を与え、過湿にならないよう注意します。
・春から初夏にかけては、緩効性肥料を施すと花付きがより良くなります。
【シランの利用と魅力のまとめ】
シランは、そのエレガントな花姿と美しい葉が、和風からモダンな庭まで幅広く活躍します。単独で植えても、他の花々と組み合わせても、どちらも高い観賞価値を持っています。
あなたの庭に優雅で落ち着いた彩りを加えてみませんか。自然との対話を楽しみながら、四季折々の美を感じるガーデンライフを実現してください。
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シラン Bletilla⠀紫の花が咲きだした。2025年4月21日⠀シランは、Bletilla striataとして知られる丈夫な地生蘭です。
シランは、Bletilla striataとして知られる丈夫な地生蘭です。繊細な花と特徴的な葉が、庭に優雅なアクセントを加えてくれます。観賞用としてだけでなく、ガーデニング初心者にも育てやすい点が評価され、多くの方に愛されています。
【シランの特徴と魅力】
・花の美しさ
・春から初夏にかけて咲く花は、薄紫やピンクがかった色合いで、オーキッドのような独特のフォルムを持ちます。
・花茎にまとまって咲く姿は、庭に上品な存在感を与えます。
・葉の魅力
・幅広く、しなやかで折りたたまれた葉は、視覚的にも涼やかで和風の趣があります。
・季節ごとの葉の質感の変化も楽しめ、庭全体に落ち着いた雰囲気を醸し出します。
・耐寒性と育てやすさ
・日本の気候に適応し、耐寒性も高いため、寒い季節でも安心して育ちます。
・半日陰や明るい日陰でも元気に育つため、庭のシェードプランツとしても最適です。
【シランの基本的な育て方】
■ 場所選び
・直射日光より、明るい半日陰が理想的です。
・風通しの良い場所に置くと、病気の予防にもなります。
■ 土壌と植え付け
・透水性と保湿性に優れた、腐葉土を混ぜた弱酸性の土が適しています。
・植え付けは春先(3~4月)が好適で、根が十分に広がるように余裕のある穴を掘りましょう。
■ 水やりと肥料
・生育期は土の乾いた表面にたっぷり水を与え、過湿にならないよう注意します。
・春から初夏にかけては、緩効性肥料を施すと花付きがより良くなります。
【シランの利用と魅力のまとめ】
シランは、そのエレガントな花姿と美しい葉が、和風からモダンな庭まで幅広く活躍します。単独で植えても、他の花々と組み合わせても、どちらも高い観賞価値を持っています。
あなたの庭に優雅で落ち着いた彩りを加えてみませんか。自然との対話を楽しみながら、四季折々の美を感じるガーデンライフを実現してください。
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早咲きのつるゴールドバニーで迎える春―黄色い花が照らすガーデンストーリー Gold Bunny Climbing⠀黄色の花がポツポツ咲きだした。2025年4月21日
つるゴールドバニー Gold Bunny Climbing⠀黄色の花がポツポツ咲きだした。2025年4月21日
【つるゴールドバニー育て方】黄色の花がポツポツ開花!初心者向け剪定・誘引ガイド
「つるゴールドバニー Gold Bunny Climbing 黄色の花がポツポツ咲きだした。2025年4月21日」
春の庭が日に日に色鮮やかになる4月下旬、ついに我が家の「つるゴールドバニー」も開花の時を迎えました! まだ株全体を覆うほどではありませんが、アーチやフェンスのあちこちで、太陽のように明るい黄色の花が「ポツポツ」と咲き始めたのです。この最初の一輪、二輪が開く瞬間は、まるで庭にぽっと灯りがともったようで、見ているだけで心が温かくなりますね。本格的な開花への期待が膨らむ、嬉しい季節の始まりです。
フランスの名門メイアン社が生んだ「つるゴールドバニー」は、人気のフロリバンダ品種「ゴールドバニー」の枝変わり。元の品種譲りの鮮やかな黄色、優れた耐病性、そして育てやすさを兼ね備え、さらに枝を長く伸ばして庭をダイナミックに彩るクライミングローズ(つるバラ)として、世界中で愛されています。
「鮮やかな黄色のつるバラ、素敵だな!」
「初心者でも育てやすいって本当?」
「つるバラの剪定や誘引、どうすればいいか知りたい」
この記事では、そんな開花が始まったばかりの「つるゴールドバニー」に改めて注目し、その基本情報から輝かしい魅力、初心者でも安心して育てられる詳しい方法、そしてつるバラならではの剪定・誘引のコツ、さらには庭での素敵な活用アイデアまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「つるゴールドバニー」を自信を持って育て、その明るい黄色の花を存分に楽しむことができるようになるはずです。さあ、太陽カラーのつるバラの世界へご案内しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。「つるゴールドバニー」も栽培しており、その経験に基づいた実践的な情報をお届けします。
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1. 太陽カラーのつるバラ:'つるゴールドバニー'とは?
まずは、「つるゴールドバニー」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールを見ていきましょう。
作出: 1991年 / フランス / メイアン (Meilland International)
系統: ClF (クライミング・フロリバンダ)
フロリバンダ(中輪房咲き四季咲き)系の人気品種 'Gold Bunny' の枝変わり(つる性になったもの)。
樹形: クライミング(つるバラ)
樹高: 2.5m ~ 3.5m程度(地植えの場合。環境や仕立て方により変動)
咲き方: 返り咲き(主に春に多くの花が咲き、その後、夏から秋にかけてもポツポツと繰り返し咲く)。早咲きの傾向がある。
花色: 黄色系統(鮮やかで濃い黄色。褪色しにくいとされる)
花形: 丸弁カップ咲き、または半剣弁高芯咲きとも表現される。開くにつれてやや平咲きになる。波打つ花弁が美しい。
花径: 中輪~大輪(約10cm)
花弁数: 約25枚
香り: 微香(ティー系の優しい香り)
葉: 明るい緑色の照り葉
枝: しなやかさは中程度、トゲは標準的。
耐病性: 非常に高い。特に黒点病(黒星病)に強いとされる。
育てやすさ: 耐病性が高く、樹勢もそこそこあるため、初心者にもおすすめできる育てやすい品種。
花持ち: 良い。
'Gold Bunny'からの華麗なる変身
元の品種であるフロリバンダの 'Gold Bunny' は、その名の通り、鮮やかな黄色と育てやすさで人気を博した品種です。「つるゴールドバニー」は、その優れた性質を受け継ぎながら、枝を長く伸ばすクライミングタイプへと変化した、まさに「良いとこ取り」の品種と言えるでしょう。壁面やアーチなど、よりダイナミックな演出が可能になりました。
2. 'つるゴールドバニー' が愛される理由:その魅力に迫る!
なぜ「つるゴールドバニー」は多くのガーデナーに選ばれ、愛され続けているのでしょうか?
魅力1:庭を照らす! 輝くような鮮やかな黄色
このバラの最大の魅力は、何と言ってもそのクリアで鮮やかな黄色の花色です。太陽の光を浴びると、まさに黄金色に輝くように見え、庭全体をパッと明るく元気な雰囲気にしてくれます。黄色いバラの中には、咲き進むと色が褪せて白っぽくなるものもありますが、「つるゴールドバニー」は比較的色が褪せにくいとされています。ポツポツと咲き始めた花も、その鮮やかさで確かな存在感を放っています。
魅力2:整った花形と、長く楽しめる豊かな開花
カップ咲きから始まり、波打つ花弁が開いていく様子はとても優雅です。花径も10cmほどと見応えがあり、一輪でも美しいですが、房咲きになることもあります。返り咲き性があり、春の豪華な開花の後も、夏から秋にかけて繰り返し花を見せてくれるのも嬉しいポイント。さらに、花持ちが良いため、切り花としても楽しめます。
魅力3:病気に強く育てやすい! 初心者も安心の強健さ
バラ栽培で悩みの種となりやすい黒点病(黒星病)に特に強いという、素晴らしい耐病性を持っています。うどんこ病にも比較的強く、病気の心配が少ないため、農薬の使用を減らしたい方や、バラ栽培初心者の方でも安心して育てることができます。樹勢も安定しており、育てやすい強健品種です。
魅力4:様々なシーンで活躍! 多様な仕立て方
しなやかさも持ち合わせた枝は、アーチ、フェンス、オベリスク、ポールなど、様々な構造物に誘引して楽しむことができます。壁面に這わせても素敵です。また、大きめの鉢を使えば、鉢植えで育てることも可能です。庭のスペースやデザインに合わせて、自由に仕立てられる適応力の高さも魅力です。
魅力5:春をいち早く告げる早咲き性
他のバラよりも少し早く咲き始める早咲きの傾向があります。春のバラシーズン到来を、他のバラに先駆けて知らせてくれるかもしれません。今日、ポツポツと咲き始めたのも、その早咲き性のおかげでしょう。
3. 'つるゴールドバニー'の育て方【完全ガイド】初心者も安心!
ここからは、「つるゴールドバニー」を元気に育て、毎年美しい黄色の花を楽しむための具体的な方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 植え付け:健やかな成長のための第一歩!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも5~6時間以上の日照が確保できる場所を選びましょう。日当たりが良いほど、花付きが良く、花色も鮮やかになります。
風通し: 風通しが良い場所は、病害虫の予防に繋がります。壁際などに植える場合も、壁との間に少し空間を空けるなど工夫しましょう。
誘引スペース: つるバラなので、枝を誘引するための**十分なスペース(壁面、フェンス、アーチなど)**がある場所を選びます。成長後の大きさを考慮しましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
市販の「バラ用培養土」を使うのが最も簡単です。
地植えの場合は、植え穴を大きく掘り、堆肥や腐葉土、元肥(緩効性肥料)を混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の**秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)**が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
苗の根鉢を軽くほぐします(特にポット苗の場合、根が回っていたら底を少し崩す)。裸苗の場合は、根を水に数時間浸けて吸水させます。
植え穴または鉢に苗を置き、接ぎ木部分(株元のこぶ状の部分)が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。深植えは避けます。
土を丁寧に戻し入れ、隙間ができないように軽く押さえます。
植え付け後は、水をたっぷりと与えます。
地植えの場合は、株が安定するまで仮の支柱を立てると良いでしょう。
3.2. 水やり:基本を守って、乾湿のメリハリを
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候、土の状態によって調整します。
生育期(春・秋): 乾きやすいので、土の表面が乾いたら与えます。特に開花期(今!)は、花をきれいに咲かせ続けるために水分が必要なので、水切れに注意が必要です。
夏場: 乾燥が激しい場合は毎日~朝夕2回必要なことも。日中の高温時は避けます。
冬場(休眠期): 水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度にします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与える習慣をつけましょう。
3.3. 肥料:美しい花を咲かせ続けるために!
バラは肥料を好む植物です。「つるゴールドバニー」の返り咲き性を引き出し、たくさんの花を咲かせるためには、適切な施肥が欠かせません。
寒肥(元肥): 冬の休眠期(12月~1月頃)に、有機質肥料(油かす、骨粉、発酵済み牛ふんなど)や緩効性化成肥料を、株元から少し離れた場所に施します。これが1年間の生育の基礎となります。
追肥:
芽出し肥: 春に新芽が動き出す頃(3月頃)に、緩効性化成肥料を与え、芽の成長を促します。
開花期の追肥: 蕾が膨らみ、花がポツポツと咲き始めたこの時期(4月~5月)、開花エネルギーを補給するために液体肥料を週に1回程度与えるのが効果的です。
お礼肥: 春の一番花が終わった後(5月~6月頃)に、開花で消耗した体力を回復させるために、緩効性化成肥料や液体肥料を与えます。
夏の追肥: 夏にも返り咲きますが、暑さで株が弱り気味な場合は、肥料は控えるか、薄めの液体肥料を少量与える程度にします。
秋の追肥: 秋の開花に向けて(8月下旬~9月頃)に、緩効性化成肥料や液体肥料を与えます。
ポイント: 必ず製品の規定量を守りましょう。バラ専用の肥料を使うと、バランス良く栄養を与えることができます。緩効性肥料を基本とし、生育期には液体肥料を補助的に使うのがおすすめです。
3.4. 病害虫対策:耐病性は高いが、油断なく観察を!
「つるゴールドバニー」は耐病性が高い品種ですが、病害虫が全く発生しないわけではありません。基本的な対策は行いましょう。
耐病性: 特に黒点病(黒星病)に強いのは大きなメリットです。
注意すべき病害虫:
うどんこ病: 風通しが悪く、乾燥気味の時に発生しやすいです。葉や新芽が白い粉を吹いたようになります。
アブラムシ: 春先の新芽や蕾に付きやすいです。咲き始めた花にも集まることがあります。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生しやすいです。葉色が悪くなります。
その他: バラゾウムシ、チュウレンジハバチなど、バラには様々な害虫が付きます。
対策と予防:
風通しと日当たりを確保する: 適切な剪定と誘引が基本です。
定期的な観察: 葉の裏も含めて、病害虫がいないかこまめにチェックします。特に開花期はアブラムシに注意。
早期発見・早期対処: 病気の葉は取り除き、害虫は手で捕殺するか、数が少ないうちに薬剤を使用します。
薬剤散布: 耐病性が高いとはいえ、環境によっては病害虫が発生します。必要に応じて、予防的または治療的に薬剤(殺菌剤・殺虫剤)を散布します。薬剤はローテーションして使うのが効果的です。
4. 【重要】つるバラとしての剪定と誘引:美しい姿と豊かな花のために!
「つるゴールドバニー」を美しく咲かせるためには、つるバラとしての適切な「剪定」と「誘引」が最も重要です。
4.1. 剪定と誘引の目的
美しい樹形を作り、構造物(アーチ、フェンス等)に沿わせる。
花付きを良くする(花が咲く枝を効率よく発生させる)。
古い枝を整理し、株を若返らせる。
風通しや日当たりを改善し、病害虫を予防する。
4.2. 冬の剪定・誘引(12月~2月):春の景色を作るメイン作業!
冬の休眠期に行う剪定と誘引が、春の豪華な開花を決定づけます。
剪定:
まず、枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝などを付け根から切り取ります。
次に、株元から数えて3~4年以上経った古い主枝(樹皮がゴツゴツしていることが多い)があれば、これも付け根から切り取り、新しい元気なシュートへの世代交代を促します。
残した若くて元気な主枝(主に前年伸びたシュート)は、先端を軽く切り詰める程度にします。
その主枝から出ている**細い枝(側枝)**に春の花が咲きます。この側枝を、**付け根から数えて2~3芽(長さ10~15cm程度)**残して切り詰めます。
誘引:
剪定が終わったら、残した主枝をアーチ、フェンス、オベリスクなどの構造物に固定していきます。
最大のポイントは、枝をできるだけ水平に近い角度(斜め45度以下)に寝かせて誘引すること! これにより、枝の各節から上向きに花を咲かせる側枝がたくさん伸びてきます。
枝同士が重ならないように、空間にバランス良く配置します。
麻ひもやビニールタイなどで、枝に食い込まないように、ゆとりを持たせて8の字に結びつけ、しっかりと固定します。
4.3. 花後の剪定(随時):返り咲きを促す!
「つるゴールドバニー」は返り咲き性があるので、花後の手入れで次の開花を促します。
花がら切り: 咲き終わった花は、花がらだけでなく、花の下の5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上で切り戻します。 これをこまめに行うことで、株の消耗を防ぎ、次の花芽が上がりやすくなります。今ポツポツ咲き始めた花も、終わったら忘れずに行いましょう。房咲きの場合は、房全体の花が終わったら、房の付け根で切り戻します。
4.4. シュートの管理(春~夏)
春から夏にかけて、株元や枝の途中から勢いよく伸びてくるシュートは、来年以降の主役となる大切な枝です。
保護: 非常に柔らかく折れやすいので、見つけたら早めに支柱を立てて保護しましょう。
仮誘引: 伸びてきたら、邪魔にならないように、また風で折れないように、支柱や既存の枝に軽く留めておきます(本格的な誘引は冬)。
4.5. 夏剪定(任意・8月下旬~9月上旬)
秋にも花を楽しみたい場合、夏剪定を行うことがあります。春に咲いた枝などを軽く切り戻し、株全体を整えます。ただし、つるバラの夏剪定は必須ではなく、軽く整える程度にとどめます。
5. 'つるゴールドバニー' を活かすガーデンアイデア:明るい黄色で庭を彩る!
