風ノ旅ビトをやってみた。
2時間ぐらいで最後までプレイ出来た。評判通りで凄く面白い。100インチのプロジェクタ投影でプレイしたんだけど、このゲームこそ大画面がいい。物凄い埋没感で世界観を感じられる。
http://www.jp.playstation.com/scej/title/kazenotabibito/#Galleryゲーム内で文字による解説とか説明は一切無い。砂漠に放りだされて太陽と山を目指すゲーム。
そこに山が有るから的に取りあえず進んでいく。主人公は赤いアオリイカみたいなキャラで白いドングリ巨人みたいなのにに導かれて山頂を目指す。
飛んだ状態はアオリイカにソックリで俺の中ではイカにしか見えなくなった。
キャラの動きがスムーズで風の抵抗とか、山を登るときの傾斜抵抗の表現がうまい。下るときは滑るようにスピードが出て爽快感ある。
操作性と映像と音楽で独特の世界を作っていて、その中を歩いて世界を感じてプレイすべしみたい意図が感じられる。ワンダと巨像とかに近い。ナウシカとかも入っている。腐海の底みたい場所もあって、蟲っぽい敵もいる。
敵っぽいのから攻撃されるけど、こっちから反撃は出来ないのでひたすら逃げる。隠密行動が基本戦略。
ステージクリアごとに白いドングリ巨人との邂逅がある。
山に辿りついて登り始めると雪山で吹雪状態。この表現が凄い。風の強さが体感できそうなぐらい。コントローラに力が入る。
カメラアングルは自動で変わっていき演出で上方からの俯瞰になったりする。映画的な演出で盛り上がる。
吹雪を耐えて谷を抜けると晴れていて、その先は浮遊感を楽しみながら登っていくボーナスステージみたいになる。風に乗って飛ぶような感覚。
頂上に着くと旅も終りでエンディングとなる。
2時間ぐらいで終わるけど、達成感も満足感も凄くある。もう少し長くて良いような気もするが、このぐらいちょうどいいのかも知れない。
このゲームは1,200円ってのは安いと思う。ガッツリゲームをやる時間が無い人こそ是非やって欲しい。想像力を刺激する作品になっている。
パッケージソフトがソーシャルゲームに引きずられて残念な仕様になっていくなか、低価格の配信専用ソフトが本来のコンシューマゲームはこうあるべき形が完成していきている。
ユーザーから金を効率良く搾取する事が主目的でなく、ユーザーに感動体験を与えるのが目的の作品。
まだやったことのない、同じ開発元thatgamecompanyの作品もプレイしたくなった。
posted by 02memo at 00:34|
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