鮮やかな黄色の「つるゴールドバニー」は、庭の様々なシーンで活躍します。
明るいフォーカルポイント: 黄色は庭を明るくし、元気をくれる色です。アーチやオベリスク、玄関先のフェンスなど、目立つ場所に誘引すれば、素晴らしいフォーカルポイントになります。
壁面やフェンスを華やかに: 広範囲を鮮やかな黄色で覆うことができます。特に、濃い緑の生垣や、ブルーグレー、ブラウン系の壁などを背景にすると、黄色が一層美しく映えます。
他の植物との組み合わせで色彩豊かに:
クレマチス: 特に青や紫系のクレマチスとの組み合わせは、黄色の補色となり、お互いを引き立て合う最高のパートナーです。'ジャックマニー' や 'エトワール・バイオレット' などと合わせると、非常に美しい景観になります。
他のバラ: アプリコット系やオレンジ系のバラと合わせて暖色系のグラデーションを楽しんだり、白バラと合わせて爽やかな印象にしたり。
下草: 株元には、ブルー系のネペタ(キャットミント)やサルビア、紫色のゲラニウムなどを合わせると、色の対比が楽しめます。
鉢植え(大型)で楽しむ: 大きめの鉢(10号以上推奨)とオベリスクなどの支柱を使えば、鉢植えで管理することも可能です。移動できるので、日当たり管理がしやすい利点もあります。
6. まとめ:太陽のような輝きを放つ、育てやすい黄色いバラ
今回は、フランス・メイアン社の銘花「つるゴールドバニー」について、その魅力、育て方の詳細、そしてつるバラとしての管理ポイントを詳しくご紹介しました。
つるゴールドバニーは、鮮やかで褪色しにくい黄色の花が魅力のクライミングローズ。
フロリバンダの枝変わりで、返り咲き性があり、春以降も繰り返し花を楽しめる。
最大の特長は、黒点病に強いなど、抜群の耐病性と育てやすさ。初心者にもおすすめ。
育て方のポイントは、日当たりの確保、適切な水やりと肥料、そしてつるバラとしての冬の剪定・誘引。
アーチ、フェンス、オベリスクなど、様々な仕立て方が可能で、庭を明るく彩る。
今日、庭でポツポツと咲き始めた「つるゴールドバニー」。この最初の一歩から、やがて株全体が鮮やかな黄色い花で覆われる日が来るのが待ち遠しいですね。
その育てやすさと美しさを兼ね備えた「つるゴールドバニー」は、きっとあなたの庭に、輝くような喜びと彩りをもたらしてくれるはずです。ぜひ、この素晴らしいバラとの暮らしを楽しんでください。
[02memo]では、「つるゴールドバニー」の成長記録や開花の様子、他のバラの情報も発信しています。ぜひ、ブログやSNS、YouTubeもチェックしてみてくださいね!
つるゴールドバニー Gold Bunny Climbing メイアン Meilland フランス ツル クライミング・ローズ ClF クライミング フロリパンダ 繰り返し咲き 黄色系統 黄色 半剣弁高芯咲き 中輪 微香
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【つるゴールドバニー育て方】黄色の花がポツポツ開花!初心者向け剪定・誘引ガイド
「つるゴールドバニー Gold Bunny Climbing 黄色の花がポツポツ咲きだした。2025年4月21日」
春の庭が日に日に色鮮やかになる4月下旬、ついに我が家の「つるゴールドバニー」も開花の時を迎えました! まだ株全体を覆うほどではありませんが、アーチやフェンスのあちこちで、太陽のように明るい黄色の花が「ポツポツ」と咲き始めたのです。この最初の一輪、二輪が開く瞬間は、まるで庭にぽっと灯りがともったようで、見ているだけで心が温かくなりますね。本格的な開花への期待が膨らむ、嬉しい季節の始まりです。
フランスの名門メイアン社が生んだ「つるゴールドバニー」は、人気のフロリバンダ品種「ゴールドバニー」の枝変わり。元の品種譲りの鮮やかな黄色、優れた耐病性、そして育てやすさを兼ね備え、さらに枝を長く伸ばして庭をダイナミックに彩るクライミングローズ(つるバラ)として、世界中で愛されています。
「鮮やかな黄色のつるバラ、素敵だな!」
「初心者でも育てやすいって本当?」
「つるバラの剪定や誘引、どうすればいいか知りたい」
この記事では、そんな開花が始まったばかりの「つるゴールドバニー」に改めて注目し、その基本情報から輝かしい魅力、初心者でも安心して育てられる詳しい方法、そしてつるバラならではの剪定・誘引のコツ、さらには庭での素敵な活用アイデアまで、徹底的に解説していきます。
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1. 太陽カラーのつるバラ:'つるゴールドバニー'とは?
まずは、「つるゴールドバニー」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールを見ていきましょう。
作出: 1991年 / フランス / メイアン (Meilland International)
系統: ClF (クライミング・フロリバンダ)
フロリバンダ(中輪房咲き四季咲き)系の人気品種 'Gold Bunny' の枝変わり(つる性になったもの)。
樹形: クライミング(つるバラ)
樹高: 2.5m ~ 3.5m程度(地植えの場合。環境や仕立て方により変動)
咲き方: 返り咲き(主に春に多くの花が咲き、その後、夏から秋にかけてもポツポツと繰り返し咲く)。早咲きの傾向がある。
花色: 黄色系統(鮮やかで濃い黄色。褪色しにくいとされる)
花形: 丸弁カップ咲き、または半剣弁高芯咲きとも表現される。開くにつれてやや平咲きになる。波打つ花弁が美しい。
花径: 中輪~大輪(約10cm)
花弁数: 約25枚
香り: 微香(ティー系の優しい香り)
葉: 明るい緑色の照り葉
枝: しなやかさは中程度、トゲは標準的。
耐病性: 非常に高い。特に黒点病(黒星病)に強いとされる。
育てやすさ: 耐病性が高く、樹勢もそこそこあるため、初心者にもおすすめできる育てやすい品種。
花持ち: 良い。
'Gold Bunny'からの華麗なる変身
元の品種であるフロリバンダの 'Gold Bunny' は、その名の通り、鮮やかな黄色と育てやすさで人気を博した品種です。「つるゴールドバニー」は、その優れた性質を受け継ぎながら、枝を長く伸ばすクライミングタイプへと変化した、まさに「良いとこ取り」の品種と言えるでしょう。壁面やアーチなど、よりダイナミックな演出が可能になりました。
2. 'つるゴールドバニー' が愛される理由:その魅力に迫る!
なぜ「つるゴールドバニー」は多くのガーデナーに選ばれ、愛され続けているのでしょうか?
魅力1:庭を照らす! 輝くような鮮やかな黄色
このバラの最大の魅力は、何と言ってもそのクリアで鮮やかな黄色の花色です。太陽の光を浴びると、まさに黄金色に輝くように見え、庭全体をパッと明るく元気な雰囲気にしてくれます。黄色いバラの中には、咲き進むと色が褪せて白っぽくなるものもありますが、「つるゴールドバニー」は比較的色が褪せにくいとされています。ポツポツと咲き始めた花も、その鮮やかさで確かな存在感を放っています。
魅力2:整った花形と、長く楽しめる豊かな開花
カップ咲きから始まり、波打つ花弁が開いていく様子はとても優雅です。花径も10cmほどと見応えがあり、一輪でも美しいですが、房咲きになることもあります。返り咲き性があり、春の豪華な開花の後も、夏から秋にかけて繰り返し花を見せてくれるのも嬉しいポイント。さらに、花持ちが良いため、切り花としても楽しめます。
魅力3:病気に強く育てやすい! 初心者も安心の強健さ
バラ栽培で悩みの種となりやすい黒点病(黒星病)に特に強いという、素晴らしい耐病性を持っています。うどんこ病にも比較的強く、病気の心配が少ないため、農薬の使用を減らしたい方や、バラ栽培初心者の方でも安心して育てることができます。樹勢も安定しており、育てやすい強健品種です。
魅力4:様々なシーンで活躍! 多様な仕立て方
しなやかさも持ち合わせた枝は、アーチ、フェンス、オベリスク、ポールなど、様々な構造物に誘引して楽しむことができます。壁面に這わせても素敵です。また、大きめの鉢を使えば、鉢植えで育てることも可能です。庭のスペースやデザインに合わせて、自由に仕立てられる適応力の高さも魅力です。
魅力5:春をいち早く告げる早咲き性
他のバラよりも少し早く咲き始める早咲きの傾向があります。春のバラシーズン到来を、他のバラに先駆けて知らせてくれるかもしれません。今日、ポツポツと咲き始めたのも、その早咲き性のおかげでしょう。
3. 'つるゴールドバニー'の育て方【完全ガイド】初心者も安心!
ここからは、「つるゴールドバニー」を元気に育て、毎年美しい黄色の花を楽しむための具体的な方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 植え付け:健やかな成長のための第一歩!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも5~6時間以上の日照が確保できる場所を選びましょう。日当たりが良いほど、花付きが良く、花色も鮮やかになります。
風通し: 風通しが良い場所は、病害虫の予防に繋がります。壁際などに植える場合も、壁との間に少し空間を空けるなど工夫しましょう。
誘引スペース: つるバラなので、枝を誘引するための**十分なスペース(壁面、フェンス、アーチなど)**がある場所を選びます。成長後の大きさを考慮しましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
市販の「バラ用培養土」を使うのが最も簡単です。
地植えの場合は、植え穴を大きく掘り、堆肥や腐葉土、元肥(緩効性肥料)を混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の**秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)**が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
苗の根鉢を軽くほぐします(特にポット苗の場合、根が回っていたら底を少し崩す)。裸苗の場合は、根を水に数時間浸けて吸水させます。
植え穴または鉢に苗を置き、接ぎ木部分(株元のこぶ状の部分)が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。深植えは避けます。
土を丁寧に戻し入れ、隙間ができないように軽く押さえます。
植え付け後は、水をたっぷりと与えます。
地植えの場合は、株が安定するまで仮の支柱を立てると良いでしょう。
3.2. 水やり:基本を守って、乾湿のメリハリを
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候、土の状態によって調整します。
生育期(春・秋): 乾きやすいので、土の表面が乾いたら与えます。特に開花期(今!)は、花をきれいに咲かせ続けるために水分が必要なので、水切れに注意が必要です。
夏場: 乾燥が激しい場合は毎日~朝夕2回必要なことも。日中の高温時は避けます。
冬場(休眠期): 水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度にします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与える習慣をつけましょう。
3.3. 肥料:美しい花を咲かせ続けるために!
バラは肥料を好む植物です。「つるゴールドバニー」の返り咲き性を引き出し、たくさんの花を咲かせるためには、適切な施肥が欠かせません。
寒肥(元肥): 冬の休眠期(12月~1月頃)に、有機質肥料(油かす、骨粉、発酵済み牛ふんなど)や緩効性化成肥料を、株元から少し離れた場所に施します。これが1年間の生育の基礎となります。
追肥:
芽出し肥: 春に新芽が動き出す頃(3月頃)に、緩効性化成肥料を与え、芽の成長を促します。
開花期の追肥: 蕾が膨らみ、花がポツポツと咲き始めたこの時期(4月~5月)、開花エネルギーを補給するために液体肥料を週に1回程度与えるのが効果的です。
お礼肥: 春の一番花が終わった後(5月~6月頃)に、開花で消耗した体力を回復させるために、緩効性化成肥料や液体肥料を与えます。
夏の追肥: 夏にも返り咲きますが、暑さで株が弱り気味な場合は、肥料は控えるか、薄めの液体肥料を少量与える程度にします。
秋の追肥: 秋の開花に向けて(8月下旬~9月頃)に、緩効性化成肥料や液体肥料を与えます。
ポイント: 必ず製品の規定量を守りましょう。バラ専用の肥料を使うと、バランス良く栄養を与えることができます。緩効性肥料を基本とし、生育期には液体肥料を補助的に使うのがおすすめです。
3.4. 病害虫対策:耐病性は高いが、油断なく観察を!
「つるゴールドバニー」は耐病性が高い品種ですが、病害虫が全く発生しないわけではありません。基本的な対策は行いましょう。
耐病性: 特に黒点病(黒星病)に強いのは大きなメリットです。
注意すべき病害虫:
うどんこ病: 風通しが悪く、乾燥気味の時に発生しやすいです。葉や新芽が白い粉を吹いたようになります。
アブラムシ: 春先の新芽や蕾に付きやすいです。咲き始めた花にも集まることがあります。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生しやすいです。葉色が悪くなります。
その他: バラゾウムシ、チュウレンジハバチなど、バラには様々な害虫が付きます。
対策と予防:
風通しと日当たりを確保する: 適切な剪定と誘引が基本です。
定期的な観察: 葉の裏も含めて、病害虫がいないかこまめにチェックします。特に開花期はアブラムシに注意。
早期発見・早期対処: 病気の葉は取り除き、害虫は手で捕殺するか、数が少ないうちに薬剤を使用します。
薬剤散布: 耐病性が高いとはいえ、環境によっては病害虫が発生します。必要に応じて、予防的または治療的に薬剤(殺菌剤・殺虫剤)を散布します。薬剤はローテーションして使うのが効果的です。
4. 【重要】つるバラとしての剪定と誘引:美しい姿と豊かな花のために!
「つるゴールドバニー」を美しく咲かせるためには、つるバラとしての適切な「剪定」と「誘引」が最も重要です。
4.1. 剪定と誘引の目的
美しい樹形を作り、構造物(アーチ、フェンス等)に沿わせる。
花付きを良くする(花が咲く枝を効率よく発生させる)。
古い枝を整理し、株を若返らせる。
風通しや日当たりを改善し、病害虫を予防する。
4.2. 冬の剪定・誘引(12月~2月):春の景色を作るメイン作業!
冬の休眠期に行う剪定と誘引が、春の豪華な開花を決定づけます。
剪定:
まず、枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝などを付け根から切り取ります。
次に、株元から数えて3~4年以上経った古い主枝(樹皮がゴツゴツしていることが多い)があれば、これも付け根から切り取り、新しい元気なシュートへの世代交代を促します。
残した若くて元気な主枝(主に前年伸びたシュート)は、先端を軽く切り詰める程度にします。
その主枝から出ている**細い枝(側枝)**に春の花が咲きます。この側枝を、**付け根から数えて2~3芽(長さ10~15cm程度)**残して切り詰めます。
誘引:
剪定が終わったら、残した主枝をアーチ、フェンス、オベリスクなどの構造物に固定していきます。
最大のポイントは、枝をできるだけ水平に近い角度(斜め45度以下)に寝かせて誘引すること! これにより、枝の各節から上向きに花を咲かせる側枝がたくさん伸びてきます。
枝同士が重ならないように、空間にバランス良く配置します。
麻ひもやビニールタイなどで、枝に食い込まないように、ゆとりを持たせて8の字に結びつけ、しっかりと固定します。
4.3. 花後の剪定(随時):返り咲きを促す!
「つるゴールドバニー」は返り咲き性があるので、花後の手入れで次の開花を促します。
花がら切り: 咲き終わった花は、花がらだけでなく、花の下の5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上で切り戻します。 これをこまめに行うことで、株の消耗を防ぎ、次の花芽が上がりやすくなります。今ポツポツ咲き始めた花も、終わったら忘れずに行いましょう。房咲きの場合は、房全体の花が終わったら、房の付け根で切り戻します。
4.4. シュートの管理(春~夏)
春から夏にかけて、株元や枝の途中から勢いよく伸びてくるシュートは、来年以降の主役となる大切な枝です。
保護: 非常に柔らかく折れやすいので、見つけたら早めに支柱を立てて保護しましょう。
仮誘引: 伸びてきたら、邪魔にならないように、また風で折れないように、支柱や既存の枝に軽く留めておきます(本格的な誘引は冬)。
4.5. 夏剪定(任意・8月下旬~9月上旬)
秋にも花を楽しみたい場合、夏剪定を行うことがあります。春に咲いた枝などを軽く切り戻し、株全体を整えます。ただし、つるバラの夏剪定は必須ではなく、軽く整える程度にとどめます。
5. 'つるゴールドバニー' を活かすガーデンアイデア:明るい黄色で庭を彩る!
鮮やかな黄色の「つるゴールドバニー」は、庭の様々なシーンで活躍します。
明るいフォーカルポイント: 黄色は庭を明るくし、元気をくれる色です。アーチやオベリスク、玄関先のフェンスなど、目立つ場所に誘引すれば、素晴らしいフォーカルポイントになります。
壁面やフェンスを華やかに: 広範囲を鮮やかな黄色で覆うことができます。特に、濃い緑の生垣や、ブルーグレー、ブラウン系の壁などを背景にすると、黄色が一層美しく映えます。
他の植物との組み合わせで色彩豊かに:
クレマチス: 特に青や紫系のクレマチスとの組み合わせは、黄色の補色となり、お互いを引き立て合う最高のパートナーです。'ジャックマニー' や 'エトワール・バイオレット' などと合わせると、非常に美しい景観になります。
他のバラ: アプリコット系やオレンジ系のバラと合わせて暖色系のグラデーションを楽しんだり、白バラと合わせて爽やかな印象にしたり。
下草: 株元には、ブルー系のネペタ(キャットミント)やサルビア、紫色のゲラニウムなどを合わせると、色の対比が楽しめます。
鉢植え(大型)で楽しむ: 大きめの鉢(10号以上推奨)とオベリスクなどの支柱を使えば、鉢植えで管理することも可能です。移動できるので、日当たり管理がしやすい利点もあります。
6. まとめ:太陽のような輝きを放つ、育てやすい黄色いバラ
今回は、フランス・メイアン社の銘花「つるゴールドバニー」について、その魅力、育て方の詳細、そしてつるバラとしての管理ポイントを詳しくご紹介しました。
つるゴールドバニーは、鮮やかで褪色しにくい黄色の花が魅力のクライミングローズ。
フロリバンダの枝変わりで、返り咲き性があり、春以降も繰り返し花を楽しめる。
最大の特長は、黒点病に強いなど、抜群の耐病性と育てやすさ。初心者にもおすすめ。
育て方のポイントは、日当たりの確保、適切な水やりと肥料、そしてつるバラとしての冬の剪定・誘引。
アーチ、フェンス、オベリスクなど、様々な仕立て方が可能で、庭を明るく彩る。
今日、庭でポツポツと咲き始めた「つるゴールドバニー」。この最初の一歩から、やがて株全体が鮮やかな黄色い花で覆われる日が来るのが待ち遠しいですね。
その育てやすさと美しさを兼ね備えた「つるゴールドバニー」は、きっとあなたの庭に、輝くような喜びと彩りをもたらしてくれるはずです。ぜひ、この素晴らしいバラとの暮らしを楽しんでください。
[02memo]では、「つるゴールドバニー」の成長記録や開花の様子、他のバラの情報も発信しています。ぜひ、ブログやSNS、YouTubeもチェックしてみてくださいね!
つるゴールドバニー Gold Bunny Climbing メイアン Meilland フランス ツル クライミング・ローズ ClF クライミング フロリパンダ 繰り返し咲き 黄色系統 黄色 半剣弁高芯咲き 中輪 微香
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自然と対話する朝―2025年4月21日、庭の新緑と花々が語る春の育て方と魅力。早朝の庭の様子
早朝の庭の様子2025年4月21日
春の息吹を感じる庭の風景 - 2025年4月の美しい花々と育て方
春の訪れとともに庭は色鮮やかな景色へと変わり始めます。2025年4月21日の早朝、庭に出ると新緑のモミジ、ベニシダレの赤い新葉、ツツジのピンクの花、クレマチスの蕾と開花したピンクの花、そして早咲きのバラ「つるローズうらら」と「つるゴールドバニー」が目を楽しませてくれます。今回は、これらの植物の特徴と魅力、育て方について詳しくご紹介します。
モミジの新緑 - 春の爽やかな彩り
モミジといえば紅葉の季節が有名ですが、春の新緑も実は見逃せない美しさです。淡い黄緑色から若草色の葉が朝日に照らされる様子は、まさに春の息吹そのもの。
モミジの特徴と魅力
モミジ(カエデ)は日本を代表する落葉樹のひとつで、春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉と一年を通じて楽しめる樹木です。品種によって葉の形や色が異なり、イロハモミジ、オオモミジなど様々な種類があります。
特に春の新緑は、葉の切れ込みが美しく、光に透ける様子が繊細で風情があります。若葉の時期は淡い色合いで、夏に向けて次第に濃い緑へと変化していく様子も観察する楽しみがあります。
モミジの育て方
適した環境:
日当たり:明るい日陰から半日陰を好みます
土壌:水はけの良い弱酸性の土を好みます
耐寒性:比較的高いが、強風から保護することが望ましい
植え付け:
春(3〜4月)か秋(10〜11月)が適期です。根鉢の1.5倍ほどの大きさの穴を掘り、腐葉土と赤玉土を混ぜた土に植え付けます。
水やり:
若木のうちは乾燥に注意し、特に夏場は水切れしないよう気をつけましょう。成木になれば、雨が続かない限り週に1〜2回程度の水やりで十分です。
剪定:
基本的には自然樹形を活かすのが美しいですが、込み合った枝や内向きに伸びる枝は冬の落葉期に剪定して風通しを良くします。
肥料:
早春と秋に緩効性の肥料を施すと良いでしょう。肥料過多になると新葉の色が悪くなるので注意が必要です。
ベニシダレの赤い新葉 - 春の装いを華やかに
ベニシダレ(紅枝垂れ桜)は桜の花が散った後も、赤みを帯びた新葉が庭に彩りを添えてくれます。
ベニシダレの特徴と魅力
ベニシダレは、枝垂れ桜の一種で、春に淡いピンク色の花を咲かせた後、赤銅色の新葉が展開します。この赤い新葉は徐々に緑色に変化していきますが、新緑の季節に独特の彩りを添えてくれます。
枝垂れる優美な樹形と、春から初夏にかけての葉色の変化が魅力です。庭のシンボルツリーとしても人気があります。
ベニシダレの育て方
適した環境:
日当たり:日向を好みますが、真夏の直射日光は避けたほうが良いです
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高いですが、強風に弱いので風当たりの強い場所は避けましょう
植え付け:
休眠期(11月〜3月)に植え付けるのが理想的です。根鉢の2倍ほどの穴を掘り、腐葉土と堆肥を混ぜた土を使います。
水やり:
植え付け後2〜3年は定期的な水やりが必要です。特に乾燥する時期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
剪定:
基本的には自然樹形を活かします。枯れ枝や込み合った枝は、花後〜初夏にかけて剪定するのがよいでしょう。強剪定は樹勢を弱めるので避けます。
肥料:
春と秋に緩効性の有機肥料を施します。肥料過多は枝葉ばかりが茂り、花つきが悪くなる原因になるので控えめにしましょう。
ツツジのピンクの花 - 春の定番、色鮮やかな庭の彩り
ツツジは春の庭を代表する花木のひとつ。特にピンク色の花は、春の陽気と相まって庭に生き生きとした表情をもたらします。
ツツジの特徴と魅力
日本では古くから親しまれてきたツツジは、4月から5月にかけて花を咲かせます。品種によって花の大きさや色、開花時期が異なり、白、ピンク、赤、紫など様々な色があります。
花の形も一重咲き、八重咲きなど多様で、中でもピンク色の花は、新緑と調和して春の庭に特別な魅力を添えます。また、多くの品種は常緑樹なので、一年を通じて庭の緑を保つ役割も果たします。
ツツジの育て方
適した環境:
日当たり:明るい日陰から日向まで適応範囲が広いです
土壌:弱酸性の水はけの良い土を好みます
耐寒性:品種によって差がありますが、多くは耐寒性があります
植え付け:
春(3〜4月)か秋(9〜10月)が適期です。根鉢の1.5〜2倍の大きさの穴を掘り、酸性の培養土やピートモスを混ぜた土に植え付けます。
水やり:
乾燥に弱いので、特に夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、根元に水が溜まる状態は避けましょう。
剪定:
花後すぐに軽く剪定すると、翌年の花つきが良くなります。樹形を整えたい場合は、花後〜7月上旬までに行いましょう。秋以降の剪定は翌年の花芽を摘んでしまうことになるので避けます。
肥料:
花後と秋に酸性肥料を施します。アルカリ性の肥料は葉が黄化する原因になるので注意しましょう。
クレマチスの蕾とアブキクレマチスのピンクの花 - つる性植物の優雅な存在感
クレマチスは「つる植物の女王」とも呼ばれる美しい花を咲かせるつる性植物です。蕾から開花までの変化を楽しめるのも魅力のひとつです。
クレマチスの特徴と魅力
クレマチスは、世界中に約300種ほどある大きな植物グループで、品種によって花の形、大きさ、色、開花時期が異なります。蕾の状態から徐々に開花していく様子は日々の変化を感じさせてくれます。
アブキクレマチス(アーマンディー系)は、常緑性のクレマチスで、ピンクの花が特徴的です。早春から咲き始め、香りも良いことで知られています。花びらのように見える部分は実はがく片で、中心には小さな花びらと雄しべ、雌しべがあります。
クレマチスの育て方
適した環境:
日当たり:花は日向、根元は半日陰が理想的(根元が涼しいのを好みます)
土壌:水はけと保水性のバランスの良い、やや弱アルカリ性の土を好みます
耐寒性:品種によって差がありますが、一般的に耐寒性はあります
植え付け:
春(3〜5月)か秋(9〜10月)が適期です。鉢植えの場合は一回り大きな鉢に植え替えます。根元には日よけを施すと良いでしょう。
水やり:
乾燥に弱いので、特に生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。蒸れに弱い品種もあるので、風通しを確保することも大切です。
誘引と剪定:
つる性のため、支柱やトレリスなどに誘引する必要があります。剪定は品種のグループによって方法が異なります。
早春咲き(アーマンディー系など):花後すぐに軽く剪定
春〜初夏咲き(モンタナ系など):花後に切り戻し
夏〜秋咲き(テキセンシス系など):早春に前年の枝を地上30cmほどで切り戻し
肥料:
春と秋に緩効性の有機肥料を施します。特に開花前の春の肥料は花つきを良くします。
早咲きのバラ - つるローズうららとつるゴールドバニー
春の庭を彩る早咲きのバラは、バラシーズンの始まりを告げる存在です。特につるタイプは垂直空間を活用できる点でも魅力的です。
つるローズうららの特徴と魅力
「つるローズうらら」は日本で育種された四季咲きのつるバラで、淡いピンク色の花を咲かせます。花径は7〜8cm程度で、可憐ながらも存在感があります。
香りは中程度で、病気に強く初心者にも育てやすいのが特徴です。また、四季咲き性のため春の開花が最も豪華ですが、秋までポツポツと咲き続けます。
つるゴールドバニーの特徴と魅力
「つるゴールドバニー」は、明るい黄色の花を咲かせるつるバラです。「ゴールドバニー」のつる性変異種で、花つきが良く、次々と花を咲かせる様子はまさに黄金の滝のようです。
耐病性に優れ、初心者でも育てやすい品種として人気があります。春の開花期に加え、秋にも美しい花を楽しませてくれます。
つるバラの育て方
適した環境:
日当たり:日向を好みます。最低でも半日は日が当たる場所が理想的です
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高いですが、寒冷地では冬の保護が必要な場合があります
植え付け:
11月〜3月の休眠期が植え付けに適しています。根鉢の2倍ほどの穴を掘り、バラ用の培養土や堆肥をすき込んだ土に植え付けます。
水やり:
植え付け後や高温乾燥時には十分な水やりが必要です。ただし、過湿は根腐れの原因になるので、水はけを確保しましょう。
誘引と剪定:
つるバラはアーチやフェンス、トレリスなどに誘引して育てます。誘引は新しい枝が柔らかいうちに行うのがコツです。
剪定は基本的に花後に行います。つるバラは長いつるを残すことで翌年の花つきが良くなるので、強剪定は避け、古いつるや込み合った枝を選んで剪定します。
肥料:
春(3月)と秋(10月)に緩効性の有機肥料を施します。開花期前の追肥も花つきを良くします。
病害虫対策:
黒星病やうどんこ病、アブラムシなどに注意が必要です。風通しを良くし、早期発見・早期対処を心がけましょう。薬剤散布は予防的に行うと効果的です。
ジギタリスの花 - 森の妖精のような魅力的な姿
ジギタリス(フォックスグローブ)は、釣り鐘状の花が特徴的な多年草です。垂直に伸びる花茎に次々と花を咲かせる様子は、庭に独特の雰囲気をもたらします。
ジギタリスの特徴と魅力
ジギタリスは欧州原産の植物で、高さ1m以上にもなる花茎に、筒状の花を下向きにつけます。花色は白、ピンク、紫、黄色などさまざまで、花の内側には斑点模様があるのも魅力です。
二年草として育てられることが多く、1年目は葉だけで冬を越し、2年目に花を咲かせて種をつけた後に枯れますが、こぼれ種でよく殖えるので、一度植えると毎年楽しめることが多いです。
ジギタリスの育て方
適した環境:
日当たり:明るい日陰から半日陰を好みます
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高く、日本の大部分の地域で冬越しできます
植え付け:
種まきは春(3〜4月)か秋(9〜10月)に行います。苗からの植え付けなら、春か秋が適期です。株間は30〜40cm程度空けましょう。
水やり:
乾燥に弱いので、特に夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、根元に水が溜まる状態は避けましょう。
手入れ:
花後に花茎を切り戻すと、脇芽から新しい花茎が伸びることがあります。こぼれ種を期待する場合は、一部の花茎を残して種をつけさせると良いでしょう。
肥料:
春先に緩効性の有機肥料を施すと良いですが、肥料過多にならないよう注意しましょう。
注意点:
ジギタリスは有毒植物なので、小さなお子さんやペットのいる家庭では植える場所に注意が必要です。
梅の実 - 春の実りが夏の楽しみに
花が終わった梅の木には、小さな実がつき始めます。この時期の梅の実は、夏の梅仕事を想像させてくれる楽しみのひとつです。
梅の実の特徴と魅力
梅の実は花後に徐々に大きくなり、5〜6月頃に収穫期を迎えます。品種によって実の大きさや色、収穫時期が異なります。青梅から完熟梅まで、利用目的によって収穫時期を選ぶことができます。
梅の実がなる様子を観察することは、自然の営みを感じる貴重な経験です。また、自家製の梅干しや梅酒を作る楽しみも味わえます。
梅の育て方
適した環境:
日当たり:日向を好みます
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高いですが、晩霜に当たると花や実が傷むことがあります
植え付け:
休眠期(11月〜2月)が植え付けに適しています。根鉢の2倍ほどの穴を掘り、堆肥をすき込んだ土に植え付けます。
水やり:
植え付け後や乾燥期には十分な水やりが必要です。特に実がつく時期の水切れは実の落下原因になるので注意しましょう。
剪定:
花後〜収穫後の6〜7月頃に行います。風通しと日当たりを良くするために、込み合った枝や内向きに伸びる枝を剪定します。
肥料:
2〜3月と6〜7月に緩効性の有機肥料を施します。特に実をつける時期の栄養は重要です。
病害虫対策:
アブラムシやカイガラムシなどに注意が必要です。早期発見・早期対処を心がけましょう。
まとめ - 四季折々の庭の魅力
2025年4月21日の早朝の庭は、モミジの新緑、ベニシダレの赤い新葉、ツツジのピンクの花、クレマチスの蕾とアブキクレマチスのピンクの花、早咲きのバラ「つるローズうらら」と「つるゴールドバニー」、ジギタリスの花、そして梅の実と、様々な植物が美しい景観を作り出しています。
これらの植物は、それぞれ異なる特徴と育て方がありますが、適切なケアを行うことで、四季折々の美しさを楽しませてくれます。特に春は、植物が最も活発に成長する時期であり、一年の中でも最も庭が華やかになる季節です。
日々変化する庭の様子を観察し、植物たちとコミュニケーションを取りながら育てることで、ガーデニングの楽しさをより深く味わうことができるでしょう。次の季節には、また違った表情を見せてくれる庭の魅力を、ぜひ存分に楽しんでください。
庭づくりは自然との対話です。植物の声に耳を傾け、その成長を見守ることで、私たち自身も豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。四季折々の庭の変化を楽しみながら、心豊かな暮らしを実現してください。
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春の息吹を感じる庭の風景 - 2025年4月の美しい花々と育て方
春の訪れとともに庭は色鮮やかな景色へと変わり始めます。2025年4月21日の早朝、庭に出ると新緑のモミジ、ベニシダレの赤い新葉、ツツジのピンクの花、クレマチスの蕾と開花したピンクの花、そして早咲きのバラ「つるローズうらら」と「つるゴールドバニー」が目を楽しませてくれます。今回は、これらの植物の特徴と魅力、育て方について詳しくご紹介します。
モミジの新緑 - 春の爽やかな彩り
モミジといえば紅葉の季節が有名ですが、春の新緑も実は見逃せない美しさです。淡い黄緑色から若草色の葉が朝日に照らされる様子は、まさに春の息吹そのもの。
モミジの特徴と魅力
モミジ(カエデ)は日本を代表する落葉樹のひとつで、春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉と一年を通じて楽しめる樹木です。品種によって葉の形や色が異なり、イロハモミジ、オオモミジなど様々な種類があります。
特に春の新緑は、葉の切れ込みが美しく、光に透ける様子が繊細で風情があります。若葉の時期は淡い色合いで、夏に向けて次第に濃い緑へと変化していく様子も観察する楽しみがあります。
モミジの育て方
適した環境:
日当たり:明るい日陰から半日陰を好みます
土壌:水はけの良い弱酸性の土を好みます
耐寒性:比較的高いが、強風から保護することが望ましい
植え付け:
春(3〜4月)か秋(10〜11月)が適期です。根鉢の1.5倍ほどの大きさの穴を掘り、腐葉土と赤玉土を混ぜた土に植え付けます。
水やり:
若木のうちは乾燥に注意し、特に夏場は水切れしないよう気をつけましょう。成木になれば、雨が続かない限り週に1〜2回程度の水やりで十分です。
剪定:
基本的には自然樹形を活かすのが美しいですが、込み合った枝や内向きに伸びる枝は冬の落葉期に剪定して風通しを良くします。
肥料:
早春と秋に緩効性の肥料を施すと良いでしょう。肥料過多になると新葉の色が悪くなるので注意が必要です。
ベニシダレの赤い新葉 - 春の装いを華やかに
ベニシダレ(紅枝垂れ桜)は桜の花が散った後も、赤みを帯びた新葉が庭に彩りを添えてくれます。
ベニシダレの特徴と魅力
ベニシダレは、枝垂れ桜の一種で、春に淡いピンク色の花を咲かせた後、赤銅色の新葉が展開します。この赤い新葉は徐々に緑色に変化していきますが、新緑の季節に独特の彩りを添えてくれます。
枝垂れる優美な樹形と、春から初夏にかけての葉色の変化が魅力です。庭のシンボルツリーとしても人気があります。
ベニシダレの育て方
適した環境:
日当たり:日向を好みますが、真夏の直射日光は避けたほうが良いです
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高いですが、強風に弱いので風当たりの強い場所は避けましょう
植え付け:
休眠期(11月〜3月)に植え付けるのが理想的です。根鉢の2倍ほどの穴を掘り、腐葉土と堆肥を混ぜた土を使います。
水やり:
植え付け後2〜3年は定期的な水やりが必要です。特に乾燥する時期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
剪定:
基本的には自然樹形を活かします。枯れ枝や込み合った枝は、花後〜初夏にかけて剪定するのがよいでしょう。強剪定は樹勢を弱めるので避けます。
肥料:
春と秋に緩効性の有機肥料を施します。肥料過多は枝葉ばかりが茂り、花つきが悪くなる原因になるので控えめにしましょう。
ツツジのピンクの花 - 春の定番、色鮮やかな庭の彩り
ツツジは春の庭を代表する花木のひとつ。特にピンク色の花は、春の陽気と相まって庭に生き生きとした表情をもたらします。
ツツジの特徴と魅力
日本では古くから親しまれてきたツツジは、4月から5月にかけて花を咲かせます。品種によって花の大きさや色、開花時期が異なり、白、ピンク、赤、紫など様々な色があります。
花の形も一重咲き、八重咲きなど多様で、中でもピンク色の花は、新緑と調和して春の庭に特別な魅力を添えます。また、多くの品種は常緑樹なので、一年を通じて庭の緑を保つ役割も果たします。
ツツジの育て方
適した環境:
日当たり:明るい日陰から日向まで適応範囲が広いです
土壌:弱酸性の水はけの良い土を好みます
耐寒性:品種によって差がありますが、多くは耐寒性があります
植え付け:
春(3〜4月)か秋(9〜10月)が適期です。根鉢の1.5〜2倍の大きさの穴を掘り、酸性の培養土やピートモスを混ぜた土に植え付けます。
水やり:
乾燥に弱いので、特に夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、根元に水が溜まる状態は避けましょう。
剪定:
花後すぐに軽く剪定すると、翌年の花つきが良くなります。樹形を整えたい場合は、花後〜7月上旬までに行いましょう。秋以降の剪定は翌年の花芽を摘んでしまうことになるので避けます。
肥料:
花後と秋に酸性肥料を施します。アルカリ性の肥料は葉が黄化する原因になるので注意しましょう。
クレマチスの蕾とアブキクレマチスのピンクの花 - つる性植物の優雅な存在感
クレマチスは「つる植物の女王」とも呼ばれる美しい花を咲かせるつる性植物です。蕾から開花までの変化を楽しめるのも魅力のひとつです。
クレマチスの特徴と魅力
クレマチスは、世界中に約300種ほどある大きな植物グループで、品種によって花の形、大きさ、色、開花時期が異なります。蕾の状態から徐々に開花していく様子は日々の変化を感じさせてくれます。
アブキクレマチス(アーマンディー系)は、常緑性のクレマチスで、ピンクの花が特徴的です。早春から咲き始め、香りも良いことで知られています。花びらのように見える部分は実はがく片で、中心には小さな花びらと雄しべ、雌しべがあります。
クレマチスの育て方
適した環境:
日当たり:花は日向、根元は半日陰が理想的(根元が涼しいのを好みます)
土壌:水はけと保水性のバランスの良い、やや弱アルカリ性の土を好みます
耐寒性:品種によって差がありますが、一般的に耐寒性はあります
植え付け:
春(3〜5月)か秋(9〜10月)が適期です。鉢植えの場合は一回り大きな鉢に植え替えます。根元には日よけを施すと良いでしょう。
水やり:
乾燥に弱いので、特に生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。蒸れに弱い品種もあるので、風通しを確保することも大切です。
誘引と剪定:
つる性のため、支柱やトレリスなどに誘引する必要があります。剪定は品種のグループによって方法が異なります。
早春咲き(アーマンディー系など):花後すぐに軽く剪定
春〜初夏咲き(モンタナ系など):花後に切り戻し
夏〜秋咲き(テキセンシス系など):早春に前年の枝を地上30cmほどで切り戻し
肥料:
春と秋に緩効性の有機肥料を施します。特に開花前の春の肥料は花つきを良くします。
早咲きのバラ - つるローズうららとつるゴールドバニー
春の庭を彩る早咲きのバラは、バラシーズンの始まりを告げる存在です。特につるタイプは垂直空間を活用できる点でも魅力的です。
つるローズうららの特徴と魅力
「つるローズうらら」は日本で育種された四季咲きのつるバラで、淡いピンク色の花を咲かせます。花径は7〜8cm程度で、可憐ながらも存在感があります。
香りは中程度で、病気に強く初心者にも育てやすいのが特徴です。また、四季咲き性のため春の開花が最も豪華ですが、秋までポツポツと咲き続けます。
つるゴールドバニーの特徴と魅力
「つるゴールドバニー」は、明るい黄色の花を咲かせるつるバラです。「ゴールドバニー」のつる性変異種で、花つきが良く、次々と花を咲かせる様子はまさに黄金の滝のようです。
耐病性に優れ、初心者でも育てやすい品種として人気があります。春の開花期に加え、秋にも美しい花を楽しませてくれます。
つるバラの育て方
適した環境:
日当たり:日向を好みます。最低でも半日は日が当たる場所が理想的です
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高いですが、寒冷地では冬の保護が必要な場合があります
植え付け:
11月〜3月の休眠期が植え付けに適しています。根鉢の2倍ほどの穴を掘り、バラ用の培養土や堆肥をすき込んだ土に植え付けます。
水やり:
植え付け後や高温乾燥時には十分な水やりが必要です。ただし、過湿は根腐れの原因になるので、水はけを確保しましょう。
誘引と剪定:
つるバラはアーチやフェンス、トレリスなどに誘引して育てます。誘引は新しい枝が柔らかいうちに行うのがコツです。
剪定は基本的に花後に行います。つるバラは長いつるを残すことで翌年の花つきが良くなるので、強剪定は避け、古いつるや込み合った枝を選んで剪定します。
肥料:
春(3月)と秋(10月)に緩効性の有機肥料を施します。開花期前の追肥も花つきを良くします。
病害虫対策:
黒星病やうどんこ病、アブラムシなどに注意が必要です。風通しを良くし、早期発見・早期対処を心がけましょう。薬剤散布は予防的に行うと効果的です。
ジギタリスの花 - 森の妖精のような魅力的な姿
ジギタリス(フォックスグローブ)は、釣り鐘状の花が特徴的な多年草です。垂直に伸びる花茎に次々と花を咲かせる様子は、庭に独特の雰囲気をもたらします。
ジギタリスの特徴と魅力
ジギタリスは欧州原産の植物で、高さ1m以上にもなる花茎に、筒状の花を下向きにつけます。花色は白、ピンク、紫、黄色などさまざまで、花の内側には斑点模様があるのも魅力です。
二年草として育てられることが多く、1年目は葉だけで冬を越し、2年目に花を咲かせて種をつけた後に枯れますが、こぼれ種でよく殖えるので、一度植えると毎年楽しめることが多いです。
ジギタリスの育て方
適した環境:
日当たり:明るい日陰から半日陰を好みます
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高く、日本の大部分の地域で冬越しできます
植え付け:
種まきは春(3〜4月)か秋(9〜10月)に行います。苗からの植え付けなら、春か秋が適期です。株間は30〜40cm程度空けましょう。
水やり:
乾燥に弱いので、特に夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、根元に水が溜まる状態は避けましょう。
手入れ:
花後に花茎を切り戻すと、脇芽から新しい花茎が伸びることがあります。こぼれ種を期待する場合は、一部の花茎を残して種をつけさせると良いでしょう。
肥料:
春先に緩効性の有機肥料を施すと良いですが、肥料過多にならないよう注意しましょう。
注意点:
ジギタリスは有毒植物なので、小さなお子さんやペットのいる家庭では植える場所に注意が必要です。
梅の実 - 春の実りが夏の楽しみに
花が終わった梅の木には、小さな実がつき始めます。この時期の梅の実は、夏の梅仕事を想像させてくれる楽しみのひとつです。
梅の実の特徴と魅力
梅の実は花後に徐々に大きくなり、5〜6月頃に収穫期を迎えます。品種によって実の大きさや色、収穫時期が異なります。青梅から完熟梅まで、利用目的によって収穫時期を選ぶことができます。
梅の実がなる様子を観察することは、自然の営みを感じる貴重な経験です。また、自家製の梅干しや梅酒を作る楽しみも味わえます。
梅の育て方
適した環境:
日当たり:日向を好みます
土壌:水はけの良い肥沃な土を好みます
耐寒性:比較的高いですが、晩霜に当たると花や実が傷むことがあります
植え付け:
休眠期(11月〜2月)が植え付けに適しています。根鉢の2倍ほどの穴を掘り、堆肥をすき込んだ土に植え付けます。
水やり:
植え付け後や乾燥期には十分な水やりが必要です。特に実がつく時期の水切れは実の落下原因になるので注意しましょう。
剪定:
花後〜収穫後の6〜7月頃に行います。風通しと日当たりを良くするために、込み合った枝や内向きに伸びる枝を剪定します。
肥料:
2〜3月と6〜7月に緩効性の有機肥料を施します。特に実をつける時期の栄養は重要です。
病害虫対策:
アブラムシやカイガラムシなどに注意が必要です。早期発見・早期対処を心がけましょう。
まとめ - 四季折々の庭の魅力
2025年4月21日の早朝の庭は、モミジの新緑、ベニシダレの赤い新葉、ツツジのピンクの花、クレマチスの蕾とアブキクレマチスのピンクの花、早咲きのバラ「つるローズうらら」と「つるゴールドバニー」、ジギタリスの花、そして梅の実と、様々な植物が美しい景観を作り出しています。
これらの植物は、それぞれ異なる特徴と育て方がありますが、適切なケアを行うことで、四季折々の美しさを楽しませてくれます。特に春は、植物が最も活発に成長する時期であり、一年の中でも最も庭が華やかになる季節です。
日々変化する庭の様子を観察し、植物たちとコミュニケーションを取りながら育てることで、ガーデニングの楽しさをより深く味わうことができるでしょう。次の季節には、また違った表情を見せてくれる庭の魅力を、ぜひ存分に楽しんでください。
庭づくりは自然との対話です。植物の声に耳を傾け、その成長を見守ることで、私たち自身も豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。四季折々の庭の変化を楽しみながら、心豊かな暮らしを実現してください。
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イングリッシュローズ「オリビア・ローズ・オースチン」で迎える春の奇跡~ピンクの蕾が告げる四季咲きバラ育成法 Olivia rose Austin⠀ピンクの蕾が膨らんできた。2025年4月21日
オリビア・ローズ・オースチン Olivia rose Austin⠀ピンクの蕾が膨らんできた。2025年4月21日
【オリビア・ローズ・オースチン育て方】最強の強健性!四季咲きピンクのバラ徹底解説 (2025年4月21日)
「オリビア・ローズ・オースチン Olivia rose Austin ピンクの蕾が膨らんできた。2025年4月21日」
春本番の庭で、ひときわ期待を集めているバラがあります。それは、デビッド・オースチン氏が自身の孫娘の名を冠した特別なイングリッシュローズ、「オリビア・ローズ・オースチン」。今日、4月21日、その可愛らしいピンク色の蕾が、日に日にふっくらと膨らみ、開花の瞬間が間近に迫っていることを告げています! まるで優しく微笑みかけるようなソフトピンクの蕾は、見る人の心を温かくし、満開への期待で胸がいっぱいになりますね。
「オリビア・ローズ・オースチン」は、2014年の発表以来、その完璧なまでの美しさと、他のイングリッシュローズと比較しても群を抜く驚異的な強健さと耐病性で、瞬く間に世界中のガーデナーを虜にした、まさに現代イングリッシュローズの代表格と言える品種です。
「"最強のバラ"って聞くけど、本当に育てやすいの?」
「どんなピンク色で、どんな風に咲くの?」
「シュラブローズだけど、どうやって剪定・管理すればいい?」
この記事では、そんな特別なバラ 'オリビア・ローズ・オースチン' の基本情報から、他のバラとは一線を画す魅力(特にその育てやすさ!)、初心者でも失敗しない詳しい育て方、そして美しい樹形を保つための剪定や仕立て方のコツまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'オリビア・ローズ・オースチン' の素晴らしさを深く理解し、自信を持ってその栽培を始め、美しい花を長く楽しむことができるようになるはずです。さあ、愛らしさと強さを兼ね備えた、究極のイングリッシュローズの世界へご案内しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。「オリビア・ローズ・オースチン」も栽培し、その驚くべき強健さと美しさを実感。経験に基づいた情報をお届けします。
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1. 愛らしさと強さを秘めて:'オリビア・ローズ・オースチン'とは?
まずは、「オリビア・ローズ・オースチン」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールをご紹介します。
作出: 2014年 / イギリス / デビッド・オースチン (David Austin Roses)
系統: S (シュラブ) / イングリッシュローズ
樹形: バランスの取れたシュラブ樹形。直立性~やや広がり気味に育つ。
樹高: 約1.25m × 幅1m程度(公式データより。環境や剪定により調整可能)
咲き方: 四季咲き(非常に開花性が高く、春から秋まで繰り返しよく咲く)
花色: ソフトピンク~ミディアムピンク。明るく、可愛らしいクリアなピンク色。色褪せしにくい。
花形: カップ咲きから始まり、開くにつれて整った美しいロゼット咲きへと変化する。
花径: 大輪 (10cm前後)
香り: 中香。強いフルーツ系の香りを持つとされる。
葉: やや光沢のある緑色の葉。
【特筆事項】耐病性: 非常に高い。 デビッド・オースチン品種の中でもトップクラスの耐病性を誇り、特に黒星病やうどんこ病に強いとされる。
名前の由来: 作出者デビッド・オースチン氏の孫娘オリビア・ローズ・オースチンさんの名前にちなんで名付けられました。作出者が「これまで作出してきた中で最高の品種のひとつであり、最も病気に強い品種のひとつ」と自信を持って世に送り出した特別なバラです。
現代イングリッシュローズの到達点
「オリビア・ローズ・オースチン」は、デビッド・オースチン・ロージズ社が長年追求してきた「美しさ」「香り」「繰り返し咲く性質」そして「強健さ」という要素を、非常に高いレベルで兼ね備えた品種として、発表直後から世界中で絶賛されました。現代のイングリッシュローズを代表する品種の一つと言えるでしょう。
2. なぜ'オリビア'は特別なのか? その魅力に迫る!
「オリビア・ローズ・オースチン」が多くのガーデナーにとって「特別なバラ」である理由は何でしょうか?
魅力1:【最大の魅力!】驚異的な強健さとトップクラスの耐病性!
このバラを語る上で、まず特筆すべきはその驚くほどの強健さと、抜群の耐病性です。バラ栽培で多くの人が悩まされる黒星病やうどんこ病に対して、非常に強い耐性を持っています。これにより、
農薬散布の頻度を大幅に減らすことができる(無農薬栽培も可能になる場合も)。
病気の心配が少なく、管理が非常に楽になる。
初心者の方でも、失敗が少なく、美しい花を咲かせやすい。 「バラは病気になりやすくて難しい」というイメージを覆してくれる、まさに画期的な品種と言えます。
魅力2:誰からも愛される、明るく美しいソフトピンクの花
花色は、優しく明るいソフトピンク。派手すぎず、どんな庭にも馴染みやすい、万人に愛される色合いです。咲き始めの可愛らしいカップ咲きから、開花が進むにつれて花弁が整然と重なる美しいロゼット咲きへと変化する様子も楽しめます。花付きが非常に良く、株を覆うようにたくさんの花を咲かせます。
魅力3:春から秋まで、ほぼノンストップ! 素晴らしい四季咲き性
四季咲き性も非常に強く、春の素晴らしい一番花の後も、真夏の暑い時期でも花を咲かせ(花はやや小さくなることも)、秋には再びたくさんの美しい花を楽しむことができます。ほぼ一年を通して、庭にピンク色の彩りをもたらしてくれる、非常にパフォーマンスの高いバラです。
魅力4:心地よく香る、フルーティーな香り
香りの強さは「中香」とされていますが、しっかりとした心地よいフルーツ系の香りを楽しむことができます。強すぎず、弱すぎず、近づくとふんわりと漂う香りは、庭でのリラックスタイムを豊かにしてくれます。
魅力5:扱いやすい! バランスの取れた美しいシュラブ樹形
樹形は、極端に横に広がったり、暴れたりすることなく、自然とバランスの取れた美しいシュラブ樹形にまとまります。高さも1.25m程度と、日本の庭でも扱いやすいサイズ感です。剪定によるコントロールもしやすく、庭植えにも鉢植えにも適しています。
3. 'オリビア・ローズ・オースチン'の育て方【完全ガイド】最強健種の管理法!
「オリビア・ローズ・オースチン」は非常に育てやすいバラですが、その魅力を最大限に引き出すための基本的な育て方のポイントをご紹介します。
3.1. 植え付け:最高のパフォーマンスを引き出す環境を!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも6時間以上の日照が確保できる、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。耐病性が高いとはいえ、日当たりと風通しが良いことは、健全な生育と病害虫予防の基本です。
風通し: 良い風通しは、病気の発生を抑える上で非常に重要です。株周りの空気の流れが良い場所を選びましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
市販の「バラ用培養土」を使うのが最も簡単で確実です。
地植えの場合は、植え穴を大きく掘り、堆肥、腐葉土、元肥(緩効性肥料)を混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
基本的なバラの植え付け手順に従います。
苗の根鉢を軽くほぐし、植え穴または鉢に置きます。
接ぎ木部分が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。
土を戻し入れ、水をたっぷりと与えます。
3.2. 水やり:基本を守ればOK!
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候によって調整します。生育期(特に開花期)は水切れに注意し、冬は控えめにします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与えましょう。
3.3. 肥料:四季咲き性を支える、定期的な栄養補給!
「オリビア・ローズ・オースチン」は四季咲き性が非常に強いので、次々と花を咲かせるためには、定期的な肥料やりが重要です。肥料切れさせないようにしましょう。
寒肥(元肥): 冬(12月~1月頃)に、有機質肥料や緩効性化成肥料を株元に施します。
追肥:
芽出し肥: 春(3月頃)に緩効性化成肥料を与えます。
開花期の追肥: 蕾が膨らみ、開花が始まったこの時期(4月~)、液体肥料を週に1回程度併用すると花付きが良くなります。
【重要】花後の追肥(お礼肥): 春の一番花の後、夏の花の後、秋の花の後など、花が一段落するたびに必ず緩効性化成肥料や液体肥料を与え、次の開花へのエネルギーを補給します。
秋肥: 夏剪定後(8月下旬~9月頃)、秋の開花に向けて追肥を行います。
ポイント: バラ専用の肥料は、必要な栄養素がバランス良く配合されているのでおすすめです。製品の指示に従い、適量を守りましょう。
3.4. 病害虫対策:強健さに甘えず、基本的な観察を!
「オリビア・ローズ・オースチン」は驚くほど耐病性が高いですが、それでも病害虫が全く発生しないわけではありません。
耐病性: 黒星病、うどんこ病には非常に強いです。これにより、薬剤散布の頻度を大幅に減らすことができ、ローメンテナンスなバラ栽培が可能になります。
注意すべき害虫:
アブラムシ: 春先の新芽や蕾には、やはり付きやすいです。見つけ次第、手で取り除くか、薬剤を使用します。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生することがあります。葉水が予防になります。
その他: 環境によっては、チュウレンジハバチやバラゾウムシなども発生する可能性があります。
対策と予防:
基本的な観察は怠らない: 定期的に株全体、特に葉裏や新芽をチェックする習慣をつけましょう。
風通しを良く保つ: 適切な剪定で株内部の風通しを確保します。
必要最低限の対処: 耐病性が高いため、過度に薬剤に頼る必要はないかもしれませんが、害虫などが発生した場合は、被害が広がる前に早めに対処しましょう。
4. シュラブローズとしての剪定と仕立て方:'オリビア'を美しく保つ!
バランスの取れた樹形を持つ「オリビア・ローズ・オースチン」は、シュラブローズとして比較的管理しやすい品種です。
4.1. 冬剪定(1月~2月):春の準備と樹形作り
目的: 株をリフレッシュさせ、春からの良い芽吹きを促し、バランスの取れた樹形を作る。
方法:
全体の高さの1/2~2/3程度を目安に切り詰めます。樹勢が強いので、やや浅めの剪定でも大丈夫です。
枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝、交差している枝などを付け根から整理します。
株全体の枝の太さやバランスを見ながら、古い枝も整理し、株の中心部にも光と風が入るようにします。
残す枝は、外向きの良い芽の上で切ります。
4.2. 花後の剪定(随時):四季咲き性を最大限に活かす!
四季咲き性が非常に強い「オリビア・ローズ・オースチン」にとって、花後の剪定は次々と花を咲かせ続けるための最も重要な作業です。
方法: 花が終わったら、花がらだけでなく、花の下にある5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上(良い芽の上)で切り戻します。これをこまめに行うことで、次の花芽が早く上がりやすくなります。房咲きの場合は、房全体の花が終わったら、房の付け根で同様に切り戻します。
4.3. 夏剪定(任意・8月下旬~9月上旬)
秋に美しい花をたくさん咲かせたい場合は、夏剪定を行います。株全体の高さの2/3程度の位置で、軽く切り戻して樹形を整え、秋の開花に備えます。
4.4. 仕立て方:多様な楽しみ方
自然なブッシュ樹形: 最も簡単で、この品種のバランスの良さが活きます。庭植えで自然な雰囲気を楽しむのに最適です。
鉢植え: 8号~10号程度の鉢であれば、十分に育てられます。テラスやベランダで楽しむのに向いています。定期的な植え替えが必要です。
低めのフェンスやオベリスクへの誘引: 枝がある程度伸びる性質もあるため、高さ1.2m程度の低いフェンスや、中型のオベリスクに、緩やかに誘引して楽しむことも可能です。本格的なつるバラのようにがっちり誘引するというよりは、枝を支えながら形作るイメージです。
5. 'オリビア・ローズ・オースチン' を楽しむガーデンアイデア
その美しさと育てやすさから、様々なシーンで活躍します。
庭の主役に抜擢!: 花付きが良く、株姿も美しいので、庭の中心的な場所に植えて主役にするのにふさわしいバラです。
ボーダー花壇で存在感: 花壇の中景あたりに植えると、柔らかなピンク色が他の植物と調和しつつ、美しいアクセントになります。青や紫系の宿根草(ラベンダー、サルビア、ゲラニウムなど)との相性は抜群です。
イングリッシュガーデン風にナチュラルに: 他のイングリッシュローズや、ジギタリス、デルフィニウム、アストランティアなどの宿根草と混植して、自然でロマンティックな雰囲気のイングリッシュガーデンを作るのに最適です。
初心者への最高の贈り物: 「バラを育ててみたいけど、難しそう…」と思っている方へのプレゼントに、これほど適したバラはありません。育てやすさが、バラ栽培への第一歩を後押ししてくれるはずです。
切り花として愛でる: 美しいロゼット咲きの花は、切り花にして室内に飾るのも素敵です。優しいピンク色とフルーティーな香りが、部屋を心地よい空間にしてくれます。
6. まとめ:究極の育てやすさと美しさを兼ね備えたバラ
今回は、デビッド・オースチン氏が自信を持って世に送り出したイングリッシュローズ、「オリビア・ローズ・オースチン」について、その魅力と育て方の詳細をご紹介しました。
オリビア・ローズ・オースチンは、可愛らしいソフトピンクのロゼット咲き大輪花と、心地よいフルーツ系の香りが魅力。
最大の特長は、驚くほどの強健さとトップクラスの耐病性で、非常に育てやすいこと。初心者にも最適。
四季咲き性が抜群で、春から秋まで繰り返し安定して花を咲かせる。
育て方のポイントは、基本的なバラの管理(日当たり、水やり、肥料)を丁寧に行うこと。病気の心配が少ない分、管理が楽。
バランスの取れたシュラブ樹形で、庭植えにも鉢植えにも向く。
まさに今、ピンク色の蕾を膨らませ、開花の時を待つ 'オリビア・ローズ・オースチン'。その蕾一つ一つに、美しさと強さ、そして育種家の想いが詰まっているようです。
もしあなたが、「手がかからず、美しく、たくさん咲くバラ」を探しているなら、「オリビア・ローズ・オースチン」は最高の選択肢の一つとなるでしょう。ぜひ、この素晴らしいバラを育てて、その魅力を実感してください。
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【オリビア・ローズ・オースチン育て方】最強の強健性!四季咲きピンクのバラ徹底解説 (2025年4月21日)
「オリビア・ローズ・オースチン Olivia rose Austin ピンクの蕾が膨らんできた。2025年4月21日」
春本番の庭で、ひときわ期待を集めているバラがあります。それは、デビッド・オースチン氏が自身の孫娘の名を冠した特別なイングリッシュローズ、「オリビア・ローズ・オースチン」。今日、4月21日、その可愛らしいピンク色の蕾が、日に日にふっくらと膨らみ、開花の瞬間が間近に迫っていることを告げています! まるで優しく微笑みかけるようなソフトピンクの蕾は、見る人の心を温かくし、満開への期待で胸がいっぱいになりますね。
「オリビア・ローズ・オースチン」は、2014年の発表以来、その完璧なまでの美しさと、他のイングリッシュローズと比較しても群を抜く驚異的な強健さと耐病性で、瞬く間に世界中のガーデナーを虜にした、まさに現代イングリッシュローズの代表格と言える品種です。
「"最強のバラ"って聞くけど、本当に育てやすいの?」
「どんなピンク色で、どんな風に咲くの?」
「シュラブローズだけど、どうやって剪定・管理すればいい?」
この記事では、そんな特別なバラ 'オリビア・ローズ・オースチン' の基本情報から、他のバラとは一線を画す魅力(特にその育てやすさ!)、初心者でも失敗しない詳しい育て方、そして美しい樹形を保つための剪定や仕立て方のコツまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも 'オリビア・ローズ・オースチン' の素晴らしさを深く理解し、自信を持ってその栽培を始め、美しい花を長く楽しむことができるようになるはずです。さあ、愛らしさと強さを兼ね備えた、究極のイングリッシュローズの世界へご案内しましょう!
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1. 愛らしさと強さを秘めて:'オリビア・ローズ・オースチン'とは?
まずは、「オリビア・ローズ・オースチン」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールをご紹介します。
作出: 2014年 / イギリス / デビッド・オースチン (David Austin Roses)
系統: S (シュラブ) / イングリッシュローズ
樹形: バランスの取れたシュラブ樹形。直立性~やや広がり気味に育つ。
樹高: 約1.25m × 幅1m程度(公式データより。環境や剪定により調整可能)
咲き方: 四季咲き(非常に開花性が高く、春から秋まで繰り返しよく咲く)
花色: ソフトピンク~ミディアムピンク。明るく、可愛らしいクリアなピンク色。色褪せしにくい。
花形: カップ咲きから始まり、開くにつれて整った美しいロゼット咲きへと変化する。
花径: 大輪 (10cm前後)
香り: 中香。強いフルーツ系の香りを持つとされる。
葉: やや光沢のある緑色の葉。
【特筆事項】耐病性: 非常に高い。 デビッド・オースチン品種の中でもトップクラスの耐病性を誇り、特に黒星病やうどんこ病に強いとされる。
名前の由来: 作出者デビッド・オースチン氏の孫娘オリビア・ローズ・オースチンさんの名前にちなんで名付けられました。作出者が「これまで作出してきた中で最高の品種のひとつであり、最も病気に強い品種のひとつ」と自信を持って世に送り出した特別なバラです。
現代イングリッシュローズの到達点
「オリビア・ローズ・オースチン」は、デビッド・オースチン・ロージズ社が長年追求してきた「美しさ」「香り」「繰り返し咲く性質」そして「強健さ」という要素を、非常に高いレベルで兼ね備えた品種として、発表直後から世界中で絶賛されました。現代のイングリッシュローズを代表する品種の一つと言えるでしょう。
2. なぜ'オリビア'は特別なのか? その魅力に迫る!
「オリビア・ローズ・オースチン」が多くのガーデナーにとって「特別なバラ」である理由は何でしょうか?
魅力1:【最大の魅力!】驚異的な強健さとトップクラスの耐病性!
このバラを語る上で、まず特筆すべきはその驚くほどの強健さと、抜群の耐病性です。バラ栽培で多くの人が悩まされる黒星病やうどんこ病に対して、非常に強い耐性を持っています。これにより、
農薬散布の頻度を大幅に減らすことができる(無農薬栽培も可能になる場合も)。
病気の心配が少なく、管理が非常に楽になる。
初心者の方でも、失敗が少なく、美しい花を咲かせやすい。 「バラは病気になりやすくて難しい」というイメージを覆してくれる、まさに画期的な品種と言えます。
魅力2:誰からも愛される、明るく美しいソフトピンクの花
花色は、優しく明るいソフトピンク。派手すぎず、どんな庭にも馴染みやすい、万人に愛される色合いです。咲き始めの可愛らしいカップ咲きから、開花が進むにつれて花弁が整然と重なる美しいロゼット咲きへと変化する様子も楽しめます。花付きが非常に良く、株を覆うようにたくさんの花を咲かせます。
魅力3:春から秋まで、ほぼノンストップ! 素晴らしい四季咲き性
四季咲き性も非常に強く、春の素晴らしい一番花の後も、真夏の暑い時期でも花を咲かせ(花はやや小さくなることも)、秋には再びたくさんの美しい花を楽しむことができます。ほぼ一年を通して、庭にピンク色の彩りをもたらしてくれる、非常にパフォーマンスの高いバラです。
魅力4:心地よく香る、フルーティーな香り
香りの強さは「中香」とされていますが、しっかりとした心地よいフルーツ系の香りを楽しむことができます。強すぎず、弱すぎず、近づくとふんわりと漂う香りは、庭でのリラックスタイムを豊かにしてくれます。
魅力5:扱いやすい! バランスの取れた美しいシュラブ樹形
樹形は、極端に横に広がったり、暴れたりすることなく、自然とバランスの取れた美しいシュラブ樹形にまとまります。高さも1.25m程度と、日本の庭でも扱いやすいサイズ感です。剪定によるコントロールもしやすく、庭植えにも鉢植えにも適しています。
3. 'オリビア・ローズ・オースチン'の育て方【完全ガイド】最強健種の管理法!
「オリビア・ローズ・オースチン」は非常に育てやすいバラですが、その魅力を最大限に引き出すための基本的な育て方のポイントをご紹介します。
3.1. 植え付け:最高のパフォーマンスを引き出す環境を!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも6時間以上の日照が確保できる、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。耐病性が高いとはいえ、日当たりと風通しが良いことは、健全な生育と病害虫予防の基本です。
風通し: 良い風通しは、病気の発生を抑える上で非常に重要です。株周りの空気の流れが良い場所を選びましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
市販の「バラ用培養土」を使うのが最も簡単で確実です。
地植えの場合は、植え穴を大きく掘り、堆肥、腐葉土、元肥(緩効性肥料)を混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
基本的なバラの植え付け手順に従います。
苗の根鉢を軽くほぐし、植え穴または鉢に置きます。
接ぎ木部分が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。
土を戻し入れ、水をたっぷりと与えます。
3.2. 水やり:基本を守ればOK!
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候によって調整します。生育期(特に開花期)は水切れに注意し、冬は控えめにします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与えましょう。
3.3. 肥料:四季咲き性を支える、定期的な栄養補給!
「オリビア・ローズ・オースチン」は四季咲き性が非常に強いので、次々と花を咲かせるためには、定期的な肥料やりが重要です。肥料切れさせないようにしましょう。
寒肥(元肥): 冬(12月~1月頃)に、有機質肥料や緩効性化成肥料を株元に施します。
追肥:
芽出し肥: 春(3月頃)に緩効性化成肥料を与えます。
開花期の追肥: 蕾が膨らみ、開花が始まったこの時期(4月~)、液体肥料を週に1回程度併用すると花付きが良くなります。
【重要】花後の追肥(お礼肥): 春の一番花の後、夏の花の後、秋の花の後など、花が一段落するたびに必ず緩効性化成肥料や液体肥料を与え、次の開花へのエネルギーを補給します。
秋肥: 夏剪定後(8月下旬~9月頃)、秋の開花に向けて追肥を行います。
ポイント: バラ専用の肥料は、必要な栄養素がバランス良く配合されているのでおすすめです。製品の指示に従い、適量を守りましょう。
3.4. 病害虫対策:強健さに甘えず、基本的な観察を!
「オリビア・ローズ・オースチン」は驚くほど耐病性が高いですが、それでも病害虫が全く発生しないわけではありません。
耐病性: 黒星病、うどんこ病には非常に強いです。これにより、薬剤散布の頻度を大幅に減らすことができ、ローメンテナンスなバラ栽培が可能になります。
注意すべき害虫:
アブラムシ: 春先の新芽や蕾には、やはり付きやすいです。見つけ次第、手で取り除くか、薬剤を使用します。
ハダニ: 高温乾燥時に葉裏に発生することがあります。葉水が予防になります。
その他: 環境によっては、チュウレンジハバチやバラゾウムシなども発生する可能性があります。
対策と予防:
基本的な観察は怠らない: 定期的に株全体、特に葉裏や新芽をチェックする習慣をつけましょう。
風通しを良く保つ: 適切な剪定で株内部の風通しを確保します。
必要最低限の対処: 耐病性が高いため、過度に薬剤に頼る必要はないかもしれませんが、害虫などが発生した場合は、被害が広がる前に早めに対処しましょう。
4. シュラブローズとしての剪定と仕立て方:'オリビア'を美しく保つ!
バランスの取れた樹形を持つ「オリビア・ローズ・オースチン」は、シュラブローズとして比較的管理しやすい品種です。
4.1. 冬剪定(1月~2月):春の準備と樹形作り
目的: 株をリフレッシュさせ、春からの良い芽吹きを促し、バランスの取れた樹形を作る。
方法:
全体の高さの1/2~2/3程度を目安に切り詰めます。樹勢が強いので、やや浅めの剪定でも大丈夫です。
枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝、交差している枝などを付け根から整理します。
株全体の枝の太さやバランスを見ながら、古い枝も整理し、株の中心部にも光と風が入るようにします。
残す枝は、外向きの良い芽の上で切ります。
4.2. 花後の剪定(随時):四季咲き性を最大限に活かす!
四季咲き性が非常に強い「オリビア・ローズ・オースチン」にとって、花後の剪定は次々と花を咲かせ続けるための最も重要な作業です。
方法: 花が終わったら、花がらだけでなく、花の下にある5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上(良い芽の上)で切り戻します。これをこまめに行うことで、次の花芽が早く上がりやすくなります。房咲きの場合は、房全体の花が終わったら、房の付け根で同様に切り戻します。
4.3. 夏剪定(任意・8月下旬~9月上旬)
秋に美しい花をたくさん咲かせたい場合は、夏剪定を行います。株全体の高さの2/3程度の位置で、軽く切り戻して樹形を整え、秋の開花に備えます。
4.4. 仕立て方:多様な楽しみ方
自然なブッシュ樹形: 最も簡単で、この品種のバランスの良さが活きます。庭植えで自然な雰囲気を楽しむのに最適です。
鉢植え: 8号~10号程度の鉢であれば、十分に育てられます。テラスやベランダで楽しむのに向いています。定期的な植え替えが必要です。
低めのフェンスやオベリスクへの誘引: 枝がある程度伸びる性質もあるため、高さ1.2m程度の低いフェンスや、中型のオベリスクに、緩やかに誘引して楽しむことも可能です。本格的なつるバラのようにがっちり誘引するというよりは、枝を支えながら形作るイメージです。
5. 'オリビア・ローズ・オースチン' を楽しむガーデンアイデア
その美しさと育てやすさから、様々なシーンで活躍します。
庭の主役に抜擢!: 花付きが良く、株姿も美しいので、庭の中心的な場所に植えて主役にするのにふさわしいバラです。
ボーダー花壇で存在感: 花壇の中景あたりに植えると、柔らかなピンク色が他の植物と調和しつつ、美しいアクセントになります。青や紫系の宿根草(ラベンダー、サルビア、ゲラニウムなど)との相性は抜群です。
イングリッシュガーデン風にナチュラルに: 他のイングリッシュローズや、ジギタリス、デルフィニウム、アストランティアなどの宿根草と混植して、自然でロマンティックな雰囲気のイングリッシュガーデンを作るのに最適です。
初心者への最高の贈り物: 「バラを育ててみたいけど、難しそう…」と思っている方へのプレゼントに、これほど適したバラはありません。育てやすさが、バラ栽培への第一歩を後押ししてくれるはずです。
切り花として愛でる: 美しいロゼット咲きの花は、切り花にして室内に飾るのも素敵です。優しいピンク色とフルーティーな香りが、部屋を心地よい空間にしてくれます。
6. まとめ:究極の育てやすさと美しさを兼ね備えたバラ
今回は、デビッド・オースチン氏が自信を持って世に送り出したイングリッシュローズ、「オリビア・ローズ・オースチン」について、その魅力と育て方の詳細をご紹介しました。
オリビア・ローズ・オースチンは、可愛らしいソフトピンクのロゼット咲き大輪花と、心地よいフルーツ系の香りが魅力。
最大の特長は、驚くほどの強健さとトップクラスの耐病性で、非常に育てやすいこと。初心者にも最適。
四季咲き性が抜群で、春から秋まで繰り返し安定して花を咲かせる。
育て方のポイントは、基本的なバラの管理(日当たり、水やり、肥料)を丁寧に行うこと。病気の心配が少ない分、管理が楽。
バランスの取れたシュラブ樹形で、庭植えにも鉢植えにも向く。
まさに今、ピンク色の蕾を膨らませ、開花の時を待つ 'オリビア・ローズ・オースチン'。その蕾一つ一つに、美しさと強さ、そして育種家の想いが詰まっているようです。
もしあなたが、「手がかからず、美しく、たくさん咲くバラ」を探しているなら、「オリビア・ローズ・オースチン」は最高の選択肢の一つとなるでしょう。ぜひ、この素晴らしいバラを育てて、その魅力を実感してください。
[02memo]では、「オリビア・ローズ・オースチン」の成長記録や開花の様子、他のイングリッシュローズの情報も発信しています。ぜひ、ブログやSNS、YouTubeもチェックしてみてくださいね!
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ブログ バラを中心にガーデング情報や買い物紹介などの雑記ブログ。2011年開設。
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ツツジ rhododendron⠀ピンクの花が咲きだした。2025年4月21日⠀ツツジは、季節のガーデンを彩る人気の植物です。
ツツジ rhododendron
ツツジ rhododendron⠀ピンクの花が咲きだした。2025年4月21日⠀ツツジは、季節のガーデンを彩る人気の植物です。
ツツジは、季節のガーデンを彩る人気の植物です。春先から初夏にかけて見せる鮮やかな花色と豊かな花姿は、ガーデニング初心者からベテランまで多くの人々に愛されています。
基本情報
ツツジは常緑性または落葉性の低木や低木状の花木で、以下の特徴があります。
・花の色はピンク、赤、紫、白など多彩で、一面に密集して咲く姿は色彩豊かな絵画のように美しい
・耐寒性と耐暑性が高く、適切な管理で多年にわたり花を楽しむことができる
・コンパクトな樹形と豊かな葉彩が庭全体にアクセントを与え、フェンスや鉢植えなどさまざまなレイアウトに合わせやすい
育成のポイント
ツツジを美しく育てるためには、以下の点を押さえることが大切です。
・生育環境
半日陰から明るい日陰の場所が適しており、酸性土壌を好むため専用の培養土やピートモスを混ぜ込むと花付きが向上します。
・土づくり
水はけと保水性のバランスが良い土壌作りが成功の鍵です。定期的に土壌改良を行い、栄養分を補給することが必要です。
・剪定の実施
定期的な剪定で花を咲かせる枝を整えることで、翌年以降も豊かな開花が期待できます。剪定作業は管理のしやすさから初心者にもおすすめです。
活用アイデア
ツツジは、その美しい花姿を活かした多彩なガーデンプランに取り入れることができます。
・単体鑑賞として庭に植え、ツツジ一本立てのアクセントにする
・他の低木や多年草と組み合わせ、色のグラデーションやコントラストを楽しむ
・コンテナガーデンやエッジプランツとして、ベランダや小さな庭でも手軽に育てる
・公共スペースやエントランスに植えることで、季節感と癒しを提供する
まとめ
ツツジ(rhododendron)は、鮮やかな花色と耐病性、育てやすい点が大きな魅力です。これからガーデニングに挑戦する方にも大きなインスピレーションを与えてくれます。
ツツジを取り入れたガーデンプランで、自分だけの心が躍る空間を作り出してみてはいかがでしょうか。
#shorts
#ツツジ #rhododendron
#garden #gardening #flower #花 #ガーデン #ガーデニング #02memo
再生リスト 咲いた花
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVyMq3iGHjM6MWTSM3nZ12Q
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ツツジ rhododendron⠀ピンクの花が咲きだした。2025年4月21日⠀ツツジは、季節のガーデンを彩る人気の植物です。
ツツジは、季節のガーデンを彩る人気の植物です。春先から初夏にかけて見せる鮮やかな花色と豊かな花姿は、ガーデニング初心者からベテランまで多くの人々に愛されています。
基本情報
ツツジは常緑性または落葉性の低木や低木状の花木で、以下の特徴があります。
・花の色はピンク、赤、紫、白など多彩で、一面に密集して咲く姿は色彩豊かな絵画のように美しい
・耐寒性と耐暑性が高く、適切な管理で多年にわたり花を楽しむことができる
・コンパクトな樹形と豊かな葉彩が庭全体にアクセントを与え、フェンスや鉢植えなどさまざまなレイアウトに合わせやすい
育成のポイント
ツツジを美しく育てるためには、以下の点を押さえることが大切です。
・生育環境
半日陰から明るい日陰の場所が適しており、酸性土壌を好むため専用の培養土やピートモスを混ぜ込むと花付きが向上します。
・土づくり
水はけと保水性のバランスが良い土壌作りが成功の鍵です。定期的に土壌改良を行い、栄養分を補給することが必要です。
・剪定の実施
定期的な剪定で花を咲かせる枝を整えることで、翌年以降も豊かな開花が期待できます。剪定作業は管理のしやすさから初心者にもおすすめです。
活用アイデア
ツツジは、その美しい花姿を活かした多彩なガーデンプランに取り入れることができます。
・単体鑑賞として庭に植え、ツツジ一本立てのアクセントにする
・他の低木や多年草と組み合わせ、色のグラデーションやコントラストを楽しむ
・コンテナガーデンやエッジプランツとして、ベランダや小さな庭でも手軽に育てる
・公共スペースやエントランスに植えることで、季節感と癒しを提供する
まとめ
ツツジ(rhododendron)は、鮮やかな花色と耐病性、育てやすい点が大きな魅力です。これからガーデニングに挑戦する方にも大きなインスピレーションを与えてくれます。
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ラベル:ツツジ Rhododendron
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次々開花!つるローズうららを美しく咲かせる秘訣とは? Rose Urara Climbing⠀次々と咲きだした。2025年4月21日
つるローズうらら Rose Urara Climbing⠀次々と咲きだした。2025年4月21日
【つるローズうらら育て方】次々開花!鮮やかピンクの花を咲かせる!剪定・誘引のコツ徹底解説
「つるローズうらら Rose Urara Climbing 次々と咲きだした。2025年4月21日」
庭のバラたちが開花の号砲を鳴らす4月下旬、京成バラ園芸の「つるローズうらら」が、その素晴らしい花付きの良さを早速見せつけてくれています!数日前に最初の一輪が開いたかと思えば、あっという間にあちこちで蕾が開き、鮮やかなローズピンクの花が「次々と咲きだし」ました!アーチやフェンスを彩るその華やかな姿は、まさに春爛漫。庭全体が一気に明るく、そして心躍るような雰囲気に包まれます。
「つるローズうらら」は、人気のフロリバンダ品種「ローズうらら」の枝変わりとして誕生したクライミングローズ(つるバラ)。元の品種譲りの華やかな花色、抜群の花付きと花持ち、そして病気に強く育てやすい強健さを兼ね備え、さらに枝を長く伸ばして庭を立体的に彩ることができる、日本の気候にも適した素晴らしい品種です。
「こんなにたくさん咲くなんてすごい!」
「この後のお手入れはどうすればいいの?」
「つるバラの剪定・誘引、やっぱり難しい?」
この記事では、そんな開花ラッシュが始まった「つるローズうらら」に改めて注目し、その基本情報から輝かしい魅力、初心者でも安心して育てられる詳しい方法、そしてつるバラとして美しく咲かせ続けるための重要な「剪定」と「誘引」のテクニック、さらには庭での素敵な活用アイデアまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「つるローズうらら」を自信を持って育て、その華やかなピンクの花を長く、そして豊かに楽しむための知識が身につくはずです。さあ、日本の気候が生んだ素晴らしいつるバラの世界へご案内しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。「つるローズうらら」も栽培しており、その成長記録や管理方法をブログやSNSで発信しています。
ブログ: https://02memo.seesaa.net/
YouTube: @02memo04 - バラの成長記録や剪定・誘引の様子を動画で詳しく解説!
再生リスト つるローズうらら Rose Urara Climbing
https://www.youtube.com/playlist?list=PLtPZdbGs7hVziKDOkbk3c-WKLLJdpgACz
Instagram: @02memo2 - 美しいバラの写真や庭の風景を発信中。
Pinterest: 02memo - つるバラを使ったガーデンデザインのアイデアなど。
X (Twitter): @02memo3 - 日々のバラ管理のポイントや開花情報をリアルタイムで。
1. 華やかピンクのクライマー:'つるローズうらら'とは?
まずは、「つるローズうらら」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールを見ていきましょう。
作出: 京成バラ園芸 / 日本
系統: Cl (クライミング・ローズ) - フロリバンダ 'ローズうらら' の枝変わり
樹形: クライミング(つる性)。太くしっかりした枝が伸び、大きく育つ。
樹高: 2.5m ~ 3m程度(環境や仕立て方による)
咲き方: 返り咲き。基本的には春に最も多くの花が咲き、その後、夏から秋にかけても繰り返し花を咲かせます。元テキストには「木が充実してくると春から冬まで咲く」とあるように、非常に返り咲き性が強く、条件が良ければほぼ四季咲きに近い感覚で長く楽しめます。
花色: 濃いローズピンク~ショッキングピンク。鮮やかで目を引く、華やかなピンク色です。
花形: 丸弁平咲き。カップ状に咲き始め、開くと中心部がやや抱えるような可愛らしい平咲きになります。
花径: 中輪 (8cm~10cm程度)
咲き方: 1~4輪程度の房咲きになることが多い。次々と咲く様子はまさに今、見頃です。
花持ち・耐雨性: 花持ちが良く、雨にも比較的強いため、美しい状態を長く楽しめます。
香り: 微香。香りは控えめです。
葉: 厚みがあり、やや光沢のある緑色の葉。
枝: 太くしっかりした枝が伸びます。情報によるとトゲは少ないとされ、誘引作業がしやすいと言われています。
耐病性: 元の 'ローズうらら' 同様、樹勢が強く、比較的病気に強いとされています。特にうどんこ病への耐性があると言われますが、環境によっては黒星病などが発生することもあるため、基本的な管理は必要です。
育てやすさ: 丈夫で樹勢が強く、日本の気候にも合っているため、初心者にも育てやすいつるバラとして人気があります。
人気品種 'ローズうらら' の血筋
「つるローズうらら」は、数々の賞を受賞し、その育てやすさと華やかさで非常に人気の高いフロリバンダ品種「ローズうらら」から生まれたつるバラです。元の品種が持つ、鮮やかな花色、抜群の花付きと花持ち、そして病気に強い強健さといった優れた性質をそのまま受け継いでいます。つる性になったことで、アーチやフェンス、壁面など、よりダイナミックにその美しさを楽しめるようになりました。
2. 'つるローズうらら' が愛される理由:その魅力に迫る!
なぜ「つるローズうらら」は多くのガーデナーに選ばれ、愛され続けているのでしょうか?
魅力1:とにかく鮮やか! 視線を集める華やかピンク
このバラの最大の魅力は、何と言ってもその鮮やかで目を引くローズピンクの花色です。「ショッキングピンク」と表現されることもある、明るく華やかなピンク色は、庭全体をパッと明るく彩り、遠くからでもその存在感を発揮します。曇りの日でも庭を元気づけてくれるような、パワーのある色合いです。次々と咲き始めた花々が、緑の葉によく映えています。
魅力2:可愛らしい花形と、雨にも負けない花持ちの良さ
丸みを帯びた花弁が重なる丸弁平咲きは、どこか優しく、可愛らしい印象を与えます。数輪の房になって咲くため、株全体が花で覆われるようなボリューム感も楽しめます。さらに、花持ちが非常に良く、雨にも強いため、美しい花を長く楽しめるのが大きなメリットです。天候に左右されにくいのは嬉しいポイントですね。
魅力3:春から秋まで咲き続ける! 驚きの返り咲き性
基本的には「返り咲き」に分類されますが、株が充実してくると、春の豪華な開花のあとも、夏、秋、そして時には初冬近くまで、繰り返し花を咲かせてくれます。ほぼ四季咲きに近い感覚で、非常に長い期間楽しめるのは、ガーデナーにとって大きな喜びです。今まさに次々と咲き始めた勢いを見ると、そのパワフルさがうかがえます。
魅力4:日本の気候が生んだ? 丈夫で育てやすい強健さ
日本のトップブランド、京成バラ園芸が生んだ品種であり、日本の気候風土に適した育てやすさを持っています。樹勢が強く、病気にも比較的強いため、バラ栽培初心者の方でも安心して挑戦できます。
魅力5:扱いやすい? トゲが少なく誘引しやすい枝
情報によると、トゲが少なく、枝も比較的しなやかで誘引しやすいとされています。これは、つるバラの管理作業(特に冬の誘引)において、非常に大きなメリットとなります。作業が楽になるのは嬉しいですね。(※トゲの程度は生育環境によって多少変化することもあります)
3. 'つるローズうらら'の育て方【完全ガイド】鮮やかピンクを咲かせよう!
ここからは、「つるローズうらら」を元気に育て、毎年たくさんの鮮やかな花を楽しむための具体的な方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 植え付け:最高のスタートを切るために!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも6時間以上の日照が確保できる、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。日当たりが良いほど、花付きが良く、株も元気に育ちます。
風通し: 風通しが良い場所は、病害虫の予防に繋がります。壁際などに植える場合も、壁との間に十分な空間を空けましょう。
誘引スペース: つるバラなので、枝を誘引するためのアーチ、フェンス、壁面、パーゴラ、オベリスクなどの構造物が必要です。大きく育つ品種なので、十分なスペースを確保できる場所を選びましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
市販の**「バラ用培養土」**を使うのが最も簡単です。
地植えの場合は、植え穴を大きく深く掘り、堆肥や腐葉土、元肥(緩効性肥料)をたっぷりと混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の**秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)**が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
苗の根鉢を軽くほぐします。裸苗は根を水に浸けて吸水させます。
植え穴または鉢に苗を置き、接ぎ木部分(株元のこぶ状の部分)が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。
土を丁寧に戻し入れ、隙間ができないように軽く押さえます。
植え付け後は、水をたっぷりと与えます。
地植えの場合は、仮の支柱を立てて株を安定させます。
3.2. 水やり:基本を守って、乾湿のメリハリを
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候、土の状態によって調整します。
生育期(春・秋): 乾きやすいので、土の表面が乾いたら与えます。特に開花期(今!)は、たくさんの花を咲かせるために水分を多く必要とするため、水切れに注意が必要です。
夏場: 乾燥が激しい場合は毎日~朝夕2回必要なことも。日中の高温時は避けます。
冬場(休眠期): 水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度にします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与える習慣を。
3.3. 肥料:繰り返し咲きを支える、途切れさせない栄養管理!
「つるローズうらら」は非常に開花期間が長いので、肥料を切らさないように管理することが、たくさんの花を咲かせ続けるための重要なポイントです。
寒肥(元肥): 冬(12月~1月頃)に、有機質肥料や緩効性化成肥料を株元に施します。
追肥:
芽出し肥: 春に新芽が動き出す頃(3月頃)に、緩効性化成肥料を与えます。
開花期の追肥: 花が次々と咲き始めたこの時期(4月~5月)は、開花エネルギーを補給するために、液体肥料を週に1回程度与えるのが非常に効果的です。
【重要】お礼肥(花後): 春の一番花が終わった後、そして夏や秋に花が咲き終わるたびに、消耗した体力を回復させ、次の開花を促すために、緩効性化成肥料や液体肥料を与えます。繰り返し咲く品種にとって、花後のお礼肥は非常に重要です。
秋肥: 夏剪定後(8月下旬~9月頃)、秋の開花に向けて追肥を行います。
ポイント: 必ず製品の規定量を守りましょう。バラ専用の肥料を使うと、バランス良く栄養を与えることができます。緩効性肥料を基本に、生育期・開花期には液体肥料を補助的に使うのがおすすめです。
3.4. 病害虫対策:強健だが油断は禁物!
「つるローズうらら」は比較的病気に強い品種とされていますが、油断は禁物です。基本的な病害虫対策は行いましょう。
耐病性: うどんこ病には比較的強いとされますが、環境によっては**黒星病(黒点病)**が発生することもあります。
注意すべき害虫: アブラムシ、ハダニ、チュウレンジハバチ、バラゾウムシなど、一般的なバラの害虫は発生する可能性があります。特にアブラムシは、咲き始めた柔らかい花びらや蕾に付きやすいので、こまめにチェックしましょう。
対策と予防:
風通しと日当たりを確保する: 適切な剪定と誘引が基本です。
定期的な観察: 葉の裏までこまめにチェックし、早期発見・早期対処を心がけます。
薬剤散布: 病害虫が発生しやすい時期(春先、梅雨時期など)には、予防的に薬剤(殺菌剤・殺虫剤)を散布するのも有効です。薬剤はローテーションして使用しましょう。開花期は薬剤が花にかからないように注意が必要です。
株元の管理: 株元を清潔に保ち、マルチングなどで泥はねを防ぐことも病気予防につながります。
4. 【重要】つるバラとしての剪定と誘引:'つるローズうらら'を美しく咲かせ続ける!
「つるローズうらら」を最大限に美しく咲かせるためには、つるバラとしての適切な「剪定」と「誘引」が欠かせません。特に、繰り返しよく咲く性質を引き出すための管理がポイントです。
4.1. 剪定と誘引の目的
美しい樹形を作り、構造物(アーチ、フェンス等)に沿わせる。
花付きを良くする(特に高い位置や、株全体で咲かせる)。
古い枝を整理し、株を若返らせる。
風通しや日当たりを改善し、病害虫を予防する。
4.2. 冬の剪定・誘引(12月~2月):春の景色を作るメイン作業!
冬の休眠期に行う剪定と誘引が、春の豪華な開花の基礎を作ります。
剪定:
まず、枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝などを付け根から切り取ります。
次に、株元から数えて3~4年以上経った古い主枝があれば、これも付け根から切り取り、新しい元気なシュートへの世代交代を促します。
残した若くて元気な主枝は、先端を軽く切り詰める程度にします。
その主枝から出ている**細い枝(側枝)**に春の花が咲きます。この側枝を、**付け根から数えて2~3芽(長さ15~20cm程度)**残して切り詰めます。
誘引:
剪定が終わったら、残した主枝をアーチ、フェンス、オベリスクなどの構造物に固定していきます。
最大のポイントは、枝をできるだけ水平に近い角度(斜め45度以下)に、緩やかなカーブを描くように寝かせて誘引すること! これにより、枝の各節から上向きに花を咲かせる側枝がたくさん伸びてきます。「上の方で咲いた」のは、この誘引がうまくいった証拠ですね!
枝同士が重ならないように、空間にバランス良く配置します。
麻ひもやビニールタイなどで、枝に食い込まないように、ゆとりを持たせて8の字に結びつけ、しっかりと固定します。
4.3. 花後の剪定(随時):繰り返し咲かせるための必須作業!
「つるローズうらら」は返り咲き性が強いので、花後の剪定が次の開花を促すために非常に重要です。
花がら切り: 咲き終わった花は、花がらだけでなく、花の下にある5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上で切り戻します。 これをこまめに行うことで、株の消耗を防ぎ、次の花芽が早く上がりやすくなります。今、次々と咲き始めた花も、終わったらこの作業を忘れずに行いましょう。房咲きの場合は、房全体の花が終わるのを待ってから、房の付け根で同様に切り戻します。
4.4. シュートの管理(春~夏)
春から夏にかけて、株元や枝の途中から勢いよく伸びてくるシュートは、来年以降の主役となる大切な枝です。
保護: 柔らかく折れやすいので、早めに支柱を立てて保護します。
仮誘引: 伸びてきたら、邪魔にならないように、また風で折れないように、支柱や既存の枝に軽く留めておきます(本格的な誘引は冬)。
4.5. 夏剪定(任意・8月下旬~9月上旬)
秋にもしっかり花を楽しみたい場合は、夏剪定を行います。春に咲いた枝や、夏の間伸びすぎた枝などを軽く切り戻し、株全体を整えます。
5. 'つるローズうらら' を活かすガーデンアイデア:華やかピンクを主役に!
鮮やかなピンク色の「つるローズうらら」は、庭の様々なシーンで主役級の活躍をしてくれます。
華やかなウェルカムアーチ: 庭の入り口に設置したアーチに誘引すれば、訪れる人を鮮やかなピンクの花で迎える、最高のウェルカムアーチになります。次々と咲くので、長く楽しめます。
フェンスや壁面を明るくドレスアップ: 単調になりがちなフェンスや壁面も、「つるローズうらら」を誘引すれば、一面が華やかなピンク色の花のスクリーンに変わります。
オベリスクやポールで存在感を: 庭の中にポイントとしてオベリスクやポールを立て、そこに絡ませれば、鮮やかなピンク色の花のタワーが楽しめます。
他の植物との組み合わせ:
クレマチス: 特に白や淡い紫、ブルー系のクレマチスとの組み合わせは、ピンク色を爽やかに引き立て、非常に美しいです。開花期を合わせるのがポイント。
他のバラ: アプリコット系や黄色のバラと合わせると、明るくポップな印象に。白バラと合わせると、清楚で上品な雰囲気に。
鉢植え(大型)での挑戦: 大きな鉢(10号以上推奨)としっかりした支柱(オベリスクなど)があれば、鉢植えで管理することも可能です。
6. まとめ:日本の庭を彩る、強くて美しいピンクのつるバラ
今回は、京成バラ園芸が生んだ人気のつるバラ、「つるローズうらら」について、その魅力、育て方の詳細、そしてつるバラとしての管理のコツを詳しくご紹介しました。
つるローズうららは、鮮やかなローズピンクの花が魅力の、日本の気候に適した強健なつるバラ。
元のフロリバンダ品種 'ローズうらら' の優れた性質(花付き・花持ちの良さ、育てやすさ)を受け継ぐ。
返り咲き性が非常に強く、春から秋まで繰り返し花を楽しめる。
育て方のポイントは、日当たりの確保、適切な水やりと肥料(特に花後のお礼肥)、そしてつるバラとしての冬の剪定・誘引。
トゲが少なく誘引しやすいとされる点も魅力(要確認)。初心者にもおすすめ。
アーチやフェンスなど、様々な場所で華やかに活躍する。
今まさに「次々と咲きだし」て、庭を鮮やかに彩り始めた「つるローズうらら」。その勢いのある開花は、春の喜びを私たちに力強く伝えてくれます。
丈夫で育てやすく、美しい花を長く楽しませてくれる「つるローズうらら」。ぜひ、あなたの庭にもお迎えして、その素晴らしい魅力を体験してみませんか?
[02memo]では、「つるローズうらら」の成長記録や開花の様子、剪定・誘引の具体的な方法なども、ブログやSNS、YouTubeで発信しています。ぜひ、チェックしてみてください!
つるローズうらら Rose Urara Climbing 京成バラ園芸 Keisei Rose Garden 日本 ツル クライミング・ローズ Cl クライミング 返り咲き ピンク系統 ショッキングピンク 丸弁平咲き 中輪 微香
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【つるローズうらら育て方】次々開花!鮮やかピンクの花を咲かせる!剪定・誘引のコツ徹底解説
「つるローズうらら Rose Urara Climbing 次々と咲きだした。2025年4月21日」
庭のバラたちが開花の号砲を鳴らす4月下旬、京成バラ園芸の「つるローズうらら」が、その素晴らしい花付きの良さを早速見せつけてくれています!数日前に最初の一輪が開いたかと思えば、あっという間にあちこちで蕾が開き、鮮やかなローズピンクの花が「次々と咲きだし」ました!アーチやフェンスを彩るその華やかな姿は、まさに春爛漫。庭全体が一気に明るく、そして心躍るような雰囲気に包まれます。
「つるローズうらら」は、人気のフロリバンダ品種「ローズうらら」の枝変わりとして誕生したクライミングローズ(つるバラ)。元の品種譲りの華やかな花色、抜群の花付きと花持ち、そして病気に強く育てやすい強健さを兼ね備え、さらに枝を長く伸ばして庭を立体的に彩ることができる、日本の気候にも適した素晴らしい品種です。
「こんなにたくさん咲くなんてすごい!」
「この後のお手入れはどうすればいいの?」
「つるバラの剪定・誘引、やっぱり難しい?」
この記事では、そんな開花ラッシュが始まった「つるローズうらら」に改めて注目し、その基本情報から輝かしい魅力、初心者でも安心して育てられる詳しい方法、そしてつるバラとして美しく咲かせ続けるための重要な「剪定」と「誘引」のテクニック、さらには庭での素敵な活用アイデアまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「つるローズうらら」を自信を持って育て、その華やかなピンクの花を長く、そして豊かに楽しむための知識が身につくはずです。さあ、日本の気候が生んだ素晴らしいつるバラの世界へご案内しましょう!
この記事を書いている人
[02memo] バラを中心にガーデニング情報や育て方、お買い物紹介などを発信する雑記ブログを2011年から運営中。「つるローズうらら」も栽培しており、その成長記録や管理方法をブログやSNSで発信しています。
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1. 華やかピンクのクライマー:'つるローズうらら'とは?
まずは、「つるローズうらら」がどのようなバラなのか、その基本的なプロフィールを見ていきましょう。
作出: 京成バラ園芸 / 日本
系統: Cl (クライミング・ローズ) - フロリバンダ 'ローズうらら' の枝変わり
樹形: クライミング(つる性)。太くしっかりした枝が伸び、大きく育つ。
樹高: 2.5m ~ 3m程度(環境や仕立て方による)
咲き方: 返り咲き。基本的には春に最も多くの花が咲き、その後、夏から秋にかけても繰り返し花を咲かせます。元テキストには「木が充実してくると春から冬まで咲く」とあるように、非常に返り咲き性が強く、条件が良ければほぼ四季咲きに近い感覚で長く楽しめます。
花色: 濃いローズピンク~ショッキングピンク。鮮やかで目を引く、華やかなピンク色です。
花形: 丸弁平咲き。カップ状に咲き始め、開くと中心部がやや抱えるような可愛らしい平咲きになります。
花径: 中輪 (8cm~10cm程度)
咲き方: 1~4輪程度の房咲きになることが多い。次々と咲く様子はまさに今、見頃です。
花持ち・耐雨性: 花持ちが良く、雨にも比較的強いため、美しい状態を長く楽しめます。
香り: 微香。香りは控えめです。
葉: 厚みがあり、やや光沢のある緑色の葉。
枝: 太くしっかりした枝が伸びます。情報によるとトゲは少ないとされ、誘引作業がしやすいと言われています。
耐病性: 元の 'ローズうらら' 同様、樹勢が強く、比較的病気に強いとされています。特にうどんこ病への耐性があると言われますが、環境によっては黒星病などが発生することもあるため、基本的な管理は必要です。
育てやすさ: 丈夫で樹勢が強く、日本の気候にも合っているため、初心者にも育てやすいつるバラとして人気があります。
人気品種 'ローズうらら' の血筋
「つるローズうらら」は、数々の賞を受賞し、その育てやすさと華やかさで非常に人気の高いフロリバンダ品種「ローズうらら」から生まれたつるバラです。元の品種が持つ、鮮やかな花色、抜群の花付きと花持ち、そして病気に強い強健さといった優れた性質をそのまま受け継いでいます。つる性になったことで、アーチやフェンス、壁面など、よりダイナミックにその美しさを楽しめるようになりました。
2. 'つるローズうらら' が愛される理由:その魅力に迫る!
なぜ「つるローズうらら」は多くのガーデナーに選ばれ、愛され続けているのでしょうか?
魅力1:とにかく鮮やか! 視線を集める華やかピンク
このバラの最大の魅力は、何と言ってもその鮮やかで目を引くローズピンクの花色です。「ショッキングピンク」と表現されることもある、明るく華やかなピンク色は、庭全体をパッと明るく彩り、遠くからでもその存在感を発揮します。曇りの日でも庭を元気づけてくれるような、パワーのある色合いです。次々と咲き始めた花々が、緑の葉によく映えています。
魅力2:可愛らしい花形と、雨にも負けない花持ちの良さ
丸みを帯びた花弁が重なる丸弁平咲きは、どこか優しく、可愛らしい印象を与えます。数輪の房になって咲くため、株全体が花で覆われるようなボリューム感も楽しめます。さらに、花持ちが非常に良く、雨にも強いため、美しい花を長く楽しめるのが大きなメリットです。天候に左右されにくいのは嬉しいポイントですね。
魅力3:春から秋まで咲き続ける! 驚きの返り咲き性
基本的には「返り咲き」に分類されますが、株が充実してくると、春の豪華な開花のあとも、夏、秋、そして時には初冬近くまで、繰り返し花を咲かせてくれます。ほぼ四季咲きに近い感覚で、非常に長い期間楽しめるのは、ガーデナーにとって大きな喜びです。今まさに次々と咲き始めた勢いを見ると、そのパワフルさがうかがえます。
魅力4:日本の気候が生んだ? 丈夫で育てやすい強健さ
日本のトップブランド、京成バラ園芸が生んだ品種であり、日本の気候風土に適した育てやすさを持っています。樹勢が強く、病気にも比較的強いため、バラ栽培初心者の方でも安心して挑戦できます。
魅力5:扱いやすい? トゲが少なく誘引しやすい枝
情報によると、トゲが少なく、枝も比較的しなやかで誘引しやすいとされています。これは、つるバラの管理作業(特に冬の誘引)において、非常に大きなメリットとなります。作業が楽になるのは嬉しいですね。(※トゲの程度は生育環境によって多少変化することもあります)
3. 'つるローズうらら'の育て方【完全ガイド】鮮やかピンクを咲かせよう!
ここからは、「つるローズうらら」を元気に育て、毎年たくさんの鮮やかな花を楽しむための具体的な方法を、詳しく解説していきます。
3.1. 植え付け:最高のスタートを切るために!
場所選び(最重要):
日当たり: バラは日光が大好きです! 1日に最低でも6時間以上の日照が確保できる、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。日当たりが良いほど、花付きが良く、株も元気に育ちます。
風通し: 風通しが良い場所は、病害虫の予防に繋がります。壁際などに植える場合も、壁との間に十分な空間を空けましょう。
誘引スペース: つるバラなので、枝を誘引するためのアーチ、フェンス、壁面、パーゴラ、オベリスクなどの構造物が必要です。大きく育つ品種なので、十分なスペースを確保できる場所を選びましょう。
土壌:
水はけと水持ちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
市販の**「バラ用培養土」**を使うのが最も簡単です。
地植えの場合は、植え穴を大きく深く掘り、堆肥や腐葉土、元肥(緩効性肥料)をたっぷりと混ぜ込んで土壌改良を行います。
植え付け時期:
大苗(裸苗、ポット苗): 休眠期の**秋(10月下旬~11月)または冬(1月~2月)**が最適。
新苗(春に販売される小さな苗): 春(4月~5月頃)。
植え付け方法:
苗の根鉢を軽くほぐします。裸苗は根を水に浸けて吸水させます。
植え穴または鉢に苗を置き、接ぎ木部分(株元のこぶ状の部分)が地面(または用土の表面)よりも少し上に出るように高さを調整します。
土を丁寧に戻し入れ、隙間ができないように軽く押さえます。
植え付け後は、水をたっぷりと与えます。
地植えの場合は、仮の支柱を立てて株を安定させます。
3.2. 水やり:基本を守って、乾湿のメリハリを
基本: 土の表面が乾いたら、鉢植えの場合は鉢底から水が流れ出るまで、地植えの場合は株元にたっぷりと与える。
頻度: 季節や天候、土の状態によって調整します。
生育期(春・秋): 乾きやすいので、土の表面が乾いたら与えます。特に開花期(今!)は、たくさんの花を咲かせるために水分を多く必要とするため、水切れに注意が必要です。
夏場: 乾燥が激しい場合は毎日~朝夕2回必要なことも。日中の高温時は避けます。
冬場(休眠期): 水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度にします。
注意点: 過湿は根腐れの原因になります。土の乾き具合を確認してから与える習慣を。
3.3. 肥料:繰り返し咲きを支える、途切れさせない栄養管理!
「つるローズうらら」は非常に開花期間が長いので、肥料を切らさないように管理することが、たくさんの花を咲かせ続けるための重要なポイントです。
寒肥(元肥): 冬(12月~1月頃)に、有機質肥料や緩効性化成肥料を株元に施します。
追肥:
芽出し肥: 春に新芽が動き出す頃(3月頃)に、緩効性化成肥料を与えます。
開花期の追肥: 花が次々と咲き始めたこの時期(4月~5月)は、開花エネルギーを補給するために、液体肥料を週に1回程度与えるのが非常に効果的です。
【重要】お礼肥(花後): 春の一番花が終わった後、そして夏や秋に花が咲き終わるたびに、消耗した体力を回復させ、次の開花を促すために、緩効性化成肥料や液体肥料を与えます。繰り返し咲く品種にとって、花後のお礼肥は非常に重要です。
秋肥: 夏剪定後(8月下旬~9月頃)、秋の開花に向けて追肥を行います。
ポイント: 必ず製品の規定量を守りましょう。バラ専用の肥料を使うと、バランス良く栄養を与えることができます。緩効性肥料を基本に、生育期・開花期には液体肥料を補助的に使うのがおすすめです。
3.4. 病害虫対策:強健だが油断は禁物!
「つるローズうらら」は比較的病気に強い品種とされていますが、油断は禁物です。基本的な病害虫対策は行いましょう。
耐病性: うどんこ病には比較的強いとされますが、環境によっては**黒星病(黒点病)**が発生することもあります。
注意すべき害虫: アブラムシ、ハダニ、チュウレンジハバチ、バラゾウムシなど、一般的なバラの害虫は発生する可能性があります。特にアブラムシは、咲き始めた柔らかい花びらや蕾に付きやすいので、こまめにチェックしましょう。
対策と予防:
風通しと日当たりを確保する: 適切な剪定と誘引が基本です。
定期的な観察: 葉の裏までこまめにチェックし、早期発見・早期対処を心がけます。
薬剤散布: 病害虫が発生しやすい時期(春先、梅雨時期など)には、予防的に薬剤(殺菌剤・殺虫剤)を散布するのも有効です。薬剤はローテーションして使用しましょう。開花期は薬剤が花にかからないように注意が必要です。
株元の管理: 株元を清潔に保ち、マルチングなどで泥はねを防ぐことも病気予防につながります。
4. 【重要】つるバラとしての剪定と誘引:'つるローズうらら'を美しく咲かせ続ける!
「つるローズうらら」を最大限に美しく咲かせるためには、つるバラとしての適切な「剪定」と「誘引」が欠かせません。特に、繰り返しよく咲く性質を引き出すための管理がポイントです。
4.1. 剪定と誘引の目的
美しい樹形を作り、構造物(アーチ、フェンス等)に沿わせる。
花付きを良くする(特に高い位置や、株全体で咲かせる)。
古い枝を整理し、株を若返らせる。
風通しや日当たりを改善し、病害虫を予防する。
4.2. 冬の剪定・誘引(12月~2月):春の景色を作るメイン作業!
冬の休眠期に行う剪定と誘引が、春の豪華な開花の基礎を作ります。
剪定:
まず、枯れ枝、病気の枝、細くて弱々しい枝、内向きに伸びる枝などを付け根から切り取ります。
次に、株元から数えて3~4年以上経った古い主枝があれば、これも付け根から切り取り、新しい元気なシュートへの世代交代を促します。
残した若くて元気な主枝は、先端を軽く切り詰める程度にします。
その主枝から出ている**細い枝(側枝)**に春の花が咲きます。この側枝を、**付け根から数えて2~3芽(長さ15~20cm程度)**残して切り詰めます。
誘引:
剪定が終わったら、残した主枝をアーチ、フェンス、オベリスクなどの構造物に固定していきます。
最大のポイントは、枝をできるだけ水平に近い角度(斜め45度以下)に、緩やかなカーブを描くように寝かせて誘引すること! これにより、枝の各節から上向きに花を咲かせる側枝がたくさん伸びてきます。「上の方で咲いた」のは、この誘引がうまくいった証拠ですね!
枝同士が重ならないように、空間にバランス良く配置します。
麻ひもやビニールタイなどで、枝に食い込まないように、ゆとりを持たせて8の字に結びつけ、しっかりと固定します。
4.3. 花後の剪定(随時):繰り返し咲かせるための必須作業!
「つるローズうらら」は返り咲き性が強いので、花後の剪定が次の開花を促すために非常に重要です。
花がら切り: 咲き終わった花は、花がらだけでなく、花の下にある5枚葉を1~2枚付けて、そのすぐ上で切り戻します。 これをこまめに行うことで、株の消耗を防ぎ、次の花芽が早く上がりやすくなります。今、次々と咲き始めた花も、終わったらこの作業を忘れずに行いましょう。房咲きの場合は、房全体の花が終わるのを待ってから、房の付け根で同様に切り戻します。
4.4. シュートの管理(春~夏)
春から夏にかけて、株元や枝の途中から勢いよく伸びてくるシュートは、来年以降の主役となる大切な枝です。
保護: 柔らかく折れやすいので、早めに支柱を立てて保護します。
仮誘引: 伸びてきたら、邪魔にならないように、また風で折れないように、支柱や既存の枝に軽く留めておきます(本格的な誘引は冬)。
4.5. 夏剪定(任意・8月下旬~9月上旬)
秋にもしっかり花を楽しみたい場合は、夏剪定を行います。春に咲いた枝や、夏の間伸びすぎた枝などを軽く切り戻し、株全体を整えます。
5. 'つるローズうらら' を活かすガーデンアイデア:華やかピンクを主役に!
鮮やかなピンク色の「つるローズうらら」は、庭の様々なシーンで主役級の活躍をしてくれます。
華やかなウェルカムアーチ: 庭の入り口に設置したアーチに誘引すれば、訪れる人を鮮やかなピンクの花で迎える、最高のウェルカムアーチになります。次々と咲くので、長く楽しめます。
フェンスや壁面を明るくドレスアップ: 単調になりがちなフェンスや壁面も、「つるローズうらら」を誘引すれば、一面が華やかなピンク色の花のスクリーンに変わります。
オベリスクやポールで存在感を: 庭の中にポイントとしてオベリスクやポールを立て、そこに絡ませれば、鮮やかなピンク色の花のタワーが楽しめます。
他の植物との組み合わせ:
クレマチス: 特に白や淡い紫、ブルー系のクレマチスとの組み合わせは、ピンク色を爽やかに引き立て、非常に美しいです。開花期を合わせるのがポイント。
他のバラ: アプリコット系や黄色のバラと合わせると、明るくポップな印象に。白バラと合わせると、清楚で上品な雰囲気に。
鉢植え(大型)での挑戦: 大きな鉢(10号以上推奨)としっかりした支柱(オベリスクなど)があれば、鉢植えで管理することも可能です。
6. まとめ:日本の庭を彩る、強くて美しいピンクのつるバラ
今回は、京成バラ園芸が生んだ人気のつるバラ、「つるローズうらら」について、その魅力、育て方の詳細、そしてつるバラとしての管理のコツを詳しくご紹介しました。
つるローズうららは、鮮やかなローズピンクの花が魅力の、日本の気候に適した強健なつるバラ。
元のフロリバンダ品種 'ローズうらら' の優れた性質(花付き・花持ちの良さ、育てやすさ)を受け継ぐ。
返り咲き性が非常に強く、春から秋まで繰り返し花を楽しめる。
育て方のポイントは、日当たりの確保、適切な水やりと肥料(特に花後のお礼肥)、そしてつるバラとしての冬の剪定・誘引。
トゲが少なく誘引しやすいとされる点も魅力(要確認)。初心者にもおすすめ。
アーチやフェンスなど、様々な場所で華やかに活躍する。
今まさに「次々と咲きだし」て、庭を鮮やかに彩り始めた「つるローズうらら」。その勢いのある開花は、春の喜びを私たちに力強く伝えてくれます。
丈夫で育てやすく、美しい花を長く楽しませてくれる「つるローズうらら」。ぜひ、あなたの庭にもお迎えして、その素晴らしい魅力を体験してみませんか?
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